JP2008123541A - 管理装置および記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】入室許可の認証のみならず、その所在位置を予め定められた送付先へ自動的に送信できるようにすることすること。
【解決手段】入室管理サーバ10は、各個所に設定してある入室チェック装置20からのユーザ情報を収集し、入室の認証を行い、依頼元の入室チェック装置20にOK応答を送信し、ドアをオープンする。更に、入室チェック装置20の設定位置情報等からユーザの所在地情報を特定し、この所在地情報をそのユーザに対して設定されている送付先へ送信する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、入室管理装置およびネットワークを介して入室管理装置が接続された管理サーバ装置よりなる管理装置、及びそのような入室管理装置および管理サーバ装置の動作をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
ユーザの行き先をスクリーンセーバ等に設定して、行き先を表示するアプリケーションが知られている。このようなスクリーンセーバ等にその行き先を表示するアプリケーションにあっては、その行き先をコンピュータの画面インターフェイスを通じてユーザ自身が予め行き先を入力して設定することが必要である。
また、入室の際のユーザ認証を事業所コードレス電話機又はICカードにより行うコードレス電話システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−154167号公報
ユーザ自身が予め行き先をコンピュータの画面インターフェイスを通じて入力しても、急な打ち合わせ等で行き先を入力せずに席を外してしまう場合や、行き先が急に変更された場合には、行き先案内表示は意味のないものとなってしまい、また、入力されている行き先が正しい行き先か保証できるものではなかった。更に、行き先はコンピュータの画面を通じて入力されているが、その画面を確認する必要があり、行き先を連絡すべき人に確実に知らせることができなかった。また、入室の際のユーザ認証を行うものにあっては、その行き先を知らせることは全く考慮されていなかった。
本発明の課題は、入室許可の認証に応じて、その所在位置を予め定められた送付先へ自動的に送信できるようにすることである。
本発明の管理装置は、入室を管理する入室管理装置とこの入室管理装置に接続された管理サーバよりなる装置であって、前記入室管理装置は、入室の際に、ユーザが所有する媒体より認証情報を読み取り、この認証情報と所在地を示す所在地情報を管理サーバ装置へ送信する送信手段と、前記管理サーバ装置より前記送信した認証情報に基づく入室許可情報を受け取って、入室のロックを解除する解除手段と、を備え、前記管理サーバ装置は、予め各ユーザに対応して各ユーザの所在地情報を送付する送付先を示す送付先情報を記憶する記憶手段と、前記入室管理装置より受信した前記認証情報の正当性を判別する判別手段と、この判別手段で正当性が判別された場合に、前記入室管理装置に対して入室許可情報を送信する送信手段と、前記正当性が認証されたユーザに対応して前記記憶手段より送付先情報を読み出し、この送付先情報へ前記入室管理装置より受信した所在地情報を送信する送信手段とを備えてなる。
本発明によれば、ユーザの入室許可を検出し、その所在地を示す情報を予め定められた送信先を特定してその特定された送信先に対して送信するようにしているので、ユーザが自身の端末装置に行き先等を設定する必要はなく、また、行き先等が変更になっても、行き先を確実に特定された送信先に連絡できる。
以下、本発明の実施の形態を図1の(A)乃至図6を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1の(A)は、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置及び端末装置の適用されたシステムの構成を示す図である。
本発明の第1の実施の形態に係る管理装置としての入室管理サーバ10には、複数の入室チェック装置20と複数の本発明の第1の実施の形態に係る端末装置としてのユーザ端末30とが、LAN40を介して接続されている。
ここで、入室チェック装置20は、ユーザが会議室等に入室する際にID照合等を行うための端末装置であり、種々のチェックと同時にそのユーザの行き先を知らせるための位置入力端末装置でもある。なお、本第1の実施の形態では、この入室チェック装置20は、各部屋毎に設置するものとしているが、複数の部屋を備えた建物毎に、或いは複数の建物を含む施設毎に設けても良い事は勿論である。
また、入室管理サーバ10は、各個所に設定してある入室チェック装置20からのユーザ情報を収集し、入室チェック装置20の設定位置情報等からユーザの行き先の位置を特定し、そのデータを管理するコンピュータである。
