JP2008129889A - 人事体系作成システムおよび人事体系作成方法 - Google Patents

人事体系作成システムおよび人事体系作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異なる種類の複数の人事項目をその上位から下位に向かって自由に組み合わせることで多種多様な人事体系を作成することができる人事体系作成システムを提供する。
【解決手段】人事体系作成システムのコンピュータ11は、人事体系の生成に必要な各種複数の2項関係および3項関係を関係マスタ13から抽出するとともに、抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目を項目マスタ19,20,21から抽出し、関係マスタ13から抽出したそれら2項関係および3項関係に従って、それら項目マスタ19,20,21から抽出したそれら人事項目をその上位から下位に向かって一連につなげることで過去から現在までの任意の時点における人事体系を生成する人事体系生成手段を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、上位から下位に向かって複数に分岐する各種の人事項目の組み合わせから組織構成者の人事に関する人事体系を作成する人事体系作成システムおよび人事体系作成方法に関する。
各ユーザ側端末と人事情報管理処理用サーバとがネットワークを介して接続され、人事情報管理処理用サーバが、親組織の下の複数の会社、各会社の組織、これら組織下の社員の順序で順次連なる人事項目をツリー構造で管理する人事情報管理システムがある。(特許文献1参照)。このシステムは、ユーザ側端末から検索条件や会社および組織の範囲指定を受信すると、その範囲に基づいて会社に関連する情報や各会社の組織に関連する情報を参照する。さらに、処理対象社員を順次抽出するとともに、抽出した社員が検索条件を満たすかを判断し、検索条件を満たす社員の一覧をユーザ側端末に送信する。このシステムのツリー構造では、第1階層として実在または仮想的な組織である親会社を割り当て、第2階層として管理対象の各会社を割り当てるとともに、第3階層として各部課の社員を割り当てる。このシステムでは、第1階層の下位に第2階層をつなげ、第2階層の下位に第3階層をつなげることで、人事項目をツリー構造として展開する。
特開2003−22351号公報
前記公報に開示の人事情報管理システムでは、特定の人事項目を第1〜第3階層で管理しており、それら階層に含まれる特定の人事項目が第1階層から第3階層に向かって順に並ぶから、第1階層の特定の人事項目(親組織)の下位に第2階層の特定の人事項目(会社)が連なり、第2階層の特定の人事項目の下位に第3階層の特定の人事項目(社員)が連なることになる。したがって、このシステムでは、ツリー状に並ぶ第1〜第3階層の人事項目が一義的に定義され、第1階層の下位に異なる種類の人事項目を連ねることや第2階層の下位に異なる種類の人事項目を連ねることができず、異なる種類の人事項目を自由に組み合わせたツリー構造を作ることができない。
本発明の目的は、異なる種類の複数の人事項目をその上位から下位に向かって自由に組み合わせることで多種多様な人事体系を作成することができる人事体系作成システムおよび人事体系作成方法を提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、上位から下位に向かって複数に分岐する各種の人事項目の組み合わせから組織構成者の人事に関する人事体系を作成する人事体系作成システムである。
前記前提における本発明の特徴としては、人事項目が、任意の第1人事項目とその直近下位に連なる第2人事項目との上下の2項関係によって連繋するとともに、第1および第2人事項目と該第2人事項目の直近下位に連なる第3人事項目との上下の3項関係によって連繋し、人事体系作成システムが、各種複数の人事項目を時系列に格納した項目マスタと、各種複数の2項関係および各種複数の3項関係を時系列に格納した関係マスタとを備え、人事体系の生成に必要な各種複数の2項関係および3項関係を関係マスタから抽出するとともに、抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目を項目マスタから抽出し、関係マスタから抽出したそれら2項関係および3項関係に従って、項目マスタから抽出したそれら人事項目をその上位から下位に向かって一連につなげることで過去から現在までの任意の時点における人事体系を生成する人事体系生成手段を実行することにある。
本発明の一例として、人事体系生成手段では、関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目のうちの同一の人事項目を結合させることで、抽出した各種複数の2項関係および3項関係が一連につながる系統を構築し、構築した系統を形成する第1〜第3人事項目に項目マスタから抽出した人事項目を組み入れることで人事体系を生成する。
本発明の他の一例として、人事体系作成システムでは、項目マスタが人事の各業務に対応する各種複数の第1〜第n業務別項目マスタに区分され、第1〜第n業務別項目マスタに対応する第1〜第n業務別番号がそれら人事項目に個別に設定され、それら人事項目が第1〜第n業務別番号に基づいて第1〜第n業務別項目マスタに格納され、人事体系作成システムが、人事体系の生成に必要な各人事項目を第1〜第n業務別番号に基づいて第1〜第n業務別項目マスタから抽出し、第1〜第n業務別項目マスタから抽出した各人事項目を使用して人事の各業務に対応した業務別人事体系を生成する業務別人事体系生成手段を実行する。
本発明の他の一例として、人事体系作成システムでは、人事項目を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら人事項目に個別に設定され、人事体系作成システムが、関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目の第1〜第n部門別番号を参照し、同一の部門別番号に対応する人事項目のみから作られた部門別人事体系を生成する部門別人事体系生成手段を実行する。
前記課題を解決するための本発明の第2は、各種複数の人事項目を時系列に格納した項目マスタと、任意の第1人事項目とその直近下位に連なる第2人事項目との上下の2項関係によって連繋する人事項目どうしの各種複数の2項関係を時系列に格納し、第1および第2人事項目と該第2人事項目の直近下位に連なる第3人事項目との上下の3項関係によって連繋する人事項目どうしの各種複数の3項関係を時系列に格納した関係マスタとを含み、人事体系の生成に必要な各種複数の2項関係および3項関係を関係マスタから抽出するとともに、抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目を項目マスタから抽出し、関係マスタから抽出したそれら2項関係および3項関係に従って、項目マスタから抽出したそれら人事項目をその上位から下位に向かって一連につなげることで過去から現在までの任意の時点における人事体系を生成する人事体系作成方法である。
前記人事体系作成方法の一例としては、関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目のうちの同一の人事項目を結合させることで、抽出した各種複数の2項関係および3項関係が一連につながる系統を構築し、構築した系統を形成する第1〜第3人事項目に項目マスタから抽出した人事項目を組み入れることで人事体系を生成する。
前記人事体系作成方法の他の一例としては、項目マスタが人事の各業務に対応する各種複数の第1〜第n業務別項目マスタに区分され、第1〜第n業務別項目マスタに対応する第1〜第n業務別番号がそれら人事項目に個別に設定され、それら人事項目が第1〜第n業務別番号に基づいて第1〜第n業務別項目マスタに格納され、この人事体系作成方法では、人事体系の生成に必要な各人事項目を第1〜第n業務別番号に基づいて第1〜第n業務別項目マスタから抽出し、第1〜第n業務別項目マスタから抽出した各人事項目を使用して人事の各業務に対応した業務別人事体系を生成する。
前記人事体系作成方法の他の一例としては、人事項目を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら人事項目に個別に設定され、この人事体系作成方法では、関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目の第1〜第n部門別番号を参照し、同一の部門別番号に対応する人事項目のみから作られた部門別人事体系を生成する。
本発明にかかる人事体系作成システムおよび人事体系作成方法によれば、関係マスタから抽出した各種複数の2項関係および3項関係に従って、項目マスタから抽出した各種複数の人事項目をその上位から下位に向かって一連につなげることで過去から現在までの任意の時点における各種の人事体系を生成するから、2項関係や3項関係を利用することで、異なる種類の人事項目を自由に組み合わせた多種多様な人事体系を作ることができる。人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、項目マスタに人事項目が時系列に格納され、関係マスタに2項関係や3項関係が時系列に格納されているから、現在のみならず、過去の任意に時点における人事体系を自由に作ることができる。この人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、組織を構成する複数の部門全体で項目マスタと関係マスタとを共有することが可能であり、それら部門のすべてが共用可能な人事体系を作ることができ、項目マスタと関係マスタとによって人事体系を組織全体として一元的に管理することができる。ゆえに、各部門が独自に人事体系を作る必要はなく、異なる膨大な数の人事体系を各部門が個別に作成管理することによる無駄な時間と労力とを省くことができる。
関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目のうちの同一の人事項目を結合させることで、各種複数の2項関係および3項関係を統合してそれら関係が一連につながる系統を構築し、構築した系統を形成する第1〜第3人事項目に項目マスタから抽出した人事項目を組み入れることで人事体系を生成する人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、第1〜第3人事項目のうちの同一の人事項目どうしを結合させることで、関係マスタから抽出した各種複数の2項関係や3項関係を1つに統合することができ、それら関係を利用して各種複数の人事項目を自由に組み合わせた多種多様な人事体系を作成することができる。
人事体系の生成に必要な各人事項目を第1〜第n業務別番号に基づいて第1〜第n業務別項目マスタから抽出し、第1〜第n業務別項目マスタから抽出した各人事項目を使用して人事の各業務に対応した業務別人事体系を生成する人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、第1〜第n業務別項目マスタからそこに格納された人事項目を抽出し、特定の業務別項目マスタから抽出した人事項目のみを使って人事の各業務に対応した業務別人事体系を作ることができ、人事体系を勤怠体系や給与体系、職務権限体系等の各業務に対応させた体系に仕訳して作ることができる。人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、各人事項目がそれらに設定された第1〜第n業務別番号によって第1〜第n業務別項目マスタに振り分けられ、それら業務別項目マスタに格納されるから、第1〜第n業務別項目マスタによって各部門が共用可能な各人事項目を人事の各業務毎にまとめて一元的に管理することができ、それら人事項目を各部門が個別に管理することによる時間と労力とを省くことができる。この人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、各部門が第1〜第n業務別項目マスタと関係マスタとを共有しつつ、第1〜第n業務別項目マスタに格納された各人事項目から各部門が共用可能な任意の時点における業務別人事体系を作ることができ、第1〜第n業務別項目マスタと関係マスタとによって業務別人事体系を一元的に管理することができる。
人事項目に個別に設定された第1〜第n部門別番号に基づいて部門毎に必要な人事項目のみから形成された部門別人事体系を出力する人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、総務部や経理部、製造部、営業部等の各部門に表示が必要な人事項目のみを含む人事体系を生成するから、人事体系から各部門に表示が不必要な人事項目を除くことができ、部門毎に利用価値が高くかつ使い勝手のよい人事体系をその部門にリアルタイムに提供することができる。人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、特定の部門の人事体系が他の部門に開示されることはなく、人事体系における個人情報を保護することができる。この人事体系作成システムおよび人事体系作成方法は、各部門が項目マスタと関係マスタとを共有しつつ、項目マスタに格納された各人事項目から各部門が共用可能な任意の時点における部門別人事体系を作ることができ、項目マスタと関係マスタとによって部門別人事体系を一元的に管理することができる。
添付の図面を参照し、本発明に係る人事体系作成システムおよび人事体系作成方法の詳細を説明すると、以下のとおりである。図1は、一例として示す人事体系作成システム10の概略構成図である。この実施の形態では、所定の会社の人事体系を作成する場合を例として人事体系作成システム10および人事体系作成方法を説明する。人事体系作成システム10は、コンピュータ11と、各種複数の人事項目を一元的かつ時系列に管理する項目マスタ12と、人事項目どうしの2項関係および3項関係を一元的かつ時系列に管理する関係マスタ13とから形成されている。項目マスタ12と管理マスタ13とは、インターフェイス(有線または無線)を介してコンピュータ11に接続されている。
なお、この実施の形態では部門として総務部14、経理部15、製造部16、営業部17を例示しているが、部門を図示のそれらに限定するものではない。部門には、官庁や会社等の組織を構成する部署の全てが含まれる。それら部門14,15,16,17には、端末装置18(コンピュータ)が設置されている。各端末装置18は、インターフェイスを介してコンピュータ11に接続されている。人事項目とは組織構成者の人事に関する人事情報であり、この実施の形態では人事項目として勤怠に関する人事項目,給与に関する人事項目,職務権限に関する人事項目を例示している。ただし、例示の人事項目は一例であり、人事項目をそれらに限定するものではない。人事項目には、人事に関する全ての人事情報が含まれる。
