JP2008109471A - Lanシステム、送信装置、受信装置、lanシステム制御方法、プログラム、及び複数のフレーム - Google Patents

Lanシステム、送信装置、受信装置、lanシステム制御方法、プログラム、及び複数のフレーム Download PDF

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Abstract

【課題】LAN通信において大量のデータを高速・短時間に転送することを可能にする。
【解決手段】LAN(Local Area Network)システムにおいて、同一の送信先に複数のフレームを送信する送信装置と、その同一の送信先であり、その複数のフレームを受信する受信装置と、を備える。そして、その複数のフレームのいずれか一つが、その同一の送信先のアドレスを含む。送信装置は、複数のフレームを作成するバ−ストモ−ド・データパケット作成手段を含み、バ−ストモ−ド・データパケット作成手段は、複数のフレームの転送であることを示すフラグと、複数のフレームのフレーム数を示す転送フレーム数を、複数のフレームの第1フレームに格納する。
【選択図】 図4

Description

本発明はLANシステムに関し、特に、大量のデ−タを高速・短時間に転送するLANシステムに関する。
従来、LAN(Local Area Network)通信において、複数の転送データをバースト転送することが行われている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)
特許文献1は、ATM−LANによる通信網3において、資源管理装置21が或る周期毎に、通信端末に相当するパーソナルコンピュータPC又はワークステーションWSからのバースト転送の通信予約要求を受付けた場合、その通信予約要求の時間帯においてバースト転送を可能とする技術を開示している。
特許文献2は、無線LANにおいて、無線LAN基地局が、無線端末宛のデータパケットを、確認応答なしに最小フレーム間隔で連続的に送信し、無線端末から無線LAN基地局宛のデータパケットを利用して再送処理を行うことにより、データパケットの伝送効率を向上する技術を開示している。
特許文献3は、無線LAN通信におけるバースト伝送時の転送フレーム形式を開示している。この中で、無線LAN通信で複数のMACフレームを一つのPHYフレームとしてまとめて送信するAggregation(アグレゲーション、集合体)方式と呼ばれるバーストデータのフレーム形式が示されている。
このフレーム形式では、無線LAN通信のMACフレームであるData1・Data2・Data3・Data4・Data5・Data6・Data7・Data8を連結する。そして、MACフレームを連結したフレームの先頭に、連結した各MACフレームのフレーム長とPHYヘッダとPHYのプリアンブルを含むフレーム識別情報91を付けて、一つのAggregation(アグレゲーション、集合体)フレームと呼ばれるフレームを作って送信する。
特開平9−121217号公報(段落番号0025、図2) 特開2006-54853号公報(段落番号0009) 特開2005−341435号公報(段落番号0074、第9図)
しかしながら、従来のLAN通信においては、例えば大量のデータを高速・短時間に転送することができない、という問題点があった。その理由は、回線の使用効率が悪いためである。
例えば、特許文献3に示されたバースト伝送時の転送フレーム形式を参照すると、Data1〜8に対して一つの送信先アドレスをもつのではなく、Data1〜8それぞれが送信先アドレスを含むMACフレームであるためである。
また、例えば、Data1〜8が連結されたものがデータ転送時の転送単位である1つの転送フレームとなるが、複数の転送フレームに対し一つのフレーム識別情報91を備えるのではなく、1つの転送フレーム毎に1つのフレーム識別情報91を備えているためである。
本発明の目的は上述した従来の課題である大量のデ−タを高速・短時間に転送するLANシステムを提供することにある。
本発明のLANシステムは、LAN(Local Area Network)システムにおいて、同一の送信先に複数のフレームを送信する送信装置と、前記同一の送信先であり、前記複数のフレームを受信する受信装置と、を備え、前記複数のフレームのいずれか一つが、前記同一の送信先のアドレスを含む、ことを特徴とする。
本発明の送信装置は、LAN(Local Area Network)システムにおいて、同一の送信先に、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを送信すること、を特徴とする。
本発明の受信装置は、LAN(Local Area Network)システムにおいて、いずれか一つのフレームが同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを受信し、前記同一の送信先であること、を特徴とする。
本発明のLANシステム制御方法は、LAN(Local Area Network)システムにおいて、同一の送信先に、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを送信すること、を特徴とする。
本発明のプログラムは、LAN(Local Area Network)システムにおける送信装置に、同一の送信先に、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを送信すること、を実行させることを特徴とする。
本発明のプログラムは、LAN(Local Area Network)システムにおける受信装置に、同一の送信先として、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを受信すること、を実行させることを特徴とする。
本発明の複数のフレームは、LAN(Local Area Network)システムにおいて同一の送信先に送信される複数のフレームであって、前記複数のフレームのいずれか一つが、前記同一の送信先のアドレスを含むこと、を特徴とする。
本発明は、LANシステムにおいて、大量のデ−タを高速・短時間に転送することが可能となる、という効果を有している。
その理由は、同一の送信先に複数のフレームが送信され、複数のフレームのいずれか一つが、同一の送信先のアドレスを含むため、回線の使用効率がよいためである。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明は、本体装置と特定の通信先装置間を他の装置と共有のLANインタフェ−スにて接続され、デ−タを送受信するLAN制御装置において、大量のデ−タを短時間で極秘に転送しなければならないという課題を解決する。本LAN制御装置は特定の通信先装置を含むLANインタフェ−スに接続された各装置に対して、バ−ストモ−ドにてデ−タ転送を開始することを通知するために先ず、バ−ストモ−ドデ−タ転送を示すバ−ストモ−ドビットを含むバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを同一LANに接続された全機器に通知し、以降バ−ストモ−ドデ−タ転送が始まることを通知すると共に、バ−ストモードデータ転送が完了する迄送信処理を停止させることを指示する。
続けて送信先である特定の装置に向けてバ−ストモ−ド・デ−タパケットを作成し送信デ−タが終了するまで連続してLANインタフェ−スの帯域幅一杯でデ−タ転送を行う。
その結果、本発明では、大量のデ−タを高速・短時間に送信することが可能となる。その理由は、バーストモードデータ転送を行う送信装置(同一の送信先に送信され、その同一の送信先のアドレスを1つのみ備える複数のフレームを送信する送信装置)を備えるため、回線の使用効率がよいためである。
