JP2008112404A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】新たに導入すべきソフトウェアをユーザが選択する作業を容易にする。
【解決手段】画像形成装置の制御部は、自装置にて実行可能なソフトウェアのソフトウェア属性情報D2をアップグレードサーバ装置から取得する。そして、画像形成装置の各部の処理の履歴を示す処理履歴情報Rを解析して、各機能の利用の程度を求める(ステップS200)。そして、利用の程度が所定の閾値よりも高い機能を特定し(ステップS210)、その機能を示す情報が機能情報に記憶されたソフトウェア属性情報を、取得したソフトウェア属性情報D2から抽出する(ステップS220)。更に、抽出したソフトウェア属性情報のソフトウェア名をタッチパネルに表示させる(ステップS230)。ユーザは、表示されたソフトウェア名に基づいて、新たに取得すべきソフトウェアを容易に選択することができる。
【選択図】図8
【解決手段】画像形成装置の制御部は、自装置にて実行可能なソフトウェアのソフトウェア属性情報D2をアップグレードサーバ装置から取得する。そして、画像形成装置の各部の処理の履歴を示す処理履歴情報Rを解析して、各機能の利用の程度を求める(ステップS200)。そして、利用の程度が所定の閾値よりも高い機能を特定し(ステップS210)、その機能を示す情報が機能情報に記憶されたソフトウェア属性情報を、取得したソフトウェア属性情報D2から抽出する(ステップS220)。更に、抽出したソフトウェア属性情報のソフトウェア名をタッチパネルに表示させる(ステップS230)。ユーザは、表示されたソフトウェア名に基づいて、新たに取得すべきソフトウェアを容易に選択することができる。
【選択図】図8
Description
本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
新しいバージョンのソフトウェアをサーバ装置からダウンロードすることにより、既存ソフトウェアのアップグレードを行う技術が知られている。例えば、特許文献1に開示された技術では、ソフトウェア提供者によって新しいバージョンのソフトウェアの提供が開始されると、予め登録された情報処理装置にそのソフトウェアの属性情報(ソフトウェア名、バージョン及び詳細情報など)が通知されるようになっている。情報処理装置のユーザは、この通知を参照し、必要に応じては既存ソフトウェアのアップグレードを行うことができる。また、特許文献2に開示された技術では、情報処理装置に新たな周辺機器が接続されると、その周辺機器に対応する最新のドライバを外部装置からダウンロードすることにより、既存ドライバのアップグレードを行っている。
特開2002−259131号公報
特開2000−330920号公報
ところで、近年、情報処理装置の性能の向上に伴って、1台の情報処理装置に多数のソフトウェアがインストールされる傾向にある。この場合、上記特許文献1に開示された技術では、大量のソフトウェア属性情報が情報処理装置のユーザに通知される恐れがある。通知されるソフトウェア属性情報には、アップグレードを行った方がよいソフトウェアの属性情報と、既存のままでも支障がないソフトウェアの属性情報とが混在している。そのため、ユーザは、大量のソフトウェア属性情報の中からアップグレードを行うべきソフトウェアを探し出さなくてはならず、その作業に時間と労力がかかるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、新たに導入すべきソフトウェアをユーザが容易に選択することができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、新たに導入すべきソフトウェアをユーザが容易に選択することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のソフトウェアのそれぞれに記述された手順に従って処理を実行することにより、画像に関する複数の機能を実現する処理手段と、前記処理手段による処理の履歴を示す処理履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記ソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を取得する情報取得手段と、前記処理履歴情報を解析することにより、前記処理手段によって実現された各々の機能が利用された程度を求め、その利用の程度が閾値よりも高い機能を特定する特定手段と、前記情報取得手段によって取得された複数のソフトウェア属性情報の中から、前記特定手段によって特定された機能を実現するためのソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたソフトウェア属性情報を出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明に係る画像処理装置は、前記ソフトウェアを記憶しているサーバ装置に対して、前記出力手段によって出力されたソフトウェア属性情報に含まれる属性のソフトウェアを要求し、当該ソフトウェアを前記サーバ装置から取得するソフトウェア取得手段と、前記ソフトウェア取得手段によって取得されたソフトウェアを記憶するソフトウェア記憶手段とを備え、前記処理手段は、前記記憶手段によって記憶されたソフトウェアを読み出し、当該ソフトウェアに記述された手順に従って処理を実行してもよい。