各人事項目には、それらを人事業務別に区分するための業務別番号(第1〜第n業務別番号)が個別に設定される。勤怠業務に関する人事項目には、第1業務別番号(A001)が設定され、給与業務に関する人事項目には、第2業務別番号(A002)が設定され、職務権限業務に関する人事項目には、第3業務別番号(A003)が設定される。なお、人事業務を勤怠業務や給与業務、職務権限業務に限定するものではない。人事業務には組織の人事に関する全てのそれが含まれ、他の人事業務にはそれを特定する第4〜第n業務別番号が設定される。各人事項目には、それら項目を部門別に分類するための部門別番号(第1〜第n部門別番号)が個別に設定される。この実施の形態では、総務部14の部門別番号を(1)とし、経理部15の部門別番号を(2)とするとともに、製造部16の部門別番号を(3)とし、営業部17の部門別番号を(4)としている。
コンピュータ11は、中央処理装置(CPUまたはMPU)と記憶装置とを有し、大容量ハードディスクを内蔵している。コンピュータ11には、図示はしていないが、キーボードやマウス等の入力装置、ディスプレイやプリンタ等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。記憶装置の内部アドレスファイルには、このシステムの各手段を実行するための人事体系作成プログラムが格納されている。人事体系作成プログラムは、それを記憶したCD−ROM等の光ディスク(記憶媒体)からコンピュータ11の記憶装置にインストールされる。記憶媒体には、光ディスクの他に半導体メモリや磁気ディスクを使用することもできる。なお、各部門14,15,16,17に設置された端末装置18にもキーボードやマウス等の入力装置、ディスプレイやプリンタ等の出力装置が接続されている。
コンピュータ11に人事体系作成プログラムがインストールされると、コンピュータ11の記憶装置またはコンピュータ11に内蔵されたハードディスクには、勤怠業務や給与業務、職務権限業務等の人事業務に関する人事項目のひな型、各人事業務に対応する業務別番号、部門のひな型、各部門を示す部門別番号が格納される。さらに、コンピュータ11に内蔵されたハードディスクには、項目マスタ12や関係マスタ13となるデータベースファイルが作成される。コンピュータ11は、必要なデータを記憶装置や項目マスタ12、関係マスタ13から抽出し、必要に応じてデータを記憶装置や項目マスタ12、関係マスタ13に格納する。なお、このシステム10では、既存の人事業務や人事項目の他に、新人事業務や新人事項目、新部門を自由に設定することができ、それらを使用して人事体系を作ることもできる。新人事業務や新人事項目、新部門は、入力装置からコンピュータ11に入力し、記憶装置やハードディスクに格納する。システム10では、既存の人事業務や人事項目、部門を記憶装置やハードディスクから削除することもでき、あらたに作成した新人事業務や新人事項目、新部門を記憶装置やハードディスクから削除することもできる。
コンピュータ11の中央処理装置は、記憶装置の内部アドレスファイルに格納された人事体系作成プログラムを起動し、プログラムに従って、以下の各手段を実行する。中央処理装置は、異なる種類の複数の2項関係を統合する2項関係統合手段、異なる種類の複数の3項関係を統合する3項関係統合手段、異なる種類の複数の2項関係と3項関係とを統合する2項3項関係統合手段を実行する。中央処理装置は、統合した関係に基づいて過去から現在までの任意の時点における人事体系をリアルタイムに生成する人事体系生成手段、人事の各業務に対応した業務別人事体系を生成する業務別人事体系生成手段、部門別人事体系を生成する部門別人事体系生成手段を実行する。さらに、生成した人事体系や業務別人事体系、部門別人事体系をその記憶装置またはハードディスクに格納する人事体系記憶手段、生成した人事体系や業務別人事体系、部門別人事体系を出力装置を介して出力する人事体系出力手段を実行する。中央処理装置は、人事項目どうしの2項関係や3項関係の設定を行い、設定した2項関係や3項関係を関係マスタ13に格納する。
項目マスタ12は、勤怠業務に関する人事項目を格納する勤怠マスタ19(第1業務別項目マスタ)と、給与業務に関する人事項目を格納する給与マスタ20(第2業務別項目マスタ)と、職務権限業務に関する人事項目を格納する職務権限マスタ21(第3業務別項目マスタ)とに区分されている。なお、項目マスタ12をそれらに限定するものではなく、他の人事業務に関する人事項目を格納した第4〜第n業務別項目マスタがハードディスクに設定される場合もある。それら項目マスタ19,20,21は、コンピュータ11からの人事項目の転送指令に基づいて人事項目をコンピュータ11に転送し、コンピュータ11からの人事項目の格納指令に基づいて人事項目を格納する。
関係マスタ13には、人事項目どうしの上下の2項関係(親子関係)と人事項目どうしの上下の3項関係(親,中間,子関係)とが格納される。人事項目どうしの2項関係や3項関係は、コンピュータ11の中央処理装置によってあらかじめ設定される。2項関係や3項関係がコンピュータ11から関係マスタ13に出力されると、関係マスタ13には、勤怠業務関係ファイル、給与業務関係ファイル、職務権限業務関係ファイルが作成される(図5〜図10参照)。それら関係ファイルには、2項関係や3項関係が格納され、業務別番号,部門別番号,開始日,終了日の各データの記入欄が作成される。関係マスタ13は、コンピュータ11からの2項関係および3項関係の格納指令に基づいてそれら関係を各ファイルに格納し、コンピュータ11からの2項関係および3項関係の転送指令に基づいてそれら関係をコンピュータ11に転送する。
2項関係において人事項目は、任意の第1人事項目(親人事項目)と、第1人事項目の直近下位に連なる第2人事項目(子人事項目)とによって連繋する。2項関係により、第1人事項目から第2人事項目が特定され、第2人事項目から第1人事項目が特定される。3項関係において人事項目は、任意の第1人事項目(親人事項目)と、第1人事項目の直近下位に連なる第2人事項目(中間人事項目)と、第3人事項目の直近下位に連なる第3人事項目(子人事項目)とによって連繋する。3項関係により、第1人事項目から第2人事項目が特定され、第1および第2人事項目から第3人事項目が特定される。ここで、3項関係を2項関係に変換すると、3項関係の第2人事項目(中間人事項目)が2項関係の第2人事項目(子人事項目)になる。換言すると、2項関係の子人事項目が3項関係の中間人事項目になる。
図2,3は、勤怠マスタ19に格納された各種複数の人事項目の一例を示す図と、給与マスタ20に格納された各種複数の人事項目の一例を示す図とである。図4は、職務権限マスタ21に格納された各種複数の人事項目の一例を示す図である。人事項目をそれらマスタ19,20,21に格納する手順の一例を説明すると、以下のとおりである。なお、図2〜図4では、説明の便宜上、途中の期間を省略して示すとともに、社員(A)および社員(B)のみの人事項目を図示しているが、実際には、会社に勤務する他のすべての社員の人事項目が入力される。
コンピュータ11のディスプレイに表示された入力種別から勤怠準備を選択すると、勤怠業務に関する人事項目の入力準備を行う初期設定画面がディスプレイに表示される(図示せず)。勤怠業務に関する初期設定画面には、社員の氏名入力エリア、社員番号入力エリア、開始日入力エリアが表示される。入力装置によって社員の氏名(A)と社員番号(0117)とを氏名入力エリアに入力し、社員(A)の開始日(1982年4月1日)を入力する。開始日は、社員が入社した年月日である。入力装置によって社員の氏名(B)と社員番号(0306)とを氏名入力エリアに入力し、社員(B)の開始日(1997年4月1日)を入力する。
それらが入力されると、コンピュータ11は、勤怠マスタに社員(A)の勤怠ファイルを作成し、社員(B)の勤怠ファイルを作成する。コンピュータ11は、入力された社員(A)の氏名や社員番号、開始日を、作成した社員(A)の勤怠ファイルに格納し、入力された社員(B)の氏名や社員番号、開始日を、作成した社員(B)の勤怠ファイルに格納する。それにより、社員(A)や社員(B)の勤怠業務に関する人事項目の格納準備が終了する。なお、年や月、開始日からの日付、休日は、記憶装置に記憶されたカレンダーにしたがって自動的に設定される。社員(A)および社員(B)の勤怠ファイルには、図2に示すように、氏名,社員番号,年度,日付(月日),休日,出勤状況,代休,勤務時間,業務別番号,部門別番号,開始日,終了日の各データの記入欄が作成されている。
勤怠業務に関する人事項目の格納準備が終了した後、コンピュータ11のディスプレイに表示された入力種別から勤怠データ入力を選択すると、ディスプレイには社員名入力エリアおよび社員番号入力エリアが表示される。それら入力エリアに社員(A)の氏名や社員番号を入力すると、社員(A)の勤怠業務に関する人事項目入力エリアがディスプレイに表示される。それら入力エリアに社員(B)の氏名や社員番号を入力すると、社員(B)の勤怠業務に関する人事項目入力エリアがディスプレイに表示される。勤怠業務に関する人事項目入力エリアには、出勤状況入力エリア,代休入力エリア,勤務時間入力エリア,業務別番号入力エリア,部門別番号入力エリア,終了日入力エリアがある。終了日は、社員が退職した年月日である。勤怠業務に関する社員(A)や社員(B)の人事項目は、日ごとに入力する。
2007年4月1日における社員(A)の勤怠データとして、出勤状況入力エリアに出勤を示す(出)が入力され、勤務時間入力エリアに勤務時間である(9:25〜18:30)が入力されるとともに、業務別番号入力エリアに勤怠データ(勤怠マスタ)を示す(A001)が入力され、部門別番号入力エリアに社員(A)の所属部署(営業部)を示す(4)が入力される。2007年4月1日における勤怠データのうちの代休や開始日、終了日はブランクである。2007年4月3日では、休日のため、出勤状況入力エリアに休みを示す(休)が入力され、業務別番号入力エリアに(A001)が入力され、部門別番号入力エリアに(4)が入力される。2007年4月3日における勤怠データのうちの代休や勤務時間、開始日、終了日はブランクである。
2007年4月5日では、社員(A)が代休を取ったことから、出勤状況入力エリアに(休)が入力され、代休入力エリアに代休を示す(代)が入力されるとともに、業務別番号入力エリアに(A001)が入力され、部門別番号入力エリアに(4)が入力される。2007年4月5日における勤怠データのうちの勤務時間や開始日、終了日はブランクである。2008年4月1日には社員(A)が営業部から経理部に異動になったことから、2008年4月28日の部門別番号入力エリアには社員(A)の所属部署(経理部)を示す(2)が入力される。なお、社員(A)のその他の日付における勤怠データの入力手順は2007年4月1日や2008年4月28日のそれらと同一であるから、その説明は省略する。それら勤怠データが入力されると、コンピュータ11は、勤怠マスタ19に作成された社員(A)の勤怠ファイルにそれらデータを格納する。
2007年4月1日における社員(B)の勤怠データとして、出勤状況入力エリアに(出)が入力され、勤務時間入力エリアに(9:28〜17:15)が入力されるとともに、業務別番号入力エリアに(A001)が入力され、部門別番号入力エリアに社員(B)の所属部署(製造部)を示す(3)が入力される。2007年4月1日における勤怠データのうちの代休や開始日、終了日はブランクである。2007年4月3日は休日であるが、社員(B)が出勤したため、出勤状況入力エリアに休日出勤を示す(休出)が入力され、勤務時間入力エリアに(10:05〜18:06)が入力されるとともに、業務別番号入力エリアに(A001)が入力され、部門別番号入力エリアに(3)が入力される。2007年4月3日における勤怠データのうちの代休や開始日、終了日はブランクである。
2008年4月29日では、社員(B)が代休を取ったことから、出勤状況入力エリアに(休)が入力され、代休入力エリアに(代)が入力されるとともに、業務別番号入力エリアに(A001)が入力され、部門別番号入力エリアに(3)が入力される。2008年4月29日における勤怠データのうちの勤務時間や開始日、終了日はブランクである。2008年4月30日には社員(B)が退職したことから、出勤状況や勤務時間、業務別番号、部門別番号の他に、終了日(2008年4月30日)が入力される。なお、社員(B)のその他の日付における勤怠データの入力手順は2007年4月1日のそれらと同一であるから、その説明は省略する。それら勤怠データが入力されると、コンピュータ11は、勤怠マスタ19に作成された社員(B)の勤怠ファイルにそれらデータを格納する。なお、終了日が入力されると、コンピュータ11は、社員(B)の勤怠ファイルを終了日の日付で閉鎖する。
コンピュータ11のディスプレイに表示された入力種別から給与準備を選択すると、給与業務に関する人事項目の入力準備を行う初期設定画面がディスプレイに表示される(図示せず)。給与業務に関する初期設定画面には、社員の氏名入力エリア、社員番号入力エリア、開始日入力エリアが表示される。入力装置によって社員の氏名(A)と社員番号(0117)とを氏名入力エリアに入力し、社員(A)の開始日(1982年4月1日)を入力する。入力装置によって社員の氏名(B)と社員番号(0306)とを氏名入力エリアに入力し、社員(B)の開始日(1997年4月1日)を入力する。
それらが入力されると、コンピュータ11は、給与マスタに社員(A)の給与ファイルを作成し、社員(B)の給与ファイルを作成する。コンピュータ11は、入力された社員(A)の氏名や社員番号、開始日を、作成した社員(A)の給与ファイルに格納し、入力された社員(B)の氏名や社員番号、開始日を、作成した社員(B)の給与ファイルに格納する。それにより、社員(A)や社員(B)の給与業務に関する人事項目の格納準備が終了する。なお、年や開始日を含む月は、記憶装置に記憶されたカレンダーにしたがって自動的に設定される。社員(A)および社員(B)の給与ファイルには、図3に示すように、氏名,社員番号,年度,月,給与計(円),基本給(円),手当計(円),役職手当,家族手当,残業代計(円),業務別番号,部門別番号,開始日,終了日の各データの記入欄が作成されている。
給与業務に関する人事項目の格納準備が終了した後、コンピュータ11のディスプレイに表示された入力種別から給与データ入力を選択すると、ディスプレイには社員名入力エリアおよび社員番号入力エリアが表示される。それら入力エリアに社員(A)の氏名や社員番号を入力すると、社員(A)の給与業務に関する人事項目入力エリアがディスプレイに表示される。それら入力エリアに社員(B)の氏名や社員番号を入力すると、社員(B)の給与業務に関する人事項目入力エリアがディスプレイに表示される。給与業務に関する人事項目入力エリアには、給与計入力エリア,基本給入力エリア,手当計入力エリア,役職手当入力エリア,家族手当入力エリア,残業代計入力エリア,業務別番号入力エリア,部門別番号入力エリア,終了日入力エリアがある。給与業務に関する社員(A)や社員(B)の人事項目は、月ごとに入力する。
2007年4月における社員(A)の給与データとして、給与計入力エリアに(398000円)が入力され、基本給入力エリアに(380000円)が入力され、手当計入力エリアに(18000円)が入力される。役職手当入力エリアに(8000円)が入力され、家族手当入力エリアに(10000円)が入力され、残業代計入力エリアに(0円)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに給与データ(給与マスタ)を示す(A002)が入力され、部門別番号入力エリアに(4)が入力される。2007年4月における給与データのうちの開始日や終了日はブランクである。