そして、ユーザ端末30は、各個人のユーザが日常業務に使用しているコンピュータであり、通常はそのコンピュータの前に居ることがほとんどである。また、入室管理サーバ10とはLAN40で接続されており、ユーザの行き先情報が入室チェック装置20から入室管理サーバ10に入力されると、この入室管理サーバ10より所在情報がユーザ端末30に転送されてくる。そして、ユーザ端末30では、転送された所在情報に従い、スクリーンセーバの表示情報が変更され、該ユーザ端末30の表示部には、その変更された行き先がスクリーンセーバとして表示されるようになっている。なお、これらの動作の詳細については、後述する。
上記入室管理サーバ10には、ユーザテーブル15Aと部屋、施設テーブル15Bとが接続されている。
ユーザテーブル15Aは、図1の(B)に示すように、各ユーザ毎に、認証IDと送付先とを定義したテーブルである。ここで、認証IDは、入室チェック装置20で読み取られる当該ユーザが所持するIDカードの番号であるが、ユーザが手入力するパスワード、或いは指紋等、入室チェック装置20にてユーザを特定できるものであれば、どのようなものでも良い。また、送付先は、所在情報を送信すべきユーザ端末30を特定するための装置IDであるが、その他に、例えば当該ユーザの上司等の所定のユーザにも所在位置を知らせたい場合には、そのような所定ユーザのメールアドレスも保存しておくことができる。このように、送付先については、複数設定することが可能である。
また、施設テーブル15Bは、図1の(C)に示すように、上記入室チェック装置20のそれぞれを特定する室IDに対応させて、その所在名称を定義したテーブルである。
実際には、入室管理サーバ10は、図2の(A)に示すように、CPU11、入力部12、表示部13、印字部14、記憶装置15、RAM16、伝送制御部17等よりなる。
ここで、上記CPU11は、当該入室管理サーバ全体を制御する制御部である。
また、上記入力部12は、キーボードや、マウス等のポインティングデバイスを含む。上記表示部13は、CRTや液晶ディスプレィ等であり、上記印字部14は、プリンタである。
上記記憶装置15は、ハードディスクやROM等である。この記憶装置15には、上記CPU11で実行される当該入室管理サーバの処理プログラムやアプリケーションプログラム、各種データ等が予め記憶されている。また、上記ユーザテーブル15Aや部屋、施設テーブル15Bは、この記憶装置15に記憶されている。
上記RAM16は、上記CPU11がプログラム実行中に利用するワークエリア等の領域を備えている。
また、上記伝送制御部17は、上記LAN40、或いは図示しない公衆回線等を介して接続された他の装置との間でデータの送受信を行うものである。
なお、上記記憶装置15に記憶するプログラムやデータ等は、フロッピー(登録商標)ディスクや光(磁気)ディスク等の記憶媒体50から読み込むようにしても良いし、上記伝送制御部17により上記LAN40又は公衆回線を介して接続された他の装置から受信して、これに記憶するようにしても良いことは勿論である。
また、上記ユーザ端末30も、上記入室管理サーバ10と同様、図2の(B)に示すように、CPU31、入力部32、表示部33、印字部34、記憶装置35、RAM36、伝送制御部37等より構成されている。
ここで、上記CPU31は、当該ユーザ端末全体を制御する制御部である。また、上記入力部32は、キーボードや、マウス等のポインティングデバイスを含み、上記表示部33はCRTや液晶ディスプレィ等であり、上記印字部34はプリンタである。
上記記憶装置35は、ハードディスクやROM等である。この記憶装置35には、上記CPU31で実行される当該ユーザ端末の処理プログラムやアプリケーションプログラム、各種データ等が予め記憶されている。また、上記RAM36は、上記CPU31がプログラム実行中に利用するワークエリア等の領域を備えている。
そして、上記伝送制御部37は、上記LAN40、或いは図示しない公衆回線等を介して接続された他の装置との間でデータの送受信を行うものである。
なお、上記記憶装置35に記憶するプログラムやデータ等は、フロッピー(登録商標)ディスクや光(磁気)ディスク等の記憶媒体50から読み込むようにしても良いし、上記伝送制御部37により上記LAN40又は公衆回線を介して接続された他の装置から受信して、これに記憶するようにしても良いことは勿論である。
次に、このような構成における動作を説明する。
図3の(A)は、入室チェック装置20の動作フローチャートである。
即ち、この入室チェック装置20は、通常、ユーザが所持するIDカードの入力待ちの状態となっており、IDカードの入力が有ると(ステップS11)、そのIDカード内に保存されているユーザ名、認証ID、送付先、等の情報を読み出す(ステップS12)。そして、それら読み出した情報に当該入室チェック装置20に割り当てられた室IDを付加して、入室管理サーバ10へ認証依頼を行う(ステップS13)。
