JP2008118437A - 中継装置、無線通信システム及びマルチキャスト中継方法 - Google Patents

中継装置、無線通信システム及びマルチキャスト中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動通信において効率的で実効性のあるマルチキャスト通信を実現する中継装置を提供する。
【解決手段】コンテンツを複数の基地局から略同時に無線送信するために、当該コンテンツを含みこのコンテンツに対応するマルチキャストアドレスの設定されたユーザデータパケットを同一ゾーンに属する複数の基地局へ送信する中継装置が、移動端末により参加されるマルチキャストグループに関する情報を該移動端末が無線通信する基地局の属するゾーンに関する情報と共に記憶部に格納する格納手段と、格納されるマルチキャストグループに関し、参加を継続している移動端末の存在を確認するためのクエリパケットを生成する生成手段と、このクエリパケットを含むユーザデータパケットを、同一ゾーンに属する各基地局に対してそれぞれ送信する送信手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動通信において効率的で実効性のあるマルチキャスト通信を実現する中継装置、無線通信システム及びマルチキャスト中継方法に関するものである。
WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)は、IEEE80
2.16標準に基づく固定無線通信技術である。このWiMAX技術は、無線MAN(Metropolitan Area Network)分野において高速無線通信サービスを提供するために規格化
が進められている。WiMAX Forumは、このWiMAX技術の推進団体として設立された業界団体である。下記非特許文献1は、WiMAX技術に関するTechnical OverviewとしてこのWiMAX Forumにより発行された文献である。
この下記非特許文献1には、WiMAX技術においてマルチBS(Base Station)−MBS(Multicast Broadcast Service)をサポートする旨が記載されている。すなわち、
WiMAX技術を用いた無線通信システムにおいて、ニュース番組、スポーツ番組、天気予報、交通情報等の各種コンテンツをマルチキャスト通信を用いて提供することが要求される。
IP(Internet Protocol)プロトコルを用いたマルチキャスト通信において、マルチ
キャストグループへのホストの参加及び脱退といったマルチキャストグループの管理を行うプロトコルとしてIGMP(Internet Group Management Protocol)及びMLD(Multicast Listener Discovery)がある。IGMPがIPv4に対応するマルチキャストグループ管理プロトコルであり、MLDがIPv6に対応するマルチキャストグループ管理プロトコルである。
このようなマルチキャスト通信をサポートするLAN(Local Area Network)において、マルチキャストデータを効率的に伝送する手法が下記特許文献1に開示されている。この手法では、マルチキャストグループ管理プロトコルで利用されるパケットが受信されると、この受信パケットに基づいてホスト装置とマルチキャストグループとの対応関係を表すテーブルが構築される。このテーブルを参照することにより、クエリパケットが受信された場合に複数のポートのうち当該受信パケットが入力されたポート以外の全てのポートへ当該クエリパケットが転送制御される。この手法によれば、マルチキャストルータの配下へ確実にクエリを転送することができるというものである。
特開2004−4251号公報 WiMAX Forum、"A Technical Overview and Performance Evaluation"、Mobile WiMAX-Part 1、February 16, 2006
しかしながら、現状、WiMAX技術においてこのマルチBS−MBSをサポートするための具体的な手法については開示されていない。
特に、WiMAX技術を用いた無線通信システムでは、マルチキャストデータの提供を受ける装置が移動端末であるため、上述のIGMP若しくはMLDをそのまま適用すれば、当該マルチキャストデータを効率的に伝送することができない場合がある。
本発明は、移動通信において効率的で実効性のあるマルチキャスト通信を実現する中継装置、無線通信システム及びマルチキャスト中継方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明は、移動端末へ配信するためのコンテンツを同一ゾーンに属する複数の基地局から略同時に無線送信するために、当該コンテンツを含みこのコンテンツに対応するマルチキャストグループに関する情報の設定されたユーザデータパケットを同一ゾーンに属する複数の基地局へ送信する中継装置であって、当該移動端末により参加されるマルチキャストグループに関する情報を該移動端末が無線通信する基地局の属するゾーンに関する情報と共に記憶部に格納する格納手段と、当該記憶部に格納されるマルチキャストグループに関し、参加を継続している移動端末の存在を確認するための確認対象のマルチキャストグループに関する情報の設定されたクエリパケットを生成する生成手段と、この生成手段により生成されたクエリパケットを含むユーザデータパケットを、当該記憶部に当該確認対象のマルチキャストグループに関する情報と共に格納されるゾーンに属する各基地局に対してそれぞれ送信する送信手段とを備える中継装置に関するものである。
本発明に係る中継装置では、移動端末の参加するマルチキャストグループに関する情報がその移動端末60が無線通信する基地局の属するゾーンと共に管理される。この管理に利用される記憶部に格納される情報に基づいて、各マルチキャストグループについてゾーン毎にそれぞれ参加を継続している移動端末の存在が確認される。このとき、当該記憶部にマルチキャストグループに関する情報と共に格納されるゾーンに属する各基地局へそれぞれ生成されたクエリパケットがユーザデータパケットとして送信される。
これにより、当該クエリパケットを含むユーザデータパケットを受信した同一ゾーンに属する各基地局はそれぞれ、コンテンツを送信する場合と同様に、受信されたユーザデータパケットに含まれるクエリパケットを略同時に無線送信する。
このように、本発明に係る中継装置では、クエリパケットを送信する際にコンテンツを配信するためのマルチキャスト用ユーザデータパケットと同様の手法を用いることにより、移動端末が移動している場合であっても同一ゾーン内に存在していれば当該マルチキャスト管理プロトコルを正常に遂行することができ、参加継続状況を正常に把握することができる。また、移動端末が基地局間を移動することで必要となり得るマルチキャストグループ管理メッセージを極力減らすことができる。
これにより、本発明によれば、移動することが前提の移動端末を対象とした移動通信において、効率的で実効性のあるマルチキャスト通信を行うことが可能となる。
また、上記送信手段は、上記生成手段により生成されたクエリパケットを含むユーザデータパケットに同一のタイミング情報を設定した後、各基地局に対してそれぞれ送信するようにしてもよい。
これにより、基地局では、このタイミング情報に対応するタイミングで無線送信することにより、同一ゾーンに属する他の基地局と同期を取って当該クエリパケットを無線送信することができる。
また、本発明に係る中継装置は、移動端末からの所定のマルチキャストグループに関する参加依頼のためのJOINパケットを複数の基地局のいずれか1つを経由して受信した場合に、この経由された基地局の属するゾーンについてこの受信されたJOINパケットの対象となる所定のマルチキャストグループに関する情報が前記記憶部に登録されている
か否かを判断する判断手段を更に備えるようにし、上記格納手段が、上記判断手段により登録されていないと判断された場合に、判断対象のマルチキャストグループに関する情報及びゾーンに関する情報を前記記憶部に格納すると共に受信されたJOINパケットを上位装置へ転送し、上記判断手段により登録されていると判断された場合には、受信されたJOINパケットの転送を行わないようにしてもよい。
これにより、同一ゾーンの管理配下に存在する複数の移動端末から同一マルチキャストグループに関するJOINメッセージが送信された場合であっても、いずれか1つのJOINメッセージのみが処理されればよく、それ以外のJOINメッセージについては当該中継装置から上位装置に転送される必要がなくなる。
