JP2008114280A - Structure for preventing spouting of molten metal in metallic die - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、注湯時の溶湯がガス抜き通路を通って金型の外へ噴出するのを防止するための湯吹き防止構造に関するものである。 The present invention relates to a hot water spray preventing structure for preventing molten metal from pouring out of a mold through a gas vent passage during pouring.
金型のガス抜き手段としては、例えば、図21や図22に示す構造が知られている。図21に示す構造では、キャビティ100から金型10の外の真空吸引装置(図示せず)に通じたガス抜き通路200に、チルベント31が設けられている(特許文献1の図3参照)。また、図22に示す構造では、ガス抜き通路200に真空バルブ32が設けられている。
ところで、プレッシャーダイカスト鋳造においては、アルミニウム合金等の溶湯をキャビティ100内へ高速で充填するため、溶湯が、ガス抜き通路200を通り、チルベント31や真空バルブ32で止められることなく、金型10の外へ噴出することがあった。すなわち、「湯吹き」が発生することがあった。
By the way, in pressure die casting, since the molten metal such as aluminum alloy is filled into the
また、真空バルブ32内に溶湯の鋳ばり片が残り、そのため、真空バルブ32に詰まりが生じ、真空吸引に支障が生じることがあった。
In addition, a molten metal cast piece remains in the
更に、チルベント31では、溶湯を通過させないために、対向するギザギザ状の凹凸間の隙間311が、通常は1mm以下に設定されている。このため、この隙間で凝固した溶湯片は、薄いものとなり、成型品を金型10から押し出す際に折れてしまい、後工程の邪魔となっていた。
Further, in the
本発明は、湯吹きを防止でき、更には、真空バルブの詰まりを防止でき又はチルベントの隙間を広く設定できる、金型の湯吹き防止構造を、提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a mold hot-water spray preventing structure that can prevent hot-water spray, and further can prevent clogging of a vacuum valve or set a wide gap between chill vents.
本発明は、金型のキャビティ内のガスを抜くための、真空バルブ又はチルベントにより構成されたガス抜き手段を、ガス抜き通路に備えた、金型において、ガス抜き手段を越えて溶湯が噴出するのを防止するための、湯吹き防止構造であって、ガス抜き通路の、ガス抜き手段よりキャビティ側に、設けられており、ガス抜き通路の一部を蛇行通路として構成する通路構造を有していることを特徴としている。 According to the present invention, in a mold provided with a gas venting means constituted by a vacuum valve or a chill vent for venting a gas in a cavity of a mold in a gas vent passage, molten metal is ejected beyond the gas venting means. A structure for preventing hot water spraying, which is provided on the cavity side of the gas vent passage from the gas vent means and has a passage structure in which a part of the gas vent passage is configured as a meandering passage. It is characterized by having.
上記通路構造としては、例えば、次の構成(a)又は(b)を採用できる。 As said channel | path structure, the following structure (a) or (b) is employable, for example.
(a)通路構造が、蛇行通路を有するブロックからなっており、ブロックが、2つのブロック片を合わせて構成されており、2つのブロック片の合わせ面には、それぞれ、凹凸が形成されるとともに互いに凹部と凸部とが対向するよう形成されており、ブロックは、2つのブロック片の合わせ面の凹凸によって蛇行通路を構成している。 (A) The passage structure is composed of a block having a meandering passage, the block is configured by combining two block pieces, and unevenness is formed on the mating surfaces of the two block pieces, respectively. The concave portion and the convex portion are formed so as to face each other, and the block constitutes a meandering passage by the unevenness of the mating surface of the two block pieces.
(b)通路構造が、ガス抜き通路の一部自体によって構成されており、ガス抜き通路の一部自体の対向した両壁が、それぞれ、凹凸状に形成されるとともに互いに凹部と凸部とが対向するよう形成されることによって、蛇行通路を構成している。 (B) The passage structure is constituted by a part of the degassing passage itself, and both opposing walls of the degassing passage itself are formed in an uneven shape, and a concave portion and a convex portion are formed between each other. By being formed to face each other, a meandering passage is configured.
本発明によれば、ガス抜き通路に流入した溶湯の速度を、蛇行通路によって、極度に低減できる。したがって、ガス抜き通路に流入した溶湯を、ガス抜き手段の手前で略確実に止めることができる。よって、溶湯をキャビティ内に注入する際に、溶湯がガス抜き通路を通って金型の外へ噴出するのを防止できる。すなわち、湯吹きを防止できる。 According to the present invention, the speed of the molten metal flowing into the gas vent passage can be extremely reduced by the meandering passage. Accordingly, the molten metal flowing into the gas vent passage can be stopped almost certainly before the gas vent means. Therefore, when pouring the molten metal into the cavity, it is possible to prevent the molten metal from being ejected out of the mold through the gas vent passage. That is, hot water spray can be prevented.
