JP2008124857A - 放送受信装置、情報配信サーバ装置、及びプログラム - Google Patents
放送受信装置、情報配信サーバ装置、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008124857A JP2008124857A JP2006307578A JP2006307578A JP2008124857A JP 2008124857 A JP2008124857 A JP 2008124857A JP 2006307578 A JP2006307578 A JP 2006307578A JP 2006307578 A JP2006307578 A JP 2006307578A JP 2008124857 A JP2008124857 A JP 2008124857A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- broadcast
- program guide
- information
- electronic program
- epg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】映像・音声を視聴しながら、複数のIP放送局で放送されるIP放送の番組表を自動的に取得できる放送受信装置を提供する。
【解決手段】放送受信装置(レコーダ1で例示)は、EPG/OSD/予約処理部20に、情報配信サーバ装置から各IP放送局の電子番組表情報をネットワーク経由で取得する番組表取得手段と、取得した電子番組表情報を記憶する情報記憶手段と、記憶された電子番組表情報から所定形式の電子番組表を生成して表示出力する番組表出力手段とを備える。この番組表取得手段は、例えばWebブラウザに搭載したライブブックマーク機能のように、電子番組表情報の配信元特定情報を記憶する記憶手段と、記憶された配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置に定期的にネットワーク経由でアクセスして電子番組表情報を取得する取得手段と、取得した電子番組表情報で情報記憶手段に記憶された電子番組表情報を更新する更新手段とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】放送受信装置(レコーダ1で例示)は、EPG/OSD/予約処理部20に、情報配信サーバ装置から各IP放送局の電子番組表情報をネットワーク経由で取得する番組表取得手段と、取得した電子番組表情報を記憶する情報記憶手段と、記憶された電子番組表情報から所定形式の電子番組表を生成して表示出力する番組表出力手段とを備える。この番組表取得手段は、例えばWebブラウザに搭載したライブブックマーク機能のように、電子番組表情報の配信元特定情報を記憶する記憶手段と、記憶された配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置に定期的にネットワーク経由でアクセスして電子番組表情報を取得する取得手段と、取得した電子番組表情報で情報記憶手段に記憶された電子番組表情報を更新する更新手段とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、放送受信装置、情報配信サーバ装置、及びプログラムに関し、より詳細には、IP(Internet Protocol)放送を受信可能な放送受信装置、そのIP放送の番組表情報を配信する情報配信サーバ装置、及びそれらの装置に組み込むためのプログラムに関する。
今後、日本において地上波デジタルのIP再配信等が開始され、放送型(垂れ流し型、ストリーム型、プッシュ型)のIP放送が始まることが予想される。IP放送に関し、特許文献1には、ユニキャスト・アドレス/マルチキャスト・アドレス、並びに音声パスのスタティック・パス/ダイナミック・パスの切替え選択が可能で、回線帯域を抑制し、音声パスの帯域を有効利用できる一斉放送システムが開示されている。
特許文献1に記載の一斉放送システムは、一斉放送用の音声信号をIPパケットに変換してIP網に送信する送信用IP放送装置と、IP網からのIPパケットを受信し、音声信号に変換する複数の受信用IP放送装置と、IPパケットを伝送するIP網とからなり、送信用IP放送装置は、設定された構成情報に基づいてユニキャスト・アドレス又はマルチキャスト・アドレスを設定したIPパケットをIP網に送信し、複数の受信用IP放送装置は、それぞれIP網から自装置宛てユニキャスト・アドレスが設定されたIPパケット又はマルチキャスト・アドレスが設定されたIPパケットを受信する。
また、IP網を用いたノンリアルタイムな一斉放送に関し、特許文献2には、回線利用効率を高めるためのIP放送システムが開示されている。特許文献2に記載のIP放送システムは、一斉放送前に、一斉放送用の放送データをFTPパケット化して放送受信装置にアップロードしておき、放送受信装置では、同じくアップロードされた一斉放送開始時刻の情報に基づきその時刻に記憶済みの放送データを再生処理する。
また、IP放送も含めた多種の放送番組に対する放送番組情報を受信側に提供する技術に関し、特許文献3には、無限多数な番組から有限多数な番組情報を構築し、選択により少数の有効番組で簡単に運用できるケーブル放送局及び映像受信装置が開示されている。
特許文献3に記載のケーブル放送局は、放送地域毎の共通番組、デジタル放送のEPG(Electronic Program Guide:電子番組表)、並びにIP放送局及びIPビデオサーバのEPGデータがXML(Extensible Markup Language)形式に変換されて登録されたEPGコンテンツデータベースをもつサーバを備える。EPG応答サーバプログラムは、クライアント(映像受信装置)側のEPGエンジンからの要求に応じて、EPGコンテンツデータベースから共通番組情報、検索指示に対する検索結果を取り出してクライアント側に送出する。クライアント側のナビゲーション・アプリケーション及びEPGエンジンは、サーバ側からのデータを記憶装置に記憶し、検索した番組情報を画面上に表示する。利用者が画面上の検索結果に対して好みの番組を選択すると、その番組情報がLocalXML文書としてに登録され、共通番組情報と共にEPG GUI(Graphical User Interface)として表示される。
ところで、近年、Webブラウザ上のライブブックマーク機能を用いたニュース記事の配信が行われている。ライブブックマークとは、新聞(ニュース)発信元が自社のWebページ上にボタン等で設置し、Webブラウザを用いてそのブックマークを自分のブラウザに登録することによって、そのブックマーク先に定期的に記事(ニュース)タイトルが配信されるサービス形態の総称である。
特開2004−241994号公報
特開2006−166238号公報
特開2001−186497号公報
しかしながら、IP放送が開始された場合に、地上波デジタル放送同様、1つのIP放送の番組表はそのIP放送を受信しないと取得できず分からない。従って、複数のIP放送局に対応したEPGを構成するためには、IP放送局(IP放送局の放送元アドレス)を巡りIP放送を選局した上で、放送そのものから個々の番組情報を取得するなどの処理が必要となる。
加えて、IP放送局(IP放送局の放送元アドレス)を巡りIP放送を選局せずにEPGを構成する方法も考えられている。しかしながら、このような方法でも安定した利用可能帯域が決まっている衛星放送とは異なり、BS・CSの様に各々1放送に他放送局の番組を含む全チャンネル分のEPG(全局EPG)を、その映像・音声の載った放送TS中のSIデータとして載せると言う方法は採用されておらず、全局EPGに相当するSIデータを持ったEPGの専用のTSを映像・音声データ無しで、別に放送する形態に留まっている。従って、この全局EPG専用のTSを受信する場合においては、EPGを取得する際は、分離部(DEMUX)1つでは受信している映像・音声を一旦停止した上で専用TSを受信しなければならないため、BS・CSの様に映像・音声を見ながらEPGを取得することができない。
なお、特許文献3に記載の技術では、受信(クライアント)側がEPGエンジンを起動してIP放送の番組表を含むEPGデータをケーブル放送局から取得することなる。しかしながら、このEPGデータは、このケーブル放送局自体が個々のIP放送局から取得してオーサリングツール等を用いて生成する必要があり、その取得に際しては個々のIP放送の番組情報から取得するなどの同様の処理が必要となる。
また、IP放送局が新規に開設されて追加された場合に、その放送局を受信側であるIPテレビ等の放送受信装置に登録する手段が、今のところ明確になっていない。
また、現在のライブブックマークの利用としては記事(ニュース)タイトルの配信にとどまっており、ライブブックマーク機能を放送番組の番組表に利用する思想も存在しない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、映像・音声を視聴しながら、複数のIP放送局で放送されるIP放送の番組表を自動的に取得することが可能な放送受信装置、その番組表情報を配信する情報配信サーバ装置、及びそれらの装置に組み込むためのプログラムを提供することをその目的とする。
