JP2008118627A - 映像記録再生システム - Google Patents

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Abstract

【課題】POSシステムやGPSアンテナ等の既存の設備をネットワークカメラ等と連動させることにより、防犯、店舗監視、車両管理等の各種の管理・監視業務において使用される、新規かつ有用なシステムを提供すること。
【解決手段】 本発明による映像記録再生システムは、ネットワーク20に接続された端末装置10と、ネットワーク20に接続された一以上の映像記録装置31,32,33を備えており、映像記録装置31,32,33がそれぞれ第一の映像を表す第一の映像信号が入力される映像入力端子と、第一の情報が入力される情報入力端子と、ネットワーク20に接続され、ネットワーク20に第二の情報を出力するネットワーク出力端子と、第一の映像及び第一の情報を記録するための記録媒体を備えており、第二の情報が第一の映像を表す情報と第一の情報を含み、端末装置10が第二の情報を受信して第一の映像と第一の情報を同時に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータネットワーク及びこれに接続可能な映像記録装置に関する。
近年、主にブロードバンドの普及によるネットワーク技術の進歩により、遠隔地で取得された各種の情報がインターネット等のグローバルネットワークを介してリアルタイムに送信されている。インターネットを介して送信される情報の一例として、ネットワークカメラにより撮影された映像が挙げられる。この映像は、防犯、監視又は遠隔地の相手との会話等のために使用されている。
このネットワークカメラに代わるものとして、ネットワークに接続可能なデジタルビデオレコーダ(DVR)とこれに接続されたカメラの組み合わせも考えられる。DVRを使用すれば、単なるネットワークカメラと異なり、リアルタイムの映像のみならず録画した映像をネットワークを通じて送信することが可能になる。
ネットワークカメラ等を利用して、商品を販売する小売店等の防犯及び監視を行うことも考えられるが、単にネットワークカメラ等を設置しただけでは、カメラによる撮影時点にキャッシュレジスターにどのような入力がなされたのかを知ることはできない。現在のキャッシュレジスターは、コンピュータ化された販売時点管理(POS)システムの一部を構成していることが一般的であるが、POSシステムとネットワークカメラ等の連動についてはほとんど考慮されていないのが実情である。
ネットワークカメラ等を利用して、自動車等の乗物の監視や走行記録を行うことも考えられるが、走行中の乗物内からグローバルネットワークに安定した接続を確立することは困難である。また、撮影時点における乗物の位置や状態を知ることも困難である。現在、全地球測位システム(GPS)を利用した情報表示装置や、車載用の監視装置が存在しているが、GPSとネットワークカメラ等の連動については余り考慮されていない。
他方、利用者のコンピュータやネットワークカメラ等にはインターネットプロトコル(IP)アドレスが割り当てられており、これを用いて通信を行う。IPアドレスは、三十二ビットの数字の羅列であって利用者が覚えることが困難であるため、比較的覚えやすいドメイン名に変換されて使用される。
固定IPアドレスの登録及び維持に掛かる費用を考慮すれば、特に多数のネットワークカメラ等を使用する場合に、各ネットワークカメラ等について固定のIPアドレスを取得することは困難である。そこで、各ネットワークに不特定のIPアドレスを割り当てられた場合であっても、利用者のコンピュータから容易かつ確実にアクセスするための方法を確立することが求められている。
特開2002−252626号公報 特開2004−363903号公報 特開平6−161396号公報 特開2006−215671号公報
本発明が解決しようとする課題は、POSシステムやGPSアンテナ等の既存の設備をネットワークカメラ等と連動させることにより、防犯、店舗監視、車両管理等の各種の管理・監視業務において使用される、新規かつ有用なシステムを提供することである。
本発明による映像記録再生装置は、第一の映像を表す第一の映像信号が入力される映像入力部と、第一の情報が入力される情報入力部と、前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するための記録部と、前記第一の映像信号と前記第一の情報から第二の映像を表す第二の映像信号を生成する変換部と、前記第二の映像信号が出力される映像出力部を備えた映像記録再生装置であって、前記第二の映像が、前記第一の映像を含み、かつ、前記第一の情報を表示した映像であることにより、上記課題を解決する。
前記第一の映像はカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報は販売時点情報管理(POS)情報であってもよい。前記第一の映像は乗物に搭載されたカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報は前記乗物の移動速度及び位置を含んでもよい。前記乗物の位置は全地球測位システム(GPS)により測定されたものであってもよい。前記第二の映像は、少なくとも前記乗物の位置から算出された交通機関案内情報をさらに表示した映像であってもよい。
前記映像記録再生装置は第三の映像を表す第三の映像信号を受信する受信部をさらに備え、前記第二の映像が前記第三の映像をも含む映像であってもよい。前記第三の映像は、広告用の映像を含んでもよい。前記変換部及び前記記録部の一部又は全部は、汎用の電子計算機であってもよい。
本発明による映像記録再生システムは、ネットワークに接続された端末装置と、前記ネットワークに接続された一以上の映像記録装置を備えた映像記録再生システムであって、前記映像記録装置が、第一の映像を表す第一の映像信号が入力される映像入力端子と、第一の情報が入力される情報入力端子と、前記ネットワークに接続され、前記ネットワークに第二の情報を出力するネットワーク出力端子と、前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するための記録媒体を備えており、前記第二の情報が、前記第一の映像を表す情報と前記第一の情報を含み、前記端末装置が、前記第二の情報を受信して前記第一の映像と前記第一の情報を同時に表示することにより、上記課題を解決する。
前記映像記録再生システムは、ドメイン名とインターネットプロトコル(IP)アドレスを関連付けるダイナミックドメイン名システム(DNS)サーバをさらに含み、前記ダイナミックDNSサーバが、前記映像記録装置が前記ネットワークに接続した時に前記映像記録装置にIPアドレスを割り当て、前記IPアドレスに対応するドメイン名を出力してもよい。
前記第一の映像はカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報は販売時点情報管理(POS)情報であって、前記端末装置が、前記第一の映像と、前記第一の映像が撮影された時点の販売時点情報管理(POS)情報を同時に表示してもよい。
前記第一の映像は乗物に搭載されたカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報は前記乗物の移動速度及び位置を含み、前記端末装置が、前記第一の映像と、前記第一の映像が撮影された時点の前記乗物の移動速度及び位置を同時に表示してもよい。
前記端末装置は、前記乗物の移動速度及び位置と同時に地図をさらに表示し、前記乗物の移動方向及び位置が前記地図上において表示されてもよい。前記第一の映像は位置を固定された一以上のカメラにより撮影された映像であり、前記端末装置が、地図と、前記地図上における前記カメラの位置を同時に表示してもよい。前記第一の情報は複数のイベントを記録したイベントログを含み、前記端末装置において前記イベントログを検索することが可能であってもよい。
本発明の映像記録再生方法は、第一の映像を表す第一の映像信号を入力するステップと、第一の情報を入力するステップと、前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するステップと、前記第一の映像信号と前記第一の情報から第二の映像を表す第二の映像信号を生成するステップと、前記第二の映像信号を出力するステップを含む、映像記録再生方法であって、前記第二の映像が、前記第一の映像を含み、かつ、前記第一の情報を表示した映像であることにより、上記課題を解決する。
前記第一の映像はカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報は販売時点情報管理(POS)情報であってもよい。前記第一の映像は乗物に搭載されたカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報は前記乗物の移動速度及び位置を含んでもよい。
前記映像記録再生方法は、前記第一の映像中の動きを検出するステップをさらに含み、前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するステップにおいて、前記第一の映像中の動きが検出されたときに前記第一の映像の記録が開始されてもよい。前記第二の映像信号は、コンピュータネットワークに出力されてもよい。
この発明による情報通信システムは、ネットワークに接続された情報を取得するための複数の情報取得媒体と、前記複数の情報取得媒体により取得した情報を受信する利用者端末からなる通信システムであって、前記複数の情報取得媒体は、ネットワークヘの接続時に、DDNSサーバにより、IPアドレスが割り当てられ、前記利用者端末が、前記DDNSサーバに接続を希望する前記情報取得媒体のドメイン名を送信し、前記DDNSサーバが、前記利用者端末からの前記ドメイン名と、前記IPアドレスを関連付けることにより、前記利用者端末と前記情報取得媒体を接続する。
