JP2008123108A - 生体情報認証システム - Google Patents
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Abstract
【課題】高い認証性能を確保しつつ、偽の生体情報によるなりすましを防止する生体情報認証システムを提供する。
【解決手段】USBメモリに記録された生体情報とハードディスクに記録されている生体情報との1対1認証と、認証時に実際に指静脈認識装置から取得された生体情報とハードディスクに記録されている生体情報との類似度による1対n認証により個人を認証する。
【選択図】図4
【解決手段】USBメモリに記録された生体情報とハードディスクに記録されている生体情報との1対1認証と、認証時に実際に指静脈認識装置から取得された生体情報とハードディスクに記録されている生体情報との類似度による1対n認証により個人を認証する。
【選択図】図4
Description
本発明は、指紋、虹彩、顔写真、血管パターン等の生体情報を利用して個人を認証する生体情報認証システムに関するものである。
近年、ピッキング等による住宅等への不正侵入、パスワード盗撮等による他人の銀行口座への侵入、ネットワーク接続されているコンピュータへの不正侵入などの事件が増加している。こうした不正行為に対応するため、より偽造が困難であり、本人であることの保証能力が高い「鍵」として、生体情報が使用されるようになってきている。例えば、住宅の鍵を電子錠にして、予め本人の指紋、虹彩、顔写真、血管パターンなどの生体情報を登録しておく。そして、開錠要求者の生体情報を採取して照合を行い、一致した場合にのみ開錠するといった装置が実用化されている。同様の方法は、銀行のATMや、コンピュータ立ち上げ時の本人確認等においても使用されている。
生体情報認証を行うためには、まず照合用原本としての生体情報を何らかの方法で予め採取して記録しておく必要がある。そして、認証時においては、生体情報を取得する機能(生体情報取得機能)、および取得された生体情報と照合用原本とを対比して一致しているか否かを判定する機能(類比判定機能)が必要となる。生体情報取得機能に関しては、例えば特許文献1に記載された技術のように、赤外線を使用して指静脈パターンを撮像し、当該指静脈パターンを画像データとして取得する装置が知られている。指紋、虹彩、顔写真等を生体情報として利用する技術についても、さまざまな装置が提案されている。
類比判定機能に関しては、生体情報認証に独特の課題が存在する。即ち、生体情報を採取する際の周辺光量、採取装置と生体との相対位置・角度・距離等、さまざまな要因により、採取された生体情報画像が異なる場合がある。そのため、照合用原本として採取・記録された生体情報画像と認証時に採取された生体情報画像とを単純に比較しても、一致しない場合は少なくないと考えてよい。
類比判定を容易に行うためには、照合用原本として採取・記録された生体情報画像を、照合用に記録するとともに、ICカード等の可搬媒体に記録し、このICカードを使用して認証するという方法が考えられる。しかし、この方法は、生体情報以外の認証情報(例えばパスワード)をICカード等に記録して認証に使用する方法と、本質的に変わるところはない。従って、ICカード等が盗まれて使用されるという事態を未然に防止することはできず、生体情報による「本人」確認というメリットが生かされないことになる。
このため、生体情報画像が同一か否かを比較するのではなく、画像の類似度を計算し、類似度が一定値(以下「閾値」と記載する。)以上であれば本人であると判定する方法が一般的に行われている。また、人間の成長に伴う生体情報の経年変化に対応するために、特許文献2に記載された技術のように、認証に成功するたびに、照合用原本の生体情報を新たに採取した生体情報で置き換える技術が知られている。
生体情報画像の類似度を計算する方法は、画像が単純に一致するか否かを判定する方法と比べて、処理が複雑になる。即ち、n人の生体情報が照合用原本として記録されている場合、認証時に採取された生体情報を、このn人の生体情報と照合して類似度を計算し、そのうち類似度が最も高いものについて閾値と比較する必要がある(以下、この方法を「1対n認証」と記載する。)。従って、生体情報画像の類似度を計算する方法による生体認証には長時間を要する。ここで、類似度の閾値を高くすると、本人であっても認証不成功となる可能性が高くなる。その一方で、類似度の閾値を低くすると、別人を本人として認証する可能性が高くなる。
さらに、偽の生体情報が作成されると、他人によるなりすましが可能になる。例えば、指紋による生体認証においては、指紋情報を偽造するのは比較的容易であるし、指静脈パターン等についても、技術が進歩するに伴い、偽の生体情報が作成される危険性は高まる。特に他人によるなりすましによってコンピュータシステムに侵入された場合、情報漏洩等の被害が長期間にわたって発生するおそれがある。