また、本発明では、データ漏洩を防止することが可能となる。その理由は、標準のLAN(例えば、IEEE802.xxx)に準拠していないフレームの送信を行っているため、標準のLAN装置ではデータを読み出すことができないためである。これに対し、例えば上述の特許文献3に示された無線通信装置15の場合、接続されるLAN規格に基づいたフレームの転送を行っているため、データが漏洩しやすい。
図1は、本発明の実施の形態におけるLAN(Local Area Network)システム1000の構成を示した図である。本発明のLANシステム1000は、LANインタフェース300と、LANインタフェース300に接続された LAN制御装置100と、LAN制御装置100の上位装置200と、LANインタフェース300に接続されたLAN機器400と、を備える。LAN制御装置100、上位装置200、LAN機器400は、図1に上位装置201、LAN制御装置101、LAN機器401と示すように、LANインタフェース300に複数器接続可能である。LAN制御装置100単体又は、LAN制御装置100と上位装置200との組合せ、LAN機器400、はそれぞれ送信装置、又は受信装置として機能する。
LANインタフェース300は、例えば、IEEE802.xxx(IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)標準規格のうち、ローカル・エリア・ネットワークなどの規格を定めたもの。xxxには規格に定められた英数字が入る。)に規定されたインタフェースである。
LANシステム1000は標準のLAN規格(例えば、IEEE802.xxx)に準拠しているが、以下の説明におけるLAN制御装置100と上位装置200は標準のLAN規格に準拠しているだけでなく、本実施の形態で説明する特殊仕様にも対応して送受信を行う。以下、LAN制御装置100と上位装置200とを詳述する。
図2は、本発明の実施の形態におけるバ−ストデ−タ転送型LAN(Local Area Network)制御装置100と上位装置200の構成を示したブロック図である。図3は、バ−ストモ−ド転送の開始と終了をLANインタフェ−ス300へ通知するためのバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムの構成を示した図である。図4は、LANインタフェ−ス300を介して目的のLAN装置(LAN制御装置100、LAN機器400等)へデ−タを送信する時のバ−ストモ−ド・データパケットの構成を示した図である。図5は、送信デ−タ用格納手段4に格納されるデ−タの構成を示した図である。図6は、LANインタフェ−ス送受信手段5がバ−ストモ−ド・データパケットを送出する際の動作を示した図である。
図2は、本実施の形態におけるバ−ストデ−タ転送型LAN制御装置100と上位装置200の構成例を示したブロック図である。
上位装置200は、後述のバ−ストモ−ド・データパケットを作成、分解するバ−ストモ−ド・データパケット作成分解手段211と、LAN制御装置100にバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレーム送信指示を出したり、受信バ−ストモ−ドへの設定、設定解除を指示したりするバ−ストモ−ド指示手段212と、を備える。上位装置200は、例えば、サーバ等の情報処理装置である。上記バ−ストモ−ド・データパケット作成分解手段211、バ−ストモ−ド指示手段212は、マイクロプロセッサ等(図示せず)で、プログラム記憶媒体(図示せず)に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
バ−ストデ−タ転送型LAN制御装置100は、制御部1と、送信デ−タ記憶手段2と、送信デ−タ格納手段4と、LANインタフェ−ス送受信手段5と、MACアドレス記憶手段6と、受信デ−タ格納手段7と、正常性確認手段8と、受信デ−タ記憶手段9と、転送フレ−ム数格納手段10と、を備える。これらの手段は、回路からなるハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアの機能手段で実現してもよい。
ソフトウェアの機能手段で実現する場合は、マイクロプロセッサ等で、プログラム記憶媒体に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。プログラム記憶媒体としては、磁気ディスク、磁気テープ、半導体メモリや、CD−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスクがある。また、プログラム記憶媒体に記憶されたプログラムに従う以外に、サーバ等から通信媒体を介してダウンロードしたプログラムを実行してもよい。
制御部1は、LAN制御装置100全体を制御する。制御部1は、上位装置200からバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムの送信指示を制御線21とデ−タ線31を介して受信する。制御線22、制御線23を介して送信デ−タ記憶手段2並びに送信デ−タ用格納手段4とLANインタフェース送受信手段5へバ−ストモ−ドに設定する通知(標準のデータフレームではなく後述のバ−ストモ−ド・データパケットでデータ転送を行うモードに設定する通知)を行う。また、同様にバ−ストモ−ド解除通知を行う。
また制御部1は、図3に示すバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを作成し、デ−タ線34を介して送信デ−タ格納手段4に送出する。そして、バ−ストモ−ドデ−タ転送が完了する迄、制御部1内にこのフレ−ムを記憶する。
制御部1は、上位装置200から制御線21を介して受信バ−ストモ−ドへの設定を指示されると、LANインタフェース送受信手段5と、受信データ格納手段7と、受信データ記憶手段9と、転送フレーム数格納手段10と、にバ−ストモ−ドへの変更(新たなデータの送信を保留し、バ−ストモ−ド・データパケットを受信する受信バ−ストモ−ドにする設定)を指示する。
制御部1は、受信データ記憶手段9から制御線26を介して受信デ−タの正常性確認結果を通知された場合には、制御線21を介して上位装置200へ通知する。
制御部1は、制御線25を介して転送フレーム数格納手段10から1つのバ−ストモ−ド・データパケットの転送終了の通知を受け取る。そして、LAN制御装置100がLANインタフェース300からバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを再度受信すると、受信したバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームが、LANインタフェース送受信手段5、受信データ格納手段7、正常性確認手段8、受信データ記憶手段9を介して上位装置200に送出される。その後、制御部1は上位装置200からバ−ストモ−ド設定解除指示を受信し、LANインタフェース送受信手段5と、受信データ格納手段7と、受信データ記憶手段9と、転送フレーム数格納手段10と、にバ−ストモ−ドの設定解除を指示する。
送信デ−タ記憶手段2は、上位装置200からLANインタフェ−ス300へ送信するデ−タを一時的に記憶するバッファである。本発明の実施の形態では、送信データには、標準のLANシステム1000が準拠する規格(例えば、IEEE802.xxx)の転送フレームとバ−ストモ−ド・データパケットの2種類が或る。そして、データ線32を介して送信データ格納手段4に送信データを送出する。また、制御部1から制御線22を介してバ−ストモ−ドに設定する通知を受信すると、標準のデータフレームではなくバ−ストモ−ド・データパケットでデータ転送を行うモードに設定される。
