JP4464901B2 - 圧縮着火内燃機関の制御装置 - Google Patents

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この発明は、圧縮着火内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関の着火手法としては、軽油を燃料とするディーゼル機関に代表される、高圧縮によって高温にされた空気に直接、燃料(軽油)を注入して自然着火させる圧縮着火手法と、ガソリンを燃料とする機関での火花点火手法の2つがあり、着火手法はほぼ燃料によって決められているのが現状である。それに加え、近時、ガソリン、軽油など種々の燃料を空気と十分に混合させて得た混合気を高温高圧にして供給し、自己着火させる試みもなされている。
このような機関にあっては燃焼室全体で着火が開始し、同時に反応するため、燃焼は低温酸化反応で開始することとなり、燃焼温度を比較的低くすることができて窒素酸化物の排出を低減できると共に、圧縮比を火花点火機関より上げることができて燃費性能も向上させることができる。この種の機関は圧縮着火機関あるいは予混合圧縮着火機関と呼ばれる。
この圧縮着火機関で問題となるのは、負荷の減少につれて着火遅れが増大して、ついには失火に至ることであり、逆に負荷の増加に伴って過早着火が起こってノッキングが発生することである。その対策として、着火の促進には混合気温度を上昇させるのが有効であることが知られており、高温のEGRガスを導入して着火を促進させることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−61324号公報
この従来技術においては、第1から第4までの4個の気筒を備えた圧縮着火内燃機関において、それぞれの気筒を排気マニホルドで排気管に接続すると共に、2個の気筒同士を連通管(EGR専用通路)で接続している。即ち、点火順序を第1、第3、第4、第2とするとき、第1気筒と第4気筒を連通管で、第2気筒と第3気筒を別の連通管で接続すると共に、それぞれの気筒に第1、第2の排気バルブを設け、排気マニホルドは第1の排気バルブで、連通管は第2の排気バルブで開閉するように構成している。
具体的には、連通管で連結された一方の気筒において膨張行程から排気行程にかけて第2の排気バルブを開弁する一方、他方の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁させ、よって一方の気筒で生じた排ガスを他方の気筒に導入することで着火を促進させるように構成している。
上記した従来技術のように吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁して他気筒からのEGRガス(排ガス)を導入すると、筒内に充填された新気、噴射燃料および導入されたEGRガスの一部、具体的には燃料の一部がピストンの上昇につれて第2の排気バルブから気筒間の連通管に押し出される(吹き流される)ことがあった。特に、低負荷領域では連通管の圧力(内圧)が低いため、それが顕著となる。そのため、要求燃料量を筒内に止めることができず、ドライバビリティの悪化を招くことがあった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁して他気筒からのEGRガス(排ガス)を導入するとき、要求燃料量を確保してドライバビリティの悪化を防止するようにした圧縮着火内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、少なくとも第1、第2の気筒を含む複数の気筒を備え、それぞれの気筒に排気管に連通する第1の通路を開閉する第1の排気バルブと、前記第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続する第2の通路を開閉する第2の排気バルブを設けると共に、前記複数の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させる一方、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の通路を介して前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備える圧縮着火内燃機関の制御装置において、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させて前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入させたとき、前記第2の気筒から前記第2の通路に押し出される燃料量を推定する燃料量推定手段、前記推定された燃料量を所定値と比較する比較手段、および前記推定された燃料量が前記所定値未満のときは燃料噴射の実行を吸気行程とする一方、前記推定された燃料量が前記所定値以上のときは燃料噴射の実行を圧縮行程とする燃料噴射時期決定手段を備える如く構成した。