本発明に係る画像処理装置において、前記ソフトウェア属性情報は、前記属性として、前記処理手段が処理を実行することにより実現される機能の一部が制限された試用版ソフトウェアを含むものであってもよい。
本発明に係る画像処理装置において、前記ソフトウェア属性情報は、前記属性として、前記処理手段が処理を実行することにより実現される機能の全てまたは一部に対して使用可能期間が設定された試用版ソフトウェアを含むものであってもよい。
本発明に係る画像処理装置において、前記処理手段は、画像データに応じた画像を記録材に形成する処理を行う画像形成手段を含むものであってもよい。
本発明に係る画像処理装置において、前記ソフトウェア属性情報は、前記属性として、前記処理手段が処理を実行することにより実現される機能の一部が制限された試用版ソフトウェアを含むものであってもよい。
本発明に係る画像処理装置において、前記ソフトウェア属性情報は、前記属性として、前記処理手段が処理を実行することにより実現される機能の全てまたは一部に対して使用可能期間が設定された試用版ソフトウェアを含むものであってもよい。
本発明に係る画像処理装置において、前記処理手段は、画像データに応じた画像を記録材に形成する処理を行う画像形成手段を含むものであってもよい。
また、本発明は、コンピュータを、複数のソフトウェアのそれぞれに記述された手順に従って処理を実行することにより、画像に関する複数の機能を実現する処理手段と、前記処理手段による処理の履歴を示す処理履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、前記ソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を取得するソフトウェア属性情報取得手段と、前記処理履歴情報を解析することにより、前記処理手段によって実現された各々の機能が利用された程度を求め、その利用の程度が閾値よりも高い機能を特定する特定手段と、前記取得手段によって取得された複数のソフトウェア属性情報の中から、前記特定手段によって特定された機能を実現するためのソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたソフトウェア属性情報を出力する出力手段として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、新たに導入すべきソフトウェアを容易に選択することができる。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係るアップグレードシステム100の全体構成を概略的に示す図である。同図に示すように、このアップグレードシステム100は、画像形成装置10とアップグレードサーバ装置20とをインターネットや公衆交換電話網等のネットワークを介して接続したものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係るアップグレードシステム100の全体構成を概略的に示す図である。同図に示すように、このアップグレードシステム100は、画像形成装置10とアップグレードサーバ装置20とをインターネットや公衆交換電話網等のネットワークを介して接続したものである。
画像形成装置10は、複数のソフトウェアのそれぞれに記述された手順に従って処理を実行することにより、画像データに応じた画像を用紙に形成するための複数の処理を行う画像処理装置によって実現される。この画像形成装置10は、図2に示すように、UI(User Interface)部11、通信部12、画像読取部13、画像形成部14、制御部15及び記憶部16を備える。
UI部11は、タッチパネル及び操作ボタンを有し、ユーザに各種情報を通知すると共に、ユーザからの指示の入力を受け付ける。このUI部11は、例えば画像形成開始の指示や画像形成の条件となる各種設定の指示などの入力を受け付ける。通信部12は、ネットワークを介してアップグレードサーバ装置20とデータの送受信を行うための通信インターフェースである。
UI部11は、タッチパネル及び操作ボタンを有し、ユーザに各種情報を通知すると共に、ユーザからの指示の入力を受け付ける。このUI部11は、例えば画像形成開始の指示や画像形成の条件となる各種設定の指示などの入力を受け付ける。通信部12は、ネットワークを介してアップグレードサーバ装置20とデータの送受信を行うための通信インターフェースである。
画像読取部13は、スキャン機能を有し、セットされた原稿の画像を読み取ってその画像に応じた画像データを出力する。画像形成部14は、画像読取部13から出力された画像データに応じたトナー像を用紙に形成する処理を行う。具体的に説明すると、画像形成部14は、画像形成ユニット、給紙部、用紙搬送ベルト及び定着部を有する。画像形成ユニットは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)毎に個別に設けられ、それらの各々は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部及び転写部を有する。帯電部は、所定の速度で周回する感光体ドラムの周面を一様に帯電させた後、露光部がその周面上を走査しながら、画像データに応じて変調したレーザ光を照射することによって、静電潜像を形成する。更に、現像部がトナーを供給することによってその静電潜像をトナー像として現像し、現像されたトナー像が転写部によって用紙搬送ベルト上の用紙に多重転写される。
