JP2008122196A - カーナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの実際の経路慣れ・不慣れに応じ且つユーザーの意思に応じた案内を行うことができるようにする。
【解決手段】カーナビゲーション装置1は、制御回路2、位置検出器5、地図データ入力器4、操作スイッチ群5、表示装置7、音声出力装置8などを備えている。制御回路2は、前記探索した経路に対するユーザーの慣れ・不慣れを判定する。操作スイッチ群5には前記経路についての案内事項をユーザーが選択するための選択手段が含まれている。前記制御回路2は、この選択手段により選択された案内事項について案内し且つ当該案内事項の詳細度を慣れ・不慣れの判定結果に基づいて変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、現在位置から設定された目的地までの経路を地図データ上で探索し、探索した経路についての案内を行うカーナビゲーション装置に関する。
従来、カーナビゲーション装置においては、探索した経路を案内する方法は画一的である。これに対処するために、ユーザー(ドライバ)の運転の慣れ・不慣れに応じて案内のレベルを変えるようにしたものがある(例えば特許文献1)。このものでは、ユーザーによっては自分が望む案内がなされないと思う可能性があった。また、ユーザーのカーナビゲーション装置に対する習熟度に応じて案内タイミングを変更するようにしたものもある(例えば特許文献2)。このものでは、運転自体には慣れていることは検知できても、探索された経路を熟知しているかどうかを検知するのは難しいという問題があった。
特開2005−291748号公報 特開2003−262530号公報
前記特許文献1及び特許文献2にものは、探索した経路についてユーザーの運転の慣れ・不慣れに応じた案内を行う技術が開示されているが、予め決められた案内事項を案内するため、ユーザーの意思を反映した案内とならないことがあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、探索された経路について、ユーザーの意思を反映して選択された案内事項を案内できるとともに、当該探索された経路についての慣れ・不慣れの判定結果に応じて案内を行うことができ、もって、ユーザーの実際の経路慣れ・不慣れに応じ且つユーザーの意思に応じた案内を行うことができるカーナビゲーション装置を提供することにある。
請求項1に記載のカーナビゲーション装置によれば、判定手段により、探索した経路に対するユーザーの慣れ・不慣れを判定し、選択手段により、前記経路についての案内事項をユーザーが選択できるようにし、この選択手段により選択された案内事項について案内し且つ当該案内事項の詳細度を前記判定手段の判定結果に基づいて変更するから、ユーザーの探索経路慣れ・不慣れに応じ且つユーザーの意思に応じた案内を行うことができる。
この場合、前記選択手段による選択可能な案内事項に、施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内の少なくとも一つを含むようにしても良く(請求項2の発明)、このようにすると、施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内の少なくとも一つを、ユーザーが選択できる。
また、前記判定手段は、探索された経路の走行回数が基準値を上回ること、探索された経路における減速パターンが当該パターンに対応するマッチングデータとマッチングすること、及び、探索された経路におけるレーン変更パターンが当該パターンに対応するマッチングデータとマッチングすること、の少なくとも一つを満足することを条件に、当該探索された経路に対してユーザーが慣れていると判定するようにしても良い(請求項3の発明)。このようにすると、探索された経路に対する慣れ・不慣れを適正に判定することができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は、カーナビゲーション装置の電気的構成を示すブロック図である。カーナビゲーション装置1は、マイコンを主体として構成された制御回路2、車両の現在位置を検出するための位置検出器3、地図データ入力器4、操作スイッチ群5、外部メモリ6、カラー液晶ディスプレイ等からなる表示装置7、音声出力装置8、リモコンセンサ9およびリモコン10から構成されている。
位置検出器3は、車両のピッチ角を検出するためのGセンサ11、車両のロール角を検出するためのジヤイロスコープ12、車両の走行距離を検出する距離センサ13、人工衛星からの送信電波に基づいて車両の現在位置を検出(測位)するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機14を有している。各センサ11〜14は、それぞれ性質の異なる誤差を有している。このため、制御回路2は、各センサ11〜14の検出値を補間しながら用いることにより、車両の現在位置、進行方向、速度、走行距離、現在時刻等を高精度で検出するようになっている。なお、精度によっては、位置検出器3を上述したセンサ11〜14の一部のみで構成してもよい。また、ステアリングの回転センサや各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。
地図データ入力器4は、道路地図データ、目印データ、マップマッチング用データ、目的地データ(施設データベース)、交通情報を道路データに変換するためのテーブルデータなどの各種データを記録した地図データ記録メディアからデータを読み出すためのドライブ装置により構成されている。地図データ記録メディアには、DVD等の大容量記憶媒体を用いるのが一般的であるが、メモリカード、ハードディスク装置等の媒体を用いてもよい。
