JP2008124283A - 露光方法及び装置、液浸部材、露光装置のメンテナンス方法、並びにデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学部材2と液体LQとを介して露光光で基板Pを露光する露光方法において、その露光光の光路を囲むように配置され、環状でかつ基板Pが対向して配置される一端側の外側面に鋭角の傾斜面72Aが形成されたノズル部材70の内側に液体LQを供給して、光学部材2と基板Pとの間に液浸空間を形成する第1工程と、ノズル部材70の外側に漏出する液体LQの少なくとも一部を傾斜面72Aで保持する第2工程とを有する。
【選択図】図6
Description
本発明はこのような事情に鑑み、他の物体になじみ易い液体、又は適当な撥液性コートがない液体を用いた場合でも、液体の広がりを抑制して液浸法で露光を行うことができる露光技術及びデバイス製造技術を提供することを目的とする。
また、本発明による第1、第2、及び第3の液浸部材は、光学部材(2)と基板(P)との間を液体(LQ)で満たして液浸空間を形成し、その光学部材とその液体とを介して露光光でその基板を露光する露光装置に装着される液浸部材である。
また、本発明による第3の液浸部材は、その光学部材とその基板との間にその液浸空間を形成するために配置される本体部(70)を備え、その本体部の内部にその液体の流路(14A)が形成され、その本体部はその基板が対向して配置される第1面(70A)と、その第1面と鋭角をなす第2面(72A)とを有するものである。
また、本発明によるデバイス製造方法は、本発明の露光方法又は露光装置を用いるものである。本発明によれば、他の物体になじみ易い、又は適当な撥液性コートがないような高屈折率の液体を用いて液浸法による露光を行うことができる。従って、露光工程において、解像度をより向上し、焦点深度をより深くできるため、微細パターンを有するデバイスを高精度に、かつ高い歩留りで製造できる。
なお、以上の本発明の所定要素に付した括弧付き符号は、本発明の一実施形態を示す図面中の部材に対応しているが、各符号は本発明を分かり易くするために本発明の要素を例示したに過ぎず、本発明をその実施形態の構成に限定するものではない。
図1は、本例のスキャニング・ステッパよりなる走査露光型の露光装置(投影露光装置)EXを示し、この図1において、露光装置EXは、マスクMを支持するマスクステージMSTと、基板Pを支持する基板ステージPSTと、マスクステージMSTに支持されているマスクMを露光光ELで照明する照明光学系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパターン像を基板P上に投影する投影光学系PLと、露光装置EX全体の動作を統括制御するコンピュータを含む制御装置CONTとを備えている。
また、投影光学系PLの終端部の光学素子2の近傍には、後述のノズル部材70が配置されている。ノズル部材70は、投影光学系PLに対向して配置される基板P(基板ステージPST)の上方において光学素子2の周りを囲むように設けられた環状部材である。本例において、ノズル部材70は、液体供給機構10及び液体回収機構20それぞれの一部を構成している。ノズル部材70には、基板ステージPSTに支持された基板P表面に液体LQを供給する供給口13が設けられている。更にノズル部材70には、異物を除去するための例えば金属、又はセラミックス等の親液性の多孔質材料からなる矩形のフィルタ部材(多孔部材)30が配置され、液体LQをフィルタ部材30を介して回収する枠状の回収口23が設けられている。また、露光装置EXは、投影光学系PLの像面側、具体的にはノズル部材70に設けられた吸引口98を有する排気機構90を備えている。
次に、図1において、マスクステージMSTは、マスクMを保持してマスクベース(不図示)上を移動可能であって、例えばマスクMを真空吸着(又は静電吸着)により固定している。マスクステージMSTは、リニアモータ等を含むマスクステージ駆動装置MSTDにより、投影光学系PLの光軸AXに垂直な平面内、すなわちXY平面内で2次元移動可能及びθZ方向に微少回転可能である。そして、マスクステージMSTは、X方向に指定された走査速度で移動可能となっており、マスクMの全面が少なくとも投影光学系PLの光軸AXを横切ることができるだけのX方向の移動ストロークを有している。