請求項2にあっては、少なくとも第1、第2の気筒を含む複数の気筒を備え、それぞれの気筒に排気管に連通する第1の通路を開閉する第1の排気バルブと、前記第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続する第2の通路を開閉する第2の排気バルブを設けると共に、前記複数の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させる一方、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の通路を介して前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備える圧縮着火内燃機関の制御装置において、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させて前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入させたとき、前記第2の気筒から前記第2の通路に押し出される燃料量を推定する燃料量推定手段、前記推定された燃料量を所定値と比較する比較手段、および前記推定された燃料量が前記所定値以上のとき、前記推定された燃料量に対応する量の燃料を補充する燃料補充手段を備える如く構成した。
請求項1に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁させて第1の気筒で生じた排ガスを導入させたとき、第2の通路に押し出される燃料量を推定して所定値と比較し、推定された燃料量が所定値未満のときは燃料噴射の実行を吸気行程とする一方、所定値以上のときは燃料噴射の実行を圧縮行程とするように構成したので、要求燃料量を確保してドライバビリティの悪化を防止できると共に、エミッション性能の低下も可能な限り回避することができる。
即ち、推定された燃料量が所定値未満のときは要求燃料量が確保されているとみなし、燃料噴射の実行を吸気行程とすることで均質な混合気を生成してNOxを低減できると共に、所定値以上のときは燃料噴射の実行を圧縮行程とすることで、要求燃料量を確保することができ、ドライバビリティの悪化を防止することができる。
他方、燃料噴射の実行を圧縮行程とすることで、NOxの排出量が増加してエミッション性能が低下するが、圧縮行程での噴射を推定された燃料量が所定値以上のときに限定することで、エミッション性能の低下を可能な限り回避することができる。
請求項2に係る圧縮着火内燃機関の制御装置にあっては、第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブを開弁させて第1の気筒で生じた排ガスを導入させたとき、第2の通路に押し出される燃料量を推定して所定値と比較し、推定された燃料量が所定値以上のとき、推定された燃料量に対応する量の燃料を補充する如く構成したので、同様に、要求燃料量を確保してドライバビリティの悪化を防止することができる。
尚、上記で「第1の気筒」と「第2の気筒」が、点火順序における気筒を示すものではないことは、いうまでもない。
以下、添付図面に即してこの発明に係る圧縮着火内燃機関の制御装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は、ガソリンを燃料とする、4サイクル(4ストローク)の直列形の内燃機関(以下「エンジン」という)を示す。エンジン10は、#1から#4までの4個の気筒12を備える。エンジン10において、エアクリーナ(図示せず)から吸入された空気はスロットルバルブ(図示せず)で流量を調節されて吸気マニホルド14を流れ、それぞれの気筒12の吸気バルブ16が開弁されるとき、燃焼室(図示せず)に流入する。
吸気マニホルド14において吸気バルブ16の手前の吸気ポート20には第1の燃料噴射弁(インジェクタ)22が配置されると共に、燃焼室のヘッド側において吸気バルブ16の付近には第2の燃料噴射弁(インジェクタ)24が配置される。
第1、第2の燃料噴射弁22,24には燃料供給管(図示せず)を介して燃料タンク(図示せず)に貯留されたガソリン燃料が圧送されると共に、駆動回路(図示せず)を通じてECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)26に接続される。第1、第2の燃料噴射弁22,24は、ECU26から開弁時間を示す駆動信号が駆動回路に供給されると、開弁して開弁時間に応じたガソリン燃料を燃焼室に噴射する。噴射されたガソリン燃料は流入した空気と混合して混合気を形成する。