2008年4月1日には社員(A)が営業部17から経理部15に異動になったことから、2008年4月の部門別番号入力エリアには社員(A)の所属部署(経理部)を示す(2)が入力される。2008年4月における社員(A)の給与データとして、給与計入力エリアに(415000円)が入力され、基本給入力エリアに(393000円)が入力され、手当計入力エリアに(22000円)が入力される。役職手当入力エリアに(12000円)が入力され、家族手当入力エリアに(10000円)が入力され、残業代計入力エリアに(0円)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに(A002)が入力され、部門別番号入力エリアに(2)が入力される。2008年4月における給与データのうちの開始日や終了日はブランクである。なお、社員(A)のその他の月における給与データの入力手順は2007年4月や2008年4月のそれらと同一であるから、その説明は省略する。それら給与データが入力されると、コンピュータ11は、給与マスタ20に作成された社員(A)の給与ファイルにそれらデータを格納する。
2007年4月における社員(B)の給与データとして、給与計入力エリアに(313000円)が入力され、基本給入力エリアに(254000円)が入力され、手当計入力エリアに(8000円)が入力される。役職手当入力エリアに(0円)が入力され、家族手当入力エリアに(8000円)が入力され、残業代計入力エリアに(51000円)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに(A002)が入力され、部門別番号入力エリアに(3)が入力される。2007年4月における給与データのうちの開始日、終了日はブランクである。
2008年4月における社員(B)の給与データとして、給与計入力エリアに(323000円)が入力され、基本給入力エリアに(261000円)が入力され、手当計入力エリアに(8000円)が入力される。役職手当入力エリアに(0円)が入力され、家族手当入力エリアに(8000円)が入力され、残業代計入力エリアに(54000円)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに(A002)が入力され、部門別番号入力エリアに(3)が入力される。2008年4月における給与データのうちの開始日はブランクである。2008年4月30日には社員(B)が退職したことから、給与計や基本給、手当計、役職手当、家族手当、残業代計、業務別番号、部門別番号の他に、終了日(2008年4月30日)が入力される。なお、社員(B)のその他の月における給与データの入力手順は2007年4月のそれらと同一であるから、その説明は省略する。それら給与データが入力されると、コンピュータ11は、給与マスタ20に作成された社員(B)の給与ファイルにそれらデータを格納する。なお、終了日が入力されると、コンピュータ11は、社員(B)の給与ファイルを終了日が属する月で閉鎖する。
コンピュータ11のディスプレイに表示された入力種別から職務権限準備を選択すると、職務権限業務に関する人事項目の入力準備を行う初期設定画面がディスプレイに表示される(図示せず)。職務権限業務に関する初期設定画面には、社員の氏名入力エリア、社員番号入力エリア、開始日入力エリアが表示される。入力装置によって社員の氏名(A)と社員番号(0117)とを氏名入力エリアに入力し、社員(A)の開始日(1982年4月1日)を入力する。入力装置によって社員の氏名(B)と社員番号(0306)とを氏名入力エリアに入力し、社員(B)の開始日(1997年4月1日)を入力する。
それらが入力されると、コンピュータ11は、職務権限マスタに社員(A)の職務権限ファイルを作成し、社員(B)の職務権限ファイルを作成する。コンピュータ11は、入力された社員(A)の氏名や社員番号、開始日を、作成した社員(A)の職務権限ファイルに格納し、入力された社員(B)の氏名や社員番号、開始日を、作成した社員(B)の職務権限ファイルに格納する。それにより、社員(A)や社員(B)の職務権限業務に関する人事項目の格納準備が終了する。なお、年や開始日を含む月は、記憶装置に記憶されたカレンダーにしたがって自動的に設定される。社員(A)および社員(B)の職務権限ファイルには、図4に示すように、氏名,社員番号,年度,月,役職,方針決定,業務命令,経費決算,昇進査定,給与査定,勤怠管理,兼務役職,業務遂行,業務別番号,部門別番号,開始日,終了日の各データの記入欄が作成されている。
職務権限業務に関する人事項目の格納準備が終了した後、コンピュータ11のディスプレイに表示された入力種別から職務権限データ入力を選択すると、ディスプレイには社員名入力エリアおよび社員番号入力エリアが表示される。それら入力エリアに社員(A)の氏名や社員番号を入力すると、社員(A)の職務権限業務に関する人事項目入力エリアがディスプレイに表示される。それら入力エリアに社員(B)の氏名や社員番号を入力すると、社員(B)の職務権限業務に関する人事項目入力エリアがディスプレイに表示される。職務権限業務に関する人事項目入力エリアには、役職入力エリア,方針決定可否入力エリア,業務命令可否入力エリア,経費決済可否入力エリア,昇進査定可否入力エリア,給与査定可否入力エリア,勤怠管理可否入力エリア,業務遂行可否入力エリア,兼務役職入力エリア,業務別番号入力エリア,部門別番号入力エリア,終了日入力エリアがある。職務権限業務に関する社員(A)や社員(B)の人事項目は、月ごとに入力する。
2007年4月における社員(A)の職務権限データとして、役職入力エリアに社員(A)の役職である(営業1課課長)が入力され、方針決定可否入力エリアに方針決定権限がないことを示す(不可)が入力され、業務命令可否入力エリアに業務命令権限があることを示す(可)が入力される。経費決済可否入力エリアに経費決済権限がないことを示す(不可)が入力され、昇進査定可否入力エリアに昇進査定を行う権限があることを示す(可)が入力され、給与査定可否入力エリアに給与査定を行う権限があることを示す(可)が入力される。勤怠管理可否入力エリアに勤怠管理を行う権限があることを示す(可)が入力され、業務遂行可否入力エリアに業務推考権限があることを示す(可)が入力され、兼務役職入力エリアに社員(A)の兼務役職である(営業2課課長代理)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに職務権限データ(職務権限マスタ)を示す(A003)が入力され、部門別番号入力エリアに(4)が入力される。2007年4月における給与データのうちの開始日や終了日はブランクである。
2008年4月1日には社員(A)が営業部から経理部に異動になったことから、2008年4月の部門別番号入力エリアには社員(A)の所属部署(経理部)を示す(2)が入力される。2008年4月における社員(A)の職務権限データとして、役職入力エリアに(経理部次長)が入力され、方針決定可否入力エリアに(不可)が入力され、業務命令可否入力エリアに(可)が入力される。経費決済可否入力エリアに経費決済権限があることを示す(可)が入力され、昇進査定可否入力エリアに(可)が入力され、給与査定可否入力エリアに(可)が入力される。勤怠管理可否入力エリアに(可)が入力され、業務遂行可否入力エリアに(可)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに職務権限データ(職務権限マスタ)を示す(A003)が入力され、部門別番号入力エリアに(4)が入力される。2008年4月における職務権限データのうちの兼務役職や開始日、終了日はブランクである。なお、社員(A)のその他の月における職務権限データの入力手順は2007年4月や2008年4月のそれらと同一であるから、その説明は省略する。それら職務権限データが入力されると、コンピュータ11は、職務権限マスタ21に作成された社員(A)の職務権限ファイルにそれらデータを格納する。
2007年4月における社員(B)の職務権限データとして、役職入力エリアに社員(B)の役職である(主任)が入力され、方針決定可否入力エリアに(不可)が入力され、業務命令可否入力エリアに(不可)が入力される。経費決済可否入力エリアに(不可)が入力され、昇進査定可否入力エリアに(不可)が入力され、給与査定可否入力エリアに(不可)が入力される。勤怠管理可否入力エリアに(不可)が入力され、業務遂行可否入力エリアに(可)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに職務権限データ(職務権限マスタ)を示す(A003)が入力され、部門別番号入力エリアに(3)が入力される。2007年4月における職務権限データのうちの兼務役職や開始日、終了日はブランクである。
2008年4月における社員(B)の職務権限データとして、役職入力エリアに(主任)が入力され、方針決定可否入力エリアに(不可)が入力され、業務命令可否入力エリアに(不可)が入力される。経費決済可否入力エリアに(不可)が入力され、昇進査定可否入力エリアに(不可)が入力され、給与査定可否入力エリアに(不可)が入力される。勤怠管理可否入力エリアに(不可)が入力され、業務遂行可否入力エリアに(可)が入力される。さらに、業務別番号入力エリアに職務権限データ(職務権限マスタ)を示す(A003)が入力され、部門別番号入力エリアに(3)が入力される。2008年4月における職務権限データのうちの兼務役職や開始日はブランクである。2008年4月30日には社員(B)が退職したことから、役職、方針決定、業務命令、経費決算、昇進査定、給与査定、勤怠管理、兼務役職、業務遂行、業務別番号、部門別番号の他に、終了日(2008年4月30日)が入力される。なお、社員(B)のその他の月における職務権限データの入力手順は2007年4月のそれらと同一であるから、その説明は省略する。それら職務権限データが入力されると、コンピュータ11は、職務権限マスタ21に作成された社員(B)の職務権限ファイルにそれらデータを格納する。なお、終了日が入力されると、コンピュータ11は、社員(B)の職務権限ファイルを終了日が属する月で閉鎖する。
図5,6は、関係マスタ13に格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との一例を示す図である。図5,6では、勤怠マスタ19に格納された勤怠業務に関する人事項目の2項および3項関係を示す。関係マスタ13では、勤怠業務に関する人事項目のうち、氏名と年月とが上下の2項関係によって連繋するようにそれら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、年月と日(出勤状況を含む)とが上下の2項関係によって連繋するようにそれら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。また、氏名と年月と日(出勤状況を含む)とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、年月と日(出勤状況を含む)と勤務時間とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。コンピュータ11は、日ごとの勤怠データを勤怠マスタ19に格納した後、その勤怠データを関係マスタ13へ転送する。関係マスタ13では、コンピュータ11から転送されたそれら勤怠データをあらかじめ勤怠業務関係ファイルに設定された2項関係と3項関係とに組み入れ、人事項目どうしを2項関係および3項関係で連繋させた状態で勤怠業務関係ファイルに格納する。具体的には、以下のとおりである。
図5に示すように、社員(A)の2007年4月1日の勤怠業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2007年4月とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に2007年4月と1日(出勤状況(出)を含む)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に1日が位置する2項関係が構築される。2項関係により、氏名(A)と2007年4月とが連繋し、2007年4月と1日とが連繋する。あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月と1日(出勤状況(出)を含む)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月が位置し、2007年4月の直近下位に1日が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に2007年4月と1日(出勤状況(出)を含む)と勤務時間(9:25〜18:30)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に1日が位置し、1日の直近下位に勤務時間が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(A)と2007年4月と1日とが連繋し、2007年4月と1日と勤務時間とが連繋する。また、業務別番号の欄に(A001)が書き込まれ、部門別番号の欄に(4)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。
2007年4月3日の勤怠業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2007年4月とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月と3日(出勤状況(休)を含む)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月が位置し、2007年4月の直近下位に3日が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A001)が書き込まれ、部門別番号の欄に(4)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。2007年4月5日の勤怠業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2007年4月とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月と5日(出勤状況(代)を含む)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月が位置し、2007年4月の直近下位に5日が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A001)が書き込まれ、部門別番号の欄に(4)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。図5の勤怠業務関係ファイルには2007年4月1日から未来に向かって2項、3項関係が格納されているが、その他の日付における2項、3項関係の構成は4月1日のそれと同一であるから、図5の参照に代えることでその説明は省略する。
