JP2008108788A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Hideshi Shiobara
英志 塩原
Daisuke Kawamura
大輔 河村
Koji Hashimoto
耕治 橋本
Hirokazu Kato
寛和 加藤
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Abstract

【課題】 所望の形状の微細パターンを有する半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。
【解決手段】 下地膜100上に炭素を含む第一の膜101を形成し、第一の膜101を
加工して第一のパターン105を形成し、第一のパターン105を覆うように下地膜10
0上に第二の膜106を形成し、第二の膜106を加工して第一のパターン105側壁部
に第二のマスクパターン107を形成し、第一のパターン105を除去した後、第二のマ
スクパターン107をマスクに下地膜100を加工することにより、下地膜100に所望
の形状の配線パターンを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に微細パターンの形成方法に関する。
近年、半導体装置の微細化への要求とともに、その配線パターン等の微細化が進展してい
る。配線パターン等の微細化を実現するための技術の一つとして、下地膜上にパターンを
形成した後、パターン側壁部に側壁マスクパターンを形成し、パターン除去した後に側壁
マスクパターンをマスクにして下地膜を加工することにより、下地膜に配線パターン等を
形成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、この微細加工技術を用いるとき、下地膜上のパターン形成時等において、パター
ン材料とレジスト膜等におけるエッチング選択比が不十分となる場合があり、所望の形状
の配線パターン等を得ることができない恐れがある。
米国特許第6063688号明細書(Fig.1〜Fig.8)
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、所望の形状の微細パターンを有
する半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様の半導体装置の製造方法は、下地膜上に炭素
を含む第一の膜を形成する工程と、前記第一の膜を加工して第一のパターンを形成する工
程と、前記第一のパターンを覆うように前記下地膜上に第二の膜を形成する工程と、前記
第二の膜を加工して前記第一のパターン側壁部に第二のマスクパターンを形成する工程と
、前記第一のパターンを除去した後、前記第二のマスクパターンをマスクに前記下地膜を
加工する工程を備えたことを特徴とする。
また、本発明の別の態様の半導体装置の製造方法は、下地膜上に炭素を含む第一の膜を形
成する工程と、前記第一の膜上に第三の膜を形成する工程と、前記第三の膜を加工して第
三のパターンを形成する工程と、前記第三のパターンをマスクに前記第一の膜を加工して
第一のパターンを形成する工程と、前記第三のパターンを除去した後、前記下地膜上及び
前記第一のパターン上に第二の膜を形成する工程と、前記第二の膜を加工して前記第一の
パターン側壁部に第二のマスクパターンを形成する工程と、前記第一のパターンを除去し
た後、前記第二のマスクパターンをマスクに前記下地膜を加工する工程を備えたことを特
徴とする。
また、本発明の別の態様の半導体装置の製造方法は、下地膜上に炭素を含む第一の膜を形
成する工程と、前記第一の膜上に第三の膜を形成する工程と、前記第三の膜を加工して第
三のパターンを形成する工程と、前記第三のパターンをマスクに前記第一の膜を加工して
第一のパターンを形成する工程と、前記下地膜上及び前記第三のパターン上に第二の膜を
形成する工程と、前記第二の膜を加工して前記第一のパターン側壁部に第二のマスクパタ
ーンを形成する工程と、前記第一及び第三のパターンを除去した後、前記第二のマスクパ
ターンをマスクに前記下地膜を加工する工程を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、所望の形状の微細パターンを有する半導体装置の製造方法を提供するこ
とができる。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法について図面を参照して説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法により、NAN
D型フラッシュメモリ等を構成するライン状の配線パターンを形成する方法を説明する。
図1乃至図3は、本実施例に係る半導体装置の製造方法を示す工程図であり、左図が工程
断面図、右図が工程平面図である。また、それぞれの図において、右側をメモリCell
領域A、左側をメモリ周辺回路領域Aとしている。
まず、図1(a)に示すように、単結晶シリコン等の半導体基板(図示を省略)上に、例
えばシランガス又はTEOSを用いたプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)、
あるいは高密度プラズマ源を用いたCVD等により、シリコン酸化膜等を構成材料とする
下地膜100を形成する。
続いて、下地膜100上に、CVD法等を使用して炭素を含む第一の膜101を形成する
。第一の膜101は、下地膜100に対して十分なエッチング選択比を有する薄膜であり
、例えばプラズマCVD法により50℃〜200℃程度に加熱した雰囲気中においてC
又はC等の原料ガスを反応させることにより形成されるアモルファスカーボン
膜が使用される。
また、第一の膜101には、炭素の他に水素、酸素及び窒素のうち少なくとも一つの元素