従って、本発明によれば、当該移動端末に対してマルチキャスト通信サービスを提供するにあたりトラフィック量を減らすことができる。
また、本発明は、上記中継装置及び基地局装置を有する無線通信システムに係る発明でもあり、上記中継装置における何れかの機能をコンピュータ等に実現させるマルチキャスト中継方法に係る発明でもある。また、本発明は、以上の何れかの機能を実現させるプログラムであってもよいし、そのようなプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録したものであってもよい。
本発明によれば、移動通信において効率的で実効性のあるマルチキャスト通信を実現する中継装置、無線通信システム及びマルチキャスト中継方法を提供することができる。
[実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の実施形態におけるマルチBS−MBSシステム(以降、単にMBSシステムと表記する)について説明する。なお、以下に述べる実施形態の構成は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。また、以下の説明では、本実施形態におけるMBSシステムのマルチキャスト通信サービスについてのみ説明するが、本MBSシステムはその他の機能を有するものであってもよい。
〔システム構成及び装置構成〕
本実施形態におけるMBSシステムのシステム構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態におけるMBSシステムのシステム構成を示す図である。
本実施形態におけるMBSシステムは、CSN(Connectivity Service Network)10及びASN(Access Service Network)15がエッジルータ20を介して接続されることにより構成される。なお、本実施形態におけるMBSシステムは、CSN10及びASN15がそれぞれ複数存在するように構成されてもよいし、エッジルータ20を介すことなく各ネットワークが接続されるようにしてもよい。
〈CSN〉
CSN10は、ルータ、AAA(Authentication Authorization Accounting)プロキ
シ/サーバ、ユーザデータベース、Interworkingゲートウェイ等がそれぞれ接続され構成される(図示せず)。CSN10は、WiMAXサービスの提供を受けるWiMAX加入者(例えば、移動端末60)へIP(インターネットプロトコル)接続サービス等を提供する。また、CSN10は、WiMAXサービスとして、ニュース番組、スポーツ番組、天気予報、交通情報等の各種コンテンツをマルチキャスト通信を用いて提供する。提供される各コンテンツにはそれぞれ異なるマルチキャストアドレスが付与され、
CSN10は、この各コンテンツとマルチキャストアドレスとの相対表を管理する。この相対表は、予め調整可能にCSN10のメモリ等に保持されるようにしてもよい。以下、CSN10により提供される通信サービスとして、マルチキャスト通信を用いたサービスについて説明するが、本MBSシステムではそれ以外の通信サービスを提供することも可能である。
CSN10は、エッジルータ20を介してASN15と接続される。この接続には例えばIPが利用される。CSN10は、提供すべきコンテンツをそのコンテンツに関し与えられているマルチキャストアドレスを設定したマルチキャストパケットとしてエッジルータ20へ送信する。
〈エッジルータ〉
エッジルータ20は、管理配下の複数のASNゲートウェイ30に接続され、CSN10から送信されたコンテンツを配信するためのマルチキャスト通信に関する情報を管理する。エッジルータ20は、管理配下の各ASNゲートウェイ30をそれぞれマルチキャストグループに参加するホストとして扱う。エッジルータ20は、マルチキャストグループ管理メッセージを独自に処理することにより、各ASNゲートウェイ30がそれぞれ所定のマルチキャストグループへ参加する若しくは脱退するための手続きを制御する。
〈ASN〉
ASN15は、ASNゲートウェイ30、基地局50等がそれぞれ接続され構成される。移動端末60は、その位置を通信可能エリアとする基地局50と無線通信を行うことにより、本実施形態におけるMBSシステムに接続し、WiMAXサービスの提供を受ける。以下、ASN15を構成する各装置についてそれぞれ説明する。
〈〈ASNゲートウェイ〉〉
ASNゲートウェイ30は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力イ
ンタフェース等を備えるゲートウェイ装置である。ASNゲートウェイ30は、管理配下の複数の基地局50に接続される。図1の例では、ASNゲートウェイ30は、基地局BS1、BS2、BS3、BS4及びBS5にそれぞれ接続される。ASNゲートウェイ30は、管理配下の基地局50を所定のMBSゾーンで区分けして、各MBSゾーンについてのマルチキャスト通信をそれぞれ制御する。図1の例では、基地局BS1、BS2及びBS3がMBSゾーン#1として、基地局BS4及びBS5がMBSゾーン#2としてそれぞれ管理される。
以下、このASNゲートウェイ30の装置構成について図2を用いて説明する。図2は、ASNゲートウェイ30の機能構成を示すブロック図である。ASNゲートウェイ30は、上位通信部201、マルチキャスト制御部202、MBSゾーン管理部203、マルチキャストグループ管理部204、トンネリング制御部208、MBSゾーン管理データベース205、マルチキャストグループ管理データベース206、トンネル情報データベース209等を有する。
上位通信部201は、エッジルータ20との間のマルチキャスト通信を制御する。具体的には、上位通信部201は、エッジルータ20から送信されるコンテンツ情報を含むマルチキャストパケットを受信し、受信されたマルチキャストパケットをマルチキャスト制御部202に渡す。また、上位通信部201は、エッジルータ20へマルチキャスト用パケットを送信する。なお、上位通信部201は、マルチキャストパケット以外のデータについても処理するようにしてもよい。
マルチキャスト制御部202は、上位通信部201、MBSゾーン管理部203、マル
チキャストグループ管理部204、トンネリング制御部208と連携することにより、CSN10から送信されるコンテンツ情報を移動端末60に配信するためのマルチキャスト通信を制御する。各移動端末60は、所望のコンテンツの配信を受けるために所定のマルチキャストグループにそれぞれ参加する必要がある。マルチキャスト制御部202は、各移動端末60がそれぞれ所定のマルチキャストグループへ参加する若しくは脱退するための手続きを制御する。例えば、マルチキャスト制御部202は、このような手続きとして利用される、IGMP(Internet Group Management Protocol)若しくはMLD(Multicast Listener Discovery)を制御する。マルチキャスト制御部202は、このようなプロトコルで利用されるマルチキャストグループ管理メッセージである、JOINメッセージ(メンバシップレポートメッセージ)、LEAVEメッセージ、メンバシップクエリ(Group Specific)メッセージ(以降、GS−クエリメッセージと表記する)、メンバシップクエリ(General)メッセージ(以降、G−クエリメッセージと表記する)等を処理する
また、マルチキャスト制御部202は、CSN10から送信されるコンテンツ情報を含むマルチキャストデータを処理する。マルチキャスト制御部202は、これらマルチキャストグループ管理メッセージ及びマルチキャストデータのうち、エッジルータ20へ送信すべきマルチキャストパケットを上位通信部201へ渡し、移動端末60へ送信すべきマルチキャストパケットを送信先となるMBSゾーンに関する情報と共にトンネリング制御部208に渡す。このマルチキャスト制御部202において処理されるマルチキャストグループ管理メッセージ及びマルチキャストデータの詳細については後述する。