送信デ−タ格納手段4は、送信デ−タを一時的に格納する送信デ−タ格納用バッファである。制御部1からバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを受信し、直ちにLANインタフェ−ス送受信手段5へデ−タ線33を介して送出する。また、データ線32を介して送信データ記憶手段2から送信データを受信し、LANインタフェ−ス送受信手段5へデ−タ線33を介して送出する。送信データはデータ線33を介してLANインタフェース送受信手段5に、制御線28により送信状況を監視しながらタイミング良く送出される。また、制御部1から制御線23を介してバ−ストモ−ドに設定する通知を受けると、標準のデータフレームではなくバ−ストモ−ド・データパケットでデータ転送を行うモードに設定される。
LANインタフェ−ス送受信手段5は、LANインタフェ−ス300とデ−タの送受を行うLANインタフェ−ス送受信手段である。標準のLANシステム1000が準拠する仕様(例えば、IEEE802.xxx)に特殊仕様(例、バ−ストモ−ド・データパケットでのデータ転送を行う規格)を含む仕様に基づき送受信デ−タを送受信する。
LANインタフェ−ス送受信手段5は、デ−タ線33を介して送信データ格納手段4からバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ム受け取ると、LANインタフェ−ス300へ送信することが可能か否かを調査する。送信が可能になると、直ちにバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムをLANインタフェ−ス300へ送信する。
また、LANインタフェ−ス送受信手段5は、上位装置200からの送信データに関しては送信デ−タの受け入れ準備が整った時に、制御線28を介して送信デ−タ格納手段4に通知し、送信データを受け取り、LANインタフェ−ス300に対しデータの送信を行う。
LANインタフェース送受信手段5は、制御部1から制御線23を介してバ−ストモ−ドに設定する通知を受けると、標準のデータフレームではなくバ−ストモ−ド・データパケットで送信のみのデータ転送を行うモードに自身を設定する。これにより、バ−ストデ−タ転送型LAN制御装置100は、バ−ストモ−ドでのデ−タの送信専用動作をすることになる。そして、送信データ格納手段4から標準のデータフレームではなくバ−ストモ−ド・データパケットを受信すると、図4に示す様に1バイト(8ビット)分のフレーム間隔を空けて、LANインタフェ−ス300に対しデ−タ送信を行う。
また、LANインタフェース送受信手段5は、LANインタフェース300からバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを受信すると、バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムをデ−タ線40を介して受信デ−タ格納手段7に送出する。
自MACアドレス記憶手段6は、自分のMACアドレスを記憶する。制御部1が、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを作成する際に、制御部1にデータ線35に自分のMACアドレスを送出する。
受信デ−タ格納手段7は、LANインタフェ−ス送受信手段5を介してLANインタフェ−スからの受信デ−タを受信し、一時的に格納するバッファである。そして、受信デ−タを、デ−タ線42を介して正常性確認手段8へデ−タを送出する。また、制御部1から制御線24を介してバ−ストモ−ドへの設定の指示を受けた場合は、以下のように動作する。バ−ストモ−ドへの設定の指示を受けた後に受信する、バーストモード・データパケットの最初のフレームのレングスフィールドに格納された転送フレ−ム数のデ−タを、転送フレ−ム数格納手段10へデ−タ線41を介して格納する。また、2番目のフレ−ム以降のパケットを受信する度に、転送フレ−ム数格納手段10へデ−タ線41を介して1パケットを受信したことを通知する。
正常性確認手段8は、受信デ−タ格納手段7からデ−タ線42を介して受信したデ−タの正常性を確認する。正常性の確認には、転送フレーム内のFCSフィールドに格納されたCRCを使用する。ここで受信デ−タの正常か否かの判断された受信デ−タは、デ−タ線43を介して受信デ−タ記憶手段9へ送られる。この判断結果は制御線26を介して制御部1に通知される。
受信デ−タ記憶手段9は、LANインタフェ−ス300から受信したデ−タを上位装置200へ転送する為に一時的に受信デ−タを記憶するバッファである。受信デ−タ記憶手段9は、LANインタフェ−ス300から受信した図4に示すデ−タパケットを、後述の転送フレーム数格納手段10において転送フレ−ム数が0になるまで、又はバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを再び受信する迄、上位装置200へ送信する。
転送フレ−ム数格納手段10は、受信デ−タ格納手段7からデータ線41を介して送られた転送フレ−ム数を格納する。転送フレーム数格納手段10は、バ−ストモ−ドの受信で有ることを制御部1から制御線24を介して通知され受信デ−タ格納手段7から転送フレーム数を送られると、(転送フレ−ム数−1)を格納する。また、受信デ−タ格納手段7からデ−タ線41を介して通知される1パケット受信通知を受けるたびに、格納している転送フレ−ム数から1減算を行う。そして、減算結果が0になった時、1つのバ−ストモ−ド・データパケットの転送が終了したことを検出し、制御線25を介して制御部1へ通知する。
図3は、バ−ストモ−ド転送の開始と終了をLANインタフェ−スへ通知するためのバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムの構成を示した図である。
バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームは制御部1により作成され、送信データ格納手段4、LANインタフェース送受信手段5、LANインタフェ−ス300を介して、LANインタフェ−ス300に接続されたLAN装置(LAN制御装置100、LAN機器400等)にブロードキャストされる。バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信したLAN装置の内、本実施の形態で提案している特殊仕様に準拠しているLAN装置では、自身を受信バ−ストモ−ドにする設定、即ち、送信を保留する設定を行う。特殊使用に準拠していない通常のLAN装置は、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信しても特に何もしない。
尚、データ漏洩を防止する効果は減少するが、この特殊仕様の全部又は一部(例えば、後述のレングスフィールドに以降のデータ転送がバ−ストモ−ドであることを示すバーストモードビットを格納すること)が将来標準のLAN規格として承認されて、全てのLAN装置が本特殊仕様に対応して開発されたchipを採用した場合、全てのLAN装置が自身を受信バ−ストモ−ドにする設定を行うことができることになる。特殊仕様の一部のみ(例えば、後述のレングスフィールドに以後のデータ転送がバ−ストモ−ドであることを示すバーストモードビットを格納すること)が将来の標準のLAN規格として採用された場合、後述する現行の標準のLAN規格と比較して短いフレーム間隔を使用すること等は将来の標準のLAN規格に準拠した装置でも対応していないので、データ漏洩を防止する効果を維持することができる。
バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムはフィールドとして、送信先アドレスと、送信元アドレス(自分のアドレス)と、レングスと、FCS(Frame Check Sequence)と、を備える。具体的には、送信先アドレスフィールドには、標準のブロ−ドキャストフレ−ムと同じ“FFFFFFFFFFFF”(HEX(hex decimal))が格納される。送信元アドレス(自分のアドレス)フィールドには、このフレ−ムの発信元を示す自分のアドレスとしてLAN制御装置100のMACアドレスが格納される。レングスフィールドには、2バイトデ−タ“8000”(HEX)が格納される。即ち、二進法に直すと”1000000000000000”が格納されることになり、レングスフィールドの最初のビットは1となる。FCSフィ−ルドには、前記3個のフィ−ルドのCRC(Cyclic Redundancy Check)が格納される。