上述のごとき課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、複数のIP放送局の放送サーバ装置から、それぞれのIP放送番組をネットワーク経由で受信するIP放送受信手段と、前記複数のIP放送局の電子番組表情報をそれぞれ配信する複数の情報配信サーバ装置から、各IP放送局の電子番組表情報をネットワーク経由で取得する番組表取得手段と、該番組表取得手段で取得した電子番組表情報を記憶する情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶されている電子番組表情報から所定形式の電子番組表を生成して表示出力する番組表出力手段とを備えた放送受信装置であって、前記番組表取得手段は、前記電子番組表情報の配信元特定情報を記憶する記憶手段と、該記憶された配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置に定期的にネットワーク経由でアクセスして前記電子番組表情報を取得する取得手段と、該取得した電子番組表情報で前記情報記憶手段に記憶された電子番組表情報を更新する更新手段とを有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記番組表取得手段で配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置から取得する電子番組表情報は、元となる詳細電子番組表情報を要約した内容をもつことを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、前記電子番組表情報は、RSS形式のXML文書であることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2又は第3の技術手段において、前記電子番組表情報は、前記IP放送番組中の画像を含むことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記画像は、現在放送しているIP放送番組の現時点での映像を縮小又は間引きした画像であることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記番組表取得手段で配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置から取得する電子番組表情報は、IP放送番組が放送される放送元の放送サーバ装置を特定する放送元特定情報を含むことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第6の技術手段において、前記番組表出力手段で出力された電子番組表に対し、該電子番組表に含まれる放送元特定情報を選択するユーザ操作を受け付ける選択操作受付手段を備え、前記IP放送受信手段は、前記選択操作受付手段で選択された放送元特定情報が示す放送元の放送サーバ装置との接続を確立して、該放送元のIP放送番組を受信することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段において、前記複数の情報配信サーバ装置の代わりに、前記複数のIP放送局それぞれに対する電子番組表情報を全て配信する情報配信サーバ装置が、ネットワーク接続されており、前記番組表取得手段は、前記情報配信サーバ装置から全てのIP放送局の電子番組表情報をネットワーク経由で取得することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至第8のいずれかの技術手段において、IP放送以外の放送を受信する放送受信手段と、前記放送に係わる電子番組表情報を取得する他の番組表取得手段とを備え、前記番組表出力手段は、前記番組表取得手段で取得した電子番組表情報と前記他の番組表取得手段で取得した他の電子番組表情報とを同時に表示出力する手段を有することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段において、前記番組表出力手段は、当該放送受信装置内部に具備された表示手段に表示するデータを出力する手段であることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段において、前記番組表出力手段は、当該放送受信装置に外部接続された表示装置に表示するデータを出力する手段であることを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1乃至第11のいずれかの技術手段において、前記番組表取得手段、前記情報記憶手段、及び前記番組表出力手段は、ネットワーク経由で情報配信サーバ装置の電子番組表情報をブラウジングするブラウジング手段に付加されて構成されることを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第12の技術手段において、前記ブラウジング手段は、前記所定形式の電子番組表として、前記情報記憶手段に記憶されている各IP放送局に対する電子番組表情報を、ブラウジング画面に並べるように配列して表示出力することを特徴としたものである。
第14の技術手段は、IP放送局で放送するIP放送番組の電子番組表情報を配信する情報配信サーバ装置であって、前記配信する電子番組表情報の元となる詳細電子番組表情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶した詳細電子番組表情報を要約した内容をもつ前記電子番組表情報を、ネットワーク経由でクライアント装置に提供する情報提供手段とを備えたことを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第14の技術手段において、前記電子番組表情報は、RSS形式のXML文書であることを特徴としたものである。
第16の技術手段は、第14又は第15の技術手段において、前記電子番組表情報は、前記IP放送番組中の画像を含むことを特徴としたものである。
第17の技術手段は、第16の技術手段において、前記画像は、現在放送しているIP放送番組の現時点での映像を縮小又は間引きした画像であることを特徴としたものである。
第18の技術手段は、第14乃至第17のいずれかの技術手段において、前記電子番組表情報は、IP放送番組が放送される放送元の放送サーバ装置を特定する放送元特定情報を含むことを特徴としたものである。
第19の技術手段は、第1乃至第13のいずれかの技術手段における放送受信装置に組み込むためのプログラムであって、前記番組表取得手段として、或いは、前記番組表取得手段及び前記番組表出力手段として、或いは、前記番組表取得手段、前記情報記憶手段、及び前記番組表出力手段として、前記放送受信装置の制御部を機能させることを特徴としたものである。
第20の技術手段は、第14乃至第18のいずれかの技術手段における情報配信サーバ装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、放送受信装置において、映像・音声を視聴しながら、複数のIP放送局で放送されるIP放送の番組表を自動的に取得することが可能となる。
本発明に係る放送受信装置は、IP放送を受信可能な装置であり、表示装置が内蔵されたテレビ受像機や、表示モニタやテレビなどの外部表示装置に接続可能な、各種レコーダ、各種チューナ、セットトップボックス(STB)など、様々な機器に適用可能である。また、本発明に係る放送受信装置は、視聴者が使用するテレビ等に限らず、特許文献3に記載のケーブル放送局に組み込む装置としての適用も可能である。以下、本発明に係る放送受信装置として、外部の表示装置及びスピーカに接続されたレコーダを例示するが、これに限ったものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置の一構成例を示すブロック図であり、放送受信装置の一例としてのレコーダとそのレコーダに接続された液晶表示装置及びスピーカの構成例を示すブロック図である。また、図2は、図1の放送受信装置が組み込まれたIP放送システムの一構成例を示す概略図である。図1及び図2において、1はレコーダ、2はリモートコントローラ(リモコン)、3は液晶表示装置、4はスピーカ、5はIP網、6,7は放送サーバ、8は情報配信サーバである。
図1で例示するレコーダ1は、アナログ放送、デジタル放送のいずれも受信可能な機器であって、アナログ放送を受信する受信アンテナ11と、デジタル放送を受信する受信アンテナ12と、アナログ放送の受信信号をチューニング(選局)するアナログチューナ部13と、デジタル放送の受信信号をチューニングするデジタルチューナ部14と、アナログ放送の受信データからオーディオデータ/ビデオデータを抽出するAVスイッチ部15と、チューニングされたデジタル放送のデータを復調するデジタル復調部16とを備える。なお、衛星放送等の他の放送を受信するには、同様にアンテナ、チューナ、及び復調部などをレコーダ1に設ければよい。
レコーダ1は、IP放送を受信可能とするため、LAN(Local Area Network)31に接続されLAN31を介してIP放送のUDP(User Datagram Protocol)パケットを受信するネットワークインターフェース部(ネットワークI/F部)32と、ネットワークI/F部32を介してUDPパケットで受信したIP放送をTS(Transport Stream)パケットに変換するIP放送チューナ部33と、後述する選局部25とを備える。なお、選局部25は、IP放送に対する選局の他に、ユーザ操作により選局されたチャンネルをそれぞれアナログチューナ部13、デジタルチューナ部14へ伝送し、アナログ放送、デジタル放送に対する選局処理も行う。
ネットワークI/F部32及びIP放送チューナ部33を主たる構成要素として例示するように、レコーダ1はIP放送を受信するIP放送受信手段を備える。なお、アナログ放送やデジタル放送等の他の放送を受信しない機器であっても、本発明はIP放送受信手段を備えた機器であれば適用できる。
IP放送の放送局としては、図2で例示したように、レコーダ1にインターネットやイントラネットなどのネットワーク(IP網)を介して、放送サーバ6,7が接続されている。放送サーバ6,7は、それぞれ別のチャンネルのIP放送を放送するためのサーバ装置であり、RTP(Real - time Transfer Protocol)に従って放送データをIP網にマルチキャストアドレス(或いはブロードキャストアドレス)で出力する。RTPの場合のトランスポート層としては、上述のごとくUDPが用いられる。勿論、放送サーバは図示する2台に限ったものではなく、IP放送のチャンネル毎に設置されていればよく、また異なるチャンネルのIP放送であっても同一サーバで構成してもよい。