前記複数の情報取得媒体の一部又は全部は、情報を取得するための情報取得部と、前記情報を保存する為の情報記録部を有していてもよい。前記DDNSサーバは、前記複数の情報取得媒体により取得した情報を保存するための中央データサーバを備えていてもよい。前記複数の情報取得媒体の全部又は一部は、カメラを用いて画像を取得するものであってもよい。前記複数の情報取得媒体の全部又は一部は、前記カメラと、異常を感知するセンサを有し、前記センサが異常を感知した場合、特定の利用者端末に報知するものであってもよい。前記複数の情報取得媒体の全部又は一部は、前記カメラと、商品の販売時に、販売に伴う販売関連情報を取得するPOS端末とからなり、前記POS端末により取得したPOS情報が、前記カメラが取得した画像に埋め込まれてもよい。前記利用者端末は、前記情報取得媒体の設置された位置に関する位置データを、マップデータと関連付けて表示してもよい。
本発明の映像記録再生装置及び方法によれば、記録部に記録された第一の映像を表す第一の映像信号と第一の情報から第二の映像を表す第二の映像信号を生成して出力することにより、前記第一の情報の内容を利用して、防犯、店舗監視、車両管理など、種々の監視・管理業務を容易に行うことができる。
また、本発明の映像記録再生システムによれば、映像記録装置が第一の映像を表す第一の映像信号と第一の情報を含む第二の情報をネットワークに出力し、端末装置が前記第二の情報を受信して前記第一の映像と前記第一の情報を表示することにより、前記第一の情報の内容を利用して、防犯、店舗監視、車両管理など、種々の監視・管理業務を容易に行うことができる。
特に、第一の情報としてPOS情報を使用し、POS情報を検索することにより、特定のPOS情報の入力があった時点の店内の状況を容易に検証することができる。また、第一の情報としてGPS情報を使用した場合、移動経路と同時に乗物の外の状況を検証したり、任意の速度を超過した時点の映像を選択して再生することによって、運転者の法令違反の発見や事故状況の検証を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本明細書において、「映像」とは連続的に表示される画像を指し、動画及び静止画の両方を含む。
図1は、本発明によるDVRネットワークシステムの全体の構成を示す概念図である。端末装置10は、グローバルネットワーク20を介して、デジタルビデオレコーダ(DVR)31〜33に間接的に接続されている。
端末装置10は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)等の任意の情報処理装置であり、情報を処理した結果を表示するための表示装置と、マウス、キーボード等の任意の入力装置を備えている。端末装置10は、例えばインターネットのような地球上の複数の領域をカバーする広域ネットワーク(WAN)であるグローバルネットワーク20に接続されている。端末装置10とグローバルネットワーク20の接続は、公知のモデム、ルータ、ネットワークケーブル等を利用して行われる。
一方、端末装置10とは別の場所に設置されたDVR31〜33もまた、それぞれグローバルネットワーク20に接続されている。DVR31〜33は、それぞれローカルエリアネットワーク(LAN)ポートのようなネットワーク入出力端子を備えている。DVR31〜33とグローバルネットワーク20の接続は、公知のモデム、ルータ、ネットワークケーブル等を利用して行われる。
後述するように、DVR31〜33は、拡張基板型、組み込み型、車載型等の種々の形態を採ることが可能であり、その形態に合わせて、店舗・家屋等の建物内、自動車・列車等の乗物内、道路・公園等の屋外など、任意の場所に設置することができる。
DVR31〜33は、それぞれカメラ41〜43が接続されている。DVR31〜33は一以上の映像入力端子を備えており、カメラ41〜43との接続は、前記映像入力端子を介して行われる。図1に示された実施形態においては、DVR及びカメラはそれぞれ3基であるが、DVR及びカメラの数は一以上の任意の数を採ることができる。
本発明によるDVRネットワークシステムは、動的ドメイン名システム(DDNS)サーバ50を含んでいても良い。DDNSサーバ50は、DVR31〜33のIPアドレスを取得し、これをドメイン名に変換して格納する。DDNSサーバ50が存在しない場合、端末装置10は各DVR31〜33のIPアドレスを把握しなければDVR31〜33にアクセスすることができない。
しかし、DDNSサーバ50が存在する場合には、端末装置10はDVR31〜33について予め定めたドメイン名をDDNSサーバに送信することにより、当該ドメイン名に対応したDVR31〜33のIPアドレスをDDNSサーバから受信することができる。これにより、DVR31〜33のIPアドレスが固定されていなくとも、端末装置10はDVR31〜33にアクセスすることが可能となる。
(組み込み型DVR)
本発明によるDVRには、単独で動作することが可能な組み込み型と、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータ用の拡張基板として提供される拡張基板型がある。
図2A及び図2Bは、それぞれ本発明による組み込み型DVRの正面図及び背面図である。図2Aに示すように、組み込み型DVR200は、その前面に操作スイッチ241〜249を備えている。また、図2Bに示すように、組み込み型DVR200は、電源スイッチ202と、LANポート203と、二つのUSBポート204,205と、RS−232Cポート206と、映像出力端子208と、電源端子210と、映像入力端子215〜218と、入出力コネクタ220と、音声入出力端子221を備えている。入出力コネクタ220は、センサ入力端子S1〜S4と、アラーム出力端子A1〜A4と、RS485ポートTXと、2つの接地端子GNDを備えている。
図3は、組み込み型DVR200の内部構成を示すブロック図である。組み込み型DVR200は、中央演算処理装置(CPU)230により制御される単体でも動作可能な装置である。CPU230は、バスを介してメモリ231、ハードディスク(HD)コントローラ232、入出力(I/O)コントローラ234に接続されている。HDコントローラ232はハードディスク233に接続されており、CPU230はHDコントローラ232を介してハードディスク233を読み書きすることができる。
入出力(I/O)コントローラ234は、直接的又は間接的に各種の入出力端子に接続されている。具体的には、I/Oコントローラ234は、操作スイッチ241〜249、LANポート203、USBポート204,205、RS−232Cポート206、デジタル/アナログ(D/A)変換器237,239、アナログ/デジタル(A/D)変換器238に接続されている。
D/A変換器237,239はそれぞれ映像出力端子208及び音声入出力端子221に接続されており、I/Oコントローラ234から入力されるデジタル信号をアナログ信号に変換してそれぞれ映像出力端子208及び音声入出力端子221に出力する。一方、A/D変換器238は、4つの映像入力端子215〜218から入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換してI/Oコントローラ234に出力する。図面の簡略化のために、1つのA/D変換器238のみが示されているが、実際にはA/D変換器238は4つの映像入力端子215〜218からの4つの入力信号をそれぞれA/D変換した4つのデジタル信号をI/Oコントローラ234に出力する。
汎用のコンピュータと同様に、CPU230は、メモリ231に格納されたプログラムに含まれる命令を逐次実行し、演算結果をメモリ231又はハードディスク233に格納する。また、CPU230は、演算結果又はメモリ231の内容を、I/Oコントローラ234を介して各種出力端子に出力することができる。CPU230は、I/Oコントローラ234を介して各種の入力を受け取り、これを演算に使用したりメモリ231に格納することも可能である。
LANポート203又はユニバーサルシリアルバス(USB)ポート204,205には、LAN又はUSB接続に対応するPOSシステムを接続することができる。組み込み型DVR200は、LANポート203又はUSBポート204,205から入力された信号をI/Oコントローラ234により変換し、POSシステムにより出力された情報を得る。前記情報は、例えば販売した商品、価格、担当者等のテキストデータであり、このテキストデータはCPU230を介してメモリ231及びハードディスク233に格納される。
図4は、組み込み型DVR200が映像出力端子208から出力する画面の例である。メモリ231に格納された制御プログラムにより、CPU230は、ハードディスクに格納された画像データ上に、ハードディスクに格納されたテキストデータを表示した画像を生成して、メモリ231上に格納する。具体的には、CPU230は一旦ハードディスク233に格納された画像データをメモリ231にロードする。次に、CPU230はハードディスク233に格納されたテキストデータをメモリ231にロードする。次に、CPU230は、前記テキストデータの各文字に対応するフォントデータをメモリ231に含まれる読み出し専用メモリ(ROM)から読み出し、先にロードされている画像データ上に、各文字のフォントデータを重ね合せて、メモリ231上に新たな画像データを作成する。