MBSゾーン管理部203は、MBSゾーン管理データベース205を参照することにより、各基地局50が属するゾーンに関する情報をそれぞれ管理する。MBSゾーン管理部203は、MBSゾーン管理データベース205内のMBSゾーン情報テーブルを参照する。図3は、MBSゾーン管理データベース205内のMBSゾーン情報テーブルの例を示す図である。このMBSゾーン情報テーブルには、各基地局についてそれが属するMBSゾーンの情報がそれぞれ保持される。このMBSゾーン情報テーブルは、予め設定されるようにしてもよいし、通信により動的に更新されるようにしてもよい。
マルチキャストグループ管理部204は、マルチキャスト制御部202により処理されるマルチキャストグループ管理メッセージに基づいて、各MBSゾーンについて、そのMBSゾーン内の移動端末60が参加しているマルチキャストグループに関する情報をそれぞれ管理する。この管理には、マルチキャストグループ管理データベース206が利用される。
図4は、マルチキャストグループ管理データベース206内のマルチキャストグループ情報テーブルを示す図である。マルチキャストグループ管理部204は、マルチキャストグループ及びMBSゾーン毎に、マルチキャストアドレス、MBSゾーン情報、ラストレスポンダ情報をこのマルチキャストグループ情報テーブルに保持する。ラストレスポンダ情報としては、同一MBSゾーン内であって同一マルチキャストグループへの参加依頼(JOINメッセージ)を最後に中継した基地局に関する情報が保持される。
トンネリング制御部208は、GRE(Generic Routing Encapsulation)トンネルの
生成及び解放等を制御し、このGREトンネルを用いて基地局50との間のマルチキャスト通信を処理する。具体的には、トンネリング制御部208は、マルチキャスト制御部202から送られるマルチキャストパケットをGREトンネルを用いて所定の基地局50へ送信する。このとき、トンネリング制御部208は、当該マルチキャストパケットがマルチキャストグループ管理メッセージ及びマルチキャストデータのいずれの場合であっても同様にGREトンネルを用いて所定の基地局50へ送信する。また、トンネリング制御部
208は、基地局50からこのGREトンネルを利用して送信されてきたフレームを受信し、この受信されたデータをマルチキャスト制御部202に渡す。本MBSシステムでは、当該マルチキャストグループ管理メッセージ及びマルチキャストデータがCSN10と移動端末60との間でやりとりされるにあたり、基地局50とASNゲートウェイ30との間の通信にはGREトンネルが利用される。なお、GREトンネリングプロトコルの詳細は、RFC2784及びRFC2890で規定されているとおりであり、ここでは説明を省略する。
トンネリング制御部208は、初期動作時に、トンネル情報データベース209内の情報に基づいて、各基地局50との間に当該マルチキャスト通信に利用するための下りのGREトンネルを生成する。ASNゲートウェイ30から基地局50への通信に利用される下りのGREトンネルは、例えば、ASNゲートウェイ30に接続される基地局50の数に提供されるコンテンツ数を乗じた数分、生成される。
図5は、トンネル情報データベース209内のトンネル情報テーブルの例を示す図である。このトンネル情報テーブルには、生成されるべきGREトンネルについての情報が格納される。このトンネル情報テーブルには、各GREトンネルに関し、識別子であるGREキー、そのGREトンネルを利用するマルチキャストアドレス、生成すべき先のMBSゾーン情報(図5のZONE#1、ZONE#2、ZONE#3)がそれぞれ格納される。
トンネリング制御部208は、マルチキャスト制御部202から送信すべきマルチキャストパケット及びその送信先のMBSゾーンに関する情報を受けた場合には、MBSゾーン管理部203に依頼してその送信先のMBSゾーンに属する基地局50の情報を取得する。トンネリング制御部208は、その取得された基地局50の数に応じて、当該マルチキャストパケットを複製する。トンネリング制御部208は、この複製されたマルチキャストパケットにGREヘッダ等の所定のヘッダを付加した後、生成されたフレームを各基地局50との間に確立されているGREトンネルを用いて送信する。
このとき、トンネリング制御部208は、このGREヘッダに送信先のMBSゾーンに対応するタイミング情報を設定する。このタイミング情報は、同一MBSゾーンに属する各基地局50においてASNゲートウェイ30から送られた同一メッセージをそれぞれ同時に無線送信するために利用される。また、このタイミング情報は、例えば、図示しない機能部により各MBSゾーンに属する各基地局50からそれぞれ収集される処理遅延時間、通信遅延時間等に基づいて算出される各MBSゾーンでの最大遅延時間により生成される。なお、本発明は、このタイミング情報の生成手法等を限定するものではなく、当該タイミング情報は同一MBSゾーンに属する基地局から無線通信により同一マルチキャストデータが略同時に送信されるための情報であればよい。
以下、マルチキャスト制御部202により処理される各メッセージについてそれぞれ図6から図12を用いて説明する。
図6は、基地局50からASNゲートウェイ30へ送信されるJOINメッセージを示す図である。JOINメッセージは、マルチキャストグループに参加する際にその参加したいマルチキャストアドレスを指定して移動端末60から送信されるメッセージであり、メッセージ種別としてはメンバシップレポートメッセージと同様である。図6には、移動端末60からJOINメッセージを受信した基地局50がそのJOINメッセージをGREトンネルを用いて送信する際のフレーム構成が示されている。このフレームは、移動端末60から送信されるメンバシップレポートパケット301に所定のヘッダ302(GREヘッダ、IPヘッダ及びL2(レイヤ2)ヘッダ)が付加されることにより構成される
。メンバシップレポート301のグループアドレスフィールドに、参加が希望されるマルチキャストアドレス(マルチキャストグループ)が設定される。
マルチキャスト制御部202は、このJOINメッセージを受けるとIPヘッダのSA(Sender Address)フィールドを参照することにより、送信元の基地局を特定する。マルチキャスト制御部202は、この特定された基地局の属するMBSゾーンをMBSゾーン管理部203から取得する。マルチキャスト制御部202は、受信されたメンバシップレポートパケット301のIGMP部のグループアドレスフィールドからマルチキャストアドレスを抽出する。マルチキャスト制御部202は、この抽出されたマルチキャストアドレスがマルチキャストグループ情報テーブルに既に格納されているか否かの検査をマルチキャストグループ管理部204に依頼する。
当該マルチキャストアドレスが当該MBSゾーンについて既にマルチキャストグループ情報テーブルに格納されている場合には、マルチキャスト制御部202は、送信元の基地局50及びその基地局50の属するMBSゾーンに関する各情報をそれぞれマルチキャストグループ管理部204に渡す。マルチキャストグループ管理部204は、これらの情報に基づいて、マルチキャストグループ情報テーブル内の対象マルチキャストアドレス及び対象MBSゾーンに関するレコードに関し、ラストレスポンダ情報を当該送信元の基地局50に関する情報に更新する。
なお、対象マルチキャストアドレスが格納されていたとしても異なるMBSゾーンに関するレコードのみが存在する場合には、マルチキャストグループ管理部204は、マルチキャストグループ情報テーブルに新たなレコードを追加して、それら情報を登録する。
一方、当該マルチキャストアドレスが未だマルチキャストグループ情報テーブルに設定されていない場合には、マルチキャスト制御部202は、メンバシップレポートパケット301を当該フレームから抽出し、抽出されたパケットのIPヘッダ部のSAフィールドに自装置(ASNゲートウェイ30)のIPアドレスを設定し、このパケットをエッジルータ20へ送信するように上位通信部201へ渡す。図7は、ASNゲートウェイ30からエッジルータ20へ送信されるJOINメッセージを示す図である。図7に示されるように、送信元がASNゲートウェイ30に設定されたメンバシップレポートパケットは、L2ヘッダが付加されてエッジルータ20へ送信される。
次に、図8は、ASNゲートウェイ30から基地局50へ送信されるメンバシップクエリ(Group Specific)メッセージを示す図である。GS−クエリメッセージは、特定マルチキャストグループに参加する(特定マルチキャストアドレスが指定されたマルチキャストメッセージを受信する)移動端末60の存在を確認するために送信されるメッセージである。ASNゲートウェイ30は、マルチキャストグループ情報テーブルに設定される各マルチキャストグループに関するGS−クエリメッセージを、同テーブル内に設定されている各MBSゾーンへそれぞれ送信する。