上記道路地図データは、道路形状、道路幅、道路名、信号、踏切、建造物、各種施設、地名、地形等のデータを含むとともに、その道路地図を表示装置7の画面上に表示するためのデータを含んでいる。また、目的地データは、駅等の交通機関、レジャー施設、宿泊施設、公共施設等の施設や、小売店、デパート、レストラン等の各種の店舗、住居やマンション、地名などに関する情報からなり、このデータにはそれらの電話番号や住所、緯度および経度等のデータが含まれるとともに、施設を示すランドマーク等を、表示装置7の画面上に道路地図に重ね合せて表示するためのデータを含んで構成されている。
操作スイッチ群5(入力手段に相当)は、詳しく図示はしないが、表示装置7の画面の近傍に設けられたメカニカルスイッチや、表示装置7の画面上に設けられるタッチパネルを含んで構成されている。ユーザー(ドライバ)は、この操作スイッチ群5を用いて、目的地、目的地の検索に必要な情報、後述する制限値L1、通過点などの入力、および表示装置7の画面や表示態様の切り替え等を行う各種のコマンドの入力を行うようになっている。なお、利用者は、リモコン10を操作することによってもコマンド等を入力できるようになっている。
外部メモリ6は、フラッシュメモリカード等から構成され、例えば他の規格に対応するためのプログラムソフトが記憶され、あるいは特定のデータ例えば経路案内時に制御回路2が設定した目的地までの経路のデータ等が記憶されるようになっている。
表示装置7の画面には、車両の位置周辺の地図が各種縮尺で表示されるとともに、その表示に重ね合わせて、車両の現在位置と進行方向とを示す現在地マーク(ポインタ)が表示されるようになっている。また、目的地までの経路案内の実行時には、経路案内用の画面が表示されるようになっている。さらに、表示装置7には、利用者が目的地の検索に必要な情報等を入力したり、目的地の検索や設定を行うための入力用の画面や、各種のメッセージ等も表示されるようになっている。
特に、表示装置7には、図6に示すように、経路案内に際して案内事項を選択するための案内事項の表示と、タッチパネルスイッチの表示とを行う。この図6から分かるように、案内事項としては、例えば、施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内があり、タッチパネルスイッチとして、各案内事項を「する」、「しない」を選択するスイッチが表示される。ユーザーは経路案内を行うに際して、上記案内事項を、好みに応じて選択しておくものである。
制御回路2を構成するマイコンは、CPU、メモリ(RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ等)、I/Oなどを備えている。CPUがROM(またはフラッシュメモリ)に記憶されたプログラムを実行することにより、目的地検索手段、経路探索手段、経路案内手段、選択手段として機能する。
ここで、経路探索手段としての機能は、車両の出発地(現在位置)から目的地までの推奨する走行経路を自動計算するものであり、その手法としては、例えばダイクストラ法が用いられている。具体的には、走行経路に沿って移動可能なように、表示装置7の画面に現在地周辺の道路地図を表示するとともに、車両の現在位置と進行方向を示す現在地マークを道路地図に重ね合わせて表示する機能である。この場合、車両の走行に伴って現在地の表示は地図上を移動し、地図は車両の位置に応じてスクロール表示される。このとき、車両の現在地を道路上にのせるマップマッチングが行なわれる。
また、前記制御回路2には、車両が備えた車速センサ15から車速情報が与えられるようになっている。
次に、本実施例の作用について図2ないし図5も参照して説明する。この図2ないし図5は、経路案内中に、制御回路2によって行われる処理内容を、本発明の要旨に係る部分のみ示すフローチャートである。前記経路案内を開始するまでの、フローチャートは図示していないが、簡単に述べる。ユーザーによって目的地(到着ポイント)が設定されると、制御回路2は、車両の現在位置から上記目的地までの経路を探索し、そして、車両の走行が開始されると位置検出器3より現在位置を取得し、目的地までの案内ポイントの各設定距離(10m、300m、700m)手前に到達したときに、選択された案内事項と、ユーザーの慣れ・不慣れとに基づいて案内ガイダンス(これについては後述する)を行う。
図2では、経路案内時において、当該経路に対するユーザーの慣れ・不慣れを判定する判定手段として制御内容を示している。ステップP1では、制御回路2が予め蓄積(記憶)した慣れ・不慣れ判定用の走行データを取得し、ステップP2では、当該走行データから、探索された経路の走行回数が予め定められた基準値K以上であるか否かを判断する。この場合、図7に示すように、案内ポイントを通過するコースごとにカウントしており、探索経路に含まれる案内ポイントを通過するコースが例えばA1コースである場合、このA1コースの走行回数を基準値Kと比較するものであり、別のコースA2などの走行回数は比較対象としない。そして、探索された経路の走行回数が基準値K以上であるときには、ステップP3に移行し、基準値K未満であるときには、ステップP6に移行して、不慣れであると判定する。
前記ステップP3では、減速パターンとこれに対応するマッチングデータとがマッチングするか(近似するか)否かを判断する。つまり、例えば図8で示す案内ポイントに接近するときにおいて、図9に示すように、制御回路2では、案内ポイントにいたる実車の減速パターンデータXsを走行データとして記憶しており、予め定められた通常走行のマッチングデータ(減速パターンに対応するマッチングデータ)S1、交通情報判断時のマッチングデータS2(減速パターンに対応するマッチングデータ)にいずれかと、減速パターンデータXsのカーブの形態がほぼマッチングするか否かを判断する。マッチングしなければ、前記ステップP6にて不慣れであると判定する。マッチングすれば、ステップP4に移行する。