更に、溶湯を、ガス抜き手段例えばチルベントの手前で略確実に止めることができるので、チルベントの対向するギザギザ状の凹凸間の隙間を、溶湯を止めるために小さくする必要がない。すなわち、当該隙間を広く設定できる。したがって、仮にチルベントに溶湯が流入して隙間で凝固しても、凝固した溶湯は、厚いものとなるので、成型品を金型から押し出す際に折れにくくなり、折れて後工程の邪魔となることはない。 Furthermore, since the molten metal can be stopped almost certainly before the degassing means, for example, the chill vent, it is not necessary to reduce the gap between the jagged irregularities facing the chill vent in order to stop the molten metal. That is, the gap can be set wide. Therefore, even if the molten metal flows into the chill vent and solidifies in the gap, the solidified molten metal becomes thick, so it is difficult to break when extruding the molded product from the mold, and it breaks and interferes with the subsequent process. There is no.
又は、溶湯を、ガス抜き手段例えば真空バルブの手前で略確実に止めることができるので、真空バルブ内に溶湯の鋳ばり片が残ることはない。よって、真空バルブに詰まりが生じるのを防止でき、真空吸引を良好に行うことができる。 Alternatively, since the molten metal can be stopped almost certainly before the degassing means, for example, the vacuum valve, the molten metal cast piece does not remain in the vacuum valve. Therefore, clogging of the vacuum valve can be prevented and vacuum suction can be performed satisfactorily.
上記構成(a)によれば、金型に対して交換可能であり且つ任意の形態を有する、蛇行通路を、構成できる。したがって、湯吹きを防止するのに最適な通路構造を簡単に実現できる。 According to the configuration (a), it is possible to configure a meandering passage that is replaceable with respect to the mold and has any form. Therefore, it is possible to easily realize an optimum passage structure for preventing hot water spray.
上記構成(b)によれば、金型に対して簡単な作業で蛇行通路を構成できる。したがって、作業性良く、通路構造を実現できる。 According to the said structure (b), a meandering channel | path can be comprised with an easy operation | work with respect to a metal mold | die. Therefore, the passage structure can be realized with good workability.
[第1実施形態]
図1は、本発明の湯吹き防止構造を採用したダイカスト鋳造用金型の一例を示す縦断面図である。この金型10は、可動型1と固定型2とからなっている。固定型2には、スリーブ91とプランジャ92とで構成された射出部9が設けられている。金型10は、可動型1と固定型2とを合わせることによってキャビティ100を構成するようになっており、更には、ガス抜き通路200も構成するようになっている。ガス抜き通路200は、キャビティ100から金型10の外の真空吸引装置(図示せず)に通じている。ガス抜き通路200には、真空バルブ32により構成されたガス抜き手段3が設けられている。
[First Embodiment]
FIG. 1 is a longitudinal cross-sectional view showing an example of a die casting mold that employs the hot water spray preventing structure of the present invention. The
そして、本発明では、ガス抜き通路200の、ガス抜き手段3よりキャビティ100側に、特殊な通路構造Xが設けられている。この通路構造Xは、ガス抜き通路200の一部を蛇行通路として構成している。そして、本実施形態では、通路構造Xがブロック4からなっている。
In the present invention, a special passage structure X is provided in the
図2はブロック4の下方斜視図である。ブロック4は、ブロック4を図において上下に貫通した蛇行通路5を有している。ブロック4は、第1ブロック片6と第2ブロック片7とを合わせて構成されている。
FIG. 2 is a lower perspective view of the
図3は第1ブロック片6の斜視図、図4は第2ブロック片7の斜視図、図5は両ブロック片6、7を合わせてなるブロック4の縦断面図である。
FIG. 3 is a perspective view of the