選局部25におけるIP放送の選局処理としては、放送サーバ6のマルチキャストアドレス及び放送サーバ7のマルチキャストアドレスの中から、ユーザ選択されたIP放送チャンネルに該当するマルチキャストアドレスを指定し、ネットワークI/F部32に伝える。ネットワークI/F部32は、選局部25によって設定されたマルチキャストアドレスで動作し、放送されているネットワークストリーム(UDP(RTP)パケット)を受信し、IP放送チューナ部33へ伝送する。IP放送チューナ部33は、ネットワークストリームをTSパケットに変換し、映像・音声ストリームやSI(Service Information)専用ストリームとしてDMUX17へ出力する。このように、映像・音声ストリーム、SI専用ストリームのいずれにおいても、選局部25におけるIP放送の選局動作は、ネットワークI/F部32に対してマルチキャストアドレスを設定することで動作する。
なお、ここでは、放送サーバ6,7がIPマルチキャスト放送をストリーム配信で行うためのサーバであるものとして説明している。しかしながら、IPマルチキャスト放送をファイル配信で行う形式であっても、IPユニキャスト放送など他のIP放送形式でストリーム配信又はファイル配信で行う形式であってもよい。但し、形式に対応してIP放送チューナ部33におけるIP放送の受信方式も異なることがあり、IP放送は、ここで説明するUDP(RTP)/IP通信で受信するものに限ったものではない。例えば、放送サーバ6,7は、FTP(File Transfer Protocol)などに従って放送データをIP網に出力してもよく、FTPの場合のトランスポート層としてはTCP(Transmission Control Protocol)を用いればよい。その場合、IP放送チューナ部33はTCPパケットを双方向でやり取りするTCP/IP通信を行うこととなる。
さらに、レコーダ1は、デジタル放送ストリームからの番組データの抽出やIP放送ストリームからの番組データの抽出や、復調されたデータの分離を行う分離部(DMUX)17と、分離されたデジタル放送やIP放送のビデオデータをデコードしたり、ビデオ情報を静止画としてキャプチャするビデオデコード/キャプチャ部18と、アナログ放送のビデオ信号とデジタル放送やIP放送のビデオ信号との切換を行うビデオセレクタ部19とを備える。
レコーダ1は、DMUX17で分離されたSIストリーム中の番組データの処理、後述するように通信制御部28を介して受信した電子番組表情報(EPGデータ)からのEPG生成処理、EPG操作により或いは直接日時・チャンネル指定により録画予約処理、及びOSD(オンスクリーンディスプレイ)の表示処理などを行うEPG/OSD/予約処理部20を備える。
EPG/OSD/予約処理部20は、サブCPU、RAM、及びこれらの処理を実行する処理プログラムを格納したROM等を備え、後述のCPU27によって制御されるユニットで構成したり、CPU27で実行可能なよう後述の不揮発性メモリ30等に格納した処理プログラムで構成するなどすればよい。なお、EPG/OSD/予約処理部20では、EPGの他にESG(電子シンプルガイド)やテレテキストも出力可能としてもよい。本発明の主たる特徴部分であるEPGデータの取得、EPGの生成、及びEPGの表示については、後述する。
また、レコーダ1は、DMUX17で分離されたオーディオデータをデコードするオーディオデコード部21と、セレクトされたビデオ信号とEPGや設定メニューのOSDデータとを重畳した信号を、出力用のビデオ信号に変換するビデオ出力変換部22と、アナログ放送のオーディオ信号とデジタル放送のオーディオ信号とIP放送のオーディオ信号との切換を行うオーディオセレクタ部23と、セレクトされたオーディオ信号を出力信号に変換するオーディオ出力変換部24とを備える。
なお、IP放送とデジタル放送との間でのビデオ信号及びオーディオ信号の切り換えは、DMUX17等で行うか、或いは出力しない側の放送に対しデジタルチューナ部14又はIP放送チューナ部33でのチャンネルを非選択にすればよい。
また、レコーダ1は、レコーダ1全体の制御を実行するCPU27と、任意のアドレスを指定して読み書きすることが可能な半導体メモリであってCPU27の作業領域となって不揮発性メモリ30に格納されたプログラムを読み出したり、処理中のデータを一時的に格納したりするRAM26と、レコーダ1全体の制御を行うための制御プログラムや、録画した放送番組をはじめ、EPGデータやユーザデータなどの各種データが格納される書き換え可能な不揮発性メモリ30とを備える。EPGデータ等は、EPG/OSD/予約処理部20に別途設けたメモリに格納してもよい。
さらに、レコーダ1には、外部表示装置の一例としての液晶表示装置3と、音声出力用のスピーカ4とが接続されている。液晶表示装置3及びスピーカ4は、一般的な表示モニタやTV受像機などであればよい。液晶表示装置3は、ビデオ出力変換部22から出力されたビデオ信号(映像信号)を表示する。なお、外部表示装置としては、当然、プラズマパネルディスプレイ等の他の方式の表示装置を適用してもよい。スピーカ4は、オーディオ出力変換部24から出力された出力信号に基づき音声を出力する。
なお、本発明を適用したTV受像機(テレビ装置)は、例えば、図1で例示したレコーダ1に液晶表示装置3とスピーカ4とを備えた構成となる。
また、リモコン2には、例えば、映像表示装置の電源のオン/オフを操作する電源ボタンと、チャンネル番号を選択する操作を行うためのチャンネル選択ボタンと、チャンネル番号を上方向及び下方向に操作して選択するチャンネル上下ボタンと、アナログ放送、デジタル放送、IP放送の間で受信する放送を切り換える放送切換ボタンと、外部接続機器を含めた入力ソースを切り換える入力切換ボタンと、EPGを表示する操作を行うための番組表表示ボタンと、現在受信中の番組に対する番組情報を表示する操作を行うための番組情報表示ボタンと、レコーダ1の各種設定を行うメニュー画面を表示する操作を行うためのメニュー画面表示ボタンと、メニューをはじめ設定時のカーソル位置の左右上下方向への移動操作や決定操作を行うための移動・決定ボタンと、各処理を一つ前の段階に戻す操作を行う戻りボタンと、各処理を終了させる操作を行う終了ボタンと、EPG画面やメニュー画面などを表示しているときの簡易操作用のカラー(赤、緑、黄、青)ボタンとが設けられている。リモコン2は、それぞれ、搭載されたボタンの押下によって操作信号を生成し、レコーダ1のリモコン受光部29へその操作信号を送信する。
レコーダ1は、ユーザが操作するリモコン2からの信号を受信するリモコン受光部29を備える。CPU27は、その操作信号をリモコン受光部29から受け取り、レコーダ1の現在の動作状態(どの放送を受信しているのか、或いはEPG/メニューを操作しているかなどの状態)に応じた動作を実行するようレコーダ1内の各部を制御する。
以下、本発明の主たる特徴部分であるEPGデータの取得、EPGの生成、及びEPGの表示について、それらの処理が主にEPG/OSD/予約処理部20で実行されるものとして説明する。
IP放送のEPGデータを、映像・音声ストリームと共に個々の番組データとして取得する以外の方法でレコーダ1が取得するため、図2のIP放送システムで例示するように、レコーダ1にはIP網5を介して情報配信サーバ8が接続されている。なお、図2では省略しているが、レコーダ1はネットワークI/F部32によってLAN31経由でIP網5に接続されている。
図2で例示する情報配信サーバ8には、複数のIP放送局(この例では放送サーバ6,7に対応する2つの放送局)のEPGデータが配信可能に格納されている。すなわち、本発明に係る情報配信サーバ8は、配信するEPGデータの元となる詳細EPGデータを記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶した詳細EPGデータを要約した内容をもつEPGデータを、ネットワーク経由でクライアント装置であるレコーダ1に提供する情報提供手段とを備える。このとき詳細EPGデータからEPGデータへの自動的な変換も、情報配信サーバ8に搭載したプログラムで実現しておくとよい。情報配信サーバ8には、詳細EPGデータが例えば1日毎や時間帯毎や一番組終了毎など適時に更新され、それに応じて提供するEPGデータも更新されることとなる。また、本発明は、この情報配信サーバ装置として、コンピュータを機能させるためのプログラムとしての形態も採用できる。
なお、提供するEPGデータは、より好ましい例として元となる詳細EPGデータを要約した内容をもつものとしたが、レコーダ1で受け取るEPGデータはそのような要約内容をもつものに限らず、元々記憶され配信されたデータを受信すればよい。レコーダ1で提供されるEPGデータの具体例については後述する。
図2では、レコーダ1に情報配信サーバ8が1台接続された例を示しているが、このようなシステムに限らず、複数のIP放送局(例えば放送サーバ6,7で規定される2つの放送局)のEPGデータをそれぞれ格納し配信する複数の情報配信サーバがレコーダ1にIP網5経由で接続されたシステムを採用してもよい。
レコーダ1は、情報配信サーバ8からIP放送のEPGデータを取得するために、ネットワークI/F部32を介したTCP/IP通信を制御する通信制御部28と、上述のネットワークI/F部32とを備える。なお、ここでのEPGデータとは、映像ストリームに含まれるか同時に放送されるSI情報としてUDPパケットでIP放送チューナ部33で受信する番組データ(番組個別の情報)とは異なり、一日、一週間、或いは数週間等の全IP放送局の番組表を作成する上で必要な情報を指す。また、各IP放送局のIP放送毎に複数の情報配信サーバを立てる場合には、各情報配信サーバからそれぞれ取得する個別EPGデータが上記必要な情報の一部を指す。なお、各IP放送局の情報を示したポータルサイトを開設してもよい。
