JP2008112129A - 情報記録装置、情報再生装置および情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録装置、情報再生装置および情報記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な機械的調整を必要とせずに高い安定性および再現性を実現することのできる情報記録装置、情報再生装置および情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】情報記録再生装置100Aは、レーザ光PLを出射するレーザ1と、記録時にはレーザ光PLから信号光SLおよび参照光RLを生成し、再生時にはレーザ光PLから参照光RLを生成する空間光変調器3と、空間光変調器3で生成された参照光RLの入射位置に応じて参照光RLを異なる方向に偏向する光偏向素子6と、記録時には信号光SLおよび偏向された参照光RLを集光してホログラム記録媒体9内で干渉させことにより情報を記録し、再生時には偏向された参照光RLを記録時と同一の方向に集光する対物レンズ7とを備える。空間光変調器3は、参照光RLの位置および変調パターンを電気的に制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、情報記録装置、情報再生装置および情報記録再生装置に関し、より特定的には、ホログラム記録媒体に対して情報を記録するとともに、ホログラム記録媒体から情報を再生する情報記録装置、情報再生装置および情報記録再生装置に関する。
光メモリにおける記録容量増大のため、ホログラフィックに記録再生を行なうホログラムメモリが提案されている。一般的に、ホログラムメモリの記録は、情報を有する信号光をホログラム記録媒体の内部で参照光と干渉させ、それによって生じた干渉縞をホログラムとしてホログラム記録媒体に書き込むことによって行なわれる。
ホログラムの記録には、シフト多重記録、角度多重記録、ペレストロフィック多重記録など様々な方式がある。ホログラムメモリの容量を向上させるには、これらの多重記録方式をうまく組合せてホログラムを記録していくことが重要である。
従来のホログラム記録再生装置は、一対のくさび型プリズムまたは回折格子を、電気的に制御された回転機構を用いて相対的に回転させることにより、入射光線を偏向させるビーム偏向器を用い、角度多重記録とぺリストロフィック多重記録とを組み合わせた方式でホログラムを記録している(たとえば、特許文献1参照)。
ここで、角度多重記録とは、記録媒体に対する参照光の入射角度を偏向させ、各ホログラムを異なる参照光の入射角度で記録して、多重記録を実現する方式である。ペレストロフィク多重記録とは、記録媒体を頂点とする円錐面内で参照光を回転させ、各ホログラムを異なる参照光の回転速度で記録して、多重記録を実現する方式である。
特開2000−338846号公報
従来のホログラム記録再生装置は、角度多重記録、ペレストロフィック多重記録などの多重記録方式を実現するために、回折格子、プリズム、ミラーなどの光学素子をメカニカルに動かすことによって、参照光を偏向させ、記録媒体に対する入射角度および回転角度を変化させていた。
しかし、光学素子をメカニカルに動かそうとすると、光学素子の分解能および位置合わせ精度が必要となる。さらに、光学素子の機械的調整は、安定性および再現性などの点でも課題がある。
それゆえに、この発明の目的は、複雑な機械的調整を必要とせずに高い安定性および再現性を実現することのできる情報記録装置、情報再生装置および情報記録再生装置を提供することである。
この発明のある局面によれば、記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、光ビームを出射する光源と、光ビームから信号光および参照光を生成し、かつ参照光の位置および変調パターンを電気的に制御する空間光変調器と、空間光変調器で生成された参照光の入射位置に応じて参照光を異なる方向に偏向する光偏向素子と、信号光および偏向された参照光を集光して記録媒体内で干渉させる対物レンズとを備える。
好ましくは、空間光変調器に表示されたパターンを結像させるためのリレーレンズ光学系をさらに備える。
好ましくは、光偏向素子と対物レンズとは、一体で形成された対物レンズユニットを構成する。
好ましくは、光偏向素子は、信号光を生成する部分と参照光を生成する部分とが空間的に分離されて固定されている。
好ましくは、光偏向素子は、信号光が通過する平坦部と、参照光が入射し頂角の異なる複数のプリズムを有するプリズム部とを含む。
