JP2008136268A - 小規模電力系統の需給制御方法および装置 - Google Patents

小規模電力系統の需給制御方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008136268A
JP2008136268A JP2006318502A JP2006318502A JP2008136268A JP 2008136268 A JP2008136268 A JP 2008136268A JP 2006318502 A JP2006318502 A JP 2006318502A JP 2006318502 A JP2006318502 A JP 2006318502A JP 2008136268 A JP2008136268 A JP 2008136268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
small
power system
scale power
supply
prediction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006318502A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Naoi
井 伸 也 直
Yasuyuki Miyazaki
崎 保 幸 宮
Koji Toba
羽 廣 次 鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2006318502A priority Critical patent/JP2008136268A/ja
Publication of JP2008136268A publication Critical patent/JP2008136268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】連系線の潮流の変動を抑制し、同時同量制御をより確実に実現する小規模電力系統の制御方法および制御装置を提供すること。
【解決手段】商用系統に連系され複数の制御可能な発電機を有する小規模電力系統内の負荷および前記発電機の発電電力の大きさを予測し、この予測に基き需給制御を行う小規模電力系統の需給制御方法において、前記負荷および自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の少なくとも一方の大きさを予測する予測周期、ならびに前記発電機に対し出力指令を出す指令時間間隔を変更することを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法、および装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、小規模電力系統、すなわち、負荷、この負荷に給電するための自然エネルギーで運転する発電量を制御できない発電機および発電量を制御可能な発電機により構成される小規模の電力系統であって商用系統に連系される電力系統の需給を制御するための需給制御方法および装置に関する。
小規模電力系統を商用系統と連系させるには、小規模電力系統と商用系統とを連系する連系線の潮流の変動を小さく保ち、さらにある時間内で商用系統からの電力の授受を同量にする同時同量条件を満たす必要がある。すなわち、電力会社の送電網を利用して送電するには、事業者は、当該事業者と契約するお客様の電力使用量と送電網への電力供給量とを所定時間(例えば30分)毎に±3%の範囲内でマッチングさせる義務がある。
そこで、電力会社との契約に則り、その契約内に収まるように連系線の潮流を制御することになるが、契約を逸脱した場合、反則金を要求される可能性がある。また小規模電力系統を商用系統から切り離して自立運転を行なう場合、小規模電力系統内で適切に電力の需給バランスをとらなければ、小規模電力系統内の周波数が変動し、小規模電力系統内に電力を安定に供給することができなくなる。
従来の小規模電力系統の需給制御では、上記問題の対策として、負荷や自然エネルギーを利用した発電電力を予測(監視)し、一定の時間間隔で需給のバランスをとるための出力指令を発電機に与える方法などが採られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−102364号公報 特開2005−157685号公報
しかしながら、上記方法では、負荷や自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測値と実績値とで差があると、連系線の潮流の変動が大きくなったり、同時同量制御が悪化したりする可能性がある。
以上のことから、小規模電力系統において、系統内の電力需給バランスを制御する需給制御は、系統内への電力安定供給を実現するために不可欠な機能である。
本発明は上述の点を考慮してなされたものであり、連系線の潮流の変動を抑制し、同時同量制御をより確実に実現する小規模電力系統の制御方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明では、下記第1および第2の発明を提供する。
第1の発明は、
商用系統に連系され複数の制御可能な発電機を有する小規模電力系統内の負荷の消費電力、または前記自然エネルギーで運転する発電機の発電電力を予測し、この予測に基き需給制御を行う小規模電力系統の需給制御方法において、
前記負荷の消費電力および前記自然エネルギーで運転する発電機の発電電力の少なくとも一方の大きさを予測する予測周期、および前記制御可能な発電機に対し出力指令を出す指令時間間隔を変更する
ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法、
