JP2008123711A - 電磁誘導加熱調理器、およびこの電磁誘導加熱調理器を設置した流し台 - Google Patents

電磁誘導加熱調理器、およびこの電磁誘導加熱調理器を設置した流し台 Download PDF

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Abstract

【課題】キッチンスペースを有効に利用することができる電磁誘導加熱調理器、およびこの電磁誘導加熱調理器を設置した流し台を提供する。
【解決手段】電磁誘導加熱調理器3を加熱部30A〜30Dとこの加熱部30A〜30Dの駆動を制御する制御部50とに分け、制御部50と加熱部30A〜30Dとを電気的に接続し、立設された軸部40に対し、盤状に形成した1口又は2口以上の加熱部30A〜30Dを軸部40を中心に水平方向に回動可能に配置したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、鍋等調理容器の底部に渦電流を生じさせ、当該調理容器を加熱する電磁誘導加熱調理器に関し、特に電磁誘導加熱調理器、およびこの電磁誘導加熱調理器を設置した流し台に関する。
近年の高齢化社会等の時代背景において、高齢者にとって住みやすい環境作りが推進されており、住宅設備においても新たな設備が提案されてきた。このような設備の中で電化住宅は、安全性、利便性、快適性を実現させるものとして注目され、利用されてきた。
この住宅設備において、キッチンは、流し台と、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器等の調理家電等で構成される調理空間である。そして、流し台は、シンク、コンロ、調理台で構成される。なお、流し台は、シンク、コンロ、調理台が一列に並んだI型キッチン、調理台を挟んでシンクとコンロがそれぞれ別の列側になるようにL型に並んだL型キッチン、流し台がダイニングキッチンの中心にあるアイランド型が知られている。
かかるキッチンで用いるコンロは、直火を使用しないため安全性が高く、高齢者にとっては安全に使用できるIHコンロ:Induction Heatingコンロ(電磁誘導加熱調理器)が
普及してきている。この電磁誘導加熱調理器は、鍋等調理容器を載置するトッププレートの下方に誘導加熱コイルが配置されており、この誘導加熱コイルに電流を流して、誘導加熱コイル、トッププレート及び調理容器の底部に磁力線を発生させて、調理容器の底部を加熱する調理器である。なお、コンロの口数は、住宅全体の規模、流し台の規模、世帯人数によって、1〜3口設置されており、例えば、一般的な4人家族の世帯は、3口コンロの場合が多い。
ところで、近年、専業主婦の減少、中食産業や外食産業の普及などのより、自宅で本格調理を行う機会が減少傾向にある。また、電子レンジ加熱を前提とした中食や冷凍食品(すなわち電子レンジ)の使用機会が増加すると共に、湯沸かしには電気ポット、炊飯には電子ジャーなど、コンロ以外の専用の加熱調理器(調理家電)が普及してきている。
このように、キッチンにコンロを3口持っていても、日常的には2口あるいは1口しか使用しない場合も多く、コンロを用いて調理を行う機会が益々減少傾向にある。なお、流し台に対するコンロの占有面積は、作業幅の30%程度占める。その一方で、流し台にコンロ以外の調理家電を設置する必要が生じているが、70m2 前後の住宅(あるいはマンション)では、流し台のスペースが限られており、コンロ以外の調理家電を設置する十分なスペースが確保できないといった問題がある。
しかし、従来のIHコンロは、特許文献1に示すように、流し台に組み込んで使用するので、IHコンロを使用しない場合、キッチンスペースを有効に利用することができない。そこで、IHコンロを持ち運び便利なポータブル(卓上)化を図ることも考えられるが、コンロを使用しない場合、複数の卓上IHコンロをキッチンの何れかに設置しなければならず、問題の解決にはならない。
特開2005−268209号公報
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、キッチンスペースを有効に利用
