JP2008131590A - サービングサーバ、プレゼンスサーバ、プレゼンスサービスシステム及びプレゼンス信号ルーチング方法 - Google Patents

サービングサーバ、プレゼンスサーバ、プレゼンスサービスシステム及びプレゼンス信号ルーチング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク的に効率的なルーチングを確立できるプレゼンスサービスシステムを提供する。
【解決手段】 S−CSCFは、プレゼンスサーバへ、端末からの位置登録信号を転送する条件及び編集処理を規定した位置登録転送用情報を管理しており、任意の端末から位置登録信号が到来したとき、管理している位置登録転送用情報に従い、位置登録信号を編集してプレゼンスサーバに転送する。プレゼンスサーバは、外部から到来した位置登録信号と、ルーチングポリシー情報とから、その端末への信号のルーチング方法を規定する情報を形成して管理しており、かかる情報を管理している端末への信号におけるルーチング用情報を、管理しているルーチング方法に従って設定した後、信号を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明はサービングサーバ、プレゼンスサーバ、プレゼンスサービスシステム及びプレゼンス信号ルーチング方法に関し、例えば、3GPP(3rd Genaration Partnership Project)で定義されたIMS(IP Multimedia Subsystem)アーキテクチャを利用することを前提にしたプレゼンスサービスの実現方式に関する。
3GPPで定義されているIMSベースのネットワークを用いて、自分の状態(電話中、離席中等)をリアルタイムに相手に伝えるコミュニケーションサービスである“プレゼンスサービス”を実現するための方式が各種標準化団体(IETF、3GPP、3GPP2、OMA等)で検討され、アーキテクチャや信号ルーチング方式等が定義されている。
また、信号ルーチング方式に関しては、特許文献1等で、ルーチングに関する一部課題の解決方式が提示されている。
特表2006−514816
ところで、各種標準化団体による標準や特許文献1ベースでのルーチングを前提にした場合において、プレゼンティ情報を参照したいウォッチャの要求に対応するプレゼンスサーバとプレゼンティティを管理するプレゼンスサーバが同一ネットワーク(同一サーバ)上でサービスする際に、IMSアーキテクチャのモデルでは、以下のように、全ての信号がSIPサーバであるS−CSCF(Serving−Call Session Control Function)を経由することになる。
ウォッチャからの購読要求(SUBSCRIBE)をプレゼンスサーバへフォワードする際においては、S−CSCFにてRecord−Routeヘッダが挿入されるのが一般的とされている。これは、IMSアーキテクチャにおいて、P−CSCF(Proxy−Call Session Control Function)のアドレスをREGISTER時に認識し管理するのがS−CSCFであるため、他のコンポーネントからの信号リクエストを端末へ対して送信する際はS−CSCF経由にする必要がある。そのため、同一ダイアログ内で処理される、プレゼンティティの情報の通知(NOTIFY)は全て、S−CSCFを経由されて送信されることになる。
全ての信号がSIPサーバであるS−CSCFを経由することにより、S−CSCFに相当の性能が求められると共に、S−CSCFを経由することで経路数(経由するサーバ)が余分にかかる。
また、プレゼンス情報を他のアプリケーションサーバ(AS)が利用する場合、ASも、ネットワークモデル的にはウォッチャとなり得る端末等と同一の扱いになるため、ASからプレゼンスサーバへSIPベースでアクセスする際は、I−CSCF(Interrogationg−Call Session Control Function)/S−CSCF経由でプレゼンスサーバにアクセスする必要があり、効率的とはいえない。
IMSでは、S−CSCFがユーザに固定的に割り振られているわけではないので、他のネットワーク(プレゼンスサーバ等)からプレゼンティティを管理するプレゼンスサーバへSUBSCRIBE要求をするような場合では、プレゼンティティ情報を保有するネットワークでのS−CSCFでRecord−Routeを付与しない等が考えられているが、端末への信号リクエストル送信ルートに関しては、具体的な実現方式は明確でなく、上記記載の課題を解決するために何らかの仕組みが必要になる。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであり、実際の運用を想定した上で、ネットワーク的に効率的なルーチングを確立できるサービングサーバ、プレゼンスサーバ、プレゼンスサービスシステム及びプレゼンス信号ルーチング方法を提供しようとしたものである。
第1の本発明は、端末の位置管理やサービス制御を行うプロキシサーバかつレジストラサーバとして機能するサービングサーバにおいて、(1)プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバへ、端末からの位置登録信号を転送する条件及び編集処理を規定した位置登録転送用情報を管理する位置登録転送用情報管理手段と、(2)任意の端末から位置登録信号が到来したとき、上記位置登録転送用情報管理手段で管理されている位置登録転送用情報に従い、位置登録信号を編集して上記プレゼンスサーバに転送する位置登録信号転送手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明は、プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバにおいて、(1)外部から到来した任意端末から位置登録信号と、ルーチングポリシー情報とから、その端末への信号のルーチング方法を規定する情報を形成して管理するルーチング情報管理手段と、(2)上記ルーチング情報管理手段に情報が管理されている上記端末への信号におけるルーチング用情報を、上記ルーチング情報管理手段に管理されているルーチング方法に従って設定し、上記信号を送信する端末宛信号送信手段とを有することを特徴とする。
