JP2008115798A - Drain structure for vehicular muffler - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用マフラの排水構造に関する。 The present invention relates to a drainage structure for a vehicle muffler.
従来、マフラ本体のアウトレットパイプにシェルの底部へ向けて水抜きパイプを設けることにより、アウトレットパイプに流れる排気ガスの吸気圧力を利用してシェルの底部に溜まった水(凝縮水)を水抜きパイプからアウトレットパイプに流入させて外部へ排出するようにした車両用マフラの排水構造の技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
しかしながら、従来の発明にあっては、エンジンの停止時には排気ガスの吸気圧力が得られないため、全く機能しないという問題点があった。
また、凝縮水はエンジンの停止後に排気ガスに含まれる水分が冷えて凝縮したものであるため、次回のエンジンの始動時まで凝縮水が溜まった状態が続くことになる。
However, the conventional invention has a problem that it does not function at all because the intake pressure of the exhaust gas cannot be obtained when the engine is stopped.
In addition, since the condensed water is water condensed in the exhaust gas after the engine is stopped, the condensed water is accumulated until the next engine start.
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、エンジンの運転状況に関わらず、マフラ本体のシェルの底部に溜まった水を良好に排出できる車両用マフラの排水構造を提供することである。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a vehicle muffler that can well discharge water accumulated at the bottom of the shell of the muffler body regardless of the operating condition of the engine. Is to provide a drainage structure.
本発明の請求項1記載の発明では、マフラ本体のシェルの底部から下方へ向けてアウトレットパイプを貫通した状態で配置し、前記アウトレットパイプの外周におけるシェルの底部付近のマフラ本体内側に排水孔を設け、前記シェルの底部に溜まった水を前記排水孔からアウトレットパイプに流入させて外部へ排出するようにしたことを特徴とする。 In the first aspect of the present invention, the muffler body is disposed in a state where the outlet pipe penetrates downward from the bottom of the shell of the muffler body, and the drain hole is provided inside the muffler body near the bottom of the shell on the outer periphery of the outlet pipe. And water collected at the bottom of the shell is allowed to flow into the outlet pipe from the drain hole and discharged to the outside.
本発明の請求項1記載の発明にあっては、マフラ本体のシェルの底部から下方へ向けてアウトレットパイプを貫通した状態で配置し、前記アウトレットパイプの外周におけるシェルの底部付近のマフラ本体内側に排水孔を設け、前記シェルの底部に溜まった水を前記排水孔からアウトレットパイプに流入させて外部へ排出するようにしたため、エンジンの運転状況に関わらず、マフラ本体のシェルの底部に溜まった水を良好に排出できる。 In the first aspect of the present invention, the muffler main body is disposed in a state of penetrating the outlet pipe downward from the bottom of the shell of the muffler main body, and is disposed inside the muffler main body near the bottom of the shell on the outer periphery of the outlet pipe. Water drainage holes are provided, and the water accumulated at the bottom of the shell flows into the outlet pipe through the drainage holes and is discharged to the outside. Therefore, the water collected at the bottom of the shell of the muffler body regardless of the operating condition of the engine Can be discharged well.
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の車両用マフラの排水構造を示す図、図2は図1のS2−S2線における断面図であり、作用を説明する図である。
Example 1 will be described below.
FIG. 1 is a diagram illustrating a drainage structure of a vehicle muffler according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line S2-S2 of FIG.
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1の車両用マフラの排水構造では、マフラ本体1と、インレットパイプ2と、アウトレットパイプ3が備えられている。
First, the overall configuration will be described.