認証性能を高めるための方策として、生体情報に加えて識別コードを登録しておき、認証時には生体情報を採取するほかに識別コードの入力を要求し、まず、識別コードの一致判定によって生体情報の照合用原本を決定し、採取した生体情報と比較して類似度が閾値以上であれば認証成功とする方法も行われている(以下、この方法を「1対1認証」と記載する。)。しかしながら、1対1認証においても、識別コードが他人に知られ、かつ偽の生体が作成されたような場合は他人によるなりすましが可能になる。
本発明は、こうした従来の生体情報認証技術の問題点に着目しており、高い認証性能を確保しつつ、偽の生体情報によるなりすましを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の生体情報認証システムは、生体情報を採取する生体情報採取装置と、認証を行う対象である認証対象人物への操作指示及び認証結果を表示する表示装置と、前記認証対象人物の複数の生体情報が記録されている記録装置と、前記生体情報を暗号化する暗号化装置と、暗号化された前記生体情報を記録する外部記録装置と、該外部記録装置から生体情報を読み込む入力装置と、生体情報の認証及び生体情報の暗号化/復号化機能を有する制御装置とを備え、前記外部記録装置に記憶された生体情報に基づいて認証を実行する1対1認証及び前記生体情報採取装置で採取された生体情報を前記記録装置に記録されている生体情報と照合することで認証を実行する1対n認証により個人を認証することを特徴とする。
本発明の生体情報認証システムによれば、生体情報認証において、高い認証性能を保ちつつ、偽の生体によるなりすましを防止することが可能となる。
以下、本発明を適用した生体情報認証システムの一実施の形態について説明する。
図1に示すように、生体情報認証システムは、制御装置としてのコンピュータ11、記録装置としてのハードディスク12、外部記録装置としてのUSBメモリ13、入力装置としてのUSBポート14、生体情報採取装置としての指静脈認識装置15、表示装置としての液晶ディスプレイ16で構成されている。
図1に示すように、生体情報認証システムは、制御装置としてのコンピュータ11、記録装置としてのハードディスク12、外部記録装置としてのUSBメモリ13、入力装置としてのUSBポート14、生体情報採取装置としての指静脈認識装置15、表示装置としての液晶ディスプレイ16で構成されている。
コンピュータ11は、生体情報認証システム全体を制御するとともに、生体情報認証機能17及び生体情報暗号/復号機能18を有する。なお、生体情報認証機能17、生体情報暗号/復号機能18は、実際には、コンピュータ11の図示しないCPUが、それぞれの機能を実現するためのプログラムを実行することによって実現される。ここでは、説明を簡潔にするため、各機能を実現するための機構がコンピュータ11に存在するかのように説明する。
ハードディスク12には、認証対象人物の生体情報データである照合用ファイル19が記録されている。USBメモリ13には、暗号化された生体情報20が記録されている。生体情報20の暗号化は、コンピュータ11の生体情報暗号/復号機能18によって実行される。この暗号化された対象の生体情報20は、ハードディスク12への照合用ファイル19の登録時に、指静脈認識装置15により取得された情報である。
USBポート14は、USBメモリ13に記録されている生体情報20をコンピュータ11に読み取らせる機能を有する。指静脈認識装置15は、利用者の生体情報を採取するものである。そして、液晶ディスプレイ16は、利用者への操作指示・認証結果表示等のGUI(Graphical User Interface)を表示する。これらの各装置12〜16は、コンピュータ11にデータ通信可能に接続されている。
指静脈認識装置15によって取得された生体情報20は、コンピュータ11における生体情報認証機能17により、照合用ファイル19の形式に変換される。そして、当該変換された照合用ファイル19と、ハードディスク12に記録されている照合用ファイル19との類似度比較がコンピュータ11で実行される。
生体情報認証機能17は、指静脈認識装置15から取り込まれた対象者の生体情報20とハードディスク12に記録されている照合用ファイル19との類似度を算出する。そして、当該類似度が、予め設定されている一定値(閾値)以上であると認定された場合には、利用者が本人であると判定されるとともに、液晶ディスプレイ16に判定結果が表示される。