好ましくは、光偏向素子は、外形が円形であり、平坦部は光軸を中心として中央部に形成され、プリズム部は複数のプリズムの頂角が180度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている。
好ましくは、光偏向素子は、外形が円形であり、平坦部は光軸を中心として中央部に形成され、プリズム部は複数のプリズムの頂角が90度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている。
好ましくは、光偏向素子は、外形が矩形であり、平坦部は光軸を中心として中央部に形成され、プリズム部は点対称に配置された複数のプリズムの頂角が同一となるように配置されている。
好ましくは、光偏向素子は、信号光が通過する平坦部と、参照光が入射し格子ピッチの異なる複数の回折格子を有する回折格子部とを含む。
好ましくは、光偏向素子は、回折格子部の複数の回折格子がブレーズ形状で形成されている。
好ましくは、光偏向素子は、信号光と参照光との強度比が1:1となるように回折格子部の回折比率が構成されている。
この発明の他の局面によれば、記録媒体から情報を再生する情報再生装置であって、光ビームを出射する光源と、光ビームから参照光を生成し、かつ参照光の位置および変調パターンを電気的に制御する空間光変調器と、空間光変調器で生成された参照光の入射位置に応じて参照光を異なる方向に偏向する光偏向素子と、偏向された参照光を記録時と同一の方向に集光する対物レンズとを備える。
好ましくは、空間光変調器に表示されたパターンを結像させるためのリレーレンズ光学系をさらに備える。
好ましくは、光偏向素子と対物レンズとは、一体で形成された対物レンズユニットを構成する。
好ましくは、光偏向素子は、参照光が入射し頂角の異なる複数のプリズムを有するプリズム部を含む。
好ましくは、光偏向素子は、外形が円形であり、プリズム部は複数のプリズムの頂角が180度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている。
好ましくは、光偏向素子は、外形が円形であり、プリズム部は複数のプリズムの頂角が90度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている。
好ましくは、光偏向素子は、外形が矩形であり、プリズム部は点対称に配置された複数のプリズムの頂角が同一となるように配置されている。
好ましくは、光偏向素子は、参照光が入射し格子ピッチの異なる複数の回折格子を有する回折格子部を含む。
好ましくは、光偏向素子は、回折格子部の複数の回折格子がブレーズ形状で形成されている。
この発明のさらに他の局面によれば、記録媒体に対して情報を記録するとともに、記録媒体から情報を再生する情報記録再生装置であって、光ビームを出射する光源と、記録時には光ビームから信号光および参照光を生成し、再生時には光ビームから参照光を生成する空間光変調器と、空間光変調器で生成された参照光の入射位置に応じて参照光を異なる方向に偏向する光偏向素子と、記録時には信号光および偏向された参照光を集光して記録媒体内で干渉させ、再生時には偏向された参照光を記録時と同一の方向に集光する対物レンズとを備える。空間光変調器は、参照光の位置および変調パターンを電気的に制御する。
好ましくは、空間光変調器に表示されたパターンを結像させるためのリレーレンズ光学系をさらに備える。
好ましくは、光偏向素子と対物レンズとは、一体で形成された対物レンズユニットを構成する。
この発明によれば、複雑な機械的調整を必要とせずに、高い安定性および再現性を実現することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による情報記録再生装置100Aの概略的な構成を示した側面図である。図1を参照して、実施の形態1の情報記録再生装置100Aは、レーザ1と、コリメートレンズ2と、空間光変調器3と、偏光ビームスプリッタ4と、1/4波長板5と、光偏向素子6と、対物レンズ7と、撮像素子8とを備える。情報記録再生装置100Aは、反射膜10を有するホログラム記録媒体9に情報を記録するとともに、ホログラム記録媒体9から情報を再生する。
まず、情報記録再生装置100Aの記録時の動作について説明する。
レーザ1から出射された光ビームPLは、コリメートレンズ2によって平行光にされ、空間光変調器3に入射する。空間光変調器3は、変調パターンや位置に応じて光ビームPLを電気的に制御することで、信号光SLおよび参照光RLを生成する。