図3に示すように、第1ブロック片6は、合わせ面60に、図中の下から上に向けて、入口溝61と、入口凹部62と、第1凸部63と、第1凹部64と、第2凸部65と、第2凹部66と、第3凸部67と、出口凹部68と、出口溝69と、を有している。入口溝61は、合わせ面60の下縁601に開いて、他の凹部より深く形成されており、入口凹部62に通じている。第1凹部64は、図5に示すように、縦断面逆M字状に形成されている。すなわち、第1凹部64では、凹部底面が山状に隆起しており、その隆起部605の高さH1は、第1凹部64の深さD1より小さい。第2凹部66は、第1凹部64と同じである。出口溝69は、合わせ面60の上縁602に開いて、入口溝61と同じ深さで形成されており、出口凹部68に通じている。第1凸部63は、合わせ面60において入口凹部62と第1凹部64との間に残された部分で構成されている。第2凸部65は、合わせ面60において第1凹部64と第2凹部66との間に残された部分で構成されている。第3凸部67は、合わせ面60において第2凹部66と出口凹部68との間に残された部分で構成されている。更に、各凸部の長さL1は、各凹部の長さL2より短く設定されている。
As shown in FIG. 3, the
図4に示すように、第2ブロック片7は、合わせ面70に、図中の下から上に向けて、下縁凸部71と、第1凹部72と、第1凸部73と、第2凹部74と、第2凸部75と、第3凹部76と、上縁凸部77と、を有している。第1凹部72は、図5に示すように、第1ブロック片6の第1凹部64と同様に、縦断面逆M字状に形成されている。すなわち、第1凹部72では、凹部底面が山状に隆起しており、その隆起部705の高さH2は、第1凹部64の隆起部605の高さH1と同じであり、深さD2(=D1)より小さい。第2凹部74及び第3凹部76は、第1凹部72と同じである。下縁凸部71は、合わせ面70において下縁701と第1凹部72との間に残された部分で構成されている。第1凸部73は、合わせ面70において第1凹部72と第2凹部74との間に残された部分で構成されている。第2凸部75は、合わせ面70において第2凹部74と第3凹部76との間に残された部分で構成されている。上縁凸部77は、合わせ面70において第3凹部76と上縁702との間に残された部分で構成されている。更に、第1凸部73及び第2凸部75のそれぞれの長さL3は、各凹部の長さL4より短く設定されている。なお、L3=L1であり、L4=L2である。
As shown in FIG. 4, the
そして、第1ブロック片6における凹凸と第2ブロック片7における凹凸とは、第1ブロック片6の合わせ面60と第2ブロック片7の合わせ面70とを合わせた際に、図5に示すように、第1ブロック片6の凹部に第2ブロック片7の凸部が対向し、且つ、第1ブロック片6の凸部に第2ブロック片7の凹部が対向するよう、形成されている。
And the unevenness | corrugation in the
したがって、本実施形態のブロック4には、第1ブロック片6の合わせ面60と第2ブロック片7の合わせ面70とを合わせることにより、図5に矢印で示すような蛇行通路5が構成されている。なお、蛇行通路5の具体的寸法は、例えば、L1=L3=5.3mm、L2=L4=11.4mm、D1=D2=6.4mm、H1=H2=3mmである。
Therefore, the
上記構成のブロック4は、蛇行通路5がガス抜き通路200の一部を構成するよう、ガス抜き通路200に介設されている。
The
ところで、金型10を用いたダイカスト鋳造においては、射出部9によって溶湯を高速でキャビティ100内に注入する際、真空バルブ32を適正に開いて、ガス抜き通路200を通して、真空吸引装置によってキャビティ100内の空気を吸引する。そのため、注入された溶湯がガス抜き通路200に流入する。この際、上記構成のブロック4を備えた金型10では、ガス抜き通路200に流入した溶湯が、ガス抜き手段3へ至る前に、ブロック4に至り、蛇行通路5に流入する。蛇行通路5内に流入した溶湯は、凹部や凸部に衝突しながら蛇行して流れる。そのため、ガス抜き通路200に流入した溶湯の速度は、ブロック4において極度に低減される。よって、ブロック4を通過した溶湯は、緩やかな速度でガス抜き手段3へ至る。したがって、ガス抜き通路200に流入した溶湯は、ガス抜き手段3の手前で略確実に止められ、真空バルブ32へは至らず、よって、金型10の外へ噴出することはない。
By the way, in die casting using the
すなわち、上記構成のブロック4を備えた金型10によれば、以下のような作用効果を発揮できる。
That is, according to the
(1)上述したように、溶湯をキャビティ100内に注入する際に、溶湯がガス抜き通路200を通って金型10の外へ噴出するのを防止できる。すなわち、湯吹きを防止できる。
(1) As described above, when the molten metal is injected into the
(2)溶湯が真空バルブ32へ至ることはないので、真空バルブ32内に溶湯の鋳ばり片が残ることはない。よって、真空バルブ32に詰まりが生じるのを防止でき、真空吸引を良好に行うことができる。
(2) Since the molten metal does not reach the
なお、ブロック4の第1ブロック片6及び第2ブロック片7には、図6及び図7に示すように、冷却水通路6A、7Aを設けるのが好ましい。
The
更に、本実施形態においては、ブロック4として、以下に示すように、図8〜図16に示す変形構造を採用してもよい。なお、図1〜図7に示すブロック4と同一の又は相当する部分には、同じ符号を付している。
Further, in the present embodiment, as the
(第1変形例)
図8〜図10は、第1変形例のブロック4を示している。この変形例では、第1ブロック片6において、第1凹部64及び第2凹部66の凹部底面が隆起しておらず平面であり、また、各凹部64、66の深さが上記D1より浅くなっている。また、第2ブロック片7においても、同様に、第1凹部72、第2凹部74、及び第3凹部76の凹部底面が隆起しておらず平面であり、また、各凹部72、74、76の深さが上記D1より浅くなっている。その他は、図1〜図7に示すブロック4と同じである。
(First modification)
FIGS. 8-10 has shown the
この変形例によっても、ブロック4に蛇行通路5が構成されているので、図1〜図7に示すブロック4と同様の作用効果を発揮できる。