図6に示すように、社員(B)の2007年4月1日の勤怠業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(B)と2007年4月とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に2007年4月と1日(出勤状況(出)を含む)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に1日が位置する2項関係が構築される。2項関係により、氏名(B)と2007年4月とが連繋し、2007年4月と1日とが連繋する。あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2007年4月と1日(出勤状況(出)を含む)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月が位置し、2007年4月の直近下位に1日が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に2007年4月と1日(出勤状況(出)を含む)と勤務時間(9:28〜17:15)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に1日が位置し、1日の直近下位に勤務時間が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(B)と2007年4月と1日とが連繋し、2007年4月と1日と勤務時間とが連携する。また、業務別番号の欄に(A001)が書き込まれ、部門別番号の欄に(3)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。
2007年4月3日の勤怠業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(B)と2007年4月とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に2007年4月と3日(出勤状況(休出)を含む)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に3日が位置する2項関係が構築される。さらに、あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2007年4月と3日(出勤状況(休出)を含む)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月が位置し、2007年4月の直近下位に3日が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に2007年4月と3日(出勤状況(休出)を含む)と勤務時間(10:05〜18:06)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に3日が位置し、3日の直近下位に勤務時間が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A001)が書き込まれ、部門別番号の欄に(3)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。
2008年4月29日の勤怠業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(B)と2008年4月とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2008年4月と29日(出勤状況(代)を含む)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月が位置し、2008年4月の直近下位に29日が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A001)が書き込まれ、部門別番号の欄に(3)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。2008年4月30日には社員(B)が退職したことから、2008年4月30日の勤怠業務関係ファイルには、終了日(2008年4月30日)が入力される。終了日が入力されると、コンピュータ11は、社員(B)の勤怠業務関係ファイルを終了日が属する月で閉鎖する。なお、その他の日付における2項、3項関係の構成は4月1日のそれと同一であるから、図6の参照に代えることでその説明は省略する。
図7,8は、関係マスタ13に格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との他の一例を示す図である。図7,8では、給与マスタ20に格納された給与業務に関する人事項目の2項および3項関係を示す。関係マスタ13では、給与業務に関する人事項目のうち、氏名と年月(給与計を含む)とが上下の2項関係によって連繋するようにそれら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、年月と手当計とが上下の2項関係によって連繋するようにそれら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。また、氏名と年月(給与計を含む)と基本給とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、氏名と年月(給与計を含む)と手当計とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。さらに、氏名と年月(給与計を含む)と残業代計とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われ、年月と手当計と役職手当とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、年月と手当計と家族手当とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。コンピュータ11は、月ごとの給与データを給与マスタ20に格納した後、その給与データを関係マスタ13に転送する。関係マスタ13では、コンピュータ11から転送されたそれら給与データをあらかじめ給与業務関係ファイルに設定された2項関係と3項関係とに組み入れ、人事項目どうしを2項関係および3項関係で連繋させた状態で給与業務関係ファイルに格納する。具体的には、以下のとおりである。
図7に示すように、社員(A)の2007年4月の給与業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2007年4月(給与計398000円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(給与計398000円)が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に2007年4月と手当計(18000円)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に手当計(18000円)が位置する2項関係が構築される。2項関係により、氏名(A)と2007年4月とが連繋し、2007年4月と手当計とが連繋する。あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(給与計398000円)と基本給(380000円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(給与計398000円)が位置し、2007年4月(給与計398000円)の直近下位に基本給(380000円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(給与計398000円)と手当計(18000円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(給与計398000円)が位置し、2007年4月(給与計398000円)の直近下位に手当計(18000円)が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(A)と2007年4月と基本給とが連繋し、氏名(A)と2007年4月と手当計とが連繋する。
あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(給与計398000円)と残業代計(0円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(給与計398000円)が位置し、2007年4月(給与計398000円)の直近下位に残業代計(0円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に2007年4月と手当計(18000円)と役職手当(8000円)を組み入れ、2007年4月の直近下位に手当計(18000円)が位置し、手当計(18000円)の直近下位に役職手当(8000円)が位置する3項関係が構築される。さらに、あらかじめ設定された3項関係に2007年4月と手当計(18000円)と家族手当(10000円)を組み入れ、2007年4月の直近下位に手当計(18000円)が位置し、手当計(18000円)の直近下位に家族手当(10000円)が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(A)と2007年4月と残業代計とが連繋し、2007年4月と手当計と役職手当とが連繋し、2007年4月と手当計と家族手当とが連繋する。また、業務別番号の欄に(A002)が書き込まれ、部門別番号の欄に(4)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。
2008年4月の給与業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2008年4月(給与計415000円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(給与計415000円)が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に2008年4月と手当計(22000円)とを組み入れ、2008年4月の直近下位に手当計(22000円)が位置する2項関係が構築される。あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(給与計415000円)と基本給(393000円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(給与計415000円)が位置し、2007年4月(給与計415000円)の直近下位に基本給(393000円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(給与計415000円)と手当計(22000円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(給与計415000円)が位置し、2008年4月(給与計415000円)の直近下位に手当計(22000円)が位置する3項関係が構築される。
あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(給与計415000円)と残業代計(0円)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(給与計415000円)が位置し、2008年4月(給与計415000円)の直近下位に残業代計(0円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に2008年4月と手当計(22000円)と役職手当(12000円)とを組み入れ、2008年4月の直近下位に手当計(22000円)が位置し、手当計(22000円)の直近下位に役職手当(12000円)が位置する3項関係が構築される。さらに、あらかじめ設定された3項関係に2008年4月と手当計(22000円)と家族手当(10000円)とを組み入れ、2008年4月の直近下位に手当計(22000円)が位置し、手当計(22000円)の直近下位に家族手当(10000円)が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A002)が書き込まれ、部門別番号の欄に(2)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。図7の給与業務関係ファイルには2007年4月から未来に向かって2項、3項関係が格納されているが、その他の月における2項、3項関係の構成は2007年4月や2008年4月のそれらと同一であるから、図7の参照に代えることでその説明は省略する。
図8に示すように、社員(B)の2007年4月の給与業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(B)と2007年4月(給与計313000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月(給与計313000円)が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に2007年4月と手当計(8000円)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に手当計(8000円)が位置する2項関係が構築される。2項関係により、氏名(B)と2007年4月とが連繋し、2007年4月と手当計とが連繋する。あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2007年4月(給与計313000円)と基本給(245000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月(給与計313000円)が位置し、2007年4月(給与計313000円)の直近下位に基本給(245000円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2007年4月(給与計313000円)と手当計(8000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月(給与計313000円)が位置し、2007年4月(給与計313000円)の直近下位に手当計(8000円)が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(B)と2007年4月と基本給とが連繋し、氏名(B)と2007年4月と手当計とが連繋する。
あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2007年4月(給与計313000円)と残業代計(51000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月(給与計313000円)が位置し、2007年4月(給与計313000円)の直近下位に残業代計(51000円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に2007年4月と手当計(8000円)と役職手当(0円)を組み入れ、2007年4月の直近下位に手当計(8000円)が位置し、手当計(8000円)の直近下位に役職手当(0円)が位置する3項関係が構築される。さらに、あらかじめ設定された3項関係に2007年4月と手当計(8000円)と家族手当(8000円)とを組み入れ、2007年4月の直近下位に手当計(8000円)が位置し、手当計(8000円)の直近下位に家族手当(8000円)が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(B)と2007年4月と残業代計とが連繋し、2007年4月と手当計と役職手当とが連繋し、2007年4月と手当計と家族手当とが連繋する。また、業務別番号の欄に(A002)が書き込まれ、部門別番号の欄に(3)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。
2008年4月の給与業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(B)と2008年4月(給与計323000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月(給与計323000円)が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に2008年4月と手当計(8000円)とを組み入れ、2008年4月の直近下位に手当計(8000円)が位置する2項関係が構築される。あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2008年4月(給与計323000円)と基本給(261000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月(給与計323000円)が位置し、2008年4月(給与計323000円)の直近下位に基本給(261000円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2008年4月(給与計323000円)と手当計(8000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月(給与計323000円)が位置し、2008年4月(給与計323000円)の直近下位に手当計(8000円)が位置する3項関係が構築される。
あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2008年4月(給与計323000円)と残業代計(54000円)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月(給与計323000円)が位置し、2008年4月(給与計323000円)の直近下位に残業代計(54000円)が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に2008年4月と手当計(8000円)と役職手当(0円)とを組み入れ、2008年4月の直近下位に手当計(8000円)が位置し、手当計(8000円)の直近下位に役職手当(0円)が位置する3項関係が構築される。さらに、あらかじめ設定された3項関係に2008年4月と手当計(8000円)と家族手当(8000円)とを組み入れ、2008年4月の直近下位に手当計(8000円)が位置し、手当計(8000円)の直近下位に家族手当(8000円)が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A002)が書き込まれ、部門別番号の欄に(2)が書き込まれる。開始日はブランクである。2008年4月30日には社員(B)が退職したことから、2008年4月の勤怠業務関係ファイルには、終了日(2008年4月30日)が入力される。終了日が入力されると、コンピュータ11は、社員(B)の勤怠業務関係ファイルを終了日が属する月で閉鎖する。なお、その他の日付における2項、3項関係の構成は2007年4月のそれと同一であるから、図8の参照に代えることでその説明は省略する。
図9,10は、関係マスタ13に格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との他の一例を示す図である。図9,10では、職務権限マスタ21に格納された職務権限業務に関する人事項目の2項および3項関係を示す。関係マスタ13では、職務権限業務に関する人事項目のうち、氏名と年月(役職を含む)とが上下の2項関係によって連繋するようにそれら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、氏名と年月(兼務職を含む)とが上下の2項関係によって連繋するようにそれら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。氏名と役職と方針決定とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、氏名と役職と業務命令とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。氏名と役職と経費決済とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、氏名と役職と昇進査定とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。氏名と役職と給与査定とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われており、氏名と役職と勤怠管理とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。さらに、氏名と役職と業務遂行とが上下の3項関係によって連繋するように、それら項目どうしの関連付けがあらかじめ行われている。
コンピュータ11は、月ごとの職務権限データを職務権限マスタ21に格納した後、その職務権限データを関係マスタ13へ転送する。関係マスタ13では、コンピュータ11から転送されたそれら職務権限データをあらかじめ職務権限業務関係ファイルに設定された2項関係と3項関係とに組み入れ、人事項目どうしを2項関係および3項関係で連繋させた状態で職務権限業務関係ファイルに格納する。具体的には、以下のとおりである。
社員(A)の2007年4月の職務権限業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、図9に示すように、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2007年4月(1課課長)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(第1課課長)が位置する2項関係が構築され、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2007年4月(2課課代)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(2課課代)が位置する2項関係が構築される。2項関係により、氏名(A)と2007年4月(第1課課長)とが連繋し、氏名(A)と2007年4月(2課課代)とが連繋する。
あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(1課課長)と業務命令とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(1課課長)が位置し、2007年4月(1課課長)の直近下位に業務命令が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(1課課長)と昇進査定とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(1課課長)が位置し、2007年4月(1課課長)の直近下位に昇進査定が位置する3項関係が構築される。あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(1課課長)と給与査定とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(1課課長)が位置し、2007年4月(1課課長)の直近下位に給与査定が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(1課課長)と勤怠管理とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(1課課長)が位置し、2007年4月(1課課長)の直近下位に勤怠管理が位置する3項関係が構築される。さらに、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2007年4月(1課課長)と業務遂行とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2007年4月(1課課長)が位置し、2007年4月(1課課長)の直近下位に業務遂行が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(A)と2007年4月と業務命令とが連繋し、氏名(A)と2007年4月と昇進査定とが連繋するとともに、氏名(A)と2007年4月と給与査定とが連繋する。さらに、氏名(A)と2007年4月と勤怠管理とが連繋し、氏名(A)と2007年4月と業務遂行とが連繋する。また、業務別番号の欄に(A003)が書き込まれ、部門別番号の欄に(4)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。
社員(A)の2008年4月の職務権限業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(A)と2008年4月(次長)とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(次長)が位置する2項関係が構築される。あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(次長)と業務命令とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(次長)が位置し、2008年4月(次長)の直近下位に業務命令が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(次長)と経費決済とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(次長)が位置し、2008年4月(次長)の直近下位に経費決済が位置する3項関係が構築される。あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(次長)と昇進査定とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(次長)が位置し、2008年4月(次長)の直近下位に昇進査定が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(次長)と給与査定とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(次長)が位置し、2008年4月(次長)の直近下位に給与査定が位置する3項関係が構築される。
さらに、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(次長)と勤怠管理とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(次長)が位置し、2008年4月(次長)の直近下位に勤怠管理が位置する3項関係が構築され、あらかじめ設定された3項関係に氏名(A)と2008年4月(次長)と業務遂行とを組み入れ、氏名(A)の直近下位に2008年4月(次長)が位置し、2008年4月(次長)の直近下位に業務遂行が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A003)が書き込まれ、部門別番号の欄に(2)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。図9の職務権限業務関係ファイルには2007年4月から未来に向かって2項、3項関係が格納されているが、その他の月における2項、3項関係の構成は2007年4月や2008年4月のそれらと同一であるから、図9の参照に代えることでその説明は省略する。
社員(B)の2007年4月の職務権限業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、図10に示すように、あらかじめ設定された2項関係に氏名(B)と2007年4月(主任)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月(主任)が位置する2項関係が構築される。2項関係により、氏名(B)と2007年4月(主任)とが連繋する。あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2007年4月(主任)と業務遂行とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2007年4月(主任)が位置し、2007年4月(主任)の直近下位に業務遂行が位置する3項関係が構築される。3項関係により、氏名(B)と2007年4月と業務遂行とが連繋する。また、業務別番号の欄に(A003)が書き込まれ、部門別番号の欄に(3)が書き込まれる。開始日と終了日とはブランクである。
社員(B)の2008年4月の職務権限業務に関する人事項目がコンピュータ11から関係マスタ13に転送されると、あらかじめ設定された2項関係に氏名(B)と2008年4月(主任)とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月(主任)が位置する2項関係が構築される。あらかじめ設定された3項関係に氏名(B)と2008年4月(主任)と業務遂行とを組み入れ、氏名(B)の直近下位に2008年4月(主任)が位置し、2008年4月(主任)の直近下位に業務遂行が位置する3項関係が構築される。また、業務別番号の欄に(A003)が書き込まれ、部門別番号の欄に(3)が書き込まれる。開始日はブランクである。2008年4月30日には社員(B)が退職したことから、2008年4月の職務権限業務関係ファイルには、終了日(2008年4月30日)が入力される。終了日が入力されると、コンピュータ11は、社員(B)の職務権限業務関係ファイルを終了日が属する月で閉鎖する。なお、その他の日付における2項、3項関係の構成は2007年4月のそれと同一であるから、図10の参照に代えることでその説明は省略する。