EPG/OSD/予約処理部20は、各IP放送局のEPGデータを取得する番組表取得手段を有し、例えばEPGデータ取得プログラムが内部のROMに実行可能に格納されるなどして構成される。なお、EPGデータ取得プログラムは上述のように不揮発性メモリ30にCPU27で実行可能に格納してもよいし、番組表取得手段はハードウエアのみで構成してもよい。このEPG取得プログラムが実行されることで、EPG/OSD/予約処理部20は、通信制御部28に対して情報配信サーバ8から全てのIP放送局のIP放送番組のEPGデータの取得を要求する。また、IP放送局毎に情報配信サーバを設置した場合には、番組表取得手段は、各情報配信サーバから、各IP放送局のEPGデータをIP網5を介して取得する手段となる。番組表取得手段の詳細についてはさらに後述する。
また、レコーダ1は、番組表取得手段で取得したEPGデータを記憶する情報記憶手段と、情報記憶手段に記憶されているEPGデータから所定形式のEPG(実際にはEPG画像データ)を生成して表示出力する番組表出力手段とを備える。
ここで、情報記憶手段としては、例えば不揮発性メモリ30やEPG/OSD/予約処理部20内部のメモリなどがそれに該当する。また、番組表出力手段は、EPGを生成し、レコーダ1に外付けされた液晶表示装置3にその表示するデータを出力する手段であり、例えばEPG生成・表示出力プログラムがEPG/OSD/予約処理部20内部のROMに実行可能に格納されるなどして構成される。所定形式のEPGとしては、取得した各IP放送局のEPGデータのうち、各IP放送局に対して一部の時間帯のIP放送番組のみを示すものや、一部のIP放送局に対するIP放送番組のみを示すものであってもよい。
番組表取得手段についてより詳細に説明する。番組表取得手段は、EPGデータの配信元特定情報を記憶する記憶手段を有する。ここで、配信元特定情報とは、配信元のアドレス(IPアドレス)、又はURL(Uniform Resource Locators)で代表されるURI(Uniform Resource Identifier)がそれに該当する。
また、記憶手段としては、例えば、EPG/OSD/予約処理部20内部に設けたメモリ(或いは不揮発性メモリ30)などの記憶媒体と、新規のIP放送局が開設された場合などにその記憶媒体に配信元特定情報を追加記憶(登録)するための配信元特定情報登録プログラムとで構成される。この配信元特定情報登録プログラムは、EPGデータ取得プログラムの一部であり、EPG/OSD/予約処理部20内部のROMに実行可能に格納されるなどすればよい。
また、番組表取得手段は、上述の記憶手段で記憶された配信元特定情報が示す情報配信サーバ8に定期的にIP網5経由でアクセスしてEPGデータを取得する取得手段を有する。なお、配信元特定情報としてURIを格納しておく場合にも、DNS(Domain Name System)サーバを介してIPアドレスに変更できるので、配信元の情報配信サーバ8(又はIP放送局毎の複数の情報配信サーバそれぞれ)へのアクセスが可能となる。
この取得手段としては、例えば、通信制御部28と、定期アクセスプログラムとで構成される。この定期アクセスプログラムは、EPGデータ取得プログラムの一部であり、EPG/OSD/予約処理部20内部のROMに実行可能に格納されるなどすればよい。この定期アクセスプログラムは、上述の記憶手段で記憶された配信元特定情報を定期的に読み出し、通信制御部28に対して、ネットワークI/F部32を介してその配信元特定情報が示す情報配信サーバ8(又は各IP放送局の情報配信サーバ)にアクセスしてEPGデータを取得するよう要求するプログラムである。
さらに、番組表取得手段は、上述の取得手段で取得したEPGデータで不揮発性メモリ30等の情報記憶手段に記憶されたEPGデータを更新する更新手段を有する。この更新手段としては、例えば、古いEPGデータから取得手段で取得したEPGデータに自動的に書き換える更新プログラムで構成される。この更新プログラムは、EPGデータ取得プログラムの一部であり、EPG/OSD/予約処理部20内部のROMに実行可能に格納されるなどすればよい。
そして、レコーダ1は、上述のごとく、番組表取得手段で取得したEPGデータを記憶し、そのデータから所定形式のEPGを生成して表示出力する。上述した番組表取得手段、情報記憶手段、及び番組表出力手段は、ネットワーク経由で情報配信サーバ8のEPGデータをブラウジングするブラウジング手段、及びそれに付加される手段で構成されることが好ましい。ブラウジング手段とは、ネットワーク経由でデータをブラウジングする各種Webブラウザと、その制御系とでなる。
以下、図3及び図4も併せて参照しながら、新規にIP放送局が開設された場合も含めたWebブラウザ上でのEPG表示に至る流れの一例を説明する。図3は、図1の放送受信装置において出力されるEPG画面の一例を示す図、図4は、図3のEPG画面に対しユーザ操作がなされた場合のEPG画面の一例を示す図である。
なお、以下の例では、レコーダ1に搭載したWebブラウザ及びそれにアドオンされたライブブックマーク機能によって本発明の主たる処理が実行されるように説明するが、例えばレコーダ1に搭載したRSS(Rich Site Summary或いはReally Simple Syndication)リーダであっても同様の処理が実行できるなど、これに限ったものではない。例えば、現行のレコーダやテレビなどのEPG表示処理部にライブブックマーク機能付きRSSリーダを搭載することで、そのEPG表示処理部が文字表示のみでEPG表示を行うような場合であっても、EPG情報の更新表示が可能である。
Webブラウザは、例えばEPG/OSD/予約処理部20に搭載され液晶表示装置3に対し、図3で例示するEPG画面(Webブラウザのスクリーンショット)50のごとき画像を出力する。但し、映像58は各部33,18,19等を介してこのEPG画面50(ここではIP放送用EPG画面51)に組み込まれる。
定期アクセスプログラム及び更新プログラムは、Webブラウザのアドオン機能によってWebブラウザにアドオンし(付加され)、見出し(ライブブックマーク)としてEPG表示したい内容を表示させるライブブックマーク機能によって実現できる。すなわち、PCにおいてWebブラウザで用いられているライブブックマークをレコーダ1のEPGに統合することで、IP放送のEPGデータを取得できる。
図3で例示するIP放送用EPG画面51には、1ch用のライブブックマークのサイト60が他のチャンネルのサイトとともに一覧表示されている。IP放送用EPG画面51では、情報記憶手段に記憶されている各IP放送局のデータ(図4のようにEPGデータであってよい)を、ブラウジング画面に並べるように配列して表示出力した例を示しており、この例のようにブラウジング手段は、予め定められた所定形式のEPGを表示出力するとよい。なお、配列方法は任意に決めればよい。
また、IP放送用EPG画面51では、例えばEPGの1ch該当部分としては「1ch」62などとそのサイト名を表す表記がなされている。すなわち、「1ch」62の表記はそのサイト名として情報配信サーバ8における1ch用EPGデータ配信サイトであることを示しており、同様に「3ch」は情報配信サーバにおける3ch用EPGデータ配信サイトであることを示している。各IP放送局毎に情報配信サーバが設置されている場合には、「1ch」62の表記は、1chの情報配信サーバのサイト名であってそのサーバで設定されているサイト名に該当する。但し、サイト名としてチャンネルを識別可能な名称(例えば、上述の「1ch」やIP放送局名、IP放送局のロゴなど)とすることが好ましい。なお、マーク61は、ここで表示されているものがライブブックマークであることを示すものであり、任意である。
そして、リモコン等によるプルダウン用ボタン63の選択操作によって、IP放送用EPG画面51が図3から図4で例示したように変わり、取得したEPGデータに含まれる複数の番組名及び時間帯が一覧64として表示される。このように、図4のIP放送用EPG画面51では、PCにおいて現在利用されているライブブックマーク機能における1ライブブックマーク名を1つのIP放送局名となるよう、且つ1記事タイトルが1番組タイトルとなるように構成する。そして、番組(記事に相当)タイトルには、番組名のほか放送時間、例えば「ドラマA、21:00(或いは現時刻21:10)〜22:00」などの情報を表示するよう、情報配信サーバ8(又は各IP放送局毎の情報配信サーバ)が更新データを提供する。番組名及び時間帯だけでなく主な出演者等の他の情報も表示できるようにしてもよい。また、通信に余裕がある場合には、番組名(番組タイトル)及び時間帯に番組概要を情報配信サーバ側でEPGデータとして記憶しておき、表示させてもよい。また、一覧64の表示は、各チャンネルに対して同時に可能である。
また、一覧64で例示したように、現時刻を含む所定数の番組(ここでは3番組)のEPGを表示すればよいが、現時刻から1日分の番組のEPGを同時に表示させてもよい。別の日のデータも表示する場合には、番組名のほか放送時間(例えば02月10日(金)10:00〜10:30など)の情報を情報配信サーバ8側で提供し、液晶表示装置3側で表示してもよい。また、表示対象の番組の数は、情報配信サーバで決めておくだけでもよいし、さらに放送受信装置側で制限をかけてもよい。また、プルダウン用ボタン63の選択操作によって初めて番組名及び時間帯を表示した例を示したが、最初から一覧64のように番組名や時間帯を表示させていてもよく、その場合、他のチャンネルに対しても同様に表示させておくとよい。
上述のごときEPG表示の定期的な更新処理は、アドオンされたライブブックマーク機能によって実行される。EPG/OSD/予約処理部20が、予め定められたアクセスタイミング(更新タイミング)で、CPU27に対して各ライブブックマークのサイト60に記述(或いはそれに関連付けて記述)されているURI又はIPアドレスに対するデータ取得依頼を行う。CPU27は、この依頼に対し、通信制御部28を制御し、通信制御部28がネットワークI/F部32を制御して、LAN31からURI又はIPアドレスが示す情報配信サーバ8(又は各IP放送局の情報配信サーバ)に対してアクセスしてデータ取得要求を行う。