Also according to this modified example, the
(第2変形例)
図11〜図13は、第2変形例のブロック4を示している。この変形例では、第1ブロック片6において、第1凹部64及び第2凹部66が円弧状に窪んでいる。また、第2ブロック片7においても、同様に、第1凹部72、第2凹部74、及び第3凹部76が円弧状に窪んでいる。その他は、図1〜図7に示すブロック4と同じである。
(Second modification)
FIGS. 11-13 has shown the
この変形例によっても、ブロック4に蛇行通路5が構成されているので、図1〜図7に示すブロック4と同様の作用効果を発揮できる。
Also according to this modified example, the
(第3変形例)
図14〜図16は、第3変形例のブロック4を示している。この変形例では、第1ブロック片6において、第1凸部63、第2凸部65、及び第3凸部67が、それぞれ、山状に且つ合わせ面60から少し突出して形成されており、また、第1凹部64及び第2凹部66が、それぞれ、逆山状に窪んでいる。また、第2ブロック片7においても、同様に、第1凸部73及び第2凸部75が、それぞれ、山状に且つ合わせ面70から少し突出して形成されており、また、第1凹部72、第2凹部74、及び第3凹部76が、それぞれ、逆山状に窪んでいる。その他は、図1〜図7に示すブロック4と同じである。
(Third Modification)
FIGS. 14-16 has shown the
この変形例によっても、ブロック4に蛇行通路5が構成されているので、図1〜図7に示すブロック4と同様の作用効果を発揮できる。
Also according to this modified example, the
上述したように、第1実施形態のブロック4によれば、種々の形態の蛇行通路5を構成できる。しかも、ブロック4は、金型10に対して交換可能である。すなわち、第1実施形態によれば、金型10に対して交換可能であり且つ任意の形態を有する、蛇行通路5を、構成できる。したがって、湯吹きを防止するのに最適な通路構造Xを簡単に実現できる。
As described above, according to the
なお、第1実施形態において、ブロック4に形成する凹凸の数、寸法、又は形態は、ブロック4に蛇行通路を構成でき且つその蛇行通路によって溶湯の速度を低減できるならば、上述したものに限るものではない。
In the first embodiment, the number, size, or form of irregularities formed on the
[第2実施形態]
図17は、本発明の湯吹き防止構造を採用したダイカスト鋳造用金型の別の例を示す縦断面図である。第1実施形態の図1と同一の又は相当する部分には、同じ符号を付している。第1実施形態では、ガス抜き通路200の一部を蛇行通路として構成する通路構造Xを、ブロック4で実現したが、本実施形態では、通路構造Xを、ガス抜き通路200の一部自体を蛇行通路として構成することにより、実現している。
[Second Embodiment]
FIG. 17 is a longitudinal sectional view showing another example of a die-casting mold that employs the hot water spray preventing structure of the present invention. Portions that are the same as or correspond to those in FIG. 1 of the first embodiment are denoted by the same reference numerals. In the first embodiment, the passage structure X in which a part of the
図18は、図17の通路構造Xの拡大図である。この通路構造Xは、ガス抜き通路200の一部自体を構成する対向面の、一方201に、第1実施形態の図3に示す第1ブロック片6の合わせ面60に形成したのと同じ凹凸形態を形成するとともに、他方202に、第1実施形態の図4に示す第2ブロック片7の合わせ面70に形成したのと同じ凹凸形態を形成することにより、実現されている。よって、通路構造Xは、図5に示すブロック4と同じ形態の蛇行通路5を有している。
18 is an enlarged view of the passage structure X of FIG. The passage structure X has the same unevenness as that formed on the
本実施形態によっても、ガス抜き通路200の、ガス抜き手段3よりキャビティ100側に、蛇行通路5が構成されているので、第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
Also in the present embodiment, the
また、本実施形態によれば、ガス抜き通路200の一部自体を構成する対向面に凹凸形態を形成するので、金型10に対して簡単な作業で蛇行通路5を構成できる。したがって、本実施形態によれば、作業性良く、通路構造Xを実現できる。
Moreover, according to this embodiment, since the uneven | corrugated form is formed in the opposing surface which comprises some
なお、ガス抜き通路200の一部を構成する対向面201、202に形成する凹凸形態は、第1実施形態の第1〜第3変形例の場合と同じであってもよい。これによっても、ガス抜き通路200の、ガス抜き手段3よりキャビティ100側に、蛇行通路5が構成されているので、第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
In addition, the uneven | corrugated form formed in the opposing surfaces 201 and 202 which comprise some