第1の燃料噴射弁22は、吸気ポート20に燃料を噴射する(以下、吸気行程における吸気ポート20への噴射を「ポート噴射」という)。第2の燃料噴射弁24は、燃焼室に燃料を直接噴射する(以下、この燃焼室への直接噴射を「筒内噴射」という)。筒内噴射は基本的には、エンジン10が圧縮行程にあるとき、実行される。このように、エンジン10は、筒内噴射型のエンジンとして構成される。従って、スロットルバルブはアクセルペダル(図示せず)との機械的な連結を断たれ、電動モータなどのアクチュエータで開閉される、いわゆるDBW方式で駆動される。
第2の燃料噴射弁24の付近には点火プラグ30が配置される。点火プラグ30はイグナイタなどからなる点火装置(図示せず)を介してECU26に接続され、ECU26から点火信号が点火装置を介して供給されると、燃焼室に臨む電極の間に火花放電を生じ、混合気を着火して燃焼させる。尚、後述するように、混合気は圧縮着火によっても燃焼させられる。即ち、エンジン10は、運転状態に応じて混合気を圧縮着火で燃焼させる圧縮着火燃焼と、火花点火で燃焼させる火花点火燃焼との間で切り換える(予混合)圧縮着火エンジン(内燃機関)として構成される。
燃焼によって生じた排ガスは、第1の排気バルブ32が開弁するとき、排気マニホルド(第1の通路)34に流れる。排気マニホルド34は下流で集合して排気系集合部34aを形成し、そこに排気管36が接続される。排ガスは排気マニホルド34を流れた後、排気管36を流れ、さらにはエンジン10の外部の大気に放出される。
排気系にあっては、排気マニホルド34に加え、4個の気筒は、2個ずつ、EGR専用通路(第2の通路。連通管)40を介して接続(連通)され、他方から排出される排ガスをEGRガスとして導入するように構成される。エンジン10の#1、#2、#3、#4気筒の点火順序(燃焼順序)を#1、#3、#4、#2とするとき、#1気筒は#4気筒とEGR専用通路40aを介して接続されると共に、#2気筒は#3気筒とEGR専用通路40bを介して接続される。EGR専用通路は、第2の排気バルブ42で開閉される。
このように、それぞれの気筒には、排気管36に連通する排気マニホルド34(第1の通路)を開閉する第1の排気バルブ32が設けられると共に、排気マニホルド34以外のEGR専用通路(第2の通路)40(40aあるいは40b)を開閉する第2の排気バルブ42が設けられる。
エンジン10のクランクシャフトあるいはカムシャフト(共に図示せず)の付近にはクランク角センサ(図で「ENG回転数」と示す)50が配置され、気筒判別信号と、それぞれの気筒のTDC(上死点)あるいはその付近のクランク角度を示すTDC信号と、TDC信号を細分してなるクランク角度信号からなる出力を生じる。
エンジン10が搭載される車両の運転席(図示せず)の床面にはアクセルペダル(図示せず)が配置されると共に、その付近にはアクセル開度センサ(図で「アクセル開度」と示す)52が設けられ、運転者のアクセルペダル踏み込み量を示すアクセル開度APに応じた出力を生じる。
排気系において、EGR専用通路40aには圧力センサ54aが、EGR専用通路40bには圧力センサ54bが配置され、それぞれEGR専用通路40a,40bの圧力(内圧)に応じた出力を生じる。
上記したセンサ群の出力はECU26に入力される。尚、それら以外にも多くのセンサが用いられて多種の運転パラメータが検出されるが、それらはこの発明の要旨に直接関連を要しないため、説明を省略する。
前記した吸気バルブ16と第1、第2の排気バルブ32,42は可変動弁系60に接続される。可変動弁系60は、吸気バルブ16などを駆動する吸気カムシャフトと排気カムシャフトとその付近にそれぞれ配置される電磁ソレノイドなどを備えると共に、ECU26に接続され、通電されるとき吸気カムシャフトあるいは排気カムシャフトを駆動して吸気バルブ16あるいは第1、第2の排気バルブ32,42を独立に開弁あるいは閉弁させる。
ECU26はマイクロコンピュータからなり、CPU,ROM,RAM,A/D変換回路、入出力回路およびカウンタを備える。ECU26は入力信号の中、クランク角度信号をカウントしてエンジン回転数(ENG回転数)NEを算出(検出)すると共に、その他のセンサ出力に基づき、図示の如く、燃料噴射量の算出、可変動弁系60の制御値の算出、押し出される押し出し量(燃料量)の推定、および燃料噴射時期の決定などの処理を行う。