生体情報暗号/復号機能18は、ハードディスク12に生体情報20を登録する際の、当該生体情報20の暗号化、及び認証時の照合用ファイル19と生体情報20のデータ復号を行う。生体情報20が登録される際、指静脈認識装置15で取得された生体情報20は生体情報暗号/復号機能18によって暗号化された上で、照合用ファイル19の形式に整形されてハードディスク12に記録される。ここで、暗号/復号化に必要なキーは個人毎にランダムに作成され、照合用ファイル19にあわせて記録される。
ハードディスク12への生体情報20の記録と同時に、識別コード及び暗号化された生体情報20はUSBメモリ13に記録される。認証時には、まずUSBポート14から読み込まれたUSBメモリ13に記録されている生体情報20の識別コードに対応する照合用ファイル19を検索するとともに、対応する暗号化キーを取得する。検出した照合用ファイル19の生体情報20と予めハードディスク12に記録されている生体情報20とを、暗号化キーを用いて復号化して一致するか否か判定する。
そして、不一致の場合には未登録とみなして認証に失敗した旨のメッセージを液晶ディスプレイ16に表示する。一方、一致の場合には、液晶ディスプレイ16に生体情報20の採取を促すメッセージを表示するとともに、指静脈認識装置15より最新の生体情報20を取得する。
次に、取得した生体情報20と照合用ファイル19に記録されている生体情報20との類似度を算出するとともに、類似度が設定されている閾値を超えるか否かにより認証可否を判断する。認証に成功した場合、コンピュータ11は、取得した最新の生体情報20を暗号キーにより暗号化し、照合用ファイル19及び生体情報20を更新する。
生体情報20はコンピュータ11に接続されたUSBポート14でのみ、読み取り/書き込みが可能であり、その他の機器に接続してもアクセスすることはできないように構成されている。また同一構成の生体情報認証システムであっても、実際に暗号化を行ったコンピュータ11以外のコンピュータでは、生体情報20を読み取ることができないようにも構成されている。
次に、照合用ファイル19のデータ構成図について説明する。
図2に示すように、照合用ファイル19は、識別コード21、生体情報22、閾値23、リトライ回数24、暗号化キー25の各項目を含んで構成されている。
識別コード21は、照合用ファイル19を識別するための情報であり、生体情報認証システムで一意に定められている。例えば、0000、0001、0002、・・・のように追番で割り振られるとともに、重複のないように照合用ファイル19の登録・削除時に制御される。
図2に示すように、照合用ファイル19は、識別コード21、生体情報22、閾値23、リトライ回数24、暗号化キー25の各項目を含んで構成されている。
識別コード21は、照合用ファイル19を識別するための情報であり、生体情報認証システムで一意に定められている。例えば、0000、0001、0002、・・・のように追番で割り振られるとともに、重複のないように照合用ファイル19の登録・削除時に制御される。
また、識別コード21には、同一構成の生体情報認証システムであっても、異なる生体情報認証システムであれば一致しないコンピュータ11を特定するデータ(例えば「ABC」)と上記追番を組み合わせ、例えばABC0000、ABC0001、ABC0003、・・・といったように付与することもできる。
生体情報22は、指静脈認識装置15により採取された生体情報20を生体情報暗号/復号機能18により暗号化したデータである。図2では表記スペースの都合上、数バイト長のデータとして表示されているが、実際には例えば数メガバイトの長さのデータが記録されている。
生体情報22は、指静脈認識装置15により採取された生体情報20を生体情報暗号/復号機能18により暗号化したデータである。図2では表記スペースの都合上、数バイト長のデータとして表示されているが、実際には例えば数メガバイトの長さのデータが記録されている。
閾値23は実際の認証を行う際に使用されるパラメータである。通常は、システムで一意に定められたデフォルト値を設定するが、個別に変更することも可能である。生体情報認証機能17に基づいて指静脈認識装置15により採取された生体情報20と照合用ファイル19の生体情報22との類似度を算出し、類似度が閾値23以上であれば照合対象者は登録人物本人であると判断される。本実施例においては、閾値23は0以上100以下の数値であり、100に近いほど類似しているものとする。
リトライ回数24は、生体情報認証機能17に基づいて指静脈認識装置15により採取された生体情報20と照合用ファイル19の生体情報22との類似度を算出し、閾値23と比較する回数を示す。リトライ回数24以内で閾値23以上の類似度を得られない場合、照合対象者は本人では無く、不正な認証(成りすまし)が行われたと判定され、生体情報20と照合用ファイル19が削除された上で認証に失敗した旨のメッセージが液晶ディスプレイ16に表示される。