することができる電磁誘導加熱調理器、およびこの電磁誘導加熱調理器を設置した流し台を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明では、以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の電磁誘導加熱調理器は、電磁誘導加熱調理器を加熱部とこの加熱部の駆動を制御する制御部とに分け、前記制御部と前記加熱部とを電気的に接続し、立設された軸部に対し、盤状に形成した1口又は2口以上の前記加熱部を前記軸部を中心に水平方向に回動可能に配置したことを特徴とする。
この構成によれば、電磁誘導加熱調理器(IHコンロ)を使用する際には、使用する加熱部を回転させ、使用する位置で止め、調理容器を加熱部に載置し、制御部を用いて加熱部を駆動させることができる。このように、使用する加熱部を回転させ、使用しない場合は積層化しておくことができるので、省スペース化することができる。
また、本発明の電磁誘導加熱調理器において、前記軸部を中空円筒状に形成すると共に、前記軸部の上方に排気口を設け、前記制御部を送風により冷却する送風機を配置し、
前記送風を中空の前記軸部内を介して前記排気口より外部に排出する制御部冷却手段を有する構成としてもよい。この構成によれば、制御部は、制御部冷却手段により冷却される。また、コンロスイッチング素子などの発熱の大きい回路部については、ファン冷却を行える。更に、軸部は中空円筒状に形成されているので、その中空部に加熱部と制御部を結ぶ電線を配置し、あるいは冷却熱を通過させる通気路とする。
送風機として1つの径の大きなシロッコファンを用い通気孔から外気を吸い込み、上部に付随ダクトを設けたダクトでインバータ回路と加熱コイルを同時に冷却し、その冷却風を後方から吹き出せる構成とすることもできる。これにより前方への冷却風吹き出しによる不快感を解消し、騒音も低減できる。
また、本発明の電磁誘導加熱調理器において、前記加熱部は、調理容器を前記加熱部の上面に載置するトッププレートと、このトッププレートの下方に配置された誘導加熱コイルと、を有する構成としてもよい。この構成によれば、加熱部は、加熱(誘導)コイルだけを実装するので、従来の卓上型IHコンロ(電磁誘導加熱調理器)よりも薄く、物量感を軽減できる。また、加熱部裏面は、ヒートシンクなどによる、ファンを使わない自然冷却とすることもできる。
更に、本発明の電磁誘導加熱調理器において、水平方向に回動可能に配置する前記加熱部の口数に応じて、前記軸部を複数の軸部分に分け、1口の前記加熱部と、この1口の前記加熱部を水平方向に回動可能に配置する前記軸部分と、を組み込んだユニットとして形成し、このユニットを前記軸部に対し着脱自在にした構成としてもよい。この構成によれば、加熱部および軸部をユニット形式に構成したことにより、ユーザーのライフスタイルに合わせてIHコンロ(電磁誘導加熱調理器)の口数の増減がユニット単位で可能となり、設計変更が容易となる。
更に、本発明の電磁誘導加熱調理器において、水平方向に回動可能に配置された前記加熱部に加え、前記軸部の頂部にも前記加熱部を配置することもできる。
更に、本発明の電磁誘導加熱調理器を設置した流し台であって、前記軸部は前記流し台の上面に立設配置され、前記制御部は前記流し台の内部に配置されていることを特徴とする。
更に、本発明の電磁誘導加熱調理器を設置した流し台において、前記軸部を中空円筒状に形成すると共に、前記軸部の上方に排気口を設け、前記制御部を送風により冷却する送風機を前記流し台の内部に配置し、前記送風を中空の前記軸部内を介して前記排気口より外部に排出する制御部冷却手段を有することが好適である。この構成によれば、流し台内に設置された制御部は、制御部冷却手段により冷却される。また、コンロスイッチング素子などの発熱の大きい回路部については、流し台の下方(例えば、シンクの下方)に配置してファン冷却を行える。更に、軸部は中空円筒状に形成されているので、その中空部に加熱部と制御部を結ぶ電線を配置し、あるいは冷却熱を通過させる通気路とする。