図2は、そのECU26の処理、即ち、この実施例に係る装置の動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、それぞれの気筒の所定クランク角度、具体的には排気行程の上死点(TDC)付近の所定クランク角度で実行される。
以下説明すると、S10において運転領域を判断する。エンジン10は筒内噴射型のエンジンであることから、ECU26は、検出されたアクセル開度APとエンジン回転数NEとから、エンジン10の要求負荷(要求トルク)PMCMD[N・m]を以下のように算出する。
PMCMD=CONST・PSE/NE
上記で、CONST:定数、PSE:アクセル開度APとエンジン回転数NEとから予め設定されたマップ(特性)を検索して得られるエンジン10の要求出力である。
S10の処理においては、算出された要求負荷PMCMDとエンジン回転数NEとから予め設定されたマップを検索することで、運転領域が判断される。
図3はそのマップの特性を示す説明グラフである。図3においてAは圧縮着火運転領域であり、燃料噴射はポート噴射で実行される。Bも圧縮着火運転領域であるが、燃料噴射は筒内噴射で実行される。Cは火花点火運転領域であり、燃料噴射は運転状態に応じてポート噴射あるいは筒内噴射のいずれかで実行される。図示の如く、エンジン10は、低回転・低負荷領域では混合気を圧縮して自己着火させると共に、高回転・高負荷領域では火花点火で着火して運転される。
図2フロー・チャートの説明に戻ると、S12に進み、判断された運転領域が圧縮着火運転領域か否か判断し、否定されるときはS14に進み、要求負荷PMCMDなどから予め設定された火花点火用のマップを検索して燃料噴射量を算出し、S16に進み、燃料噴射はポート噴射とする、即ち、第1の燃料噴射弁22を用いて吸気行程において吸気ポート20へ算出された燃料噴射量が噴射されるべきと決定する。
他方、S12で肯定されるときはS18に進み、要求負荷PMCMDなどから予め設定された圧縮着火用のマップを検索して燃料噴射量を算出し、S20に進み、吸気バルブ16と第2の排気バルブ42の開角(開閉タイミング)を算出する。
S20の処理は具体的には、S18で算出された燃料噴射量に応じて新気の導入量を算出し、算出された新気の導入量から予め設定されたマップを検索して吸気バルブ16の開閉タイミングを決定し、次いで算出された新気の量に対応するEGR量を算出し、算出されたEGR量から予め設定されたマップを検索して第2の排気バルブ42の開閉タイミングを算出することで行われる。
上記した如く、エンジン10にあっては、4個(複数)の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁させる一方、第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁させ、よって第1の気筒で生じた排ガスをEGR専用通路40から第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備えるように構成されることから、S20においては新気の量から吸気バルブ16の開閉タイミングを算出すると共に、新気の量からEGR量を算出し、それからマップ検索して第2の排気バルブ42の開閉タイミングを決定する。
図4は、#1気筒と#4気筒について算出された吸気バルブ16(図で「IN」と示す)と、第1の排気バルブ32(図で「Ex−1」と示す)と、第2の排気バルブ42(図で「Ex−2」と示す)の開角の一例を、クランク角度に対するバルブリフトとして示すタイム・チャートである。以下の説明では、#1気筒を第1の気筒、#4気筒を第2の気筒とした場合を例にとる。
図示の如く、ECU26は可変動弁系60の動作を制御し、吸気行程で吸気バルブ16を開弁し、算出された新気が燃焼室に導入されるまでのクランク角度範囲で開弁し続けた後、閉弁する。そして吸気バルブ16の閉弁に応じて吸気行程において第2の排気バルブ42を開弁させ、算出されたEGR量が導入されるまで吸気行程の間あるいは圧縮行程にかけてのクランク角度範囲で開弁し続けた後、閉弁させる。
他方、ECU26は可変動弁系60の動作を制御し、#1気筒において膨張行程から排気行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁させて排ガスの一部を排出する。#1気筒で排出された排ガスの一部は、EGRガスとしてEGR専用通路40aから#4気筒の燃焼室に導入される。