暗号化キー25は、指静脈認識装置15により採取された生体情報20をハードディスク12に記録されている照合用ファイル19に登録する際の暗号化時に使用される。また、照合が行われる際、照合用ファイル19及び生体情報20の復号にも使用される。暗号化キー25は、生体情報暗号/復号機能18により生成される情報であり、各個人で一致することがないように設定される。
次に、生体情報認証システムを使用した生体情報認証における処理の流れについて説明する。
なお、各処理は、コンピュータ11の図示しないCPUがROM等に記録されている所定のプログラムを実行することによって行われるが、以下の説明では、生体情報認証機能17または生体情報暗号/復号機能18が、各処理を実行するかのように記載する。
なお、各処理は、コンピュータ11の図示しないCPUがROM等に記録されている所定のプログラムを実行することによって行われるが、以下の説明では、生体情報認証機能17または生体情報暗号/復号機能18が、各処理を実行するかのように記載する。
まず、生体情報20を登録する処理について説明する。
図3に示すように、生体情報20の登録者によって、液晶ディスプレイ16に表示されているメインメニューから登録処理が選択されると、生体情報認証機能17によってパスワードの入力要求メッセージが液晶ディスプレイ16に表示される(ステップS31)。なお、ここでのパスワードとしては、所定の管理者用のパスワードを必要とし、一般利用者では実行することができない。
図3に示すように、生体情報20の登録者によって、液晶ディスプレイ16に表示されているメインメニューから登録処理が選択されると、生体情報認証機能17によってパスワードの入力要求メッセージが液晶ディスプレイ16に表示される(ステップS31)。なお、ここでのパスワードとしては、所定の管理者用のパスワードを必要とし、一般利用者では実行することができない。
パスワードが一致しなかった場合、再度パスワードの入力を促す画面表示に戻る(ステップS32)。一方、パスワードが一致した場合、生体情報認証機能17によってUSBメモリ13をUSBポート14に接続するように促すメッセージが液晶ディスプレイ16に表示される(ステップS33)。生体情報認証機能17は、USBメモリ13が接続されているかどうかをチェックし(ステップS34)、接続されていない場合には液晶ディスプレイ16にUSBメモリ13の接続を要求するメッセージが表示される。
次に、指静脈認識装置15より生体情報20を取得するように促すメッセージが液晶ディスプレイ16に表示される。そして、生体情報認証機能17によって、指静脈認識装置15から登録対象者の生体情報が採取されるとともに(ステップS35)、取得された生体情報20は生体情報暗号/復号機能18により暗号化される(ステップS36)。コンピュータ11によって、暗号化された生体情報20に識別コード21、閾値23、リトライ回数24、暗号化キー25が付加されるとともに、照合用ファイル19の形式に整形される(ステップS37)。次に、暗号化された生体情報20がUSBメモリ13に記録されるとともに(ステップS38)、照合用ファイル19がハードディスク12に記録される(ステップS39)。
次に、生体情報認証の方法について説明する。
図4に示すように、生体情報認証機能17によって、USBポート14へのUSBメモリ13の接続を要求するメッセージが液晶ディスプレイ16に表示される(ステップS41)。次に、USBメモリ13がUSBポート14に挿入されたか否かのチェックが実行される。接続されていなければUSBメモリ13のUSBポート14への接続を要求するメッセージが、接続されるまで液晶ディスプレイ16に表示される。USBメモリ13が挿入された場合には次のステップに進む(ステップS42)。
図4に示すように、生体情報認証機能17によって、USBポート14へのUSBメモリ13の接続を要求するメッセージが液晶ディスプレイ16に表示される(ステップS41)。次に、USBメモリ13がUSBポート14に挿入されたか否かのチェックが実行される。接続されていなければUSBメモリ13のUSBポート14への接続を要求するメッセージが、接続されるまで液晶ディスプレイ16に表示される。USBメモリ13が挿入された場合には次のステップに進む(ステップS42)。
USBメモリ13から生体情報20が取得されるとともに、生体情報暗号/復号機能18により復号される(ステップS43)。次に、ハードディスク12に記録されている照合用ファイル19から識別コード21の一致する生体情報20が検索される(ステップS44)。そして、一致する生体情報20がなければ認証に失敗した旨のエラーメッセージが液晶ディスプレイ16に表示される(ステップS45)。
一方、一致する生体情報20が存在する場合には、指静脈認識装置15から認証対照者の生体情報20を採取する旨のメッセージが液晶ディスプレイ16に表示されるとともに、指静脈認識装置15から認証対照者の生体情報が採取される(ステップS46)。次に、採取された生体情報20と、照合用ファイル19に記録されている生体情報20との類似度が生体情報認証機能17により判定される(ステップS47)。具体的には、図5に示すように、算出された類似度が、照合用ファイル19に記録されている閾値23を超えているか否かが判定される(ステップS51)。
類似度が閾値23を超えていない場合には、照合用ファイル19に記録されているリトライ回数となるまで、再度、採取された生体情報20と、照合用ファイル19に記録されている生体情報20との類似度が生体情報認証機能17により判定される(ステップS52)。なお、リトライ回数に到達した場合、不正な認証行為(なりすまし)が行われたと判断され、USBメモリ13に記録されている生体情報20が削除されるとともに、ハードディスク12に記録されている照合用ファイル19から、識別コード21の一致する生体情報20が削除される(ステップS53)。そして、削除完了後、認証に失敗した旨を告げるエラー画面が液晶ディスプレイ16に表示される(ステップS54)。
ステップS51で認証に成功した場合、その旨が液晶ディスプレイ16に表示されるとともに、USBメモリ13の生体情報20が採取された生体情報に書き換えられる(ステップS55)。また、ハードディスク12の照合用ファイル19内の生体情報20も採取された生体情報20に書き換えられる(ステップS56)。
なお、上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・生体情報認証システムの主要部はコンピュータ11に限られることはなく、同様の機能を持つ専用機器等であっても良い。
・各装置12〜16の接続方式は、例えばUSBやLAN等があるが、特に限定されない。
・生体情報採取装置は指静脈認識装置15に限られることはなく、そのほかにも指紋、虹彩、顔写真等の生体情報を認識する装置であってもよい。
・生体情報認証システムの主要部はコンピュータ11に限られることはなく、同様の機能を持つ専用機器等であっても良い。
・各装置12〜16の接続方式は、例えばUSBやLAN等があるが、特に限定されない。
・生体情報採取装置は指静脈認識装置15に限られることはなく、そのほかにも指紋、虹彩、顔写真等の生体情報を認識する装置であってもよい。
11…制御装置としてのコンピュータ、
12…記録装置としてのハードディスク、
13…外部記録装置としてのUSBメモリ、
14…入力装置としてのUSBポート、
15…生体情報採取装置としての指静脈認識装置、
16…表示装置としての液晶ディスプレイ。
12…記録装置としてのハードディスク、
13…外部記録装置としてのUSBメモリ、
14…入力装置としてのUSBポート、
15…生体情報採取装置としての指静脈認識装置、
16…表示装置としての液晶ディスプレイ。
Claims (1)
- 生体情報を採取する生体情報採取装置と、
認証を行う対象である認証対象人物への操作指示及び認証結果を表示する表示装置と、
前記認証対象人物の複数の生体情報が記録されている記録装置と、
前記生体情報を暗号化する暗号化装置と、
暗号化された前記生体情報を記録する外部記録装置と、
該外部記録装置から生体情報を読み込む入力装置と、
生体情報の認証及び生体情報の暗号化/復号化機能を有する制御装置と
を備え、前記外部記録装置に記憶された生体情報に基づいて認証を実行する1対1認証及び前記生体情報採取装置で採取された生体情報を前記記録装置に記録されている生体情報と照合することで認証を実行する1対n認証により個人を認証することを特徴とする生体情報認証システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006304259A JP2008123108A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | 生体情報認証システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006304259A JP2008123108A (ja) | 2006-11-09 | 2006-11-09 | 生体情報認証システム |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-11-09 JP JP2006304259A patent/JP2008123108A/ja active Pending
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