これにより、記録された元の映像の1フレームに、当該時刻に販売した商品、価格、担当者等の文字を重ねて表示した画像がメモリ231上に得られる。この画像を1つのフレームとして、CPU230、I/Oコントローラ234、D/A変換器237を介して映像出力端子208に出力することにより、映像出力端子208から元の映像の1フレームに文字を重ねた画像を表すアナログ信号が出力される。前記処理が繰り返されることにより、映像出力端子208から、元の映像の各フレームに、映像が記録された時刻にPOSシステムから入力された情報を示す文字を重ねて表示した画像を表す映像信号が連続的に出力される。
このように、組み込み型DVR200を使用すれば、カメラにより撮影された映像とPOSシステムから入力された情報を同時に記録することができ、また、カメラにより撮影された映像にPOSシステムから入力された情報を重ねて表示した映像を容易に得ることができる。その結果、盗難やキャッシュレジスターでの不正行為があった場合に、カメラにより撮影された映像とPOSシステムから入力された情報を同時に見ることによって、容易に盗難等が行われた時点の状況を検証することが容易になる。
(拡張基板型DVR)
図5Aは、本発明による拡張基板型DVRの外観を示す図である。拡張基板型DVRは単独で動作するものではなく、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータに実装することにより、実装されたコンピュータのソフトウェア及びハードウェアと共に動作し、全体として1基のDVRとして動作する。
拡張基板型DVR400は、主基板401と、オーディオ拡張基板402と、デジタル入出力制御基板403から構成されている。主基板401は、ケーブル401a,401bによりオーディオ拡張基板402に接続され、ケーブル401cによりデジタル入出力制御基板403に接続されている。
図5Bは、拡張基板型DVR400が汎用コンピュータに実装された状態を示す。図示されるように、主基板401のコネクタ401dは、好適にはPCI(周辺構成要素相互接続)に準拠して製作されており、汎用コンピュータのPCIスロット404に挿入される。なお、汎用コンピュータが有し得るスロットであれば、PCIの上位仕様のPCI−Express等、PCI以外の仕様に対応した拡張基板型DVR400を製作し得ることは当業者には自明である。
オーディオ拡張基板402及びデジタル入出力制御基板403は、汎用コンピュータには直接接続されず、使用されていないPCIスロット405,406の上方の空間を利用して固定される。
図5Cは、拡張基板型DVR400が実装された汎用コンピュータの背面を示す斜視図である。図5Cに示す汎用コンピュータの背面には、映像入力端子415と、映像出力端子408と、音声入力端子407と、センサ入力端子420と、デジタル出力端子421と、RS485端子456が存在する。
図5Cの例においては、映像入力端子の数は16個であり、音声入力端子の数は4個であるが、これらは一例である。前記以外にも、例えば映像入力端子の数と音声入力端子の数が共に32個であるものなど、任意の数の映像入力端子、音声入力端子を有する拡張基板型DVR400が設計可能であることは当業者には自明である。
図6は、拡張基板型DVR400と汎用コンピュータが組み合わされた構成を示すブロック図である。拡張基板型DVR400は、CPU430により汎用コンピュータ490から独立して処理を行うことが可能な拡張基板である。拡張基板型DVR400と汎用コンピュータ490との通信は、それぞれが有するPCIインターフェース432,494を介して、PCIバス450により行われる。
拡張基板型DVR400のCPU430は、バスを介してメモリ431、PCIインターフェース432及びI/Oコントローラ434に接続されている。I/Oコントローラ434は、デジタル入出力・PTZ(パン・チルト・ズーム)ユニット435、音声ユニット436、D/A変換器437及びA/D変換器438に接続されており、これらを介して映像入力端子415、映像出力端子408、音声入力端子407、センサ入力端子420、デジタル出力端子421等の各端子による入出力を制御する。I/Oコントローラ434による制御の内容は、CPU430により実行されるプログラムに依存して、CPU430からI/Oコントローラ434に入力される。
図5Aの例においては、音声ユニット436及び音声入力端子407はオーディオ拡張基板402に搭載され、デジタル入出力・PTZユニット435、センサ入力端子420及びデジタル出力端子421はデジタル入出力制御基板403に搭載されているが、拡張基板型DVR400の構成要素が全て同一の一枚の基板上に搭載されていてもよいことは、当業者には自明である。
一方、汎用コンピュータ490は、CPU491により制御される、DVR以外の用途にも利用可能なコンピュータであって、典型的にはパーソナルコンピュータ又はワークステーションである。CPU491は、バスを介してメモリ492、ハードディスク493、PCIインターフェース494等に接続されており、メモリ492上のプログラムを実行して演算結果をメモリ492又はハードディスク493に格納するか、PCIインターフェース494に出力する。
メモリ492には、汎用コンピュータ490をDVRの一部として動作させるプログラムがロードされる。プログラムのインストール及びロードの手順は、当業者には自明であるため詳述しない。
図6に示す拡張基板型DVR400と汎用コンピュータ490の組み合わせの動作は、基本的には組み込み型DVR200と同じであるが、映像が汎用コンピュータ490のハードディスク493上に記録される点が異なる。これは、拡張基板型DVR400のCPU430からPCIインターフェース432,494を介して汎用コンピュータ490のCPU491に映像を記録するよう指示することによって行われる。具体的には、メモリ492にロードされるプログラム中にはPCIインターフェース494から入力される映像をハードディスク493に記録するルーチン又はメソッドが含まれており、前記ルーチンを呼び出すようCPU430からCPU491に通知することによって、映像のハードディスク493への記録が行われる。
(車載型DVR)
図7Aは、乗物に搭載することが可能な車載型DVRの正面から見た斜視図である。図7Aに示すように、車載型DVR700は、その前面にハードディスク端子701と、リモコン受信器702と、LANポート703と、USBポート704,705と、RS−232Cポート706と、音声入出力端子707と、映像出力端子708を備えている。
図7Bは、車載型DVR700の背面図である。図7Bに示すように、車載型DVR700は、その背面に電源端子710と、カメラ用電源端子711〜714と、映像入力端子715〜718と、GPS入力端子719と、入出力コネクタ720と、音声出力端子721を備えている。入出力コネクタ720は、センサ入力端子S1〜S4と、アラーム出力端子A1〜A4と、RS485ポートTXと、2つの接地端子GNDを備えている。
図7Cは、車載型DVR700を操作するためのリモコンを示す。リモコンは、車載型DVR700のリモコン受信器702に赤外線、無線等によりデータを送信することにより、車載型DVR700を制御するために使用される。
図8Aは、車載型DVR700の内部構成を示すブロック図である。車載型DVR700の構成は、図3の組み込み型DVR200の構成とほぼ同じであるが、GPS入力端子719を搭載している点が異なる。GPS入力端子719には、市販のカーナビゲーションシステムと同様に、GPSアンテナを接続する。GPSアンテナ及びそのGPS入力端子への接続方法については、当業者には周知であるため説明を省略する。
組み込み型DVR200においては、POSシステムとの接続によりPOSシステムから入力された情報をハードディスク233に記録することが可能であるが、車載型DVR700においては、GPSアンテナから入力された情報(以下、「GPS情報」とする。)をハードディスク733に記録することが可能である。GPSアンテナから入力された情報のハードディスク733への記録は、映像入力端子715〜718から入力された映像のハードディスク733への記録と同時に行われる。
また、車載型DVR700においては、ハードディスク733に記録された映像上にGPS情報を表示した映像を表す映像信号を映像出力端子708から出力することが可能である。表示されるGPS情報は、映像がハードディスク733に記録された時点のものである。そのため、映像入力端子715〜718のいずれかにカメラが接続されている場合、カメラにより撮影された時点のGPS情報が、撮影された映像上に表示されて映像出力端子708から出力されることとなる。なお、GPS情報は緯度、経度及び速度を含む。なお、緯度及び経度の変化から速度、移動方向、走行距離等を算出可能であることは当業者には容易に理解される。また、緯度、経度及び速度に加えて、移動方向、走行距離等の追加情報を前記GPS情報に含めてもよい。
図8Bは、車載型DVR700が映像出力端子708から出力する画面の例である。図8Bに示すように、画面は映像入力端子715〜718から入力された4つの映像801〜804をそれぞれ表示すると共に、映像801上にGPS情報805を表示する。
映像801〜804は、本来ハードディスク733に記録されていた映像を縮小した上で、画面を4分割して4つの映像を同時に出力したものである。映像縮小のアルゴリズムについては種々のものが公知であり、また画面を4分割して4つの映像を同時出力する方法も公知であるため、いずれも説明を省略する。なお、ハードディスク733に記録された映像上にGPS情報を表示した映像を出力する方法については、組み込み型DVR200について図4を参照して上述した方法と同様である。