給紙部は、A4など所定のサイズにカットされた複数枚の用紙を収納し、収納する用紙を制御部15の制御に従って一枚ずつ送り出す。用紙搬送ベルトは、給紙部から送り出された用紙を画像形成ユニット、定着部を経由して排紙口へと搬送する。定着部は、用紙搬送ベルトによって搬送された用紙を加熱及び加圧し、用紙に形成されたトナー像を定着させる。そして、トナー像が定着された用紙は、排紙口から排紙される。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を有する。CPUは、RAMをワークエリアとして用いて、記憶部16が記憶するプログラムを実行して各種処理を行う。ROMは、画像形成装置10の起動に必要なプログラムに加えて、本画像形成装置10の機種名を記憶する。例えば、本画像形成装置10の機種名が「A100」である場合、ROMには機種名としてこの「A100」が記憶される。
記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置であり、上述した各種ソフトウェアのほか、制御部15及び画像形成部14が行った処理の履歴を示す処理履歴情報Rを記憶する。
記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置であり、上述した各種ソフトウェアのほか、制御部15及び画像形成部14が行った処理の履歴を示す処理履歴情報Rを記憶する。
ソフトウェアは、画像に関する固有の機能をCPUに実現させるプログラム群であり、固有の機能を実現させるプログラムに加えて、そのプログラムと依存関係にあるカーネルやデバイスドライバなどを含む。このソフトウェアとしては、例えば、画像データの各画素の色を画像形成ユニットが処理し得る色に変換する色変換ソフトウェアや、画像データを拡大又は縮小する拡縮ソフトウェアなどがある。
処理履歴情報Rには、制御部15がソフトウェアに記述された手順に従って実行した処理の履歴と、画像形成部14をなす各部が制御部15の制御に従って行った処理の履歴とが含まれる。図3は、画像形成装置10が画像形成処理を行ったときの処理履歴情報Rの記憶内容の一例を示す図である。同図に示すように、この処理履歴情報Rには、カラートナー消費量(g)、黒トナー消費量(g)、拡縮処理の処理回数(回)及び濃度調整処理の処理回数(回)が含まれる。
カラートナー消費量は、イエロー(Y)マゼンタ(M)シアン(C)トナーの総消費量(g)である。黒トナー消費量は、ブラック(K)トナーの総消費量(g)である。これらのトナー消費量は、画像形成ユニットの現像部がトナーを消費する度に、消費したトナーの量を加算してなる値である。トナー消費量は、種々の方法によって導き出すことができる。例えば、2値化された画像データに含まれる有色画素の数を積算することによって、その画像データのトナー像を現像する時に消費されるトナーの量を求めるとよい。拡縮処理の処理回数は、画像データを拡大又は縮小する処理を行った回数(回)である。濃度調整処理の処理回数は、画像濃度を調整する処理を行った回数(回)である。これらの処理回数は、ユーザによって該当する処理の指示がUI部11に入力される度に、その値をカウントアップしてなる値である。
例えば、図3に示した処理履歴情報Rは、画像形成処理が120回行われた時のカラートナーの消費量が「98」(g)であったことを意味する。また、その時の黒トナーの消費量は「42」(g)であり、拡縮処理の処理回数は「72」(回)、濃度調整処理の処理回数は「12」(回)であったことを表す。
アップグレードサーバ装置20は、図4に示すように、通信部22、制御部25及び記憶部26を備える。
通信部22は、ネットワークを介して画像形成装置10とデータの送受信を行うための通信インターフェースである。制御部25は、CPU、RAM及びROMを有する。CPUは、RAMをワークエリアとして用いて、記憶部26が記憶するプログラムを実行することにより各種処理を行う。ROMは、アップグレードサーバ装置20の起動に必要なプログラムを記憶する。
通信部22は、ネットワークを介して画像形成装置10とデータの送受信を行うための通信インターフェースである。制御部25は、CPU、RAM及びROMを有する。CPUは、RAMをワークエリアとして用いて、記憶部26が記憶するプログラムを実行することにより各種処理を行う。ROMは、アップグレードサーバ装置20の起動に必要なプログラムを記憶する。
記憶部26は、HDD等の記憶装置であり、上述したプログラムに加えて、アップグレード用ソフトウェア、デモプログラム及びソフトウェアデータベースD1を記憶する。
アップグレード用ソフトウェアは、画像に関する固有の機能を画像形成装置10に付与するプログラム群であり、固有の機能を実現させるプログラムに加えて、そのプログラムと依存関係にあるカーネルやデバイスドライバなどを含む。このアップグレード用ソフトウェアには、ソフトウェア提供者が新しいソフトウェアの提供を開始する度に、そのソフトウェアが追加されるようになっている。
デモプログラムは、画像形成装置10のユーザがソフトウェアを利用したときに得られる効果を説明する機能を有する。この説明は、効果を表す動画を画像形成装置10のUI部11のタッチパネルに表示させるものであるとよい。
アップグレード用ソフトウェアは、画像に関する固有の機能を画像形成装置10に付与するプログラム群であり、固有の機能を実現させるプログラムに加えて、そのプログラムと依存関係にあるカーネルやデバイスドライバなどを含む。このアップグレード用ソフトウェアには、ソフトウェア提供者が新しいソフトウェアの提供を開始する度に、そのソフトウェアが追加されるようになっている。