また、ECU26は可変動弁系60の動作を制御し、#1気筒の排気行程において第2の排気バルブ42を閉弁させる前に、破線で示す如く、第1の排気バルブ32(図で「Ex−1」と示す)を開弁し始め、排気行程の大部分の間、開弁し続けて排ガスの残部を排気する。これによって排出される排ガスは排気マニホルド34へ、さらには排気管36へと流れる。図示の如く、第1の排気バルブ32(Ex−1)の開弁期間の方が第2の排気バルブ42(Ex−2)のそれよりも大きくされ、主たる排気は第1の排気バルブ2によってなされる。
このように、#4気筒へのEGRガスの導入は、#1気筒の開弁時期が膨張行程から排気行程にかけて行われることから、その#1気筒の排気エネルギを利用して#4気筒に導入することができ、#4気筒にあっては、破線で示す第1の排気バルブ32に比して少ない開弁時間でも大量の排ガスを確保することができ、混合気を圧縮着火に必要とされる温度まで昇温させることができる。従って、要求負荷PMCMDの増加に応じて混合気あるいは空気の量が増加するときも必要な排ガス量も確保することができ、着火性能を向上させることができて圧縮着火が可能な運転領域を拡大することができる。
図2フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS22に進み、当該気筒(この場合#4気筒)について圧縮行程でEGRガスを導入しているか、即ち、S20で算出された第2の排気バルブ42の開角が、図4の例に示す如く、圧縮行程にかかっているか否か判断する。
導入すべきEGRガス量が少ないときは第2の排気バルブ42は圧縮行程の前で閉じられることから、S22の判断は否定されてS28に進み、燃料噴射はポート噴射とする、即ち、S18で算出された燃料噴射量は、第1の燃料噴射弁22を用いて吸気行程において吸気ポート20に噴射されるべきと決定する。
他方、S22で肯定されるときはS24に進み、押し出し量(燃料量)を算出する。
先に述べたように、吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁して他気筒からのEGRガスを導入すると、筒内に充填されたガス(新気、噴射燃料および導入されたEGRガスからなるガス)の一部、より具体的には燃料の一部がピストンの上昇につれて第2の排気バルブ42からEGR専用通路40に押し出される(吹き流される)ことがあった。特に、低負荷領域ではEGR専用通路40の圧力(内圧)が低いため、それが顕著となる。そのため、要求燃料量を筒内に止めることができず、ドライバビリティの悪化を招くことがあった。
図5は、要求負荷PMCMDに対するEGR専用通路40の圧力(内圧)の関係を示す説明グラフである。図示の如く、低負荷では燃料噴射量が減少し、従って排気圧力に応じて変化するEGR専用通路40の圧力が低下して燃焼室内の燃料の押し出し量が増加する。また、低負荷時にはEGR専用通路40の圧力よりも圧縮行程中の筒内圧が高くなることもあって、燃料の押し出し量は増加する。
図6は、ポート噴射で燃料を供給したときの、要求負荷に対する押し出し量の関係を示す説明グラフである。図5で述べたように要求負荷PMCMDが減少するにつれてEGR専用通路40の圧力は低下するが、ポート噴射で燃料を供給した場合、第2の排気バルブ42が開弁されていることから、図6に示す如く、燃料の押し出し量は要求負荷PMCMDが減少するにつれて増加する。その結果、燃料の押し出し量が所定値を超えると、要求負荷PMCMDとエンジン10が実際に発生するトルクとの差が大きくなるため、エンジン10のドライバビリティが悪化する。
図7は、燃料を筒内噴射したときの、噴射時期(クランク角度)に対するNOx排出量の関係を示す説明グラフである。図示の如く、筒内噴射であっても吸気行程での噴射であれば、ポート噴射に比してNOx排出量はそれほど増加しないが、噴射時期を遅角させて圧縮行程で噴射すると、NOx排出量は増加し、特に、噴射時期が圧縮上死点に近づくにつれて急増する。
即ち、燃料を圧縮行程で供給すれば、その時点では第2の排気バルブ42は閉弁されているために燃料が押し出されるという不都合は生じないが、NOx排出量の増加という問題が新たに生ずる。
上記を前提として図2フロー・チャートの説明に戻ると、S24の押し出し量の算出は、圧力センサ54a(あるいは54b)から検出されたEGR専用通路40a(あるいは40b)の圧力と、算出された第2排気バルブ42の開角と、算出された要求負荷PMCMDとから予め設定されたマップを検索して燃料の押し出し量を算出(推定)する。尚、図2フロー・チャートの処理は排気行程付近でなされることから、EGR専用通路の圧力は、先の圧縮行程での圧力センサ54の出力値から算出する。
次いでS26に進み、算出された押し出し量が所定値以上か否か判断する。所定値は具体的には、図6に示す所定値に相当する値であり、例えば燃料量の5%程度の値に設定される。