その後、入室管理サーバ10からの応答を受け付けて、それがOK応答であれば(ステップS14)、当該入室チェック装置20に設けられた不図示表示部に入室許可を表すメッセージを表示して(ステップS15)、ドアのロックを外してドアを開ける(ステップS16)。そして、ユーザがそのドアから入室した後、ドアを閉めて施錠を行う(ステップS17)。その後は、上記ステップS11に戻って、IDカードの入力待ちの状態となる。
また、入室管理サーバ10からの応答がOK応答ではなかった場合には(ステップS14)、不図示表示部に入室禁止を表すメッセージを表示する(ステップS18)。その後は、上記ステップS11に戻って、IDカードの入力待ちの状態となる。
図4は、上記入室管理サーバ10の動作を説明するフローチャートである。このフローチャートに記載した各機能を実現するプログラムは、CPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態で上記記憶装置15もしくは記憶媒体50に記憶されている。
即ち、該入室管理サーバ10は、通常は、上記入室チェック装置20の動作におけるステップS13での認証依頼の受信待ちとなっており、認証依頼を受信すると(ステップS21)、それと共に送信されてくる室ID、ユーザ名、認証ID、送付先等の情報を受信する(ステップS22)。そして、受信したユーザ名によりユーザを特定し(ステップS23)、そのユーザに対応してユーザテーブル15Aに保存されている認証IDと上記受信した認証IDとを比較することで正当性をチェックする(ステップS24)。
この正当性チェックの結果、認証がOKでない場合には(ステップS25)、上記入室認証依頼の依頼元の入室チェック装置20にNG応答を送信する(ステップS26)。そして、上記ステップS21に戻り、認証依頼の受信待ちとなる。このNG応答を受信した入室チェック装置20では、前述したように、入室禁止メッセージを出力することになる。
これに対して、上記正当性チェックの結果、認証がOKとなった場合には(ステップS25)、上記入室認証依頼の依頼元の入室チェック装置20にOK応答を送信する(ステップS27)。このOK応答を受信した入室チェック装置20では、前述したように、入室許可メッセージを出力してドアをオープンすることになる。
そして入室管理サーバ10では、上記OK応答の送信後、上記受信した室IDに基づいて部屋、施設テーブル15Bから所在名称を検索する(ステップS28)。その後、ユーザテーブル15Aを参照して、上記特定されたユーザに対して送付先が設定されているか否かを判別する(ステップS29)。
ここで、送付先の設定が有れば、その設定されている全ての送付先を読み出す(ステップS30)。また、送付先の設定が無い場合には、更に、上記入室チェック装置20から受信した情報内に送付先が有るか否かを判別し(ステップS31)、受信情報内にも送付先が含まれていない場合には、上記ステップS21に戻り、認証依頼の受信待ちとなる。これに対して、受信情報内に送付先が含まれてた場合には、その受信情報に含まれる全ての送付先を読み出す(ステップS32)。
而して、上記ステップS30又はS32において送付先が読み出されたならば、次に、その読み出した送付先の種類を判別する(ステップS33)。
ここで、送付先がユーザ端末30の装置IDであった場合には、その装置IDで特定されるユーザ端末30に対して設定依頼を送信し(ステップS34)、続けて、ユーザ名と上記検索した所在名称とを送信する(ステップS35)。そして、まだ他の装置IDが送付先に含まれていれば(ステップS36)、上記ステップS34に戻る。而して、設定された全てのユーザ端末30に対する送信が終了したならば、上記ステップS21に戻り、認証依頼の受信待ちとなる。
また、上記ステップS33で判別した送付先がメールアドレスであった場合には、ユーザ名と所在名称によるメッセージを作成し(ステップS37)、上記読み出した送付先に含まれる全てのメールアドレスを宛先として設定して(ステップS38)、上記作成したメッセージをメール送信する(ステップS39)。そしてその後、上記ステップS21に戻って、認証依頼の受信待ちとなる。
図3の(B)は、上記ステップS34での設定依頼を受信したときのユーザ端末30における動作を説明するフローチャートである。このフローチャートに記載した各機能を実現するプログラムは、CPU31が読み取り可能なプログラムコードの形態で上記記憶装置35もしくは記憶媒体50に記憶されている。
即ち、まず、上記設定依頼に続けて上記ステップS35で入室管理サーバ10から送信されてくるユーザ名と所在名称を受信し(ステップS41)、その受信したユーザ名と所在名称によるメッセージを作成する(ステップS42)。そして、その作成したメッセージをスクリーンセーバとして設定して(ステップS43)、スクリーンセーバを起動する(ステップS44)。その後は、周知のように、何らかのオペレータの操作に応じて(ステップS45)、そのスクリーンセーバを解除して(ステップS46)、この設定依頼に応じた動作を終了する。