なお、車載型DVR700は、いわゆるワンセグ(1セグメント部分受信サービス)等のテレビジョン放送に対応した受信機を備えていてもよい。前記受信機は、車載型DVR700の内部に搭載されるか、車載型DVR700の外部にあって映像入力端子715〜718のいずれかに接続される。前記受信機により受信した映像は、映像出力端子708から出力することができる。前記受信機を別途準備した広告専門のチャンネルに合わせれば、車載型DVR700が出力する画面を公共の乗物における車内広告に使用することも可能である。
さらに、公共交通機関の路線図、時刻表等を格納した外部データベースを参照するか、又はそのようなデータベースをハードディスク733内に搭載すれば、GPS情報に含まれる位置情報から、車載型DVR700は、これを搭載する乗物の現在位置の周囲の公共交通機関情報を取得することが可能である。車載型DVR700のメモリ731に格納されたプログラムにより、取得した公共交通機関情報を映像出力端子708から出力させるようにすれば、車載型DVR700を搭載する乗物の周囲の公共交通機関情報(例えば、乗り換えのバスの時刻)を乗客に知らせる案内を行うことが可能である。
以上説明した組み込み型DVR200、拡張基板型DVR400及び車載型DVR700がLANポート又は映像出力端子から出力する映像には、いずれも電子透かしを埋め込むことが可能である。電子透かしとして埋め込まれる情報としては、映像が記録された時点におけるPOS情報、GPS情報等が使用され得る。電子透かしを埋め込むことにより、データの改ざんを防止し、本発明のシステムの信頼性を高めることができる。なお、電子透かしの埋め込み技術については公知であるためここでは詳述しない。
図9は、図1の端末装置10において動作するアプリケーションソフトウェア(以下、「本ソフトウェア」とする。)のモード移行を示す。
本ソフトウェアは、メインモード901と、検索モード902と、マップモード903と、設定モード904と、バックアップモード905において動作し、前記各モードの間を移行することができる。モードの移行は、メインモード901を挟んで、あるいは各モード間にて直接行われる。
以下、各モードにおける本ソフトウェアの動作について説明する。以下の説明はマウスを使用して行うことを前提とするが、タッチパネル、キーボード、タブレット、ライトペン等の他の入力装置を使用しても実現できることは、当業者には自明である。以下の説明においては、画面中の任意の構成要素にカーソルを合わせてマウスの左ボタンをクリックすることを単に「左クリックする」と表現する。特に、ボタンにカーソルを合せてマウスの左ボタンをクリックすることを「ボタンを押す」と表現する。「ボタンを押す」ことは、マウスによる操作に限らず、例えばタッチパネル上に画面を表示して操作者がボタン部分に接触することによっても実現できる。
(メインモード)
図10は、本ソフトウェアのメインモード901の画面構成を示す。本ソフトウェアを起動すると、最初にメインモード901に入り、図10のような画面が表示される。
図10の画面は、画面分割ボタン1001〜1009と、チャネル切り替えボタン1010と、E(電子)マップボタン1011と、PTZ(パン・チルト・ズーム)制御欄1012と、映像表示枠1021と、チャネル表示欄1041と、設定ボタン1050と、検索ボタン1051と、終了ボタン1052と、アラームスイッチ1054を備えている。
画面分割ボタン1001〜1009は、それぞれ順に1分割、4分割(チャンネル1〜4)、7分割、9分割、10分割、13分割、13分割、16分割、フルスクリーン表示を指定するためのものであり、画面分割ボタン1001〜1009のいずれかのボタンを押すことによって映像表示枠1021に対応する映像が表示される。Eマップボタン1011を押すと、後述するマップモード903に移行する。
図10の例においては、映像表示枠1021には16個の映像が表示されている。この16個の映像は、チャネル1〜16のそれぞれに対応する映像である。チャネル1〜16のそれぞれがDVRの1つの映像入力端子に対応しており、この例ではネットワークを介して図1の端末装置10に接続された一以上のDVRが有する映像入力端子の合計数が16以上あることになる。なお、映像表示枠1021内に表示される映像は、リアルタイムに入力された映像であっても、既にDVR内に記録済の映像であってもよい。
チャネル切り替えボタン1010は、映像表示枠1021に表示されている映像を切り換えるためのものである。例えば映像表示枠1021に4分割表示にてチャネル1〜4の映像が表示されている状態においてチャネル切り替えボタン1010を押すと、チャネル5〜8の映像、チャネル9〜12の映像、チャネル13〜16の映像のように表示が順に切り換えられる。チャネル切り替えボタン1010の機能として、例えば映像表示枠1021内の映像を右回り又は左回りに回転させる機能を割り当ててもよい。
また、映像表示枠1021内の映像をマウスでドラッグすることにより、映像を所望の位置に移動させることができる。例えば、一つの映像をマウスでドラッグして他の映像に移動させるとこれらの映像が入れ替わる。ユーザはカメラ連結の順番とは関係なく、好みの順番で映像を置くことができる。見たい映像をダブルクリックすると、その映像のみが大きく表示される。
PTZ制御欄1012は、図1のカメラ41〜43の動作を制御するためのものであり、パン/チルト(各矢印ボタン)、フォーカス(FOCUS)、拡大(ZOOM)、速度制御(Speed Control)、プリセット(PRESET)等のパラメータを設定することができる。PTZ制御欄1012を使用した設定により、端末装置10からカメラ41〜43を遠隔制御することができる。なお、ここで「パン」とは水平方向の角度を指し、「チルト」とは垂直方向の角度を指す。
チャネル表示欄1041は、録画状態及びカメラの連結状態を、例えば白色、赤色、緑色及び黄色により表示する。「保存しない」に設定されている場合は白色、「センサ保存」に設定した場合は赤色、「モーション感知保存」に設定した場合は緑色、「時間別保存」に設定した場合は黄色により表示される。チャネル表示欄1041において指定されたカメラについて、PTZ制御欄1012を使用した設定が可能である。
設定ボタン1050を押すと、設定モード904に移行する。同様に、検索ボタン1051を押すと、検索モード902に移行する。終了ボタン1052を押すと、本ソフトウェアの実行は終了する。
アラームスイッチ1054は、図1のDVR31〜33のデジタル出力と連動している装置(例えば、蛍光灯、サイレン、照明など)オン/オフを切り換えるためのスイッチである。すなわち、アラームスイッチ1054により切り換えを行うことにより、DVR31〜33のデジタル出力端子に接続された装置(図示しない)の電源のオン/オフを制御することができる。
なお、設定によっては、所定の条件が成立した際にメインモード901の画面中の任意の部分に警報を表示させることが可能である。例えば、後述のモーションが検出された場合や、カメラが失われた場合に、画面内に警報が表示される。
(検索モード)
図11Aは、日付・時間別検索の画面構成を示す。検索モード902に入ると、まず、図11Aの画面が表示される。図11Aの画面は、保存ボタン1101、印刷ボタン1102、バックアップボタン1103、モーションボタン1104、ログボタン1105、バックアップビューボタン1106と、日付表示欄1110と、カレンダー1111と、時間表示欄1112と、映像表示枠1121と、チャネル表示欄1141と、時間軸1142と、操作ボタン1151〜1159と、画面分割ボタン1161〜1170と、映像調節ボタン1181〜1186を備えている。
映像表示枠1121には、画面分割ボタン1161〜1170によって指定された形式により1〜16の映像が表示される。本実施例においては最大映像表示数を16とするが、最大映像表示数をそれ以上に増加させることができることは当業者には自明である。
画面分割ボタン1161〜1170は、それぞれ順にサムネイル表示、フルスクリーン表示、1分割、4分割(チャネル1〜4)、4分割(チャネル5〜8)、4分割(チャネル9〜12)、4分割(チャネル13〜16)、9分割(チャネル1〜9)、9分割(チャネル8〜16)、16分割を指定するためのものであり、いずれかのボタンを押すことによって映像表示枠1121に対応する映像が表示される。
図11Aの画面においては、映像表示枠1121にサムネイル表示がなされている。下部の映像表示枠1123〜1128には、1つのチャネルについて保存されていた映像が、10分間隔にて表示される。例えば、映像表示枠1123に表示されている映像を基準とすれば、映像表示枠1124には10分後の映像が、映像表示枠1125には20分後の映像が、映像表示枠1125には30分後の映像がそれぞれ表示される。中央の映像表示枠1122には、下の映像表示枠1123〜1128に表示された映像のうち、ユーザによって指定された映像が拡大して表示される。
日付表示欄1110には、現在検索中の映像を記録した日付が表示される。前記日付の指定は、日付表示欄1110の下のカレンダー1111においていずれかの数字を指定することによって行われる。時間表示欄1112には、現在検索中の時間が例えば赤色で表示され、録画された映像が存在する時間が例えば青色で表示される。
操作ボタン1151〜1159は、検索中の映像を種々の方式により再生するために使用される。操作ボタン1151〜1159の機能は、それぞれ、「最初に移動」「1フレーム戻る」「逆再生」「高速逆再生」「停止」「高速再生」「再生」「1フレーム進む」「最後に移動」である。ここで、「逆再生」とは、後の時間から先の時間に向かって時間を遡って画像を表示していくことを指す。なお、操作ボタン1151〜1159の機能は例示であり、例えば「コマ送り」「低速再生」「低速逆再生」のような異なる各種の機能に対応させることができることは、当業者には自明である。