図2は、空間光変調器3の一例である空間光変調器3Aの模式的な構成を示した上面図である。図2に示すように、空間光変調器3Aは、光軸を中心にして、中央部において信号光SLを生成し、信号光SLを挟んで180度離れたところに配置された1対ずつの参照光Ra〜Rhを生成する。空間光変調器3Aでは、信号光SLを中心として、参照光RLの位置が円周に沿ってRa,Rb,・・・,Rhのように回転する。
図1に戻って、空間光変調器3で生成された信号光SLおよび参照光RLは、光偏向素子6に入射する。光偏向素子6は、信号光SLと参照光RLとが異なる面に入射するように固定して配置されており、参照光RLのみが光路を偏向される。この作用に関しては、後に図4,5を参照して詳細に説明する。その後、偏光ビームスプリッタ4を透過し、1/4波長板5により円偏光に変換され、対物レンズ7に入射する。
光偏向素子6から出射された信号光SLおよび参照光RLは、対物レンズ7によってホログラム記録媒体9内に集光される。集光された信号光SLおよび参照光RLは、ホログラム記録媒体9の内部で干渉してホログラムが形成される。ホログラム記録媒体9には、信号光SLおよび参照光RLの入射面と反対側に反射膜10が形成されている。
次に、情報記録再生装置100Aの再生時の動作について説明する。
情報記録再生装置100Aは、再生時には空間光変調器3において参照光RLのみを生成する。生成された参照光RLは、記録時と同様に、光偏向素子6および偏光ビームスプリッタ4を透過し、1/4波長板5で円偏光に変換され、対物レンズ7を通過してホログラム記録媒体9内に集光される。参照光RLの照射により、ホログラム記録媒体9内のホログラムからは再生光CLが生成される。
再生光CLは、ホログラム記録媒体9内の反射膜10で反射され、対物レンズ7および光偏向素子6を通過し、1/4波長板5で直線偏光に変換される。当該直線偏光の再生光CLは、偏光ビームスプリッタ4で反射され、撮像素子8に入射する。撮像素子8は、当該再生光CLの強度分布パターンを検出することで、ホログラム記録媒体9に記録されたホログラムの再生信号を生成する。
上記のように、情報記録再生装置100Aは、空間光変調器3を用いて信号光SLおよび参照光RLの変調パターンや位置を電気的に制御する。さらに、光偏向素子6を用いて参照光RLの光路を偏向させることにより、参照光RLのホログラム記録媒体9への入射角度を変化させる。
ここで、光偏向素子6は、空間光変調器3における参照光RLの位置に対応した領域ごとに参照光Ra〜Rhの偏向角度が異なる構造とする。これにより、光偏向素子6を固定した状態で、光偏向素子6に対する参照光Ra〜Rhの入射位置を電気的に制御することができる。この結果、ホログラム記録媒体9に対する参照光RLの入射角度を選択することができる。したがって、光学素子を全くメカニカルに駆動することなく、角度多重記録を実現することができる。
図3は、図1の情報記録再生装置100Aにおける記録原理を示した斜視図である。説明を分かりやすくするため、図3では、偏光ビームスプリッタ4および1/4波長板を記載していない。
図4は、光偏向素子6の一例である光偏向素子6Aの模式的な構成を示した上面図である。図4に示すように、光偏向素子6Aは、光軸を中心にして、中央部が平滑面6iで形成され、平滑面6iを挟んで180度離れたところに頂角の異なる1対ずつのプリズム6a〜6hが形成されている。信号光SLは、平滑面6iを透過するため、光軸は変化しない。一方、参照光RLは、プリズム6a〜6hが形成された面のいずれかを透過するため、プリズム6a〜6hの頂角に応じて光軸が偏向される。なお、平滑面6iは、信号光SLの光軸を偏向させなければよく、たとえば貫通した開口であってもよい。
図5は、光偏向素子6Aに入射する参照光RLの角度関係を示した側面図である。図5に示すように、光偏向素子6Aは、プリズムが形成されている面が対物レンズ7側に配置されている。図5を参照して、参照光RLは、光偏向素子6Aに対して垂直に入射する。この場合、プリズムの屈折率nと、プリズムに対する入射角度θiと、プリズムからの出射角度θoと、プリズムの頂角θpとの間には、以下の関係が成り立つ。
n・sinθi=sinθo、 θi=θp (1)
式(1)により、光偏向素子6Aのプリズムに入射する参照光RLの入射角度θiが一定であれば、プリズム頂角θpの角度に応じて、プリズムから出射する参照光RLの出射角度θoが変化する。
図3を参照して、光偏向素子6から出射された信号光SLおよび参照光RLは、対物レンズ7によってホログラム記録媒体9内に集光される。集光された信号光SLおよび参照光RLは、ホログラム記録媒体9の内部で干渉してホログラムが形成される。このとき、参照光Ra,Rb,・・・,Rhの偏向角度に応じて、ホログラム記録媒体9に対する参照光RLの入射角度が変化する。これにより、角度多重記録が行なわれる。