第3の本発明は、端末の位置管理やサービス制御を行うプロキシサーバかつレジストラサーバとして機能するサービングサーバと、プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバとを有するプレゼンスサービスシステムにおいて、上記サービングサーバとして、第1の本発明のサービングサーバを適用すると共に、上記プレゼンスサーバとして、第2の本発明のプレゼンスサーバを適用したことを特徴とする。
第4の本発明は、端末の位置管理やサービス制御を行うプロキシサーバかつレジストラサーバとして機能するサービングサーバと、プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバとを有するプレゼンスサービスシステムにおける、プレゼンスサービスに関するプレゼンス信号のルーチング方法であって、(1)上記サービングサーバが、位置登録転送用情報管理手段及び位置登録信号転送手段を有し、(2)上記プレゼンスサーバが、ルーチング情報管理手段及び端末宛信号送信手段を有し、(1−1)上記サービングサーバの位置登録転送用情報管理手段は、プレゼンスサーバへ、端末からの位置登録信号を転送する条件及び編集処理を規定した位置登録転送用情報を管理し、(1−2)上記サービングサーバの位置登録信号転送手段は、任意の端末から位置登録信号が到来したとき、上記位置登録転送用情報管理手段で管理されている位置登録転送用情報に従い、位置登録信号を編集して上記プレゼンスサーバに転送し、(2−1)上記プレゼンスサーバのルーチング情報管理手段は、外部から到来した任意端末から位置登録信号と、ルーチングポリシー情報とから、その端末への信号のルーチング方法を規定する情報を形成して管理し、(2−2)上記プレゼンスサーバの端末宛信号送信手段は、上記ルーチング情報管理手段に情報が管理されている上記端末への信号におけるルーチング用情報を、上記ルーチング情報管理手段に管理されているルーチング方法に従って設定し、上記信号を送信することを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク的に効率的なルーチングを確立できるサービングサーバ、プレゼンスサーバ、プレゼンスサービスシステム及びプレゼンス信号ルーチング方法を提供できる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明によるサービングサーバ、プレゼンスサーバ、プレゼンスサービスシステム及びプレゼンス信号ルーチング方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態のプレゼンスサービスシステムに係るネットワークの機能的構成を示すブロック図である。
図1において、プレゼンスサービスシステム10は、機能的には、ウォッチャIMS端末1、プレゼンティティIMS端末2、P−CSCF3、I−CSCF4、S−CSCF5、HSS(Home Subscriber Server)/SLF(Subscription Locator Function)6、プレゼンスサーバ7及びアプリケーションサーバ8を構成要素としている。
なお、P−CSCF3、I−CSCF4、S−CSCF5、HSS/SLF6、プレゼンスサーバ7及びアプリケーションサーバ8などの機能部はそれぞれ、別個の物理的な装置によって構成されていても良く、また、1個の物理的な装置によって複数の機能部が構成されていても良く、また、複数の物理的な装置によって複数の機能部が構成されていても良い。また、図1では、HSS及びSLFを統合して示しているが、機能的には別個のものである。
ウォッチャIMS端末1は、プレゼンティティに関する情報を要求するウォッチャに係るIMS端末であり、アクセスネットワークNET1を介してIMSネットワークNET2に接続するものである。
プレゼンティティIMS端末2は、プレゼンス情報を公開するプレゼンティティに係るIMS端末であり、アクセスネットワークNET1を介してIMSネットワークNET2に接続するものである。
P−CSCF3は、ウォッチャIMS端末1やプレゼンティティIMS端末2とIMSネットワークNET2が最初に接する点のSIPサーバである。P−CSCF3は、IMS端末1、2に対して、いわゆるアウトバウンド/インバウンドプロキシサーバの役割を果たすものであり、SIPリクエストやレスポンスを適切な方向(IMS端末方向、IMSネットワーク方向)に転送するものである。なお、図1では、ウォッチャIMS端末1及びプレゼンティティIMS端末2が同一のP−CSCF3の配下に存在するように記載しているが、ウォッチャIMS端末1及びやプレゼンティティIMS端末2が異なるP−CSCF3の配下に存在していても良いことは勿論である。
I−CSCF4は、他網からのSIPメッセージを受けるためのプロキシサーバとして機能するSIPサーバである。I−CSCF4は、主に、受けたメッセージの内容に基づいて、ユーザの登録情報(S−CSCFアドレス)をHSS/SLF6から取得し、SIPリクエストを自網内の適切なS−CSCF5へフォワードするものである。