As shown in FIG. 1, the muffler drainage structure for a vehicle according to the first embodiment includes a muffler body 1, an
マフラ本体1は、略偏平管状に形成されたシェル4と、このシェル4の両端開口部を閉塞するエンドプレート5,6と、シェル4内の仕切部材と補強部材を兼ねるバッフルプレート7,8とから構成され、これにより、マフラ本体1内は、バッフルプレート7,8により3つの消音室R1〜R3に仕切られている。
The muffler main body 1 includes a
各エンドプレート5,6は、マフラ本体1の外側へ膨らんだ略皿状に形成されることにより、平板状に形成した場合に比べてそれぞれ対応する消音室R1,R3の容量が大きくなっている。
また、各エンドプレート5,6の外周縁部は、それぞれ対応するシェル4の端部に全周に亘って溶接X1で固定されている。
The
The outer peripheral edge portions of the
各バッフルプレート7,8は、その外周縁部の複数箇所がシェル4に図外のスポット溶接で固定される他、その中途部には、隣接する消音室R1〜R3同士を連通状態とする連通孔7a,8aが設けられ、その底部には隣接する消音室R1〜R3同士を連通状態とする図外の連通孔が設けられている。
The
インレットパイプ2は、その一端部がシェル4の側部を貫通して外部へ突出した状態で設けられる一方、他端部が各バッフルプレート7,8を貫通した状態で消音室R1に連通した状態で設けられている。
具体的には、インレットパイプ2の一端部は、シェル4の側部に形成され、且つ、インレットパイプ2の外径よりも大きな貫通穴4aを貫通した状態で後述する補強兼隙間閉塞部材9を介して挿通されている。
The
Specifically, one end portion of the
補強兼隙間閉塞部材9は、インレットパイプ2と貫通穴4aとの隙間を閉塞してシェル4とインレットパイプ2との間を連結固定する役目をなすものであり、シェル4の外面に沿った断面円弧状のフランジ部9aと、このフランジ部9aに連続して外向きに円筒状に突出し、インレットパイプ2を貫通させた状態で密に接する円筒部9bとから構成されている。
また、補強兼隙間閉塞部材9のフランジ部9aの外周縁部は、シェル4に溶接X2で固定される他、円筒部9bはインレットパイプ2の外周面に全周に亘って溶接X3で固定されている。
The reinforcing and
Further, the outer peripheral edge portion of the
アウトレットパイプ3は、その一端部がシェル4の底部4aを貫通して外部へ突出した状態で設けられる一方、他端部が各バッフルプレート7,8を貫通した状態で消音室R3に連通した状態で設けられている。
具体的には、図2に示すように、アウトレットパイプ3の一端部は、シェル4の底部4bに形成され、且つ、アウトレットパイプ3の外径よりも大きな貫通穴4cを貫通した状態で後述する補強兼隙間閉塞部材10を介して挿通されている。
The
Specifically, as shown in FIG. 2, one end portion of the
補強兼隙間閉塞部材10は、アウトレットパイプ3と貫通穴4cとの隙間を閉塞してシェル4とアウトレットパイプ3との間を連結固定する役目をなすものであり、シェル4の外面に沿った断面円弧状のフランジ部10aと、このフランジ部9aに連続して外向きに円筒状に突出し、アウトレットパイプ3を貫通させた状態で密に接する円筒部10bとから構成されている。
さらに、アウトレットパイプ3の一端部にはテールチューブ11の一端部が挿入された状態で設けられている。
また、補強兼隙間閉塞部材10のフランジ部10aの外周縁部は、シェル4に溶接X4で固定される他、円筒部10bはアウトレットパイプ3の一端部及びテールチューブ11の外周面に対しその全周に亘って溶接X5で固定されている。
The reinforcing and
Further, one end portion of the
Further, the outer peripheral edge portion of the
さらに、このテールチューブ11の他端部にはカール加工されたマフラカッター12の一端部がその全周に亘って溶接X6で固定されている。なお、マフラカッター12は必ずしも設ける必要はない。
Further, one end of a
そして、アウトレットパイプ3の外周におけるシェル4の底部4b付近のマフラ本体1内側には排水孔3aが複数設けられると共に、下方の排水孔3bは、補強兼隙間閉塞部材10の内側に形成された空間Oに臨んだ状態で形成されることにより、シェル4の底部4bよりも低い位置に形成されている。
A plurality of
その他、マフラ本体1は、消音室R1側が低くなるように幾分傾斜した状態で車両に搭載される。 In addition, the muffler main body 1 is mounted on the vehicle in a state where the muffler body 1 is slightly inclined so that the sound deadening room R1 side is lowered.
次に、作用を説明する。
このように構成された車両用マフラでは、図1に示すように、エンジンの排気ガス(図中一点鎖線矢印で図示)は、インレットパイプ2から消音室R1に流入することにより、拡張作用による消音効果が得られる。
Next, the operation will be described.