S26で否定されて算出された押し出し量が所定値未満と判断されるときはS28に進み、S18で算出された燃料噴射量の供給はポート噴射とする。即ち、第1の燃料噴射弁22を駆動し、吸気行程においてS18で算出された燃料噴射量を吸気ポート20に噴射することとする。これは、押し出される燃料量が所定値未満であれば、要求負荷PMCMDとエンジン10が実際に発生するトルクとの差が小さくてドライバビリティを悪化させるに至らないと判断できることから、吸気行程で燃料噴射してNOxの排出量を低減させる。
他方、S26で肯定されるときはS30に進み、S18で算出された燃料噴射量の供給は圧縮行程での筒内噴射と決定する。具体的には、第2の燃料噴射弁24を駆動し、第2の排気バルブ42が閉弁された後、圧縮行程の上死点までの適宜なクランク角度範囲においてS18で算出された燃料を筒内噴射すべきと決定する。即ち、押し出される燃料量が所定値以上のときはドライバビリティを悪化させると判断されることから、圧縮行程で燃料噴射することとする。
尚、S16,S28およびS30で決定された噴射時期に従って、ECU26は、該当する行程で第1の燃料噴射弁22あるいは第2の燃料噴射弁24を駆動し、燃料噴射を実行する。
この実施例においては、上記したように、当該気筒(第2の気筒)において吸気行程から圧縮行程にかけて第2の排気バルブ42を開弁させて他気筒(第1の気筒)で生じた排ガスを導入させたとき、EGR専用通路(第2の通路)40に押し出される燃料量(押し出し量)を推定して所定値と比較し、所定値未満のときは燃料噴射を吸気行程とする(決定する)一方、推定された燃料量が所定値以上のときは、燃料噴射を圧縮行程、より具体的には第2の排気バルブ42が閉弁された後、圧縮行程の上死点までの間とする(決定する)ように構成したので、要求燃料量を確保することができ、エンジン10を搭載した車両のドライバビリティの悪化を防止することができる。また、エミッション性能の低下を可能な限り回避することができる。
即ち、推定された燃料量が所定値未満のときは要求燃料量が確保されているとみなし、吸気行程で燃料を噴射することで均質な混合気を生成してNOxを低減できると共に、所定値以上のときは第2の排気バルブ42が開弁した後に圧縮行程の上死点までの間に燃料を筒内に直接噴射することで、要求燃料量を確保することができ、ドライバビリティの悪化を防止することができる。
他方、圧縮行程で燃料を噴射することで、NOxの排出量が増加してエミッション性能が低下するが、圧縮行程での噴射を推定された燃料量が所定値以上のときに限定することで、エミッション性能の低下も可能な限り回避することができる。
図8は、この発明の第2実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図2フロー・チャートと同様のフロー・チャートである。図示のプログラムも、それぞれの気筒の所定クランク角度、具体的には排気行程の上死点(TDC)付近の所定クランク角度で実行される。
以下説明すると、S100からS114まで、第1実施例の図2フロー・チャートのS10からS24と同様の処理を行ってS116に進み、算出された押し出し量が前記した所定値以上か否か判断し、否定されるときはS118に進み、燃料噴射をポート噴射と決定する。
他方、S116で肯定されるときはS120に進み、S108で算出された燃料噴射量の供給は同様にポート噴射によることと決定する。次いでS122に進み、押し出し量分を筒内噴射するように決定、即ち、S108で算出された燃料噴射量の内の押し出し量に相当する燃料噴射量を第2の燃料噴射弁24で燃焼室内に直接噴射することとする。
第2実施例にあっては、上記の如く構成したので、第1実施例と同様、要求燃料量を確保することができ、エンジン10を搭載した車両のドライバビリティの悪化を防止することができる。
即ち、推定された燃料量が所定値未満のときは要求燃料量が確保されているとみなし、吸気行程で燃料を噴射することで均質な混合気を生成してNOxを低減できると共に、所定値以上のときは第2の排気バルブ42が開弁した後に圧縮行程の上死点までの間に燃料を筒内噴射することで、要求燃料量を確保することができる。
尚、残余の構成および効果は、第1実施例と異ならない。