時間軸1142には、再生中の映像全体における現在表示中の画像の存在時点を示す丸印が表示される。チャネル表示欄1141には、保存された映像が存在するチャネルと現在検索中のチャネルが、例えば緑色と黄色により表示される。この場合、保存された映像が存在しないチャネルは白色により表示される。図11Aの場合にはチャネル4のみに保存された映像が存在し、同チャネルが検索中のチャネルである。
映像調節ボタン1181〜1186は、再生中の映像の画質等を調節するために使用される。映像調節ボタン1181〜1186の機能は、それぞれ拡大、輝度、バックライト、感受性、グリッド色、アンチエリアシングの調節である。
(モバイルビューア)
図11Bは、モバイルビューアの画面構成を示す。モバイルビューアは、検索モード902の一機能であるが、図1におけるDVR31〜33の一つとして、図7A〜7C等を参照して上述した車載型DVR700が接続されている場合に使用される。図11Bの画面には、図11Aの画面に含まれる構成要素以外に、登録番号表示欄1190、速度表示欄1191、地図表示欄1192が含まれている。
登録番号表示欄1190には、車載型DVR700の登録番号が表示される。速度表示欄1191には、車載型DVR700が搭載された乗物の速度の経時的変化が、棒グラフ、折れ線グラフ等の任意のグラフにより示される。図11Bの例においては、棒グラフが使用されている。速度表示欄1191中のスライド1191aを上下させることにより、任意の速度を超過した時間を容易に検索することができる。
地図表示欄1192には、GPS入力端子から入力された位置情報に従って、周辺の地図と乗物の位置及び方向が表示される。地図表示欄1192を左クリックすると、より大きな地図と、地図中における乗物の位置及び方向が表示される。
以上の機能と、図11Aを参照して上述した日付・時間別検索の各機能の組み合わせにより、移動する乗物に車載型DVR700を搭載して撮影した映像の詳細な検証が可能となる。
(モーション感知検索)
図12A及び図12Bは、モーション感知検索を説明するための画面の一部を示す図である。モーション感知検索とは、動き(モーション)が発生した時点を速く検索するための機能である。
図12Aに示すように対象となるチャネルの映像1201をマウスの左クリックにより選択し、次にモーションボタン1104を押すと、図12Bに示すように選択された映像内に四角い枠1202が表示される。再生又は速再生中にこの枠1202内においてモーションの発生が検出されるとアラーム音が鳴り、又は画面中に警報が表示される。モーション検出アルゴリズムとしては、例えば特開平10−304384に記載されているような公知のものが使用されてもよい。
(イベント検索)
図13A〜Cは、イベント検索の画面構成を示す。本ソフトウェアは、録画中に発生した状況の記録を検索することができる。図11Aの画面でログボタン1105を押すと、図13Aの画面が表示される。
図13Aに示される「今日のイベント」(1301)を左クリックすると、今日一日に発生したイベントが表示される。「日付別イベント」(1303)を左クリックすると、イベントリストが保存されている日付が表示されるので、見たい日付1304〜1307のいずれかを左クリックすると、その日一日に発生したイベントリストを見ることができる。
図13Bは、「詳細条件検索イベント」(1302)を左クリックしたときに表示される画面である。詳細条件検索イベントは、検索する日付とイベントの種類を選択することにより、検索条件に合うイベントリストのみを検索するものである。図13Bに示されるように、検索する日付及び時間1312、検索するチャネル1313、検索する条件1314、詳細検索条件1315を選択した上で、検索ボタン1316を押すと、図13Cに示すように、検索条件に合うイベントリストが表示される。
図13Bに示される「スマートサーチ」(1317)は、POSなどの外部装置から入力されたデータについて特定のキーワードがあるデータのみ検索する機能である。「スマートサーチ」(1317)をチェックして、検索したいキーワードのテキストをテキスト入力欄1318に入力した後に検索ボタンを押すと、図13Cに示すように選択した条件のイベントリストが表示される。
図13Cの画面においては、特定イベント(例えばイベント1321)をクリックするとプレビュー枠1323にプレビューが表示され、再生ボタンを押すとプレビューが再生される。プレビュー枠1323は、拡大したり移動させることが可能である。また、印刷ボタン1325を押すと、端末装置に接続されたプリンタによりイベントリストを印刷することができる。
なお、イベント検索の対象となるイベントの種類の例としては、下記の表1に掲げるものがある。
(マップモード)
図14は、マップモードの画面構成を示す。図14には、地図1401、映像1402〜1407、カメラ位置1411〜1419が示されている。カメラ位置1411〜1419は、地図1401により示される地域のうち、実際にネットワークに接続されたカメラが設置されている位置を示している。一方、映像1402〜1407は、設置された各カメラ又はこれに接続されたDVRからの映像である。このように、マップモードにおいては、特定の地域の地図や建物の見取図と、地域、建物等に設置されたカメラ又はDVRから送信された映像を同時に表示することができる。表示する映像については、カメラ位置1411〜1419を左クリックすることにより変更することができる。
このように、マップモードにおいては、視覚的に分かり易い表示により、地域又は建物の複数の箇所についての監視を容易に行うことが可能である。
(設定モード)
次に、設定モード904における各種設定の方法について説明する。
図15Aは、本ソフトウェアによる接続を設定するためのサイトマネージャの画面構成を示す。まず、サイト名欄1501に表示するサイト名を入力し、接続方式欄1502において接続方式を選択し(図15の例ではTCP/IP)、IPアドレス欄1503にIPアドレス又はDDNSサーバに登録されているアドレス(例えば、myoffice.xddns.net)を入力し、ポート番号欄1504にポート番号を入力する。次に、ユーザー設定欄1505,1506には、それぞれDVRに登録したIDとパスワードを入力する。最後に追加ボタン1507をクリックする。
登録が完了すれば、登録したサイト名をマウスでダブルクリックすると接続が行われる。、また、インターネットブラウザのような他のソフトウェアを用いた接続も可能であるが、設定方法の詳細については公知であるため省略する。
本ソフトウェアは、DVRが有する内蔵ソフトウェアを最新バージョンに自動で更新する機能の動作の有無を設定する機能をも有する。但し、この機能は最新バージョンのソフトウェアを提供するftpサーバを必要とする。自動更新の設定がされている場合、ネットワークに接続されているDVRは前記ftpサーバに接続して、更新が必要な場合にはftpサーバから新しいソフトウェアをダウンロードしてDVRのメモリに格納されているソフトウェアを更新する。
本ソフトウェアは、シリアルデバイスを使用して、遠隔地のコンピュータからモデムを使って遠隔接続する場合のモデムの接続環境を設定することも可能である。また、DVRシステムが設置されているコンピュータについてモデムを自動検索したり、モデムが使用するシリアル通信ポートや転送速度を設定することも可能である。
本ソフトウェアは、PTZカメラの設定を行うことも可能である。この場合には、PTZカメラ(レシーバ)とDVRを接続するComポートを設定し、PTZカメラ(レシーバ)の転送速度を設定する。次に、ポートの設定によりComポートの詳細を設定する。本ソフトウェアは、異なる会社により製造された各種のPTZカメラに対応することが可能である。
さらに、本ソフトウェアはユーザを登録又は削除したり、各ユーザのID及びパスワード、ユーザ権限等の設定を行うことも可能である。パスワードが設定されている場合には、IDに加えてパスワードを入力することなしには本ソフトウェアを使用して本発明のシステムにログインすることができない。また、各ユーザは設定された権限(例えば、「設定実行権限」「検索権限」等)の範囲においてしか、本ソフトウェアを操作することはできない。
図15Bは、センサ及びアラーム設定における画面構成を示す。センサ及びアラーム設定は、センサ(デジタル入力)、アラーム(デジタル出力)装置の情報を設定し、カメラと連動して作動するように設定する。入力する手順としては、まず各センサ番号を左クリックすると、「センサ名変更」のウィンドウが表示される。このウィンドウでは、センサ名称の設定ができる。他にセンサN/C、センサN/Oを選択する項目があるが、センサN/Cは「閉」の状態で感知すると「開」になるセンサを使用するときに選択し、センサN/Oは「開」で感知すると「閉」になるセンサを使用するときに選択する。次に、各アラーム番号を左クリックすると、「外部出力の間隔」のウィンドウが表示される。外部出力間隔設定では、アラームが何秒間作動するかを設定する。アラーム作動時間は、各アラーム別に設定する。センサ及びアラームとカメラの連動は、交差する点(例えば点1511,1512)を左クリックすることにより設定する。
図15Cは、カメラ及びモーション感知設定をする際の画面構成を示す。カメラ及びモーション感知設定では、カメラの画面調整とモーション感知設定、マスク設定、カメラ名称などを設定する。まず、カメラ解像度の設定であるが、調整するカメラチャンネルの横にある解像度選択ボタン1521を押すと、選択可能な解像度がプルダウンメニューにより表示される。解像度が高くなると保存データの容量が大きくなり、解像度が低くなると容量は小さくなる。
