JP2008115836A - 筒内噴射制御装置 - Google Patents

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博久 山村
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Abstract

【課題】各気筒に2種類のインジェクタを備えた筒内噴射式エンジンの燃料噴射制御について、あらゆるエンジン運転状態に応じて正確な燃料噴射量及び最適な混合気を得られるようにしてエンジン運転性と排ガスを良好な状態にする。
【解決手段】各気筒に成層燃焼用と均一燃焼用の2種類の異なるインジェクタ8a,8bを備えた筒内噴射式エンジン2の燃料噴射システムに配設され、電子的制御手段が所定のエンジン運転検出手段でエンジン運転状態を検知しながらインジェクタ8a,8bの駆動を制御し、少なくとも成層燃焼と均一燃焼を含む複数の異なる燃焼方式を組み合わせてエンジン運転状態に応じた燃料噴射制御を行う筒内噴射制御装置としての電子制御ユニット10が、連続的に検知しているエンジン運転状態に応じて燃料ポンプ4を駆動制御してエンジン運転状態に適合した燃料噴射量及び混合気が得られる燃料圧力に調整するものとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、筒内噴射制御装置に関し、殊に、成層燃焼用と均一燃焼用の2種類の異なるインジェクタを備えた筒内噴射式エンジンにおいて燃料噴射制御を行う筒内噴射制御装置に関する。
車両用エンジンの分野では、その気筒内にインジェクタを設けて所定のタイミングで燃焼室に直接燃料を噴射する筒内噴射式(直噴式)エンジンが汎用されている。この方式では、例えば特開平6−123245号公報に記載されているように、エンジン運転の低中負荷領域では圧縮行程で燃料を噴射し混合気を成層化してリーンな状態で燃焼させ、高負荷領域では吸気行程で燃料を噴射し混合気の均一化を実現させるものとして、低負荷領域で燃費・排ガス状態の改善を図りながら高負荷領域で高出力を実現しようとする制御方式が知られている。
このようにエンジン運転の低負荷領域と高負荷領域とで燃焼方式を分けるものにおいて、成層燃焼ではピストンの上死点近くで燃料を噴射して点火プラグ近傍に混合気のクラウドを形成する必要があることから、成層燃焼と均一燃焼とでそれぞれ異なる特性のインジェクタを異なる位置に配設するが必要が生じる。
そのため、例えば特開平7−247841号公報に記載されているように異なる2種類のインジェクタを同一気筒内の異なる位置に配設して、この2個のインジェクタをそれぞれ最適なタイミングで最適な噴射量を実現させるように切り換える制御方式が採用されている。この場合、低負荷領域と高負荷領域の間の中負荷領域では、成層燃焼と均一燃焼を混合した2ゾーン燃焼を実施することでさらに効率的な燃焼を実現することができる。
ところで、このように複数の燃焼方式を組み合わせる制御を実施する場合において、スロットル開度制御手段を用いて異なる燃焼方式間で燃料噴射量の制御を行うようにして、異なる方式間のトルク段差を抑制してエンジン運転を良好に保つようにした制御方式が、特開平11−36926号公報に提案されている。
ところが、成層燃焼においては噴射燃料の微細化が要求されるため噴射圧力は高圧であることが望ましく、これと反対に均一燃焼の低中回転域では燃料と空気の混合を促進させる観点で噴射燃料の粒径は大きめが要求されるため噴射圧力は低圧であることが好ましく、さらに高回転域では噴射圧力が高圧であることが好ましい。
従って、燃料圧力が的確にコントロールでされなければ、様々に変化するエンジン運転状態に応じて最適な混合気を形成する燃料噴射が困難となり、また、高負荷領域で多量の燃料を噴射すると燃料噴射圧力が一時的に低下して正確な燃料噴射量を実現しにくいものとなる。そのため、排ガスの状態やエンジン運転能について改善の余地を残すものとなってしまう。
特開平6−123245号公報 特開平7−247841号公報 特開平11−36926号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、同一の気筒に成層燃焼用と均一燃焼用の2種類の異なるインジェクタを備えた筒内噴射式エンジンの燃料噴射制御について、あらゆるエンジン運転状態に対応して正確な燃料噴射量及び最適な混合気を得られるようにして、エンジン運転性と排ガスを良好な状態にすることを課題とする。
そこで、本発明は、各気筒に成層燃焼用と均一燃焼用の2種類の異なるインジェクタをそれぞれ備えた筒内噴射式エンジンの燃料噴射システムに配設され、電子的制御手段が所定のエンジン運転状態検出手段でエンジン運転状態を検知しながら前記各インジェクタの駆動及び点火時期を制御し、少なくとも成層燃焼と均一燃焼を含む複数の異なる燃焼方式を組み合わせてエンジン運転状態に応じた燃料噴射制御を行う筒内噴射制御装置において、前記電子的制御手段が連続的に検知している前記エンジン運転状態に応じて燃料ポンプを駆動制御して、前記エンジン運転状態に適合した燃料噴射量及び混合気が得られる燃料圧力に調整することした。
これにより、従来の筒内噴射制御装置においてインジェクタやスロットルを駆動制御するのみでは正確な燃料噴射量と最適な混合気を得ることが困難であったのに対し、エンジン運転状態に応じて燃料ポンプを駆動制御するようにしたことで、燃料圧力を的確に調整して正確な燃料噴射量と最適な混合気が得られるようになる。