即ち、本実施の形態では、バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムは標準のブロ−ドキャストフレ−ムの構成にそのフレ−ム内レングス部の最初のビットをバ−ストモ−ドであることを知らせるために割り当てる。そして、そのビットが有効であることを示す論理値“1”に設定し、同一LANインタフェース300に接続され、バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを受信するLAN装置に対して、以降のLANデ−タ転送がバ−ストモ−ドで有ることを通知する。
図4は、LANインタフェ−ス300を介して目的のLAN装置(LAN制御装置100、LAN機器400等)へデ−タを送信する時のバ−ストモ−ド・データパケットの構成を示した図である。バ−ストモ−ド・データパケットは、送信先が同一である複数のフレームを備える。送信先は複数のフレームのいずれか一つに格納していればよい。本実施の形態では最初のフレームが格納する。そのため、最初のフレームと2番目以降のフレームでフレームの構成が異なる。
最初のフレームはフィールドとして、送信先アドレスと、送信元アドレス(自分のアドレス)と、レングスと、データと、FCSと、を備える。送信先アドレスフィールドと、送信元アドレスフィールドには、その表記の通り送信先LAN機器のMACアドレスと、送信元であるLAN制御装置100のMACアドレスが格納される。送信先LAN機器のMACアドレスは、複数のフレームの同一の送信先である。
レングスフィールドには、複数のフレームの転送であるか、即ちバ−ストモ−ドでのデータ転送であるか標準のデータ転送であるかを示すフラグであるバ−ストモ−ドビットと、転送フレーム数と、が格納される。バ−ストモ−ドビットは、論理値が“1”である場合は、バ−ストモ−ドでのデータ転送(バ−ストモ−ド・データパケットの転送)であることを示すフラグである。また、論理値が“0”である場合は、標準のデータ転送であることを示す1ビットのフラグである。転送フレーム数は、本バ−ストモ−ド・データパケットの総転送フレーム数を示す15ビットのデータである。本バ−ストモ−ド・データパケットの各フレームは、例えば、9000バイトのデータフィールドを備え、最大転送フレーム数は、32767(7FFF(HEX))である。結果として、本実施形態におけるバ−ストモ−ド・データパケットのデータ転送容量は約294.9MBとなる。
データフィールドには、例えば、9000バイトのデータが格納される。そのため、標準のLANシステム1000が準拠する規格の転送フレーム内データフィールドよりも長いデータフィールドとなる(例えば、IEEE 802.3ではデータフィールドは46〜1500バイト)。即ち、本バ−ストモ−ド・データパケットの各フレームは標準の転送フレームと比較して長いジャンボフレームとなる。
FCSは、4バイトのフィールドであり、前記各4つのフィ−ルドから計算したCRCが格納される。
2番目以降のフレームは、例えば、9000バイトのデータを格納するデータフィールドと、4バイトのCRCを格納するFCSと、が格納される。最初のフレームのように相手先アドレス、送信元(自分の)アドレス、レングス、は、格納されない。
各フレームの間隔は、例えば1バイトであり、標準のLANシステム1000が準拠する規格のフレーム間隔12バイト(IEEE802.xxxの場合)より11バイト短く(削減)した構成とする。
即ち、本実施の形態では、2バイトのレングス部に新たにバ−ストモ−ドを示すビット並びに総転送フレ−ム数を収め、バ−ストモ−ドによるデ−タ転送量を受信先に通知し、受信側にて受信デ−タの過不足が生じないよう監視出来る仕組みを構築している。更に、図4において、2番目のフレ−ム以降の相手先アドレス、自分のアドレス及びレングス部を削除し、且つフレ−ム間隔を標準の12分の1に短縮した構成をとることにより、総デ−タ転送時間を短縮することができる効果を有する。また、これらのフレ−ムは特殊な為標準のLANインタフェ−スに準拠した装置による情報漏洩防止の効果を有する。
図5は、送信デ−タ用格納手段4に格納されるデ−タの構成を示した図である。送信データ用格納手段4は、制御部1から制御線23を介してバ−ストモ−ドに設定する通知を受けとると、以下のようにデータを格納する。
送信デ−タ用格納手段4は、転送フレームのレングスフィールドの先頭ビットを調べ、バ−ストモ−ドビットを検出する。バ−ストモ−ドビットが“1”である場合、バ−ストモ−ド・データパケットと認識し、送信先アドレスと、送信元アドレスと、レングスと、データと、FCSと、を備える第1のフレームを格納する。そして、データと、FCSと、を備える第2〜第nのフレームを格納する。
バ−ストモ−ドビットが“0”である場合、標準の転送フレームと認識し、送信先アドレスと、送信元アドレスと、レングスと、データと、FCSと、を備える第1〜第nのフレームを格納する。第2のフレーム以降のフレームも送信先アドレスと、送信元アドレスと、レングスと、を備える。
図6は、LANインタフェ−ス送受信手段5がバ−ストモ−ド・データパケットを送出する際の動作を示した図である。LANインタフェース送受信手段5は、送信データ格納手段4から送信データを受信すると、転送フレームのレングスフィールドの先頭ビットを調べ、バ−ストモ−ドビットを検出する。バ−ストモ−ドビットが“1”である場合、バ−ストモ−ド・データパケットは複数のフレームを備えているが、各フレームの間隔を、例えば1バイトとし、標準のLANシステム1000が準拠する規格のフレーム間隔12バイト(IEEE802.xxxの場合)より11バイト短く(削減)した間隔で、データをLANインタフェ−ス300に送出する。
次に、本発明の実施の形態におけるLAN(Local Area Network)システム1000の動作について説明する。まず、送信時の動作について説明する。
図7は、本発明の実施の形態における LAN制御装置100と、上位装置200と、の送信時の動作を示したフローチャートである。
LAN制御装置100と上位装置200は、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを作成、LANインタフェース300に送信する(S701)。次に、バ−ストモ−ド・データパケットの第1のフレームを作成、LANインタフェース300に送信する(S702)。次に、バ−ストモ−ド・データパケットの第2のフレームを作成、LANインタフェース300に送信する(S703)。そして、S703の処理を(転送フレーム数―1)回繰り返す(S704)。そして、バ−ストモ−ドでのデータ転送が終了した場合(S705,Yes)、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを作成し、LANインタフェース300に送信する(S706)。バ−ストモ−ドでのデータ転送が終了しない場合(S705,No)、S703の処理に戻る。
図8は、本発明の実施の形態における送信時の動作の内、上位装置200の動作を示したフローチャートである。