S−CSCF5は、SIPのセッション制御機能やレジストラとしての機能を有するサーバである。S−CSCF5は、管理するユーザ(プレゼンティティやウォッチャなど)に関する全てのメッセージがルーチングされるプロキシサーバとして、サービス実現のためのメッセージ処理(アプリケーションサーバ8へのメッセージ転送処理などを含む)を行うものである。S−CSCF5は、レジストラとして、ユーザのロケーション情報を管理するものである。
HSS/SLF6におけるHSSは、ユーザ情報(例えば、IMS端末の位置登録情報など)を扱う中心となるデータベースである。HSS/SLF6におけるSLFは、HSSを複数持つIMSネットワークNET2に設けられるものであり、ユーザのアドレスとHSSとを結び付けるデータベースである。
プレゼンスサーバ7は、プレゼンティティの状態等を管理すると共に、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知等を実行するものである。
アプリケーションサーバ8は、付加サービスの制御を実行するものである。ここで、ウォッチャとして動作するアプリケーションサーバ8がIMSネットワークNET2内に設けられていても良い。
IMSネットワークの標準では、プレゼンスサーバ7及びアプリケーションサーバ8間のインタフェースIF1や、P−CSCF3及びプレゼンスサーバ7間のインタフェースIF2は規定されていないが、この第1の実施形態では、実際の運用を想定してこれらインタフェースを設定している。
図2は、プレゼンスサーバ7の詳細構成を示すブロック図である。図2において、プレゼンスサーバ7は、プレゼンス情報処理部11、SIP信号処理部12、プレゼンス情報管理部13及びユーザ管理部14を有する。プレゼンス情報処理部11は、プレゼンス関連情報の制御をするものであり、SIP信号処理部12は、信号の送受信制御をするものである。プレゼンス情報管理部13は、各ユーザ(プレゼンティティ)のプレゼンス情報を管理するものであり、ユーザ管理部14は、加入者情報や位置情報等を管理するものである。
図3は、HSS機能をも担当するS−CSCF5の詳細構成を示すブロック図である。図3において、S−CSCF5は、ルーチング情報処理部21、SIP信号処理部22、ルーチング情報管理部23及びユーザ管理部24を有する。ルーチング情報処理部21はルーチング制御をするものであり、SIP信号処理部22は信号の送受信制御をするものである。ルーチング情報管理部23はルーチング情報を管理するものであり、ユーザ管理部24は加入者情報や位置情報等を管理するものである。
図4は、ルーチング情報管理部23に設けられているREGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1の構成を示す説明図である。なお、HSSがS−CSCF5と切り離されて設けられている場合には、REGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1をHSSに設けるようにしても良い。
プレゼンスサービスは、REGISTER動作と密接に関連することから、第1の実施形態では、REGISTER信号をS−CSCF5から所定のプレゼンスサーバ7へ適宜転送することとし、そのため、S−CSCF5内のルーチング情報管理部23にREGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1を設けている。
REGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1は、REGISTER信号をS−CSCF5からプレゼンスサーバ7へ転送させるための条件などを記述したものであり、その1行(1レコード)は、ターゲットプレゼンスサーバ31、ルーチングパターン32、Contactヘッダの設定内容33、Fromヘッダの設定内容34の項目などでなる。
ターゲットプレゼンスサーバ31の項目には、例えば、当該IMSネットワークNET2に設けられているプレゼンスサーバ7の識別情報(URI)が記述され、ルーチングパターン32の項目には、到来したREGISTER信号を転送(フォワード)するか否かの情報が記述され、Contactヘッダの設定内容33には、到来したREGISTER信号をプレゼンスサーバ7に転送(フォワード)する場合において転送するREGISTER信号のContactヘッダにどのような内容を設定するかが記述され、Fromヘッダの設定内容34には、受信したREGISTER信号をプレゼンスサーバ7に転送(フォワード)する場合において転送するREGISTER信号のFromヘッダにどのような内容を設定するかが記述される。
図4の1行目は、識別情報が「AAA」のプレゼンスサーバ7に対しては、到来したREGISTER信号を転送しないことを表している。言い換えると、REGISTER信号を当該S−CSCF5で終端することを表している。2行目は、識別情報が「BBB」のプレゼンスサーバ7に対しては、到来したREGISTER信号におけるContactヘッダ及びFromヘッダを、当該S−CSCF5のアドレスに書き換えて転送することを表している。3行目は、識別情報が「CCC」のプレゼンスサーバ7に対しては、到来したREGISTER信号におけるContactヘッダを、当該S−CSCF5のアドレスに書き換えて転送することを表しており、Fromヘッダは書き換えられず、到来したREGISTER信号の設定内容(送信元のIMS端末(ユーザエージェント)のアドレス)のままである。4行目は、識別情報が「DDD」のプレゼンスサーバ7に対しては、到来したREGISTER信号におけるContactヘッダ及びFromヘッダを書き換えることなく、到来したREGISTER信号の設定内容(送信元のIMS端末(ユーザエージェント)のアドレス)のままで転送することを表している。