図1において、ノズル部材70は、その一端(底面)側に基板P(基板ステージPST)が対向して配置され、投影光学系PLの終端部の光学素子2を囲むように設けられた環状部材である。ノズル部材70は、その中央部に光学素子2を配置可能な穴部70Hを有している。ノズル部材70は、液体LQになじみ易い親液性の材料、例えばアルミニウム、チタン、ステンレス鋼、若しくはジュラルミン等の金属、又はこれらを含む合金によって形成されている。あるいは、ノズル部材70は、ガラス(石英)等の親液性で光透過性を有する材料によって構成されてもよい。
さらに、光学素子2の液体接触面2Aと凹部77の内面との間にも段差が生じている。そのため、基板P表面と光学素子2の液体接触面2Aとの距離が、その基板P表面と凹部77の内面との距離よりも長くなっている。
図3に示すように、ノズル部材70の凹部78において、投影光学系PLの光学素子2の近傍に2つの吸引口98A,98B(図1では吸引口98で表されている)が設けられ、吸引口98A,98Bは、ノズル部材70内に形成されている回収流路96A,96Bの他端部にそれぞれ接続されている。この結果、吸引口98A,98Bのそれぞれは、回収流路96A,96B、及び図2の回収管95A,95Bを介して排気部91に接続されている。排気部91を駆動することにより、光学素子2の近傍に配置されている吸引口98A,98Bを介して、投影光学系PLの像面側の気体を排出(吸引、負圧化)することができる。また、排気部91は真空系及び気液分離器を備えているため、吸引口98A,98Bを介して投影光学系PLの像面側の液体LQを回収することもできる。
本例において、ノズル部材70(ノズルユニット66)は、液体供給機構10、液体回収機構20、及び排気機構90それぞれの一部を構成している。そして、液体供給機構10を構成する供給口13A,13Bは、投影光学系PLの像面側に配置された基板P表面と略平行に液体LQを噴き出すことで、投影光学系PLの像面側に液体LQを供給する。また、液体回収機構20を構成する回収口23は、投影領域AR1、供給口13A,13B、及び吸引口98A,98Bを囲むように設けられている。
本例においては、回収口23は環状に形成されており、その回収口23に接続する回収流路24、回収管22、及び液体回収部21のそれぞれは1つずつ設けられた構成であるが、回収口23を複数に分割し、複数に分割された回収口23の数に応じて、回収管22を設けるようにしてもよい。なお、回収口23を複数に分割した場合であっても、それら複数の回収口23が、投影領域AR1、供給口13A,13B、及び吸引口98A,98Bを囲むように配置されていることが好ましい。
供給口13A,13Bのそれぞれは、ほぼ+X方向側を向く内側面79Xに設けられており、液体供給部11から送出された液体LQを、投影光学系PLの像面側に配置された基板P表面と略平行に噴き出す。そして、一方の供給口13Aは、凹部78を囲む内側面のうち、その供給口13Aの近傍に配置されている+Y方向側を向く内側面79Yに向かって液体LQを噴き出す。また、他方の供給口13Bは、供給部13Aと対称に−Y方向側を向く内側面79Yに向かって液体LQを噴き出す。すなわち、供給口13A,13Bのそれぞれは、XY平面と略平行に、且つX方向に対して傾斜方向に、液体LQを吹き出している。さらに、供給口13A,13Bのそれぞれは複数のテーパ面79Tのうち最も近くに設けられているテーパ面79Taに沿うようにして液体LQを噴き出し、その噴き出した液体LQをそれぞれの近傍に配置されている内側面79Yに当てている。
また、上述のようにノズル部材70の液浸領域AR2を形成するための凹部77及び78には親液化処理が施されているが、その外側のノズル部材70の底面70Aには、外周のエッジ部を除いた全域に液体LQをはじく撥液化処理が施されている。従って、底面70Aは、その内側の凹部77及び78及び光学素子2の液体接触面2Aよりも、液体LQに対する親和性が低い撥液性を有している。底面70Aに対する撥液化処理としては、例えば、ポリ四フッ化エチレン等のフッ素系樹脂材料、アクリル系樹脂材料、シリコン系樹脂材料等の液体LQに対して非溶解性の撥液性材料を塗布するか、あるいは前記撥液性材料からなる薄膜(単層又は複数層)を被着する等の処理が挙げられる。
