JP2008134868A - 画像認識装置、電子機器、画像認識方法、および、制御プログラム - Google Patents

画像認識装置、電子機器、画像認識方法、および、制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】制限なく様々な画像を利用して、効率よく画像を認識できる画像認識装置、画像認識方法、および、制御プログラムを提供する。
【解決手段】画像認識装置1は、認識対象画像から顔画像を検出し、予め決定された照合順序に従って、複数の登録者の画像を検出した顔画像と照合することにより、顔画像がどの登録者の画像であるかを特定する照合処理を実行可能であり、照合処理で一つの顔画像が登録者の画像として特定された場合に、特定された登録者と他の登録者とが同時に撮影される関連度に基づいて他の登録者の照合順序を決定し、決定した照合順序に従ってその後の照合処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像に写っているオブジェクトを認識する画像認識装置、電子機器、画像認識方法、および、制御プログラムに関する。
従来、画像データベースに登録された参照画像に基づき、画像に写っている人物等を特定する画像認識技術が知られている。画像認識の実行時には、画像データベースの参照画像に写っている人物等の画像と、認識対象の画像の全部または一部とを照合することで、認識対象画像に写っている人物等が特定される。このため、参照画像の数が増えるにつれて、多数の参照画像と認識対象の画像とを照合しなければならず、認識に時間がかかるという問題が指摘されていた。この問題を解決すべく、画像データベースを属性別に細分化し、一つの属性に登録される参照画像の数を抑制することで、認識率の向上を図った画像認識装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像認識装置は、参照画像に写った被写体の画像の大小に基づいて撮影者と被写体との親密度を測り、この親密度を属性の一つとして用いている。
特開2004−127285号公報
しかしながら、撮影者と被写体との親密度を利用する場合、参照画像および認識対象の画像となる全ての画像が同じ撮影者により撮影された画像でなければ、十分な効果が得られない。
そこで本発明は、制限なく様々な画像を利用して、効率よく画像を認識できる画像認識装置、電子機器、画像認識方法、および、制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、認識対象画像からオブジェクト画像を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記オブジェクト画像について、予め備えられた複数の候補オブジェクトとの照合を行うことにより、前記オブジェクト画像がどの前記候補オブジェクトであるかを特定する照合手段と、前記照合手段によって複数の前記候補オブジェクトを照合する際の照合順序を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定すること、を特徴とする画像認識装置を提供する。
この構成によれば、認識対象画像において認識された複数のオブジェクト画像のうち少なくとも一つが候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された候補オブジェクトと他の候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の候補オブジェクトの照合順序が決定され、この照合順序に従って以降の照合が行われる。このため、あるオブジェクト画像がある候補オブジェクトの画像として特定された後は、その候補オブジェクトと一緒に写っている可能性が高い候補オブジェクトから順に照合が行われる。つまり、特定される可能性が高い候補オブジェクトが優先されるので、残りのオブジェクト画像が速やかに特定されることが期待でき、画像認識の効率化および高速化を図ることができる。
上記構成において、各々の前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとの組み合わせ毎に、同時に撮影される関連度である関連度情報を記憶する関連度情報記憶手段をさらに備え、前記制御手段は、前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトを含む前記関連度情報に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定するようにしてもよい。
この場合、各々の候補オブジェクトと他の候補オブジェクトとの組み合わせ毎に、同時に撮影される関連度を示す関連度情報が記憶され、この関連度情報をもとに照合順序が決定されるので、照合順序の決定を高速かつ適切に行うことができる。
また、上記構成において、前記関連度情報は、各々の前記候補オブジェクトが他の前記候補オブジェクトと同時に撮影された回数に基づいた情報としてもよい。
この場合、各々の候補オブジェクトと他の候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度が的確に反映された情報をもとに、照合順序を決定することが可能となる。また、的確な関連度情報を容易に生成することが可能となる。
上記構成において、前記関連度情報は、各々の前記候補オブジェクトが、前記認識対象画像と同一または類似の撮影条件下で他の前記候補オブジェクトと同時に撮影された履歴に基づいた情報としてもよい。
この場合、関連度情報が、認識対象画像と同一または類似の撮影条件下で撮影された履歴に基づいて情報であるため、認識対象画像と同一または類似の撮影条件下における候補オブジェクトどうしの関連度を反映した情報となっている。つまり、関連度情報が認識対象画像の撮影条件に対して最適化されているので、画像認識を確実に効率化および高速化できる。
また、上記構成において、前記制御手段は、前記認識対象画像の前記オブジェクト画像を前記照合手段によって照合する前に、各々の前記候補オブジェクトが撮影された回数に基づいて前記照合順序を決定し、少なくとも一つの前記オブジェクト画像が前記候補オブジェクトとして特定された後に、特定された前記候補オブジェクトを含む前記関連度情報に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定するものとしてもよい。
この場合、最初のオブジェクト画像を認識する場合に、撮影された回数に基づいて決定された照合順序で候補オブジェクトを照合するので、最初のオブジェクト画像の認識を効率よく行うことができる。
また、上記構成において、前記オブジェクト画像がどのオブジェクトであるかを示す情報を入力可能な入力手段と、前記候補オブジェクトを前記照合順序に基づく順序で表示画面上に表示する候補表示手段と、前記候補表示手段により表示されたいずれかの前記候補オブジェクトが選択された場合に、前記オブジェクト画像が選択された前記候補オブジェクトであると特定するオブジェクト情報取得手段と、を備える構成としてもよい。
この場合、オブジェクト画像がどのオブジェクトであるかを示す情報を入力することが可能になる上、入力を行う際には、表示画面上に表示された候補オブジェクトを選択すればよいので、簡単に入力を行うことができる。また、表示画面上には照合順序に従って候補オブジェクトが表示されるので、一致する可能性が高い候補オブジェクトが優先して表示され、より簡単に、かつ速やかに入力を行うことができる。
さらに、上記のように構成される画像認識装置を具備した電子機器を実現することも可能である。
また、本発明は、認識対象画像からオブジェクト画像を検出し、予め決定された照合順序に従って、複数の候補オブジェクトの画像を、検出した前記オブジェクト画像と照合することにより、前記オブジェクト画像がどの前記候補オブジェクトであるかを特定する照合処理を実行するとともに、前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定し、決定した照合順序に従ってその後の前記照合処理を実行すること、を特徴とする画像認識方法を提供する。
この画像認識方法によれば、認識対象画像において認識された複数のオブジェクト画像のうち少なくとも一つが候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された候補オブジェクトと他の候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の候補オブジェクトの照合順序を決定し、決定した照合順序に従ってその後の照合処理を実行するので、あるオブジェクト画像がある候補オブジェクトとして特定された後は、その候補オブジェクトと一緒に写っている可能性が高い候補オブジェクトから順に照合が行われる。つまり、特定される可能性が高い候補オブジェクトが優先されるので、残りのオブジェクト画像が速やかに特定されることが期待でき、画像認識の効率化および高速化を図ることができる。
また、本発明は、コンピュータを、認識対象画像からオブジェクト画像を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記オブジェクト画像について、予め備えられた複数の候補オブジェクトとの照合を行うことにより、前記オブジェクト画像がどの前記候補オブジェクトであるかを特定する照合手段と、前記照合手段によって複数の前記候補オブジェクトを照合する際の照合順序を制御するとともに、前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定する制御手段として機能させるための制御プログラムを提供する。
この制御プログラムによれば、コンピュータによって画像認識を行う場合に、認識対象画像において認識された複数のオブジェクト画像のうち少なくとも一つが候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された候補オブジェクトと他の候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の候補オブジェクトの照合順序が決定され、この照合順序に従って以降の照合が行われる。このため、あるオブジェクト画像がある候補オブジェクトとして特定された後は、その候補オブジェクトと一緒に写っている可能性が高い候補オブジェクトから順に照合が行われる。つまり、特定される可能性が高い候補オブジェクトが優先されるので、残りのオブジェクト画像が速やかに特定されることが期待でき、効率よく、高速に画像認識を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る画像認識装置1の構成を示すブロック図である。
画像認識装置1の概要は、予め記憶している参照画像に基づいて、認識対象画像中のオブジェクト(被写体として写っている人および物)を特定する画像認識処理を行う装置である。この画像認識装置1は、動画像と静止画像のいずれに対しても画像認識処理を実行可能であり、また、オブジェクトとして人および物のいずれも認識できる。本第1の実施形態及び後述する他の実施形態では、あくまで一例として、静止画像に対する画像認識処理を行い、オブジェクトとして人間の顔を認識する場合について説明する。
まず、画像認識装置1の構成について説明する。
図1に示すように、画像認識装置1は、画像認識装置1の各部の制御、および、後述する画像認識処理を実行する制御部2と、制御部2によって実行される各種プログラムを記憶したROM3と、制御部2によって処理されるプログラムやデータ等を一時的に記憶するRAM4とを備えている。ROM3は、制御部2が画像認識処理を実行するための制御プログラム、画像認識装置1の各部を制御するための制御プログラム、および、これらプログラムに関するデータを記憶している。
また、画像認識装置1は、制御部2によって処理される画像等を記憶する記憶部5と、画像認識装置1に対する指示入力を行うための入力部6と、制御部2によって実行される処理の結果等を出力する出力部7と、外部の装置(図示略)に接続される外部インタフェース(I/F)8とを備えている。これらの各部はバス9により相互に接続されている。
記憶部5は、磁気的記録媒体、光学的記録媒体、或いは半導体記憶デバイスを用いて各種情報を不揮発的に記憶する。記憶部5は複数の記憶領域を有し、これらの記憶領域には、既存の画像を記憶する参照画像記憶部51、画像認識処理時に画像を認識するために利用される情報を格納した認識用DB(データベース)52、参照画像記憶部51に記憶した画像に対応するメタデータを格納したメタデータDB53、後述する同時撮影情報を記憶した関連度情報記憶手段としての同時撮影情報記憶部54、および、画像認識処理の対象となる認識対象画像を記憶する認識対象画像記憶部55が含まれる。
参照画像記憶部51は、画像認識処理において参照画像として利用される複数の画像を記憶する記憶領域である。参照画像記憶部51に記憶された各画像には、各画像を個別に識別するための識別情報(以下、画像IDと呼ぶ)が付されている。
参照画像記憶部51に記憶された画像は、例えば、外部インタフェース8等を介して外部の装置(図示略)から画像認識装置1に入力されたものであり、静止画像として撮影された画像であってもよいし、動画像から一部のフレームを抽出する等して生成された画像であってもよい。さらに、画像認識装置1に撮影機能を有する撮影装置を実装した場合には、この撮影装置によって過去に撮影された画像を参照画像記憶部51に記憶してもよい。また、参照画像記憶部51に記憶される参照画像として、認識対象画像よりも前に撮影または生成された画像を利用することが考えられるが、認識対象画像よりも後に撮影または生成された画像を用いることも勿論可能である。
認識用DB52は、後述する画像認識処理において、顔画像の認識を行うために用いる情報を格納したデータベースである。具体的には、認識用DB52に格納された情報は、オブジェクトの画像の特徴を示す情報である。本第1の実施形態ではオブジェクトとして人の顔を認識するので、認識用DB52には、複数の人物の顔について、顔画像の特徴を示す情報が、顔を識別するための情報(人物の名前等)に対応づけて格納されている。
制御部2は、画像認識処理において、認識対象画像から顔画像を検出し、検出した顔画像と、認識用DB52に格納された情報とを照合することで、検出した顔画像が誰の顔であるかを特定する。従って、認識用DB52に格納された複数の人物は、画像認識処理で認識候補として扱われる。すなわち、画像認識の候補として画像認識装置1に登録されたとみなすことができるので、以下の説明では「登録者」と呼ぶ。
メタデータDB53は、参照画像のメタデータを格納するデータベースである。
図2には、メタデータDB53の構成例を模式的に示す。この図2に示すように、メタデータDB53は、参照画像を特定するための識別情報(ここでは画像ID)と、各画像のメタデータとを対応づけて格納している。
本第1の実施形態において、メタデータDB53に記憶されるメタデータは、その画像に写っている人物の名前を含むオブジェクト情報である。図2の例で、画像「3」に対応するオブジェクト情報は「B、C」となっているが、これは画像「3」に登録者「B」と登録者「C」の顔が写っていることを示している。
通常、メタデータとは、Exif(Exchangeable Image File Format)等の規格化された形式で画像データに付加された情報を指す。このメタデータとしては、ISO感度や露出時間等の撮影条件を示す情報、撮影日時を示す時刻情報、撮影場所のGPSデータ等が知られている。本第1の実施形態の構成において、図2に示したオブジェクト情報に加え、これらの情報をメタデータとしてメタデータDB53に格納してもよい。
同時撮影情報記憶部54は、上記登録者の顔が写っている参照画像の数を登録者毎に集計した値を示す同時撮影情報を記憶する記憶領域である。同時撮影情報記憶部54に格納される同時撮影情報は、関連度情報としての同時撮影回数54Aと、合計撮影回数54Bとから構成される。
同時撮影情報の構成例を図3に示す。図3(A)は同時撮影回数54Aの構成例を示し、図3(B)は合計撮影回数54Bの構成例を示す。
同時撮影回数54Aは、各登録者と他の登録者とが一緒に撮影された回数を、登録者の組み合わせ毎に集計した値を示す情報である。図3(A)の例では、登録者「A」と「B」が一緒に撮影された回数が10回、「A」と「C」とが一緒に撮影された回数が5回、「A」と「D」とが一緒に撮影された回数が4回となっている。同時撮影回数54Aには、全ての登録者から二人の登録者を選んだ全ての組み合わせについて、撮影回数が含まれていることが望ましいが、登録者の数が極めて多い場合には、一部の登録者の組み合わせについてのみ、撮影回数を集計したものであってもよい。また、同時撮影回数に関しては、二人が同時に撮影された回数に限定されず、三人以上が同時に撮影された回数を用いてもよい。
参照画像記憶部51内の参照画像の数は、撮影された回数と見なすことができるので、同時撮影回数54Aは、各登録者の顔と他の登録者の顔とを同時に含む参照画像の数を集計することで求められる。例えば、登録者「A」の顔と登録者「B」の顔とを含む参照画像の数が10であれば、登録者「A」と「B」とが一緒に撮影された回数は10回である。この数値は、登録者どうしの関連性(親密度)を示す指標として利用できる。例えば、図3(A)の例では、登録者「A」と登録者「B」が一緒に撮影された回数は、他の登録者との組み合わせに比べて、非常に多い。言い換えれば、登録者「A」が写っている画像には、登録者「B」が写っている可能性が高いといえる。
合計撮影回数54Bは、各登録者の顔を含む参照画像の数、すなわち各登録者の撮影回数を示す情報である。図3(B)の例では、4人の登録者「A」、「B」、「C」、「D」の撮影回数が、登録者毎に含まれている。
ここで、図3はあくまで一構成例を模式的に示した図であり、同時撮影回数54Aおよび合計撮影回数54Bの具体的態様は図3の形式に限定されない。
認識対象画像記憶部55は、画像認識処理の対象となる認識対象画像を記憶する記憶領域である。この認識対象画像は、例えば、外部インタフェース8等を介して、外部のハードディスクドライブや半導体メモリを内蔵したストレージデバイス、パーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯型電話機等の装置から画像認識装置1に入力される。画像認識装置1に撮影機能を有する撮影装置を実装した場合は、この撮影装置により撮影された画像が認識対象画像記憶部55に記憶される構成としてもよい。また、認識対象画像記憶部55に記憶される画像は、静止画像として撮影された画像であってもよいし、動画像をもとに、例えば一部のフレームを抽出する方法で生成された画像であってもよい。
入力部6は、数字・文字・記号等を入力するキーや特定の動作を指示する機能キー等の各種キースイッチ、ロータリースイッチ、電源ON/OFFボタン等を備え、これらスイッチ或いはボタン等の操作に対応する操作信号を生成して、制御部2に出力する。
出力部7は、制御部2による処理結果や処理中の画像等を出力する。具体的には、LCD(液晶ディスプレイ)等により構成される表示画面71に映像を表示させる機能、或いは、図示しない印刷装置により画像を印刷させる機能を具備する。
外部インタフェース8は、画像認識装置1の外部の装置に接続されるインタフェースである。ここで外部の装置としては、ハードディスクドライブや半導体メモリを内蔵したストレージデバイス、パーソナルコンピュータ、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯型電話機等が挙げられる。外部インタフェース8の具体的な構成としては、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、Ethernet(登録商標)等の通信方式に対応した有線接続インタフェース、および、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、UWB、ZigBee(登録商標)等の通信方式に対応した無線通信インタフェース等が挙げられる。
また、外部インタフェース8は、上記各種規格に準じたコネクタの他、上記各種規格により規定されたプロトコルを実行可能なインタフェース回路を備えていてもよい。
図4は、画像認識装置1が実行する同時撮影情報更新処理を示すフローチャートである。
制御部2は、ステップS11でメタデータDB53を参照し、参照画像記憶部51内の全ての参照画像に対応するメタデータを取得する。続いて、制御部2はステップS12に移行して、取得したメタデータに含まれるオブジェクト情報に基づいて、各登録者の名前を含むメタデータの数を、登録者毎に集計する。メタデータDB53のメタデータは参照画像と一対一で対応する。従って、メタデータの数は参照画像の数と同数であるから、ステップS12で集計された値は撮影回数に等しい。従って、ステップS12で集計された値は、そのまま合計撮影回数54Bとなる。
さらに、制御部2はステップS13に移行して、各々の登録者と、他の登録者との組み合わせ毎に、この組み合わせを含むメタデータの数を集計する。ここで集計されるメタデータの数は撮影回数に等しい。従って、ステップS13で集計された値は、そのまま同時撮影回数54Aとなる。
その後、ステップS14で、制御部2は、集計した値をもとに同時撮影情報(同時撮影回数54A、合計撮影回数54B)を生成して、同時撮影情報記憶部54に記憶する。ここで、以前に生成された同時撮影情報が同時撮影情報記憶部54に記憶されている場合、制御部2は、ステップS12、S13で集計した値で既存の同時撮影情報を更新する。
この図4に示す同時撮影情報更新処理は、認識対象画像記憶部55に新たな画像が追加される毎に行ってもよいし、次に説明する画像認識処理を実行する毎に行ってもよい。
図5は、画像認識装置1が実行する画像認識処理を示すフローチャートである。
この図5に示す画像認識処理において、制御部2は、検出手段、照合手段、および制御手段として機能する。
制御部2は、ステップS21で、認識対象画像記憶部55に記憶された認識対象画像に含まれる顔画像を検出する。
図6は、顔画像を検出する動作を説明する図である。図6に示すように、制御部2は、認識対象画像21において、人間の顔の画像と思われる領域を検出し、検出した領域を顔画像領域P1〜P3として切り出す。この処理において切り出された顔画像領域P1〜P3は、以下において顔画像として処理される。ここで、顔画像領域を検出する処理は、例えば、輝度パターンに基づくSVM(サポートベクタマシン)による顔検出技術を利用できる。
制御部2はステップS22に移行し、認識対象画像中の顔画像と、複数の登録者の顔とを照合する処理の準備として、登録者の照合順位を決定する。この照合順位は、複数の登録者を順番に顔画像と照合する場合の、登録者の順序を示す。ステップS22の処理で、制御部2は合計撮影回数54B(図3(B))を参照し、撮影回数が多い順に照合順位を決定する。
制御部2は、ステップS23で照合順位が最上位の登録者を選択し、ステップS24で、認識対象画像中の顔画像から一つの顔画像を選択する。認識対象画像に顔画像が一つしかない場合、ステップS24では唯一の顔画像が自動的に選択される。また、認識対象画像に複数の顔画像が検出されている場合の選択順序は任意であり、例えば、顔画像の位置に基づいて、左側から順に、或いは上から順に顔画像を選択すればよい。
次に、制御部2はステップS25に移行して、ステップS23で選択した登録者の顔画像の特徴を示す情報を認識用DB52から読み出し、読み出した情報と、ステップS24で選択した顔画像とを照合し、ステップS26で顔画像の特徴が一致するか否かを判別する。
ここで、顔画像の特徴が一致しなかった場合(ステップS26;No)、制御部2はステップS27に移行して、ステップS23で選択した登録者の顔と、認識対象画像の全ての顔画像を照合したか否かを判別し、まだ照合していない顔画像があれば、ステップS24に戻って別の顔画像を選択する。つまり、制御部2は、顔画像が一致するまでの間、認識対象画像中の全ての顔画像を、ステップS23で選択した登録者の顔と照合する。
認識対象画像中の全ての顔画像をステップS23で選択した登録者の顔と照合した後、制御部2はステップS28に移行し、全ての登録者について照合が済んだか否かを判別する。ここで、まだ照合されていない登録者がいれば、制御部2はステップS23に戻り、照合順位に従って次の登録者を選択する。
このように、顔画像が一致するまでの間は、ステップS22で決定した照合順位に従って登録者が順次選択され、全ての登録者と、認識対象画像の全ての顔画像とが照合される。そして、全ての登録者について照合が済んだ場合、制御部2は後述するステップS32に移行する。
一方、ステップS26で顔画像の特徴が一致した場合、制御部2はステップS29に移行して、ステップS24で選択した顔画像を、ステップS23で選択した登録者の顔画像であると確定する。制御部2は、ステップS30で、認識対象画像中の全ての顔画像が確定されたか否かを判別する。全ての顔画像が確定済みであれば、制御部2はステップS32へ移行する。
また、認識対象画像中の顔画像のうち、確定されていない顔画像がある場合(ステップS30;No)、制御部2はステップS31に移行して、新たに照合順位を決定する。このステップS31では、制御部2は同時撮影情報記憶部54内の同時撮影回数54Aを参照して、ステップS29で確定した登録者と同時に撮影された回数に従って、他の登録者の照合順位を決定する。
例えば、確定した登録者が登録者「A」であった場合、制御部2は、登録者「B」、「C」、「D」について、登録者「A」と一緒に撮影された回数を取得し、撮影回数が多い順に照合順位を決定する。ステップS31で決定される照合順位は、確定した登録者と他の登録者とが同時に撮影される頻度(確率)に密接に関連している。このため、ステップS31で決定した照合順位に従って登録者を選択すれば、短時間で顔画像の特徴が一致する可能性が高く、照合順位を考慮しないで登録者を次々と照合する場合に比べて大幅な高速化が期待できる。
ここで、認識対象画像中の顔画像が3つ以上検出され、そのうち2以上の顔画像が確定した後で、ステップS31で照合順位を決定する場合、制御部2は、既に確定した2以上の登録者のうち、どちらを基準としてもよい。つまり、最初に確定した登録者と他の登録者が一緒に撮影された回数に従って照合順位を決定してもよいし、2番目以後に確定した登録者と一緒に撮影された回数に従って、照合順位を決定してもよい。また、それぞれ算出可能な照合順位を組み合わせて、新たな照合順位を決定してもよい。
ステップS31で照合順位を決定した後、制御部2は、ステップS23に戻る。
ステップS23の処理に戻った制御部2は、ステップS31で決定した照合順位の一番上の登録者を選択し、ステップS24で認識対象画像中の顔画像を選択し、ステップS25で登録者の顔と認識対象画像中の顔画像とを照合する。その後、制御部2は、認識対象画像中の顔画像と登録者の顔画像の特徴が一致するまでステップS23〜S28の処理を実行し、顔画像の特徴が一致した場合はステップS29に移行する。