このとき、マルチキャスト制御部202は、図8に示されるようなGS−クエリパケット701を生成する。GS−クエリパケット701には、存在確認の対象となるマルチキャストアドレスがIGMP部のグループアドレスフィールド及びIPヘッダ部のDA(Destination Address)フィールドに設定される。マルチキャスト制御部202は、生成さ
れたGS−クエリパケット701をトンネリング制御部208に渡す。トンネリング制御部208は、このGS−クエリパケット701を送信先のMBSゾーンに属する基地局の数に応じて複製し、複製された各GS−クエリパケット701にそれぞれ所定のヘッダ702を付加し、生成された各フレームを当該各基地局50へGREトンネルを利用してそれぞれ送信する。このとき、トンネリング制御部208は、送信先となるMBSゾーンに
対応するタイミング情報をヘッダ702のGREヘッダ部に設定する。
図9は、上記GS−クエリメッセージに対する応答として基地局50からASNゲートウェイ30へ送信されるメンバシップレポートメッセージを示す図である。メンバシップレポートメッセージは、上記GS−クエリメッセージを受けた移動局60がそれに設定されるマルチキャストグループに継続して参加している場合に移動端末60から送信されるメッセージである。図9には、移動端末60からメンバシップレポートメッセージを受信した基地局50がそのメッセージをGREトンネルを用いて送信する際のフレーム構成が示されている。このフレームは、移動端末60から送信されるメンバシップレポートパケット801に所定のヘッダ802(GREヘッダ、IPヘッダ及びL2ヘッダ)が付加されることにより構成される。メンバシップレポートパケット801のDAフィールド及びグループアドレスフィールドに、参加が継続されているマルチキャストアドレスが設定される。
マルチキャスト制御部202は、このメンバシップレポートメッセージを受けると、そのメンバシップレポートパケット801のIGMP部のグループアドレスフィールドに設定されているマルチキャストアドレスについては参加を継続している移動端末60が存在することを認識する。その後、マルチキャスト制御部202は、そのメンバシップレポートパケット801をトンネリング制御部208に渡す。トンネリング制御部208は、このメンバシップレポートパケット801に所定のヘッダを付加し、生成されたフレームをそのマルチキャストグループについて登録されているMBSゾーンに属する各基地局50へGREトンネルを利用してそれぞれ送信する。これにより、同MBSゾーンに存在する移動端末60であって同マルチキャストグループに参加しているものがこれ以上メンバシップレポートメッセージを送信する必要のないことを認識する。
一方、マルチキャスト制御部202は、このメンバシップレポートを所定の時間受信することがなかった場合には、そのMBSゾーンには当該マルチキャストグループに参加している移動端末60が存在していないことを認識し、その旨をマルチキャストグループ管理部204に通知する。マルチキャストグループ管理部204は、当該MBSゾーンについての当該マルチキャストグループに関するレコードを削除する。なお、マルチキャスト制御部202は、マルチキャストグループに参加している移動端末60が存在していないことを認識する際に、複数回、GS−クエリメッセージを再送するようにしてもよい。
次に、図10は、基地局50からASNゲートウェイ30へ送信されるLEAVEメッセージを示す図である。LEAVEメッセージは、参加しているマルチキャストグループから脱退する際に移動端末60から送信されるメッセージである。図10には、移動端末60からLEAVEメッセージを受信した基地局50がそのLEAVEメッセージをGREトンネルを用いて送信する際のフレーム構成が示されている。このフレームは、移動端末60から送信されるLEAVEパケット901に所定のヘッダ902(GREヘッダ、IPヘッダ及びL2ヘッダ)が付加されることにより構成される。LEAVEパケット901のグループアドレスフィールドに、脱退を希望するマルチキャストアドレスが設定される。
マルチキャスト制御部202は、このLEAVEメッセージを受けるとIPヘッダのSAフィールドを参照することにより、送信元の基地局を特定する。マルチキャスト制御部202は、この特定された基地局の属するMBSゾーンをMBSゾーン管理部203から取得する。マルチキャスト制御部202は、受信されたLEAVEパケット901のIGMP部のグループアドレスフィールドからマルチキャストアドレスを抽出する。マルチキャスト制御部202は、この抽出されたマルチキャストアドレスについての当該MBSゾーンのラストレスポンダが当該送信元の基地局と一致している否かの検査をマルチキャス
トグループ管理部204に依頼する。
マルチキャスト制御部202は、当該送信元の基地局がラストレスポンダ以外である場合には、他にそのマルチキャストグループに参加する移動局60が存在するものとしてそのまま処理を終了する。一方、マルチキャスト制御部202は、当該送信元の基地局がラストレスポンダとなっている場合には、その基地局が存在するMBSゾーンにそのマルチキャストグループに参加する他の移動局60が存在するか否かを確認するために、そのMBSゾーンに対してGS−クエリメッセージを送信する。このGS−クエリメッセージの送信に関する処理は、上述と同様である。これにより、LEAVEメッセージの対象となっていたマルチキャストグループに参加する移動端末60が他に存在しないことが確認され、マルチキャストグループ情報テーブルから当該マルチキャストグループに関するレコードが削除される。
マルチキャスト制御部202は、LEAVEメッセージにより当該マルチキャストグループに関するレコードがマルチキャストグループ情報テーブルから削除されると、言い換えれば、そのMBSゾーンについてそのマルチキャストグループに参加している移動端末60が存在しなくなったことを認識すると、そのLEAVEパケット901を当該フレームから抽出し、抽出されたパケットのIPヘッダ部のSAフィールドに自装置のIPアドレスを設定し、このパケットをエッジルータ20へ送信するように上位通信部201へ渡す。図11は、ASNゲートウェイ30からエッジルータ20へ送信されるLEAVEメッセージを示す図である。図11に示されるように、送信元がASNゲートウェイ30に設定されたLEAVEパケットは、L2ヘッダが付加されてエッジルータ20へ送信される。
図12は、CSN10から送信され、エッジルータ20、ASNゲートウェイ30及び基地局50を経由して移動端末60へ配信されるマルチキャストデータを示す図である。CSN10から送信されたマルチキャストデータ1201は、それに含まれるコンテンツ情報に対応するマルチキャストアドレスが設定されており、エッジルータ20を経由してASNゲートウェイ30へ送られる。ASNゲートウェイ30の上位通信部201は、このマルチキャストデータを受けると、マルチキャスト制御部202へこのデータを渡す。
マルチキャスト制御部202は、このデータのDAフィールドに設定されているマルチキャストアドレスを抽出し、マルチキャストグループ管理部204にこのマルチキャストアドレスに参加する移動端末60の存在するMBSゾーンに関する情報を要求する。マルチキャスト制御部202は、マルチキャストグループ管理部204から通知されるMBSゾーンに関する情報をそのマルチキャストデータ1201と共にトンネリング制御部208に送る。
トンネリング制御部208は、このマルチキャストデータ1201を通知されたMBSゾーンの数及び各MBSゾーンに属する基地局の数に応じて複製し、複製された各マルチキャストデータ1201にそれぞれ所定のヘッダ1202を付加し、生成された各フレームを当該各基地局50へGREトンネルを利用してそれぞれ送信する。このとき、トンネリング制御部208は、送信先となるMBSゾーンに対応するタイミング情報をヘッダ1202のGREヘッダ部に設定する。このフレームを受信した同一MBSゾーン内の各基地局50は、そのタイミング情報に応じてそれぞれ同一時刻にそのフレーム内のマルチキャストデータ1201を無線送信する。本実施形態におけるMBSシステムでは、このマルチキャストデータを基地局へ送信する場合も先のマルチキャストグループ管理メッセージを基地局へ送信する場合も同様のヘッダを付加して送信する。
〈〈基地局〉〉