上位装置200は、バ−ストモ−ドでのデータ転送を開始するにあたり、まず、バ−ストモ−ド指示手段212がLAN制御装置100に、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームの送信を指示する(S801)。次に、バ−ストモ−ド・データパケット作成分解手段211がバ−ストモ−ド・データパケットの第1のフレームを作成し、LAN制御装置100に送信する(S802)。次に、バ−ストモ−ド・データパケットの第2のフレーム以降を作成し、LAN制御装置100に送信する(S803)。そして、S803の処理を(転送フレーム数―1)回繰り返す(S804)。バ−ストモ−ドでのデータ転送が終了した場合(S805,Yes)、再びバ−ストモ−ド指示手段212が、LAN制御装置100にバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームの送信を指示する(S806)。バ−ストモ−ドでのデータ転送が終了しない場合(S805,No)、S803の処理に戻る。
図9は、本発明の実施の形態における送信時の動作の内、LAN制御装置100の動作を示したフローチャートである。
LAN制御装置100は、上位装置200からバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームの送信指示を受信する(S901)。次に、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを生成する(S902)。LAN制御装置100内の各手段はバ−ストモ−ドでのデータ転送に切り替える(S903)。
具体的には、以下のように動作する。制御部1は、上位装置200からバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムの送信指示を制御線21とデ−タ線31を介して受ける。制御部1は、図3に示すバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを生成し、この生成したバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムをデ−タ線34を介して送信デ−タ格納手段4に転送すると共に、制御線23を介して送信デ−タ格納手段4並びにLANインタフェ−ス送受信手段5にバ−ストモ−ド送信の開始を指示する。続けて制御部1は、送信デ−タ格納手段2に制御線22を介してバ−ストモ−ドへの切り替えを指示する。このバ−ストモ−ド指示を受けた各手段はバ−ストモ−ドでの送信のみ実行するモ−ドに自身を設定する。指示を受けた送信デ−タ格納手段2は、図4に示す各フレ−ムの受信送信準備を行う。
次に、LAN制御装置100は、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを制御部1内に保存し(S904)、LANインタフェース300に送信する(S905)。具体的には、制御部1は生成したバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを制御部1内にバ−ストモ−ドデ−タ転送が完了する迄保存する。バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを受けた送信デ−タ格納手段4は、標準のブロ−ドキャストフレ−ムと同様にデ−タ線33を介してLANインタフェ−ス送受信手段5に直ちに転送する。バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを受けたLANインタフェ−ス送受信手段5は、直ちにLANインタフェ−ス300の使用状況を確認しLANインタフェ−スが未使用であるのを確認した後、このフレ−ムをLANインタフェース300に送信する。
次に、LAN制御装置100は、上位装置200からバ−ストモ−ド・データパケットを受信する(S906)。具体的には、上位装置200から送られてくる図4に示すパケットデ−タは、送信デ−タ記憶手段2で受信される。図14に本実施の形態における送信データ記憶手段2に記憶するデータ形式を示す。送信デ−タ記憶手段2は、図14に示す様に制御部1から制御線22を介してバ−ストモ−ドの状態が指示されているか否かで記憶するデ−タが異なる。同図に於いて、バ−ストモ−ドが指示されている場合、最初のパケットは標準のパケットと同じ構成をしているが、図4に示す様にレングス部にバ−ストモ−ドビットと総デ−タ転送フレ−ム数が格納されている。これは受信側にて送信フレ−ム数の過不足防止のチェックに用いられる。他方、バ−ストモ−ドで無い場合は、図14(2)に示す様に標準のパケットを記憶する。送信データ記憶手段2で受信された送信データは直ちにデ−タ線32を介して送信デ−タ格納手段4に送られる。
次に、LAN制御装置100は、バ−ストモ−ド・データパケットをLANインタフェース300に送信する(S907)。具体的には、送信デ−タを受けた送信デ−タ格納手段4は、制御部1からバ−ストモ−ドへの切り替えを指示された後、受信した送信データにおいてバ−ストモ−ドビット“1”を検出した場合、図5の1に示すパケットの様に送信デ−タを特殊なパケットとして格納する。そして、デ−タ線33を介して送信デ−タをLANインタフェース送受信手段5へ制御線28により送信状況を監視しながらタイミング良く送出する。
LANインタフェ−ス送受信手段5は、次の送信デ−タの受け入れ準備が整った時、制御線28を介して送信デ−タ格納手段4に通知する。そして、LANインタフェ−ス送受信手段5は、図6に示す様に1バイト(8ビット)分のパケット間隔をあけてデ−タ転送を行い、バ−ストモ−ドデ−タ転送が終了する迄継続する。尚、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを理解できない現行の標準仕様のLANに準拠したLAN装置が、バーストモード・ブロードキャストフレームを受信しているにもかかわらずデータを送出することが考えられる。この場合は、LANインタフェ−ス送受信手段5は、そのデータ送出を検出し、そのデータ送出に伴うデータ転送が終了するのを待ってからバ−ストモ−ドデータ転送を行う。
次に、LAN制御装置100が、上位装置200から再度バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームの送信指示を受信すると(S908,Yes)、LAN制御装置100は、制御部1に保存されているバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームをLANインタフェース300に送信する(S909)。その後、LAN制御装置100内の各手段は制御部1の指示に従いバ−ストモ−ドを解除する(S910)。上位装置から再度バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームの送信指示を受信しなかった場合(S908,No)、S906に戻る。
具体的には、デ−タ転送が終了した場合、上位装置200から再びバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムの送信指示を受けた制御部1は、前回送信したバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムの控えを読み出し、デ−タ線34を介して送信デ−タ格納手段4に送出する。このフレ−ムは、LANインタフェ−ス300へ送出されバ−ストモ−ドによるデ−タ転送を終了する。制御部1は、送信デ−タ格納手段4にバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを送出した後、制御線22並びに23を介してバ−ストモ−ドを解除する。以降は、標準のLAN(例えば、IEEE802.xxx)に準拠した送信デ−タを標準の処理手順により送受信を実行するモードに戻る。
次に、本発明の実施の形態におけるLAN(Local Area Network)システム1000の受信時の動作について説明する。