デモプログラムは、画像形成装置10のユーザがソフトウェアを利用したときに得られる効果を説明する機能を有する。この説明は、効果を表す動画を画像形成装置10のUI部11のタッチパネルに表示させるものであるとよい。
ソフトウェアデータベースD1には、ソフトウェア提供者によって提供されたソフトウェアのソフトウェア属性情報が含まれる。このソフトウェアデータベースD1は、ソフトウェア提供者が新しいソフトウェアの提供を開始する度に、そのソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報が追加されるようになっている。図5は、ソフトウェアデータベースD1の記憶内容の一例を示す図である。同図に示すように、このソフトウェアデータベースD1には、ソフトウェア名、対応機種名、機能情報及びデモプログラム名が対応付けられている。
ソフトウェア名は、各々のソフトウェアを識別する情報と、そのソフトウェアの版を識別するバージョンからなる情報である。対応機種名は、ソフトウェアを実行し得る画像形成装置の機種名である。機能情報は、ソフトウェアによって実現される機能を示す情報である。この機能情報は、新しいバージョンのソフトウェアであれば、既存のバージョンと比べて追加又は強化された機能を示す情報であるとよい。また、機能情報は、新規ソフトウェアであれば、そのソフトウェアの特徴的な機能を示す情報であるとよい。デモプログラム名は、各々のデモプログラムを識別する情報である。
例えば、図5に示したソフトウェアデータベースD1の1行目には、ソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」、機種名「A100」「A120」、機能情報「カラー画像形成機能」及びデモプログラム名「色変換ソフトウェアver2.1用デモプログラム」が各々対応付けられている。これは、ソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」のソフトウェアは、機種名を「A100」又は「A120」とする画像形成装置にて実行可能であり、その画像形成装置に「カラー画像形成機能」を付与することを意味する。更に、そのソフトウェアのデモプログラム名は「色変換ソフトウェアver2.1用デモプログラム」であることを表す。
画像形成装置10のユーザは、画像形成装置10に格納されたソフトウェアを更新することによって、画像形成装置10の機能を追加又は強化させることができる。この場合、ユーザは、アップグレードサーバ装置20に格納されたソフトウェアデータベースD1のソフトウェア属性情報に基づいて画像形成装置10に導入すべきソフトウェアを選択する必要がある。図6は、画像形成装置10がアップグレードサーバ装置20からソフトウェア属性情報D2を取得する取得処理を示す図である。この取得処理では、画像形成装置10が実行し得るソフトウェアのソフトウェア属性情報D2のみがアップグレードサーバ装置20から取得されるようになっている。なお、以下の説明では、この取得処理の一例として、画像形成装置10の機種名が「A100」、且つソフトウェアデータベースD1の記憶内容が図5に示した内容である場合の処理を例に挙げる。
この取得処理は、ユーザによって画像形成装置10のUI部11にソフトウェア属性情報D2の取得指示が入力されたことをトリガとして開始される。画像形成装置10の制御部15は、ソフトウェア属性情報D2の取得指示がUI部11に入力されると(ステップS100)、ROMが記憶する機種名をアップグレードサーバ装置20に通信部12を介して送信する(ステップS110)。この例では、機種名として「A100」が送信される。
アップグレードサーバ装置20の制御部25は、画像形成装置10から機種名が送信されると、その機種名が記憶された対象機種名と対応するソフトウェア名、機能情報及びデモプログラム名を含むソフトウェア属性情報D2をソフトウェアデータベースD1から抽出する(ステップS120)。この例では、機種名が「A100」であるため、ソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」、「拡縮ソフトウェアver3.0」及び「イメージ変換ソフトウェアver1.1」と、それら各々と対応する機能情報及びデモプログラム名を含むソフトウェア属性情報D2が図5に示したソフトウェアデータベースD1から抽出される。図7は、このようにして抽出されたソフトウェア属性情報D2の記憶内容を示す図である。
続いて、制御部25は、抽出したソフトウェア属性情報D2を画像形成装置10に送信する(図6におけるステップS130)。この例では、図7に示したソフトウェア属性情報D2が送信される。画像形成装置10の制御部15は、アップグレードサーバ装置20からソフトウェア属性情報D2が送信されると、そのソフトウェア属性情報D2を記憶部16に記憶させる(ステップS140)。すなわち、画像形成装置10の記憶部16には、図7に示したソフトウェア属性情報D2が記憶される。
次に、上述した取得処理にてアップグレードサーバ装置20から取得したソフトウェア属性情報D2の中から、利用の程度が高い機能を実現させるソフトウェアのソフトウェア属性情報を抽出する抽出処理について説明する。図8は、この抽出処理を示すフロー図である。この抽出処理は、図6に示した取得処理のステップS140において、画像形成装置10の記憶部16がソフトウェア属性情報D2を記憶したことをトリガとして開始される。なお、以下の説明では、この抽出処理の一例として、処理履歴情報Rの記憶内容が図3に示した内容であり、且つソフトウェア属性情報D2の記憶内容が図7に示した内容である場合の処理を例に挙げる。
