JP2008128223A - 故障診断方法、及び故障診断システム - Google Patents
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Abstract
提供すること。
【解決手段】プレイグニッションが発生するための条件が成立していない時に、モニタ
気筒内で発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段から得られる信号にプレイグ
ニッションが発生している時の現象が見られた場合、イオン電流検出に関連する部位の故
障と診断する。
【選択図】図11
Description
断するための故障診断方法、及び故障診断システムに関する。
るものであり、これら4行程で1作動サイクルの完了となる。内燃機関においては複数の
気筒で構成されているものが一般的で、各気筒の燃焼室内で空気と燃料の混合ガスを燃焼
させ、その燃焼に伴う爆発力によってピストンを動かし、熱エネルギーを機械エネルギー
(動力)に変換することにより、内燃機関の回転出力として取り出している。
電流は、燃焼室内の燃焼状態によって敏感に変化するため、イオン電流の発生状態を検出
することによって内燃機関の燃焼状態を検出することができる。例えば、下記の特許文献
1〜7には、内燃機関の燃焼時に発生するイオン電流を検出する技術について開示されて
いる。
に示したブロック図である。図中1は4気筒内燃機関の燃料噴射を制御するための燃料噴
射制御装置(EFI−ECU)を示しており、燃料噴射制御装置1はモニタ気筒切替回路
(MPX)2と、マスク回路3と、ラッチ回路4と、マスク回路5と、マイクロコンピュ
ータ(マイコン)6とを含んで構成されている。
するイグナイタA1〜A4に対して、適切なタイミングで点火指令信号IGT1〜IGT
4(IGT−ON信号及びIGT−OFF信号)を#1気筒、#3気筒、#4気筒、#2
気筒に対応した順で出力するようになっている。
号IGTnに基づいて、イグニッションコイル(図示せず)の一次コイルに流れる一次充
電電流の通電を制御するものである。点火指令信号IGTnがOFFからONへ立ち上が
ると、イグニッションコイルの一次コイルに一次充電電流が通電され(通電開始)、その
後、点火指令信号IGTnがONからOFFへ立ち下がると、一次充電電流が遮断される
ようになっている(通電遮断)。一次充電電流が遮断されると、イグニッションコイルの
二次コイルに高電圧が発生して、点火プラグ(図示せず)に点火されることになる。
電流を検知するものである。イオン電流に基づくイオン信号IONnは、図2に示したよ
うに、点火準備時に(すなわち、点火指令信号IGTnがOFFからONに立ち上がって
暫くすると)ある期間Lowとなる(一次充電、図中T11、T31、T41、T21)。
OFFへ立ち下がって)から暫くするとある期間Lowとなる(燃焼イオン、図中T12、
T32、T42、T22)。燃焼イオンについては、長い時には排気行程まで継続して発生する
場合がある。
nで検知されることがある。例えば、イオン電流検知センサB1が、#1気筒とは別の#
3気筒で発生した点火ノイズを検知することによって、イオン信号ION1がLowにな
る。
nのONからOFFへの立ち下がり前にイオン電流が発生し、イオン信号IONnがLo
wになる(プレイグ、図中T13、T33、T43、T23)。なお、プレイグニッションとは、
内燃機関において、点火制御される前に燃焼し始め、燃焼時期が早まる現象を言う。
入力ポート2a、2bに対して、IGT−OFF信号の出力後に切替信号CHa、CHb
を出力するようになっている。モニタ気筒切替回路2は切替信号CHa、CHbに基づき
、モニタする気筒を切り替えるようになっている。これにより、モニタ気筒が適切なタイ
ミングで#1気筒、#3気筒、#4気筒、#2気筒の順で切り替えられることになる。
1」、「11」、「10」が与えられており、入力ポート2a、2bにLow(0)の切
替信号が入力されると、モニタ気筒は#1気筒に切り替えられ、入力ポート2aにLow
(0)の切替信号CHa、入力ポート2bにHigh(1)の切替信号CHbが入力され
ると、モニタ気筒は#3気筒に切り替えられ、入力ポート2a、2bにHigh(1)の
切替信号CHa、CHbが入力されると、モニタ気筒は#4気筒に切り替えられ、入力ポ
ート2aにHigh(1)の切替信号CHa、入力ポート2bにLow(0)の切替信号
CHbが入力されると、モニタ気筒は#2気筒に切り替えられるようになっている。
点火指令信号IGT1を出力した後、入力ポート2bにHigh(1)の切替信号CHb
を出力することによって、モニタする気筒を#1気筒から#3気筒へ切り替え、イグナイ
タA3に対して、Lowの点火指令信号IGT3を出力した後、入力ポート2aにHig
h(1)の切替信号CHaを出力することによって、モニタする気筒を#3気筒から#4
気筒へ切り替えるようになっている。
を示している。モニタ気筒切替回路2から出力されるこの電圧信号S1が、モニタ区間に
属するイオン信号IONnとなる。
すなわち、モニタ気筒が#1気筒である時(図中のION1モニタ区間)、イオン電流
検知センサB1で検知されたイオン電流に基づくイオン信号ION1が電圧信号S1とし
てマスク回路3、5へ出力され、モニタ気筒が#3気筒である時(図中のION3モニタ