また、この場合、エンジン運転状態を検知した電子的制御手段が、エンジン運転の低負荷領域で成層燃焼用のインジェクタに噴射させ、高負荷領域では2種類の両インジェクタに噴射させるとともに燃料ポンプを駆動させて燃料圧力を上昇させるものとすれば、燃料の噴射圧力を低下させることなくエンジンの要求する流量の燃料を供給することができる。
更に、上述した筒内噴射制御装置において、その燃焼方式は成層燃焼と均一燃焼を行う2つのエンジン運転状態の領域間に中負荷領域を設定するものとされ、この中負荷領域で成層燃焼と均一燃焼とを混合した2ゾーン燃焼を行うものとすれば、さらに効率的な燃焼を実現できるものとなる。
燃料ポンプを駆動制御してエンジン運転状態に応じて燃料圧力を調整するものとした本発明によると、あらゆるエンジン運転状態に対応して正確な燃料噴射量と最適な混合気を得ることができ、エンジン運転性及び排ガスを良好な状態にすることができる。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、エンジン2の燃料噴射システムを含む構成図を示すものであり、エンジン2は筒内噴射式エンジンであり、成層燃焼用の第1のインジェクタ8aと均一燃焼用の第2のインジェクタ8bとを備え て、図示しないエンジン運転検出手段でエンジン運転状態を連続的に検知している電子制御ユニット10が、インジェクタ駆動用のドライバ6,7を介して燃焼方式を切り換えながら燃料噴射制御を実行するようになっている。
電子制御ユニット10は、本発明の筒内噴射制御装置を構成するものであり、電子的制御手段としてのCPUまたはIC、記憶手段、入出力インターフェース等を備え、エンジンの他の制御を行う制御装置を兼ねながら以下に述べる筒内噴射制御方法を実行するものである。
また、電子制御ユニット10はエンジン2の燃焼室20の頂壁付近に配設された点火プラグ9の点火時期を制御するようになっている。さらに、電子制御ユニット10は、燃料タンク3内に配設された燃料ポンプ4のドライバ5に駆動信号を出力して、燃料ポンプ4の駆動を制御しながらインジェクタ8a,8bに供給する燃料圧力を調整して、その燃料噴射圧力を制御するようになっている。
このような電子制御ユニット10による制御内容について説明すると、図示しないエンジン運転状態検出手段のセンサ信号によりエンジン運転状態を検知した電子制御ユニット10は、その検知データに基づいて最適な燃料圧力と燃料流量を算出して、ドライバ5を介して燃料ポンプ4を作動させ、燃料タンク3内の燃料を圧送させる。
燃料が圧送されると、電子制御ユニット10がエンジン運転状態によって成層燃焼か均一燃焼か2ゾーン燃焼かを判断して、少なくとも第1のインジェクタ8a、第2のインジェクタ8bから選択的に噴射される。この場合、第1のインジェクタ8aはインジェクタ駆動用のドライバ6によってDUTY制御され、同様に第2のインジェクタ8bはインジェクタ駆動用ドライバ7によりDUTY制御される。
上述したように、電子制御ユニット10は検知データに基づいてエンジン運転状態を判定して燃焼方式に応じた噴射時期と燃料噴射量を決定する。例えば図2のグラフに示すように、エンジン負荷とエンジン回転数の関係により、低負荷領域では噴射時期がピストン21の上死点側で遅く設定される成層燃焼を、高負荷領域では噴射時期が圧縮行程初期で早く設定される均一燃焼を行い、この両者の間の中間領域ではこの2つの燃焼方式を混合した2ゾーン燃焼実施するものと定め、燃料噴射信号を第1,第2のインジェクタ8a,8bにドライバ6,7を介して出力する。
次に、電子制御ユニット10の制御手順を図3のフローチャートを用いて説明する。先ず、検知データからエンジンの運転状態を把握し(S1)、この運転状態に応じた燃焼方式をチェックする(S2)。そこで、低負荷領域の成層燃焼と判断すると第1のインジェクタ8aのみを駆動させ(S3)、中負荷領域の2ゾーン燃焼と判断すると第1,第2のインジェクタ8a,8bの両方を駆動させ(S4)、高負荷領域の均一燃焼と判断すると第1,第2のインジェクタ8a,8bの両方及び燃料ポンプ4を駆動させる(S5)。
この高負荷領域の均一燃焼における燃料ポンプ4の駆動制御は、電子制御ユニット10が図示しない圧力センサで噴射直前の燃料圧力を検知しながら検知したエンジン運転状態と決定した燃料噴射量に応じて通常の燃料圧力を維持させるため、或いは燃料の高圧力・大量噴射に対応するための上乗せ分を算出して、ドライバ5に駆動信号を出力するものとすればよい。
このようにすることで、例えば高負荷領域のエンジン高回転時に大量の燃料を噴射しても燃料圧力が低下しないものとなり、また必要に応じて通常よりも高圧で燃料を噴射させることができるため、エンジン運転性と良好な燃費・排ガス状態とを両立することが可能となる。
以上、述べたように、成層燃焼と均一燃焼との間で燃焼方式を切り換える制御で駆動する筒内噴射エンジンにおいて、本発明によりエンジン運転状態に応じて燃料圧力を適切に制御することを可能として、エンジンの低負荷領域から高負荷領域まで正確な燃料噴射量と最適な空燃比の混合気形成を実現できるものとなり、エンジン運転性及び排ガスを良好な状態にすることを可能としたものである。
本発明の実施の形態を示エンジンの燃料噴射システムを含むエンジンの構成図。 図1の燃料噴射システムにおいてエンジン負荷とエンジン回転数に応じた制御方式を示すグラフ。 図1の燃料噴射システムの電子制御ユニットによる制御手順を示すフローチャート。
符号の説明
2 エンジン、3 燃料タンク、4 燃料ポンプ、5,6,7 ドライバ、8a,8b インジェクタ、9 点火プラグ、10 電子制御ユニット、20 燃焼室、21 ピストン