その間隔gが式(1)の下限よりも小さくなると、走査露光時に基板PがX方向に移動したときに、底面70Aが基板Pの表面に接触する恐れがある。また、間隔gが式(1)の上限よりも大きくなると、底面70Aと基板Pの表面との間から外側に漏れ出る液体LQの量が大きくなり過ぎる恐れがある。なお、例えば液体回収機構20による液体LQの回収速度を高めたような場合には、その間隔gを式(1)の上限よりも大きくしてもよい。また、前述の如くその間隔gの検出及び調整が可能である場合には、その間隔gを式(1)の下限よりも小さくしてもよい。
なお、ノズル部材70の底面70Aと基板Pの表面との間隔をより正確に制御するために、図5に示すように、底面70Aの3箇所に例えば静電容量型のギャップセンサ74A,74B,74C(74Cは不図示)を設けても良い。液体LQの誘電率は気体の誘電率よりも高いため、ギャップセンサ74A,74B等の計測値は、液体LQの既知の誘電率によって補正される。この場合、ギャップセンサ74A,74B等の計測値に基づいて制御装置CONTがノズル移動機構37をサーボ方式で駆動することによって、ノズル部材70の底面70Aと基板Pの表面との間隔gをより正確に目標値に制御できる。なお、ギャップセンサ74A,74B等の代わりに、例えば基板PのフォトレジストPRを感光させない波長域の光を用いた光学式のセンサ等を用いてもよい。また、ノズル部材70のZ方向の位置情報(傾斜情報を含む)を計測する不図示のセンサ、及び基板ステージPST(Zチルトステージ52)のZ方向の位置、及びθX、θY方向の回転量(ローリング量、ピッチング量)を計測可能なレーザ干渉計34の両計測結果からその間隔gを求めてもよい。
15°≦θ≦45° …(2)
角度θが式(2)の下限よりも小さいと、ノズル部材70の底面70Aの外周が大きくなり過ぎる恐れがある。また、角度θが式(2)の上限よりも大きいと、ノズル部材70の外側に漏れ出した液体LQが殆ど傾斜面72A,72Bには濡れ広がらなくなるため、液体LQの広がりを抑制する効果が小さくなる。なお、傾斜面72A,72Bは平面ではなく、ほぼ凹面、凸面、波状の面、又は粗い面(例えば擦りガラスのような面)であってもよく、これらの場合にはその平均的な面の角度が底面70A(基板Pの表面)に対して鋭角で、好ましくは式(2)を満たしていればよい。
ノズル部材70の底面と基板Pの表面との間のギャップを通過して、図7(A)に示すように、ノズル部材70の外側に液体LQが漏出した場合、液体LQには傾斜面72Aに対する付着力F2と、基板Pの表面に対する付着力F1とが作用するが、液体LQは表面張力によってほぼ一体化している。また、傾斜面72Aは基板Pの表面に角度θで傾斜しているため、付着力F2を基板Pの表面に平行な(水平方向の)力F2Xと鉛直方向の力F2Zとに分解すると、角度θを用いて力F2X,F2Zは次のようになる。
この場合、傾斜面72A上に液体LQの一部が濡れ広がるだけでも、基板P上での液体LQの広がりは少なくなる。さらに、傾斜面72Aに対する水平方向の付着力F2Xが、基板Pに対する付着力F1以上になるときに液体LQは全体として傾斜面72A側に留まろうとする。従って、以下の関係が成立することが好ましい。なお、角度θは鋭角であるため、cos θの符号は正である。また、傾斜面72Aは撥液性ではないため、F2の符号は正である。
仮に基板Pの表面が撥液性であれば、付着力F1の符号は負となって、式(4)は常に成立する。本例では力F1の符号が正であるため、式(4)が成立する範囲の角度θの最大値はarccos(F1/F2)となる。これは、液体LQに対する傾斜面72Aの親液性(付着力F2)と基板Pの表面の親液性(付着力F1)との差が大きい程、角度θを大きくできることを意味する。
図9は、本例のノズルユニット66Aを示し、この図9において、本例のノズル部材70の傾斜面72A,72Bには、液体LQが毛管現象で吸い上げられるような間隔(例えば0.5mm程度以下の間隔)で多層のスリットを配置した形状のスリット部材62A,62Bが固定されている。なお、傾斜面72A側のスリット部材62A及び収納部63A(後述)は断面で表されている。また、スリット部材62A,62Bは液体LQに対して親液性の材料、例えばアルミニウム、チタン、ステンレス鋼、若しくはジュラルミン等の金属、これらを含む合金、又はガラス(石英)等から形成されている。