画像形成装置10の制御部15は、記憶部16の処理履歴情報Rを解析することにより、画像形成装置10をなす各部によって実現される機能が利用された程度を求める(ステップS200)。この利用の程度は、例えば、全体の処理に対してそれぞれの処理が占める割合によって表すとよい。この例では、図3に示した処理履歴情報Rに含まれる、カラートナー消費量「98」(g)と黒トナー消費量「42」(g)とを足してYMCKトナーの総消費量140(g)を求め、その140(g)に対するカラートナー消費量「98」(g)の割合を求める。そして、その割合70%をカラー画像形成機能の利用の程度とする。また、トナーの総消費量140(g)に対する黒トナー消費量「42」(g)の割合を求め、その割合30%を白黒画像形成機能の利用の程度とする。更に、画像形成処理が行われた全回数120(回)に対する拡縮処理の処理回数「72」(回)の割合を求めて、その割合60%を「拡縮機能」の利用の程度とする。また、画像形成処理が行われた全回数(回)120に対する「濃度調整処理の処理回数「12」(回)の割合を求めて、その割合10%を「濃度調整機能」の利用の程度とする。
続いて、制御部15は、求めた利用の程度が所定の閾値よりも高い機能を特定する(図8におけるステップS210)。この例では、ステップS200にて求めた利用の程度がカラー画像形成機能70%、白黒画像形成機能30%、拡縮機能60%、濃度調整機能10%であるため、閾値を50%とすると、その利用の程度が50%よりも高いカラー画像形成機能と拡縮機能とが特定される。
続いて、制御部15は、特定した機能を示す情報が記憶された機能情報と対応するソフトウェア属性情報を記憶部16のソフトウェア属性情報D2から抽出する(ステップS220)。この例では、ステップS210にて特定されたカラー画像形成機能又は拡縮機能が記憶された機能情報と対応するソフトウェア属性情報、すなわちソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」及び「拡縮ソフトウェアver3.0」、並びにそれら各々と対応する機能情報及びデモプログラム名が図7に示したソフトウェア属性情報D2から抽出される。
続いて、制御部15は、抽出したソフトウェア属性情報に含まれるソフトウェア名を通知するための画像データをUI部11に出力し、そのソフトウェア名の一覧をUI部11のタッチパネルに表示させる(図8におけるステップS230)。図9は、タッチパネルに表示させる表示画面の一例を示す図である。同図に示すように、この表示画面には、ステップS220にて抽出したソフトウェア属性情報に含まれるソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」及び「拡縮ソフトウェアver3.0」が表示され、さらに、ソフトウェア名毎に設けられたデモボタン11a及びインストールボタン11bが表示されている。このデモボタン11aは、デモプログラムの実行指示をユーザから受け付けるボタンであり、インストールボタン11bは、ソフトウェアのインストールの指示をユーザから受け付けるボタンである。
続いて、制御部15は、タッチパネルに表示されたデモボタン11aが押されたか否かを判断する(図8におけるステップS240)。デモボタン11aが押された場合(ステップS240:YES)、制御部15は、そのデモボタン11aが設けられたソフトウェア名をアップグレードサーバ装置20に通知して、対応するデモプログラムを要求する(ステップS250)。この要求に応じて、アップグレードサーバ装置20からデモプログラムが送信されてくると、制御部15は、そのデモプログラムを実行する(ステップS260)。
例えば、図9に示した表示画面において、「色変換ソフトウェアver2.1」のデモボタン11aが押されたとすると、ステップS250では、ソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」がアップグレードサーバ装置20に通知され、対応するデモプログラム名「色変換ソフトウェアver2.1用デモプログラム」のデモプログラムが要求される。この要求に応じて、アップグレードサーバ装置20の制御部25は、デモプログラム名「色変換ソフトウェアver2.1用デモプログラム」のデモプログラムを記憶部26から読み出し、そのデモプログラムを画像形成装置10に通信部22を介して送信する。そして、ステップS260では、送信されたデモプログラム名「色変換ソフトウェアver2.1用デモプログラム」のデモプログラムが実行される。これにより、ソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」のソフトウェアを使用したときの効果を表す動画がUI部11のタッチパネルに表示される。
図8におけるステップS260のデモプログラムが終了したり、ステップS240においてデモボタン11aが押されていない場合(ステップS240:NO)、制御部15は、インストールボタン11bが押されたか否かを判断する(ステップS270)。インストールボタン11bが押されていない場合(ステップS270:NO)、制御部15は、ステップS240の処理に戻る。一方、インストールボタン11bが押された場合(ステップS270:YES)、制御部15は、そのインストールボタン11bが設けられたソフトウェア名をアップグレードサーバ装置20に通知して、ソフトウェアを要求する(ステップS280)。