情報配信サーバ8は、この取得要求に対し、更新されたEPGデータを要求があったレコーダ1にLAN31経由で返す。その際、情報配信サーバ8は、EPGデータとして、RSS形式のXML文書を情報配信サーバ8(又は各IP放送局の情報配信サーバ)に閲覧可能に登録しておくことで、ライブブックマーク機能による最新のEPGデータの取得・閲覧を可能にする。なお、ここでのRSS形式とは、広義のRSSを指し、狭義でいうRSS0.9、RSS1.0、RSS2.0をはじめ、ATOMなど様々な種類の形式が該当する。詳細EPGデータを、番組終了毎や時間帯毎、或いは1日毎に情報配信サーバ8で更新することで、自動変換によってEPGデータも同じ時間単位で更新でき、最終的に、ライブブックマークでも同じ時間単位でEPGデータが更新できる。
このEPGデータを受信したレコーダ1の処理は次の通りである。ネットワークI/F部32は、入力されたLAN31からの信号をトランスポートプロトコルとしてTCPとUDPに分け、UDPパケットを上述のごとくIP放送チューナ部33へ送り、TCPパケットを通信制御部28へ送るようになっている。通信制御部28へ送られたTCPパケットは、Webブラウザでのブラウジングや、従来の通信に用いられる。通信制御部28へ送られたTCPパケットのうち情報配信サーバ8からのIP放送のEPGデータは、Webブラウザでのブラウジング対象のデータの一つとして、或いはWebブラウザとは無関係のデータとして、EPG/OSD/予約処理部20へ送られる。このようにして、通信制御部28からEPG/OSD/予約処理部20へEPGデータが返され、Webブラウザの画面が、映像に重畳するOSDデータとして表示される。このとき、取得したEPGデータは最新のものであり、ライブブックマークのサイト60の一覧64で表示した番組及び時間帯のそれぞれは最新の情報となる。なお、情報配信サーバ8でのEPGデータの適時の更新が、定期的であろうが不定期であろうが、レコーダ1ではその更新されたEPGデータを逐次取得可能となる。
新規のIP放送局のEPGデータをEPG表示するための配信元特定情報登録プログラムも、Webブラウザにアドオンしたライブブックマーク機能として実現できる。まず、配信元特定情報登録プログラムを実行し、通信制御部28及びネットワークI/F部32を制御して、配信元の情報配信サーバ8(又は各IP放送局の情報配信サーバ)の配信元特定情報を示した外部サーバにアクセスして、配信元特定情報を取得してEPG/OSD/予約処理部20内部に設けたメモリ(或いは不揮発性メモリ30)に記憶する。ここでの外部サーバとは、情報配信サーバ8自身である場合もあり、Webサーバとすればよく、また複数のIP放送局がそれぞれ或いは共同して開設したサイトで配信元特定情報が閲覧可能なよう格納されている。
例えば、Webブラウザによって図示しない検索ツールによって追加されたIP放送局(13chとする)のWebサイトを検索し、新規IP放送局のWebサーバにアクセスし、そのWebサーバ上にボタン等で閲覧可能に設置されているRSSフィールドをWebブラウザに登録することで、配信元特定情報を取得し、EPG/OSD/予約処理部20内部のメモリ等に記憶する。このようにして、そのチャンネルのライブブックマーク登録が実行でき、EPG画面にも元々存在したチャンネルと同様のサイト名表示や番組及び時間帯表示等が可能となる。例えば、IP放送用EPG画面51における「12ch」の横に、「13ch」のライブブックマークのサイト、番組の一覧がアドインされる。
以降、新規にIP放送局が開設された場合には同様の処理を実行し、また、新規開設されない限り、上述した定期アクセスプログラム及び更新プログラムによる処理が実行されることで、定期的に最新のEPGデータの取得が可能となる。また、同様に、ユーザのEPG表示指示操作により、取得した最新のEPGデータからEPGを生成して表示することができる。このように、レコーダ1では、IP放送ストリーム自体からEPGデータやEPGの元となる番組情報を取得しなくてもよく、複数のIP放送局で放送されるIP放送の最新のEPGデータを自動的に取得することが可能となる。
なお、上述したようにEPGの元となるデータとして番組データを使用する場合には、映像・音声ストリームと共にSI情報を放送受信して取得する必要がある。そして、SI情報を抽出する際にDMUX(DEMUXともいう)17を用いるため、DMUXを1つしか持たないレコーダ1では、EPG(一般的に週間番組表であることが多い)表示のための番組データを取得している最中は、映像・音声ストリームをデコードできないこととなる。
しかしながら、上述のごとく本発明では、映像・音声ストリームをデコードしながら(映像・音声に対してDMUX17を用いながら)、ライブブックマーク機能を用いてTCPパケットから通信制御部28を介してEPGデータを取得することが可能である。すなわち、本発明ではライブブックマークにEPGデータ(番組タイトル)を受信させるので、逐次IP放送局を巡り放送そのものからEPGデータを取得する必要が無い。従って、レコーダ1にDMUX17が1つしか搭載されていない場合であっても、IP放送番組受信中にEPGデータの更新も可能であり、IP放送番組の映像データ58と最新のEPGの画像データ51(サイト名60や一覧64等)とを同じ画面上に同時に出力することが可能となる。また、視聴中のIP放送自体から得られる番組データによって、詳細な番組内容を取得して表示するようにしてもよいが、本発明では特に視聴中でないIP放送局からのEPGデータをライブブックマークへの配信を受けるのみで、表示するEPGを構成することができる。
また、取得するEPGデータは、各IP放送番組が放送される放送元の放送サーバを特定する放送元特定情報を含むことが好ましく、ユーザはリモコン2等の操作により画面上で対応する番組を選択することで、その放送元特定情報へアクセスして対応する番組を受信することができる。放送元特定情報としては、配信元特定情報と同様に、放送元のアドレス(IPアドレス)、又はURLで代表されるURIがそれに該当する。
このように、レコーダ1のEPGに統合したライブブックマーク中の番組タイトルをユーザに選択することで、IP放送局からの選局動作を実施できる。この選局動作は、基本的に受信動作とし、現時刻に放送中の番組以外の場合には録画予約や視聴予約といった処理がEPG/OSD/予約処理部20でなされる。選局動作に基づき受信するチャンネルは、ユーザが或る番組を選択した場合にはその番組のチャンネルを、或るチャンネルを選択した場合にはそのチャンネルを、放送サーバにアクセスして受信することとなり、選択対象の詳細情報を表示する訳ではない。
なお、本例では、番組タイトルを選択することで、放送サーバ6等にアクセスしてIP放送の受信が可能となっており、従来のPCのWebブラウザ上のライブブックマーク(又はRSSファイル)が最初に表示した要約をクリックすることでその要約の詳細を表示させるものとは異なる。本例でのライブブックマーク機能は、表示内容として要約で事足り、また選択するとその要約の全文を表示してもよいがその要約の先の放送サーバへアクセスして受信できる。
また、表示したIP放送用EPG画面51を含むEPG画面50に対するユーザ操作を受け付けるために、レコーダ1は、リモコン2及びリモコン受光部29で主に例示されるように選択操作受付手段を備えるとよい。この選択操作受付手段は、液晶表示装置3で表示されたEPGに対し、そのEPGに含まれる放送元特定情報を選択するユーザ操作を受け付ける。
リモコン2からの操作を受け付けたリモコン受光部29は、CPU27にその操作信号を伝送し、CPU27はEPG/OSD/予約処理部20でその操作がどの操作に該当するのかを解析する。そして、例えばカーソルの移動時にはEPG/OSD/予約処理部20にその移動を表示させ、視聴予約や録画予約時にはEPG/OSD/予約処理部20にその処理を実行させる。また、選局時には、選局部25に対してネットワークI/F部32に選局させるよう指示し、ネットワークI/F部32が、放送元特定情報が示す放送元の放送サーバ6等との接続を確立して、放送元のIP放送番組を受信し、液晶表示部3での表示及びスピーカ4での音声出力を行う。
以上、本発明のEPG表示の一例について説明したが、図3及び図4で示したEPG画面50の未説明の応用形態について、次に説明する。レコーダ1は、図1を参照して説明したようにIP放送以外の放送を受信できるような構成とし、さらにその放送に係わるEPGデータを取得する他の番組表取得手段を備える構成とすることが好ましい。この他の番組表取得手段は、上述した番組表取得手段と同じ構成(但し、放送元特定情報は含まない)としてもよいし、既存の方法を採用してもよい。そして、番組表出力手段は、番組表取得手段で取得したEPGデータと他の番組表取得手段で取得した他のEPGデータとを同時に表示出力する手段を備えるとよい。
図3及び図4で例示するEPG画面50には、現在時刻情報56と共に、タブ形式で、IP放送用EPG画面51、地上デジタル放送用EPG画面52、BSデジタル放送用EPG画面53、CS放送用EPG画面54、及びBSアナログ放送用EPG画面55への切り替えが可能となっている。なお、これらの画面に表示されるべき各放送用のEPGは同時に同じ画面に表示してもよい。
EPG画面50には、図示しないリモコン操作用の説明表示を行うことが好ましい。例えば、移動・決定ボタンにおける上下左右キーのアイコン及びそのキーで選択操作が可能である旨の表記、移動・決定ボタンにおける決定キーのアイコン及びそのキーで決定操作が可能である旨の表記、キャンセルキーのアイコン及びそのキーで一つ前の操作を元に戻す操作が可能である旨の表記、終了キーのアイコン及びそのキーでEPG表示の終了操作が可能である旨の表記、並びに、カラーキーのアイコン及びそれらのキーで実行できる操作の表記などが挙げられる。