更に、本発明の電磁誘導加熱調理器を設置した流し台において、水平方向に回動可能に配置された前記加熱部から前記軸部までの距離が、前記流し台の上面に配置された蛇口から前記軸部までの距離とほぼ同じとなるように、前記軸部を前記流し台の上面に立設配置する構成としてもよい。この構成によれば、蛇口がIHコンロの上部に届くので、IHコンロに鍋(調理容器)を置いたまま給水ができたり、洗浄することができる。
本発明によれば、従来コンロが占めていた空間を省スペース化することで、キッチンスペースの有効利用が可能となり、調理する作業スペースを広げることができ、コンロ以外の調理家電を設置する十分なスペースが確保できる電磁誘導加熱調理器、およびこの電磁誘導加熱調理器を設置した流し台を提供することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の電磁誘導加熱調理器の一実施形態(実施形態1)について説明する。
[電磁誘導加熱調理器(IHコンロ)3の全体構造]
電磁誘導加熱調理器(IHコンロ)3は、図1および図2に示すように、IH(Induction Heating)コンロである。このIHコンロ3は、誘導加熱コイル(加熱コイル)33
A〜33Dを実装する4口の加熱部30A〜30Dと、加熱コイル33A〜33Dの駆動を制御する制御部50と、制御部50に操作信号を出力する操作部6(操作パネル6A〜6D)とを備えている。なお、このIHコンロ3は、4口の加熱部30A〜30Dを制御部50、操作部6(操作パネル6A〜6D)及び制御部冷却手段60から別装置として切り離し、4口の加熱部30A〜30Dを積層配置したコンロ本体30を有している。
[コンロ本体30]
コンロ本体30は、4口の加熱部30A〜30Dとこの4口の加熱部30A〜30Dを積層配置するための軸部40とから構成される。
まず、4口の加熱部30A〜30Dを説明する。なお、加熱部30Aは、軸部40の頂部に設けられ、残り3口の加熱部30B〜30Dは、水平方向に回転可能となるように、軸部40に設けられている。このように、加熱部30Aの形状と残り3口の加熱部30B〜30Dの形状とが多少異なるので、この実施形態では、別々に説明する。また、これら4口の加熱部30A〜30Dは、様々な調理に適応できるように異なる出力定格を有する。この実施形態では、軸部40の頂部に設けた加熱部30Aの出力定格は2kWとし、鉛直軸上に積層化した加熱部は、上から順に、加熱部30Bの出力定格が2kW、加熱部30Cの出力定格が2kW、加熱部30Dの出力定格が3kWとする。
[加熱部30A]
加熱部30A(出力定格:2kW)は、図2および図3に示すように、トッププレート31Aと加熱コイル33Aと下面プレート35A等で構成される。
トッププレート31Aは、結晶化ガラスを素材とし、円盤状に形成されており、その上
面にコーヒーポットのような小型調理容器(図1の符号8)を載置する。なお、トッププレート31Aの上面には、図4に示すように、加熱範囲枠線34Aが印刷されている。そして、トッププレート31Aはプレート枠32Aによりその周囲が囲まれている。
また、プレート枠32A内のトッププレート31A下側には、加熱コイル33Aが配置されている。更に、加熱コイル33A下側には下面プレート35Aが配置されている。この下面プレート35Aは、アルミ製であり、加熱コイル33Aによる発熱を外部に拡散して放熱し易いように表面積が広くなる形状に整形したヒートシンク構造になっている。
そして、加熱部30Aの下面プレート35Aに設けられた雌ネジ(図示せず)と軸部40の先端に設けられた雄ネジ41c(図7参照)が着脱自在に螺合している。
[加熱部30B,30C,30D]
次に、加熱部30B,30C,30Dを説明する。なお、加熱部30B,30C,30Dは、3口ともほぼ同様の構成なので、加熱部30Bを詳しく説明し、加熱部30C,30Dの構成の詳細な説明は省略する。