図11,12は、コンピュータ11のディスプレイ22に表示された勤怠表の一例を示す図である。図11,12では、2007年4月1日〜4月5日までの勤怠データを図示し、それ以降の勤怠データの図示を省略している。入力装置を介して人事体系作成指令がコンピュータ11に入力されると、業務別番号入力エリアと部門別番号入力エリアとがディスプレイ22に表示される(図示せず)。業務別番号入力エリアに(A001)を入力するとともに、部門別番号入力エリアに(4)を入力すると、コンピュータ11は、営業部17における勤怠表を作成するものと判断し、ディスプレイ22に氏名入力エリアと社員番号入力エリアと期間入力エリアとを表示する(図示せず)。氏名入力エリアに(A)を入力し、社員番号入力エリアに(0117)を入力するとともに、期間入力エリアに2007年4月から現在までを入力すると、コンピュータ11は、営業部17に所属するA氏の2007年4月から現在までの勤怠表を作成する。ただし、A氏が2008年4月1日に営業部から経理部15に移動していることから、コンピュータ11は、部門別番号(4)の設定が行われた期間だけの勤怠表を作成する。
コンピュータ11は、関係マスタ13から(A)の2007年4月1日〜2008年3月31日までの2項関係および3項関係を抽出し、勤怠マスタ19から(A)の2007年4月1日〜2008年3月31日までの勤怠データを抽出する。コンピュータ11は、関係マスタ13から抽出した2項関係どうしを統合し(2項関係統合手段)、抽出した3項関係どうしを統合するとともに(3項関係統合手段)、抽出した2項関係と3項関係とを統合する(2項3項関係統合手段)。それら関係を統合する手順の一例を説明すると、以下のとおりである。
コンピュータ11の中央処理装置は、抽出した2項3項関係を形成する第1〜第3人事項目のうち、同一の人事項目を結合させる。具体的には、関係マスタ13の勤怠業務ファイルに格納されたA氏と2007年4月との2項関係、4月と1日(出)との2項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項関係において4月どうしを結合させる。それにより、A氏の直近下位に2007年4月が位置し、2007年4月の直近下位に1日(出)が位置する系統を構築する。次に、4月と1日(出)との2項関係、4月と1日(出)と勤務時間(9:25〜18:30)との3項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させるとともに、1日(出)を同一の人事項目であると判断し、1日(出)どうしを結合させる。それにより、4月の直近下位に1日(出)が位置し、1日(出)の直近下位に勤務時間(9:25〜18:30)が位置する系統を構築する。
さらに、構築したそれら系のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させるとともに、1日(出)を同一の人事項目であると判断し、1日(出)どうしを結合させる。それにより、A氏を最上位としてA氏の下位に2007年4月が位置し、2007年4月の下位に1日(出)が位置し、1日(出)の下位に勤務時間(9:25〜18:30)が位置する系統を構築する。A氏,2007年4月,1日(出),勤務時間(9:25〜18:30)の系統を構築すると、中央処理装置は、その系統にしたがって勤怠マスタ19から抽出した人事項目をつなげ、A氏の営業部における2007年4月1日の人事体系を作成する。
コンピュータ11の中央処理装置は、2007年4月1日の人事体系の作成手順と同一のそれによって2007年4月2日〜2008年3月31日までの日ごとの人事体系を作成した後、2007年4月1日〜2008年3月31日までのA氏と2007年4月との2項関係においてA氏を同一の人事項目と判断し、それら日ごとの人事体系においてA氏どうしを結合させ、2007年4月を同一の人事項目と判断し、それら日ごとの人事体系において2007年4月どうしを結合させ、2008年4月を同一の人事項目と判断し、それら日ごとの人事体系において2008年4月どうしを結合させる。それにより、図11に示すように、2007年4月1日〜2008年3月31日までのA氏の勤怠表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図11では、A氏の下位に4月,5月・・・が並列に位置し、4月の下位に1日,2日,3日,4日,5日・・・が並列に位置し、それら日付の下位に勤務時間が並列に位置している。なお、コンピュータ11は、勤怠マスタ19に格納された出勤状況の(出)の回数を集計することで、月における実働日(25日)を算出し、実働日を勤怠表に表示する。コンピュータ11は、作成した勤怠表をハードディスクに格納し(人事体系記憶手段)、勤怠表をディスプレイ22に表示させるとともに、勤怠表をプリンタから出力させる(人事体系出力手段)。
業務別番号入力エリアに(A001)を入力するとともに、部門別番号入力エリアに(3)を入力すると、コンピュータ11は、製造部16における勤怠表を作成するものと判断し、ディスプレイ22に氏名入力エリアと社員番号入力エリアと期間入力エリアとを表示する。氏名入力エリアに(B)を入力し、社員番号入力エリアに(0306)を入力するとともに、期間入力エリアに2007年4月から現在までを入力すると、コンピュータ11は、製造部16に所属するB氏の2007年4月から現在までの勤怠表を作成する。ただし、B氏が2008年4月30日に退職していることから、コンピュータ11は、終了日を参照し、2007年4月〜2008年4月30日までの勤怠表を作成する。
コンピュータ11の中央処理装置は、関係マスタ13の勤怠業務ファイルに格納されたB氏と2007年4月との2項関係、4月と1日(出)との2項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項関係において4月どうしを結合させる。それにより、B氏の直近下位に2007年4月が位置し、2007年4月の直近下位に1日(出)が位置する系統を構築する。次に、4月と1日(出)との2項関係、4月と1日(出)と勤務時間(9:28〜17:15)との3項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させるとともに、1日(出)を同一の人事項目であると判断し、1日(出)どうしを結合させる。それにより、4月の直近下位に1日(出)が位置し、1日(出)の直近下位に勤務時間(9:28〜17:15)が位置する系統を構築する。
さらに、構築したそれら系統のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させるとともに、1日(出)を同一の人事項目であると判断し、1日(出)どうしを結合させる。それにより、B氏を最上位としてB氏の下位に2007年4月が位置し、2007年4月の下位に1日(出)が位置し、1日(出)の下位に勤務時間(9:28〜17:15)が位置する系統を構築する。B氏,2007年4月,1日(出),勤務時間(9:28〜17:15)の系統を構築すると、中央処理装置は、その系統にしたがって勤怠マスタ19から抽出した人事項目をつなげ、B氏の営業部における2007年4月1日の人事体系を作成する。
コンピュータ11の中央処理装置は、2007年4月1日の人事体系の作成手順と同一のそれによって2007年4月2日〜2008年4月30日までの日ごとの人事体系を作成した後、2007年4月1日〜2008年4月30日までのB氏と2007年4月との2項関係においてB氏を同一の人事項目と判断し、それら日ごとの人事体系においてB氏どうしを結合させ、2007年4月を同一の人事項目と判断し、それら日ごとの人事体系において2007年4月どうしを結合させ、2008年4月を同一の人事項目と判断し、それら日ごとの人事体系において2008年4月どうしを結合させる。それにより、図12に示すように、2007年4月1日〜2008年4月30日までのB氏の勤怠表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図12では、B氏の下位に4月,5月・・・が並列に位置し、4月の下位に1日,2日,3日,4日,5日・・・が並列に位置し、それら日付の下位に勤務時間が並列に位置している。なお、コンピュータ11は、勤怠マスタ19に格納された出勤状況の(出)の回数を集計することで、月における実働日(22日)を算出し、実働日を勤怠表に表示する。コンピュータ11は、作成した勤怠表をハードディスクに格納し(人事体系記憶手段)、勤怠表をディスプレイ22に表示させるとともに、勤怠表をプリンタから出力させる(人事体系出力手段)。
図13,14は、コンピュータ11のディスプレイ22に表示された給与表の一例を示す図である。図13,14では、2007年4月〜6月、2008年4月〜6月までの給与データを図示し、それ以降の給与データの図示を省略している。入力装置を介して人事体系作成指令がコンピュータ11に入力されると、業務別番号入力エリアと部門別番号入力エリアとがディスプレイに表示される。業務別番号入力エリアに(A002)を入力するとともに、部門別番号入力エリアに(4)および(2)を入力すると、コンピュータ11は、営業部17と経理部15とにおける給与表を作成するものと判断し、ディスプレイ22に氏名入力エリアと社員番号入力エリアと期間入力エリアとを表示する。氏名入力エリアに(A)を入力し、社員番号入力エリアに(0117)を入力するとともに、期間入力エリアに2007年4月から現在までを入力すると、コンピュータ11は、営業部17に所属した後に経理部15に所属するA氏の2007年4月から現在までの給与表を作成する。コンピュータ11は、関係マスタ13から(A)の2007年4月〜現在までの2項関係および3項関係を抽出し、給与マスタ20から(A)の2007年4月〜現在までの給与データを抽出する。コンピュータ11は、関係マスタ13から抽出した2項関係どうしを統合し(2項関係統合手段)、抽出した3項関係どうしを統合するとともに(3項関係統合手段)、抽出した2項関係と3項関係とを統合する(2項3項関係統合手段)。
コンピュータ11の中央処理装置は、抽出した2項3項関係を形成する第1〜第3人事項目のうち、同一の人事項目を結合させる。具体的には、関係マスタ13の給与業務ファイルに格納されたA氏と2007年4月(398000円)との2項関係、A氏と2007年5月(398000円)との2項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項関係においてA氏どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2007年4月(398000円)と2007年5月(398000円)とが並列に位置する系統を構築する。この手順を2007年6月以降繰り返し、A氏の下位に2007年4月,5月,6月・・・が並列に位置する系統を構築する。さらに、関係マスタ13の給与業務ファイルに格納されたA氏と2008年4月(415000円)との2項関係、A氏と2008年5月(415000円)との2項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項関係においてA氏どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2008年4月(415000円)と2008年5月(415000円)とが並列に位置する系統を構築する。この手順を2008年6月以降繰り返し、A氏の下位に2008年4月,5月,6月・・・が並列に位置する系統を構築する。
A氏,2007年4月,5月,6月・・・2008年4月,5月,6月・・・の系統を構築すると、中央処理装置は、その系統にしたがって給与マスタ20から抽出した人事項目をつなげ、A氏の2007年4月,5月,6月・・・2008年4月,5月,6月・・・の給与に関する人事体系を作成する。それにより、図13に示すように、2007年4月〜現在までのA氏の給与表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図13では、A氏の下位に4月給与(398000円),5月給与(398000円),6月給与(398000円)・・・4月給与(415000円),5月給与(415000円),6月給与(415000円)が並列に位置している。
コンピュータ11の中央処理装置は、A氏と2007年4月(398000円)との2項関係、A氏と2007年4月(398000円)と基本給(380000円)との3項関係、A氏と2007年4月(398000円)と手当計(18000円)との3項関係、A氏と2007年4月(398000円)と残業代計(0円)との3項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係においてA氏どうしを結合させ、2007年4月(398000円)を同一の人事項目であると判断し、2007年4月(398000円)どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2007年4月(398000円)が位置し、2007年4月(398000円)の下位に基本給(380000円)と手当計(18000円)と残業代計(0円)とが並列に位置する系統を構築する。中央処理装置は、4月と手当計(18000円)との2項関係、4月と手当計(18000円)と役職手当(8000円)との3項関係、4月と手当計(18000円)と家族手当(10000円)との3項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させ、手当計(18000円)を同一の人事項目であると判断し、手当計(18000円)どうしを結合させる。それにより、4月の下位に手当計(18000円)が位置し、手当計(18000円)の下位に役職手当(8000円)と家族手当(10000円)とが並列に位置する系統を構築する。
コンピュータ11の中央処理装置は、A氏,2007年4月(398000円),基本給(380000円),手当計(18000円),残業代計(0円)の系統、手当計(18000円),役職手当(8000円),家族手当(10000円)の系統のうち、手当計(18000円)を同一の人事項目と判断し、それら系統において手当計(18000円)どうしを結合させる。A氏,2007年4月(398000円),基本給(380000円),手当計(18000円),残業代計(0円),役職手当(8000円),家族手当(10000円)の系統を構築すると、中央処理装置は、その系統にしたがって給与マスタ20から抽出した人事項目をつなげ、A氏の2007年4月の給与に関する人事体系を作成する。それにより、図13に示すように、2007年4月におけるA氏の給与表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図13では、A氏の下位に2007年4月(給与398000円),基本給(380000円),手当計(18000円),残業代計(0円)が並列に位置し、手当計(18000円)の下位に役職手当(8000円),家族手当(10000円)が並列に位置している。