[別の実施形態]
ガス抜き手段3がチルベント31により構成されている金型10の、ガス抜き通路200に、図19に示すように第1実施形態のブロック4を設けてもよく、また、図20に示すように第2実施形態の通路構造Xを設けてもよい。
[Another embodiment]
As shown in FIG. 19, the
これによっても、ガス抜き通路200の、ガス抜き手段3よりキャビティ100側に、蛇行通路5が構成されているので、第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
Also by this, since the
しかも、溶湯をチルベント31の手前で略確実に止めることができるので、チルベント31の対向するギザギザ状の凹凸間の隙間311を、溶湯を止めるために小さくする必要がない。すなわち、隙間311を広く設定できる。したがって、仮にチルベント31に溶湯が流入して隙間311で凝固しても、凝固した溶湯は、厚いものとなるので、成型品を金型10から押し出す際に折れにくくなり、折れて後工程の邪魔となることはない。
Moreover, since the molten metal can be stopped almost certainly before the
本発明は、湯吹きを防止できるので、産業上の利用価値が大である。 Since the present invention can prevent hot water spraying, the industrial utility value is great.
10 金型 100 キャビティ 200 ガス抜き通路 201、202 壁 3 ガス抜き手段 31 チルベント 32 真空バルブ 4 ブロック 5 蛇行通路 6 第1ブロック片 60 合わせ面 63 第1凸部 64 第1凹部 65 第2凸部 66 第2凹部 67 第3凸部 7 第2ブロック片 70 合わせ面 72 第1凹部 73 第1凸部 74 第2凹部 75 第2凸部 76 第3凹部 X通路構造
DESCRIPTION OF
Claims (3)
ガス抜き通路の、ガス抜き手段よりキャビティ側に、設けられており、
ガス抜き通路の一部を蛇行通路として構成する通路構造を有していることを特徴とする金型の湯吹き防止構造。 In the mold, the gas vent passage is provided with a gas venting means constituted by a vacuum valve or a chill vent for venting the gas in the mold cavity to prevent the molten metal from being ejected beyond the gas venting means. For preventing water spray,
The degassing passage is provided on the cavity side from the degassing means,
A mold blow prevention structure having a passage structure in which a part of a gas vent passage is configured as a meandering passage.
ブロックが、2つのブロック片を合わせて構成されており、
2つのブロック片の合わせ面には、それぞれ、凹凸が形成されるとともに互いに凹部と凸部とが対向するよう形成されており、
ブロックは、2つのブロック片の合わせ面の凹凸によって蛇行通路を構成している、請求項1記載の金型の湯吹き防止構造。 The passage structure is composed of blocks having meandering passages,
The block is composed of two block pieces,
The mating surfaces of the two block pieces are each formed with concavities and convexities so that the concave and convex portions face each other.
The mold blow prevention structure according to claim 1, wherein the block constitutes a meandering passage by the unevenness of the mating surfaces of the two block pieces.
ガス抜き通路の一部自体の対向した両壁が、それぞれ、凹凸状に形成されるとともに互いに凹部と凸部とが対向するよう形成されることによって、蛇行通路を構成している、請求項1記載の金型の湯吹き防止構造。 The passage structure is constituted by a part of the gas vent passage itself,
The both walls of the part of the gas vent passage facing each other are formed in a concavo-convex shape so that the concave portion and the convex portion face each other, thereby constituting a meandering passage. The structure for preventing hot water spraying of the described mold.
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Cited By (2)
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CN112792313A (en) * | 2019-11-13 | 2021-05-14 | 现代自动车株式会社 | Vacuum system for die casting mold |
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