例えば、図9に示した表示画面において、「色変換ソフトウェアver2.1」のインストールボタン11bが押されたとすると、ステップS280では、ソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」のソフトウェアが要求される。この要求に応じて、アップグレードサーバ装置20の制御部25は、ソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」のソフトウェアを記憶部26のアップグレード用ソフトウェアから読み出し、そのソフトウェアを画像形成装置10に通信部22を介して送信する。そして、ステップS290では、送信されたソフトウェア名「色変換ソフトウェアver2.1」のソフトウェアが画像形成装置10の記憶部16に記憶される。
本実施形態によれば、画像形成装置10において利用の程度が高い機能を実現させるソフトウェアを特定し、そのソフトウェア属性情報が画像形成装置10に通知される。よって、画像形成装置10のユーザは、自身にとって有用であると判断されたソフトウェアの中から所望するものを探し出すだけでよいから、画像形成装置10に導入すべきソフトウェアを容易に選択することができる。
[変形例]
以上の説明では、一の好適な実施形態を例示して本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その他の種々の態様にて実施することも可能である。本発明においては、例えば、上述した実施形態に対して以下のような変形を適用することができる。
以上の説明では、一の好適な実施形態を例示して本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その他の種々の態様にて実施することも可能である。本発明においては、例えば、上述した実施形態に対して以下のような変形を適用することができる。
上記実施形態において、ソフトウェア属性情報D2には、ソフトウェアの属性として試用版ソフトウェアが含まれていてもよい。この試用版ソフトウェアは、画像形成装置10のCPUに実行されることにより実現される機能の一部が制限されたソフトウェアである。この機能の一部の制限は、例えば、機能の一部が実行されることを禁止するものであり、その他の機能については実行が許可されるものである。また、実行される機能の制限として、例えば、機能の全てまたは一部について所定の使用可能期間を設定し、使用可能期間外での使用を禁止し、使用可能期間内での使用を許可するものであってもよい。
上記実施形態において、画像形成装置10の制御部15は、ステップS220にて抽出したソフトウェア属性情報を出力する場合の態様として、そのソフトウェア属性情報に含まれるソフトウェア名を通知するための画像データをUI部11に出力し、そのソフトウェア名をUI部11のタッチパネルに表示させる例を説明した。しかし、これに限らず、画像形成装置10の制御部15は、ソフトウェア属性情報を記述した電子メッセージをネットワークを介して出力するようにしてもよい。この電子メッセージとは、例えば電子メールである。また、電子メッセージの出力先は、例えば、画像形成装置10をリモートで操作するユーザの端末装置やユーザの携帯電話機などである。これにより、画像形成装置10のユーザは、端末装置の表示部や携帯電話機の表示部にてソフトウェア属性情報を閲覧することができ、その中から所望するものを選び出せばよい。
また、ソフトウェア属性情報を出力する場合の別の態様として、制御部15は、ソフトウェア属性情報をWebサーバ装置にネットワークを介して出力するようにしてもよい。これにより、ユーザは、Webサーバ装置とネットワークを介して接続された端末装置のWebブラウザにて、ソフトウェア属性情報を閲覧することができ、その中から所望するものを選び出せばよい。
更に、ソフトウェア属性情報を出力する場合の別の態様として、制御部15は、ソフトウェア属性情報をファイルサーバ装置にネットワークを介して出力するようにしてもよい。この場合、ユーザは、ファイルサーバ装置とネットワークを介して接続された端末装置からFTP(File Transfer Protocol)コマンドを実行することにより、ファイルサーバ装置から端末装置に転送されたソフトウェア属性情報を端末装置の表示部にて閲覧することができ、その中から所望するものを選び出せばよい。
これらの様態において、画像形成装置10のユーザは、ネットワークを介して接続された端末装置から画像形成装置10を遠隔操作することにより、ステップS100、ステップS240及びステップS270の指示を端末装置からネットワークを介して入力してもよい。このようにすれば、ユーザは、画像形成装置10の設置場所まで移動しなくとも、上記実施形態と同様の処理を画像形成装置10の制御部15に実行させることができる。
上記実施形態において、デモプログラムは、ソフトウェアを使用したときの効果を説明する動画をUI部11のタッチパネルに表示させる機能を有していた。これに対し、UI部11がスピーカを更に備えると共に、このデモプログラムがソフトウェアを使用したときの効果を説明する音声をこのスピーカから出力させる機能を有してもよい。更に、このデモプログラムは、ソフトウェアを使用したときの効果を説明する画像を用紙に形成する機能を有してもよい。