そして、全ての登録者と認識対象画像中の全ての顔画像との照合が済んだ場合(ステップS28;Yes)、または、認識対象画像中の全ての顔画像が確定された場合(ステップS30;No)、制御部2は、ステップS32に移行して、確定した登録者の名前を認識対象画像に対応するメタデータに登録し、本処理を終了する。
ここで、制御部2は、認識対象画像を参照画像として利用するために参照画像記憶部51に記憶させてもよい。この場合、制御部2は、ステップS32で名前を登録したメタデータを、メタデータDB53に登録する。
以上のように、第1の実施形態に係る画像認識装置1は、画像認識処理を実行して、認識対象画像に写っている人物の名前を特定し、特定した人物の名前を含むメタデータを生成する。
ここで生成されるメタデータは、文字で表現される情報(いわゆるテキストデータ)であるから、静止画像や動画像のデータに比べて高速に検索できる。このため、画像にメタデータを付与することで、画像の検索および抽出が格段に容易になる。この画像認識装置1は、画像に写っている人物を特定し、その名前を含むメタデータを高速に生成することが可能であり、画像管理の負担を大幅に軽減できる。
すなわち、上記の画像認識処理において、画像認識装置1は、認識対象画像から顔画像を検出した後、検出した顔画像の特徴と、予め記憶された登録者の顔画像の特徴とを照合することで、検出した顔画像が誰の顔であるかを確定する。この照合を行う段階では、認識対象画像中の顔画像と、複数の登録者の顔を一つずつ照合するので、登録者が多い場合は照合に時間がかかる。そこで、画像認識装置1は、複数の登録者の顔を照合する際の照合順位を決定し、この照合順位に従って、認識対象画像中の顔画像と登録者の顔とを照合する。最初に、画像認識装置1は、合計撮影回数54Bに従って、撮影回数が多い順に照合順位を決める。撮影された回数が多い登録者は認識対象画像に写っている可能性も高いから、照合順位に従って登録者を照合すれば、より短い時間で顔画像と一致する登録者が出現する。このように、画像認識装置1は、参照画像に写った回数を反映した順序で登録者を照合することで、顔画像と一致する可能性が高い登録者との照合を優先的に行い、顔画像を効率よく高速に認識できる。
さらに、画像認識装置1は、認識対象画像中の顔画像と登録者の顔とが一致し、顔画像を確定した後で、新たに照合順位を決定する。ここで、画像認識装置1は、同時撮影回数54Aを参照して、既に確定した登録者と同時に撮影された回数の順に照合順位を決める。この照合順位は、登録者どうしが同時に撮影される頻度(確率)を反映しており、この照合順位に従って登録者を照合すれば、短い時間で顔画像と一致する登録者が出現する可能性が高い。このように、画像認識装置1は、既に確定した登録者と他の登録者との関連性(親密度)を反映した順序で登録者を照合することで、顔画像と一致する可能性が高い登録者との照合を優先的に行い、顔画像を効率よく高速に認識できる。
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態に係る画像認識装置1について説明する。本第2の実施形態に係る画像認識装置1の構成は、上記第1の実施形態で説明したものとほぼ同様であるから、共通する構成部に同符号を付すことにより説明を省略する。
図7は、第2の実施形態に係る画像認識装置1が備えるメタデータDB53Aの構成例を模式的に示す図である。メタデータDB53Aは、上記第1の実施形態で説明したメタデータDB53(図1)に代えて、記憶部5に設けられる。
図7に示すように、メタデータDB53Aには、参照画像記憶部51に記憶された各画像について、写っている人物を示すオブジェクト情報とともに、撮影日時を示す情報および撮影場所を示す情報がメタデータとして格納される。これら撮影日時を示す情報および撮影場所を示す情報をまとめて、撮影状況情報と呼ぶ。この撮影状況情報は、撮影日時または撮影場所を示す情報の一方のみを含むものであってもよいし、或いは、撮影時の気温等、他の情報を含んでいてもよい。また、図7の例では、撮影場所を示す情報として、「自宅」や「公園」などの場所の名前が含まれているが、例えば、GPS装置により取得された緯度および経度を示す情報であってもよい。
図7に例示したように、メタデータDB53Aには、上述したオブジェクト情報に加えて、各画像が撮影された日時と場所とを示す情報が含まれる。
本第2の実施形態で、画像認識装置1は、認識対象画像のメタデータを取得して、このメタデータの撮影日時および撮影場所をもとに、認識対象画像と同じような状況下で撮影された参照画像のみを対象として、同時撮影回数54Aおよび合計撮影回数54Bを生成し、これらの情報に基づいて画像認識処理を行う。以下、この画像認識処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。図8に示す画像認識処理において、制御部2は、検出手段、照合手段、および制御手段として機能する。
図8のステップS41で、制御部2は、認識対象画像記憶部55に記憶された認識対象画像のメタデータから、このメタデータに含まれる撮影状況情報を取得する。ステップS41で参照するメタデータは、認識対象画像に付加されたメタデータでもよいし、或いは、認識対象画像とは別のファイルとして認識対象画像記憶部55に記憶されたメタデータでもよい。
続くステップS42で、制御部2は、メタデータDB53において、ステップS41で取得した撮影状況情報に適合する撮影状況情報を含むメタデータを抽出する。撮影状況情報が適合するメタデータとは、認識対象画像の撮影状況情報と同一または類似する撮影状況を示すメタデータである。制御部2は、例えば、撮影場所が一致する、撮影場所が認識対象画像の撮影場所から所定距離以内である、撮影日時を示す情報に含まれる時刻が認識対象画像の撮影時刻より所定時間以内の時間帯である、撮影日時を示す情報に含まれる日付が所定日数以内である、等の条件が挙げられる。
制御部2は、ステップS42で抽出したメタデータをもとに、ステップS43で、同時撮影回数54Aおよび合計撮影回数54Bを生成する。このステップS43の処理は、例えば、上記第1の実施形態で説明した同時撮影情報生成処理(図4)と同様である。
そして、制御部2は、上記第1の実施形態において図5を参照して説明した処理と、同様の処理を行う。
すなわち、ステップS44で、制御部2は、認識対象画像記憶部55に記憶された認識対象画像に含まれる顔画像を検出し、ステップS45に移行して照合順位を決定する。ステップS45では、制御部2は合計撮影回数54Bを参照して、撮影回数が多い順に照合順位を決定する。
その後、制御部2は、ステップS46で照合順位が最上位の登録者を選択し、ステップS47で認識対象画像中の顔画像から一つの顔画像を選択する。
次のステップS48で、制御部2は、ステップS46で選択した登録者の顔画像の特徴を示す情報を認識用DB52から読み出し、読み出した情報とステップS47で選択した顔画像とを照合して、ステップS49において顔画像の特徴が一致するか否かを判別する。