加熱部30B(出力定格:2kW)は、図2に示すように、トッププレート31B、加熱コイル33Bおよび下面プレート35B等の加熱部主要部と、この加熱部主要部を軸部40に連結するためのリング部36Bおよび連結部37Bとで構成される。
トッププレート31Bは、結晶化ガラスを素材とし、円盤状に形成されており、その上面に鍋のような調理容器(例えば、図1の符号7)を載置する。なお、トッププレート31Bの上面には、加熱範囲枠線34Bが印刷されている。そして、トッププレート31Bはプレート枠32Bによりその周囲が囲まれている。
また、プレート枠32B内のトッププレート31B下側には、加熱コイル33Bが配置されている。更に、加熱コイル33B下側には下面プレート35Bが配置されている。この下面プレート35Bは、アルミ製であり、加熱コイル33Bによる発熱を外部に拡散して放熱し易いように表面積が広くなる形状に整形したヒートシンク構造になっている。
そして、加熱部30Bのプレート枠32Bは水平方向に連結部37Bを介してリング部36Bと連結している。リング部36Bは、図3に示すように、その孔に軸受39を介して軸41Aの小径部41a(図7参照)が挿入されることで、軸部40(軸41A)を中心に水平方向に回転可能に配置される。なお、加熱部30Bの回転角度は、後述するハウジング(回転角度規制部材)42,43,44により最大回転角度が200°となるように規制される。また、連結部37Bには、図2および図3に示すように、連結部37Bからリング部36Bへ水平方向摺動自在となるくさび型の回止具38Bが設けられている。このくさび型の回止具38Bは、リング部36Bと後述するハウジング42の溝42aとの間に挿入することで、加熱部30Bの回転を使用する位置で止める(ロックする)ために用いる(図3参照)。
[軸部40]
次に、軸部40を説明する。
軸部40は、図2及び図7に示すように、3個の軸41A,41B,41Bと、3個のハウジング(回転角度規制部材)42,43,44と、軸部40をキッチンの何れかに載置するためのベース45とから構成される。なお、3個の軸41A,41B,41Bと、ベース45とは、後述するようにそれぞれ螺合することで軸を形成する。
3個の軸41A,41B,41Bのうち、軸41Aには後述する通気孔49が穿設されており、軸41Bには穿設されていないことを除き、軸41Aと軸41Bは同一形状であ
る。そこで、軸41Aの構成を詳しく説明し、軸41Bの構成の詳細な説明は省略する。
軸41Aは、軸方向に沿って軸径が小径部41aと大径部41bのように異なる2段に形成され、軸の中心部には孔47が形成されている。なお、小径部41aの外径は、加熱部30Bのリング部36Bの穴径とほぼ等しく、リング部36Bを小径部41aに挿入すると、リング部36Bは、大径部41b側には挿入されずに段差部で係止する構成となっている(図3参照)。また、軸41Aの段差部(大径部41b側)には、軸41Aの壁面に180°間隔で凸部41dが2カ所設けられている(図7(b)平面図参照)。更に、小径部41a側の一端には雄ネジ41cが螺設され、大径部41b側の孔47には雌ネジ41eが螺設されている。そして、雄ネジ41cは、加熱部30Aあるいは大径部41b側の雌ネジ41eと螺合できる。更に、軸41A先端(小径部41a)の側壁には通気孔49が穿設されている(軸41B先端(小径部41a)の側壁には通気孔49は穿設されていない)。
ハウジング(回転角度規制部材)42(43,44)は、図3あるいは図5に示すように、上蓋、下蓋を有する中空筒状に形成され、袋状になっている。なお、前記上蓋、下蓋は、それぞれ軸41A,41Bが挿入可能な穴が形成されている。そして、ハウジング42(43,44)は筒部側壁の水平方向に沿って溝42a(43a,44a)が形成されている。この溝42a(43a,44a)は、図4および図6に示すように、平面より見て200°の範囲分設けられている。そして、溝42a(43a,44a)の高さは加熱部30Bのリング部36B(36C,36D)および連結部37B(37C,37D)の厚みより大きく形成され、この溝42a(43a,44a)からリング部36B(36C,36D)および連結部37B(37C,37D)が挿入できるように形成されている。また、ハウジング42(43,44)には、軸41A,41B側の凸部41dと係合することでハウジング42(43,44)の軸回転および下側の下降を規制する係合部材42c(43c,44c)が180°位置に2カ所ずつ設けられている。