である。
また第2の発明は、
複数台の発電機を有し商用系統と連系運転する小規模電力系統を運転制御する小規模電力系統の運転制御装置において、
連系線潮流の目標値と実績値との差を求める第1の加算器と、
前記発電機の容量比に応じて前記第1の加算器の出力の配分内容を決定する第1のスカラ配分器と、
前記複数の発電機の出力予測を第1の周期で出力する予測器と、
前記複数の発電機の容量比に応じて前記複数の発電機が出力すべき出力予測値の配分内容を決定する第2のスカラ配分器と、
前記第1のスカラ配分器による配分内容と前記第2のスカラ配分器の配分内容とを統合して出力指令を形成する第2の加算器と、
この第2の加算器からの出力指令を第2の周期で出力する出力指令器と
を備え、前記第1および第2の周期を変更することを特徴とする小規模電力系統の需給制御装置、
である。
本発明によれば、負荷の大きさまたは発電機の発電電力を予測する周期および出力指令の指令時間間隔を変更することにより、系統に最適な周期で予測して連系線の潮流の変動を抑え、同時同量制御を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例における負荷変動の様子を示す説明図である。ここでは、1台以上の制御可能な発電機と、1台以上の需要家(負荷)と、前記発電機の発電電力を制御する需給制御装置、および商用系統と連系するための連系線から構成される小規模電力系統において、前記需給制御装置で需要家や自然エネルギーを利用した発電機の発電電力を予測し、この予測値を需給制御に使う。
そして、この第1の実施例では、図1に示すように、負荷および自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測周期(=発電機への出力指令間隔)および制御可能な発電機に出力指令を出す指令時間間隔を適宜変更する方法について述べる。
なお、図1は、実線が負荷の変動を表しており、この予測値を●で表し、予測値を繋いだものが予測した負荷変動を表していて破線で示されている。
需給制御装置は、小規模電力系統が商用系統と連系しているときは、連系線の潮流がその目標値となるように制御を行い、小規模電力系統が商用系統と切り離されて自立運転をしているときは、小規模電力系統内の電力の需給バランスをとるような制御を行なう。
図2は、この需給制御装置の構成を示すブロック線図である。この図2では、説明を簡略化するため、制御可能な発電機は7A〜7Dの4台のみを示しているが、4台限定とするものではない。小規模電力系統と商用系統との連系線の潮流の目標値と実績値との差分ΔPtを加算器1で求め、それをスカラ配分器2に入力する。
スカラ配分器2では、制御可能な発電機7A〜7Dの容量比にしたがってΔPtを配分し、それぞれゲイン調整器3A〜3Dに出力する。ゲイン調整器3A〜3Dでは、入力された信号をそれぞれゲイン倍して加算器5A〜5Dに出力する。
一方、負荷や自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測を行なった場合、制御可能な発電機が出力しなくてはならない出力予測値Ppをスカラ配分器4に与える。スカラ配分器4では、スカラ配分器2と同様に、制御可能な発電機7A〜7Dの容量比にしたがってPpを配分し、それぞれ加算器5A〜5Dに出力する。加算器5A〜5Dでは、ゲイン調整器3A〜3Dの出力とスカラ配分器4の出力とをそれぞれ加算し、出力する。
なお、この出力信号が需給制御装置10からの出力指令となる。そして、この出力信号と、基準周波数と小規模電力系統内の周波数との差分Δfを加算器6A〜6Dで加算したものが、制御可能な発電機7A〜7Dに与える最終的な出力指令値となる。
ここで、負荷および自然エネルギー発電機の発電電力の予測を行なわない場合は、予測値Ppが0となることから、スカラ配分器4からの出力は0となり、ΔPtによる制御のみが需給制御から出力される。
また、小規模電力系統が自立運転しているときは、連系線の潮流の目標値と実績値とがともに0になるので、ΔPtは0となることから、Ppによる制御のみが需給制御から出力される。
したがって、小規模電力系統が自立運転を行い、かつ負荷および自然エネルギー発電の出力予測を行わない場合、需給制御からの出力指令は常に0となり、制御可能な発電機7A〜7DはΔfによる制御信号のみが与えられる。
図3は、本発明による小規模電力系統の需給制御における負荷および自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測、および制御のタイミングを示している。図3では、説明を簡単にするため、負荷の予測について予測周期を一定とした例を示している。
この図3において、実線が負荷の変動を表しており、これを予測して負荷の予測値の計算を終了したタイミングを白抜きの○、△等の記号で、この計算結果を発電機の出力指令に使うタイミングを黒塗りの●、▲等の記号で表している。そして、この黒塗りの●、▲等の記号を繋いだものが予測した負荷変動を表し、破線で表している。
この破線が負荷変動の予測内容となるので、これが小規模電力系統内の需要予測となり、小規模電力系統内の発電機に与える発電計画となる。予測周期は、予測の計算に必要な時間と同じかそれより長い時間とする。
図4は、負荷予測に基く発電機の運転フローチャートである。例として、図3における断面111から断面112の間での制御について説明する。