図3に示すように、参照光RLは、ホログラム記録媒体9の厚み方向に対して異なった位置で集光される。そのため、実施の形態1の情報記録再生装置100Aでは、ホログラム記録媒体9の厚み方向に沿って複数のホログラムHGが形成される。
たとえば、対物レンズ7の開口数が0.45、焦点距離が10mm、プリズムの屈折率n=1.5で、プリズム6a〜6hの頂角θpが0.1度ピッチで形成されていると仮定する。この場合、参照光RLが入射するプリズムの位置が1つ移動して頂角が0.1度変化すると、ホログラム記録媒体9中に生成されるホログラムHGの厚み方向の間隔は約20μm変化する。
図6は、光偏向素子6Aを用いた場合の角度多重記録のブラッグ選択性を示した図である。図6において、横軸は光偏向素子6Aのプリズム頂角[度]、縦軸は光偏向素子6Aの回折効率[任意単位]を示す。
図6では、頂角θpが0.1度のプリズム部分を透過した参照光RLを用いてホログラム記録を行ない、再生時にプリズムの頂角を0.1〜0.5度まで0.1度ピッチで変化させた場合の回折効率をグラフ化している。図6において、頂角θpが0.1度のプリズム部分を参照光RLが透過した場合、すなわち、記録時と同じ入射角度θiで参照光RLがホログラム記録媒体9に入射した場合の再生光強度を1とする。
図6に示すように、プリズムの頂角が0.2度から0.5度および0度の場合、再生光強度に対応する回折効率は0.01以下となる。このとき、ホログラム記録媒体9から情報は再生されない。したがって、図6の条件下で、情報記録再生装置100Aにおける角度多重記録のブラッグ選択性は0.1度となる。これは、ホログラム記録媒体9の厚み方向の距離に換算すると約20μmとなる。
上記により、実施の形態1の情報記録再生装置100Aは、多重記録を行なう際、ホログラム記録媒体9の厚み方向にホログラムを複数個形成できる。したがって、厚みのあるホログラム記録媒体9を用いた場合、ホログラム記録媒体9の厚み方向の感度を有効に利用することができる。
図7は、光偏向素子6の他の一例である光偏向素子6Bの模式的な構成を示した上面図である。図7に示すように、光偏向素子6Bは、図4の光偏向素子6Aのような円盤形状とは異なり、矩形形状を有する。図7において、(a)は上面図を示し、(b)は(a)の断面線A1−A2における断面図を示す。
図7を参照して、光偏向素子6Bは、プリズム6p〜6tが点対称に両端に形成され、中央部が平坦面6uで形成されている。図7の矩形形状の光偏向素子6Bは、加工しやすいなどの利点がある。図7の光偏向素子6Bの構成を採用した場合、光変調器6Bのプリズム6p〜6tの配置に対応するように、空間光変調器3を形成する必要がある。
図8は、空間光変調器3の他の一例である空間光変調器3Bの模式的な構成を示した上面図である。図8に示すように、空間光変調器3Bは、図2の空間光変調器3Aのような1対(2つで1組)の参照光Ra〜Rhではなく、4つで1組の参照光Rj〜Rmを生成する。空間光変調器3Bは、光軸を中心にして、中央部において信号光SLを生成し、円周に沿って90度ごとに配置された4つで1組の参照光Rj〜Rmを生成する。空間光変調器3Bでは、信号光SLを中心として、参照光RLの位置が円周に沿ってRj,Rk,・・・,Rmのように回転する。
図8の空間光変調器3Bを用いた場合、ホログラム記録媒体9内において、参照光RLと干渉する信号光SLの領域が増加する。その結果、図2の空間光変調器3Aの場合と比較して、信号光SLに含まれる必要な空間周波数成分をより多く記録することができ、再生画像の画質が向上する。図8の空間光変調器3Bの構成を採用した場合、4つで1組の参照光Rj〜Rmがそれぞれ同一の角度で偏向されるように、光偏向素子6を形成する必要がある。
図2の空間光変調器3Aのように2つで一組の参照光Ra〜Rhを生成する場合、参照光RLの回転数を多くとることができ、角度多重記録の回数が増大する。図8の空間光変調器3Bのように4つで一組の参照光Rj〜Rmを生成する場合、信号光SLを参照光Rj〜Rmで4方向から囲むことができる。そのため、信号光SLの空間周波数成分をより多く記録でき、画質の良好な再生画像が得られる。
なお、この発明の実施の形態では、情報記録再生装置を例に説明しているが、これは一例であり、情報記録装置と情報再生装置とに分けて記載することも可能である。この場合にも、情報記録再生装置の場合と同様の効果が得られる。