上記実施形態において、デモプログラムは、アップグレードサーバ装置20の記憶部26に予め記憶されていた。これに対し、画像形成装置10の制御部15がこのデモプログラムを生成してもよい。この場合、画像形成装置10の記憶部16には、ソフトウェアの使用効果を示すパーツデータを後からはめ込むことが可能なテンプレートデータが予め記憶されている。このパーツデータは、ステップS220にて抽出されたソフトウェア属性情報の機能情報から生成されるものであり、例えば、機能情報が「カラー画像形成機能」である場合、ソフトウェアを使用していないときに形成される画像を示すパーツデータを白黒の画像とし、ソフトウェアを使用したときに形成される画像を示すパーツデータをカラーの画像とする。そして、制御部15は、これらのパーツデータをテンプレートデータにはめ込むことによって、カラー画像の形成が可能になるという効果を表す動画を実現させるデモストレーションプログラムを生成する。
これにより、アップグレードサーバ装置20から画像形成装置10に送信されるデータの容量が少なくなり、両装置間のネットワークのトラフィックを減らすことができる。
これにより、アップグレードサーバ装置20から画像形成装置10に送信されるデータの容量が少なくなり、両装置間のネットワークのトラフィックを減らすことができる。
上記実施形態のステップS220において、制御部15は、ステップS210にて特定した機能を示す情報が機能情報として記憶されたソフトウェア属性情報を抽出していた。これに対し、ソフトウェアデータベースD1のソフトウェア名がソフトウェアの機能を示す情報を含んでいる場合、制御部15は、特定した機能を示す機能情報がソフトウェア名に含まれるソフトウェア属性情報を抽出してもよい。
上記実施形態において、処理履歴情報Rには、カラートナー消費量、黒トナー消費量、拡縮処理及び濃度調整処理の処理回数が含まれていたが、これに限らない。例えば、処理履歴情報Rには、1枚あたりのトナー消費量が含まれてもよい。この1枚あたりのトナー消費量は、1枚の用紙あたりに消費されるトナーの量であり、画像形成ユニットの現像器がトナー像を形成する度に、消費したトナーの量を加算してなる値である。この場合、ステップS200では、1枚あたりのトナー消費量を画像形成枚数で除して1枚あたりのトナー平均消費量を求め、そのトナー平均消費量が閾値よりも多ければそのトナー像の原稿画像をグラフィックスとし、閾値以下であればテキストとする。そして、画像形成処理の全回数に対するグラフィックス画像形成処理の回数の割合を求め、その割合をグラフィックス画像形成機能の利用の程度とする。更に、画像形成処理の全回数に対するテキスト画像形成処理の回数の割合を求め、その割合をテキスト画像形成機能の利用の程度とする。これにより、処理の程度が高い画像の形成に有用となる機能を実現させるソフトウェアのソフトウェア属性情報が抽出され、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、処理履歴情報Rには、UI部11に入力された指示の履歴情報及びネットワークを介して画像形成装置10と接続された端末装置から入力された指示の履歴情報が含まれていてもよい。この場合、ステップS200では、画像形成開始の指示が入力された全回数に対する所定の指示が入力された回数の割合を求め、その割合を指示により実現される機能の利用の程度としてもよい。これにより、UI部11又は端末装置から入力される程度が高い指示によって実現される機能を有するソフトウェアのソフトウェア属性情報が抽出され、上記実施形態と同様の効果が得られる。
更に、処理履歴情報Rには、画像形成手段に供給される画像データの履歴情報が含まれていてもよい。この場合、ステップS200では、画像データをなす各画素の階調を解析することによって、その内容を分類する。この分類は、画像データをなす各画素の階調が急峻であればテキスト又はグラフィックスとし、階調が滑らかであればイメージとするとよい。そして、画像データがテキスト又はグラフィックスに分類された場合は、その画像データに対して文字認識処理を行い、文字が認識されればテキストとし、文字が認識されなければグラフィックスとする。そして、画像データが処理された全回数に対する各々の分類の画像データが処理された回数の割合を求め、その割合を分類画像形成機能の利用の程度とする。この方法によっても、処理の程度が高い原稿画像の形成に有用となる機能を実現させるソフトウェアのソフトウェア属性情報が抽出され、上記実施形態と同様の効果が得られる。
また、処理履歴情報Rには、記憶部16に記憶されたソフトウェアがCPUにより実行された回数が含まれていてもよい。この場合、ステップS200では、ソフトウェアが実行された全回数に対する所定のソフトウェアが実行された回数の割合を求め、その割合をそのソフトウェアによって実現される機能の利用の程度とする。これにより、CPUによって実行される頻度が高いソフトウェアの機能と同様の機能を有するソフトウェアのソフトウェア属性情報が抽出され、上記実施形態と同様の効果が得られる。
上記実施形態において、アップグレードサーバ装置20は、機種名が送信されることにより、送信元の画像形成装置10にソフトウェア属性情報D2を送信していた。これに対し、アップグレードサーバ装置20は、予め登録された画像形成装置10に対してソフトウェア属性情報D2を定期的に送信してもよい。これにより、ソフトウェア属性情報D2の取得をユーザがUI部11から指示しなくても、新しいソフトウェアのソフトウェア属性情報D2が画像形成装置10に定期的に送信されるようになる。