図10は、本発明の実施の形態における LAN制御装置100と、上位装置200と、のデータを受信時の動作を示したフローチャートである。LAN制御装置100と上位装置200は、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信する(S1001)。その後、バ−ストモ−ド・データパケットを受信し(S1002)、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを再度受信すると(S1003,Yes)、バ−ストモ−ドでの受信を終了する。バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを再度受信しない場合(S1003,No)、S1002に戻る。
図11は、本発明の実施の形態における受信時の動作の内、上位装置200の動作を示したフローチャートである。
まず、上位装置200は、LAN制御装置100からバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信する(S1101)。次に、バ−ストモ−ド指示手段212がLAN制御装置100に受信バ−ストモ−ドへの設定を指示する(S1102)。バ−ストモ−ド・データパケット作成分解手段211がLAN制御装置100からバ−ストモ−ド・データパケットを受信する(S1103)。受信後、パケットは分解されデータが取り出される。その後、LAN制御装置100から再びバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信すると(S1104,Yes)、バ−ストモ−ド指示手段212は、LAN制御装置100に受信バ−ストモ−ドの設定解除を指示する(S1105)。LAN制御装置100から再びバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信しなかった場合(S1104,No)、S1103に戻る。
図12は、本実施の形態における受信時の動作のうち、LAN制御装置100の動作を示したフローチャートである。
LAN制御装置100は、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信する(S1201)。すると、バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを上位装置200に送信する(S1202)。具体的には、LANインタフェ−ス送受信手段5は、バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを受信し、バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムをデ−タ線40を介して受信デ−タ格納手段7に送出する。受信データ格納手段7は、LANインタフェ−ス送受信手段5から送られた受信デ−タを、デ−タ線42を介して正常性確認手段8へデ−タを送出する。正常性確認手段8で正常性を確認された受信データは、受信データ記憶手段9を経由して、上位装置200へ送出される。
次に、LAN制御装置100は、上位装置200からバ−ストモ−ドへの設定指示を受信する(S1203)。そして、LAN制御装置100内の各手段は、バ−ストモ−ドへ設定される(S1204)。具体的には、上位装置200からバ−ストモ−ドへの設定指示を受信した制御部1は、制御線24又は制御線27を介してLANインタフェース送受信手段5と、受信データ格納手段7と、受信データ記憶手段9と、転送フレーム数格納手段10と、にバ−ストモ−ドへの設定を指示する。
次に、LAN制御装置100は、バ−ストモ−ド・データパケットをLANインタフェース300から受信し(S1205)、バ−ストモ−ド・データパケットを上位装置200に送信する(S1206)。具体的には、LANインタフェース送受信手段5は、バ−ストモ−ド・データパケットを受信し、受信データ格納手段7に送出する。
受信データ格納手段7で受信されたデータは、正常性格納手段8に送出され、受信デ−タの正常性が確認される。この判断結果は制御線26を介して制御部1に通知される。制御部1は、この制御線26で通知された受信デ−タの正常性確認結果を制御線21を介して上位装置200へ通知する。正常か否かの判断された受信デ−タは、デ−タ線43を介して受信デ−タ記憶手段9へ送られる。受信データ記憶手段9は、LANインタフェース300から受信した受信デ−タを一時的に記憶し、受信デ−タを上位装置200へ送出する。
ここで、受信データ格納手段7は、制御部1から制御線24を介して、バ−ストモ−ドへ設定する指示を受けた後受信する最初のデ−タから転送フレーム数を取り出し、転送フレーム数格納手段10へデータ線41を介して格納する。即ち、図4に示された最初のフレームのレングスフィールドに格納された転送フレーム数を取り出し、転送フレーム数格納手段10へ(転送フレーム数―1)のデータを格納する。
また、受信データ格納手段7は、2番目のフレ−ム以降のパケットを受信する度に、転送フレ−ム数格納手段10へデ−タ線41を介して1パケットを受信したことを通知(以下、1パケット受信通知と称す)する。
転送フレーム数格納手段10は、バ−ストモ−ドの受信であることを制御部1から制御線24を介して通知されたのち、受信デ−タ格納手段7から送られた転送フレ−ム数を格納する。また、受信デ−タ格納手段7からデ−タ線41を介して1パケット受信通知を受けると、格納している転送フレ−ム数から1減算を行う。そして、減算結果が0になった時、制御線25を介して制御部1へ1つのバ−ストモ−ド・データパケットの転送が終了したことを通知する。
次にLAN制御装置100は、LANインタフェース300からバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを再度受信すると(S1207,Yes)、受信したバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームは、LANインタフェース送受信手段5、受信データ格納手段7、正常性確認手段8、受信データ記憶手段9を介して上位装置200に送出される(S1208)。LANインタフェース300からバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを再度受信しなかった場合(S1207,No)、S1205に戻る。
S1208後、LAN制御装置100は、上位装置200からバ−ストモ−ドの設定解除指示を受信する(S1209)。即ち、制御部1は制御線21を介して上位装置200からバ−ストモ−ドの設定解除指示を受信する。その後、LAN制御装置100は、バ−ストモ−ド設定解除を行う(S1210)。即ち、制御部1からLAN制御装置100内の各手段に制御線24並びに制御線27を介してバ−ストモ−ド設定解除の指示が出され、バーストモードが解除される。以降は、標準のLAN(例えば、IEEE802.xxx)に準拠した標準の処理手順により送受信を実行するモードに戻る。
尚、本発明の実施の形態においては、「バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレーム」はLAN制御装置100の制御部1で作成され、「バ−ストモ−ド・データパケット」は上位装置200で作成される例を示したが、本発明はこの例に限定されず他の形態を採用してもよい。例えば、「バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレーム」を上位装置200で作成し、「バ−ストモ−ド・データパケット」をLAN制御装置100の制御部1で作成してもよい。また、「バ−ストモ−ド・ブロードキャストフレーム」「バ−ストモ−ド・データパケット」の両方を上位装置200若しくは、LAN制御装置100の制御部1で作成してもよい。
次に本発明の他の実施例に付いて以下に図13及び図15を用いて説明する。