カメラが接続されていないチャンネルについては、解像度選択ボタンに「接続しない」と表示される。カメラ解像度として「カメラを隠す」を選択すると、当該カメラからの映像は出力せずに保存のみを行う。
次に、カメラカラー設定であるが、スライド1524〜1527により、カメラから受ける映像の明るさ、色あい、対比、彩度を調整する。全カラー基本設定ボタン1528を押すと、デフォルトに設定される。次に、カメラ名称の設定であるが、「カメラの名前」の項目1530にユーザがわかりやすい名称に変更することができる。PTZプロトコル設定欄1529においては、使用するPTZカメラ(レシーバ)のモデル(プロトコル)を選択する。使用するプロトコルについては、追加することも可能である。
カメラ設定においては、マスキングを設定することもできる。マスキングとは、画面の一部をモザイク処理する機能である。具体的には、マウスによりカメラの映像中にマスキングを設定したい範囲を指定して保存する。
図15Dは、モーション設定をする際の画面構成を示す。モーション設定ボタン1531を押すと、その下にある機能が活性化される。感知点色変更ボタン1532を押すと、モーション感知領域を指定するとき、指定された領域の色が変更される。全領域選択ボタン1533を押すと、カメラから受信する画面全体をモーション感知領域に設定する。
モーション感知領域としては、画面の一部のみを選択することも可能である。この場合、画面選択欄1534上において、四角形の領域を設定する。
モーション感知ボタン1535を押すと、設定されたモーション感知機能が正常に作動しているか否かを確認することができる。感知感度スライド1536により、モーションの感度を設定する。感知感度スライド1536を左側にすると感度が低くなり、右側にすると感度が高くなる。全カメラ同一設定ボタン1537を押すと、同一のモーション感知設定を全てのカメラに適用する。また、各チャネルのモーション感知設定を異なる設定にすることも可能である。
本ソフトウェアは、音声設定画面における入力により、DVRの音声入力端子から入力される音声の録音条件を設定することも可能である。設定の手順としては、まず、設定する音声チャネルを選択し、所望の量子化ビット数(例えば16ビット)及び周波数(例えば4〜32kHz)を選択する。
使用に当たっては、マイクにより音声ボリュームを調整し、音声と連動するカメラを選択する。これにより、該当音声チャネルに入力があると、選択したチャネルの映像と同期して音声が保存される。
また、音声設定画面においては、音声入力が正常にできているか否かを確認する音声テストも行うことができる。また、音声保存方式として、音声を自動で感知して保存する方式や、常時音声保存を選択することができる。「常に音声を保存」で設定すると音が途切れる現象は少なくなるが、保存容量が多く必要になる。さらに、音声の感度の調整をすることも可能である。
図15Eは、保存スケジュールの設定をする際の画面構成を示す。この画面は、各カメラ別に録画機能を作動する時間と録画方式を設定するためのものである。設定の手順は、まず設定するチャネルを選択し、次に映像を録画する時間を選択する。録画方式には、「オーディオ保存(A)」、「センサ(S)」、「モーション感知(M)」、「連続保存(T)」、「保存しない」があり、それぞれボタン1541〜1545に対応する。「オーディオ保存(A)」は、オーディオが感知されると録画し、「センサ(S)」は、センサが作動すると録画する。「モーション感知(M)」は、モーション感知が作動すると録画し、「連続保存(T)」は、選択した時間について連続録画を行う。「保存しない」は、選択した時間について保存を行わない。
(バックアップモード)
バックアップモードにおいては、DVRに保存されている映像データを端末装置上のハードディスクドライブ、CD−RW(コンパクトディスク・リライタブル)等にバックアップすることができる。バックアップのフォーマットとしては、本発明のシステム独自のデータ形式の他、AVI、MPEGのような一般に普及しているデータ形式も使用することができる。
図16は、本発明による情報通信システムの別の実施例の構成を示す。情報通信システムは、情報取得媒体1と、DDNSサーバ3と、利用者端末4を含む。情報取得媒体1、DDNSサーバ3及び利用者端末4は、それぞれネットワーク5に接続されている。
情報取得媒体1(図16中の破線四角内)は、利用者端末4に送信するための情報を取得するためのものであり、情報取得部11と情報記録部12を含む。情報取得部11としては、ネットワークカメラや拾音マイク、各種センサ、オーディオ機器等が挙げられる。但し、これらの限定されるわけではなく、ネットワーク5を介して利用者端末4に送信することができる情報を取得するものであればよい。また、情報取得部11により取得する情報はデジタル情報に限られるわけではなく、アナログ情報でもよい。この場合、例えぱA/D変換器によりデジタル情報に変換して送信すればよい。アナログ情報を取得する情報取得部11としては、アナログカメラやアナログテレビ等が挙げられる。
情報記録部12は、情報取得部11により取得した情報を記録する役割を果たすものであると同時に、情報所得媒体1をネットワーク5に接続する役割をも果たす。情報記録部12としては、DVRを挙げることができる。
また、情報記録部12一つに対して、情報取得部11を複数接続してもよい。この場合、情報取得媒体1で複数の情報を合成することも可能である。加えて、図16では、情報取得媒体1として、情報記録部11と情報記録部12を別々に示しているが、情報取得部11に情報記録部12が内蔵されていてもよい。また、情報を記録する必要がなければ、情報取得媒体1を情報記録部11のみとし、直接ネットワークに接続してもよい。
また、情報取得媒体1には、情報取得部11によって取得される情報に応じて、性能を設定し、さらに様々な機能を設けることができる。例えば、ネットワークカメラで動画情報を取得し、送信する場合は、接続するネットワークカメラの数や所望のfps(フレーム毎秒)値を考慮して性能を決定し、送信するためにMPEG4やモーションJPEG(MJPEG)等の圧縮プロトコルを設けれぱよい。また、その他にも、通信管理を行うウォッチドッグ(WatchDog)機能やテジタル入出力(DO/DI)機能等を設けてもよい。さらに、情報記録媒体1に他の外部装置を設けてもよい。なお、情報取得媒体1の例と、その利用方法については後に詳述する。ここでウォッチドッグ機能とは、システムの誤作動などを検知して異常があるときにハードウェアが再起動するようにする機能である。
また、情報取得媒体1を複数設ける場合には、互換性を持たせるために、通信のためのソフトウェアをすべて統一することが望ましい。
DDNSサーバ3は、情報取得媒体1にIPアドレスを割り当て、かつ、予め決められた情報取得媒体1のドメイン名と関連付ける機能を有する。つまり、利用者が利用者端末4から情報取得媒体1にアクセスするとき、ドメイン名を入力すれば、DDNSサーバ3が、その入力したドメイン名を、情報取得媒体1に割り当てたIPアドレスと関連付けて、情報取得媒体1と利用者端末4を接続する。それにより、利用者は数字の羅列であるIPアドレスを意識することなく、ドメイン名を使用することができる。また、DDNSサーバ3が、定期的にIPアドレスを割り当てるため、個々の情報取得媒体1にIPアドレスを固定する必要がなく、情報記録媒体1の設定が容易となり、登録や維持管理等の費用を低廉に抑えることができる。さらに、DDNSサーバ3は、複数の情報取得媒体1にIPアドレスを割り当てるため、一つの利用者端末4が、複数の情報取得媒体1とピアツーピア(以下、「P2P」とする。)環境で通信することができる。P2Pとは対等通信(一対一の通信形態)のことである。つまり、利用者端末4とDDNSサーバ3間では、情報取得媒体1で取得した情報を通信するわけではない。そのため、多くの利用者がDDNSサーバにアクセうしたとしても、通信が込み合うことが少なく、速い通信速度を維持した状態で通信を行うことができる。
また、DDNSサーバ3は、すべての情報取得媒体1のIPアドレスを管理している。そのため、利用者端末4は、利用したい情報取得媒体1を予め選択してDDNSサーバ3にアクセスすれば、一度のアクセスで、複数の情報取得媒体1が取得した情報を受信することができる。そのため、アクセスの手間を省くことができ、さらに、利用者端末4で複数の情報を一つのモニタで表示することも容易に行うことができる。
また、DDNSサーバ3には、複数の情報取得媒体1で取得した情報を保存するための中央データサーバ6を設けている。これにより、情報記録部12の他に取得した情報を保存することができ、どちらかの情報をバックアップデータとして利用することができる。さらに、DDNSサーバ3には、複数の情報取得媒体1で取得した情報が保存されるため、情報を一元管理することができる。加えて、情報が一箇所に保存されるため、違う場所で取得した情報同士を合成する等の編集も容易に行うことができる。
また、DDNSサーバに利用者認証機能を設けて、情報の機密性を高めることもできる。利用者認証機能としては、パスワードや利用者IDを利用したもの、電子署名等が挙げられる。なお、当該利用者認証機能により、すべての情報取得媒体1へのアクセスを制限してもよいし、情報取得媒体1によってそれぞれ別のアクセス権限を持たすように設定してもよい。
利用者端末4は、情報取得媒体1により取得された情報をネットワーク5を介して閲覧
等するためのものである。利用者端末4としてはデスクトップ型PC等のコンピュータの他、携帯電話や個人用携帯情報端末(PDA)等の移動体端末4aも挙げることができる。