以上のように、本第1の実施の形態によれば、スクリーンセーバの設定を毎回行わなくても自動的にスクリーンセーバに行き先が設定でき、確実な所在情報を設定できるという効果がある。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
上記第1の実施の形態においては、所在位置情報の入力端末として会議室等の特別な場所に入るための入室チェック装置20を設け、該入室チェック装置20へのIDカード入力によりその行き先を特定して、ユーザ端末30のスクリーンセーバを設定していた。
これに対して、本第2の実施の形態は、図5の(A)に示すように、所在位置情報の入力端末として、携帯型入力端末装置、例えばPHS等のユーザ携帯電話60を使用するものである。これにより、入力端末の設置位置を限定せずに、電波の発信位置より細かい行き先設定が可能となる。この場合、入室管理サーバ10は、基地局70になり、ユーザ携帯電話60の位置の特定処理を行い、個人コンピュータであるユーザ端末30にその位置情報を転送する。
また、本第2の実施の形態では、ユーザ端末30には、ユーザの行動スケジュールを記したスケジュール予定表35Aが接続されている(実際には、このスケジュール予定表35Aは、ユーザ端末30の記憶装置35に記憶されている)。そして、上記ユーザ携帯電話60を利用した位置情報の取得ができない場合に、そのスケジュール予定表35Aからその時点でのユーザ所在位置を読み出してスクリーンセーバを設定するものである。
図5の(B)及び図6は、ユーザ端末30におけるこのような動作を説明する一連のフローチャートである。このフローチャートに記載した各機能を実現するプログラムは、CPU31が読み取り可能なプログラムコードの形態で上記記憶装置35もしくは記憶媒体50に記憶されている。
即ち、まず、オペレータによる入力部32の操作の有無を判別し(ステップS51)、何らかの操作がなされた時には、その操作に応じた処理を実行した後(ステップS52)、上記ステップS51に戻る。また、何の操作もない場合には、その状態が所定時間続いたかどうかを判別し(ステップS53)、まだ所定時間経過していない場合には上記ステップS51に戻る。
そして、何も操作されないまま所定時間を経過したときには、まず、各ユーザが所持するIDカードが検知できるか否かを判別する(ステップS54)。即ち、ここで、特に図示はしていないが、ユーザ端末30には、所定距離内にIDカードが存在するか否かを無線や赤外線によって検知できる、あるいはIDカードが挿入されることで検知できるIDカード検知装置が接続されており、ユーザ端末30では、そのIDカード検知装置の出力により、どのユーザが当該ユーザ端末30の操作を行っているかを特定できるようになっている。
即ち、ここで、IDカードが検知できた場合には、ユーザIDを読み込み(ステップS55)、その読み込んだユーザIDが当該ユーザ端末30を占有的に使用するとして予め設定されている占有ユーザのユーザIDと一致するか否かを判別する(ステップS56)。そして、両者が一致すれば、占有ユーザは、当該ユーザ端末30の近傍に居るが、何らかの理由により操作を行っていない状態であるので、予めユーザが設定した画像等の通常のスクリーンセーバによるスクリーンセーバを起動する(ステップS57)。その後は、何らかの操作に応じて(ステップS58)、そのスクリーンセーバを解除した後(ステップS59)、上記ステップS51に戻る。
一方、上記ステップS54においてIDカードを検知できないと判別した場合、或いは、上記ステップS56において検知したIDカードのユーザIDと占有ユーザのユーザIDとが一致しないと判別された場合には、記憶装置35に予め記憶してある占有ユーザのユーザ携帯電話60の電話番号に、位置検索のための電話発信を行う(ステップS60)。そして、その結果として、基地局70より位置情報を取得できたか否かを判別し(ステップS61)、位置情報を取得できた場合には、その位置情報は緯度、経度の情報であるので、予め記憶装置35に記憶してある変換テーブル(図示せず)から、その位置情報に対応する所在名所を検索して(ステップS62)、所在名所を取得する(ステップS63)。この場合、変換テーブルは、記憶装置35に記憶しておくだけでなく、記憶媒体50の形で提供されたり、或いは、伝送制御部37からインターネット等で検索することも可能である。
そして、取得した所在名称による所在メッセージを作成し(ステップS64)、その作成した所在メッセージをスクリーンセーバとして設定して(ステップS65)、スクリーンセーバを起動する(ステップS66)。その後は、上記ステップS58に戻る。
一方、上記ステップS61において、基地局70より位置情報を取得できなかったと判別した場合には、スケジュール予定表35Aによる現在日時でのスケジュール設定をチェックする(ステップS37)。そして、その結果として、所在名称が取得できたか否かを判別する(ステップS68)。ここで、スケジュール予定表35Aより所在名称が取得できたならば、上記ステップS64に戻り、そのスケジュール予定表35Aから取得した所在名称による所在メッセージを作成してスクリーンセーバ表示することになる。また、スケジュール予定表35Aからも所在名称を取得できなかったときには、所定の不在メッセージを作成し(ステップS69)、上記ステップS65に戻って、その作成した不在メッセージをスクリーンセーバ表示することになる。