このステップP4では、また、レーン変更パターンとこれに対応するマッチングデータとがマッチングするか(近似するか)否か判断する。つまり、図10に示すように実車のレーン変更パターンデータXrを走行データとして記憶しており、このレーン変更パターンデータXrと、予め定められたマッチングデータKr(レーン変更パターンに対応するマッチングデータ)とがマッチングするか否かを判断する。マッチングしなければ、前記ステップP6にて不慣れであると判定し、マッチングすれば、ステップP5に移行して、慣れていると判定する。
上記ステップP5、ステップP6の判定結果は、図3ないし図5の案内制御に使用される。
この場合、ユーザーは前述した施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内といった各案内事項を適宜選択しているものとする(選択しない場合には初期選択モードが設定されるものとする)。
図3のステップQ1では、案内ポイントまでの距離Dが第1の設定距離D1(例えば10m)未満であるか否かを判断し、「NO」のとき、ステップQ2で上記距離Dが上記D1以上で且つ第2の設定距離D2(例えば300m)未満であるか否かを判断し、「NO」のとき、ステップQ3(図4参照)で上記距離Dが前記第2の設定距離D2以上で第3の設定距離D3(例えば700m)未満であるか否かを判断する。
車両走行時においては、案内ポイントに対して遠くから接近することから、通常の場合、最初、ステップQ3の「NO」が判断される。このステップQ3で「NO」が判断されると、図5のステップQ401に移行し、このステップQ401で交差点・信号案内が選択(ON)されていることが判断されると、ステップQ402で、案内ポイントまで信号が1個以上あるか否かを判断し、「YES」のときにはステップQ403に移行し、慣れ・不慣れの判定結果に応じた案内を行う。
このステップQ403の案内(表示装置7による表示案内及び音声出力装置8による音声案内)は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、信号を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、信号○個以上直進です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、比較的簡単な案内として設定されたデフォルト案内(この場合距離を使ったデフォルト案内)を行う(例えば、○○km以上直進です)。
前記ステップQ402で、案内ポイントまで信号が1個以上無い(信号無し)と判断されたときには、ステップQ407で案内ポイントまでに交差点が1個以上あるか否かを判断し、1個以上あるときには、ステップQ408に移行し、慣れ・不慣れの判定結果に応じた案内を行う。
このステップQ408の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、交差点を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、交差点○個以上直進です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、○○km直進以上です)。
前記ステップQ407で案内ポイントまでに交差点がないときには、「NO」に従ってステップQ409に移行し、慣れ・不慣れの判定結果に応じた案内を行う。
このステップQ409の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、距離を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、○○km直進以上です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、○○km直進以上です(この場合「不慣れ」と同じ))。
なお、前記ステップQ401で、交差点・信号案内が選択されていないと判断された場合も、このステップQ409において、前述の慣れ・不慣れの判定結果に応じた案内を行う。
これらステップQ403、ステップQ408、ステップQ409の後、ステップQ404に移行して道路名称案内が選択されているか否かを判断し、選択されていれば、ステップQ405に移行して、この先の案内ポイント通過後に案内可能な別道路に乗り換える経路となっているか否かを判断する。「YES」であれば、ステップQ406に移行して、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、道路名称を使った案内を行う。
このステップQ406の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、道路名称を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、○号線からその先○号線に乗る方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、デフォルト案内を行う(この場合、案内なし、としている)。
前記ステップQ404で「NO」のとき、及びステップQ405で「NO」のときには、ステップQ1に戻るが、この後、案内ポイントまでの距離が第3の設定距離D3となるから、このステップQ1の「NO」、ステップQ2の「NO」、ステップQ3の「YES」を経てステップQ301に移行することになる。このステップQ301で、交差点・信号案内が選択されているか否かを判断する。選択されていれば、ステップQ302で、案内ポイントに信号があるか否かを判断し、「YES」であれば、ステップQ303で、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、信号を使った案内を行う。