そして、図3に示すように、リング部36Bに軸受39を組み込んだ加熱部30Bを、ハウジング(回転角度規制部材)42の溝42aに差し込み、かかる加熱部30Bおよびハウジング(回転角度規制部材)42をユニット形式となるように軸41Aに予め組み込み、更に、軸41Aの頂部に加熱部30Aを螺合しておく。また、軸41B,41Bの場合も同様に、図5に示すように、それぞれ加熱部30C(30D)およびハウジング(回転角度規制部材)43(44)をユニット形式となるように軸41Bに予め組み込んでおく。
ベース45は、図7(a)に示すように、円盤形状を有し、その中心部には軸41A,41Bの孔47と芯を合わせた同径の孔45bが穿設されている。また、ベース45は、その上面に、軸41A,41Bの雌ネジ41eと螺合する雄ネジ45aが設けられている。更に、ベース45は、図7(b)に示すように、ボルト取付用穴45cが3カ所穿設されている。
そして、軸部40は、ユニット形式となった前述の3個の軸41A,41B,41Bをそれぞれ螺合し、それらとベース45を螺合することで形成される。なお、加熱コイル33A〜33Dと制御部50とを電気的に接続する電線は、軸41A,41B,41Bの孔47及びベース45の孔45bを経由する。
[制御部50]
制御部50は、図2に示すように、加熱コイル33A〜33Dを駆動制御する制御回路基板51A〜51Dと、インバータ回路のスイッチング素子52A〜52Dと、制御部50を操作する操作部6を備えている。
制御回路基板51A〜51Dは、加熱用インバータ回路を樹脂製の制御回路基板ベースに固定したものである。スイッチング素子52A〜52Dは、制御回路基板51A〜51Dに隣接して配設され、それぞれのスイッチング素子52A〜52Dがアルミの押し出し形成されたヒートシンク53A〜53Dに覆われている。そして、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dは、加熱コイル33A〜33Dと電気的に接続されている。また、操作部6は、4口の加熱部をそれぞれ操作するための操作パネル6A〜6Dを有し、この操作パネル6A〜6Dも対応する制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dと電気的に接続されている。
[制御部冷却手段60]
制御部冷却手段60は、制御部50,特に加熱コイル33A〜33Dを駆動する際に熱を発生するスイッチング素子52A〜52Dを冷却するものである。そして、制御部冷却手段60は、図2に示すように、送風ファンと送風ファン駆動用モータと送風ファンの吸気口と排気口を形成するケーシングを有するシロッコファン61を備えている。このシロッコファン61は、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dを送風可能な位置に有る。
制御部冷却手段60は、以下のように動作、作用する。すなわち、シロッコファン61から吐出した空気は、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dに向けて吹き付けられ、冷却される。
次に、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dに向けて吹き付けられた冷却風は、上方へ移動し、図2の矢印に示すように、軸41中心部の孔47を通気孔として更に上方へ移動し、通気孔49及び排気口42b(図3参照)より外部へ排出される。
なお、本実施形態ではシロッコファン61を用いているが、これは圧損が大きな構造に対して適しているファン形態である。ヒートシンク53A〜53Dは、アルミの幹板にフィンと呼ばれる薄いリブ(厚み1mm程度、高さ20mm程度)が複数立っている構造で、この複数のフィンの間を勢いよく冷却風を通過させ、スイッチング素子52A〜52Dからの伝導熱を効率よく放熱させることが必要で、圧損が大きなヒートシンクに冷却風を流し込むには、このシロッコファン形態が適している。