上述のように、REGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1は、S−CSCF5に到来したREGISTER信号をプレゼンスサーバ7へ転送させるための条件などを記述しているが、REGISTER信号の送信元のIMS端末(1、2)についての条件を設けておらず、図4に示す転送条件を満たす場合には、プレゼンスサーバ7に転送される。なお、S−CSCF5は、REGISTER信号が到着した際には、HSS/SLF6の設定内容に基づいて、ユーザ(ユーザ端末)の認証を行うが、HSS/SLF6の格納内容に、転送の可否、若しくは、転送するプレゼンスサーバの識別情報などを格納しておくようにしても良い。
図5は、プレゼンスサーバ7のプレゼンス情報管理部13に設けられている信号送信先管理テーブルTBL2の構成を示す説明図である。
信号送信先管理テーブルTBL2は、プレゼンスサーバ7からの信号(例えば、購買要求したウォッチャにプレゼンス情報を通知する際のNOTIFY信号)の送信先や経路等の情報などを記述したものであり、各行(レコード)は、IMS端末1、2の識別情報(SIP−URI;ユーザID)41、Contact情報42、Path情報43、Routeヘッダの生成有無情報44、Record−Routeヘッダの優先非優先情報45の項目などでなる。
信号送信先管理テーブルTBL2の各行(レコード)は、プレゼンスサービスに係る各ユーザ(ウォッチャ若しくはプレゼンティティだけの者を含む)毎に予め設けられているものであり(例えば、サービスの契約時などにレコードを追加する)、S−CSCF5から当該プレゼンスサーバ7にREGISTER信号が到来したときに、そのうちのContact情報42及びPath情報43が書き込まれるものである。
ユーザの識別情報(SIP−URI;ユーザID)41は、プレゼンスサーバ7から信号を送信するユーザ(例えば、ウォッチャ)に係る行を探索する際に利用されるものである。Contact情報42及びPath情報43は、S−CSCF5から当該プレゼンスサーバ7に到来したREGISTER信号のContactヘッダ及びPathヘッダの内容が設定されるものであり、例えば、プレゼンス情報を通知するNOTIFY信号の所定のヘッダにこの設定内容が設定される。Routeヘッダの生成有無情報44には、プレゼンスサーバ7からのリクエスト信号に、Path情報からRouteヘッダを生成して付加するか否かが記述される。Record−Routeヘッダの優先非優先情報45には、ダイアログ確立されている状態で、当該プレゼンスサーバ7から信号を送信する際に、送信前に到来した受信信号に含まれているRecord−Routeヘッダを参照(優先)するか否かが設定される。なお、Record−Routeヘッダの優先非優先情報45を参照(優先)する場合、以降の信号送信は、受信信号のRecord−Routeヘッダに従って送信信号を構築して送信する。また、Record−Routeヘッダの優先非優先情報45はダイアログ確立されている状態で意味を持つ設定情報であり、ダイアログが確立されていない状態にはこの設定は意味を持たない。
図5は、ユーザ毎に、Routeヘッダの生成有無情報44やRecord−Routeヘッダの優先非優先情報45を可変設定できるものを示したが、プレゼンスサービスシステム1の全体を通して、Routeヘッダの生成有無情報やRecord−Routeヘッダの優先非優先情報をシステムの固定値とするようにしても良く、この場合、信号送信先管理テーブルTBL2から、Routeヘッダの生成有無情報44やRecord−Routeヘッダの優先非優先情報45の項目を省略される(但し、固定情報を所で管理し、その固定情報に応じた送信時の処理がなされる)。
図5の1行目は、Routeヘッダの生成有無情報44が「有」でRecord−Routeヘッダの優先非優先情報45が「非優先」であるので、識別情報が「1111」のIMS端末(1、2)に対する送信信号のRouteヘッダに、Path情報に基づいたP−CSCF3のURIを設定して当該プレゼンスサーバ7から送信することを表している。言い換えると、当該プレゼンスサーバ7から、S−CSCF5を経由することなく、識別情報が「1111」のIMS端末(1、2)に対する送信信号をP−CSCF3に直接送信することを表している。
図5の2行目〜4行目は、Record−Routeヘッダの優先非優先情報45が「優先」であるので、Routeヘッダの生成有無情報44の設定内容に関係なく、ダイアログが確立されている状態では、当該プレゼンスサーバ7は、受信信号のRecord−Routeヘッダに従った信号を構築して信号を送出することを表している。すなわち、当該プレゼンスサーバ7は、Record−Routeヘッダが規定する中継ノードを経由するような信号を構築して送出することとなる。
これに対して、ダイアログが確立されていない状態では、Record−Routeヘッダの優先非優先情報45が無意味であるので、プレゼンスサーバ7は、当該プレゼンスサーバ7主導の信号(リクエスト)については、他の情報に従って信号を構築して送出することとなる。2行目の場合、Routeヘッダの生成有無情報44が「無」であるので、接続されているS−CSCF5に信号を送出することとなる。3行目の場合、当該プレゼンスサーバ7にREGISTER信号が送信されていないため(Contact情報42、Path情報43が未設定のため)、I−CSCF4に信号を送出することとなる。4行目の場合であれば、Routeヘッダの生成有無情報44が「有」であるので、S−CSCF5経由ではなく、P−CSCF3に当該プレゼンスサーバ7主導の信号を送出することとなる。