基地局50は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力インタフェース
等を備え、通信エリア内の移動端末60を本MBSシステムに無線通信により接続する。また、基地局50は、所定のASNゲートウェイ30と有線により接続されており、移動端末60から送信された信号(マルチキャストパケット)をGREトンネルを用いてASNゲートウェイ30へ転送し、ASNゲートウェイ30からGREトンネルを用いて送信されたマルチキャストパケットを移動端末60へ無線送信する。なお、基地局50と移動端末60との間の無線リンク確立及び解放、IPアドレス割り当て等の処理については、周知技術と同様であるため、説明を省略する。
基地局50は、自装置を管理するASNゲートウェイ30に関する情報(例えば、IPアドレス等)を保持する。基地局50は、RFC2784及びRFC2890で規定されているGREトンネリングプロトコルを用いることにより、初期動作時に、ASNゲートウェイ30との間にマルチキャスト通信に利用するための上りのGREトンネルを生成する。
基地局50は、移動端末60から送信されるメンバシップレポートパケット301(図6参照)(JOINメッセージ及びGS−クエリメッセージの応答メッセージ)、LEAVEパケット901(図10参照)を受信すると、それに所定のヘッダ302(L2ヘッダ、IPヘッダ、GREヘッダ)が付加されたフレームを生成し、このフレームをASNゲートウェイ30へ送信する。このとき、基地局50は、IPヘッダのSAフィールドを自装置のIPアドレスに設定し、DAフィールドをASNゲートウェイ30のIPアドレスに設定する。
基地局50は、ASNゲートウェイ30からGREトンネルを用いて送信されてくるフレームを受信した場合には、その中のマルチキャストパケット(GS−クエリパケット701(図8参照)、マルチキャストデータ1201(図12参照))を抽出する。続いて、基地局50は、同フレームのGREヘッダに設定されているタイミング情報に対応する時間に、抽出されたマルチキャストパケットを所定の無線チャネルによって送信する。ASNゲートウェイ30からGREトンネルを用いて送信されてくるマルチキャストパケット及びGREヘッダに設定されるタイミング情報は、MBSゾーン毎に同一のものが設定される。これにより、同一MBSゾーンに属する基地局50は、略同時に同一のマルチキャストパケットを送信する。
〈移動端末〉
移動端末60は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力インタフェー
ス等を備える端末装置であり、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ等である。移動端末60は、マルチキャスト通信機能及び無線通信機能を有する。移動端末60は、その存在位置に応じてその位置を通信エリアとしてカバーする基地局50と無線通信する。移動端末60は、無線リンクの確立された基地局50を経由して、CSN10からマルチキャスト配信される各種コンテンツを受信する。各移動端末60はそれぞれ所望のコンテンツのマルチキャストグループに参加することにより、各コンテンツを受信する。
移動端末60は、所望のマルチキャストグループに参加するために、予め上記CSN10の保有する各コンテンツとマルチキャストアドレスとの相対表をダウンロード等することにより保持するようにしてもよい。また、移動端末60は、予め本MBSシステムに接続するためのIPアドレスを取得するようにしてもよい。本発明は、移動端末60におけるコンテンツのマルチキャストアドレスを知る手法、IPアドレスの取得手法等を限定するものではないため、ここでは説明を省略する。
〔動作例〕
以下に、本実施形態におけるMBSシステムの動作例について図13及び14を用いて説明する。
まず、移動端末60からJOINメッセージが送信された場合の動作について図13を用いて説明する。図13は、JOINメッセージ受信時の処理を示すシーケンス図であり、図1に示されるシステム構成を例にして示されている。基地局50のBS1、BS2及びBS3がMBSゾーン#1に属すると定義され、基地局50のBS4及びBS5がMBSゾーン#2に属すると定義され、移動端末60のMS1がBS2の通信エリア内に存在し、移動端末60のMS3及びMS4がBS5の通信エリア内に存在する場合を例に挙げる。
MS1は、マルチキャストグループ(224.22.3.45)の参加を希望して、そのマルチキャストアドレス(224.22.3.45)を設定したJOINメッセージを無線送信する(S1301)。
BS2は、このJOINメッセージ信号を受信すると、この信号からメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。BS2は、このメンバシップクエリレポートパケットに所定のヘッダが付加されたフレームをGREトンネルを用いてASNゲートウェイ30へ送信する(S1302)。このとき、BS2は、当該所定のヘッダ内のSAフィールドには自身のIPアドレスを設定し、DAフィールドにはASNゲートウェイ30のIPアドレスを設定する。
ASNゲートウェイ30は、このGREトンネルから当該フレームを受信すると、フレーム内のメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。更に、ASNゲートウェイ30は、そのフレームのヘッダのSAフィールドに設定されているIPアドレスに基づき送信元のBS2を特定し、MBSゾーン情報テーブル(図3)に基づいてそのBS2の属するMBSゾーンがMBSゾーン#1であることを認識する。続いて、ASNゲートウェイ30は、そのフレーム内のIGMP部のグループアドレスフィールドに設定されているマルチキャストアドレス(224.22.3.45)及びMBSゾーン#1の対がマルチキャストグループ情報テーブル(図4)に登録されているか否かをチェックする(S1303)。
ASNゲートウェイ30は、当該マルチキャストアドレス(224.22.3.45)及びMBSゾーン#1の対が登録されていないことを確認すると、マルチキャストグループ情報テーブルに新たなレコードを追加してこれらの情報を登録する(S1304)。具体的には、マルチキャストグループ情報テーブルに、マルチキャストアドレスフィールドに「224.22.3.45」が設定され、MBSゾーンフィールドに「MBSゾーン#1」が設定され、ラストレスポンダフィールドに「BS2」が設定された新たなレコードが追加される。
ASNゲートウェイ30は、その後、エッジルータ20に、抽出されたメンバシップクエリレポートパケットをL2ヘッダを付与して送信する(S1305)。このとき、ASNゲートウェイ30は、そのパケット内のIPヘッダのSAフィールドに自身のIPアドレスを設定する。これにより、このパケットを受信したエッジルータ20は、そのSAフィールドに設定されるIPアドレスによりASNゲートウェイ30がマルチキャストグループ(224.22.3.45)に参加するものとして認識する。
次に、同一MBSゾーン内の複数の移動端末MS3及びMS4がJOINメッセージを送信した場合の処理について説明する。
まず、MS3が、マルチキャストグループ(224.0.10.15)の参加を希望して、そのマルチキャストアドレス(224.0.10.15)を設定したJOINメッセージを無線送信したものとする(S1310)。
BS5は、このJOINメッセージ信号を受信すると、この信号からメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。BS5は、このメンバシップクエリレポートパケットに所定のヘッダが付加されたフレームをGREトンネルを用いてASNゲートウェイ30へ送信する(S1311)。このとき、BS5は、当該所定のヘッダのSAフィールドには自身のIPアドレスを設定し、DAフィールドにはASNゲートウェイ30のIPアドレスを設定する。
ASNゲートウェイ30は、このGREトンネルから当該フレームを受信すると、フレーム内のメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。更に、ASNゲートウェイ30は、そのフレームのヘッダのSAフィールドに設定されているIPアドレスに基づき送信元のBS5を特定し、MBSゾーン情報テーブルに基づいてそのBS5の属するMBSゾーンがMBSゾーン#2であることを認識する。続いて、ASNゲートウェイ30は、そのフレーム内のIGMP部のグループアドレスフィールドに設定されているマルチキャストアドレス(224.0.10.15)及びMBSゾーン#2の対がマルチキャストグループ情報テーブルに登録されているか否かをチェックする(S1312)。