また、閉じるボタン57は、これら各画面51〜55に選択可能に表示しておくか、或いは現在時刻情報56と同じ位置に選択可能に表示しておくボタンである。閉じるボタン57が選択されることで、EPG画面50を閉じ、映像データ58のみの表示とするような処理を行う。
このように、IP放送用のEPGとしてライブブックマークを画面上に表示するとともに、BS/CS/地デジ等の他の放送用のEPGと同じ画面上で一覧表示を行うことで、ユーザの選局の幅を増やすことができる。
図5乃至図9は、それぞれ、図1の放送受信装置において出力されるEPG画面の他の例を示す図であり、以下、これらを参照しながらEPG画面の構成例について説明する。なお、図5乃至図9で例示するEPG画面に表示されるべき各放送用のEPGも同時に同じ画面に表示してもよい。
図5で例示するIP放送用EPG画面51では、1ch用のライブブックマークのサイト名「1ch」62の下に、現在の番組名及び時間帯65及び現在放送中の映像データ66を更新可能に表示し、これらを各チャンネルに対して表示するとともに、さらに、実際に受信しビデオセレクタ部19から出力される映像データ67が小さく重畳され組み込まれている。
ここで、映像データ66はあくまでEPGデータとして情報配信サーバ8(又はチャンネル1の情報配信サーバ)から受信したものである。このように、提供されるEPGデータは、IP放送番組中の画像を含むことが好ましい。この画像(映像データ66)は、現在放送しているIP放送番組の現時点での映像を、縮小及び/又は間引きした画像とすることが好ましい。なお、映像データ66としては、リアルタイム性を無視してもよいのであれば、サムネイル映像として番組宣伝用に予め用意し配信したものであってもよい。
また、図5の「ドラマA(21:00〜22:00)」の表記は、図4での「21:00(又は21:10)〜22:00 ドラマA」の表記と、映像データ66を除いたとしても異なる。これは、情報配信サーバ8(又はチャンネル1の情報配信サーバ)で配信するEPGデータ自体を異ならせ、図5の方は改行情報も含むようにすることでも実現できるし、EPG/OSD/予約処理部20が、配列の際に、自動更新で取得した文字列や画像から或る規則に則り必要な部分(例えば先頭から○〜△までの文字列)を抽出し、再構成することでも実現できる。
図5で例示したIP放送用EPG画面51では、各チャンネルに対して多画面で表示されたリアルタイム配信の映像データ66を、ユーザがチャンネル選択を行う際のザッピング映像の代わりとして用いることができ、チャンネル選択を容易にする。
図6で例示するIP放送用EPG画面51では、1ch用のライブブックマークのサイト名「1ch」62の下に、各時間帯(ここでは現時刻に係わる21時から26時までのみ表示)69に対する各チャンネルを表すチャンネル表示枠70を、EPG/OSD/予約処理部20において表示できるようにしておき、現在以降の番組名及び時間帯を更新可能に表示する。なお、チャンネル表示枠70等はαブレンディングなどを利用して、受信したEPGデータも例えば時間帯(特に開始時間)を抽出してこの枠68に合うように当てはめて表示させればよい。また、IP放送用EPG画面51では、他のチャンネルに対しても、例えば3ch用チャンネル表示枠71、4ch用チャンネル表示枠72、といった具合に表示され、それらの枠で表示枠68を構成している。なお、図6では、ch1以外の番組の情報は省略している。
図7で例示するIP放送用EPG画面51は、1ch用のライブブックマークのサイト名「1ch」62の下に、今日、明日(7/8)、明後日(7/9)といった具合に日にち一覧73を表示している。図4の一覧64で例示した時間帯及び番組名は、詳細EPGデータの要約としてEPGデータで提供されたものであるが、提供され表示する要約は、日にち一覧73で例示するように日付など他の要約であってもよい。また、IP放送用EPG画面51では、他のチャンネルに対しても同様に最初から日にち一覧を表示しておいてもよい。
このIP放送用EPG画面51では、さらに、日にち一覧73のうち望む日にちをユーザが選択操作することで、その詳細な情報を情報配信サーバ8(又は1ch専用の情報配信サーバ)から別途、同様の経路で取得し、表示する。この例では、詳細な情報として番組名及び時間帯の一覧74(「今日」に対する一覧で例示)を枠に埋め込むことで表示している。
図8で例示するIP放送用EPG画面51は、1ch用のライブブックマークのサイト名「1ch」62の下に、スポーツ、ニュース、バラエティ、映画といった具合にカテゴリ一覧75を表示している。カテゴリ一覧75は、図7の日にち一覧73の代わりに要約として提供され、受信したものである。また、IP放送用EPG画面51では、他のチャンネルに対しても同様に最初からカテゴリ一覧を表示しておいてもよい。
このIP放送用EPG画面51では、日にち一覧73の表示時と同様に、カテゴリ一覧75のうち望むカテゴリをユーザが選択操作することで、その詳細な情報を情報配信サーバ8(又は1ch専用の情報配信サーバ)から別途、同様の経路で取得し、表示する。この例では、詳細な情報として全てのカテゴリに対する1chで放送予定の番組名及び時間帯の一覧76を示しているが、これらのうち、ユーザ操作によって選択したカテゴリのみ表示すればよい。
図9で例示するIP放送用EPG画面51では、各チャンネル名を記したマーク80の横の枠81内に、各チャンネルに対するライブブックマークの一覧を横方向に配列して表示する。なお、映像データ89は映像データ67と同等のものである。例えば、1chであれば、1chを示すチャンネルマーク80の横に、現在以降の番組名及び時間帯83,87,88を更新可能に表示する。例えば番組名及び時間帯83には、その内容84とともにマーク61と同様のマーク85やプルダウン用ボタン86が表示される。
プルダウン用ボタン86をユーザが選択すると、例えば放送中であれば図5の映像データ66のごとき表示を行ってもよいし、放送中でなければサムネイル映像を表示してもよいし、単に出演者等の詳細情報を表示するようにしてもよい。いずれの場合でも配信サーバ8で記憶する詳細EPGデータの内容に含まれる内容を表示することとなる。また、枠81は、スクロールバー82によって内部に表示する時間帯(及びチャンネル)をスクロール可能にしておくとよい。
また、本発明は、上述したように、上述の各実施形態で説明した各種プログラムとしての形態も採用できる。このようなプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することで流通させたり、ネットワーク経由で配信して流通させるとよい。本発明の機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体としては、具体的には、各種のCD,MO(光磁気ディスク),DVD,FD,フラッシュメモリや、その他各種ROMやRAM等が想定できる。そして、情報配信サーバ装置のコンピュータに、上述のごとくの記録媒体を装着して情報配信用のプログラムを記憶させ、必要に応じてこれを読み出すことで、本発明に係わる情報配信機能を実現することができる。一方、レコーダ側では、コンピュータに上述のごとくの記録媒体を装着してEPG受信・表示用のプログラムを読み出して、転送先のレコーダが備えている記憶装置に記憶させておき、レコーダが必要に応じてこれを読み出すことにより、本発明に係わるEPG受信・表示機能を実現することができる。
1…レコーダ、2…リモコン、3…液晶表示装置、4…スピーカ、5…IP網、6,7…放送サーバ、8…情報配信サーバ、11…アナログ放送受信アンテナ、12…デジタル放送受信アンテナ、13…アナログチューナ部、14…デジタルチューナ部、15…AVスイッチ部、16…デジタル復調部、17…分離部、18…ビデオデコード/キャプチャ部、19…ビデオセレクタ部、20…EPG/OSD/予約処理部、21…オーディオデコード部、22…ビデオ出力変換部、23…オーディオセレクタ部、24…オーディオ出力変換部、25…選局部、26…RAM、27…CPU、28…通信制御部、29…リモコン受光部、30…不揮発性メモリ、31…LAN、32…ネットワークI/F部、33…IP放送チューナ部。
Claims (20)
- 複数のIP放送局の放送サーバ装置から、それぞれのIP放送番組をネットワーク経由で受信するIP放送受信手段と、前記複数のIP放送局の電子番組表情報をそれぞれ配信する複数の情報配信サーバ装置から、各IP放送局の電子番組表情報をネットワーク経由で取得する番組表取得手段と、該番組表取得手段で取得した電子番組表情報を記憶する情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶されている電子番組表情報から所定形式の電子番組表を生成して表示出力する番組表出力手段とを備えた放送受信装置であって、前記番組表取得手段は、前記電子番組表情報の配信元特定情報を記憶する記憶手段と、該記憶された配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置に定期的にネットワーク経由でアクセスして前記電子番組表情報を取得する取得手段と、該取得した電子番組表情報で前記情報記憶手段に記憶された電子番組表情報を更新する更新手段とを有することを特徴とする放送受信装置。
- 前記番組表取得手段で配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置から取得する電子番組表情報は、元となる詳細電子番組表情報を要約した内容をもつことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- 前記電子番組表情報は、RSS形式のXML文書であることを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
- 前記電子番組表情報は、前記IP放送番組中の画像を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の放送受信装置。