(A−2)第1の実施形態の動作
以下、第1の実施形態のプレゼンスサービスシステム10の特徴的な動作を、図面を参照しながら説明する。
まず、S−CSCF5におけるREGISTER登録処理を、図6のフローチャートを参照しながら詳述する。
S−CSCF5は、IMS端末1、2が送出したP−CSCF3及びI−CSCF4経由の位置登録信号(REGISTER信号)を受信する(ステップ101)。
このとき、S−CSCF5は、認証を含めたREGISTER信号の受信による登録処理をHSS/SLF6と連動して実施し、REGISTER情報をHSS(6)へ登録する(ステップ102)。
第1の実施形態の場合、S−CSCF5は、上記のような一般的なREGISTER情報の登録処理を完了すると、図4に示すようなREGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1を参照し、受信したREGISTER信号をプレゼンスサーバ7に転送することを要するか否かを分析する(ステップ103)。
受信したREGISTER信号をプレゼンスサーバ7に転送することが不要であれば、S−CSCF5は、REGISTER情報を登録したことの応答処理を実行して、REGISTER信号が到来したときの処理を完了する(ステップ104)。
これに対して、受信したREGISTER信号をプレゼンスサーバ7に転送することが必要であれば、S−CSCF5は、REGSITER信号ルーチング管理テーブルTBL1の設定条件に従って、受信したREGISTER信号の各種ヘッダ(Contactヘッダ、Fromヘッダ)を適宜編集した後、プレゼンスサーバ7にREGSITER信号を転送する(ステップ105、106)。
その後、プレゼンスサーバ7からの応答信号の受信を待って、S−CSCF5は、REGISTER情報を登録したことの応答処理を実行して、REGISTER信号が到来したときの処理を完了する(ステップ107、108)。
次に、プレゼンスサーバ7における転送REGISTER信号の受信時の処理を、図7のフローチャートを参照しながら詳述する。
プレゼンスサーバ7は、S−CSCF5が転送したREGISTER信号(位置登録信号)を受信すると(ステップ201)、そのREGISTER信号に設定されているContactヘッダ及びPathヘッダの内容をそれぞれ、図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2の受信したREGISTER信号の送信元IMS端末(1、2)に係る行の該当項目42、43に設定した後(ステップ202)、REGISTER信号の受信応答を転送元のS−CSCF5に返送する(ステップ203)。
以上のようなS−CSCF5からプレゼンスサーバ7へのREGISTER信号の転送処理によって所定情報が設定された図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2に基づいて、プレゼンスサーバ7は、当該プレゼンスサーバ7からの信号のあて先や経路などを決定して信号を送信することができる。
図8は、IMS端末1がウォッチャの場合におけるプレゼンスサービスのシーケンス例を示すシーケンス図である。なお、図8は、プレゼンティティIMS端末2について登録済みの状態から示している。また、図8は、IMS端末1、2を認証するフローを省略して示している。
図8におけるステップ301は、プレゼンティティIMS端末2が状態変更通知を行う際のシーケンスを示している。
プレゼンティティIMS端末2は、状態変更通知内容を含むPUBLISH信号をP−CSCF3に転送し(ステップ301−1)、P−CSCF3がそのPUBLISH信号をS−CSCF5に転送し(ステップ301−2)、S−CSCF5がそのPUBLISH信号をプレゼンスサーバ7に転送する(ステップ301−3)。
プレゼンスサーバ7は、送信元のプレゼンティティIMS端末2についての、プレゼンス情報管理部13の格納内容を、到来したPUBLISH信号に挿入されている内容に更新する。そして、プレゼンスサーバ7は、プレゼンス情報を変更したことを表す応答である200OK信号をS−CSCF5に送信し(ステップ301−4)、S−CSCF5がその200OK信号をP−CSCF3に転送し(ステップ301−5)、P−CSCF3がその200OK信号をプレゼンティティIMS端末2に転送する(ステップ301−6)。
図8におけるステップ302は、ウォッチャIMS端末1が位置登録を行う際のシーケンスを示している。
ウォッチャIMS端末1は、電源がオンした場合など、当該端末の位置登録に係るREGISTER信号をP−CSCF3に転送し(ステップ302−1)、P−CSCF3がそのREGISTER信号をI−CSCF4に転送し(ステップ302−2)、I−CSCF4がそのREGISTER信号をS−CSCF5に転送する(ステップ302−3)。S−CSCF5は、送信元のウォッチャIMS端末1についての位置登録をHSS/SLF6のHSSに対して行った後、図4に示すREGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1の格納内容に基づき、プレゼンスサーバ7へのREGISTER信号の転送が必要かを判断する(ステップ302−4)。図8は、S−CSCF5からプレゼンスサーバ7へREGISTER信号を転送する場合を示している(ステップ302−5)。