ASNゲートウェイ30は、当該マルチキャストアドレス(224.0.10.15)及びMBSゾーン#2の対が登録されていないことを確認すると、マルチキャストグループ情報テーブルに新たなレコードを追加してこれらの情報を登録する(S1313)。具体的には、マルチキャストグループ情報テーブルに、マルチキャストアドレスフィールドに「224.0.10.15」が設定され、MBSゾーンフィールドに「MBSゾーン#2」が設定され、ラストレスポンダフィールドに「BS5」が設定された新たなレコードが追加される。
ASNゲートウェイ30は、その後、エッジルータ20に、抽出されたメンバシップクエリレポートパケットをL2ヘッダを付与して送信する(S1314)。
次に、MS4が、MS3と同様のマルチキャストグループ(224.0.10.15)の参加を希望して、そのマルチキャストアドレス(224.0.10.15)を設定したJOINメッセージを無線送信したものとする(S1320)。
BS4は、このJOINメッセージ信号を受信すると、この信号からメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。BS4は、このメンバシップクエリレポートパケットに所定のヘッダが付加されたフレームをGREトンネルを用いてASNゲートウェイ30へ送信する(S1321)。
ASNゲートウェイ30は、このGREトンネルから当該フレームを受信すると、フレーム内のメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。更に、ASNゲートウェイ30は、MS3の場合と同様に、そのフレームの送信元のBS4を特定し、そのBS4の属するMBSゾーンがMBSゾーン#2であることを認識する。続いて、ASNゲートウェイ30は、そのフレーム内のIGMP部のグループアドレスフィールドに設定されているマルチキャストアドレス(224.0.10.15)及びMBSゾーン#2の対がマルチキャストグループ情報テーブルに登録されているか否かをチェックする(S1322)。
ASNゲートウェイ30は、マルチキャストアドレス(224.0.10.15)及び
MBSゾーン#2の対が既に登録されていることを認識すると、マルチキャストグループ情報テーブルの対象レコードのラストレスポンダフィールドを「BS4」に更新し(S1323)、処理を終える。これにより、ASNゲートウェイ30は、同一MBSゾーン内で既に登録済みのマルチキャストグループについてのJOINメッセージを受信した場合には、エッジルータ20にそれを送信しない。
次に、ASNゲートウェイ30がマルチキャストグループ情報テーブルに設定されているマルチキャストグループに参加する移動端末60の生存確認をする場合の動作について図14を用いて説明する。図14は、GS−クエリメッセージ送信時の処理を示すシーケンス図であり、図1に示されるシステム構成を例にして示されている。
ASNゲートウェイ30のマルチキャストグループ情報テーブルは、図4に示される状態となっているものとする。ASNゲートウェイ30は、所定の周期で、マルチキャストグループ情報テーブルに設定されている各マルチキャストグループについてそれぞれ生存確認を行う。
具体的には、ASNゲートウェイ30は、マルチキャストグループ(224.0.10.15)の生存確認として、IGMP部のグループアドレスフィールド及びIPヘッダ部のDAフィールドにマルチキャストアドレス(224.0.10.15)が設定されたGS−クエリパケットを生成する。ASNゲートウェイ30は、そのマルチキャストアドレスについて登録されているMBSゾーンがMBSゾーン#2であることを認識し、そのMBSゾーン#2に属する基地局としてBS4及びBS5を特定する。ASNゲートウェイ30は、この特定されたBS4及びBS5との間でマルチキャストアドレス(224.0.10.15)について生成されているGREトンネルを特定する。
ASNゲートウェイ30は、先に生成されたGS−クエリパケットを複製し、各GS−クエリパケットに送信先の基地局用に設定された所定のヘッダをそれぞれ付加する。ASNゲートウェイ30は、このように生成された各フレームを各GREトンネルをそれぞれ利用することにより、BS4及びBS5に送信する(S1401)。送信される各フレームのGREヘッダ部に設定されるタイミング情報には、同一の情報が設定される。
このフレームを受信したBS4及びBS5は、GREヘッダ部に設定されているタイミング情報に対応するタイミングで、このフレーム内のGS−クエリパケットを同時に所定の無線チャネルを用いて送信する(S1402)。
MS3及びMS4は、その位置に応じてBS4及びBS5のいずれか1つから送信されたGS−クエリパケットを受信する。MS3及びMS4は、移動時においても、BS4及びBS5からは略同時に同一データが送信されているため、いずれか1つの基地局から送信されたデータのみを受信する。ここでは、MS3及びMS4は共にマルチキャストグループ(224.0.10.15)に継続して参加しており、MS3が先にGS−クエリの応答としてメンバシップクエリレポートパケットを送信した場合を例に挙げる。
MS3は、マルチキャストグループ(224.0.10.15)への参加を継続していることを示すために、そのマルチキャストアドレス(224.0.10.15)を設定したクエリ応答メッセージを無線送信する(S1403)。
BS5は、このクエリ応答メッセージ信号を受信すると、この信号からメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。BS5は、このメンバシップクエリレポートパケットに所定のヘッダが付加されたフレームをGREトンネルを用いてASNゲートウェイ30へ送信する(S1404)。このとき、BS5は、当該所定のヘッダ内のSAフィールド
には自身のIPアドレスを設定し、DAフィールドにはASNゲートウェイ30のIPアドレスを設定する。
ASNゲートウェイ30は、このGREトンネルから当該フレームを受信すると、フレーム内のメンバシップクエリレポートパケットを抽出する。ASNゲートウェイ30は、そのフレーム内のIGMP部のグループアドレスフィールドに設定されているマルチキャストアドレス(224.0.10.15)を参照する。更に、ASNゲートウェイ30は、そのフレームの送信元のBS5を特定し、MBSゾーン情報テーブルに基づいてそのBS5の属するMBSゾーンがMBSゾーン#2であることを認識する。これにより、ASNゲートウェイ30は、先に送信されたGS−クエリメッセージの応答として、マルチキャストアドレス(224.0.10.15)についてMBSゾーン#2に参加継続中の移動端末60が存在することを確認する。
上記確認後、ASNゲートウェイ30は、そのMBSゾーン#2に属する基地局としてBS4及びBS5を特定し、この特定されたBS4及びBS5との間でマルチキャストアドレス(224.0.10.15)について生成されているGREトンネルを特定する。ASNゲートウェイ30は、抽出されたメンバシップクエリレポートパケットをそのまま複製し、複製された各パケットに所定のヘッダを付加した後、生成された各フレームを特定された各GREトンネルを用いて、BS4及びBS5へ送信する(S1405)。送信される各フレームのGREヘッダ部に設定されるタイミング情報には、同一の情報が設定される。
このフレームを受信したBS4及びBS5は、GREヘッダ部に設定されているタイミング情報に対応するタイミングで、このフレーム内のメンバシップクエリレポートパケットを同時に所定の無線チャネルを用いて送信する(S1406)。
MS3及びMS4は、その位置に応じてBS4及びBS5のいずれか1つから送信されたメンバシップクエリレポートパケットを受信する。これにより、MS4は、先に受信されたGS−クエリパケットへ応答する必要のないことを認識し、クエリ応答メッセージを無線送信しない。これは、ASNゲートウェイ30が各マルチキャストグループへの参加状態をMBSゾーン毎にそれぞれ行っており、既に同一MBSゾーン内に存在する他の移動端末MS3により参加継続情報が通知されたからである。