また、上述したように複数の情報取得媒体1に同時に接続・閲覧することができる。図17は複数の情報を同時に表示したモニタを示すイメージ図である。図17では、モニタの表示部7が分割され(図17では縦八分割、横八分割の六十四分割)、複数の分割表示部7aが表示されている。この複数の分割表示部7aそれぞれに、別の情報を表示することにより、複数の情報を同時に閲覧することができる。
さらに、利用者端末4から情報取得媒体1への情報の送信も可能である。そのため、例えば、情報取得媒体1がネットワークカメラの場合等、情報記録媒体1を遠隔地(利用者端末4)から操作することも可能である。また、利用者端末4にもカメラや拾音マイク等の情報取得媒体1を設けることで、利用者端末4同士で双方向通信を行うことも可能となる。それにより、他の利用者と会話したり、複数人で会議を行ったりすることもできる。
ネットワーク5としては、公衆交換電話網(PSTN)、総合ディジタル通信網サービス(ISDN)、LAN等が挙げられる。
以下、利用者端末4が情報取得媒体1で取得した情報を閲覧するときのシステムの動作について説明する。まず、利用者は、利用者端末4により閲覧したい情報を取得するための情報取得媒体1を選択する。このとき、選択する情報取得媒体の数は限定されないが、選択した情報をモニタで同時に表示する場合等は、利用者端末の画面の大きさ等を考慮して設定すればよい。
そして、利用者端末4はDDNSサーバ3に接続される。このとき、利用者端末4から
選択した情報取得媒体1のドメイン名が送信される。一方、情報取得媒体1はネットワーク5に接続した際に、DDNSサーバ3によりIPアドレスが割り当てられている。DDNSサーバは、このIPアドレスと、利用者端末4からのドメイン名を関連付けることで、利用者端末4と情報取得媒体1を接続させる。利用者端末4と情報取得媒体1の接続後、情報取得媒体1から利用者端末4へ情報が送信されることとなる。なお、利用者端末4から情報取得媒体1へ情報を送信することも可能であり、例えぱ情報記録媒体1を操作するための信号を送信することで情報取得媒体1の遠隔操作を行ったり、利用者端末4に情報取得媒体1を設けて、利用者端末4同士で会話等の双方向通信を行ったりすることもできる。
最後に、情報取得媒体1の例とその利用方法について具体的に説明する。情報取得媒体1としては、まず、監視カメラを挙げることができる。監視カメラを用いることにより、遠隔地を監視することができる。監視カメラの設置場所としては、小売店、銀行の現金自動預け払い機(ATM)、美術館、駐車場等が挙げられる。また、監視カメラとしても、CCDカメラや赤外線カメラ等が挙げられる。加えて、アナログカメラでも、A/D変換器でデジタル情報に変換することで使用可能である。特にアナログカメラは、デジタルカメラに比して良好な画像を得ることできるといった利点がある。さらに、必要に応じて拾音マイク等を備え、音声情報を取得することもできる。
この時、監視カメラの画像に時間等の情報を埋め込んでおいてもよい。これにより、異
常が起こったとき、画像の証拠能力を高めることができる。例えば、小売店の場合、キャッシュレジスターに、商品の販売時、販売に伴う販売関連情報を取得するPOS端末を設け、商品を販売したときに、その時間、商品、値段等の販売関連情報が画像に埋め込まれるようにすればよい。図4に示す画像には、販売関連情報Aが埋め込まれている。図4のように販売関連情報を埋め込むことで、その画像が改ざんされることを防ぐことができ、画像の証拠能力が向上する。さらに、販売関連情報から画像の検索をすることもできる。このような情報の埋め込みには、電子透かし技術が利用可能である。
また、販売関連情報を取得しておくことにより、例えぱ、商品の販売時に、商品に付けられたバーコードなどから商品データを読み取り、それをコンピュータシステムに集約することで、売上高だけでなく、個別の商晶の販売状況をリアルタイムに知ることができる。そのため、よく売れる商品やあまり売れていない商品を見極めたり、天侯や時間帯によってよく売れる商品を見極めたりすることができる。それにより、店舗のスペースを有効に利用することが可能になり、また、在庫管理もリアルタイムに行えるので、在庫が少なくなったら自動的に商品を発注する等の生産管理を行うこともできる。さらに、経営方針の決定等にも役立てることができる。
利用者端末4では、監視カメラにより取得した画像に、販売関連情報が埋め込まれ、一
つの動画像として閲覧することができる。画像情報は、販売関連情報が埋め込まれた状態で、MPEG4やMJPEGにより圧縮され、ネットワークに送信される。
さらに、監視カメラを防犯センサや火災センサ等の各種センサと連動させることも可能である。例えば、利用者端末4では、上述したように、一つの画面で複数の画像を閲覧することができるが、当該センサが作動したときに、プリセット機能により、ある特定の監視カメラの画像(例えば、センサ付近の画像)のみをモニタ全体に表示するように設定したり、センサに連動して利用者端末4に警報音で報知するようにしたりすることもできる。これにより、利用者(監視人)は逸早く現場の異常に気づくことができ、早急な対応をとることができる。
また、利用者端末4においてマップデータと位置情報を関連付けて表示することもでき
る。マップデータとは、地形や建物の外観等を平面上に表したデータであり、目本地図等の地図のデータに限られず、絵図、鳥鰍図、展望図、見取図、海図、道路図等も含まれる。そして、例えばこのマップデータに情報取得媒体1が設置された位置を表示することで、利用者は情報記録媒体1が設置された位置を視覚的に認識することができる。
図18及び19は、マップデータとして建物の見取図を使用した例を示す説明図であり、センサと連動させたときの使用例を示す。具体的に説明すると、異常がない時は、図18で示すような建物の外観の表した見取図を表示しておき、センサ等で異常を感知したときは、図19に示すように、異常があった位置に、その場所の監視カメラの映像Bを表示するように設定することができる。これにより、建物のどの部分で異常が発生したのか、また、その部分が現在どのような状況にあるのかが、視覚的に即座に認識することができる。
また、カメラに遠隔操作機能を持たせて、利用者端末4から操作可能にすることもできる。具体的には、利用者端末4から、パン/チルト/ズーム、フォーカス等の制御命令を監視カメラに送ることによって操作する。
また、情報取得媒体としてテレビを用いることもできる。地上波のテレビは、電波の送信範囲が決まっており、例えぱ、関東の番組を関西で見ることはできない。しかしながら、テレビを情報取得媒体として使用することにより、ネットワークに繋げることで、場所を問わず閲覧することができる。例えぱ、海外の番組をリアルタイムで閲覧することも可能である。なお、アナログ放送の場合は、A/D変換器でデジタル情報に変換した後、ネットワークに送信すればよい。
なお、本発明の情報通信システムの利用方法については、上記したものに限られない。即ち、本発明の情報通信システムは、多くの利用者がDDNSサーバにアクセスしたとしても、通信が込み合うことが少なく、早い通信速度を維持することができる。そのため、従来のように利用者の数が制限されることがなく、利用範囲は大きく広がるものである。
コンピュータネットワークを利用するネットワークカメラ及び映像記録再生装置並びにこれらを管理するコンピュータに適用することができる。また、コンピュータネットワークに接続されない防犯用、監視用等の映像記録再生装置にも適用することが可能である。
本発明によるDVRネットワークシステムの全体の構成を示す概念図である。 本発明による組み込み型DVRの正面図である。 本発明による組み込み型DVRの背面図である。 組み込み型DVRの内部構成を示すブロック図である。 組み込み型DVRが映像出力端子から出力する画面の例である。 本発明による拡張基板型DVRの外観を示す図である。 拡張基板型DVRが汎用コンピュータに実装された状態を示す。 拡張基板型DVRが実装された汎用コンピュータの背面を示す斜視図である。 拡張基板型DVRと汎用コンピュータが組み合わされた構成を示すブロック図である。 本発明による車載型DVRの正面から見た斜視図である。 車載型DVRの背面図である。 車載型DVRを操作するためのリモコンを示す。 車載型DVRの内部構成を示すブロック図である。 車載型DVRが映像出力端子から出力する画面の例である。 端末装置において動作するアプリケーションソフトウェアのモード移行を示す。 本発明によるソフトウェアのメインモードの画面構成を示す。 日付・時間別検索の画面構成を示す。 モバイルビューアの画面構成を示す。 モーション感知検索を説明するための画面の一部を示す図である。 モーション感知検索を説明するための画面の一部を示す図である。 イベント検索の画面構成を示す図である。 イベント検索の画面構成を示す図である。 イベント検索の画面構成を示す図である。 マップモードの画面構成を示す図である。 本ソフトウェアによる接続を設定するためのサイトマネージャの画面構成を示す図である。 センサ及びアラーム設定における画面構成を示す図である。 カメラ及びモーション感知設定をする際の画面構成を示す図である。 モーション設定をする際の画面構成を示す図である。 保存スケジュールの設定をする際の画面構成を示す図である。 本発明による情報通信システムの別の実施例の構成を示す。 複数の情報を同時に表示したモニタを示すイメージ図である。 マップデータとして建物の見取図を使用した例を示す説明図である。 マップデータとして建物の見取図を使用した例を示す説明図である。
符号の説明
1 情報取得媒体
3 DDNSサーバ
4 利用者端末
4a 移動体端末
5 ネットワーク
6 中央データサーバ
7 表示部
7a 分割表示部
10 端末装置
11 情報取得部
12 情報記録部
20 グローバルネットワーク