プレゼンスサーバ7は、S−CSCF5からREGISTER信号が到来すると、REGISTER信号に設定されているContactヘッダ及びPathヘッダの内容をそれぞれ、図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2の受信したREGISTER信号の送信元IMS端末1に係る行の該当項目42、43に設定する。そして、プレゼンスサーバ7は、REGISTER信号の受信応答である200OK信号をS−CSCF5に送信し(ステップ302−6)、S−CSCF5がその200OK信号をI−CSCF4に転送し(ステップ302−7)、I−CSCF4がその200OK信号をP−CSCF3に転送し(ステップ302−8)、P−CSCF3がその200OK信号をウォッチャIMS端末1に転送する(ステップ302−9)。
図8におけるステップ303は、ウォッチャIMS端末1が購買要求を行う際のシーケンスを示している。
ウォッチャIMS端末1は、定期的に、又は、ウォッチャの操作に応じて、所望のプレゼンティティについてのプレゼンス情報の購買要求に係るSUBSCRIBE信号をP−CSCF3に転送し(ステップ303−1)、P−CSCF3がそのSUBSCRIBE信号をS−CSCF5に転送し(ステップ303−2)、S−CSCF5がそのSUBSCRIBE信号をプレゼンスサーバ7に転送する(ステップ303−3)。プレゼンスサーバ7は、SUBSCRIBE信号の受信応答である200OK信号をS−CSCF5に送信し(ステップ303−4)、S−CSCF5がその200OK信号をP−CSCF3に転送し(ステップ303−5)、P−CSCF3がその200OK信号をウォッチャIMS端末1に転送する(ステップ303−6)。
図8におけるステップ304は、プレゼンスサーバ7からプレゼンス情報を通知する際のシーケンスを示している。
プレゼンスサーバ7は、ウォッチャIMS端末1が送信した、プレゼンス情報の購買要求に係るSUBSCRIBE信号を受信すると、図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2を参照し、ウォッチャIMS端末1に向けた所定経路を通過する、要求されたプレゼンス情報を通知するNOTIFY信号を形成して送信する(ステップ304−1)。図8は、図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2の1行目に係るウォッチャIMS端末1が購買要求を送信してきた場合を示している。プレゼンスサーバ7は、プレゼンス情報を通知するNOTIFY信号をP−CSCF3に送信し(ステップ304−1)、P−CSCF3がそのNOTIFY信号をウォッチャIMS端末1に転送する(ステップ304−2)。
ウォッチャIMS端末1は、NOTIFY信号の受信応答である200OK信号をP−CSCF3に送信し(ステップ304−3)、P−CSCF3がその200OK信号をプレゼンスサーバ7に転送する(ステップ304−4)。
(A−3)第1の実施形態の効果
上記第1の実施形態によれば、S−CSCF5とプレゼンスサーバ7とがREGISTER信号を含めて連携し、必要情報(図4及び図5参照)を管理するようにしたので、通信する上での経由サーバを削減することができ、ネットワークとしてのトータルパフォーマンスの向上を期待することができる。因みに、例えば、図8のステップ304−1の転送は、IMSの標準であれば、S−CSCF5を経由するものとなっている。
また、上記第1の実施形態によれば、管理情報の形式パターンを複数設定できるようにしていることから、IMSアーキテクチャベースでサービスを実現したい事業者システムにも対応可能(その場合は、経路削減は不可)な構成としているため、事業者ネットワーク要望に柔軟に対応することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明によるサービングサーバ、プレゼンスサーバ、プレゼンスサービスシステム及びプレゼンス信号ルーチング方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
第2の実施形態のプレゼンスサービスシステムも、ネットワーク的な構成は、第1の実施形態に係る図1で示すことができる。
上述した第1の実施形態は、IMS端末1がウォッチャとして動作し得るものであったが、この第2の実施形態は、アプリケーションサーバ8がウォッチャとして動作し得るものである。
図9は、アプリケーションサーバ8がウォッチャの場合におけるプレゼンスサービスのシーケンス例を示すシーケンス図である。なお、図9は、IMS端末2を認証するフローを省略して示している。
図9は、アプリケーションサーバ8がプレゼンティティIMS端末2からプレゼンス情報を直接取得する場合を示している。例えば、プレゼンスサーバ7に記憶されているプレゼンス情報を取得することも可能であるが、例えば、リアルタイムでの情報取得のような場合を図9は示している。
図9におけるステップ401は、プレゼンティティIMS端末2が位置登録を行う際のシーケンスを示している。
プレゼンティティIMS端末2は、電源がオンした場合など、当該端末の位置登録に係るREGISTER信号をP−CSCF3に転送し(ステップ401−1)、P−CSCF3がそのREGISTER信号をI−CSCF4に転送し(ステップ401−2)、I−CSCF4がそのREGISTER信号をS−CSCF5に転送する(ステップ401−3)。S−CSCF5は、送信元のプレゼンティティIMS端末2についての位置登録をHSS/SLF6のHSSに対して行った後、図4に示すREGISTER信号ルーチング管理テーブルTBL1の格納内容に基づき、プレゼンスサーバ7へのREGISTER信号の転送が必要かを判断する(ステップ401−4)。図9は、S−CSCF5からプレゼンスサーバ7へREGISTER信号を転送する場合を示している(ステップ401−5)。