区間)、イオン電流検知センサB2で検知されたイオン電流に基づくイオン信号ION3
がマスク回路3、5へ出力されるようになる。
ン信号の非検出期間とすることでノイズを除去するものである。そのため、モニタ区間に
属するイオン信号IONnがLowになり、Lowの状態がノイズマスク時間以上継続さ
れると、マスク回路3、5から出力される電圧信号S2、S4がHighになるようにな
っている。但し、マスク回路3とマスク回路5とは、その利用目的が異なり、ここではマ
スク回路3でのノイズマスク時間がマスク回路5でのノイズマスク時間よりも長くなって
いる。
あり、マスク回路3から出力された電圧信号S2はラッチ回路4を介して電圧信号S3と
してマイクロコンピュータ6の一般ポート6cへ出力されるようになっている。
ラッチ回路4は、マイクロコンピュータ6からの指示によって、モニタすべきタイミン
グ(例えば、IGT−OFF信号出力から10〜50μ秒前)で入力状態をラッチ(保持
)するものである。また、プレイグニッションに起因するイオン電流の発生時間がマスク
回路3でのノイズマスク時間よりも長い場合、プレイグニッションを検出することができ
る。
ている信号(電圧信号S3)を読み込み、電圧信号S3を読み込んだ後、ラッチ回路4に
対してクリア制御を指示するようになっている。これにより、マイクロコンピュータ6は
IGT−OFF信号出力(すなわち、点火)から10〜50μ秒前にマスク回路3から出
力された電圧信号S2を電圧信号S3として読み込むことができる。
前の電圧信号S2はHighとなる。従って、マイクロコンピュータ6は、ラッチ回路4
から読み込んだ信号に基づいて、プレイグニッションが発生しているかどうかを判断する
ことができる。
例えば、イグナイタA1〜A4など)及びイオン電流検出に関連する部位(例えば、イオ
ン電流検知センサB1〜B4)の故障診断に利用されるものであり、マスク回路5から出
力された電圧信号S4はマイクロコンピュータ6の(立ち上がりエッジを検出する)ラッ
チポート6dへ出力されるようになっている。
るラッチポート6dのラッチ状態を読み込み、その後、ラッチポート6dをクリアするよ
うになっている。従って、前回のクリアから今回のクリアまでの間に、ラッチポート6d
にHigh信号が入力されると、マイクロコンピュータ6は、ラッチポート6dからHi
gh信号を読み込むことになる。
れば、点火準備時に、イオン信号IONnがLowになる期間が存在することになる(図
中T11、T31)。上記したように、モニタ区間に属するイオン信号IONnがLowにな
ると、一定時間(ノイズマスク時間)後にマスク回路5から出力される電圧信号S4はH
ighになる。従って、マイクロコンピュータ6は、ラッチポート6dからHigh信号
を読み込むことができた場合、内燃機関の点火系及びイオン電流検出に関連する部位、さ
らにはモニタ気筒切替回路2及びマスク回路5が正常であると判断することができる。マ
スク回路5でのノイズマスク時間は、一次充電に起因するイオン電流の発生時間を考慮に
入れて40〜60μ秒くらいに設定するのが望ましい。
で選択された、イオン信号IONnに基づく電圧信号SA(図1に示す電圧信号S1)は
抵抗11を介して比較器12の反転(−)端子に入力されている。また、比較器12の非
反転(+)端子には基準電源Vcを抵抗13、14で分圧した比較電圧TH1が入力され
、この比較器12からは、イオン信号IONnに基づく内燃機関での燃焼状態に応じた電
圧信号が出力されるようになっている。比較器12の出力端子は抵抗15を介して基準電
源Vcに接続されると共に、OUT端子に接続されている。また、このOUT端子は、ラ
ッチ回路4(図1)及びマイクロコンピュータ6(図1)のラッチポート6dに接続され
る。
転(−)端子に入力されている。また、比較器22の非反転(+)端子には基準電源Vc
を抵抗23、24で分圧した比較電圧TH1が入力され、この比較器22からは、イオン
信号IONnに基づく内燃機関での燃焼状態に応じた電圧信号が出力されるようになって
いる。
抗25、27を介して後段の比較器30の非反転(+)端子に接続されている。また、抵
抗25と抵抗27との間(すなわち、比較器22の出力端子と比較器30の非反転(+)
端子との間)には、比較器22からの出力信号を積分するコンデンサ28を介してグラウ
ンド(GND)が接続されている。
また、比較器30の出力端子は比較器12の出力端子とOUT端子との間に接続されて
いる。また、比較器30の反転(−)端子には基準電源Vcを抵抗31、32で分圧した
比較電圧TH2が入力されている。
る。図5(a)はイオン信号IONnに基づく電圧信号SAの遷移状態を示している。ま
た、図5(b)は電圧信号SBの遷移状態を示し、図5(c)は電圧信号SCの遷移状態
を示している。
信号が比較電圧TH1より小さくなる)と、比較器12、22の出力端子からの出力信号
はLowからHighになる。一方、電圧信号SAが比較電圧TH1よりも大きくなる(
すなわち、比較器12、22への入力信号が比較電圧TH1よりも大きくなる)と、比較
器12、22の出力端子からの出力信号はHighからLowになる。
で充電が開始され、図5(b)に示したように、電圧信号SBはゆっくりと上昇する。一
方、比較器22の出力端子からの出力信号がHighからLowになると、コンデンサ2
8で放電が開始され、電圧信号SBはゆっくりと下降する。
比較電圧TH2より大きくなる)と、比較器30の出力端子からの出力信号はLowから
Highになる。一方、電圧信号SBが比較電圧TH2より小さくなる(すなわち、比較
器30への入力信号が比較電圧TH2より小さくなる)と、比較器30の出力端子からの
出力信号はHighからLowになる。
出力信号に応じた信号がOUT端子へ出力される。従って、電圧信号SBが比較電圧TH
2より大きい場合、図5(c)に示したように、比較器12の出力端子からの出力信号に
応じた信号が電圧信号SC(図1に示す電圧信号S2、S4)としてOUT端子へ出力さ
れることになる。
うにすることで、ノイズを除去するためのノイズマスク時間T1(図5)を設定し、イオ
ン電流検知センサBnからモニタ気筒切替回路2を介して出力される電圧信号S1(SA
)に含まれるノイズ成分を除去するようになっている。すなわち、電圧信号SAがLow
からHighに切り替わってからコンデンサ28での積分値が比較電圧TH2を越えるま
での期間(T1)をノイズマスク時間とすることができる。なお、ノイズマスク時間T1
については、コンデンサ28の容量を変更することによって調整することができる。
気筒切替回路2から出力される電圧信号SA(S1)を示している。モニタ気筒切替回路
2から出力されるこの電圧信号SA(S1)が、モニタ区間に属するイオン信号IONn
となる。
0μ秒)よりも長くイオン電流が発生した場合(すなわち、プレイグニッションが発生し
た場合)、マスク回路3から出力される電圧信号SC(S2)はLowからHighへ変
化する。この電圧信号SC(S2)のLowからHighへの変化を検出することによっ
て、プレイグニッションを検出することができる。
りも長くイオン電流が発生した場合(すなわち、一次充電が発生した場合)、マスク回路
5から出力される電圧信号SC(S4)はLowからHighへ変化する。この電圧信号
SC(S2)のLowからHighへの変化を検出することによって、内燃機関の点火系
及びイオン電流検出に関連する部位が正常であると判断することができる。
れる電圧信号S4、ラッチポート6dでのラッチ状態、ラッチ回路4へ入力される電圧信
号S2、及びラッチ回路4でのラッチ状態のシーケンスを示した図である。マイクロコン
ピュータ6は、IGT−OFF信号の出力タイミングの直前に(例えば、10〜50μ秒
前に)ラッチ回路4に対してラッチを指示する処理を実行するようになっている。
状態の読込(処理1)、モニタ気筒の切替(処理2)、ラッチクリア(処理3)の処理を
この順で実行するようになっている。
処理1.立ち上がりエッジを検出するラッチポート6dからラッチ信号(ラッチ状態)
を読み込む。ラッチ回路4からラッチ信号を読み込む。
処理2.モニタ気筒切替回路2の入力ポート2a、2bに対し、出力ポート6a、6b
から切替信号CHa、CHbを出力して、モニタする気筒を切り替える。
処理3.ラッチポート6dのラッチ状態をクリアにする。ラッチ回路4に対してラッチ
のクリアを指示する。
えば、時点P1から時点P2の間、時点P2から時点P3の間に)、ラッチポート6dへ
入力される信号がLowからHighへと立ち上がった場合、ラッチポート6dではHi
gh状態がラッチ(保持)されることになる。また、一次充電EV1、EV2が発生する
と、ノイズマスク時間NM2経過後、ラッチポート6dへ入力される信号はLowからH
ighへ立ち上がることになる。
でのラッチ状態を読み込むようになっている。一次充電EV1、EV2が発生している場
合、モニタ気筒切替時点(但し、ラッチクリア前)におけるラッチポート6dでのラッチ
状態はHighとなる。従って、マイクロコンピュータ6は、モニタ気筒切替時点で読み
込んだラッチポート6dでのラッチ状態がHighである場合、発生すべき一次充電が検
出できたと判断して、内燃機関の点火系及びイオン電流検出に関連する部位が正常である
と判断することができる。
力される信号がLowからHighへと立ち上がり、IGT−OFF信号の出力直前(具
体的には、ラッチを指示する時点P4、P5)までHigh状態が継続されると、ラッチ
回路4でHigh状態がラッチ(保持)されることになる。また、プレイグニッションE
V3が発生すると、ノイズマスク時間NM1経過後、ラッチ回路4へ入力される信号はL
owからHighへと立ち上がることになる。
ラッチ状態を読み込むようになっている。プレイグニッションEV3が発生している場合
、モニタ気筒切替時点(但し、ラッチクリア前)におけるラッチ回路4でのラッチ状態は
Highとなる。従って、マイクロコンピュータ6は、モニタ気筒切替時点で読み込んだ
ラッチ回路4でのラッチ状態がHighである場合、プレイグニッションが発生している
と判断することができる。
ば、イオン電流検知センサB3から検出されるイオン信号ION3がLowに固定される
と、イオン信号ION3がモニタ区間に属する場合、モニタ気筒切替回路2から出力され
てマスク回路3、5へ入力される電圧信号S1はLowに固定されてしまう。
ポート6dへ入力される電圧信号S4がLowからHighへ変化し、モニタ気筒切替時
点P2からノイズマスク時間NM1が経過した後、ラッチ回路4へ入力される電圧信号S
2もLowからHighへ変化し、このHigh状態が次のモニタ気筒切替時点P3まで
維持されることになる。
ラッチポート6dがHigh状態でラッチされることになる。すなわち、一次充電の発生
している、していないに拘らず、ラッチポート6dがHigh状態でラッチされることに
なる。そのため、マイクロコンピュータ6が、一次充電が検出できたと判断し、内燃機関
の点火系などに異常が生じていても正常と誤診してしまうことになる。
このHigh状態が次のモニタ気筒切替時点まで維持されると、マイクロコンピュータ6
からのラッチ指示によって、ラッチ回路4ではHigh状態がラッチされることになる。
すなわち、プレイグニッションの発生している、していないに拘らず、ラッチ回路4がH
igh状態でラッチされることになる。
診断の精度を向上させた故障診断方法、及び故障診断システムを提供することを目的とし
ている。
電流検知センサB3から検出されるイオン信号ION3がLowに固定されると、イオン
信号ION3がモニタ区間に属する場合、モニタ気筒切替回路2から出力されてマスク回
路3へ入力される電圧信号S1はLowに固定されてしまう。そのため、モニタ気筒切替
時点P2からノイズマスク時間NM1が経過した後、ラッチ回路4へ入力される電圧信号
S2はLowからHighへ変化し、そのHigh状態が次のモニタ気筒の切り替えまで
維持されることになる。
生した場合と同じように、ラッチ回路4へ入力される電圧信号S2がLowからHigh
へ変化し、少なくともIGT−OFF信号が出力されるまではそのHigh状態が維持さ
れることになる。
入力される電圧信号S2がLowからHighへ変化し、少なくともIGT−OFF信号
が出力されるまでそのHigh状態が維持されている場合、イオン電流検出に関連する部
位に地絡が生じていると考えることができる。
グニッションが発生している時の現象が見られたとしても、プレイグニッションが発生す
るための条件が成立していない時には、イオン電流検出に関連する部位の故障と診断する
。従って、イオン電流検出に関連する部位の地絡をプレイグニッションの発生と誤診する
のを防止することができる。
圧力が高くなったりすることによって、プレイグニッションが発生する状態となる。換言
すれば、プレイグニッションが発生するための条件が成立しているか否かの判断について
は、走行距離や、気筒内温度、エンジン回転数、気筒内負荷、気筒内圧力などを使用する
ことによって行うことができる。
4000rpm以上、気筒内負荷が500mmHg以上、気筒内圧力が50kg/cm2である時、
プレイグニッションが発生するための条件が成立していると判断するようにする。なお、
これら具体的な判定値については、エンジンの種類によって変化するが、エンジンの種類
毎にあらかじめプレイグニッションの発生状況を分析することによって、これら判定値を
設定することができる。
に、前記イオン電流検出手段から得られる信号にプレイグニッションが発生している時の
現象が見られた場合、プレイグニッションは発生していないと言える。
しかしながら、プレイグニッションが発生するための条件が成立している時に、前記イ
オン電流検出手段から得られる信号にプレイグニッションが発生している時の現象が見ら
れたとしても、プレイグニッションが発生しているとは限らない。
が成立している時に、前記イオン電流検出手段から得られる信号にプレイグニッションが
発生している時の現象が見られた場合、プレイグニッションの発生しない環境を作り、プ
レイグニッションの発生しない環境下で、前記イオン電流検出手段から得られる信号にプ
レイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、イオン電流検出に関連する部
位の故障と診断するようにする。これにより、イオン電流検出に関連する部位の地絡を確
実に検出することができる。
よって実現することができる。気筒内に燃焼物が無くなれば、プレイグニッションは発生
しない。例えば、燃料供給を停止すると、気筒内温度が下降していき、気筒内温度が所定
値以下まで下降すると、プレイグニッションの発生しない環境が実現されたと言える。
グニッションが発生している時の現象が見られた場合、当該気筒への燃料供給を停止して
、プレイグニッションの発生しない環境を作り、プレイグニッションの発生しない環境下
で、前記イオン電流検出手段から得られる信号にプレイグニッションが発生している時の
現象が見られた場合、イオン電流検出に関連する部位の故障と診断する。従って、イオン
電流検出に関連する部位の地絡をプレイグニッションの発生と誤診するのを防止すること
ができる。
にプレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、プレイグニッション発生
に対するフェールセーフ処理を行う。従って、プレイグニッションが発生した場合には、
それに対するフェールセーフ処理を実行しないといった事態が生じるのを防止することが
できる。
イグニッションが発生している時の現象が見られたとしても、プレイグニッションが発生
するための条件が成立していないと判断された時には、イオン電流検出に関連する部位の
故障と診断される。従って、イオン電流検出に関連する部位の地絡をプレイグニッション
の発生と誤診するのを防止することができる。
ンが発生するための条件が成立していると判断された時に、前記マスク手段でノイズ除去
された信号にプレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、プレイグニッ
ションの発生しない環境を作る作成手段と、プレイグニッションの発生しない環境下で、
前記マスク手段でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生している時の現象が
見られた場合、イオン電流検出に関連する部位の故障と診断する第2の診断手段とを備え
る。これにより、イオン電流検出に関連する部位の地絡を確実に検出することができる。
イグニッションが発生している時の現象が見られた場合、当該気筒への燃料供給が停止さ
れて、プレイグニッションの発生しない環境が作られ、プレイグニッションの発生しない
環境下で、前記マスク手段でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生している
時の現象が見られた場合、イオン電流検出に関連する部位の故障と診断される。従って、
イオン電流検出に関連する部位の地絡をプレイグニッションの発生と誤診するのを防止す
ることができる。
号にプレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、プレイグニッション発
生に対するフェールセーフ処理が行われる。従って、プレイグニッションが発生した場合
に、それに対するフェールセーフ処理が実行されないといった事態が生じるのを防止する
ことができる。
て説明する。図9は実施の形態(1)に係る故障診断方法(又は故障診断システム)を採
用した燃料噴射制御装置の要部を概略的に示したブロック図である。なお、図1に示した
燃料噴射制御装置と同様の構成部分については同符号を付している。
CU)を示しており、燃料噴射制御装置41はモニタ気筒切替回路(MPX)2と、マス
ク回路3と、ラッチ回路4と、マスク回路5と、マイクロコンピュータ(マイコン)42
とを含んで構成されている。
、#1気筒〜#4気筒それぞれに対応するイグナイタA1〜A4に対して、適切なタイミ
ングで点火指令信号IGT1〜IGT4(IGT−ON信号及びIGT−OFF信号)を
#1気筒、#3気筒、#4気筒、#2気筒に対応した順で出力するようになっている。
2a、42bからモニタ気筒切替回路2の入力ポート2a、2bに対して、IGT−OF
F信号の出力後に切替信号CHa、CHbを出力するようになっている。モニタ気筒切替
回路2は切替信号CHa、CHbに基づき、モニタする気筒を切り替えるようになってい
る。これにより、モニタ気筒が適切なタイミングで#1気筒、#3気筒、#4気筒、#2
気筒の順で切り替えられることになる。
ッチされている信号(電圧信号S3)を読み込み、電圧信号S3を読み込んだ後、ラッチ
回路4に対してクリア制御を指示するようになっている。これにより、マイクロコンピュ
ータ42はIGT−OFF信号出力(すなわち、点火)から10〜50μ秒前にマスク回
路3から出力された電圧信号S2を電圧信号S3として読み込むことができる。
の電圧信号S2はHighとなる。従って、マイクロコンピュータ42は、ラッチ回路4
から読み込んだ信号に基づいて、プレイグニッションが発生しているかどうかを判断する
ことができる。
するラッチポート42dのラッチ状態を読み込み、その後、ラッチポート42dをクリア
するようになっている。従って、前回のクリアから今回のクリアまでの間に、ラッチポー
ト42dにHigh信号が入力されると、マイクロコンピュータ42は、ラッチポート4
2dからHigh信号を読み込むことになる。
を図10に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、この処理動作[1]はIG
T−OFF信号の出力をトリガとして行われる動作である。なお、図9には示していない
が、マイクロコンピュータ42にはエンジン回転センサなど各種センサが接続されており
、マイクロコンピュータ42はエンジンが始動したことや、エンジン回転数などを把握す
ることができるようになっている。
を示す)が「1」であるか否かを判断する(ステップS1)。燃料カットフラグfnは「
1」ではない(すなわち、燃料供給を停止して、プレイグニッションの発生しない環境を
作ってはいない)と判断すれば、ラッチ回路4から読み込んだラッチ信号がHighであ
るか否かを判断する(ステップS2)。
ョンが発生しているか、又はイオン電流検出に関連する部位に地絡が生じている)と判断
すれば、次にプレイグニッションが発生するための条件が成立しているか否かを判断する
(ステップS3)。
4000rpm以上、気筒内負荷が500mmHg以上、気筒内圧力が50kg/cm2である時、プレイグニッションが発生するための条件が成立していると判断するようにする。なお、これら具体的な判定値については、エンジンの種類によって変化する。そのため、エンジンの種類毎にあらかじめプレイグニッションの発生状況を分析することによって、これら判定値を設定するのが良い。
4から読み込んだラッチ信号がHighとなっているのは、プレイグニッションの発生に
起因していないと判断し、イオン電流検出に関連する部位の地絡が生じていると判定する
(ステップS4)。
一方、プレイグニッションが発生するための条件は成立していると判断すれば、当該気
筒への燃料供給を停止して、プレイグニッションの発生しない環境を作り(ステップS5
)、その後、燃料カットフラグfnを「1」にする(ステップS6)。
ない(すなわち、イオン電流検出に関連する部位に地絡は生じていない)と判断すれば、
次にラッチポート42dから読み込んだラッチ信号がHighであるか否かを判断する(
ステップS7)。
関の点火系及びイオン電流検出に関連する部位、さらにはモニタ気筒切替回路2及びマス
ク回路5が正常であると判定する(ステップS8)。一方、ラッチポート42dから読み
込んだラッチ信号がHighではないと判断すれば、内燃機関の点火系、イオン電流検出
に関連する部位、モニタ気筒切替回路2、及びマスク回路5のいずれかに異常が生じてい
ると判定する(ステップS9)。
供給が停止されている)と判断すれば、次に、プレイグニッションの発生しない環境が作
られているか否かを判断する(ステップS10)。例えば、燃料供給の停止から所定時間
が経過しているか否かを判断する。
グニッションが発生しなくなる。また、燃料供給の停止からある時間が経過していれば、
気筒内温度や排気温度などが十分に低下し、プレイグニッションの発生しない環境が作ら
れる。なお、時間を計測するのではなく、温度センサを設けて気筒内温度や排気温度など
を直接検出するようにしても良い。
4から読み込んだラッチ信号がHighであるか否かを判断する(ステップS11)。プ
レイグニッションの発生しない環境下で、ラッチ回路4から読み込んだラッチ信号がHi
ghであると判断すれば、イオン電流検出に関連する部位の地絡が生じていると判定する
(ステップS12)。
一方、ラッチ回路4から読み込んだラッチ信号がHighではないと判断すれば、イオ
ン電流検出に関連する部位の地絡は生じていないと判定し、燃料供給の停止を解除し(ス
テップS13)、その後、燃料カットフラグfnを「0」にする(ステップS14)。
出するまでの流れを示したフローチャートである。プレイグニッションが発生している時
の現象が検出され(ST1)、その時にプレイグニッションが発生するための条件が成立
していれば、イオン電流検出に関連する部位に地絡が生じていると判定し(ST2)、前
記条件が成立していなければ、プレイグニッションの発生しない環境を作る(ST3)。
象が検出されれば、イオン電流検出に関連する部位に地絡が生じていると判定し(ST4
)、前記現象が検出されなければ、最初の現象はプレイグニッションの発生に起因してい
たと判定する(ST5)。
射制御装置によれば、マスク回路3でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生
している時の現象が見られたとしても、プレイグニッションが発生するための条件が成立
していないと判断された時には、イオン電流検出に関連する部位の故障と診断される。
スク回路3でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生している時の現象が見ら
れた場合、プレイグニッションの発生しない環境が作られ、プレイグニッションの発生し
ない環境下で、マスク回路3でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生してい
る時の現象が見られた場合、イオン電流検出に関連する部位の故障と診断される。従って
、イオン電流検出に関連する部位の地絡をプレイグニッションの発生と誤診するのを防止
することができる。
噴射制御装置について説明する。但し、この燃料噴射制御装置は、図9に示した燃料噴射
制御装置41と、マイクロコンピュータ42を除いて同様の構成であるので、マイクロコ
ンピュータには異なる符号を付し、その他の構成部分の説明をここでは省略する。
ECU)を示しており、燃料噴射制御装置41Aはモニタ気筒切替回路(MPX)2と、
マスク回路3と、ラッチ回路4と、マスク回路5と、マイクロコンピュータ(マイコン)
42Aとを含んで構成されている。
2]を図12に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、この処理動作[2]は
IGT−OFF信号の出力をトリガとして行われる動作である。なお、図9には示してい
ないが、マイクロコンピュータ42Aにはエンジン回転センサなど各種センサが接続され
ており、マイクロコンピュータ42Aはエンジンが始動したことや、エンジン回転数など
を把握することができるようになっている。
示すプレイグフラグfn(nは各気筒を示す)が「1」であるか否かを判断する(ステッ
プS21)。プレイグニッションの発生に対するフェールセーフ処理には、当該気筒への
燃料供給を停止が含まれており、このフェールセーフ処理が実行されると、プレイグニッ
ションの発生しない環境が作られることになる。
ニッションの発生に対するフェールセーフ処理は実行されていない)と判断すれば、ラッ
チ回路4から読み込んだラッチ信号がHighであるか否かを判断する(ステップS22
)。
ョンが発生しているか、又はイオン電流検出に関連する部位に地絡が生じている)と判断
すれば、次にプレイグニッションの発生に対するフェールセーフ処理を実行し(ステップ
S23)、その後、プレイグフラグfnを「1」にする(ステップS24)。
はない(すなわち、イオン電流検出に関連する部位に地絡は生じていない)と判断すれば
、次にラッチポート42dから読み込んだラッチ信号がHighであるか否かを判断する
(ステップS25)。
関の点火系及びイオン電流検出に関連する部位、さらにはモニタ気筒切替回路2及びマス
ク回路5が正常であると判定する(ステップS26)。一方、ラッチポート42dから読
み込んだラッチ信号がHighではないと判断すれば、内燃機関の点火系、イオン電流検
出に関連する部位、モニタ気筒切替回路2、及びマスク回路5のいずれかに異常が生じて
いると判定する(ステップS27)。
イグニッションの発生に対するフェールセーフ処理が実行され、燃料供給が停止されてい
る)と判断すれば、次に、プレイグニッションの発生しない環境が作られているか否かを
判断する(ステップS28)。例えば、燃料供給の停止から所定時間が経過しているか否
かを判断する。
4から読み込んだラッチ信号がHighであるか否かを判断する(ステップS29)。プ
レイグニッションの発生しない環境下で、ラッチ回路4から読み込んだラッチ信号がHi
ghであると判断すれば、イオン電流検出に関連する部位の地絡が生じていると判定する
(ステップS30)。
一方、ラッチ回路4から読み込んだラッチ信号がHighではないと判断すれば、イオ
ン電流検出に関連する部位の地絡は生じていないと判定し、フェールセーフ処理を終了し
(ステップS31)、その後、プレイグフラグfnを「0」にする(ステップS32)。
検出するまでの流れを示したフローチャートである。プレイグニッションが発生している
時の現象が検出されると(ST11)、プレイグニッションの発生に対するフェールセー
フ処理を実行し、プレイグニッションの発生しない環境を作る(ST12)。
象が検出されれば、イオン電流検出に関連する部位に地絡が生じていると判定し(ST1
3)、前記現象が検出されなければ、最初の現象はプレイグニッションの発生に起因して
いたと判定する(ST14)。
射制御装置によれば、マスク回路3でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生
している時の現象が見られた場合、当該気筒への燃料供給が停止されて、プレイグニッシ
ョンの発生しない環境が作られ、プレイグニッションの発生しない環境下で、マスク回路
3でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合
、内燃機関の点火系などの故障と診断される。従って、イオン電流検出に関連する部位の
地絡をプレイグニッションの発生と誤診するのを防止することができる。
の現象が見られた場合、プレイグニッションの発生に対するフェールセーフ処理が行われ
る。従って、プレイグニッションが発生した場合に、それに対するフェールセーフ処理が
実行されないといった事態が生じるのを防止することができる。
42、42A マイクロコンピュータ
Claims (10)
- プレイグニッションが発生している時に見られる現象から故障を診断する故障診断方法
であって、
プレイグニッションが発生するための条件が成立していない時に、
モニタ気筒内で発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段から得られる信号に
プレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、
イオン電流検出に関連する部位の故障と診断することを特徴とする故障診断方法。 - プレイグニッションが発生するための条件が成立しているか否かの判断を、
走行距離、気筒内温度、エンジン回転数、気筒内負荷、及び気筒内圧力の要素群中より
選択された1要素又は複数要素を用いて行うことを特徴とする請求項1記載の故障診断方
法。 - プレイグニッションが発生するための条件が成立している時に、
前記イオン電流検出手段から得られる信号にプレイグニッションが発生している時の現
象が見られた場合、
プレイグニッションの発生しない環境を作り、
プレイグニッションの発生しない環境下で、前記イオン電流検出手段から得られる信号
にプレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、
イオン電流検出に関連する部位の故障と診断することを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の故障診断方法。 - 当該気筒への燃料供給を停止して、プレイグニッションが発生しない環境を作ることを
特徴とする請求項3記載の故障診断方法。 - プレイグニッションが発生している時に見られる現象から故障を診断する故障診断方法
であって、
モニタ気筒内で発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段から得られる信号に
プレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、
当該気筒への燃料供給の停止を含んだ、プレイグニッション発生に対するフェールセー
フ処理を行い、
燃料供給の停止によって作られたプレイグニッションの発生しない環境下で、前記イオ
ン電流検出手段から得られる信号にプレイグニッションが発生している時の現象が見られ
た場合、
イオン電流検出に関連する部位の故障と診断することを特徴とする故障診断方法。 - プレイグニッションが発生している時に見られる現象から故障を診断する故障診断シス
テムであって、
モニタ気筒内で発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段から得られる信号に
対して、非検出期間を設けてノイズを除去するマスク手段と、
プレイグニッションが発生するための条件が成立しているか否かを判断する判断手段と
、
該判断手段により、プレイグニッションが発生するための条件が成立していないと判断
された時に、
前記マスク手段でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生している時の現象
が見られた場合、
イオン電流検出に関連する部位の故障と診断する第1の診断手段とを備えていることを
特徴とする故障診断システム。 - 前記判断手段が、走行距離、気筒内温度、エンジン回転数、気筒内負荷、及び気筒内圧
力の要素群中より選択された1要素又は複数要素を用いて、プレイグニッションが発生す
るための条件が成立しているか否かを判断するものであることを特徴とする請求項6記載
の故障診断システム。 - 前記判断手段により、プレイグニッションが発生するための条件が成立していると判断
された時に、
前記マスク手段でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生している時の現象
が見られた場合、
プレイグニッションの発生しない環境を作る作成手段と、
プレイグニッションの発生しない環境下で、前記マスク手段でノイズ除去された信号に
プレイグニッションが発生している時の現象が見られた場合、
イオン電流検出に関連する部位の故障と診断する第2の診断手段とを備えていることを
特徴とする請求項6又は請求項7記載の故障診断システム。 - 前記作成手段が、当該気筒内への燃料供給を停止して、プレイグニッションの発生しな
い環境を作るものであることを特徴とする請求項8記載の故障診断システム。 - プレイグニッションが発生している時に見られる現象から故障を診断する故障診断シス
テムであって、
モニタ気筒内で発生するイオン電流を検出するイオン電流検出手段から得られる信号に
対して、非検出期間を設けてノイズを除去するマスク手段と、
該マスク手段でノイズ除去された信号に、プレイグニッションが発生している時の現象
が見られた場合、
当該気筒への燃料供給の停止を含んだ、プレイグニッション発生に対するフェールセー
フ処理を行う実行手段と、
燃料供給の停止によって作られたプレイグニッションの発生しない環境下で、前記マス
ク手段でノイズ除去された信号にプレイグニッションが発生している時の現象が見られた
場合、
イオン電流検出に関連する部位の故障と診断する診断手段とを備えていることを特徴と
する故障診断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006318030A JP2008128223A (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | 故障診断方法、及び故障診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006318030A JP2008128223A (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | 故障診断方法、及び故障診断システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008128223A true JP2008128223A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39554293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006318030A Pending JP2008128223A (ja) | 2006-11-27 | 2006-11-27 | 故障診断方法、及び故障診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008128223A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011012585A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Nissan Motor Co Ltd | エンジンの制御装置 |
JP2012041902A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Denso Corp | 内燃機関の制御装置 |
-
2006
- 2006-11-27 JP JP2006318030A patent/JP2008128223A/ja active Pending
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JP2012041902A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Denso Corp | 内燃機関の制御装置 |
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