以上のように、実施の形態1によれば、信号光SLおよび参照光RLが空間的に分離された面を通過するように、頂角の異なるプリズムを複数個配置した光偏向素子6が固定して設置される。その上で、光偏向素子6に対する参照光の入射位置を空間光変調器3により電気的に制御する。これにより、プリズムの頂角を選択でき、その結果、ホログラム記録媒体9に対する参照光の入射角度を変化させることができる。
上記により、情報記録再生装置100Aを構成する光学素子をメカニカルに動作させることなく、参照光RLの偏向角度を高精度で制御することができる。これにより、複雑な機械的調整を必要とせず、高い安定性および再現性でホログラムを記録再生することができる。また、機械的な動作が伴わないため、消費電力の少ない情報記録再生装置100Aを実現することができる。
さらに、信号光SLが透過する部分は平坦面または開口で形成され、参照光RLが透過する部分は頂角の異なる複数のプリズムで構成される光偏向素子6を用いている。これにより、参照光RLのみを偏向させることができ、ホログラム記録媒体9に対する入射角度を変化させることができる。
光偏向素子6は、参照光RLが透過する部分に偏向機能を備えたプリズム等が形成されていれば、外形は円形であっても矩形であってもよい。プリズムは、成形や切削加工により、頂角の作製誤差を0.01度以下で精度よく作製することができる。そのため、安価なコストで精度の高い情報記録再生装置100Aを実現できる。
さらに、光偏向素子6を用いてホログラム記録媒体9に対する参照光RLの入射角度を変化させることで、ホログラム記録媒体9の厚み方向に対して参照光RLの集光位置を変化させることができる。これにより、ホログラム記録媒体9において、厚み方向の異なった位置にホログラムを形成できる。したがって、特に数10μm以上の厚いホログラム記録媒体9を用いる場合、その厚み方向の感度を有効に使え、記録容量の向上が図れる。
好ましくは、信号光SLに対し参照光RLが通過する部分を左右対称の2箇所に配置し、参照光RLの配置を電気的に回転させる空間光変調器3Aを備える。この場合、対応する光偏向素子6の同一の頂角のプリズムは2つずつとなるので、参照光RLの回転数を多くとることができ、角度多重記録の回数を増やすことができる。
好ましくは、信号光SLに対し参照光RLが通過する部分を上下左右対称の4箇所に配置し、参照光RLの配置を電気的に回転させる空間光変調器3Bを備える。この場合、対応する光偏向素子6の同一の頂角のプリズムは信号光SLを4方向から囲むことになるので、記録時に信号光SLの空間周波数成分をより多く記録でき、画質の良好な再生画像が得られる。
また、好ましくは、プリズムが形成されていない面が参照光RLの光軸に対して垂直となるように配置し、プリズムが形成された面をホログラム記録媒体9側にして配置された光偏向素子6Aを備える。この場合、プリズムの頂角の変化による参照光RLの偏向角度が分かりやすくなる。また、ホログラム記録媒体9に対する参照光RLの入射角度、およびホログラム記録媒体9中の参照光RLの集光位置が分かりやすくなる。
また、好ましくは、プリズム6p〜6tが点対称に両端に形成され、中央部が平坦面6uで形成されている矩形形状の光偏向素子6Bを備える。この場合、同一の頂角のプリズムは2つずつとなるので、参照光RLの回転数を多くとることができる。また、外形が円盤形状ではなく矩形形状のため、加工しやすくなる。
[実施の形態2]
図9は、この発明の実施の形態2による情報記録再生装置100Bの概略的な構成を示した側面図である。実施の形態2の情報記録再生装置100Bは、プリズムを基礎にした光偏向素子6が回折格子を基礎にした光偏向素子15に置き換えられた点において、実施の形態1の情報記録再生装置100Aと異なる。したがって、実施の形態1と共通する部分の説明は、ここでは繰り返さない。
図10は、図9の情報記録再生装置100Bにおける光偏向素子15の模式的な構成を示した上面図である。図10に示すように、光偏向素子15は、光軸を中心にして、中央部が平滑面15iで形成され、平滑面15iを挟んで180度離れたところに格子ピッチの異なる1対ずつの回折格子15a〜15hが形成されている。信号光SLは、平滑面15iを透過するため、光軸は変化しない。一方、参照光RLは、回折格子15a〜15hが形成された面のいずれかを透過するため、回折格子15a〜15hの格子ピッチに応じて光軸が偏向される。
なお、平滑面15iは、信号光SLの光軸を偏向させなければよく、たとえば貫通した開口であってもよい。また、回折格子15a〜15iの格子ピッチは、一般に回折格子ごとに異なるが、ここでは総称してΛとする。