このステップQ303の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、信号を使った比較的詳細な案内を行い(例えば、2つの信号を直進、3つ目の信号を右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、700m先右方向です)。
前記ステップQ302で「NO」であったときには、ステップQ307に移行して案内ポイントに交差点があるか否かを判断し、「YES」のときには、ステップQ308に移行して、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、交差点を使った案内を行う。
このステップQ308の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、交差点を使った比較的詳細な案内を行い(例えば、この先2つの交差点を直進し、3つ目の交差点を右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、700m先右方向です)。
前記ステップQ307で「NO」と判断されたときにはステップQ309に移行して、慣れ・不慣れの判定結果に応じた案内を行う。
このステップQ309の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、距離を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、○m先右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、700m先右方向です)。
なお、前記ステップQ301で、交差点・信号案内が選択されていないと判断された場合も、このステップQ309において、前述と同様の慣れ・不慣れの判定結果に応じた案内を行う。
前記ステップQ303、ステップQ308、ステップQ309の後、ステップQ304に移行し、道路名称案内が選択されているか否かを判断し、選択されていれば、ステップQ305に移行して、この先の案内ポイント通過後に案内可能な別道路に乗り換える経路となっているか否かを判断する。「YES」であれば、ステップQ306に移行して、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、道路名称を使った案内を行う。
このステップQ306の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、道路名称を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、○号線に乗る方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、デフォルト案内を行う(この場合、案内なし、としている)。
前記ステップQ304で「NO」のとき、及びステップQ305で「NO」のときには、ステップQ1に戻るが、この後、案内ポイントまでの距離Dが第2の設定距離D2となるから、このステップQ1の「NO」、ステップQ2の「YES」を経てステップQ201に移行することになる。
このステップQ201で施設名称案内が選択されていれば、ステップQ202に移行して、案内ポイントに案内可能な施設があるか否かを判断し、「YES」であれば、ステップQ203に移行して、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、施設名を使った案内を行う。
このステップQ203の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、施設名称を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、右側に○○のある交差点を右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、○○m先右方向です)。
ステップQ202で「NO」であると、ステップQ204に移行して、交差点・信号案内が選択されているか否かを判断し、選択されていれば、ステップQ205に移行して、案内ポイントに交差点名称があるか否かの判断をし、「YES」であれば、ステップQ206に移行し、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、交差点名称を使った案内を行う。
このステップQ206の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、交差点名称を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、2つ目の○○交差点を右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、○○m先右方向です)。
前記ステップQ205で、「NO」のときには、ステップQ207に移行して、案内ポイントに信号があるか否かを判断し、「YES」であるときにはステップQ208に移行して、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、信号を使った案内を行う。
このステップQ208の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、信号を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、2つ目の信号を右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、○○m先右方向です)。