ここで、顔画像の特徴が一致しなかった場合(ステップS49;No)、制御部2は、ステップS50に移行して、ステップS46で選択した登録者の顔と認識対象画像の全ての顔画像を照合したか否かを判別する。まだ照合していない顔画像があれば(ステップS50;No)、制御部2はステップS47に戻って別の顔画像を選択して照合を行う。また、全ての顔画像を登録者の顔と照合した後であれば(ステップS50;Yes)、制御部2はステップS51に移行し、全ての登録者について照合が済んだか否かを判別する。まだ照合されていない登録者がいれば、制御部2はステップS46に戻り、照合順位に従って次の登録者を選択して、処理を続行する。
このように、顔画像が一致するまでの間は、ステップS45で決定した照合順位に従って登録者が順次選択され、全ての登録者と認識対象画像の全ての顔画像とが照合される。全ての登録者について照合が済むと、制御部2は後述するステップS55に移行する。
一方、ステップS49において、顔画像の特徴が一致したと判別した場合、制御部2はステップS52に移行して、ステップS47で選択した顔画像を、ステップS46で選択した登録者の顔画像であると確定する。続いて制御部2は、ステップS53に移行して、認識対象画像中の全ての顔画像が確定されたか否かを判別する。ここで、全ての顔画像が確定済みであれば、制御部2は後述するステップS55へ移行し、まだ確定されていない顔画像がある場合はステップS54に移行して、新たに照合順位を決定する。
このステップS54では、制御部2は同時撮影情報記憶部54内の同時撮影回数54Aを参照し、ステップS52で確定した登録者と同時に撮影された回数に従って他の登録者の照合順位を決定する。
ステップS54で照合順位を決定した後、制御部2は、ステップS46に戻る。
ステップS46の処理に戻った制御部2は照合順位の一番上の登録者を選択し、ステップS47で認識対象画像中の顔画像を選択し、ステップS48で登録者の顔と認識対象画像中の顔画像とを照合する。
その後、制御部2は、認識対象画像中の顔画像と登録者の顔画像の特徴が一致するまでステップS46〜S51の処理を実行し、顔画像の特徴が一致した場合はステップS52に移行する。
以上の処理を行って、全ての登録者と認識対象画像中の全ての顔画像との照合が済んだ場合(ステップS51;Yes)、または、認識対象画像中の全ての顔画像が確定された場合(ステップS53;No)、制御部2は、ステップS55に移行して、確定した登録者の名前を認識対象画像に対応するメタデータに登録し、本処理を終了する。
ここで、制御部2は、認識対象画像を参照画像として利用するために参照画像記憶部51に記憶させてもよい。この場合、制御部2は、ステップS55で名前を登録したメタデータを、メタデータDB53に登録する。
このように、第2の実施形態に係る画像認識装置1は、画像認識処理において、参照画像記憶部51の参照画像の中から、認識対象画像と一致または類似する撮影条件下で撮影された参照画像のみを選び、これらの参照画像をもとに同時撮影情報を生成して、この同時撮影情報をもとに照合順位を決定する。この場合、同時撮影情報は、撮影条件が一致または類似する参照画像を元に生成されており、いわば認識対象画像に対して最適化されている。このため、参照画像記憶部51から選んだ参照画像に写っている登録者と、認識対象画像に写っている登録者との関連性は極めて高く、照合順位の上位の登録者は認識対象画像に写っている可能性が非常に高い。従って、画像認識処理を開始してから短時間のうちに、顔画像と一致する登録者の顔を確定でき、より確実に、画像認識の効率化および高速化を図ることができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態に係る画像認識装置1について説明する。本第3の実施形態に係る画像認識装置1の構成は、上記第1の実施形態で説明したものとほぼ同様であるから、共通する構成部に同符号を付すことにより説明を省略する。
図9及び図10は、第3の実施形態に係る画像認識装置1が実行する画像認識処理を示すフローチャートである。本第3の実施形態では、認識対象画像中の顔画像のうち、登録者の顔であると確定されなかった顔画像について、ユーザが人物の名前を入力することができる。
図9及び図10に示す処理において、制御部2は、検出手段、照合手段、制御手段、及びオブジェクト情報取得手段として機能する。また、入力部6は入力手段として機能し、出力部7は候補表示手段として機能する。
図9のステップS61で、制御部2は、認識対象画像記憶部55に記憶された認識対象画像に含まれる顔画像を検出し、ステップS62に移行して、合計撮影回数54Bを参照して撮影回数が多い順に照合順位を決定する。
次に、制御部2は、ステップS63に移行して照合順位が最上位の登録者を選択し、ステップS64で、認識対象画像中の顔画像から一つの顔画像を選択する。
次のステップS65において、制御部2は、ステップS63で選択した登録者の顔画像の特徴を示す情報を認識用DB52から読み出し、読み出した情報とステップS64で選択した顔画像との照合を行い、顔画像の特徴が一致するか否かをステップS66で判別する。
ここで、顔画像の特徴が一致しなかった場合(ステップS66;No)、制御部2は、ステップS63で選択した登録者の顔と、認識対象画像の全ての顔画像を照合したか否かをステップS67で判別する。まだ照合していない顔画像があれば(ステップS67;No)、制御部2はステップS64に戻って別の顔画像を選択して、ステップS65で照合を行う。また、全ての顔画像を登録者の顔と照合した後であれば(ステップS67;Yes)、制御部2はステップS68に移行し、M人(Mは予め設定された正の整数)の登録者を照合したか否かを判別する(ステップS68)。まだ照合されていない登録者がいれば、制御部2は、ステップS63に戻って照合順位に従って次の登録者を選択して照合を行う。
このように、制御部2は、顔画像が一致するまでの間、ステップS62で決定した照合順位に従って登録者を順次選択し、M人の登録者の顔と、認識対象画像の全ての顔画像とを照合する。
一方、ステップS66において、顔画像の特徴が一致したと判別した場合、制御部2はステップS70に移行して、ステップS64で選択した顔画像を、ステップS63で選択した登録者の顔画像であると確定する。制御部2は、ステップS71で、認識対象画像中の全ての顔画像が確定されたか否かを判別する。ここで、全ての顔画像が確定済みであれば、制御部2はステップS73へ移行する。まだ確定されていない顔画像がある場合、ステップS72に移行して、新たに照合順位を決定する。