Claims (3)

  1. 各気筒に成層燃焼用と均一燃焼用の2種類の異なるインジェクタをそれぞれ備えた筒内噴射式エンジンの燃料噴射システムに配設され、電子的制御手段が所定のエンジン運転状態検出手段でエンジン運転状態を検知しながら前記各インジェクタの駆動及び点火時期を制御し、少なくとも成層燃焼と均一燃焼を含む複数の異なる燃焼方式を組み合わせてエンジン運転状態に応じた燃料噴射制御を行う筒内噴射制御装置において、前記電子的制御手段が連続的に検知している前記エンジン運転状態に応じて燃料ポンプを駆動制御して、前記エンジン運転状態に適合した燃料噴射量及び混合気が得られる燃料圧力に調整することを特徴とする筒内噴射制御装置。
  2. 前記電子的制御手段が、エンジン運転の低負荷領域で前記成層燃焼用のインジェクタに噴射させ、高負荷領域では前記2種類の両インジェクタに噴射させるとともに前記燃料ポンプを駆動させて燃料圧力を上昇させることを特徴とする請求項1に記載した筒内噴射制御装置。
  3. 前記成層燃焼と前記均一燃焼を行う2つのエンジン運転状態の領域の間に中負荷領域を設定し、該中負荷領域で前記成層燃焼と前記均一燃焼とを混合した2ゾーン燃焼の燃焼方式を行うことを特徴とする筒内噴射制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196506A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Hitachi Automotive Systems Ltd 筒内噴射式内燃機関

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