プレゼンスサーバ7は、S−CSCF5からREGISTER信号が到来すると、REGISTER信号に設定されているContactヘッダ及びPathヘッダの内容をそれぞれ、図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2の受信したREGISTER信号の送信元IMS端末2に係る行の該当項目42、43に設定する。そして、プレゼンスサーバ7は、REGISTER信号の受信応答である200OK信号をS−CSCF5に送信し(ステップ401−6)、S−CSCF5がその200OK信号をI−CSCF4に転送し(ステップ401−7)、I−CSCF4がその200OK信号をP−CSCF3に転送し(ステップ401−8)、P−CSCF3がその200OK信号をプレゼンティティIMS端末2に転送する(ステップ401−9)。
図9におけるステップ402は、ウォッチャであるアプリケーションサーバ8が購読要求する際のシーケンスである。
アプリケーションサーバ8が所定のアプリケーションを実行することにより、所定のプレゼンティティIMS端末2のプレゼンス情報を欲する場合には、そのプレゼンティティIMS端末2を宛先とした、購読要求に係るSUBSCRIBE信号をプレゼンスサーバ7に送信する(ステップ402−1)。このとき、プレゼンスサーバ7は、図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2を参照し、プレゼンティティIMS端末2に向けた所定経路を通過するようにSUBSCRIBE信号を編集し直して送信する(ステップ402−2)。図9は、図5に示す信号送信アドレス管理テーブルTBL2の1行目に係るプレゼンティティIMS端末2が購買要求の要求先の場合を示している。仮に、図5に示す2行目〜4行目が該当する場合、図9に示すようなSUBSCRIBE信号の送信元がアプリケーションサーバ8である状況は、ダイアログが確立されていない状態に該当する。
プレゼンスサーバ7は、購読要求に係るSUBSCRIBE信号をP−CSCF3に送信し(ステップ402−2)、P−CSCF3がそのSUBSCRIBE信号をプレゼンティティIMS端末2に転送する(ステップ402−3)。
プレゼンティティIMS端末2は、SUBSCRIBE信号の受信応答である200OK信号をP−CSCF3に送信し(ステップ402−4)、P−CSCF3がその200OK信号をプレゼンスサーバ7に転送し(ステップ402−5)、プレゼンスサーバ7がその200OK信号をアプリケーションサーバ8に転送する(ステップ402−6)。
図9におけるステップ403は、ウォッチャであるアプリケーションサーバ8へプレゼンス情報を通知する際のシーケンスである。
プレゼンティティIMS端末2は、購読要求に係るSUBSCRIBE信号を受信すると、プレゼンス情報を通知するためのNOTIFY信号を生成してP−CSCF3に送信する(ステップ403−1)。ここで、NOTIFY信号は、購読要求に係るSUBSCRIBE信号に設定されている各種ルーチングヘッダに従って、各種のルーチングヘッダが設定される。言い換えると、SUBSCRIBE信号の逆の経路を通るように各種のルーチングヘッダが設定される(200OK信号の場合と同様である)。P−CSCF3は、到来したNOTIFY信号をプレゼンスサーバ7に転送し(ステップ403−2)、プレゼンスサーバ7は、そのNOTIFY信号をアプリケーションサーバ8に転送する(ステップ403−3)。
アプリケーションサーバ8は、NOTIFY信号の受信応答である200OK信号をプレゼンスサーバ7に送信し(ステップ403−4)、プレゼンスサーバ7がその200OK信号をP−CSCF3に転送し(ステップ403−5)、P−CSCF3がその200OK信号をプレゼンティティIMS端末2に転送する(ステップ403−6)。
第2の実施形態では、上述のように、ウォッチャとしてアプリケーションサーバ8を想定している。一般的なIMSアーキテクチャであれば、アプリケーションサーバ8は、ウォッチャがIMS端末1の場合と同様に、I−CSCF4やS−CSCF5経由で購読要求を送信し、その経路の延長でプレゼンティティIMS端末2へ購買要求を送信することになり、アプリケーションサーバ8がウォッチャの場合も、経路数は多くなる。
第2の実施形態によれば、アプリケーションサーバ8とプレゼンスサーバ7間もSIPベースでインタワークし、かつ、REGISTER情報等を含めたルーチング情報をプレゼンスサーバ7が管理していること(図5)により、大幅に経路数(経路サーバ)を削減したルーチングが可能になっている。また、第2の実施形態の連携方式では、プレゼンス情報を利用した第3者からのサービス(アプリケーション)等に柔軟に対応でき、サービスの拡大を期待することができる。
(C)他の実施形態
上記各実施形態では、P−CSCF及びプレゼンスサーバがS−CSCF非経由で通信し得るものを示したが、プレゼンスサーバの信号送信先管理テーブルに対する設定により、P−CSCFを非経由でプレゼンスサーバと端末との間で直接信号を授受するようにしても良い。
また、上記第2の実施形態では、ウォッチャアプリケーションをアプリケーションサーバが具備するイメージで説明したが、ウォッチャアプリケーションをプレゼンスサーバに配置するようにしても良い。
上記第1の実施形態では、各種管理データを図4又は図5のテーブル構成で管理するものを示したが、各種管理データの構成や管理方法は図4や図5のものに限定されないことは勿論である。