このステップS72では、制御部2は同時撮影情報記憶部54内の同時撮影回数54Aを参照し、ステップS70で確定した登録者と同時に撮影された回数に従って他の登録者の照合順位を決定する。なお、既に複数の登録者が確定されている場合、制御部2は、ステップS72において、いずれか一人の登録者と他の登録者とが一緒に撮影された回数に従って、照合順位を決定する。
制御部2は、ステップS72で照合順位を決定した後、ステップS63の処理に戻って照合順位の一番上の登録者を選択し、ステップS64で認識対象画像中の顔画像を選択し、ステップS65で登録者の顔と認識対象画像中の顔画像とを照合する。その後、制御部2は、認識対象画像中の顔画像と登録者の顔画像の特徴が一致するまでステップS63〜S68の処理を実行し、顔画像の特徴が一致した場合はステップS70に移行する。
そして、M人の登録者と全ての顔画像との照合が済んでも未確定の顔画像がある場合、制御部2はステップS69に移行する。
ステップS69で、制御部2は、ユーザ入力モードを実行する。
図10は、図9のステップS70に示すユーザ入力モードを詳細に示すフローチャートである。
図10のステップS81で、制御部2は、出力部7によって表示画面71にユーザ入力画面を表示させ、さらに、ステップS82で認識対象画像中の未確定の顔画像を選択する。このステップS82で未確定の顔画像を選択する順序は任意であり、認識対象画像中における位置をもとに、例えば上から順に、或いは左から順に選択すればよい。
ステップS83で、制御部2は、まだ照合されていない登録者の名前を、照合順位に従った順序で入力候補として表示画面71に表示する。この状態で、制御部2は、ステップS84で入力部6による名前の入力を受け付ける。ステップS84で、ユーザは入力部6を操作して、未確定の顔画像に対応する人物の名前を入力するが、ステップS83で候補として表示された名前を選択して、入力を行うことができる。
制御部2は、ステップS85で、入力された名前を選択した未確定の顔画像に対応する名前として確定し、ステップS86で、全ての顔画像が確定されたか否かを判別する。ここで未確定の顔画像が残っていれば、制御部2はステップS82に戻って別の顔画像を選択して処理を継続する。全ての顔画像が確定された場合には、制御部2は、ユーザ入力モードを終了して、図9のステップS73に移行する。
ステップS73で、制御部2は、確定した登録者の名前を認識対象画像に対応するメタデータに登録し、本処理を終了する。ここで、制御部2は、認識対象画像を参照画像として利用するために参照画像記憶部51に記憶させてもよい。この場合、制御部2は、ステップS73で名前を登録したメタデータを、メタデータDB53に登録する。
以上のように、第3の実施形態に係る画像認識装置1は、画像認識処理において、認識対象画像から顔画像を検出した後、登録者の照合順位を決定し、この照合順位に従って登録者を順次選択して顔画像と照合する。画像認識装置1は、照合順位の最上位から順に登録者を選択し、M人の登録者を選択して照合を行った後は、ユーザ入力モードを実行して、入力部6による名前の入力を受け付ける。
画像認識処理を実行し、照合順位に従って何人かの登録者の照合を行っても認識対象画像中の顔画像が確定されない場合、残っている登録者は照合順位の下位である。下位の登録者は撮影回数が少なく、或いは、既に確定した登録者との関連性が薄い。このため、照合を続けても認識対象画像中の顔画像と一致しない可能性が高い。
そこで画像認識装置1は、照合順位の上位の登録者について照合を行った後は、ユーザ入力モードを実行して、入力部6による名前の入力を受け付ける。これにより、ユーザが少し手間をかけるだけで高速にメタデータを生成でき、メタデータの作成に要する時間を短縮できることで、結果的にユーザの負担を抑えることができる。さらに、画像認識装置1は、ユーザが入力を行う場合に、照合されなかった登録者の名前を照合順位に従って表示画面71に表示する。このため、認識対象画像中の顔画像が登録者の顔であった場合、ユーザは候補として表示された名前を選択するだけで済み、ユーザの負担を軽減できる。
なお、本第3の実施形態において、ユーザ入力モードで入力候補として登録者の名前を表示する場合、まだ照合されていない登録者の名前を一人ずつ表示してもよいし、まだ照合されていない全ての登録者の名前を照合順位に従って並べて表示してもよく、或いは、上位の登録者の名前だけを表示してもよい。この場合、ユーザが入力部6を操作して、一覧表示された複数の名前から一つの名前を選択できるようにしてもよい。
また、本第3の実施形態においては、上位M人の登録者を照合した後にユーザ入力モードを実行するものとして説明したが、ユーザが入力部6の操作により指定した任意のタイミングでユーザ入力モードを実行してもよい。例えば、間違った照合結果を修正する場合、修正したい顔画像以外の照合結果から、修正対象の顔画像に関する照合順位を算出することで、上記と同様の入力支援方法を提供することが可能である。
また、上記第1から第3の実施形態において、メタデータDB53に格納されるオブジェクト情報は登録者の名前であるとしたが、各登録者を識別できる情報であればよい。このため、オブジェクト情報として各登録者に付与された識別番号を用いてもよいし、他の情報を用いることも勿論可能である。また、上記第1から第3の実施形態においては、参照画像記憶部51に記憶された画像のメタデータを、メタデータDB53に格納する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各画像のファイルにExif形式でメタデータを付加してもよい。
さらに、上記第1から第3の実施形態においては、2回目に照合順位を決定する処理において、同時撮影回数54Aをもとに照合順位を決めるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、同時撮影回数54Aの値を合計撮影回数54Bの値で除算して、同時に撮影された割合を求め、この割合をもとに照合順位を決定してもよい。この場合、登録者間で、写っている参照画像の数に大きなばらつきがあっても、適切な照合順位を決定できるという利点がある。
また、上記第1から第3の実施形態においては、一人の登録者を選択してから、認識対象画像中の全ての顔画像を、順次照合するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、認識対象画像から一つの顔画像を選択して、全ての登録者を、順次、選択した顔画像と照合してもよい。
さらに、上記第1から第3の実施形態に係る画像認識装置1を、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナ、プロジェクタ、テレビ、プリンタおよびその他の画像データを処理する電子機器に実装することも可能である。例えば、上記画像認識装置を備えたデジタルカメラおよびスキャナは、撮影または取得した画像における顔を認識してメタデータを自動的に生成し、画像データに付加して出力することが可能となる。また、上記画像認識装置を備えたプリンタは印刷画像データから顔を認識してメタデータを生成し、このメタデータを表示画面に出力し、或いは画像とともに印刷することができる。上記画像認識装置を備えたプロジェクタやテレビは、出力画像データから顔を認識してメタデータを生成し、このメタデータを出力画像に重ねて表示出力することができる。