図11は、光偏向素子15に入射する参照光RLの角度関係を示した側面図である。図10,11を参照して、光偏向素子15の回折格子15a〜15hに入射する光ビームの波長をλとすると、回折格子に対する入射角度θiと、回折格子からの出射角度θoと、回折格子の格子ピッチΛとの間には、以下の関係が成り立つ。
Λ(sinθi−sinθo)=mλ(m=±1,2,・・・) (2)
式(2)により、光偏向素子15の回折格子に入射する参照光RLの波長λおよび入射角度θiが一定であれば、格子ピッチΛの値に応じて、回折格子から出射する参照光RLの出射角度θoが変化する。
回折格子からの出射角度θoは数度あればよいことから、格子ピッチΛは数100本/mmとなる。また、光偏向素子15の回折格子をブレーズ型とすることで、光利用効率を高めることができる。さらに、回折格子15a〜15iの構造を最適化し、ホログラム記録時の信号光SLと参照光RLとのパワー密度比を1:1とすることで、コントラストの高いホログラムを形成することが可能である。
図9に戻って、記録時に光偏向素子15から出射された信号光SLおよび参照光RLは、対物レンズ7によって集光され、対物レンズ7の焦点付近に配置されたホログラム記録媒体9の内部で干渉する。参照光RLはホログラム記録媒体9の厚み方向に対して異なった位置で集光されるため、ホログラム記録媒体9の厚み方向に沿って複数のホログラムが生成される。
以上のように、実施の形態2によれば、参照光RLが信号光SLに対して空間的に分離された各面に、格子ピッチの異なる複数の回折格子15a〜15iを配置した光偏向素子15を固定して設置している。その上で、光偏向素子15に対する参照光RLの入射位置を空間光変調器3により電気的に制御して、回折格子15a〜15iのいずれかの組を選択する。これにより、参照光RLのホログラム記録媒体9に対する入射角度を変化させることができる。
上記により、情報記録再生装置100Bを構成する光学素子をメカニカルに動作させることなく多重記録が行なえ、安定性および再現性の高い情報記録再生装置、情報記録装置および情報再生装置を実現できる。
また、複数の回折格子を有する光偏向素子15を用いることにより、回折効率を最適化してホログラム記録時の信号光SLと参照光RLとの強度比を制御できる。これにより、コントラストの高いホログラムを形成できる。
さらに、ホログラム記録媒体9に対する参照光RLの入射角度が変化することで、ホログラム記録媒体9の厚み方向に対して参照光RLの集光位置が変化する。これにより、厚み方向の異なった位置にホログラムを形成することができる。特に、100μm以上の厚いホログラム記録媒体9を用いる場合、その厚み方向の感度を有効に使え、記録容量の向上が図れるという利点がある。
好ましくは、光偏向素子15は、信号光SLの通過する部分が平坦面または開口で形成され、参照光RLの通過する部分は格子ピッチの異なる複数の回折格子から構成される。これにより、格子ピッチに対応して参照光RLが偏向する。そのため、ホログラム記録媒体9に対する参照光RLの入射角度を変化させることができ、角度多重記録が行なえる。また、回折格子のピッチは数100本/mmで良い。そのため、光偏向素子15の作製が容易であるとともに、精度の高い情報記録再生装置100Bを実現できる。
好ましくは、光偏向素子15の回折格子をブレーズ形状とすることで、光利用効率を向上させることができる。さらに、光偏向素子15の回折格子における回折効率を最適化することで、ホログラムを記録するときの信号光SLと参照光RLとの強度比を1:1にできる。これにより、コントラストの高い干渉縞を形成することができる。
[実施の形態3]
図12は、この発明の実施の形態3による情報記録再生装置100Cの概略的な構成を示した側面図である。図12を参照して、実施の形態3の情報記録再生装置100Cは、偏光ビームスプリッタ4と1/4波長板5との間にリレーレンズ系16が挿入された点と、光偏向素子6と対物レンズ7とを一体化した対物レンズユニット17が用いられている点において、実施の形態1の情報記録再生装置100Aと異なる。したがって、実施の形態1と共通する部分の説明は、ここでは繰り返さない。
リレーレンズ系16では、2つのレンズ16A,16Bが用いられる。レンズ16A,16Bの焦点距離をそれぞれf1,f2とする。レンズ16Aは、空間光変調器3から距離f1の位置に配置されている。レンズ16Bは、レンズ16Aの位置からf1+f2の距離に配置されている。このような配置にすることで、レンズ16A,16Bの焦点距離f1,f2に依存して、レンズ16Bからf2の距離に空間光変調器3のパターンが倍率(f1/f2倍)を変えて結像される。この倍率は、対物レンズ7の有効径に合わせて適宜変化させるのが好ましい。