第1の実施形態のプレゼンスサービスシステムに係るネットワークの機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のプレゼンスサーバの詳細構成を示すブロック図である 第1の実施形態のHSS機能をも担当するS−CSCFの詳細構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のS−CSCFにおけるREGISTER信号ルーチング管理テーブルの構成を示す説明図である。 第1の実施形態のプレゼンスサーバにおける信号送信先管理テーブルの構成を示す説明図である。 第1の実施形態のS−CSCFにおけるREGISTER信号が到来した際の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態のプレゼンスサーバにおけるREGISTER信号が到来した際の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るプレゼンスサービスシステムのシーケンス例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係るプレゼンスサービスシステムのシーケンス例を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…ウォッチャIMS端末、2…プレゼンティティIMS端末、3…P−CSCF、4…I−CSCF、5…S−CSCF(サービングサーバ)、6…HSS/SLF、7…プレゼンスサーバ、8…アプリケーションサーバ、10…プレゼンスサービスシステム、TBL1…REGISTER信号ルーチング管理テーブル、TBL2…信号送信先管理テーブル。

Claims (5)

  1. 端末の位置管理やサービス制御を行うプロキシサーバかつレジストラサーバとして機能するサービングサーバにおいて、
    プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバへ、端末からの位置登録信号を転送する条件及び編集処理を規定した位置登録転送用情報を管理する位置登録転送用情報管理手段と、
    任意の端末から位置登録信号が到来したとき、上記位置登録転送用情報管理手段で管理されている位置登録転送用情報に従い、位置登録信号を編集して上記プレゼンスサーバに転送する位置登録信号転送手段と
    を有することを特徴とするサービングサーバ。
  2. プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバにおいて、
    外部から到来した任意端末から位置登録信号と、ルーチングポリシー情報とから、その端末への信号のルーチング方法を規定する情報を形成して管理するルーチング情報管理手段と、
    上記ルーチング情報管理手段に情報が管理されている上記端末への信号におけるルーチング用情報を、上記ルーチング情報管理手段に管理されているルーチング方法に従って設定し、上記信号を送信する端末宛信号送信手段と
    を有することを特徴とするプレゼンスサーバ。
  3. 端末の位置管理やサービス制御を行うプロキシサーバかつレジストラサーバとして機能するサービングサーバと、プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバとを有するプレゼンスサービスシステムにおいて、
    上記サービングサーバとして、請求項1に記載のサービングサーバを適用すると共に、上記プレゼンスサーバとして、請求項2に記載のプレゼンスサーバを適用したことを特徴とするプレゼンスサービスシステム。
  4. ウォッチャアプリケーションを搭載し、所定端末のプレゼンス情報の購読要求を上記プレゼンスサーバに送信するアプリケーションサーバをさらに備え、
    上記プレゼンスサーバの端末宛信号送信手段は、到来した購読要求におけるルーチング用情報を、ルーチング情報管理手段に管理されているルーチング方法に従って設定し、上記購読要求を送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載のプレゼンスサービスシステム。
  5. 端末の位置管理やサービス制御を行うプロキシサーバかつレジストラサーバとして機能するサービングサーバと、プレゼンティティの状態管理、購読要求の受信、ウォッチャへの情報通知を実行するプレゼンスサーバとを有するプレゼンスサービスシステムにおける、プレゼンスサービスに関するプレゼンス信号のルーチング方法であって、
    上記サービングサーバが、位置登録転送用情報管理手段及び位置登録信号転送手段を有し、
    上記プレゼンスサーバが、ルーチング情報管理手段及び端末宛信号送信手段を有し、
    上記サービングサーバの位置登録転送用情報管理手段は、プレゼンスサーバへ、端末からの位置登録信号を転送する条件及び編集処理を規定した位置登録転送用情報を管理し、
    上記サービングサーバの位置登録信号転送手段は、任意の端末から位置登録信号が到来したとき、上記位置登録転送用情報管理手段で管理されている位置登録転送用情報に従い、位置登録信号を編集して上記プレゼンスサーバに転送し、
    上記プレゼンスサーバのルーチング情報管理手段は、外部から到来した任意端末から位置登録信号と、ルーチングポリシー情報とから、その端末への信号のルーチング方法を規定する情報を形成して管理し、
    上記プレゼンスサーバの端末宛信号送信手段は、上記ルーチング情報管理手段に情報が管理されている上記端末への信号におけるルーチング用情報を、上記ルーチング情報管理手段に管理されているルーチング方法に従って設定し、上記信号を送信する
    ことを特徴とするプレゼンス信号ルーチング方法。
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