図13は、本発明の他の実施形態を示すブロック図である。バ−ストデ−タ転送型LAN制御装置100は、図2に示したバーストデータ転送方LAN制御装置100と比べヘッダ削除手段3及びヘッダ追加手段11を追加した構成である。図15は、本発明の他の実施形態における送信データ記憶手段2と送信データ格納手段4に格納するデータ形式を示した図である。
次に図13と図2の差分機能に関して説明する。このバ−ストデ−タ転送型LAN制御装置100は、常に上位装置200から図15の1に示すデ−タ形式のデ−タのみを受信し、送信デ−タ記憶手段2に格納する。そして、デ−タ線32を介してヘッダ削除手段3へ送信デ−タが送られる。ヘッダ削除手段3は、制御部1から制御線24を介してバ−ストモ−ドデ−タ転送の指示を受けている場合、まず、図15の2(1)に示す様に最初のデ−タパケットはそのままデ−タ線33を介して送信デ−タ格納手段4に送り、LANインタフェース300へ送信する。続く第2フレ−ム以降のデ−タにおいて、第2フレ−ムのヘッダ部である送信先アドレスと自分のアドレス並びにレングス部を削除したフレ−ムを、デ−タ線33を介して送信デ−タ格納手段4へ送り、LANインタフェ−スへ送信する。そして、このヘッダ削除動作は、バ−ストモ−ドでの送信デ−タが終了する迄継続される。
次に、受信動作に関して図2に示したバーストデータ転送方LAN制御装置100との差分を以下に説明する。
ヘッダ追加手段11は、制御部1から制御線28を介してバ−ストモ−ドに設定された場合、受信デ−タ格納手段7から送られた受信デ−タの内、最初の受信フレ−ム内ヘッダ部(送信先アドレス、自分のアドレス、レングス部)を内部に保持し、2番目のフレ−ム以降のフレ−ムに対して記憶した最初の受信フレ−ムのヘッダ部を付加して受信デ−タ記憶手段9を介して上位装置200へ送る。ヘッダ追加手段11は、制御線28にて指示されるバ−ストモ−ドが解除される迄これらの動作を継続する。そして、再びバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムを受信し、上位装置200からバ−ストモ−ド解除指示を受けた制御部1の指示により制御線24並びに同28を介してバ−ストモ−ドの解除が指示されると、ヘッダ削除手段3並びにヘッダ追加手段11はバ−ストモ−ドを解除し、以降のデ−タ転送に於いて図15の2(2)に示す様に送受信デ−タへのヘッダ追加削除動作は実行しない。
本発明の他の実施形態では上述のように、上位装置200ではなく制御装置100側にヘッダ削除手段3及びヘッダ追加手段11を備えているため、上位装置200の負荷が軽減されるという効果を奏する。
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、大量のデ−タを高速・短時間に送信することが可能となることである。
その理由は、同一の送信先に送信され、その同一の送信先のアドレスを1つのみ備える複数のフレームを送信する送信装置を備えるため、回線の使用効率がよいためである。
また、本実施例では、フレーム間隔を短縮していること(例えば12Byteから1Byteに短縮)もその理由の一つである。
また、本実施例では、バ−ストモ−ド・デ−タパケット転送時は複数のフレームの第1フレ−ムのレングス部にバ−ストモ−ドフラグと転送フレ−ム数を格納することにより、バ−ストモ−ド・データパケット転送における転送フレーム数を増加させること(例、最大32767フレ−ム)が可能となったこともその理由の一つである。
即ち、転送フレーム数を増加させると転送漏れが発生することが危惧されるが、本実施例ではLAN装置はバ−ストモ−ドフラグを検出すると、転送フレーム数を格納することにより、この情報を基に最後のフレームまで受信したことを検出することができる。このため転送漏れの発生を防ぐことができる。これにより本実施例では、約295MBのデ−タを高速(ほぼワイヤ−スピ−ド)にて送信することが出来る。
第2の効果は、データ漏洩を防止することが可能となることである。
その理由は、標準のLAN(例えば、IEEE802.xxx)に準拠していないフレームの転送を行っているため、標準のLAN装置ではデータを読み出すことができないためである。即ち、従来のLAN装置ではデータをキャプチャ出来ないためである。
本実施例では、1番目のフレーム以外のフレームには送信先アドレス、自分のアドレス、レングスを付加しないこと、フレーム間隔を短縮したこと(例えば12Byteから1Byteに短縮)、レングスフィールドにデータ部のサイズ等ではなく、バ−ストモ−ドであることを示すフラグや転送フレーム数を格納していること、等により標準のLAN規格とは異なるフレームを送信している。
第3の効果は、LANに接続している他のLAN装置とのデ−タ転送上の混乱を防止しつつ、バーストデータ転送を行うことができることである。
その理由は、バ−ストモード・データパケットの送信開始前に、同一LANインタフェースに接続されたLAN装置へ「バ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ム」を発行し、このフレ−ムを受信したLAN装置はデータの送信を保留するためである。
第4の効果は、TOC(total cost of ownership (総所有コスト):コンピュ−タシステムの導入・維持・管理などに掛かる総経費を表す指標。米国のガ−トナ−グル−プが提唱)の大幅な改善ができることである。その理由は、従来仕様のフレ−ム処理とバ−ストモ−ドデ−タ転送が上位装置からの指示により実行出来る様にしているためである。
第5の効果は、バーストデータ転送に係わる機器のCPUの負荷を軽減できることである。その理由は、第2フレ−ム以降送信先アドレス、自分のアドレス並びにレングス部を削除したフレ−ムを送信・受信するようにしているためである。
本発明はLANシステムに関し、特に、大量のデ−タを高速・短時間に転送するLANシステムにおいて利用可能である。
本発明の実施の形態におけるLAN(Local Area Network)システムの構成を示した図である。 本発明の実施の形態におけるバ−ストデ−タ転送型LAN(Local Area Network)制御装置100と上位装置200の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態におけるバ−ストモ−ド転送の開始と終了をLANインタフェ−ス300へ通知するためのバ−ストモ−ド・ブロ−ドキャストフレ−ムの構成を示した図である。 本発明の実施の形態におけるLANインタフェ−ス300を介して目的のLAN装置(LAN制御装置100、LAN機器400等)へデ−タを送信する時のバ−ストモ−ド・データパケットの構成を示した図である。 本発明の実施の形態における送信デ−タ用格納手段4に格納されるデ−タの構成を示した図である。 LANインタフェ−ス送受信手段5がバ−ストモ−ド・データパケットを送出する際の動作を示した図である。 本発明の実施の形態におけるLAN制御装置100と、上位装置200と、の送信時の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における送信時の動作の内、上位装置200の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における送信時の動作の内、LAN制御装置100の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における LAN制御装置100と、上位装置200と、のデータを受信時の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における受信時の動作の内、上位装置200の動作を示したフローチャートである。 本実施の形態における受信時の動作のうち、LAN制御装置100の動作を示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態を示すブロック図である。 本実施の形態における送信データ記憶手段2に記憶するデータ形式である。 本発明の他の実施形態における送信データ記憶手段2と送信データ格納手段4に格納するデータ形式を示した図である。