断面111になると同時に、予測計算(S201)により、断面113時点での負荷および自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測値を計算する(S202)。そして、その計算が終わると、断面112から断面113の間の制御可能な発電機が発電すべき量を断面112の予測値と断面113の予測値とから算出し、制御可能な発電機に出力指令を与える(S203)。制御可能な発電機が発電すべき量をPp、負荷の予測値をPl、自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測値をPnとすると、下式(1)で表すことができる。
Figure 2008136268
なお、制御可能な発電機が発電すべき量Ppは、図2の制御ブロックのスカラ配分器4に入力するPpである。そして、運転を継続する場合、つまり運転終了(S204)でない場合は、予測計算(S201)に戻る。
本発明に用いる予測の計算方法については、天候などを基にニューラルネットワークで予測する方法(例えば特許文献2)のように、一般的に知られた手法などを用いる。因みに、図3は、負荷についてのみ記載しているが、これは自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測についても同様である。
本発明は、図1に示すように、予測周期を変えて需給制御を行なうものである。予測周期および制御可能な発電機に出力指令を与える指令時間間隔を、短くまたは長くすることによる利点を次に示す。
予測の周期および制御可能な発電機に出力指令を与える指令時間間隔を短くすることにより、負荷と負荷予測との差を小さくできる。
図5(a),(b)は、負荷と負荷予測との関係を示した説明図であり、図5(a)は予測周期が長い場合、図5(b)は予測周期が短い場合を示している。予測周期とは、図5に示すように、断面121a,122a,123a,124aあるいは121a,121b,122a,122b,123a,123b,124aの間の期間を指す。
なお、説明を簡単にするため、負荷予測が負荷と完全に一致した場合について説明する。
予測周期および制御可能な発電機に出力指令を与える指令時間間隔が短いほど、負荷の予測値と実績値との差(図5中の斜線部分)が小さくなるが、この差が小さいほど負荷予測が当たっており、予測による需給制御が負荷に追従していることを示している。したがって、連系線の潮流の変動や同時同量を改善させることが可能となる。
図6(a),(b)は、予測周期の長短による負荷と負荷予測との差を示す説明図である。図6(a)は予測周期が長い場合、図6(b)は予測周期が短い場合を示している。この図6に示すように、予測周期を短くすることにより、ある程度の予測の精度があれば、予測が負荷の実績と多少ずれても予測が短い周期で行なわれることから、負荷や自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の変動のトレンドを捉えることができ、長い時間で見ると連系線の潮流の同時同量を改善させることが可能となる。
予測の周期および制御可能な発電機に出力指令を与える指令時間間隔を長くする場合、予測計算に用いる過去データのサンプリング間隔を変えずに予測計算に使う過去データを多くすれば、計算に要する時間は長くなるが、予測の計算精度を上げることができる。この場合、計算に要する時間が長くなるものの、予測周期が長くなったことにより予測周期内に計算を終了させることが可能である。
また、負荷および自然エネルギーによる発電電力の予測を自分では行なわず、外部の業者から購入するケースも考えられるが、この場合、データの購入数を減らすことができるので、予測に必要なコストを下げることができる。
(第2の実施例)
図7ないし図10は、本発明の第2の実施例を説明するための系統図(図7、図8)、負荷発電電力予測―発電機出力指令関係図(図9)、および発電機運転フローチャート(図10)である。
第2の実施例では、第1の実施例に記載の、負荷および自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測周期を、それぞれ個別に設定・変更する機能を付加する。例を挙げると、図7に示すように、負荷は30分、自然エネルギー発電機Aは15分、自然エネルギー発電機Bは10分としたり、図8に示すように、自然エネルギー発電機Aと自然エネルギー発電機Bとをまとめて、自然エネルギーグループとして一括で10分、負荷を負荷グループAと負荷グループBとに分割して、負荷グループAは30分とし、負荷グループBは20分とするというように、各機器で予測周期を設定・変更する。
図9は、例として図7のグループ分けとした場合の予測値と制御可能な発電機への出力指令値との関係を示している。断面131の時点で、負荷については断面131〜137の予測値は既に求められており、断面137までの間に断面137〜143の予測値を求める。
自然エネルギー発電機Aについては、断面131〜134の予測値は既に求められており、断面134までの間に断面134〜137の予測値を求める。一方、自然エネルギー発電機Bについては、断面131〜133の予測値は既に求められており、断面133までの間に断面133から135の予測値を求める。
今、負荷および自然エネルギー発電機Aおよび自然エネルギー発電機Bの予測値が揃っているのは断面131〜133であるので、負荷の予測値Pl、自然エネルギー発電機Aの発電予測値Pga、自然エネルギー発電機Bの発電予測値Pgb、制御可能な発電機への出力指令値をPpとすると、
Figure 2008136268
で、断面131〜133の制御可能な発電機への出力指令値Ppが算出される。断面133になると、自然エネルギー発電機Bの断面133〜135の予測値が求められているので、新たに断面133〜134の予測値が揃う。
これにより、断面133〜134の制御可能な発電機への出力指令値が算出できる。断面134以降も同様に、負荷、自然エネルギー発電機A、自然エネルギー発電機Bの全ての予測値が揃った時間について、制御可能な発電機への出力指令値を随時算出する。