また、スリット部材62A,62Bとしては、断面形状が2次元の格子状、又は多数の小さい貫通孔の集合体からなる多数の微小な管の集合体を使用することも可能である。
また、上記の実施形態では、投影光学系PLと基板P表面との間は液体LQで満たされている構成であるが、例えば基板Pの表面に平行平面板からなるカバーガラスを取り付けた状態で液体LQを満たす構成であってもよい。
また、本発明は、例えば特開平11−135400号公報や特開2000−164504号公報に開示されているように、基板を保持する基板ステージと、基準マークが形成された基準部材や各種センサを搭載した計測ステージとを備えた露光装置にも本発明を適用することができる。
さらに、例えば特表2004−519850号公報(対応米国特許第6,611,316号)に開示されているように、2つのマスクパターンを投影光学系を介して基板上で合成し、1回の走査露光によって基板上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置にも本発明を適用することができる。
Claims (61)
- 光学部材と液体とを介して露光光で基板を露光する露光方法において、
前記露光光の光路を囲むように配置され、環状でかつ前記基板が対向して配置される一端側の外側面の少なくとも一部に鋭角の傾斜面が形成された液浸部材の内側に前記液体を供給して、前記光学部材と前記基板との間に液浸空間を形成する第1工程と、
前記液浸部材と前記基板との間のギャップを通って前記液浸部材の外側に漏れ出る前記液体の少なくとも一部を前記傾斜面で保持する第2工程とを有することを特徴とする露光方法。 - 光学部材と液体とを介して露光光で基板を露光する露光方法において、
前記光学部材と前記基板との間に前記露光光の光路を含む前記液体の液浸空間を形成する液浸部材の一端と前記基板との間のギャップを通って、前記液浸空間から前記液浸部材の外側に漏出する液体の少なくとも一部を、前記液浸部材の一端側でその外側面の少なくとも一部に設けられる鋭角の傾斜面で保持することを特徴とする露光方法。 - 前記傾斜面は親液性であり、前記液浸部材の外側への前記漏出液体の拡大を抑制することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光方法。
- 前記傾斜面上の前記漏出液体は、少なくともその表面張力で前記傾斜面に保持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記漏出液体は、前記傾斜面での表面張力と、前記液浸部材の外側の前記基板の表面での表面張力とがほぼ等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記漏出液体は、前記傾斜面との接触角と、前記液浸部材の外側での前記基板との接触角とがほぼ等しいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記基板が対向して配置される前記液浸部材の一端側に設けられる段差の外側領域は内側領域よりも前記基板の表面とのギャップが小さいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記液浸空間内の液体は、前記液浸部材の一端の前記内側領域に設けられる回収口を介して回収されることを特徴とする請求項7に記載の露光方法。
- 前記漏出液体は、前記傾斜面のスリット部により毛管現象で吸い上げられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記スリット部を介して前記漏出液体の回収が行われることを特徴とする請求項9に記載の露光方法。
- 前記傾斜面の角度は15°〜45°であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の露光方法。
- 光学部材と液体とを介して露光光で基板を露光する露光方法において、