以上のように、本第2の実施の形態によれば、所在位置情報の入力端末としてユーザ携帯電話60を使用することにより、入力端末の設置位置を限定せずに、電波の発信位置より細かい行き先設定が可能となる。また、ユーザ携帯電話60による所在位置を取得できない場合には、更に、スケジュール予定表35Aから所在情報を取得するようにしているので、毎回スクリーンセーバに設定しなくても自動的にスクリーンセーバに行き先が設定でき、確実な所在情報を設定できるようになる。
(A)は本発明の第1の実施の形態に係る管理装置及び端末装置の適用されたシステムの構成を示す図、(B)は(A)中のユーザテーブルの構成を示す図であり、(C)は(A)中の部屋、施設テーブルの構成を示す図である。 (A)は本発明の第1の実施の形態に係る管理装置としての図1の(A)中の入室管理サーバのブロック構成図であり、(B)は本発明の第1の実施の形態に係る端末装置としての図1の(A)中のユーザ端末のブロック構成図である。 (A)は図1の(A)中の入室チェック装置の動作フローチャートであり、(B)は設定依頼を受信したときのユーザ端末における動作を説明するフローチャートである。 入室管理サーバの動作を説明するフローチャートである。 (A)は本発明の第2の実施の形態に係る端末装置の適用されたシステムの構成を示す図であり、(B)は(A)中のユーザ端末における動作を説明する一連のフローチャートの前半部分を示す図である。 図5の(A)中のユーザ端末における動作を説明する一連のフローチャートの後半部分を示す図である。
符号の説明
10 入室管理サーバ
11,31 CPU
12,32 入力部
13,33 表示部
14,34 印字部
15,35 記憶装置
15A ユーザテーブル
15B 施設テーブル
16,36 RAM
17,37 伝送制御部
20 入室チェック装置
30 ユーザ端末
35A スケジュール予定表
50 記憶媒体
60 ユーザ携帯電話
70 基地局

Claims (3)

  1. 入室を管理する入室管理装置とこの入室管理装置に接続された管理サーバよりなる装置であって、
    前記入室管理装置は、
    入室の際に、ユーザが所有する媒体より認証情報を読み取り、この認証情報と所在地を示す所在地情報を管理サーバ装置へ送信する送信手段と、
    前記管理サーバ装置より前記送信した認証情報に基づく入室許可情報を受け取って、入室のロックを解除する解除手段と、
    を備え、
    前記管理サーバ装置は、
    予め各ユーザに対応して各ユーザの所在地情報を送付する送付先を示す送付先情報を記憶する記憶手段と、
    前記入室管理装置より受信した前記認証情報の正当性を判別する判別手段と、
    この判別手段で正当性が判別された場合に、前記入室管理装置に対して入室許可情報を送信する送信手段と、
    前記正当性が認証されたユーザに対応して前記記憶手段より送付先情報を読み出し、この送付先情報へ前記入室管理装置より受信した所在地情報を送信する送信手段と、
    を備えてなる管理装置。
  2. 前記管理サーバ装置の前記記憶手段はユーザの所在地情報を送付する送付先を示す送付先情報を複数記憶し、前記管理サーバ装置の前記送信手段は前記記憶されている複数の送付先情報の夫々へ前記ユーザの所在地情報を送付する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 入室を管理する入室管理装置とこの入室管理装置に接続された管理サーバよりなる装置のであって、
    前記入室管理装置のコンピュータを、
    入室の際に、ユーザが所有する媒体より認証情報を読み取り、この認証情報と所在地を示す所在地情報を管理サーバ装置へ送信する送信手段、
    前記管理サーバ装置より前記送信した認証情報に基づく入室許可情報を受け取って、入室のロックを解除する解除手段、
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備え、
    前記管理サーバ装置のコンピュータを、
    予め各ユーザに対応して各ユーザの所在地情報を送付する送付先を示す送付先情報を記憶する記憶手段、
    前記入室管理装置より受信した前記認証情報の正当性を判別する判別手段、
    この判別手段で正当性が判別された場合に、前記入室管理装置に対して入室許可情報を送信する送信手段、
    前記正当性が認証されたユーザに対応して前記記憶手段より送付先情報を読み出し、この送付先情報へ前記入室管理装置より受信した所在地情報を送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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