- 前記画像は、現在放送しているIP放送番組の現時点での映像を縮小又は間引きした画像であることを特徴とする請求項4に記載の放送受信装置。
- 前記番組表取得手段で配信元特定情報が示す情報配信サーバ装置から取得する電子番組表情報は、IP放送番組が放送される放送元の放送サーバ装置を特定する放送元特定情報を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記番組表出力手段で出力された電子番組表に対し、該電子番組表に含まれる放送元特定情報を選択するユーザ操作を受け付ける選択操作受付手段を備え、前記IP放送受信手段は、前記選択操作受付手段で選択された放送元特定情報が示す放送元の放送サーバ装置との接続を確立して、該放送元のIP放送番組を受信することを特徴とする請求項6に記載の放送受信装置。
- 前記複数の情報配信サーバ装置の代わりに、前記複数のIP放送局それぞれに対する電子番組表情報を全て配信する情報配信サーバ装置が、ネットワーク接続されており、前記番組表取得手段は、前記情報配信サーバ装置から全てのIP放送局の電子番組表情報をネットワーク経由で取得することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- IP放送以外の放送を受信する放送受信手段と、前記放送に係わる電子番組表情報を取得する他の番組表取得手段とを備え、前記番組表出力手段は、前記番組表取得手段で取得した電子番組表情報と前記他の番組表取得手段で取得した他の電子番組表情報とを同時に表示出力する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記番組表出力手段は、当該放送受信装置内部に具備された表示手段に表示するデータを出力する手段であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記番組表出力手段は、当該放送受信装置に外部接続された表示装置に表示するデータを出力する手段であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記番組表取得手段、前記情報記憶手段、及び前記番組表出力手段は、ネットワーク経由で情報配信サーバ装置の電子番組表情報をブラウジングするブラウジング手段に付加されて構成されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の放送受信装置。
- 前記ブラウジング手段は、前記所定形式の電子番組表として、前記情報記憶手段に記憶されている各IP放送局に対する電子番組表情報を、ブラウジング画面に並べるように配列して表示出力することを特徴とする請求項12に記載の放送受信装置。
- IP放送局で放送するIP放送番組の電子番組表情報を配信する情報配信サーバ装置であって、前記配信する電子番組表情報の元となる詳細電子番組表情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶した詳細電子番組表情報を要約した内容をもつ前記電子番組表情報を、ネットワーク経由でクライアント装置に提供する情報提供手段とを備えたことを特徴とする情報配信サーバ装置。
- 前記電子番組表情報は、RSS形式のXML文書であることを特徴とする請求項14に記載の情報配信サーバ装置。
- 前記電子番組表情報は、前記IP放送番組中の画像を含むことを特徴とする請求項14又は15に記載の情報配信サーバ装置。
- 前記画像は、現在放送しているIP放送番組の現時点での映像を縮小又は間引きした画像であることを特徴とする請求項16に記載の情報配信サーバ装置。
- 前記電子番組表情報は、IP放送番組が放送される放送元の放送サーバ装置を特定する放送元特定情報を含むことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか1項に記載の情報配信サーバ装置。
- 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の放送受信装置に組み込むためのプログラムであって、前記番組表取得手段として、或いは、前記番組表取得手段及び前記番組表出力手段として、或いは、前記番組表取得手段、前記情報記憶手段、及び前記番組表出力手段として、前記放送受信装置の制御部を機能させることを特徴とするプログラム。
- 請求項14乃至18のいずれか1項に記載の情報配信サーバ装置として、コンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307578A JP2008124857A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 放送受信装置、情報配信サーバ装置、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006307578A JP2008124857A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 放送受信装置、情報配信サーバ装置、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008124857A true JP2008124857A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=39509143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006307578A Pending JP2008124857A (ja) | 2006-11-14 | 2006-11-14 | 放送受信装置、情報配信サーバ装置、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008124857A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010041627A1 (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-15 | シャープ株式会社 | デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 |
JP2010154272A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Toshiba Corp | 放送受信装置および放送受信方法 |
WO2010096207A2 (en) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | Sony Corporation | Downloading tv channel map based on location and provider |
WO2011016475A1 (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | シャープ株式会社 | コンテンツ視聴装置及びコンテンツ表示装置 |
WO2011016476A1 (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | シャープ株式会社 | コンテンツ視聴装置及びコンテンツ表示装置 |
EP2346247A1 (en) * | 2008-10-10 | 2011-07-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Broadcast receiver apparatus |
JP2012044413A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Sumitomo Electric Networks Inc | コンテンツ受信装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ配信システム、及びプログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11261908A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 番組及び又は情報の選択支援装置 |
JP2004104721A (ja) * | 2002-09-13 | 2004-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マルチメディア再生装置、および番組提供システム |
JP2005101859A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Sony Corp | テレビジョン受像機、番組表提示プログラムおよび番組表提示方法 |
JP2005151164A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Sony Corp | 放送信号蓄積装置 |
JP2005287061A (ja) * | 2005-04-15 | 2005-10-13 | Panasonic Communications Co Ltd | ゲートウェイ装置、宅側情報配信システム及び情報配信システム |
-
2006
- 2006-11-14 JP JP2006307578A patent/JP2008124857A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11261908A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-24 | Toshiba Corp | 番組及び又は情報の選択支援装置 |
JP2004104721A (ja) * | 2002-09-13 | 2004-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マルチメディア再生装置、および番組提供システム |