実施の形態3の情報記録再生装置100Cは、リレーレンズ系16を用いることで、空間光変調器3で生成された信号光SLおよび参照光RLのパターンをホログラム記録媒体9の手前に配置された対物レンズユニット17の内部に倍率を変えて結像させる。これにより、対物レンズユニット17の内部に、信号光SLと参照光RLとが分離されたパターンを入射させることができる。また、対物レンズユニット17の内部に配置された光偏向素子6のプリズム部に、参照光RLのみを入射させ、偏向させることが可能となる。
対物レンズユニット17から出射した信号光SLおよび参照光RLは、対物レンズ7の焦点付近に配置されたホログラム記録媒体9の内部で干渉する。このとき、参照光RLは、ホログラム記録媒体9の厚み方向に対して異なった位置で集光される。このため、ホログラム記録媒体9の厚み方向に沿って複数のホログラムが生成される。
以上のように、実施の形態3によれば、リレーレンズ系16を用いることで、信号光SLと参照光RLとを分離させることができ、光偏向素子6のプリズム部に参照光RLのみを入射させ偏向させることが可能となる。
また、参照光RLを偏向させる機能を付加した対物レンズユニット16を用いることで、光学系を複雑にすることなく、ホログラム記録媒体9の厚み方向の感度を有効に使ってホログラムを記録することができる。これにより、ホログラム記録媒体9の記録容量の向上を図れる。
さらに、対物レンズユニット16において光偏向素子6と対物レンズ7とを一体化することにより、参照光RLの偏向方向および偏向個所を比較的自由に決めることができ、光学系の自由度が増す。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施の形態1による情報記録再生装置100Aの概略的な構成を示した側面図である。 空間光変調器3の一例である空間光変調器3Aの模式的な構成を示した上面図である。 図1の情報記録再生装置100Aにおける記録原理を示した斜視図である。 図4は、光偏向素子6の一例である光偏向素子6Aの模式的な構成を示した上面図である。 光偏向素子6Aに入射する参照光RLの角度関係を示した側面図である。 光偏向素子6Aを用いた場合の角度多重記録のブラッグ選択性を示した図である。 光偏向素子6の他の一例である光偏向素子6Bの模式的な構成を示した上面図である。 空間光変調器3の他の一例である空間光変調器3Bの模式的な構成を示した上面図である。 この発明の実施の形態2による情報記録再生装置100Bの概略的な構成を示した側面図である。 図9の情報記録再生装置100Bにおける光偏向素子15の模式的な構成を示した上面図である。 光偏向素子15に入射する参照光RLの角度関係を示した側面図である。 この発明の実施の形態3による情報記録再生装置100Cの概略的な構成を示した側面図である。
符号の説明
1 レーザ、2 コリメートレンズ、3,3A,3B 空間光変調器、4 偏光ビームスプリッタ、5 1/4波長板、6,6A,6B 光偏向素子、7 対物レンズ、8 撮像素子、9 ホログラム記録媒体、10 反射膜、15 光偏向素子、16 リレーレンズ系、16A,16B レンズ、17 対物レンズユニット、100A〜100C 情報記録再生装置。

Claims (23)

  1. 記録媒体に対して情報を記録する情報記録装置であって、
    光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームから信号光および参照光を生成し、かつ前記参照光の位置および変調パターンを電気的に制御する空間光変調器と、
    前記空間光変調器で生成された前記参照光の入射位置に応じて前記参照光を異なる方向に偏向する光偏向素子と、
    前記信号光および前記偏向された参照光を集光して前記記録媒体内で干渉させる対物レンズとを備える、情報記録装置。
  2. 前記空間光変調器に表示されたパターンを結像させるためのリレーレンズ光学系をさらに備える、請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記光偏向素子と前記対物レンズとは、一体で形成された対物レンズユニットを構成する、請求項1に記載の情報記録装置。
  4. 前記光偏向素子は、前記信号光を生成する部分と前記参照光を生成する部分とが空間的に分離されて固定されている、請求項1に記載の情報記録装置。
  5. 前記光偏向素子は、前記信号光が通過する平坦部と、前記参照光が入射し頂角の異なる複数のプリズムを有するプリズム部とを含む、請求項1に記載の情報記録装置。