符号の説明
1 制御部
2 送信データ記憶手段
3 ヘッダ削除手段
4 送信データ格納手段
5 LANインタフェース送受信手段
6 自MACアドレス記憶手段
7 受信データ格納手段
8 正常性確認手段
9 受信データ記憶手段
10 転送フレーム数格納手段
11 ヘッダ追加手段
100 LAN制御装置
101 LAN制御装置
200 上位装置
201 上位装置
211 バ−ストモ−ド・データパケット作成分解手段
212 バ−ストモ−ド指示手段
300 LANインタフェース
400 LAN機器
401 LAN機器
1000 LANシステム

Claims (18)

  1. LAN(Local Area Network)システムにおいて、
    同一の送信先に複数のフレームを送信する送信装置と、
    前記同一の送信先であり、前記複数のフレームを受信する受信装置と、
    を備え、
    前記複数のフレームのいずれか一つが、前記同一の送信先のアドレスを含む、こと
    を特徴とするLANシステム。
  2. 前記送信装置は、前記複数のフレームを作成するバ−ストモ−ド・データパケット作成手段を含み、
    前記バ−ストモ−ド・データパケット作成手段は、前記複数のフレームの転送であることを示すフラグと、前記複数のフレームのフレーム数を示す転送フレーム数を、前記複数のフレームの第1フレームに格納すること、
    を特徴とする請求項1に記載のLANシステム。
  3. 前記受信装置は、前記転送フレーム数を格納する転送フレーム数格納手段を含み、
    前記受信装置は、前記第1のフレームを受信し、前記複数のフレームの転送であることを示すフラグを検出すると、「(前記第1フレームに含まれる前記転送フレーム数)−1」を前記転送フレーム数格納手段に格納し、
    第2フレーム以降のフレームを受信する度に、転送フレーム数格納手段は格納している転送フレーム数から1減算を行い、格納している転送フレーム数が0になったときに前記複数のフレームの受信を終了したことを検出すること、
    を特徴とする請求項2に記載のLANシステム。
  4. 前記バ−ストモ−ド・データパケット作成手段は、前記LANシステムが準拠する規格のデータ部よりも長いデータ部を前記複数のフレームに作成すること、
    を特徴とする請求項2に記載のLANシステム。
  5. 前記LANシステムが準拠する規格は、IEEE802.xxxであり、前記データ部は、9000Byteであること、を特徴とする請求項4に記載のLANシステム。
  6. 前記LANシステムは前記複数のフレームを送信装置から受信装置に送信するLANインタフェースを備え、
    前記送信装置は、前記LANシステムが準拠する規格におけるフレーム間隔より短い間隔で、前記送信装置から前記LANインタフェースに前記複数のフレームを送出するLANインタフェース送受信手段を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載のLANシステム。
  7. 前記LANシステムが準拠する規格は、IEEE802.xxxであり、フレーム間隔は、1Byteであること、を特徴とする請求項6に記載のLANシステム。
  8. 前記送信装置は、前記複数のフレームの送信を行うことを通知する第1のバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを前記LANインタフェースに送信すること、
    前記受信装置は、前記第1のバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信すると前記LANインタフェースに新たなデータの送信を保留する受信バ−ストモ−ド設定を行うこと、
    を特徴とする請求項6に記載のLANシステム。
  9. 前記送信装置は、前記複数のフレームの送信を行うことを終了することを通知する第2のバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを前記LANインタフェースに送信すること、
    前記受信装置は、前記第2のバ−ストモ−ド・ブロードキャストフレームを受信すると前記受信バ−ストモ−ド設定を解除すること、
    を特徴とする請求項8に記載のLANシステム。
  10. 前記送信装置は、第1の上位装置と、前記上位装置から送出されるデータを前記LANインタフェースに送出する第1のLAN制御装置を含み、
    前記第1の上位装置は、前記同一の送信先に送信され、それぞれが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを前記第1のLAN制御装置に送出し、
    前記第1のLAN制御装置は、前記複数のフレームのうち第2フレーム以降のフレームの前記同一の送信先のアドレスを削除するヘッダ削除手段を含み、
    前記受信装置は、第2の上位装置と、前記LANインタフェースから受信したデータを前記第2の上位装置に送出する第2のLAN制御装置を含み、
    前記第2のLAN制御装置は、前記複数のフレームのうち第1フレームが備える前記同一の送信先のアドレスを前記第2フレーム以降のフレームに追加するヘッダ追加手段を含み、
    前記第2の上位装置は、前記同一の送信先のアドレスを前記第2フレーム以降のフレームに追加後の前記複数のフレームを前記第2のLAN制御装置から受信すること、
    を特徴とする請求項2に記載のLANシステム。
  11. LAN(Local Area Network)システムにおいて、
    同一の送信先に、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを送信すること、
    を特徴とする送信装置。
  12. LAN(Local Area Network)システムにおいて、
    いずれか一つのフレームが同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを受信し、前記同一の送信先であること、
    を特徴とする受信装置。
  13. LAN(Local Area Network)システムにおいて、
    同一の送信先に、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを送信すること、
    を特徴とするLANシステム制御方法。
  14. 前記同一の送信先が、前記複数のフレームを受信すること、
    を特徴とする請求項13に記載のLANシステム制御方法。
  15. LAN(Local Area Network)システムにおける送信装置に、
    同一の送信先に、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを送信すること、
    を実行させるためのプログラム。
  16. LAN(Local Area Network)システムにおける受信装置に、
    同一の送信先として、いずれか一つのフレームが前記同一の送信先のアドレスを含む複数のフレームを受信すること、
    を実行させるためのプログラム。
  17. LAN(Local Area Network)システムにおいて同一の送信先に送信される複数のフレームであって、
    前記複数のフレームのいずれか一つが、前記同一の送信先のアドレスを含むこと、
    を特徴とする複数のフレーム。
  18. 前記複数のフレームは、
    前記複数のフレームの転送であることを示すフラグと、前記複数のフレームのフレーム数を示す転送フレーム数を格納する第1のフレーム、
    を備えることを特徴とする請求項17に記載の複数のフレーム。
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