In the vehicle muffler configured as described above, as shown in FIG. 1, the exhaust gas of the engine (shown by a one-dot chain line in the figure) flows from the
次に、消音室R1内に流入した排気ガスは、バッフルプレート7,8の連通孔7a,7aを介して消音室R2、消音室R3の順番に流入することにより、拡縮作用による消音効果が得られる。
Next, the exhaust gas flowing into the silencer chamber R1 flows in the order of the silencer chamber R2 and the silencer chamber R3 through the
また、消音室R3に流入した排気ガスは、アウトレットパイプ3、テールチューブ11、マフラカッター12を介してマフラ本体1外に排気される。
Further, the exhaust gas flowing into the sound deadening chamber R3 is exhausted to the outside of the muffler body 1 through the
ここで、エンジンの停止後にマフラ本体1内の排気ガスに含まれる水分が冷えて凝縮した凝縮水は自重によりシェル4、エンドプレート5,6、バッフルプレート7,8等を伝って各消音室R1,R2,R3のシェル4の底部4bに移動すると共に、消音室R2,R3のシェル4の底部4bに移動した凝縮水は、各バッフルプレート7,8の底部の連通孔を介して消音室R1のシェル4の底部4bに移動する。
Here, after the engine is stopped, the condensed water which is condensed by cooling the moisture contained in the exhaust gas in the muffler body 1 passes through the
そして、図2に示すように、消音室R1のシェル4の底部4bに移動した凝縮水(破線矢印で図示)を各排水孔3aからアウトレットパイプ3、テールチューブ11、マフラカッター12を介して外部へ排出でき、これによって、凝縮水がシェル4の底部4bに溜まるのを完全に防止できる。
Then, as shown in FIG. 2, the condensed water (shown by broken line arrows) that has moved to the
また、凝縮水の一部をシェル4の貫通孔4cを介して空間Oに流入させて、シェル4の底部4bよりも低い位置に形成された排水孔3bからアウトレットパイプ3を介して外部へ効率よく排出できる。
Further, a part of the condensed water is allowed to flow into the space O through the through
さらに、車両の冠水時において、雨水等がマフラカッター12、テールチューブ11、アウトレットパイプ3を介してマフラ本体1内に侵入した場合にも同様に排水孔3aを介して外部へスムーズに排出できる。
Furthermore, even when rainwater or the like enters the muffler main body 1 through the
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の車両用マフラの排水構造にあっては、マフラ本体1のシェルの底部4bから下方へ向けてアウトレットパイプ3を貫通した状態で配置し、アウトレットパイプ3の外周におけるシェルの底部4b付近のマフラ本体1内側に排水孔3aを設け、シェル4の底部4bに溜まった水を排水孔3aからアウトレットパイプ3に流入させて外部へ排出するようにしたため、エンジンの運転状況に関わらず、マフラ本体1のシェルの底部4bに溜まった水を良好に排出できる。
Next, the effect will be described.
As described above, in the drainage structure for a vehicle muffler according to the first embodiment, the
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、マフラ本体の各構成部材の固定に用いる溶接の種類は、プラズマ溶接、レーザ溶接、シーム溶接、TIG溶接、スポット溶接等、部位に適した溶接を適用することができる。
Although the present embodiment has been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and design changes and the like within a scope not departing from the gist of the present invention are included in the present invention.
For example, welding suitable for a part such as plasma welding, laser welding, seam welding, TIG welding, spot welding, or the like can be applied as the type of welding used for fixing each constituent member of the muffler body.
また、マフラ本体1内のレイアウトは任意である。
さらに、インレットパイプ2は必ずしもシェル4から突出した状態で設ける必要はなく、エンドプレート5(6)から突出した状態で設けても良い。
Moreover, the layout in the muffler main body 1 is arbitrary.
Furthermore, the
O 空間
R1、R2、R3 消音室
X1、X2、X3、X4、X5、X6 溶接
1 マフラ本体
2 インレットパイプ
3 アウトレットパイプ
3a 排水孔
3b 下方の排水孔
4 シェル
4a、4c 貫通孔
4b 底部
5、6 エンドプレート
7、8 バッフルプレート
7a、8a 連通孔
9、10 補強兼隙間閉塞部材
9a、10a フランジ部
9b、10b 円筒部
11 テールチューブ
12 マフラカッター
O space R1, R2, R3 silencer chamber X1, X2, X3, X4, X5, X6 Welding 1
Claims (1)
前記アウトレットパイプの外周におけるシェルの底部付近のマフラ本体内側に排水孔を設け、
前記シェルの底部に溜まった水を前記排水孔からアウトレットパイプに流入させて外部へ排出するようにしたことを特徴とする車両用マフラの排水構造。 Arranged with the outlet pipe penetrating downward from the bottom of the shell of the muffler body,
A drainage hole is provided on the inner side of the muffler body near the bottom of the shell on the outer periphery of the outlet pipe,
A drainage structure for a vehicle muffler, characterized in that water accumulated at the bottom of the shell flows into the outlet pipe from the drain hole and is discharged to the outside.
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CN102418582A (en) * | 2010-09-28 | 2012-04-18 | 现代自动车株式会社 | Tail trim assembly for exhaust pipe in vehicle |
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KR101209732B1 (en) * | 2010-09-28 | 2012-12-07 | 현대자동차주식회사 | Tail trim assembly for exhaust pipe in vehicle |
US8733086B2 (en) | 2010-09-28 | 2014-05-27 | Hyundai Motor Company | Tail trim assembly for exhaust pipe in vehicle |
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