図10は、負荷予測およびこれに基く発電機の運転フローチャートを示している。これは、第1の実施例の動作を示すフローチャート(図4)に、判断ステップ(S205)の処理を追加したものである。
判断ステップ(S205)では、ある1つの機器が予測計算を終了して、上記のように全ての予測値が揃ったか否かを判断し、揃った時間について発電機出力指令値を計算して(S202)発電機に指令し(S203)運転を継続する、つまり運転を終了(S204)でない場合は予測計算(S201)に戻る。一方、予測値が揃っていない場合、例えば予測周期が同じものが2つあり、一方は予測計算を終了し、もう一方がまだ予測計算を終了していない等の場合は予測計算(S201)に戻る。
これにより、短時間の変動が大きいか、または予測が外れ易いものを短周期で予測を行い、短時間の変動が小さいか、または予測が合い易いものを長周期で予測を行なうことが可能となる。これによる利点を、次に示す。
短周期で予測を行なうことにより、第1の実施例に示すように、連系線の潮流の変動を小さくできる。また、各機器について適切な予測周期で予測を行なうことが可能となり、第1の実施例よりも連系線の潮流の変動を小さくでき、同時同量も改善できる。
一方、長周期で予測を行なう場合、予測計算の方法により、得られる効果を変えることができる。代表的な例を、次に示す。第1の方法として、第1の実施例に示すように、過去のデータのサンプリング間隔を変えずに、予測計算に使う過去データを多くする方法がある。これによる効果は、第1の実施例に示すように、予測精度を上げられることである。
第2の方法として、過去データのサンプリング間隔を伸ばし、予測計算に使う過去データの数を、元の予測周期のものと同程度にする方法がある。
この場合、計算に要する時間は殆ど変わらないが、予測周期を伸ばしたことにより、計算機の計算能力に余裕ができる。この余裕ができた分を他の予測計算に当てることにより、他の予測計算を早く終了させることが可能となる。これにより、第1の実施例よりも、最短の予測周期を短くでき、連系線潮流の変動を小さくして同時同量を改善することが可能となる。
(第3の実施例)
図11および図12を参照して本発明の第3の実施例を説明する。第1の実施例または第2の実施例において、負荷および自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測値と実績値との差分を逐次計算し、予測誤差が大きい場合は予測周期を短くし、予測誤差が小さいときは予測周期を長くする機能を付加する。この機能を実現するための、予測値と実績値との差分の評価方法を次に示す。
負荷の実績値をlr、負荷の予測値をlp、予測周期をTpとする。さらに予測周期が変更になることを考慮して、誤差評価の単位時間をTcとする。これらを用いて評価値Eを表すと、下式(3)となる。
Figure 2008136268
予測周期補正用の項Tc/Tpでは、仮に単位時間を1時間、予測周期を30分とした場合、1/0.5=2となり、予測周期30分の場合の評価値Eは2倍となり、単位時間である1時間相当に換算した値となる。
ここで実際の機器では、サンプリングを行なって負荷の実績値と負荷の予測値とを比較する。この場合、上式(3)は下式(4)として考える。なお、下式(4)では予測周期Tp間でのサンプリング数をTsとしている。
Figure 2008136268
上式(3),(4)とも、評価値Eは、負荷の実績値および予測値の差分の絶対値を積算しているので、評価値Eが大きいほど、負荷の実績値と予測値とで差があることを示す。
この評価値Eは、図5の斜線部分により示されている。この値が閾値を超えた場合、予測周期を変更する。閾値の設定の仕方であるが、連系線の潮流で、同時同量を満たせる限界の値を閾値として設定する。
例えば、5分同時同量で±5%以内という仕様があった場合、この仕様を満たせる限界がE=0.5であれば、0.5が閾値となる。また逆に、予測周期を長くする場合については、下限の閾値を下回った場合に予測周期を長くする。
この下限の閾値は、予測周期変更後に同時同量の仕様を満たせるように設定する。例えば、上限の閾値をE=0.5、下限の閾値をE=0.1とした場合、Eが下限の閾値を下回ったことにより予測周期を長くしても、Eが上限の閾値である0.5を超えなければ、E=0.1を下限の閾値とすることができる。
なお、評価値Eの上、下限の値であるが、制御可能な発電機の運転状況等と対応したものをデータベースで持ち、それを参照する。なお、負荷の実績値を得るには、全ての負荷に電力計を設置したり、連系線の潮流と各発電機の発電出力から計算したりすればよい。計算により負荷の値Plを出す場合は、連系線の潮流をPt、各発電機の出力をPg1〜Pgnとすると、下式(5)で得られる。
Figure 2008136268
上式(5)において、小規模電力系統が自立運転をしている時はPt=0とすればよい。前者の方法であれば後者の方法より正確な値が得られ、後者の方法であれば前者の方法より初期コストを下げられる。
次に予測値と実績値との差分を逐次計算し、予測周期を随時変更する場合の負荷、および自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測、および制御のタイミングを図11に示す。
図11は、図3と同じように、実線が負荷の変動を表し、白抜き記号が予測計算終了タイミング、黒塗り記号が予測の計算結果を出力指令に使うタイミング、黒塗り記号を繋いだ破線が予測した負荷変動を表している。断面153において、評価値Eが上限閾値を超える。このとき予測周期を短くするが、次の断面154の予測値が既に算出されていることから、予測周期を短くして制御を行なうタイミングは次の断面である断面154以降となる。そして、この短くなった予測周期で暫く予測を行なう。なお、予測計算で使う予測周期Tおよびサンプル数Tsは、予測計算において即座に利用する。
断面156では、評価値Eが下限の閾値を下回る。このとき予測周期を長くするが、予測周期を長くするタイミングは、予測周期を短くするときと同様に、次の断面157の予測値が既に算出されていることから、次の断面である断面157以降となり、予測周期Tpおよびサンプル数Tsも同様に、即座に予測計算に利用する。
図12は、これをフローチャートで示したものである。例として、断面152から断面153の間での制御について説明する。断面152になると同時に、負荷での消費電力または自然エネルギーを利用した発電機の発電電力を測定(サンプリング)ステップ(S211)で測定し、その値を用いて評価値E計算ステップ(S212)で逐次評価値Eを計算する。
そして、判断ステップ(S213)で予測周期分の評価値Eの計算が終了したかを判断し、終了していなければ測定(S211)に戻り、終了していれば次の判断ステップ(S214)に移る。判断ステップ(S214)では、評価値Eが上限を超えているか(S215)、および下限を下回っているか(S216)の判断を行い、上限を超えた場合は予測周期を短くし、下限を下回った場合は予測周期を長くし、それ以外の場合は予測周期を変更しない。この結果を、予測周期変更指令ステップ(S217)で即座に、次の予測周期である断面122から断面124での予測計算に反映する。
予測計算のフローチャートについては、図12の右半分に示すように、図10のフローチャートに、上述の予測周期の結果を反映する予測周期変更(S206)を追加したものとなる。したがって、断面152から断面153の評価値Eの結果から予測周期変更が反映されるタイミングは、断面154となる。
以上説明したように、評価値Eを逐次計算することにより、随時自動で予測周期と制御可能な発電機への出力指令値を出す指令時間間隔を変更でき、自動的に最適な予測周期と制御可能な発電機への出力指令値を出す指令時間間隔で、需給制御を行なうことが可能となる。
(第4の実施例)
図13は、本発明の第4の実施例の動作を示すフローチャートである。この第4の実施例は、第1ないし第3の実施例の何れかにおける小規模電力系統と商用系統との連系線の潮流を観測し、連系線の潮流の変動が大きい場合は、全体的に予測周期を短くし、変動が小さい場合は、全体的に予測周期を長くする機能を付加したものである。
例を挙げると、第2の実施例を示す図7において、予測周期変更前の各予測周期は、負荷は30分、自然エネルギー発電機Aは15分、自然エネルギー発電機Bは10分であるが、これを負荷25分、自然エネルギー発電機Aは10分、自然エネルギー発電機Bは5分と、全ての機器の予測周期を変更する。
なお予測周期は、前述のように一律の時間で変更してもよいし、負荷24分、自然エネルギー発電機Aは8分、自然エネルギー発電機Bは12分と、変更前の予測周期に対し一律の割合で変更してもよい。
予測周期の変更方法は、上記の方法に限定されるものではなく、種々の変更方法で予測周期を変更することが可能である。そして、予測周期変更の判断には、連系線の潮流の瞬間的な変動が許容値に収まっているか、同時同量が満たせているか等の指標を用いる。
図13は、この制御動作を示すフローチャートである。この図13は、図12に示した評価値Eの計算部分のみを抜き出したものであり、図12と共通の部分は図12と同じ処理を行なうので説明を省略する。
唯一違う部分は、E判定214と予測周期変更指令(S217)との間に、判断ステップ(S219)以降の処理が追加されている点である。この処理は、測定ステップ(S211)から判断ステップ(S219)までの間に、上記指標を満たせなかった場合に全ての機器の予測周期を変更するものである。
以上説明したように、全体的に予測周期を短くすることにより、連系線の潮流の変動を小さくでき、同時同量を改善することが可能となる。また逆に、全体的に予測周期を長くすることにより、予測の精度を上げたり、予測データを購入する際のコストを下げたりすることができる。そして、全体の予測周期を一括して変更するため、第3の実施例よりも大きな効果を得ることが可能となる。
(第5の実施例)
本発明の第5の実施例は、第4の実施例を改良したものである。第4の実施例の制御を行なおうとした場合、小規模電力系統が自立運転をしているときは連系線の潮流が0であるので、第4の実施例の制御を行なうことができない。第5の実施例は、それを解決するものである。
第1の実施例ないし第3の実施例の何れかにおいて、小規模系統内の周波数を観測することにより、予測周期を変更する機能を付加する。小規模電力系統内の周波数と基準周波数(50Hz又は60Hz)との差が大きい場合は全体的に予測周期を短くし、基準周波数との差が小さい場合は全体的に予測周期を長くする。予測周期の変更方法については、第4の実施例と同じであるので説明を省略する。
なお、予測周期変更の判断となるものとして、周波数の瞬間的な変動が許容値に収まっているか、周波数が基準周波数から連続で下回った時間、上回った時間が許容値よりも長くないか等の指標を用いる。制御のフローチャートについては、第4の実施例の動作を示した図13と同じなので説明を省略する。
以上説明したように、小規模電力系統が自立運転をしている場合であっても、第4の実施例と同じ制御を行なうことが可能となる。
(第6の実施例)
本発明の第6の実施例は、制御により電力を出力し得るという点で制御可能な発電装置として、蓄電装置を用いて構成した例である。第1の実施例記載の構成において、発電電力は制御可能な発電機に出力指令が与えられるが、制御可能な発電機だけではなく、二次電池等の蓄電装置に出力指令を与える。この場合、制御ブロック線図は、図2における制御可能な発電機の一部を蓄電装置に交換したものである。蓄電装置は、需給制御装置からの出力指令に従い、放電または充電する。