前記光学部材と前記基板との間に前記露光光の光路を含む前記液体の液浸空間を形成する液浸部材の第1面と前記基板との間のギャップを通って、前記液浸空間から前記液浸部材の外側に漏出する前記液体を、前記第1面と鋭角をなす前記液浸部材の第2面で保持することを特徴とする露光方法。 - 前記第2面は親液性であり、前記液浸部材の外側への前記漏出液体の拡大が抑制されることを特徴とする請求項12に記載の露光方法。
- 前記漏出液体は、少なくともその表面張力で前記第2面に保持されることを特徴とする請求項12又は13に記載の露光方法。
- 前記漏出液体は、前記第2面での表面張力と、前記液浸部材の外側の前記基板の表面での表面張力とがほぼ等しいことを特徴とする請求項12〜14のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記漏出液体は、前記第2面との接触角と、前記液浸部材の外側での前記基板との接触角とがほぼ等しいことを特徴とする請求項12〜15のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記液浸部材の前記第1面はその段差の外側領域が内側領域よりも前記基板の表面とのギャップが小さいことを特徴とする請求項12〜16のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記液浸空間内の液体は、前記第1面の内側領域に設けられる回収口を介して回収されることを特徴とする請求項17に記載の露光方法。
- 前記第2面の前記第1面に対する角度は15°〜45°であることを特徴とする請求項12〜18のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記液浸部材は、前記基板の移動に伴う前記基板の表面とのギャップの変化に応じて移動することを特徴とする請求項1〜19のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記露光中、前記基板は、前記光学部材を介してパターン像が生成される所定面との相対的な位置関係が調整され、前記液浸部材は、前記基板の表面とのギャップが所定範囲内に収まるように移動することを特徴とする請求項1〜20のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記液浸部材は、前記基板の表面とのギャップが10〜200μmに維持されることを特徴とする請求項20又は21に記載の露光方法。
- 前記液体は、屈折率が純水よりも大きいことを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載の露光方法。
- 前記液体は、屈折率が1.5以上であることを特徴とする請求項1〜23のいずれか一項に記載の露光方法。
- 光学部材と液体とを介して露光光で基板を露光する露光装置において、
前記露光光の光路を囲むように配置されて、環状でかつ前記基板が対向して配置される一端側の外側面の少なくとも一部に鋭角の傾斜面が形成された液浸部材と、
前記液浸部材の内部に前記液体を供給して、前記光学部材と前記基板との間に液浸空間を形成する液体供給部とを備えたことを特徴とする露光装置。 - 光学部材と液体とを介して露光光で基板を露光する露光装置において、
前記光学部材と前記基板との間に前記露光光の光路を含む前記液体の液浸空間を形成するために配置され、前記基板が対向して配置される一端側の外側面の少なくとも一部に鋭角の傾斜面が形成された液浸部材と、
前記液浸空間に前記液体を供給する液体供給部とを備えたことを特徴とする露光装置。 - 前記傾斜面は親液性であり、前記液浸部材と前記基板との間のギャップを通って前記液浸部材の外側に漏出する前記液体の少なくとも一部が前記傾斜面に導かれることを特徴とする請求項25又は26に記載の露光装置。
- 前記傾斜面の角度は、前記液浸部材と前記基板との間のギャップを通って前記液浸部材の外側に漏出する液体の前記傾斜面での表面張力と、前記液浸部材の外側の前記基板の表面での表面張力とがほぼ等しくなるように設定されることを特徴とする請求項25〜27のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記傾斜面の角度は、前記液浸部材と前記基板との間のギャップを通って前記液浸部材の外側に漏出する液体の前記傾斜面との接触角と、前記液浸部材の外側での前記基板との接触角とがほぼ等しくなるように設定されることを特徴とする請求項25〜27のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記基板が対向して配置される前記液浸部材の一端側に段差が設けられ、
前記液浸部材の前記段差の外側領域は内側領域よりも前記基板の表面とのギャップが小さいことを特徴とする請求項25〜29のいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記液浸部材の一端の前記内側領域に設けられた回収口を介して前記液浸空間内の液体を回収する第1液体回収部を備えたことを特徴とする請求項30に記載の露光装置。
- 前記液浸部材の前記傾斜面の少なくとも一部に、前記液体を毛管現象で吸い上げるためのスリット部が形成されたことを特徴とする請求項25〜31のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記スリット部を介して前記液体の回収を行う第2液体回収部を備えたことを特徴とする請求項32に記載の露光装置。
- 前記傾斜面の角度は15°〜45°であることを特徴とする請求項25〜33のいずれか一項に記載の露光装置。
- 光学部材と液体とを介して露光光で基板を露光する露光装置において、
前記光学部材と前記基板との間に前記露光光の光路を含む前記液体の液浸空間を形成するために配置され、前記基板が対向して配置される第1面と、前記第1面と鋭角をなす第2面とを有する液浸部材と、
前記液浸部材によって形成される前記液浸空間に前記液体を供給する液体供給部とを備えたことを特徴とする露光装置。 - 前記第2面は親液性であることを特徴とする請求項35に記載の露光装置。
- 前記第2面の角度は、前記液浸部材の前記第1面と前記基板との間のギャップを通って前記液浸部材の外側に漏出する液体の前記第2面での表面張力と、前記液浸部材の外側の前記基板の表面での表面張力とがほぼ等しくなるように設定されることを特徴とする請求項35又は36に記載の露光装置。
- 前記傾斜面の角度は、前記液浸部材の前記第1面と前記基板との間のギャップを通って前記液浸部材の外側に漏出する液体の前記第2面との接触角と、前記液浸部材の外側での前記基板との接触角とがほぼ等しくなるように設定されることを特徴とする請求項35又は36に記載の露光装置。
- 前記液浸部材の前記第1面に段差が設けられ、前記段差の外側領域が内側領域よりも前記基板の表面とのギャップが小さいことを特徴とする請求項35〜38のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記液浸空間内の液体を前記液浸部材の前記第1面の前記内側領域に設けられる回収口を介して回収する液体回収部を備えたことを特徴とする請求項39に記載の露光装置。
- 前記第2面の前記第1面に対する角度は15°〜45°であることを特徴とする請求項35〜40のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記液浸部材を前記基板の移動に伴う前記基板の表面とのギャップの変化に応じて移動する液浸部材移動部を備えたことを特徴とする請求項25〜41のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記露光中、前記基板と、前記光学部材を介してパターン像が生成される所定面との相対的な位置関係を調整するステージ装置と、
前記ステージ装置による前記基板の位置調整に応じて、前記液浸部材と前記基板の表面とのギャップが所定範囲内に収まるように前記液浸部材を移動する液浸部材移動部とを備えたことを特徴とする請求項25〜41のいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記液浸部材は、前記基板の表面とのギャップが10〜200μmに維持されることを特徴とする請求項42又は43に記載の露光装置。
- 前記液体は、屈折率が純水よりも大きいことを特徴とする請求項25〜44のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記液体は、屈折率が1.5以上であることを特徴とする請求項25〜45のいずれか一項に記載の露光装置。