JP2005101859A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Sony Corp | テレビジョン受像機、番組表提示プログラムおよび番組表提示方法 |
JP2005151164A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Sony Corp | 放送信号蓄積装置 |
JP2005287061A (ja) * | 2005-04-15 | 2005-10-13 | Panasonic Communications Co Ltd | ゲートウェイ装置、宅側情報配信システム及び情報配信システム |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010041627A1 (ja) * | 2008-10-06 | 2010-04-15 | シャープ株式会社 | デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 |
US8667537B2 (en) | 2008-10-06 | 2014-03-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Digital broadcast receiver and digital broadcast reception method |
JP5236738B2 (ja) * | 2008-10-06 | 2013-07-17 | シャープ株式会社 | デジタル放送受信装置及びデジタル放送受信方法 |
US9009276B2 (en) | 2008-10-10 | 2015-04-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Broadcast receiver apparatus |
EP2346247A1 (en) * | 2008-10-10 | 2011-07-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Broadcast receiver apparatus |
EP2346247A4 (en) * | 2008-10-10 | 2012-02-22 | Sharp Kk | DIFFUSION RECEIVER APPARATUS |
JP2010154272A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Toshiba Corp | 放送受信装置および放送受信方法 |
US8166502B2 (en) | 2009-02-19 | 2012-04-24 | Sony Corporation | Downloading TV channel map based on location and provider |
WO2010096207A2 (en) * | 2009-02-19 | 2010-08-26 | Sony Corporation | Downloading tv channel map based on location and provider |
WO2010096207A3 (en) * | 2009-02-19 | 2010-11-04 | Sony Corporation | Downloading tv channel map based on location and provider |
WO2011016475A1 (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | シャープ株式会社 | コンテンツ視聴装置及びコンテンツ表示装置 |
CN102474664A (zh) * | 2009-08-06 | 2012-05-23 | 夏普株式会社 | 内容收视装置及内容显示装置 |
JP2011035852A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Sharp Corp | コンテンツ視聴装置及びコンテンツ表示装置 |
JP2011035864A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-17 | Sharp Corp | コンテンツ視聴装置及びコンテンツ表示装置 |
WO2011016476A1 (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | シャープ株式会社 | コンテンツ視聴装置及びコンテンツ表示装置 |
JP2012044413A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Sumitomo Electric Networks Inc | コンテンツ受信装置、コンテンツ送信装置、コンテンツ配信システム、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4047124B2 (ja) | 受信装置及び受信方法 | |
US8745662B2 (en) | Method of transmitting preview content and method and apparatus for receiving preview content | |
US8595768B2 (en) | Enhanced program preview content | |
CN101188714B (zh) | 广播发送设备、发送广播数据的方法、广播接收器和接收广播数据的方法 | |
US7912824B2 (en) | Processes and systems for enhancing an electronic program guide displaying particular timeslot associated with first channel and the link is not associated with other timeslots | |
US20110106744A1 (en) | Content recommendation device, content recommendation system, content recommendation method, program, and integrated circuit | |
JP2001257975A (ja) | 番組情報の記録装置及び記録方法 | |
WO2010029743A1 (ja) | テレビジョン受信装置および番組データ受信方法 | |
JP4351904B2 (ja) | 放送受信装置 | |
JP2008124857A (ja) | 放送受信装置、情報配信サーバ装置、及びプログラム | |
US20150026724A1 (en) | Broadcasting Receiver, Method of Controlling Broadcasting Receiver, Method of Controlling Information Providing Apparatus, and Computer-readable Recording Medium | |
JP2008263434A (ja) | テレビ装置および番組情報表示方法 | |
US8799947B2 (en) | Electronic program guides, systems and methods providing variable size of textual information | |
JP4679649B2 (ja) | コンテンツ再生装置及びコンテンツ再生方法 | |
EP2012534A1 (en) | Broadcast scheduling method and broadcast receiving apparatus using the same | |
JP5450249B2 (ja) | 電子機器、電子機器の制御方法 | |
JP4822656B2 (ja) | テレビジョンシステムにおいてリスト中のサービスにマークをつける方法、および、その方法が関連付けられる装置 | |
EP3228086B1 (en) | Electronic program guide displaying relevant field based on time of day | |
JP2009239932A (ja) | 放送受信装置及び放送受信装置の表示方法 | |
KR100617190B1 (ko) | 디지털 티브이에서 프로그램 방송 예정시간 디스플레이장치 및 그 방법 | |
KR100426103B1 (ko) | 디지털 방송 수신기에서의 보조 모자이크 이피지 영상표시방법 및 장치 | |
KR102169057B1 (ko) | 방송수신장치 및 그 장치의 제어방법, 정보제공장치의 제어방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체 | |
JP2008072163A (ja) | テレビジョン受信装置、テレビジョン受信装置を備えた表示装置、及び、電子番組表の作成方法 | |
JP2012039175A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
KR20090078471A (ko) | 디지털 방송 수신 시스템에서 전자 프로그램 가이드디스플레이 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20120209 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120626 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |