JP2008136065A - プロファイル補正装置とプロファイル補正方法および画像形成装置とプログラム - Google Patents

プロファイル補正装置とプロファイル補正方法および画像形成装置とプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デバイス非依存のプロファイルデータが存在しないデバイスリンクプロファイルに対しても階調補正を行なえるようにする。
【解決手段】対象格子点抽出部331は、デバイスリンクプロファイルをK値毎に分割することにより、C、M、Yの各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている3次元パラメータを生成し、この3次元パラメータからC、M、Yのいずれかが100%となる格子点を対象格子点として抽出する。つぶれ範囲判定部332は、抽出された対象格子点毎に、3次元パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対して出力値がつぶれているつぶれ範囲(階調補正対象範囲)を判定する。パラメータ調整部333は、つぶれ範囲判定部332により判定されたつぶれ範囲の境界点と基準点との間に含まれる格子点を調整点として、この調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像データの色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルのパラメータの補正を行なうためのプロファイル補正装置および補正方法に関する。
雑誌や本を作成する場合に、デザイン会社/雑誌社/印刷会社など複数の会社間で協力して行われている。しかし、一般的に、デザイン会社/雑誌社/印刷会社は異なる場所に存在するため、デザインや校正は、複数の場所で実施されることになる。このように複数の異なる場所で1つの印刷データに対する校正等を行う場合、印刷データを異なる場所に送付して、それぞれ異なるプリンタにより印刷することになる。
しかし、それぞれのプリンタの色再現特性はかならずしも同一ではないため、それぞれのプリンタにより印刷される印刷物の色彩が異なってしまう。そのため、各印刷物において目的の色を再現することを目的として、CMYK−CMYKのデバイスリンクプロファイルを用いて各印刷装置毎に画像データの色補正を行なってプリントすることが行なわれている。ここで、CMYK−CMYKのデバイスリンクプロファイルとは、CMYKの画像データからCMYKの画像データへの色変換を直接行なうための印刷プロファイルデータである。
このデバイスリンクプロファイルを用いることにより、画像データのみを受け渡したとしても印刷装置の色再現特性による影響を受けることなく画像の印刷を行なうことが可能となる。しかし、このデバイスリンクプロファイルを用いたとしても、印刷装置の暗部の色再現領域がターゲットの色域より狭い場合には、印刷物の暗部がつぶれてしまう現象が発生する。
このような問題の発生を防ぐため、出力デバイスの色再現領域が狭い場合に印刷データの階調補正を行って色再現領域内に収めるようにした階調補正方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1には、グレー方向についての諧調補正を高い精度で行なうことを目的として、標準値色度値を色再現領域内に収める調整を施した値と出力したグレーパッチを測色した色度値データとから、色再現領域外となってしまうグレー部分を色再現領域内の目標色度値に調整する方法が開示されている。
しかし、この特許文献1に開示された方法では、色再現領域外のグレー部分を調整する際に、標準値色度値および出力値を測色することが必要となる。そのため、L*a*b*等のデバイスインディペンデント(デバイス非依存)なプロファイルデータが存在することが前提となる。
従って、上述したような従来の方法を用いたとしても、デバイスディペンデント(デバイス依存)なCMYKの画像データからCMYKの画像データへ直接変換するためのデバイスリンクプロファイルのように測色値情報がないプロファイルデータに関しては、プロファイルのみから階調補正を施すことができない。
特開2004−015678号公報
上述した従来の階調補正方法では、デバイスディペンデントな画像データ間の色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルに関しては、プロファイルデータのみから階調補正を行なうことができないという問題点があった。
本発明の目的は、デバイスリンクプロファイルのようにデバイスインディペンデントなプロファイルデータが存在しないプロファイルデータに対しても階調補正を行なうことが可能なプロファイル補正装置および補正方法と画像形成装置を提供することである。
[プロファイル補正装置]
上記目的を達成するために、本発明のプロファイル補正装置は、画像データの色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定するための対象格子点を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整する調整手段とを有する。
好ましくは、前記デバイスリンクプロファイルを構成するパラメータが、各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている3次元パラメータ、または4次元パラメータである。
好ましくは、前記調整手段は、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点を結ぶ直線上の格子点および該直線が通過する格子面を構成する格子点を調整点とする。
好ましくは、前記調整手段は、対象格子点のパラメータが、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点のパラメータとなるように前記各調整点のパラメータの調整を行なう。
好ましくは、前記調整手段は、前記基準点と、パラメータを変化させない範囲を定めるための固定点との間の格子点のパラメータが変化しないように調整点として選択された各格子点のパラメータの値を調整する。
好ましくは、前記基準点として、各色の入力値が同じ値となる格子点を選択する。
[画像形成装置]
また、本発明の画像形成装置は、画像データを受け付ける受付手段と、
設定されたデバイスリンクプロファイルを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されたデバイスリンクプロファイルに基づいて、前記受付手段により受け付けられた画像データの色変換を行う色変換手段と、
前記色変手段により色変換が行なわれた後の画像データに基づいて形成された画像を出力する画像出力手段と、
前記格納手段に格納されたデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定するための対象格子点を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定する判定手段と、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整する調整手段とを有するプロファイル補正装置とを備えている。
[プロファイル補正方法]
また、本発明のプロファイル補正方法は、画像データの色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定する対象格子点を抽出し、
抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定し、
判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整する。
[プログラム]
また、本発明のプログラムは、画像データの色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定する対象格子点を抽出するステップと、
抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定するステップと、
判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整するステップとをコンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、デバイスリンクプロファイルのように測色値情報がないプロファイルデータに対してもプロファイルデータのみからつぶれを判定し、このつぶれが解消されるようにデバイスリンクプロファイルの調整を行なうことが可能になるという効果を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態の画像形成装置10を含む画像処理システムの構成を示す図である。
図1に示すように、画像処理システムは、ネットワーク14を介して接続された画像形成装置10および端末装置12を含む。端末装置12は、印刷ジョブ等の印刷データを生成して、画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置12から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を印刷用紙上に出力する。
次に、本実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。
画像形成装置10は、図2に示されるように、CPU18、メモリ19、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置22、ネットワーク14を介して外部のコンピュータなどとデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)24、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置26、印刷部28を有する。これらの構成要素は、制御バス16を介して互いに接続されている。
CPU18は、メモリ19または記憶装置22に格納された画像処理プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。
図3は、上記の画像処理プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置10は、図3に示されるように、画像データ受付部31と、色変換装置32と、プロファイル補正装置33と、デバイスリンクプロファイル格納部34と、画像出力部35とを有している。
画像データ受付部31は、CMYK表色系により表現された画像データを受け付ける。デバイスリンクプロファイル格納部34は、外部から設定されたデバイスリンクプロファイルを格納する。
色変換装置32は、デバイスリンクプロファイル格納部34に格納されたデバイスリンクプロファイルに基づいて、画像データ受付部31により受け付けられた画像データの色変換を行なって画像出力部35に対して出力する。画像出力部35は、色変換装置32により色変換が行なわれた後の画像データに基づいて形成された画像を出力する。
プロファイル補正装置33は、デバイスリンクプロファイル格納部34にデバイスリンクプロファイルが格納されると、以下に説明する方法により階調のつぶれが発生しないようにデバイスリンクプロファイルの補正を行なう。
ここで、デバイスリンクプロファイルとは、CMYK−CMYK変換のように、デバイスディペンデント(デバイス依存)な画像データ間での色変換を行なうための印刷プロファイルデータであり、具体的には図4に示されるようにDLUT(Direct Look Up Table)により実現される。
次に、図3に示したプロファイル補正装置33の構成を図5のブロック図を参照して説明する。
プロファイル補正装置33は、図5に示されるように、対象格子点抽出部331と、つぶれ範囲判定部332と、パラメータ調整部333とから構成されている。
対象格子点抽出部331は、デバイスリンクプロファイル格納部34に格納されたデバイスリンクプロファイルをK(ブラック)値毎に分割することにより、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている3次元パラメータを生成する。そして、対象格子点抽出部331は、この3次元パラメータから階調がつぶれているか否かを判定する対象格子点を抽出する。具体的には、対象格子点抽出部331は、この3次元パラメータからC、M、Yのいずれかが100%となる格子点を対象格子点として抽出する。
つぶれ範囲判定部332は、対象格子点抽出部331により抽出された対象格子点毎に、3次元パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対して出力値がつぶれているつぶれ範囲(階調補正対象範囲)を判定する。ここで、本実施形態においては、基準点としてC、M、Yの値が0である白点(0、0、0)を用いるものとして説明する。
なお、つぶれ範囲を判定する際には、つぶれ範囲判定部332は、出力値の変化量があるしきい値α以下であり、かつ最大出力値に対する割合がβ%以上である範囲をつぶれ範囲として判定する。
ここで、「つぶれ」とは、入力データの値が変化しても出力値がほとんど変化しないため、入力データの階調が出力画像において再現されなくなってしまうことを意味する。
パラメータ調整部333は、つぶれ範囲判定部332により判定されたつぶれ範囲の境界点と基準点との間に含まれる格子点を調整点として、この調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整する。
また、パラメータ調整部333は、つぶれ範囲判定部332により判定されたつぶれ範囲の境界点と基準点を結ぶ直線上の格子点およびこの直線が通過する格子面を構成する格子点を調整点とする。
また、パラメータ調整部333は、対象格子点のパラメータが、つぶれ範囲判定部332により判定された階調補正対象範囲の境界点のパラメータとなるように各調整点のパラメータの調整を行なう。
さらに、パラメータ調整部333は、基準点と、パラメータを変化させない範囲を定めるための固定点との間の格子点のパラメータが変化しないように調整点として選択された各格子点のパラメータの値を調整する。
次に、本実施形態の画像形成装置10におけるプロファイル補正装置33の動作を図6のフローチャートを参照して詳細に説明する。
先ず、対象格子点抽出部331は、図7に示すように、デバイスリンクプロファイル格納部34に格納されているデバイスリンクプロファイルの各パラメータをK値ごとに分割してグループ化する(S101)。このようにデバイスリンクプロファイルはK値毎に分割されることにより、図7に示すように、C、M、Yの値を変数とする複数の3次元パラメータ70に分割されることになる。
この3次元パラメータ70は、それぞれ、図8に示されるように、C、M、Yの各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている。図8に示す例では、1つの格子点80のみが示されているが実際には、規定された入力値が組み合わされた全て場所に格子点が設けられている。
次に、対象格子点抽出部331は、この3次元パラメータからC、M、Yのいずれかが100%となる格子点を対象格子点として抽出する(S102)。
次に、つぶれ範囲判定部332は、抽出されたた各対象格子点ごとに、対象格子点と基準点を結んだ線上にいて階調がつぶれている範囲をつぶれ範囲(階調補正対象範囲)として判定する(S103)。ここでは、基準点として、C、M、Yのいずれの色も0%である白点(0、0、0)を選択した場合を用いて説明する。
つぶれ範囲判定部332によるつぶれ範囲を判定するS103の動作の詳細を図9のフローチャートに示す。
まず、つぶれ範囲判定部332は、対象格子点と基準点とを結んだ直線上において入力値と出力値との関係を算出する(S201)。
例えば、図10に示されるように、Kの値がある値の3次元パラメータにおいて、選択した対象格子点91と基準点90との間を直線により結び、この直線上において入力値と出力値との関係を求める。例えば、つぶれ範囲判定部332は、対象格子点91を選択した理由がCの値が100%である場合、Cの値が0〜100%に変化した際に色変換後のCの値がどのように変化するかを算出する。なお、直線上に格子点が存在する場合には、その格子点に対して設定されているパラメータの値を用いるが、この直線上に他の格子点が重ならない場合には、周囲の複数の格子点の値から補間することにより直線上の値を算出する。このようにして算出された入力値と出力値の関係の一例を図11に示す。
次に、つぶれ範囲判定部332は、図11に示したグラフにおいて対象格子点と基準点との間で変化量(グラフの傾き)がα以下となる範囲を抽出する(S202)。そして、つぶれ範囲判定部332は、抽出された範囲の値が最大出力値のβ%以内であるか否かを判定し(S203)、β%以内でない場合には、抽出された範囲の値が最大出力値のβ%以内となるようにこの範囲を変更する(S204)。
そして、つぶれ範囲判定部332は、最終的にこの範囲をつぶれ範囲として決定する(S205)。図11に示した例では、A2〜A4の範囲がつぶれ範囲として判定されている。
つまり、つぶれ範囲判定部332は、下記の2つの条件を満たす範囲をつぶれ範囲として判定する。
(1)C、M、Yの出力値の変化量<α
(2)つぶれ範囲における出力値が最大出力値のβ%以内
このように、変化量だけでなく出力値の大きさを条件としている理由は、元のターゲットデータの色が薄い場合に誤検出されることを防止するためのである。
このようにつぶれ範囲判定部332によりつぶれ範囲の判定が行われると、次にパラメータ調整部333は、つぶれ範囲判定部332により判定されたつぶれ範囲の境界点と基準点を結ぶ直線上の格子点およびこの直線が通過する格子面を構成する格子点を調整点とする(図6のS104)。
具体的には、パラメータ調整部333は、図12に示すような方法により調整点を決定する。ここでは、固定点A1と基準点の間の格子点は、パラメータは変化させないようにするものとする。そのため、パラメータ調整部333は、つぶれ範囲の境界点A2と固定点A1との間の直線が通過する格子面を構成する格子点B1〜B4を調整点とする。
そして、つぶれ範囲判定部332およびパラメータ調整部333により、対象格子点抽出部331により抽出された全ての対象格子点に対する処理が終了すると(S105)、パラメータ調整部333は、図13に示すような方法により、調整点のパラメータの調整処理を行う(S106)。
この図13を参照するとわかるように、対象格子点A4と境界点A2との間のつぶれ範囲では階調がつぶれていると判定されたため、境界点A2のパラメータを、対象格子点A4の補正後の新たなパラメータとして設定する。
そして、パラメータ調整部333は、対象格子点A4と固定点A1との間の各格子点および調整点のパラメータを順次補正する。
具体的には、パラメータ調整部333は、調整点B1〜B4のパラメータを、調整点B1〜B4と基準点とを結んだ線上において下記に示すBn調整距離だけ基準点側に移動した点のパラメータの値に調整する。
Bn調整距離=(A3−A1)×(A4−A2)/(A4−A1)
ここで、調整点B1〜B4により構成される格子面が、基準点と対象格子点A4との間の直線と交わる点をA3とする。そして、A3の調整距離≒Bn調整距離はほぼ等しいものとする。
境界点A2と固定点A1との間距離A2−A1と、対象格子点A4と固定点A1との比は、(A4−A1)/(A2−A1)となる
よって、補正後の点A3に対して設定すべきパラメータを有する点をA3’とすると、A3’−A1は下記の式により算出される。
A3’−A1=(A3−A1)×(A2−A1)/(A4−A1)
そのため、A3の調整距離は、(A3−A1)−(A3’−A1)となり、最終的には(A3−A1)×(A4−A2)/(A4−A1)となる。
そして、全てのK値に対するプロファイルの調整が終了すると(S107)、処理は終了する。
このように本実施形態のプロファイル補正装置33は、デバイスリンクプロファイル内につぶれが発生しているかどうかを検査して、つぶれが発生していた場合には、これを改善するデバイスリンクプロファイルを作成する。したがって、手元にこのデバイスリンクプロファイルを作成した元となるデータがない場合でも、本実施形態による方法を用いてデバイスリンクプロファイルを調整することで、暗部領域につぶれがなく、階調再現を保った印刷物を得ることができる。
そのため、印刷/出版/広告会社など、複数の会社で協力して雑誌や本を作成している場合でも、作成済みのデバイスリンクプロファイルを使用して印刷を行う際の階調のつぶれの発生を防止することが可能であるため、各会社間の作業を止めずにすむ。
なお、本実施形態では、基準点としてC、M、Yの値が0である白点(0、0、0)を用いていたが、このように白点を基準点とすると調整後の各格子点のパラメータが白方向に寄ることにより画像全体が白っぽくなる場合がある。そのため、各色の入力値が同じ値となる(C=M=Yとなる)他の格子点を基準点として用いるようにしてもよい。例えば、C、M、Yの値が(10%、10%、10%)となる点を基準点として用いることができる。
[変形例]
上記実施形態では、CMYK表色系の画像データ間の色変換を行なうデバイスリンクプロファイルのつぶれ補正を行なう場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のデバイスディペンデントな画像データ間の色変換を行なうデバイスリンクプロファイルのつぶれ補正を行なう場合でも同様に適用することができるものである。例えば、RGB→RGB変換や、RGB→CMYK変換を行なうようなデバイスリンクプロファイルの色補正を行う場合にも、本発明は同様に適用することができるものである。
また、上記実施形態では、対象格子点抽出部331が3次元パラメータを生成する場合を用いて説明しているが、色補正を行おうとするデバイスリンクプロファイルによっては、4次元パラメータを生成する場合もある。
本発明の一実施形態の画像形成装置を含む画像処理システムの構成を示すシステム図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 デバイスリンクプロファイルを説明するための図である。 図3に示したプロファイル補正装置33の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置10の動作を示すフローチャートである。 対象格子点抽出部331が3次元パラメータを生成する動作を説明するための図である。 3次元パラメータ70の構成を説明するための図である。 つぶれ範囲判定部332によるつぶれ範囲を判定する動作を説明するためのフローチャートである。 対象格子点91と基準点90との間を直線により結んだ状態を説明するための模式図である。 つぶれ範囲判定部332により算出された入力値と出力値の関係の一例を示す図である。 パラメータ調整部333が調整点を決定する際の動作を説明するための図である。 パラメータ調整部333が調整点のパラメータの調整処理を行う際の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 端末装置
14 ネットワーク
16 制御バス
18 CPU
19 メモリ
20 端末装置
22 記憶装置
24 通信インタフェース(IF)
26 ユーザインタフェース(UI)装置
28 印刷部
31 画像データ受付部
32 色変換装置
33 プロファイル補正装置
34 デバイスリンクプロファイル格納部
35 画像出力部
70 3次元パラメータ
80 格子点
90 基準点
91 対象格子点
331 対象格子点抽出部
332 つぶれ範囲判定部
333 パラメータ調整部
S101〜S107 ステップ
S201〜S205 ステップ

Claims (24)

  1. 画像データの色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定するための対象格子点を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整する調整手段と、
    を有するプロファイル補正装置。
  2. 前記デバイスリンクプロファイルを構成するパラメータが、各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている3次元パラメータ、または4次元パラメータである請求項1記載のプロファイル補正装置。
  3. 前記調整手段は、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点を結ぶ直線上の格子点および該直線が通過する格子面を構成する格子点を調整点とする請求項1または2記載のプロファイル補正装置。
  4. 前記調整手段は、対象格子点のパラメータが、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点のパラメータとなるように前記各調整点のパラメータの調整を行なう請求項1から3のいずれか1項記載のプロファイル補正装置。
  5. 前記調整手段は、前記基準点と、パラメータを変化させない範囲を定めるための固定点との間の格子点のパラメータが変化しないように調整点として選択された各格子点のパラメータの値を調整する請求項4記載のプロファイル補正装置。
  6. 前記基準点は、各色の入力値が同じ値となる格子点である請求項1から5のいずれか1項記載のプロファイル補正装置。
  7. 画像データを受け付ける受付手段と、
    設定されたデバイスリンクプロファイルを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されたデバイスリンクプロファイルに基づいて、前記受付手段により受け付けられた画像データの色変換を行う色変換手段と、
    前記色変手段により色変換が行なわれた後の画像データに基づいて形成された画像を出力する画像出力手段と、
    前記格納手段に格納されたデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定するための対象格子点を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定する判定手段と、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整する調整手段とを有するプロファイル補正装置と、
    を備えた画像形成装置。
  8. 前記デバイスリンクプロファイルを構成するパラメータが、各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている3次元パラメータ、または4次元パラメータである請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記調整手段は、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点を結ぶ直線上の格子点および該直線が通過する格子面を構成する格子点を調整点とする請求項7または8記載の画像形成装置。
  10. 前記調整手段は、対象格子点のパラメータが、前記判定手段により判定された階調補正対象範囲の境界点のパラメータとなるように前記各調整点のパラメータの調整を行なう請求項7から9のいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 前記調整手段は、前記基準点と、パラメータを変化させない範囲を定めるための固定点との間の格子点のパラメータが変化しないように調整点として選択された各格子点のパラメータの値を調整する請求項10記載の画像形成装置。
  12. 前記基準点は、各色の入力値が同じ値となる格子点である請求項7から11のいずれか1項記載の画像形成装置。
  13. 画像データの色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定する対象格子点を抽出し、
    抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定し、
    判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整するプロファイル補正方法。
  14. 前記デバイスリンクプロファイルを構成するパラメータが、各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている3次元パラメータ、または4次元パラメータである請求項13記載のプロファイル補正方法。
  15. 調整点を決定する際には、前記階調補正対象範囲の境界点と前記基準点を結ぶ直線上の格子点および該直線が通過する格子面を構成する格子点を調整点とする請求項13または14記載のプロファイル補正方法。
  16. 前記各調整点のパラメータの調整を行なう際には、対象格子点のパラメータが、前記階調補正対象範囲の境界点のパラメータとなるように前記各調整点のパラメータの調整を行なう請求項13から15のいずれか1項記載のプロファイル補正方法。
  17. 前記各調整点のパラメータの調整を行なう際には、前記基準点と、パラメータを変化させない範囲を定めるための固定点との間の格子点のパラメータが変化しないように調整点として選択された各格子点のパラメータの値を調整する請求項16記載のプロファイル補正方法。
  18. 前記基準点として、各色の入力値が同じ値となる格子点を選択する請求項13から17のいずれか1項記載のプロファイル補正方法。
  19. 画像データの色変換を行なうためのデバイスリンクプロファイルを構成するパラメータから階調がつぶれているか否かを判定する対象格子点を抽出するステップと、
    抽出された対象格子点毎に、前記パラメータにおける対象格子点と基準点との間において入力値に対する出力値の変化量があるしきい値以下であり、かつ最大出力値に対する割合が一定値以上である範囲を階調補正対象範囲として判定するステップと、
    判定された階調補正対象範囲の境界点と前記基準点との間に含まれる格子点を調整点として、該調整点のパラメータを階調がつぶれないように調整するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 前記デバイスリンクプロファイルを構成するパラメータが、各色の入力値を組み合わせた格子点毎に出力値データが規定されている3次元パラメータ、または4次元パラメータである請求項19記載のプログラム。
  21. 調整点を決定するステップでは、前記階調補正対象範囲の境界点と前記基準点を結ぶ直線上の格子点および該直線が通過する格子面を構成する格子点を調整点とする請求項19または20記載のプログラム。
  22. 前記各調整点のパラメータの調整を行なうステップでは、対象格子点のパラメータが、前記階調補正対象範囲の境界点のパラメータとなるように前記各調整点のパラメータの調整を行なう請求項19から21のいずれか1項記載のプログラム。
  23. 前記各調整点のパラメータの調整を行なうステップでは、前記基準点と、パラメータを変化させない範囲を定めるための固定点との間の格子点のパラメータが変化しないように調整点として選択された各格子点のパラメータの値を調整する請求項22記載のプログラム。
  24. 前記基準点として、各色の入力値が同じ値となる格子点を選択する請求項19から23のいずれか1項記載のプログラム。
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