[電磁誘導加熱調理器の作用]
IHコンロ3を使用する際には、例えば、加熱部30Dを使用する場合は、図1に示す位置まで加熱部30Dを回転させ、くさび型の回止具38d(図5参照)をリング部36D側に摺動させ、リング部36Dとハウジング44の溝44aとの間に挿入して、加熱部30Dの回転を使用する位置でロックする。次に、加熱部30Dに調理容器(例えば、図1の符号7)を載置し、操作パネル6Dを操作し、制御部50を用いて加熱コイル33Cを駆動させる。
実施形態1のIHコンロ(電磁誘導加熱調理器)3は、加熱(誘導)コイル33A〜33Dだけを加熱部30A〜30Dに実装する構成としたことで、従来の卓上型IHコンロより薄く、物量感を軽減できる。また、加熱部裏面は、ヒートシンク構造に形成しているので、ファンを使わない自然冷却が可能である。
実施形態1によれば、加熱部30B,30C,30Dを鉛直方向に積層して配置したことにより、使用する加熱部を回転させ、使用しない場合は加熱部30B,30C,30Dを水平方向に同じ角度で積層化しておくことができるので、従来IHコンロが占めていた
空間を省スペース化することができ、キッチンスペースの有効利用が可能となる。
また、実施形態1によれば、加熱部30A〜30Dおよび軸部40をユニット形式に構成したことにより、ユーザーのライフスタイルに合わせてコンロ3の口数の増減がユニット単位で可能となる。例えば、3口コンロに減らす場合は、実施形態1の4口コンロから、加熱部30Cおよび軸41Bのユニットを取り外すといった簡単な設計変更で可能となる。また、5口コンロに増設する場合は、実施形態1の4口コンロに、加熱部30Cおよび軸41Bのユニットを継ぎ足すといった簡単な設計変更で可能となる。
なお、以上の実施形態1では、加熱部の外形形状を円盤状として説明したが、本発明は盤状のものであればよく、外形が多角形等であってもよい。また、以上の実施形態1では、ユニットどうしの着脱構造をネジ構造として説明したが、本発明の着脱構造はネジ構造に限定されるものではない。
[実施形態2]
次に、実施形態2として、実施形態1のIHコンロ(電磁誘導加熱調理器)3を流し台1に設置した場合を図8〜図10を用いて説明する。なお、この実施形態2の流し台は、シンク、IHコンロ、調理台が一列に並んだI型キッチンとして説明する。また、IHコンロ3の構造は、図1〜図7にて説明した実施形態1の場合と同じなので、図8〜図10(実施形態2)の符号が図1〜図7の符号と同一のものはその詳細な説明を省略する。
[流し台の全体構造]
流し台1は、図8に示すように、ほぼ直方体形状を有し、その上面に凹形状のシンク2と、IHコンロ3と、調理台4などが一列に並んだI型キッチンである。また、流し台1は、シンク2側に水またはお湯を注げる位置に蛇口5を設けている。更に、流し台1の前方側面にはIHコンロ3を駆動制御するための操作を行う操作部6(操作パネル6A〜6D)を設けている。
[IHコンロ3の構成]
IHコンロ3は、図10に示すように、誘導加熱コイル(加熱コイル)33A〜33Dを実装する加熱部30A〜30Dと、加熱コイル33A〜33Dの駆動を制御する制御部50とに分けて流し台1に設置される。すなわち、加熱部30A〜30Dは流し台1の上面部に配置され、制御部50は流し台1の内部に配置される。
なお、軸部40とシンク2に設けた蛇口5との間隔Aは、図9に示すように、軸部40と加熱部30A〜30Dの中心との間隔Bとほぼ同じとなるように配置する。また、IHコンロ3を設置する流し台1の上面部には、ベース45の孔45bと芯を合わせた孔が穿設されている。
[制御部50]
制御部50は、加熱コイル33A〜33Dを駆動制御する制御回路基板51A〜51Dと、インバータ回路のスイッチング素子52A〜52Dと、制御部50を操作する操作部6を備えている。この制御部50は、流し台1の内部、特にシンク2の下方に設置されている。
制御回路基板51A〜51Dは、加熱用インバータ回路を樹脂製の制御回路基板ベースに固定したものである。スイッチング素子52A〜52Dは、制御回路基板51A〜51Dに隣接して配設され、それぞれのスイッチング素子52A〜52Dがアルミの押し出し形成されたヒートシンク53A〜53Dに覆われている。そして、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dは、加熱コイル33A〜33Dと電気的に接
続されている。また、操作部6は、4口の加熱部をそれぞれ操作するための操作パネル6A〜6Dを有し、この操作パネル6A〜6Dも対応する制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dと電気的に接続されている。これら操作パネル6A〜6Dは、図8に示すように、流し台1の側面に設置されている。
[制御部冷却手段60]
制御部冷却手段60は、制御部50,特に加熱コイル33A〜33Dを駆動する際に熱を発生するスイッチング素子52A〜52Dを冷却するものである。そして、制御部冷却手段60は、図10に示すように、流し台1の側面に配置した吸気開口部70の下方に、送風ファンと送風ファン駆動用モータと送風ファンの吸気口と排気口を形成するケーシングを有するシロッコファン61を備えている。このシロッコファン61は、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dを送風可能な位置に有る。
制御部冷却手段60は、以下のように動作、作用する。すなわち、流し台1の側面に設けられた吸気開口部70から外気が入り、シロッコファン61から吐出した空気は、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dに向けて吹き付けられ、冷却される。
次に、制御回路基板51A〜51D及びスイッチング素子52A〜52Dに向けて吹き付けられた冷却風は、流し台1内部を上方へ移動し、図10の矢印に示すように、軸41中心部の孔47を通気孔として更に上方へ移動し、実施形態1の図3のように、通気孔49及び排気口42bより外部へ排出される。
[IHコンロ3を設置した流し台の作用]
実施形態2の流し台1によれば、加熱部30B,30C,30Dを鉛直方向に積層して配置したことにより、使用する加熱部を回転させ、使用しない場合は水平方向に同じ角度で積層化しておくことができるので、従来IHコンロが占めていた空間を省スペース化することができ、キッチンスペースの有効利用が可能となる。また、本実施形態の流し台1によれば、調理する作業スペースを広げることができ、コンロ以外の調理家電を設置する十分なスペースが確保できる流し台1を提供することができる。更に、作業スペースが確保されることで、動線の縮小、作業効率の向上が見込める。
また、加熱部30Dに載置した調理容器(鍋)7に給水する場合や、洗浄する場合は、位置まで加熱部30Dを蛇口5により給水や洗浄ができる位置まで回転させる。このように、軸部40とシンク2に設けた蛇口5との間隔を、軸部40と加熱部30Dの中心との間隔とほぼ同じにする構成により、加熱部30Dに調理容器(鍋)7を載置したままで、給水や洗浄が可能となり、従来のように、調理容器(鍋)の持ち上げ作業をしないで済む。
以上の実施形態2では、流し台をI型キッチンとして説明したが、本発明はI型キッチンに限定されるものではなく、L型キッチンでもアイランド型キッチンでもよい。また、以上の実施形態2では、加熱部を4口として説明したが、本発明は軸部に加熱部が鉛直方向に積層して配置されたものであればよく、加熱部は1口あるいは2口以上であってもよい。更に、以上の実施形態2では、操作部6を流し台1の前方側面に設けた場合で説明したが、操作部6は前方側面に限定されるものではなく、前方上面や加熱部の一部に設けても良い