コンピュータ11の中央処理装置は、A氏と2008年4月(415000円)との2項関係、A氏と2008年4月(415000円)と基本給(393000円)との3項関係、A氏と2008年4月(415000円)と手当計(22000円)との3項関係、A氏と2008年4月(415000円)と残業代計(0円)との3項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係においてA氏どうしを結合させ、2008年4月(415000円)を同一の人事項目であると判断し、2008年4月(415000円)どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2008年4月(415000円)が位置し、2008年4月(415000円)の下位に基本給(393000円)と手当計(22000円)と残業代計(0円)とが並列に位置する系統を構築する。中央処理装置は、4月と手当計(22000円)との2項関係、4月と手当計(22000円)と役職手当(12000円)との3項関係、4月と手当計(22000円)と家族手当(10000円)との3項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させ、手当計(22000円)を同一の人事項目であると判断し、手当計(22000円)どうしを結合させる。それにより、4月の下位に手当計(22000円)が位置し、手当計(22000円)の下位に役職手当(12000円)と家族手当(10000円)とが並列に位置する系統を構築する。
コンピュータ11の中央処理装置は、A氏,2008年4月(415000円),基本給(393000円),手当計(22000円),残業代計(0円)の系統、手当計(22000円),役職手当(12000円),家族手当(10000円)の系統のうち、手当計(22000円)を同一の人事項目と判断し、それら系統において手当計(22000円)どうしを結合させる。それにより、図13に示すように、2008年4月におけるA氏の給与表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図13では、A氏の下位に2008年4月(給与415000円),基本給(393000円),手当計(22000円),残業代計(0円)が並列に位置し、手当計(22000円)の下位に役職手当(12000円),家族手当(10000円)が並列に位置している。コンピュータ11は、作成した給与表をハードディスクに格納し(人事体系記憶手段)、給与表をディスプレイ22に表示させるとともに、給与表をプリンタから出力させる(人事体系出力手段)。
業務別番号入力エリアに(A002)を入力するとともに、部門別番号入力エリアに(3)を入力すると、コンピュータ11は、製造部16における給与表を作成するものと判断し、ディスプレイ22に氏名入力エリアと社員番号入力エリアと期間入力エリアとを表示する。氏名入力エリアに(B)を入力し、社員番号入力エリアに(0306)を入力するとともに、期間入力エリアに2007年4月から現在までを入力すると、コンピュータ11は、製造部16に所属するB氏の2007年4月から現在までの給与表を作成する。ただし、B氏が2008年4月30日に退職していることから、コンピュータ11は、終了日を参照し、2007年4月〜2008年4月までの給与表を作成する。コンピュータ11は、関係マスタ13から(A)の2007年4月〜2008年4月までの2項関係および3項関係を抽出し、給与マスタ20から(A)の2007年4月1日〜2008年4月までの給与データを抽出する。コンピュータ11は、関係マスタ13から抽出した2項関係どうしを統合し(2項関係統合手段)、抽出した3項関係どうしを統合するとともに(3項関係統合手段)、抽出した2項関係と3項関係とを統合する(2項3項関係統合手段)。
コンピュータ11の中央処理装置は、関係マスタ13の給与業務ファイルに格納されたB氏と2007年4月(313000円)との2項関係、B氏と2007年5月(311000円)との2項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項関係においてA氏どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2007年4月(313000円)と2007年5月(311000円)とが並列に位置する系を構築する。この手順を2007年6月以降繰り返し、B氏の下位に2007年4月,5月,6月・・・2008年4月が並列に位置する系を構築する。B氏,2007年4月,5月,6月・・・2008年4月の系統を構築すると、中央処理装置は、その系統にしたがって給与マスタ20から抽出した人事項目をつなげ、B氏の2007年4月,5月,6月・・・2008年4月の給与に関する人事体系を作成する。それにより、図14に示すように、2007年4月〜2008年4月までのB氏の給与表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図14では、A氏の下位に2007年4月(313000円),5月(311000円)・・・4月(315000円),2008年5月(323000円)が並列に位置している。
コンピュータ11の中央処理装置は、B氏と2007年4月(313000円)との2項関係、B氏と2007年4月(313000円)と基本給(254000円)との3項関係、B氏と2007年4月(313000円)と手当計(8000円)との3項関係、B氏と2007年4月(313000円)と残業代計(51000円)との3項関係のうち、B氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係においてB氏どうしを結合させ、2007年4月(313000円)を同一の人事項目であると判断し、2007年4月(313000円)どうしを結合させる。それにより、B氏の下位に2007年4月(313000円)が位置し、2007年4月(313000円)の下位に基本給(254000円)と手当計(8000円)と残業代計(51000円)とが並列に位置する系統を構築する。中央処理装置は、4月と手当計(8000円)との2項関係、4月と手当計(8000円)と役職手当(0円)との3項関係、4月と手当計(8000円)と家族手当(8000円)との3項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させ、手当計(8000円)を同一の人事項目であると判断し、手当計(8000円)どうしを結合させる。それにより、4月の下位に手当計(8000円)が位置し、手当計(8000円)の下位に役職手当(0円)と家族手当(8000円)とが並列に位置する系統を構築する。
コンピュータ11の中央処理装置は、B氏,2007年4月(313000円),基本給(254000円),手当計(8000円),残業代計(51000円)の系統、手当計(8000円),役職手当(0円),家族手当(8000円)の系統のうち、手当計(8000円)を同一の人事項目と判断し、それら系統において手当計(8000円)どうしを結合させる。B氏,2007年4月(313000円),基本給(254000円),手当計(8000円),残業代計(51000円),役職手当(0円),家族手当(8000円)の系統を構築すると、中央処理装置は、その系統にしたがって給与マスタ20から抽出した人事項目をつなげ、B氏の2007年4月の給与に関する人事体系を作成する。それにより、図14に示すように、2007年4月におけるB氏の給与表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図14では、B氏の下位に2007年4月(給与313000円),基本給(254000円),手当計(8000円),残業代計(51000円)が並列に位置し、手当計(8000円)の下位に役職手当(0円),家族手当(8000円)が並列に位置している。
コンピュータ11の中央処理装置は、B氏と2008年4月(323000円)との2項関係、B氏と2008年4月(323000円)と基本給(261000円)との3項関係、B氏と2008年4月(323000円)と手当計(8000円)との3項関係、B氏と2008年4月(323000円)と残業代計(54000円)との3項関係のうち、B氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係においてB氏どうしを結合させ、2008年4月(323000円)を同一の人事項目であると判断し、2008年4月(323000円)どうしを結合させる。それにより、B氏の下位に2008年4月(323000円)が位置し、2008年4月(323000円)の下位に基本給(261000円)と手当計(8000円)と残業代計(54000円)とが並列に位置する系統を構築する。中央処理装置は、4月と手当計(8000円)との2項関係、4月と手当計(8000円)と役職手当(0円)との3項関係、4月と手当計(8000円)と家族手当(8000円)との3項関係のうち、4月を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係において4月どうしを結合させ、手当計(8000円)を同一の人事項目であると判断し、手当計(8000円)どうしを結合させる。それにより、4月の下位に手当計(8000円)が位置し、手当計(8000円)の下位に役職手当(0円)と家族手当(8000円)とが並列に位置する系統を構築する。
コンピュータ11の中央処理装置は、B氏,2008年4月(323000円),基本給(261000円),手当計(8000円),残業代計(54000円)の系統、手当計(8000円),役職手当(0円),家族手当(8000円)の系統のうち、手当計(8000円)を同一の人事項目と判断し、それら系統において手当計(8000円)どうしを結合させる。それにより、図14に示すように、2008年4月におけるB氏の給与表が作成される(業務別人事体系生成手段、部門別人事体系生成手段)。図14では、B氏の下位に2008年4月(給与323000円),基本給(261000円),手当計(8000円),残業代計(54000円)が並列に位置し、手当計(8000円)の下位に役職手当(0円),家族手当(8000円)が並列に位置している。コンピュータ11は、作成した給与表をハードディスクに格納し(人事体系記憶手段)、給与表をディスプレイ22に表示させるとともに、給与表をプリンタから出力させる(人事体系出力手段)。
図15,16は、コンピュータ11のディスプレイ22に表示された職務権限表の一例を示す図である。図15,16では、2007年4月〜2008年3月、2008年4月〜現在までの職務権限データを図示している。入力装置を介して人事体系作成指令がコンピュータ11に入力されると、業務別番号入力エリアと部門別番号入力エリアとがディスプレイに表示される。業務別番号入力エリアに(A003)を入力するとともに、部門別番号入力エリアに(4)および(2)を入力すると、コンピュータ11は、営業部17と経理部15とにおける職務権限表を作成するものと判断し、ディスプレイ22に氏名入力エリアと社員番号入力エリアと期間入力エリアとを表示する。氏名入力エリアに(A)を入力し、社員番号入力エリアに(0117)を入力するとともに、期間入力エリアに2007年4月から現在までを入力すると、コンピュータ11は、営業部17に所属した後に経理部15に所属するA氏の2007年4月から現在までの職務権限表を作成する。コンピュータ11は、関係マスタ13から(A)の2007年4月〜現在までの2項関係および3項関係を抽出し、給与マスタ20から(A)の2007年4月〜現在までの給与データを抽出する。コンピュータ11は、関係マスタ13から抽出した2項関係どうしを統合し(2項関係統合手段)、抽出した3項関係どうしを統合するとともに(3項関係統合手段)、抽出した2項関係と3項関係とを統合する(2項3項関係統合手段)。
コンピュータ11の中央処理装置は、関係マスタ13の職務権限業務ファイルに格納されたA氏と2007年4月(1課課長)との2項関係、A氏と2007年4月(2課課代)との2項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項関係においてA氏どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2007年4月(1課課長)と2007年4月(2課課代)とが並列に位置する系統を構築する。A氏と2007年4月(1課課長)との2項関係、A氏と2007年4月(1課課長)と業務命令との3項関係、A氏と2007年4月(1課課長)と昇進査定との3項関係、A氏と2007年4月(1課課長)と給与査定との3項関係、A氏と2007年4月(1課課長)と勤怠管理との3項関係、A氏と2007年4月(1課課長)と業務遂行との3項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係においてA氏どうしを結合させ、2007年4月(1課課長)を同一の人事項目であると判断し、2007年4月(1課課長)どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2007年4月(1課課長)が位置し、2007年4月(1課課長)の下位に業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行が並列に位置する系統を構築する。
コンピュータ11の中央処理装置は、A氏,2007年4月(1課課長),2007年4月(2課課代)の系統とA氏,2007年4月(1課課長),業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行の系統とのうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら系統においてA氏どうしを結合させ、2007年4月(1課課長)を同一の人事項目であると判断し、2007年4月(1課課長)どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2007年4月(1課課長)と2007年4月(2課課代)とが並列に位置し、2007年4月(1課課長)の下位に業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行が並列に位置する系統を構築する。
A氏,2007年4月(1課課長),2007年4月(2課課代),業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行の系統を構築すると、コンピュータ11の中央処理装置は、その系統にしたがって職務権限マスタ21から抽出した人事項目をつなげ、A氏の営業部における2007年4月1日の職務権限に関する人事体系を作成する。中央処理装置は、部門別番号を参照し、2007年4月の職務権限に関する人事体系の作成手順と同様に、2007年5月〜2008年3月までの職務権限に関する人事体系を作成する。図15では、A氏の下位に2007年4月〜2008年3月(1課課長)と2007年4月〜2008年3月(2課課代)とが並列に位置し、2007年4月〜2008年3月(1課課長)の下位に業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行が並列に位置している。
コンピュータ11の中央処理装置は、関係マスタ13の職務権限業務ファイルに格納されたA氏と2008年4月(次長)との2項関係、A氏と2008年4月(次長)と業務命令との3項関係、A氏と2008年4月(次長)と経費決算との3項関係、A氏と2008年4月(次長)と昇進査定との3項関係、A氏と2008年4月(次長)と給与査定との3項関係、A氏と2008年4月(次長)と勤怠管理との3項関係、A氏と2008年4月(次長)と業務遂行との3項関係のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら2項3項関係においてA氏どうしを結合させ、2008年4月(次長)を同一の人事項目であると判断し、2008年4月(次長)どうしを結合させる。それにより、A氏の下位に2008年4月(次長)が位置し、2008年4月(次長)の下位に業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行が並列に位置する系統を構築する。
A氏,2008年4月(次長),業務命令,経費決算,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行の系統を構築すると、コンピュータ11の中央処理装置は、その系統にしたがって職務権限マスタ21から抽出した人事項目をつなげ、A氏の経理部における2008年4月の職務権限に関する人事体系を作成する。中央処理装置は、部門別番号を参照し、2008年4月の職務権限に関する人事体系の作成手順と同様に、2008年5月〜現在までの職務権限に関する人事体系を作成する。図16では、A氏の下位に2008年4月〜現在(次長)が位置し、2008年4月〜現在(次長)の下位に業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行が並列に位置している。
図17は、コンピュータ17のディスプレイ22に表示された人事表の他の一例を示す図である。図17では、2007年4月の職務権限データ、給与データ、勤怠データを図示している。入力装置を介して人事体系作成指令がコンピュータ11に入力されると、業務別番号入力エリアと部門別番号入力エリアとがディスプレイに表示される。業務別番号入力エリアに(A001,A002,A003)を入力するとともに、部門別番号入力エリアに(4)を入力すると、コンピュータ11は、営業部17における人事表を作成するものと判断し、ディスプレイ22に氏名入力エリアと社員番号入力エリアと期間入力エリアとを表示する。氏名入力エリアに(A)を入力し、社員番号入力エリアに(0117)を入力するとともに、期間入力エリアに2007年4月を入力すると、コンピュータ11は、営業部17に所属するA氏の2007年4月の人事表を作成する。コンピュータ11は、関係マスタ13から(A)の2007年4月の2項関係および3項関係を抽出し、給与マスタから(A)の2007年4月の職務権限データ、給与データ、勤怠データを抽出する。コンピュータ11は、関係マスタ13から抽出した2項関係どうしを統合し(2項関係統合手段)、抽出した3項関係どうしを統合するとともに(3項関係統合手段)、抽出した2項関係と3項関係とを統合する(2項3項関係統合手段)。
コンピュータ11の中央処理装置は、職務権限表の作成手順によって2007年4月の職務権限に関する系統を作成し、給与表の作成手順によって2007年4月の給与に関する系統を作成するとともに、勤怠表の作成手順によって2007年4月1日〜2007年4月30日までの勤怠に関する系統を作成する。中央処理装置は、作成したそれら系統のうち、A氏を同一の人事項目であると判断し、それら系統においてA氏を結合させる。それにより、職務権限に関する系統の下位に給与に関する系統が位置し、給与に関する系統の下位に勤怠に関する系統が位置する系統を構築する(人事体系作成手段)。
図17の人事表では、A氏の下位に2007年4月(第1課課長),第2課課代,4月給与(398000円),4月実働(25日)が並列に位置し、2007年4月(第1課課長)の下位に業務命令,昇進査定,給与査定,勤怠管理,業務遂行が並列に位置し、4月給与(398000円)の下位に基本給(380000円),手当計(18000円),残業代計(0円)が位置するとともに、手当計(18000円)の下位に役職手当(8000円),家族手当(10000円)が位置し、
4月実働(25日)の下位に1日,2日,3日,4日,5日・・・が位置し、それら日の下位に勤務時間が位置している。なお、このシステム10では、全部門14,15,16,17かつ全社員の過去から現在までの任意の時点における人事体系を作成し、作成したその人事体系を記憶するとともに、その人事体系を出力することができることはいうまでもない。
この人事体系作成システム10および人事体系作成方法は、第1〜第3人事項目のうちの同一の人事項目を結合させることで、関係マスタ13から抽出した各種複数の2項関係および3項関係を1つに統合し、統合した関係に従って、それら項目マスタ19,20,21から抽出した各種複数の人事項目をその上位から下位に向かって一連につなげることで過去から現在までの任意の時点における各種の人事体系(勤怠表,給与表,職務権限表)を作成するから、2項関係や3項関係を利用することで、異なる種類の人事項目を自由に組み合わせた多種多様な人事体系を作ることができる。人事体系作成システム10および人事体系作成方法は、それら項目マスタ19,20,21に人事項目が時系列に格納され、関係マスタ13に2項関係や3項関係が時系列に格納されているから、現在のみならず、過去の任意に時点における人事体系を自由に作ることができる。人事体系作成システム10および人事体系作成方法は、複数の部門14,15,16,17全体で項目マスタ19,20,21と関係マスタ13とを共有することが可能であり、それら部門14,15,16,17のすべてが共用可能な人事体系を作ることができ、項目マスタ19,20,21と関係マスタ13とによって人事体系を組織全体として一元的に管理することができる。ゆえに、各部門14,15,16,17が独自に人事体系を作る必要はなく、異なる膨大な数の人事体系を各部門14,15,16,17が個別に作成管理することによる無駄な時間と労力とを省くことができる。
この人事体系作成システム10および人事体系作成方法は、それら項目マスタ19,20,21からそこに格納された人事項目を抽出し、特定の業務別項目マスタから抽出した人事項目のみを使って人事の各業務に対応した業務別人事体系を作ることができ、人事体系を勤怠体系や給与体系、職務権限体系の各業務に対応させた体系に仕訳して作ることができる。人事体系作成システム10および人事体系作成方法は、各人事項目がそれらに設定された第1〜第3業務別番号によってそれら項目マスタ19,20,21に振り分けられ、それら項目マスタ19,20,21に格納されるから、項目マスタ19,20,21によって各部門14,15,16,17が共用可能な各人事項目を人事の各業務毎にまとめて一元的に管理することができる。
この人事体系作成システム10および人事体系作成方法は、総務部14や経理部15、製造部16、営業部17等の各部門14,15,16,17に表示が必要な人事項目のみを含む人事体系を生成するから、人事体系から各部門14,15,16,17に表示が不必要な人事項目を除くことができ、部門14,15,16,17毎に利用価値が高くかつ使い勝手のよい人事体系をその部門にリアルタイムに提供することができる。人事体系作成システム10および人事体系作成方法は、特定の部門の人事体系が他の部門に開示されることはなく、人事体系における個人情報を保護することができる。
一例として示す人事体系作成システムの概略構成図。 勤怠マスタに格納された各種複数の人事項目の一例を示す図。 給与マスタに格納された各種複数の人事項目の一例を示す図。 職務権限マスタに格納された各種複数の人事項目の一例を示す図。 関係マスタに格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との一例を示す図。 関係マスタに格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との一例を示す図。 関係マスタに格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との他の一例を示す図。 関係マスタに格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との他の一例を示す図。 関係マスタに格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との一例を示す図。 関係マスタに格納された人事項目どうしの2項関係と3項関係との一例を示す図。 コンピュータのディスプレイに表示された勤怠表の一例を示す図。 コンピュータのディスプレイに表示された勤怠表の一例を示す図。 コンピュータのディスプレイに表示された給与表の一例を示す図。 コンピュータのディスプレイに表示された給与表の一例を示す図。 コンピュータのディスプレイに表示された職務権限表の一例を示す図。 コンピュータのディスプレイに表示された職務権限表の一例を示す図。 コンピュータのディスプレイに表示された人事表の一例を示す図。
符号の説明
10 人事体系作成システム
11 コンピュータ
12 項目マスタ
13 関係マスタ
14 総務部
15 経理部
16 製造部
17 営業部
19 勤怠マスタ(第1業務別項目マスタ)
20 給与マスタ(第2業務別項目マスタ)
21 職務権限マスタ(第3業務別項目マスタ)

Claims (8)

  1. 上位から下位に向かって複数に分岐する各種の人事項目の組み合わせから組織構成者の人事に関する人事体系を作成する人事体系作成システムにおいて、
    前記人事項目が、任意の第1人事項目とその直近下位に連なる第2人事項目との上下の2項関係によって連繋するとともに、前記第1および第2人事項目と該第2人事項目の直近下位に連なる第3人事項目との上下の3項関係によって連繋し、前記システムが、各種複数の前記人事項目を時系列に格納した項目マスタと、各種複数の前記2項関係および各種複数の前記3項関係を時系列に格納した関係マスタとを備え、
    前記システムは、前記人事体系の生成に必要な各種複数の2項関係および3項関係を前記関係マスタから抽出するとともに、抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目を前記項目マスタから抽出し、前記関係マスタから抽出したそれら2項関係および3項関係に従って、前記項目マスタから抽出したそれら人事項目をその上位から下位に向かって一連につなげることで過去から現在までの任意の時点における人事体系を生成する人事体系生成手段を実行することを特徴とする人事体系作成システム。
  2. 前記人事体系生成手段では、前記関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目のうちの同一の人事項目を結合させることで、抽出した各種複数の2項関係および3項関係が一連につながる系統を構築し、構築した系統を形成する第1〜第3人事項目に前記項目マスタから抽出した人事項目を組み入れることで前記人事体系を生成する請求項1記載の人事体系作成システム。
  3. 前記人事体系作成システムでは、前記項目マスタが前記人事の各業務に対応する各種複数の第1〜第n業務別項目マスタに区分され、前記第1〜第n業務別項目マスタに対応する第1〜第n業務別番号がそれら人事項目に個別に設定され、それら人事項目が前記第1〜第n業務別番号に基づいて前記第1〜第n業務別項目マスタに格納され、
    前記システムは、前記人事体系の生成に必要な各人事項目を前記第1〜第n業務別番号に基づいて前記第1〜第n業務別項目マスタから抽出し、前記第1〜第n業務別項目マスタから抽出した各人事項目を使用して前記人事の各業務に対応した業務別人事体系を生成する業務別人事体系生成手段を実行する請求項1または請求項2に記載の人事体系作成システム。
  4. 前記人事体系作成システムでは、前記人事項目を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら人事項目に個別に設定され、
    前記システムは、前記関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目の第1〜第n部門別番号を参照し、同一の部門別番号に対応する人事項目のみから作られた部門別人事体系を生成する部門別人事体系生成手段を実行する請求項1ないし請求項3いずれかに記載の人事体系作成システム。
  5. コンピュータ資源を利用し、上位から下位に向かって複数に分岐する各種の人事項目の組み合わせから組織構成者の人事に関する人事体系を作成する人事体系作成方法において、
    前記人事体系作成方法が、各種複数の前記人事項目を時系列に格納した項目マスタと、任意の第1人事項目とその直近下位に連なる第2人事項目との上下の2項関係によって連繋する前記人事項目どうしの各種複数の前記2項関係を時系列に格納し、前記第1および第2人事項目と該第2人事項目の直近下位に連なる第3人事項目との上下の3項関係によって連繋する前記人事項目どうしの各種複数の前記3項関係を時系列に格納した関係マスタとを含み、
    前記人事体系作成方法では、前記人事体系の生成に必要な各種複数の2項関係および3項関係を前記関係マスタから抽出するとともに、抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目を前記項目マスタから抽出し、前記関係マスタから抽出したそれら2項関係および3項関係に従って、前記項目マスタから抽出したそれら人事項目をその上位から下位に向かって一連につなげることで過去から現在までの任意の時点における人事体系を生成することを特徴とする人事体系作成方法。
  6. 前記人事体系生成方法では、前記関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目のうちの同一の人事項目を結合させることで、抽出した各種複数の2項関係および3項関係が一連につながる系統を構築し、構築した系統を形成する第1〜第3人事項目に前記項目マスタから抽出した人事項目を組み入れることで前記人事体系を生成する請求項5記載の人事体系作成方法。
  7. 前記人事体系作成方法では、前記項目マスタが前記人事の各業務に対応する各種複数の第1〜第n業務別項目マスタに区分され、前記第1〜第n業務別項目マスタに対応する第1〜第n業務別番号がそれら人事項目に個別に設定され、それら人事項目が前記第1〜第n業務別番号に基づいて前記第1〜第n業務別項目マスタに格納され、
    前記人事体系作成方法は、前記人事体系の生成に必要な各人事項目を前記第1〜第n業務別番号に基づいて前記第1〜第n業務別項目マスタから抽出し、前記第1〜第n業務別項目マスタから抽出した各人事項目を使用して前記人事の各業務に対応した業務別人事体系を生成する請求項5または請求項6に記載の人事体系作成方法。
  8. 前記人事体系作成方法では、前記人事項目を部門別に分類するための第1〜第n部門別番号がそれら人事項目に個別に設定され、
    前記人事体系作成方法は、前記関係マスタから抽出した2項関係および3項関係を形成する第1〜第3人事項目に対応した各種複数の人事項目の第1〜第n部門別番号を参照し、同一の部門別番号に対応する人事項目のみから作られた部門別人事体系を生成する請求項5ないし請求項7いずれかに記載の人事体系作成方法。
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