第1の実施例は上記の如く、少なくとも#1,#4気筒(第1、第2の気筒)を含む複数の気筒12を備え、それぞれの気筒に排気管36に連通する排気マニホルド(第1の通路)34を開閉する第1の排気バルブ32と、前記第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続するEGR専用通路(第2の通路)40を開閉する第2の排気バルブ42を設けると共に、前記複数の気筒の中の#1(第1の)気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブ42を開弁させる一方、前記#4(第2)の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブ42を開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の通路を介して前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段(ECU26、可変動弁系60)を備えるエンジン(圧縮着火内燃機関)10の制御装置において、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させて前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入させたとき、前記第2の気筒から前記第2の通路に押し出される燃料量(押し出し量)を推定する燃料量推定手段(ECU26,S24)、前記推定された燃料量を所定値と比較する比較手段(ECU26,S26)、および前記推定された燃料量が前記所定値未満のときは燃料噴射の実行をポート噴射とする(吸気行程とする)一方(ECU26,S28)、前記推定された燃料量が前記所定値以上のときは燃料噴射の実行を筒内噴射とする(圧縮行程とする)燃料噴射時期決定手段(ECU26,S30)を備える如く構成した。
また、第2実施例は、少なくとも#1,#4気筒(第1、第2の気筒)を含む複数の気筒12を備え、それぞれの気筒に排気管36に連通する排気マニホルド(第1の通路)34を開閉する第1の排気バルブ32と、前記第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続するEGR専用通路(第2の通路)40を開閉する第2の排気バルブ42を設けると共に、前記複数の気筒の中の#1(第1の)気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブ42を開弁させる一方、前記#4(第2)の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブ42を開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の通路を介して前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段(ECU26、可変動弁系60)を備えるエンジン(圧縮着火内燃機関)10の制御装置において、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させて前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入させたとき、前記第2の気筒から前記第2の通路に押し出される燃料量(押し出し量)を推定する燃料量推定手段(ECU26,S114)、前記推定された燃料量を所定値と比較する比較手段(ECU26,S116)、および前記推定された燃料量が前記所定値以上のとき、前記推定された燃料量に対応する量の燃料を補充する(圧縮行程で筒内噴射する)燃料補充手段(ECU26,S122)を備える如く構成した。
尚、上記において、第1実施例の図2フロー・チャートのS28あるいは第2実施例の図8フロー・チャートのS118,S120において、第1の燃料噴射弁22を用いてポート噴射することとしたが、第2の燃料噴射弁24を用いて吸気行程で噴射させても良い。第2の燃料噴射弁24を用いて吸気行程で噴射した場合、均一な混合気の生成という点では第1の燃料噴射弁22を用いて吸気行程で噴射する、本来的な「ポート噴射」に劣るが、図7から明らかな如く、NOx排出量が減少する点で同様の効果を得ることができるからである。
また、上記において、EGR専用通路(第2の通路)は、4個の気筒を備えたエンジン10の場合である。気筒の個数が異なる場合、第1の気筒が第2の気筒のみ対応するものでなく、EGR専用通路(第2の通路)40が第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続する通路であるとは限らない。例えば、8気筒のエンジンにあっては、第1の気筒が1個の気筒からなると共に、第2の気筒が2個の気筒からなる。即ち、第1の気筒と第2の気筒の関係は、そのエンジンにおける気筒の個数と点火順序に依存すると共に、エンジンの形状(直列形、V形、星形、水平対向形など)にも依存する。
また、上記において、図4に示す吸気バルブ16と第1、第2の排気バルブ32,42の開、閉弁特性は例示であり、これに限定されるものではない。