次に、ASNゲートウェイ30は、マルチキャストグループ情報テーブルに基づいて、MBSゾーン#1に関しマルチキャストグループ(224.22.3.45)の生存確認を行う場合について説明する。ここでは、MBSゾーン#1に存在するMS1が当該マルチキャストグループ(224.22.3.45)に参加を取り止めた場合を例に挙げる。
ASNゲートウェイ30は、マルチキャストグループ(224.22.3.45)の生存確認として、IGMP部のグループアドレスフィールド及びIPヘッダ部のDAフィールドにマルチキャストアドレス(224.22.3.45)が設定されたGS−クエリパケットを生成する。ASNゲートウェイ30は、そのマルチキャストアドレスについて登録されているMBSゾーンがMBSゾーン#1であることを認識し、そのMBSゾーン#1に属する基地局としてBS1、BS2及びBS3を特定する。ASNゲートウェイ30は、この特定されたBS1、BS2及びBS3との間でマルチキャストアドレス(224.22.3.45)について生成されているGREトンネルを特定する。
ASNゲートウェイ30は、先に生成されたGS−クエリパケットを複製し、各GS−クエリパケットに送信先の基地局用に設定された所定のヘッダをそれぞれ付加する。ASNゲートウェイ30は、このように生成された各フレームを各GREトンネルをそれぞれ
利用することにより、BS1、BS2及びBS3に送信する(S1410)。送信される各フレームのGREヘッダ部に設定されるタイミング情報には、同一の情報が設定される。
このフレームを受信したBS1、BS2及びBS3は、GREヘッダ部に設定されているタイミング情報に対応するタイミングで、このフレーム内のGS−クエリパケットを同時に所定の無線チャネルを用いて送信する(S1411)。
MS1は、その位置に応じてBS1、BS2及びBS3のいずれか1つから送信されたGS−クエリパケットを受信する。MS1は、マルチキャストグループ(224.22.3.45)への参加を取り止めているため、そのGS−クエリメッセージに対して応答しない。
ASNゲートウェイ30は、先に送信されたGS−クエリメッセージに対しての応答が所定のタイムアウト時間に送られてこない場合に、当該MBSゾーン#1にマルチキャストグループ(224.22.3.45)に参加継続している移動端末60が存在しないと仮決定する(S1412)。ASNゲートウェイ30は、先に送信されたものと同様のGS−クエリメッセージをMBSゾーン#1に対して再送信する(S1413)。
ASNゲートウェイ30は、この再送されたGS−クエリメッセージに対しても応答がない場合に、当該MBSゾーン#1にマルチキャストグループ(224.22.3.45)に参加継続している移動端末60が存在しないと決定し、マルチキャストグループ情報テーブルから対象のレコードを削除する。続いて、ASNゲートウェイ30は、マルチキャストグループ情報テーブルに、当該マルチキャストグループ(224.22.3.45)に関し他のMBSゾーンに関するレコードが登録されているか否かを確認する。ASNゲートウェイ30は、他のMBSゾーンに関するレコードが登録されていないことを確認すると、エッジルータ20へ、当該マルチキャストグループ(224.22.3.45)についてのLEAVEメッセージを送信する。
このLEAVEメッセージを受信したエッジルータ20は、ASNゲートウェイ30がマルチキャストグループ(224.22.3.45)から脱退したと認識する。これは、ASNゲートウェイ30の配下に存在する移動端末60に当該マルチキャストグループに参加継続しているものがいないことを認識することと同義である。
なお、移動端末60からLEAVEメッセージが送信された場合の処理シーケンスとしては、当該LEAVEメッセージをASNゲートウェイ30が受信すると、上述のGS−クエリメッセージが送信される。その後の処理については図14に示す処理シーケンスと同様であるため、説明を省略する。
〈本実施形態における作用及び効果〉
ここで、上述した本実施形態におけるMBSシステムの作用及び効果について述べる。
本実施形態におけるMBSシステムでは、移動端末60から送信されたJOINメッセージ(所定のマルチキャストグループへの参加依頼)が基地局50を介してASNゲートウェイ30へ送信されると、そのJOINメッセージの対象となるマルチキャストグループに関しそのJOINメッセージを中継した基地局の属するMBSゾーンに関する情報がマルチキャストグループ情報テーブルに格納される。
また、このマルチキャストグループ情報テーブルに格納されている各マルチキャストグループに関しそれぞれ周期的に生存(参加継続)状況が確認される際には、GS−クエリ
メッセージが、同テーブルに設定されているMBSゾーンに属する各基地局50へそれぞれ送信され、そのMBSゾーンに属する各基地局50から同一タイミングで無線送信される。
すなわち、本実施形態におけるMBSシステムでは、ASNゲートウェイ30において、移動端末60の参加するマルチキャストグループに関する情報がその移動端末60が無線通信する基地局の属するMBSゾーン毎に管理される。
これにより、同一MBSゾーンの管理配下に存在する複数の移動端末60から同一マルチキャストグループに関するJOINメッセージが送信された場合には、いずれか1つのメッセージのみがASNゲートウェイ30により処理されればよく、それ以外のメッセージについてはASNゲートウェイ30から上位には転送される必要がなくなる。
従って、本実施形態によれば、当該移動端末60に対してマルチキャスト通信サービスを提供するにあたりMBSシステム全体としてトラフィック量を減らすことができる。
また、生存確認についても、GS−クエリメッセージについてもマルチキャストデータ(コンテンツ)と同様にマルチキャストグループ情報テーブルに格納されている各マルチキャストグループについてMBSゾーン毎にそれぞれ同時送信されるため、移動端末60が移動したとしても同一MBSゾーンに存在していれば生存確認を正常に遂行することができる。
また、本実施形態におけるMBSシステムでは、ASNゲートウェイ30と各基地局50との間のマルチキャストグループ管理メッセージの送信及び受信についてはGREトンネルが利用される。当該マルチキャストグループ管理メッセージは、このGREトンネルが利用されることにより、ユーザデータ(ユーザへのマルチキャストデータ)と同様に処理される。すなわち、マルチキャストグループ管理メッセージに付加されるGREヘッダに所定のタイミング情報を設定することにより、同一MBSゾーンに属する各基地局50では当該マルチキャストグループ管理メッセージが同時に無線送信される。
このように、本実施形態におけるMBSシステムでは、マルチキャストグループ管理メッセージを送信する際にマルチキャスト用ユーザデータと同様の手法を用いることにより、移動端末60が移動している場合であっても同一MBSゾーン内に存在していれば当該マルチキャスト管理プロトコルを正常に遂行することができ、参加継続状況を正常に把握することができる。また、移動端末60が移動することで必要となるマルチキャストグループ管理メッセージを極力減らすことができる。
これにより、本実施形態によれば、移動することが前提の移動端末60を対象としたMBSシステムにおいて、効率的にマルチキャスト通信を行うことが可能となる。
本実施形態におけるマルチBS−MBSシステムのシステム構成を示す図である。 ASNゲートウェイの機能構成を示す図である。 MBSゾーン管理データベース内のMBSゾーン情報テーブルの例を示す図である。 マルチキャストグループ管理データベース内のマルチキャストグループ情報テーブルを示す図である。 トンネル情報データベース内のトンネル情報テーブルの例を示す図である。 基地局からASNゲートウェイへ送信されるJOINメッセージを示す図である。 ASNゲートウェイからエッジルータへ送信されるJOINメッセージを示す図である。 ASNゲートウェイから基地局へ送信されるメンバシップクエリ(Group Specific)メッセージを示す図である。 GS−クエリメッセージに対する応答として基地局からASNゲートウェイへ送信されるメンバシップレポートメッセージを示す図である。 基地局からASNゲートウェイへ送信されるLEAVEメッセージを示す図である。 ASNゲートウェイからエッジルータへ送信されるLEAVEメッセージを示す図である。 CSNから送信され、エッジルータ、ASNゲートウェイ及び基地局を経由して移動端末へ配信されるマルチキャストデータを示す図である。 JOINメッセージ受信時の処理を示す図である。 GS−クエリメッセージ送信時の処理を示す図である。