このように蓄電装置を利用することにより、蓄電装置は一般的に制御可能な発電機よりも応答速度が速いので、制御可能な発電機のみの構成よりも需給バランスを取り易くなり、連系線の潮流の変動を小さくすることができ、同時同量も改善できる。
(第7の実施例)
図14は、本発明の第7の実施例の構成を示したものである。この第7の実施例では、第6の実施例におけるΔPtを、周波数分離用のフィルタを通して周波数の高い成分と周波数の低い成分とに分離し、この分離したΔPtをそれぞれ配分する機能を付加する。
このときの制御装置の構成を、図14を参照して説明する。なお、図14では説明を簡略化するため、制御可能な発電機は7A〜7Dの4台しかないが、4台限定とするものではない。また、フィルタを通した後の処理についても、7Aと7B、7Cと7Dというように、2台ずつ限定で制御するものではない。
この図14は、基本的な構成は図2と同じであるが、これに周波数分離用のフィルタ11A,11Bを追加し、フィルタAでは周波数の高い成分をスカラ配分器2Aに出力し、フィルタBでは周波数の低い成分をスカラ配分器2Bに出力する。
そして、スカラ配分器2A,2Bでは、それぞれフィルタで分離されたΔPtから、スカラ配分器2Aでは制御可能発電機7Aおよび7Bに、スカラ配分器2Bでは制御可能な発電機7Cおよび7Dに、それぞれに与える配分量を決定する。
なお、本発明は、周波数を高い、低い、の二者択一で分離するだけでなく、帯域通過フィルタを用いて特定の周波数に分離する方法でもよい。この場合、低周波、高周波に加え、特定の周波数帯のΔPtを制御に用いることができる
これにより、連系線の潮流の変動を周波数で分離できるので、周波数ごとに制御することができ、変動周波数に適した応答速度を持つ発電機に出力を割り振ることができる。したがって、第6の実施例よりも連系線の潮流の変動を小さくすることができる。
本発明の第1の実施例における制御方法を示す説明図。 本発明の第1の実施例の構成を示すブロック線図。 本発明の第1の実施例における制御方法をより具体的に示す説明図。 本発明の第1の実施例の動作を説明するフローチャート。 図5(a)は、本発明の第1の実施例における予測周期が長い場合の動作を示す説明図、図5(b)は同じく予測周期が短い場合の動作を示す説明図。 図6(a)は、本発明の第1の実施例における予測周期が長い場合の動作を示す説明図、図6(b)は、同じく予測周期が短い場合の動作を示す説明図。 本発明の第2の実施例における負荷配分を示す系統図。 本発明の第2の実施例におけるもう一つの負荷配分を示す系統図。 本発明の第2の実施例における負荷配分の時間的経緯を示すタイムチャート。 本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャート。 本発明の第3の実施例の動作を詳細に示す説明図。 本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャート。 本発明の第4および第5の実施例の動作を示すフローチャート。 本発明の第7の実施例の構成を示すブロック線図。
符号の説明
1… 加算器
2,2A,2B… スカラ配分器
3A,3B,3C,3D… ゲイン調整器
4… スカラ配分器
5A,5B,5C,5D… 加算器
6A,6B,6C,6D… 加算器
7A,7B,7C,7D… 発電量を制御可能な発電機または出力を制御可能な蓄電装置
10… 需給制御装置
11A,11B… 周波数分離フィルタ。

Claims (12)

  1. 商用系統に連系され複数の制御可能な発電機を有する小規模電力系統内の負荷または自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の大きさを予測し、この予測に基き需給制御を行う小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記負荷および前記自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の少なくとも一方の大きさを予測する予測周期、および前記発電機に対し出力指令を出す指令時間間隔を変更する
    ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  2. 請求項1記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記予測周期ならびに前記指令時間間隔を、個々に変更可能とする
    ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  3. 請求項1記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記負荷または前記自然エネルギーを利用した発電機の発電電力の予測値と実績値との予測誤差を逐次計算し、
    前記予測誤差が大きいときは、前記予測周期および前記指令時間間隔を短くし、
    前記予測誤差が小さいときは、前記予測周期および前記指令時間間隔を長くする
    ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  4. 請求項1記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記小規模電力系統とこの小規模電力系統と連系する商用系統との連系線の潮流を観測し、
    前記連系線の潮流の変動が大きいときは、全体的に、前記予測周期および前記指令時間間隔を短くし、
    前記連系線の潮流の変動が小さいときは、全体的に、前記予測周期および前記指令時間間隔を長くすることを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  5. 請求項1記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記小規模電力系統が自立運転している時は、前記小規模電力系統内の周波数の変動を見て、
    周波数の変動が大きいときは全体的に、前記予測周期および前記指令時間間隔を短くし、
    周波数の変動が小さいときは全体的に前記予測周期および前記指令時間間隔を長くすることを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  6. 請求項1記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記小規模電力系統と前記商用系統との連系線の潮流の目標値と実績値との差分を検出し、
    前記差分を前記発電機の容量比にしたがって各発電機に配分するように出力指令を与える
    ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  7. 請求項6記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記複数の発電機における制御可能な発電機に加え、出力を制御可能な蓄電装置を利用し、
    前記機器の容量比にしたがって出力指令を配分して与える
    ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  8. 請求項6記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記連系線の潮流の目標値と実績値との差分を検出し、
    この差分をいくつかの周波数成分に分離し、
    その周波数成分の周波数に対応した応答速度の機器に出力指令値を配分する
    ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  9. 請求項6記載の小規模電力系統の需給制御方法において、
    前記連系線の潮流の目標値と実績値との差分を検出し、
    この差分を周波数の高い成分と周波数の低い成分に分離し、
    周波数の高い成分を応答速度の速い機器に、
    周波数の低い成分を応答速度の遅い機器に、
    前記出力指令として配分する
    ことを特徴とする小規模電力系統の需給制御方法。
  10. 複数台の発電機を有し商用系統と連系運転する小規模電力系統を運転制御する小規模電力系統の運転制御装置において、
    連系線潮流の目標値と実績値との差を求める第1の加算器と、
    前記発電機の容量比に応じて前記第1の加算器の出力の配分内容を決定する第1のスカラ配分器と、
    前記複数の発電機の出力予測を第1の周期で出力する予測器と、
    前記複数の発電機の容量比に応じて前記複数の発電機が出力すべき出力予測値の配分内容を決定する第2のスカラ配分器と、
    前記第1のスカラ配分器による配分内容と前記第2のスカラ配分器の配分内容とを統合して出力指令を形成する第2の加算器と、
    この第2の加算器からの出力指令を第2の周期で出力する出力指令器と
    を備え、前記第1および第2の周期を変更することを特徴とする小規模電力系統の需給制御装置。
  11. 請求項10記載の小規模電力系統の需給制御装置において、
    前記第1の加算器の出力を所望倍にするゲイン調整器をそなえたことを特徴とする小規模電力系統の需給制御装置。
  12. 請求項10記載の小規模電力系統の需給制御装置において、
    前記加算器からの前記出力指令に、前記小規模電力系統内の周波数と基準周波数との差分を加算して前記出力指令を修正する補助加算器をそなえたことを特徴とする小規模電力系統の需給制御装置。
JP2006318502A 2006-11-27 2006-11-27 小規模電力系統の需給制御方法および装置 Pending JP2008136268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006318502A JP2008136268A (ja) 2006-11-27 2006-11-27 小規模電力系統の需給制御方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006318502A JP2008136268A (ja) 2006-11-27 2006-11-27 小規模電力系統の需給制御方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008136268A true JP2008136268A (ja) 2008-06-12

Family

ID=39560724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006318502A Pending JP2008136268A (ja) 2006-11-27 2006-11-27 小規模電力系統の需給制御方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008136268A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114899A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Fuji Electric Systems Co Ltd 負荷周波数制御方法及び負荷周波数制御装置