本発明の実施形態における電磁誘導加熱調理器の斜視図である。 本発明の実施形態における電磁誘導加熱調理器の説明図である。 電磁誘導加熱調理器の一部拡大図であり、軸部の頂部に設けられた加熱部を示す。 図3の平面図である。 電磁誘導加熱調理器の一部拡大図であり、軸部の中間部に設けられたハウジングを示す。 図5の平面図である。 軸部の詳細図であり、(a)は正面図を示し、(b)は平面図を示す。 本発明の実施形態における電磁誘導加熱調理器を設置した流し台の斜視図である。 本発明の実施形態における電磁誘導加熱調理器を設置した流し台台の平面図である。 本発明の実施形態における電磁誘導加熱調理器を設置した流し台の説明図である。
符号の説明
1 流し台
2 シンク
3 コンロ
4 調理台
5 蛇口
6 操作部
6A〜6D 操作パネル
7 調理容器(鍋)
8 小型調理容器
30 コンロ本体
30A〜30D 加熱部
31A〜31D トッププレート
32A〜32D プレート枠
33A〜33D 加熱コイル
34A〜34D 加熱範囲枠線
35A〜35D 下面プレート
36B〜36D リング部
37B〜37D 連結部
38b〜38d くさび型の回止具
39 軸受
40 軸部
41A,41B 軸
41a 小径部
41b 大径部
41c 雄ネジ部
41d 凸部
41e 雌ネジ部
41f 孔
42,43,44 ハウジング(回転角度規制部材)
42a,43a,44a 溝
42b 排気口
42c,43c,44c 切り欠
45 ベース
45a 雄ネジ部
45b 孔
45c ボルト取付用穴
50 制御部
51A〜51D 制御回路基板
52A〜52D スイッチング素子
53A〜53D ヒートシンク
60 制御部冷却手段
61 冷却ファン(シロッコファン)
70 吸気開口部

Claims (8)

  1. 電磁誘導加熱調理器を加熱部とこの加熱部の駆動を制御する制御部とに分け、
    前記制御部と前記加熱部とを電気的に接続し、
    立設された軸部に対し、盤状に形成した1口又は2口以上の前記加熱部を前記軸部を中心に水平方向に回動可能に配置したことを特徴とする電磁誘導加熱調理器。
  2. 前記軸部を中空円筒状に形成すると共に、前記軸部の上方に排気口を設け、
    前記制御部を送風により冷却する送風機を配置し、
    前記送風を中空の前記軸部内を介して前記排気口より外部に排出する制御部冷却手段を有する請求項1に記載の電磁誘導加熱調理器。
  3. 前記加熱部は、調理容器を前記加熱部の上面に載置するトッププレートと、このトッププレートの下方に配置された誘導加熱コイルと、を有する請求項1又は2記載の電磁誘導加熱調理器。
  4. 水平方向に回動可能に配置する前記加熱部の口数に応じて、前記軸部を複数の軸部分に分け、
    1口の前記加熱部と、この1口の前記加熱部を水平方向に回動可能に配置する前記軸部分と、を組み込んだユニットとして形成し、
    このユニットを前記軸部に対し着脱自在にした請求項1〜3の何れかに記載の電磁誘導加熱調理器。
  5. 水平方向に回動可能に配置された前記加熱部に加え、前記軸部の頂部にも前記加熱部が配置されている請求項1〜4の何れかに記載の電磁誘導加熱調理器。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の前記電磁誘導加熱調理器を設置した流し台であって、
    前記軸部は前記流し台の上面に立設配置され、
    前記制御部は前記流し台の内部に配置されていることを特徴とする電磁誘導加熱調理器を設置した流し台。
  7. 前記軸部を中空円筒状に形成すると共に、前記軸部の上方に排気口を設け、
    前記制御部を送風により冷却する送風機を前記流し台の内部に配置し、
    前記送風を中空の前記軸部内を介して前記排気口より外部に排出する制御部冷却手段を有する請求項6に記載の電磁誘導加熱調理器を設置した流し台。
  8. 水平方向に回動可能に配置された前記加熱部から前記軸部までの距離が、前記流し台の上面に配置された蛇口から前記軸部までの距離とほぼ同じとなるように、前記軸部を前記流し台の上面に立設配置する請求項6又は7に記載の電磁誘導加熱調理器を設置した流し台。
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