- 光学部材と基板との間を液体で満たして液浸空間を形成し、前記光学部材と前記液体とを介して露光光で前記基板を露光する露光装置に装着される液浸部材であって、
前記露光光の光路を囲むように配置可能であるとともに、環状で内部に前記液浸空間を形成するための空間が形成された本体部を備え、
前記本体部の内部に前記液体の流路が形成され、
前記本体部の前記基板が対向して配置される一端側の外側面の少なくとも一部に鋭角の傾斜面が形成されたことを特徴とする液浸部材。 - 光学部材と基板との間を液体で満たして液浸空間を形成し、前記光学部材と前記液体とを介して露光光で前記基板を露光する露光装置に装着される液浸部材であって、
前記光学部材と前記基板との間に前記液浸空間を形成するために配置される本体部を備え、
前記本体部の内部に前記液体の流路が形成され、
前記本体部の前記基板が対向して配置される一端側の外側面の少なくとも一部に鋭角の傾斜面が形成されたことを特徴とする液浸部材。 - 前記傾斜面は親液性であり、
前記本体部の前記基板が対向して配置される面に段差が形成され、前記段差の外側領域が内側領域よりも前記基板の表面とのギャップが小さいことを特徴とする請求項47又は48に記載の液浸部材。 - 前記本体部の前記傾斜面の少なくとも一部に前記液体を毛管現象で吸い上げるためのスリット部が設けられたことを特徴とする請求項47〜49のいずれか一項に記載の液浸部材。
- 前記本体部の前記傾斜面の角度は15°〜45°であることを特徴とする請求項47〜50のいずれか一項に記載の液浸部材。
- 光学部材と基板との間を液体で満たして液浸空間を形成し、前記光学部材と前記液体とを介して露光光で前記基板を露光する露光装置に装着される液浸部材であって、
前記光学部材と前記基板との間に前記液浸空間を形成するために配置される本体部を備え、
前記本体部の内部に前記液体の流路が形成され、
前記本体部は前記基板が対向して配置される第1面と、前記第1面と鋭角をなす第2面とを有することを特徴とする液浸部材。 - 前記第2面は親液性であり、
前記本体部の前記第1面に段差が形成され、前記段差の外側領域が内側領域よりも前記基板の表面とのギャップが小さいことを特徴とする請求項52に記載の液浸部材。 - 前記本体部の前記第2面の少なくとも一部に前記液体を毛管現象で吸い上げるためのスリット部が設けられたことを特徴とする請求項52又は53に記載の液浸部材。
- 前記本体部の前記第2面の角度は15°〜45°であることを特徴とする請求項52〜54のいずれか一項に記載の液浸部材。
- 請求項1から24のいずれか一項に記載の露光方法を用いることを特徴とするデバイス製造方法。
- 光学部材と基板との間を液体で満たして液浸空間を形成し、前記光学部材と前記液体とを介して露光光で前記基板を露光する露光装置のメンテナンス方法であって、
前記露光装置に装着される請求項47から55のいずれか一項に記載の液浸部材を清掃する工程を含むことを特徴とする露光装置のメンテナンス方法。 - 前記露光装置から前記液浸部材を取り出すとともに、前記液浸部材をその清掃を行った後に前記露光装置に再装着することを特徴とする請求項57に記載の露光装置のメンテナンス方法。
- 前記露光装置から前記液浸部材を取り出すとともに、前記液浸部材との交換で別の液浸部材を前記露光装置に装着することを特徴とする請求項57又は58に記載の露光装置のメンテナンス方法。
- 光学部材と基板との間を液体で満たして液浸空間を形成し、前記光学部材と前記液体とを介して露光光で前記基板を露光する露光装置のメンテナンス方法であって、
前記露光装置に装着される請求項47から55のいずれか一項に記載の液浸部材を取り出すとともに、前記液浸部材をその清掃を行った後に前記露光装置に再装着することを特徴とする露光装置のメンテナンス方法。 - 光学部材と基板との間を液体で満たして液浸空間を形成し、前記光学部材と前記液体とを介して露光光で前記基板を露光する露光装置のメンテナンス方法であって、
前記露光装置に装着される請求項47から55のいずれか一項に記載の液浸部材を取り出すとともに、前記液浸部材との交換で別の液浸部材を前記露光装置に装着することを特徴とする露光装置のメンテナンス方法。
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