この発明の第1実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。 図1に示す装置の動作を示すフロー・チャートである。 図2の運転領域判断に使用されるマップの特性を示す説明グラフである。 図1に示す内燃機関の内の#1気筒と#4気筒について算出された吸気バルブ(図で「IN」と示す)と第2の排気バルブ(図でEx−2)と示す)の開角の一例を、クランク角度に対するバルブリフトとして示すタイム・チャートである。 図1に示す内燃機関の要求負荷PMCMDに対するEGR専用通路(第2の通路)の圧力(内圧)の関係を示す説明グラフである。 図1に示す内燃機関において、ポート噴射で燃料を供給したときの、要求負荷に対する押し出し量の関係を示す説明グラフである。 図1に示す内燃機関において、燃料を筒内噴射したときの、噴射時期(クランク角度)に対するNOx排出量の関係を示す説明グラフである。 この発明の第2実施例に係る圧縮着火内燃機関の制御装置の動作を示す、図2フロー・チャートと同様のフロー・チャートである。
符号の説明
10 エンジン(圧縮着火内燃機関)、12 気筒、16 吸気バルブ、20 吸気ポート、22 第1の燃料噴射弁、24 第2の燃料噴射弁、26 ECU(電子制御ユニット)、32 第1の排気バルブ、34 排気マニホルド(第1の通路)、40 EGR専用通路(第2の通路)、42 第2の排気バルブ、50 クランク角センサ、52 アクセル開度センサ、54 圧力センサ、60 可変動弁系

Claims (2)

  1. 少なくとも第1、第2の気筒を含む複数の気筒を備え、それぞれの気筒に排気管に連通する第1の通路を開閉する第1の排気バルブと、前記第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続する第2の通路を開閉する第2の排気バルブを設けると共に、前記複数の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させる一方、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の通路を介して前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備える圧縮着火内燃機関の制御装置において、
    a.前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させて前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入させたとき、前記第2の気筒から前記第2の通路に押し出される燃料量を推定する燃料量推定手段、
    b.前記推定された燃料量を所定値と比較する比較手段、
    および
    c.前記推定された燃料量が前記所定値未満のときは燃料噴射の実行を吸気行程とする一方、前記推定された燃料量が前記所定値以上のときは燃料噴射の実行を圧縮行程とする燃料噴射時期決定手段、
    を備えたことを特徴とする圧縮着火内燃機関の制御装置。
  2. 少なくとも第1、第2の気筒を含む複数の気筒を備え、それぞれの気筒に排気管に連通する第1の通路を開閉する第1の排気バルブと、前記第1の気筒と前記第2の気筒のみを接続する第2の通路を開閉する第2の排気バルブを設けると共に、前記複数の気筒の中の第1の気筒において膨張行程から排気行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させる一方、前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させ、よって前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の通路を介して前記第2の気筒に導入する排ガス導入手段を備える圧縮着火内燃機関の制御装置において、
    a.前記第2の気筒において吸気行程から圧縮行程にかけて前記第2の排気バルブを開弁させて前記第1の気筒で生じた排ガスを前記第2の気筒に導入させたとき、前記第2の気筒から前記第2の通路に押し出される燃料量を推定する燃料量推定手段、
    b.前記推定された燃料量を所定値と比較する比較手段、
    および
    c.前記推定された燃料量が前記所定値以上のとき、前記推定された燃料量に対応する量の燃料を補充する燃料補充手段、
    を備えたことを特徴とする圧縮着火内燃機関の制御装置。
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