上記実施形態において、制御部15は、ステップS200にて記憶部16の処理履歴情報Rを解析することにより、処理履歴情報Rが有する1つの情報から1つの機能の利用の程度を求めていた。これに対し、処理履歴情報Rが有する1つの情報から複数の機能の利用の程度を求めてもよい。例えば、画像形成処理の全回数に対する拡縮処理の処理回数の割合を求め、この割合を拡縮機能と出力枚数の節約機能の利用の程度としてもよい。これは、縮小処理が、画像を縮小するという機能に加えて、用紙の出力枚数を節減するという副次的な機能を実現するためである。
更に、処理履歴情報Rが有する複数の情報から1つの機能の利用の程度を求めてもよい。例えば、カラートナー消費量と画像データの履歴情報とを解析することにより、写真画像など特徴的な原稿画像に応じた画像形成の機能である特定画像形成機能の利用の程度を求めてもよい。これにより、ユーザが利用する程度が高い機能をより正確に反映したソフトウェア属性情報が抽出され、上記実施形態と同様の効果が得られる。
上記実施形態において画像形成装置10は、ソフトウェアのそれぞれに記述された手順に従って処理を実行することにより図8に示した抽出処理を行う画像処理装置によって実現されていた。これに対し、画像処理装置単体で図8に示した抽出処理をおこなってもよい。また、この処理手順をプログラムに記述し、このプログラムを制御部にて読み取り可能な磁気記録媒体、光記録媒体あるいはROMなどの記録媒体に記録して画像処理装置に提供することもできる。また、このプログラムをインターネットのようなネットワーク経由で画像処理装置にダウンロードさせることも可能である。
100…アップグレードシステム、10…画像形成装置、20…アップグレードサーバ装置、11…UI部、11a…デモボタン、11b…インストールボタン、12,22…通信部、13…画像読取部、14…画像形成部、15,25…制御部、16,26…記憶部
Claims (6)
- 複数のソフトウェアのそれぞれに記述された手順に従って処理を実行することにより、画像に関する複数の機能を実現する処理手段と、
前記処理手段による処理の履歴を示す処理履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
前記ソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を取得する情報取得手段と、
前記処理履歴情報を解析することにより、前記処理手段によって実現された各々の機能が利用された程度を求め、その利用の程度が閾値よりも高い機能を特定する特定手段と、
前記情報取得手段によって取得された複数のソフトウェア属性情報の中から、前記特定手段によって特定された機能を実現するためのソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出されたソフトウェア属性情報を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記ソフトウェアを記憶しているサーバ装置に対して、前記出力手段によって出力されたソフトウェア属性情報に含まれる属性のソフトウェアを要求し、当該ソフトウェアを前記サーバ装置から取得するソフトウェア取得手段と、
前記ソフトウェア取得手段によって取得されたソフトウェアを記憶するソフトウェア記憶手段とを備え、
前記処理手段は、前記記憶手段によって記憶されたソフトウェアを読み出し、当該ソフトウェアに記述された手順に従って処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記ソフトウェア属性情報は、前記属性として、前記処理手段が処理を実行することにより実現される機能の一部が制限された試用版ソフトウェアを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記ソフトウェア属性情報は、前記属性として、前記処理手段が処理を実行することにより実現される機能の全てまたは一部に対して使用可能期間が設定された試用版ソフトウェアを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記処理手段は、画像データに応じた画像を記録材に形成する処理を行う画像形成手段を含む
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - コンピュータを、
複数のソフトウェアのそれぞれに記述された手順に従って処理を実行することにより、画像に関する複数の機能を実現する処理手段と、
前記処理手段による処理の履歴を示す処理履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
前記ソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を取得するソフトウェア属性情報取得手段と、
前記処理履歴情報を解析することにより、前記処理手段によって実現された各々の機能が利用された程度を求め、その利用の程度が閾値よりも高い機能を特定する特定手段と、
前記取得手段によって取得された複数のソフトウェア属性情報の中から、前記特定手段によって特定された機能を実現するためのソフトウェアの属性を含むソフトウェア属性情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出されたソフトウェア属性情報を出力する出力手段と
して機能させるためのプログラム。
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