さらに、本発明の画像認識装置を適用したシステムとしては、例えば、建物や部屋の出入り口をデジタルカメラで撮影して、撮影画像から顔を認識することで、出入りした人物を特定するシステムや、例えば、建物や部屋の出入り口に設置されたデジタルカメラで特定の人物の顔が撮影された場合にのみ解錠するシステムが挙げられる。これらのシステムはセキュリティシステムや出退勤管理システム等に応用可能である。
その他、画像認識装置1を構成する各部の具体的な細部構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、任意に変更可能である。
第1の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 メタデータDBの構成例を示す図である。 同時撮影情報の構成例を模式的に示す図である。 同時撮影情報更新処理を示すフローチャートである。 画像認識処理を示すフローチャートである。 画像認識処理においてオブジェクトを検出する様子を示す図である。 第2の実施形態に係るメタデータDBの構成例を示す図である。 第2の実施形態における画像認識処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態における画像認識処理を示すフローチャートである。 ユーザ入力モード実行時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…画像認識装置(電子機器)、2…制御部、3…ROM、4…RAM、5…記憶部、6…入力部、7…出力部、8…外部インタフェース、21…認識対象画像、51…参照画像記憶部、52…認識用DB、53,53A…メタデータDB、54…同時撮影情報記憶部(関連度情報記憶手段)、54A…同時撮影回数(関連度情報)、54B…合計撮影回数、55…認識対象画像記憶部、71…表示画面。

Claims (9)

  1. 認識対象画像からオブジェクト画像を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記オブジェクト画像について、予め備えられた複数の候補オブジェクトとの照合を行うことにより、前記オブジェクト画像がどの前記候補オブジェクトであるかを特定する照合手段と、
    前記照合手段によって複数の前記候補オブジェクトを照合する際の照合順序を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定すること、
    を特徴とする画像認識装置。
  2. 各々の前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとの組み合わせ毎に、同時に撮影される関連度である関連度情報を記憶する関連度情報記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトを含む前記関連度情報に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像認識装置。
  3. 前記関連度情報は、各々の前記候補オブジェクトが他の前記候補オブジェクトと同時に撮影された回数に基づいた情報であること、
    を特徴とする請求項2記載の画像認識装置。
  4. 前記関連度情報は、各々の前記候補オブジェクトが、前記認識対象画像と同一または類似の撮影条件下で他の前記候補オブジェクトと同時に撮影された履歴に基づいた情報であること、
    を特徴とする請求項2記載の画像認識装置。
  5. 前記制御手段は、前記認識対象画像の前記オブジェクト画像を前記照合手段によって照合する前に、各々の前記候補オブジェクトが撮影された回数に基づいて前記照合順序を決定し、
    少なくとも一つの前記オブジェクト画像が前記候補オブジェクトとして特定された後に、特定された前記候補オブジェクトを含む前記関連度情報に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定すること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像認識装置。
  6. 前記オブジェクト画像がどのオブジェクトであるかを示す情報を入力可能な入力手段と、
    前記候補オブジェクトを前記照合順序に基づく順序で表示画面上に表示する候補表示手段と、
    前記候補表示手段により表示されたいずれかの前記候補オブジェクトが選択された場合に、前記オブジェクト画像が選択された前記候補オブジェクトであると特定するオブジェクト情報取得手段と、を備えること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像認識装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の画像認識装置を具備したことを特徴とする電子機器。
  8. 認識対象画像からオブジェクト画像を検出し、
    予め決定された照合順序に従って、複数の候補オブジェクトの画像を、検出した前記オブジェクト画像と照合することにより、前記オブジェクト画像がどの前記候補オブジェクトであるかを特定する照合処理を実行するとともに、
    前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定し、決定した照合順序に従ってその後の前記照合処理を実行すること、
    を特徴とする画像認識方法。
  9. コンピュータを、
    認識対象画像からオブジェクト画像を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記オブジェクト画像について、予め備えられた複数の候補オブジェクトとの照合を行うことにより、前記オブジェクト画像がどの前記候補オブジェクトであるかを特定する照合手段と、
    前記照合手段によって複数の前記候補オブジェクトを照合する際の照合順序を制御するとともに、前記認識対象画像において認識された複数の前記オブジェクト画像のうち少なくとも一つが前記候補オブジェクトとして特定された場合に、特定された前記候補オブジェクトと他の前記候補オブジェクトとが同時に撮影される関連度に基づいて、他の前記候補オブジェクトの照合順序を決定する制御手段と、
    して機能させるための制御プログラム。
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