ステップQ207で「NO」のときには、ステップQ209に移行して、案内ポイントに交差点があるか否かを判断し、「YES」であれば、ステップQ210で、慣れ・不慣れの判定結果に応じた、交差点を使った案内を行う。
このステップQ210の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、交差点を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、2つ目の交差点を右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、○○m先右方向です)。
前記ステップQ209で「NO」と判断されたとき、及び前記ステップQ204で「NO」と判断されたときにはステップQ211に移行して、慣れ・不慣れの判定結果に応じた案内を行う。
このステップQ211の案内は、
「不慣れ」判定結果が取得されている場合には、距離を使って比較的詳細な案内を行い(例えば、○m先右方向です)、
「慣れている」判定結果が取得されている場合には、距離を使ったデフォルト案内を行う(例えば、○○m先右方向です(この場合「不慣れ」と同じ))。
前記ステップQ206、ステップQ208、ステップQ210、ステップQ211の後は、ステップQ1に戻る。この後は、案内ポイントまでの距離Dが第1の設定距離D1未満となることから、このステップQ1で「YES」となり、ステップQ101に移行し、この場合、前記案内事項の選択の有無に関係なく、且つ、慣れ・不慣れの判定結果に関係なく、案内ポイント通過案内を行う。この案内ポイント通過案内は、例えば音声でなく「ピー」といった合図音などで行う。
このような本実施例によれば、探索した経路に対するユーザー(ドライバ)の慣れ・不慣れを判定し、且つ、前記経路についての案内事項をユーザーが選択できるようにし、選択された案内事項について案内し且つ当該案内事項の詳細度を、慣れ・不慣れの判定結果に基づいて変更するから、ユーザーの探索経路慣れ・不慣れに応じ且つユーザーの意思に応じた案内を行うことができる。
この場合、本実施例によれば、前記選択可能な案内事項として、施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内を選択できるようにしたので、施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内について、ユーザーが任意に選択できて、便利である。
また、本実施例によれば、「慣れている」と判定する条件を、A.探索された経路の走行回数が予め定められた基準値K以上であること、B.減速パターンデータXsと通常走行のマッチングデータS1あるいは、交通情報判断時のマッチングデータS2のいずれかとマッチングすること、C.レーン変更パターンXrとマッチングデータKrとがマッチングすること、のいずれも満足することを条件としたから、当該探索された経路に対するユーザーの慣れ・不慣れを正確に判定することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限られず、次のように変更して実施しても良い。例えば、前記選択可能な案内事項としては、施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内の少なくとも一つを含むようにしても良い。また、「慣れている」と判定する条件を、前記A、B、Cのいずれも満足することとしたが、これはA、B、Cのうち少なくとも一つを満足することを「慣れている」の判定条件としても良く、これによっても、当該探索された経路に対するユーザーの慣れ・不慣れを適正に判定することができる。
本発明の一実施例を示すカーナビゲーション装置の電気的構成のブロック図 慣れ・不慣れ判定を説明するためのフローチャート 案内を説明するためのフローチャート(その1) 案内を説明するためのフローチャート(その2) 案内を説明するためのフローチャート(その3) 選択される案内事項を表示した表示画面を示す図 走行回数を説明するための案内ポイント部分の図 減速パターンを説明するための案内ポイント部分の図 減速パターンとマッチングデータとを説明するための図 レーン変更パターンとマッチングデータとを説明するための図
符号の説明
図面中、1はカーナビゲーション装置、2は制御装置(判定手段)、3は位置検出器、5は操作スイッチ群(選択手段)、7は表示装置、8は音声出力装置を示す。

Claims (3)

  1. 現在位置から設定された目的地までの経路を地図データ上で探索し、探索した経路についての案内を行うカーナビゲーション装置において、
    前記探索した経路に対するユーザーの慣れ・不慣れを判定する判定手段と、
    前記経路についての案内事項をユーザーが選択するための選択手段と、
    この選択手段により選択された案内事項について案内し且つ当該案内事項の詳細度を前記判定手段の判定結果に基づいて変更することを特徴とするカーナビゲーション装置。
  2. 前記請求項1に記載のカーナビゲーション装置において、
    前記選択手段による選択可能な案内事項には、施設名称案内、交差点・信号案内、道路名称案内の少なくとも一つが含まれていることを特徴とするカーナビゲーション装置。
  3. 前記請求項1又は2に記載のカーナビゲーション装置において、
    前記判定手段は、探索された経路の走行回数が基準値を上回ること、探索された経路における減速パターンが当該パターンに対応するマッチングデータとマッチングすること、及び、探索された経路におけるレーン変更パターンが当該パターンに対応するマッチングデータとマッチングすること、の少なくとも一つを満足することを条件に、当該探索された経路に対してユーザーが慣れていると判定することを特徴とするカーナビゲーション装置。
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