符号の説明
10 CSN(Connectivity Service Network)
15 ASN(Access Service Network)
20 エッジルータ
30 ASNゲートウェイ
50 基地局
60 移動端末
201 上位通信部
202 マルチキャスト制御部
203 MBSゾーン管理部
204 マルチキャストグループ管理部
205 MBSゾーン管理データベース
206 マルチキャストグループ管理データベース
208 トンネリング制御部
209 トンネル情報データベース
301 メンバシップレポートパケット
302 ヘッダ
701 メンバシップクエリパケット、GS(Group Specific)−クエリパケット
702 ヘッダ
801 メンバシップレポートパケット
802 ヘッダ
901 LEAVEパケット
902 ヘッダ
1201 マルチキャストデータ

Claims (9)

  1. 移動端末へ配信するためのコンテンツを同一ゾーンに属する複数の基地局から略同時に無線送信するために、前記コンテンツを含みこのコンテンツに対応するマルチキャストグループに関する情報の設定されたユーザデータパケットを同一ゾーンに属する複数の基地局へ送信する中継装置であって、
    前記移動端末により参加されるマルチキャストグループに関する情報を該移動端末が無線通信する基地局の属するゾーンに関する情報と共に記憶部に格納する格納手段と、
    前記記憶部に格納されるマルチキャストグループに関し、参加を継続している移動端末の存在を確認するためのクエリパケットであって確認対象のマルチキャストグループに関する情報の設定されたクエリパケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたクエリパケットを含む前記ユーザデータパケットを、前記記憶部に前記確認対象のマルチキャストグループに関する情報と共に格納されるゾーンに属する各基地局に対してそれぞれ送信する送信手段と、
    を備える中継装置。
  2. 前記送信手段は、前記生成手段により生成されたクエリパケットを含む前記ユーザデータパケットに同一のタイミング情報を設定した後、各基地局に対してそれぞれ送信する請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記移動端末からの所定のマルチキャストグループに関する参加依頼のためのJOINパケットを前記複数の基地局のいずれか1つを経由して受信した場合に、この経由された基地局の属するゾーンについてこの受信されたJOINパケットの対象となる所定のマルチキャストグループに関する情報が前記記憶部に登録されているか否かを判断する判断手段を更に備え、
    前記格納手段は、前記判断手段により登録されていないと判断された場合に、前記所定のマルチキャストグループに関する情報及びゾーンに関する情報を前記記憶部に格納すると共に前記受信されたJOINパケットを上位装置へ転送し、前記判断手段により登録されていると判断された場合には、前記受信されたJOINパケットの転送を行わない、
    請求項1又は2に記載の中継装置。
  4. ゾーンに区分け管理される複数の基地局と、移動端末へ配信するためのコンテンツを同一ゾーンに属する複数の基地局から略同時に無線送信するために、前記コンテンツを含みこのコンテンツに対応するマルチキャストグループに関する情報の設定されたユーザデータパケットを同一ゾーンに属する複数の基地局へ送信する中継装置と、を有する無線通信システムであって、
    前記中継装置は、
    前記移動端末により参加されるマルチキャストグループに関する情報を該移動端末が無線通信する基地局の属するゾーンに関する情報と共に記憶部に格納する格納手段と、
    前記記憶部に格納されるマルチキャストグループに関し、参加を継続している移動端末の存在を確認するためのクエリパケットであって確認対象のマルチキャストグループに関する情報の設定されたクエリパケットを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたクエリパケットを含む前記ユーザデータパケットを、前記記憶部に前記確認対象のマルチキャストグループに関する情報と共に格納されるゾーンに属する各基地局に対してそれぞれ送信する送信手段と、
    を備え、
    前記複数の基地局のうち同一ゾーンに属する各基地局は、
    前記中継装置の送信手段から送信されたユーザデータパケットを受信し、そのユーザデータパケットに含まれるクエリパケットを同一ゾーンに属する他の基地局と略同時に無線送信する、
    無線通信システム。
  5. 前記中継装置の送信手段は、前記中継装置の生成手段により生成されたクエリパケットを含む前記ユーザデータパケットに同一のタイミング情報を設定した後、各基地局に対してそれぞれ送信し、
    前記複数の基地局のうち同一ゾーンに属する各基地局は、前記クエリパケットを前記タイミング情報に対応するタイミングで無線送信することにより、同一ゾーンに属する他の基地局と略同時に無線送信する、
    請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記中継装置は、
    前記移動端末からの所定のマルチキャストグループに関する参加依頼のためのJOINパケットを前記複数の基地局のいずれか1つを経由して受信した場合に、この経由された基地局の属するゾーンについてこの受信されたJOINパケットの対象となる所定のマルチキャストグループに関する情報が前記記憶部に登録されているか否かを判断する判断手段を更に備え、
    前記格納手段は、前記判断手段により登録されていないと判断された場合に、判断対象のマルチキャストグループに関する情報及びゾーンに関する情報を前記記憶部に格納すると共に前記受信されたJOINパケットを上位装置へ転送し、前記判断手段により登録されていると判断された場合には、前記受信されたJOINパケットの転送を行わない、
    請求項4又は5に記載の無線通信システム。
  7. 移動端末へ配信するためのコンテンツを同一ゾーンに属する複数の基地局から略同時に無線送信するために、前記コンテンツを含みこのコンテンツに対応するマルチキャストグループに関する情報の設定されたユーザデータパケットを同一ゾーンに属する複数の基地局へ送信するマルチキャスト中継方法であって、
    前記移動端末により参加されるマルチキャストグループに関する情報を該移動端末が無線通信する基地局の属するゾーンに関する情報と共に記憶部に格納する格納ステップと、
    前記記憶部に格納されるマルチキャストグループに関し、参加を継続している移動端末の存在を確認するためのクエリパケットであって確認対象のマルチキャストグループに関する情報の設定されたクエリパケットを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにより生成されたクエリパケットを含む前記ユーザデータパケットを、前記記憶部に前記確認対象のマルチキャストグループに関する情報と共に格納されるゾーンに属する各基地局に対してそれぞれ送信する送信ステップと、
    を備えるマルチキャスト中継方法。
  8. 前記送信ステップは、前記生成ステップにより生成されたクエリパケットを含む前記ユーザデータパケットに同一のタイミング情報を設定した後、各基地局に対してそれぞれ送信する請求項7に記載のマルチキャスト中継方法。
  9. 前記移動端末からの所定のマルチキャストグループに関する参加依頼のためのJOINパケットを前記複数の基地局のいずれか1つを経由して受信した場合に、この経由された基地局の属するゾーンについてこの受信されたJOINパケットの対象となる所定のマルチキャストグループに関する情報が前記記憶部に登録されているか否かを判断する判断ステップを更に備え、
    前記格納ステップは、前記判断ステップにより登録されていないと判断された場合に、判断対象のマルチキャストグループに関する情報及びゾーンに関する情報を前記記憶部に格納すると共に前記受信されたJOINパケットを上位装置に転送し、前記判断ステップにより登録されていると判断された場合には、前記受信されたJOINパケットの転送を行わない、
    請求項7又は8に記載のマルチキャスト中継方法。
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