JP2013027196A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 受電デマンド監視制御方法および自家用発電プラント
JP2014049464A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Toshiba Corp 電力制御装置、電力制御システムおよび電力制御方法
JP2019146283A (ja) * 2018-02-15 2019-08-29 東北電力株式会社 電力需要予測装置、電力需要予測方法及び電力需要予測プログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011114899A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Fuji Electric Systems Co Ltd 負荷周波数制御方法及び負荷周波数制御装置
JP2013027196A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 受電デマンド監視制御方法および自家用発電プラント
JP2014049464A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Toshiba Corp 電力制御装置、電力制御システムおよび電力制御方法
JP2019146283A (ja) * 2018-02-15 2019-08-29 東北電力株式会社 電力需要予測装置、電力需要予測方法及び電力需要予測プログラム
JP7075772B2 (ja) 2018-02-15 2022-05-26 東北電力株式会社 電力需要予測装置、電力需要予測方法及び電力需要予測プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5462868B2 (ja) 電力損失モデルを用いて電力システムの効率を最適化する装置および方法
KR102233790B1 (ko) 포트폴리오 관리된, 수요측 응답 시스템
CN102138266B (zh) 电力供求运用管理服务器和电力供求运用管理系统
EP1924896B1 (en) Predictive contract system and method
JP5178242B2 (ja) エネルギー貯蔵装置の運転計画作成方法および運転計画作成装置
WO2015004893A1 (ja) 電力管理装置、電力管理システム、サーバ、電力管理方法、プログラム
Tabandeh et al. Reliability constrained congestion management with uncertain negawatt demand response firms considering repairable advanced metering infrastructures
WO2016040774A1 (en) Resource control by probability tree convolution production cost valuation by iterative equivalent demand duration curve expansion (aka. tree convolution)
JP2006304402A (ja) 分散型エネルギーシステムの制御装置、制御方法、プログラム、および記録媒体
JP2007199862A (ja) エネルギー需要予測方法、予測装置、プログラム、および記録媒体
Daneshi et al. Mixed integer programming method to solve security constrained unit commitment with restricted operating zone limits
WO2014042219A1 (ja) 電力管理方法、電力管理装置およびプログラム
JP5028136B2 (ja) 電力供給システム、電力供給方法および電力会社の計算機
JP2018106431A (ja) 設備機器運転計画生成装置および方法
JP5833851B2 (ja) グリッド周波数レート制限システム
JP2008136268A (ja) 小規模電力系統の需給制御方法および装置
JP2008086147A (ja) エネルギー需要予測方法、予測装置、プログラム及び記録媒体
Hermans et al. Analysis on the interaction between short-term operating reserves and adequacy
CN110738368A (zh) 一种电能量申报偏差量收益回收计算方法及系统
Xu et al. Quantifying flexibility of industrial steam systems for ancillary services: a case study of an integrated pulp and paper mill
JP5668969B2 (ja) 電源出力制御装置、需要電力制御システム、電源出力制御方法、および電源出力制御プログラム
RU2470439C2 (ru) Способ и устройство для мониторинга электрической сети
JP2006325336A (ja) 分散型エネルギーシステムの制御装置、方法、およびプログラム
WO2017163934A1 (ja) 電力制御システム、制御装置、制御方法およびコンピュータプログラム
EP3089305A1 (en) Arrangement for operating a smart grid