31〜33 DVR
41〜43 カメラ
50 DDNSサーバ
200 組み込み型DVR
202 電源スイッチ
203,703 LANポート
204,205,704,705 USBポート
206,706 RS232Cポート
208,408 映像出力端子
210,710 電源端子
215〜218,415〜418,715〜718 映像入力端子
220,720 入出力コネクタ
221,707 音声入出力端子
230,430,491,730 CPU
231,431,492,731 メモリ
232,701 HDコントローラ
233,493,733 ハードディスク
234,434,734 I/Oコントローラ
237,239,437,737,739 D/A変換器
238,438,738 A/D変換器
241〜249 操作スイッチ
400 拡張基板型DVR
401 主基板
401a,401b,401c ケーブル
401d コネクタ
402 オーディオ拡張基板
403 デジタル入出力制御基板
404〜406 PCIスロット
407 音声入力端子
420 センサ入力端子
421 デジタル出力端子
432,494 PCIインターフェース
435 デジタル入出力・PTZユニット
436 音声ユニット
450 PCIバス
456 RS485端子
700 車載型DVR
701 ハードディスク端子
702 リモコン受信器
711〜714 カメラ用電源端子
719 GPS入力端子
721 音声出力端子
801〜804 映像
901 メインモード
902 検索モード
903 マップモード
904 設定モード
905 バックアップモード
1001〜1009 画面分割ボタン
1010 チャネル切り替えボタン
1011 Eマップボタン
1012 PTZ制御欄
1021,1121 映像表示枠
1041,1141 チャネル表示欄
1050 設定ボタン
1051,1316 検索ボタン
1052 終了ボタン
1054 アラームスイッチ
1101 保存ボタン
1102,1325 印刷ボタン
1103 バックアップボタン
1104 モーションボタン
1105 ログボタン
1106 バックアップビューボタン
1110 日付表示欄
1111 カレンダー
1112 時間表示欄
1142 時間軸
1151〜1159 操作ボタン
1161〜1170 画面分割ボタン
1181〜1186 映像調節ボタン
1190 登録番号表示欄
1191 速度表示欄
1192 地図表示欄
1201,1402〜1407 映像
1202 枠
1301 今日のイベント
1302 詳細条件検索イベント
1303 日付別イベント
1304〜1307 日付
1312 検索する日付及び時間
1313 検索するチャネル
1314 検索する条件
1315 詳細検索条件
1317 スマートサーチ
1318 テキスト入力欄
1321 イベント
1323 プレビュー枠
1401 地図
1411〜1419 カメラ位置
1501 サイト名欄
1502 接続方式欄
1503 IPアドレス欄
1504 ポート番号欄
1505,1506 ユーザ設定欄
1507 追加ボタン
1511,1512 点
1521 解像度選択ボタン
1524〜1527 スライド
1528 全カラー基本設定ボタン
1529 PTZプロトコル設定欄
1530 項目
1531 モーション設定ボタン
1532 感知点色変更ボタン
1533 全領域選択ボタン
1534 画面選択欄
1535 モーション感知ボタン
1536 感知感度スライド
1537 全カメラ同一設定ボタン
1541〜1545 ボタン

Claims (20)

  1. 第一の映像を表す第一の映像信号が入力される映像入力部と、
    第一の情報が入力される情報入力部と、
    前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するための記録部と、
    前記第一の映像信号と前記第一の情報から第二の映像を表す第二の映像信号を生成する変換部と、
    前記第二の映像信号が出力される映像出力部
    を備えた映像記録再生装置であって、
    前記第二の映像が、前記第一の映像を含み、かつ、前記第一の情報を表示した映像である、映像記録再生装置。
  2. 前記第一の映像がカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報が販売時点情報管理(POS)情報である、請求項1に記載の映像記録再生装置。
  3. 前記第一の映像が乗物に搭載されたカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報が前記乗物の移動速度及び位置を含む、請求項1に記載の映像記録再生装置。
  4. 前記乗物の位置が全地球測位システム(GPS)により測定されたものである、請求項3に記載の映像記録再生装置。
  5. 前記第二の映像が、少なくとも前記乗物の位置から算出された交通機関案内情報をさらに表示した映像である、請求項3又は4に記載の映像記録再生装置。
  6. 第三の映像を表す第三の映像信号を受信する受信部をさらに備え、
    前記第二の映像が前記第三の映像をも含む映像である、請求項1又は3に記載の映像記録再生装置。
  7. 前記第三の映像が広告用の映像を含む、請求項6に記載の映像記録再生装置。
  8. 前記変換部及び前記記録部の一部又は全部が汎用の電子計算機である、請求項1乃至7のいずれかに記載の映像記録再生装置。
  9. ネットワークに接続された端末装置と、
    前記ネットワークに接続された一以上の映像記録装置
    を備えた映像記録再生システムであって、
    前記映像記録装置が
    第一の映像を表す第一の映像信号が入力される映像入力端子と、
    第一の情報が入力される情報入力端子と、
    前記ネットワークに接続され、前記ネットワークに第二の情報を出力するネットワーク出力端子と、
    前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するための記録媒体
    を備えており、
    前記第二の情報が、前記第一の映像を表す情報と前記第一の情報を含み、
    前記端末装置が、前記第二の情報を受信して前記第一の映像と前記第一の情報を同時に表示する、映像記録再生システム。
  10. ドメイン名とインターネットプロトコル(IP)アドレスを関連付けるダイナミックドメイン名システム(DNS)サーバをさらに含み、
    前記ダイナミックDNSサーバが、前記映像記録装置が前記ネットワークに接続した時に前記映像記録装置にIPアドレスを割り当て、前記IPアドレスに対応するドメイン名を出力する、請求項9に記載の映像記録再生システム。
  11. 前記第一の映像がカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報が販売時点情報管理(POS)情報であって、
    前記端末装置が、前記第一の映像と、前記第一の映像が撮影された時点の販売時点情報管理(POS)情報を同時に表示する、請求項9に記載の映像記録再生システム。
  12. 前記第一の映像が乗物に搭載されたカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報が前記乗物の移動速度及び位置を含み、
    前記端末装置が、前記第一の映像と、前記第一の映像が撮影された時点の前記乗物の移動速度及び位置を同時に表示する、請求項9に記載の映像記録再生システム。
  13. 前記端末装置が前記乗物の移動速度及び位置と同時に地図をさらに表示し、前記乗物の移動方向及び位置が前記地図上において表示される、請求項12に記載の映像記録再生システム。
  14. 前記第一の映像が位置を固定された一以上のカメラにより撮影された映像であり、
    前記端末装置が、地図と、前記地図上における前記カメラの位置を同時に表示する、請求項9に記載の映像記録再生システム。
  15. 前記第一の情報が複数のイベントを記録したイベントログを含み、前記端末装置において前記イベントログを検索することが可能である、請求項9乃至14のいずれかに記載の映像記録再生システム。
  16. 第一の映像を表す第一の映像信号を入力するステップと、
    第一の情報を入力するステップと、
    前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するステップと、
    前記第一の映像信号と前記第一の情報から第二の映像を表す第二の映像信号を生成するステップと、
    前記第二の映像信号を出力するステップ
    を含む、映像記録再生方法であって、
    前記第二の映像が、前記第一の映像を含み、かつ、前記第一の情報を表示した映像である、映像記録再生方法。
  17. 前記第一の映像がカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報が販売時点情報管理(POS)情報である、請求項16に記載の映像記録再生方法。
  18. 前記第一の映像が乗物に搭載されたカメラにより撮影された映像であり、前記第一の情報が前記乗物の移動速度及び位置を含む、請求項16に記載の映像記録再生方法。
  19. 前記第一の映像中の動きを検出するステップをさらに含み、
    前記第一の映像及び前記第一の情報を記録するステップにおいて、前記第一の映像中の動きが検出されたときに前記第一の映像の記録が開始される、請求項16に記載の映像記録再生方法。
  20. 前記第二の映像信号がコンピュータネットワークに出力される、請求項16に記載の映像記録再生方法。
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