  6. 前記光偏向素子は、外形が円形であり、前記平坦部は光軸を中心として中央部に形成され、前記プリズム部は前記複数のプリズムの頂角が180度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている、請求項5に記載の情報記録装置。
  7. 前記光偏向素子は、外形が円形であり、前記平坦部は光軸を中心として中央部に形成され、前記プリズム部は前記複数のプリズムの頂角が90度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている、請求項5に記載の情報記録装置。
  8. 前記光偏向素子は、外形が矩形であり、前記平坦部は光軸を中心として中央部に形成され、前記プリズム部は点対称に配置された前記複数のプリズムの頂角が同一となるように配置されている、請求項5に記載の情報記録装置。
  9. 前記光偏向素子は、前記信号光が通過する平坦部と、前記参照光が入射し格子ピッチの異なる複数の回折格子を有する回折格子部とを含む、請求項1に記載の情報記録装置。
  10. 前記光偏向素子は、前記回折格子部の前記複数の回折格子がブレーズ形状で形成されている、請求項9に記載の情報記録装置。
  11. 前記光偏向素子は、前記信号光と前記参照光との強度比が1:1となるように前記回折格子部の回折比率が構成されている、請求項9に記載の情報記録装置。
  12. 記録媒体から情報を再生する情報再生装置であって、
    光ビームを出射する光源と、
    前記光ビームから参照光を生成し、かつ前記参照光の位置および変調パターンを電気的に制御する空間光変調器と、
    前記空間光変調器で生成された前記参照光の入射位置に応じて前記参照光を異なる方向に偏向する光偏向素子と、
    前記偏向された参照光を記録時と同一の方向に集光する対物レンズとを備える、情報再生装置。
  13. 前記空間光変調器に表示されたパターンを結像させためのリレーレンズ光学系をさらに備える、請求項12に記載の情報再生装置。
  14. 前記光偏向素子と前記対物レンズとは、一体で形成された対物レンズユニットを構成する、請求項12に記載の情報再生装置。
  15. 前記光偏向素子は、前記参照光が入射し頂角の異なる複数のプリズムを有するプリズム部を含む、請求項12に記載の情報再生装置。
  16. 前記光偏向素子は、外形が円形であり、前記プリズム部は前記複数のプリズムの頂角が180度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている、請求項15に記載の情報再生装置。
  17. 前記光偏向素子は、外形が円形であり、前記プリズム部は前記複数のプリズムの頂角が90度ごとに同一となるように円周に沿って配置されている、請求項15に記載の情報再生装置。
  18. 前記光偏向素子は、外形が矩形であり、前記プリズム部は点対称に配置された前記複数のプリズムの頂角が同一となるように配置されている、請求項15に記載の情報再生装置。
  19. 前記光偏向素子は、前記参照光が入射し格子ピッチの異なる複数の回折格子を有する回折格子部を含む、請求項12に記載の情報再生装置。
  20. 前記光偏向素子は、前記回折格子部の前記複数の回折格子がブレーズ形状で形成されている、請求項15に記載の情報再生装置。
  21. 記録媒体に対して情報を記録するとともに、前記記録媒体から情報を再生する情報記録再生装置であって、
    光ビームを出射する光源と、
    記録時には前記光ビームから信号光および参照光を生成し、再生時には前記光ビームから参照光を生成する空間光変調器と、
    前記空間光変調器で生成された前記参照光の入射位置に応じて前記参照光を異なる方向に偏向する光偏向素子と、
    記録時には前記信号光および前記偏向された参照光を集光して前記記録媒体内で干渉させ、再生時には前記偏向された参照光を記録時と同一の方向に集光する対物レンズとを備え、
    前記空間光変調器は、前記参照光の位置および変調パターンを電気的に制御する、情報記録再生装置。
  22. 前記空間光変調器に表示されたパターンを結像させるためのリレーレンズ光学系をさらに備える、請求項21に記載の情報記録再生装置。
  23. 前記光偏向素子と前記対物レンズとは、一体で形成された対物レンズユニットを構成する、請求項21に記載の情報記録再生装置。
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