が含有されていてもよく、SiC膜、SiOC膜、SiCN膜、SiOCN膜等を使用す
ることもできる。
さらに第一の膜101の材料として、有機系樹脂材料を用いることもできる。特に限定さ
れることはないが、ポリイミド系、ポリアミドイミド系、アセナフチレン系、ポリアリー
レン系、フェノール系やノボラック系の炭素を含有する化合物又はこれらの共重合体より
なる炭素を含有する化合物(高分子化合物)を、有機溶剤に溶解して膜溶液を調製するこ
とができる。
この場合、化合物の分子量は200以上かつ100000以下であることが好ましい。こ
れは、分子量が200未満では溶剤に溶解し、100000を超えると溶液の調整が難し
いためである。また、加熱した後の膜の炭素含有量は、80wt%以上であることが好ま
しい。これは、炭素含有量が80wt%未満では十分なエッチング耐性が得られないから
である。さらにまた、上述の炭素含有化合物中にはフラーレン類が含有されていてもよい
さらに、第一の膜101上に、塗布法又はCVD法等を利用して、第一の膜101に対し
て十分なエッチング選択比を有する第三の膜102、例えばシリコン酸化膜、有機SOG
(Spin On Glass)膜、アモルファスシリコン膜等を形成する。
次に、フォトリソグラフィにより、第三の膜102上にレジスト膜を塗布し、メモリCe
ll領域Aのレジスト膜に所定のライン状の露光パターンを転写する。これにより、メ
モリCell領域Aの第三の膜102上にライン状のレジストパターン103が形成さ
れる。またこのとき、本実施例ではライン状のレジストパターン103の幅を約60nm
程とし、レジストパターン103ピッチを120nm程度とする。
次に、図1(b)に示すように、エッチングにより、レジストパターン103のスリミン
グを行う。このときのエッチングは、CDE(Chemical Dry Etching)法又はウェット法
等の等方性エッチングが一般的であり、エッチング条件は、レジスト材料、その下層の第
三の膜102の材料及びスリミング量の制御性等によって決定される。また、スリミング
後のレジストパターン103の幅は、最終的にライン状の配線パターンの幅とほぼ同等と
なり、本実施例では約30nm程度とする。なお、このスリミング工程が不必要であれば
、スリミング工程を省略することも可能である。
次に、図1(c)に示すように、レジストパターン103をマスクにして、RIE(Reac
tive Ion Etching)により第三の膜102を加工し、第一の膜101上に第三のパターン
104を形成する。ここで、第三の膜102は、レジスト膜及び第三の膜102下層の第
一の膜101に対して十分なエッチング選択比を有する材料で構成されているため、第三
のパターン104を所望の設計パターン通りに加工することが容易であり、また第三の膜
102のオーバーエッチングにより第一の膜101の一部が除去される恐れを回避するこ
とができる。
次に、図2(a)に示すように、第三のパターン104上のレジスト膜を酸素プラズマに
よりアッシングして剥離した後、RIEにより第三のパターン104をマスクに第一の膜
101を加工して、下地膜100上に第一のパターン105を形成する。このとき、第一
の膜101は第三のパターン104及び下地膜100に対して十分なエッチング選択比を
有するため、第三のパターン104の一部がRIEにより損傷することにより所望の形状
の第一のパターン105を形成することができない恐れや第一の膜101のオーバーエッ
チングにより下地膜100の一部が除去される恐れ等を回避することができる。
次に、図2(b)に示すように、フッ酸を含有する溶液又はガスにより、第一のパターン
105上の第三のパターン104を剥離した後、CVD法等を用いて、第二の膜106を
第一のパターン105を覆うように下地膜100上に形成する。ここで第二の膜106は
、第一の膜101及び下地膜100に対して十分なエッチング選択比を有する膜であり、
例えばシリコンナイトライド膜、アモルファスシリコン膜等を使用することができる。ま
た第二の膜106の膜厚は、後のエッチバック工程により形成される第二のマスクパター
ン107の幅とほぼ同一寸法となり、最終的に形成されるライン状の配線パターン110
のスペース寸法となる。ここで本実施例では、第二の膜106の膜厚を、ライン状の配線
パターンの設計幅と同様となるように、約30nm程度とする。
次に、図2(c)に示すように、第二の膜106をエッチバックにより全面加工して、第
一のパターン105間において下地膜100を露出させるとともに、第一のパターン10
5側壁部に第二のマスクパターン107を形成する。またこのとき、第二の膜106は第
一のパターン105及び下地膜100に対して十分なエッチング選択比を有するため、第
二の膜106のエッチングにより、第一のパターン105及び下地膜100の一部が除去
される恐れがない。
次に、図3(a)に示すように、例えば、酸素を含むプラズマ処理又は硫酸及び過酸化水
素水の混合液等により、第一のパターン105を剥離する。ここで、第一のパターン10
5の剥離時には、下地膜100及び第二のマスクパターン107が剥離されることはなく
、第二のマスクパターン107を所望の設計パターン通りに形成することが可能である。
次に、図3(b)に示すように、周辺回路領域Aの配線パターン110を形成するため
、フォトリソグラフィにより、下地膜100上にレジスト膜等により構成される第四のマ
スクパターン108をさらに形成する。なおこのとき、図3(b)の平面図に示すように
、第四のマスクパターン108は、ループ状に閉じられた第二のマスクパターン107の
両端部を覆うように形成される。
次に、図3(c)に示すように、RIE等により、第二のマスクパターン107をマスク
にして下地膜100を加工しCell領域Aに配線溝109を形成し、同時に第四のマ
スクパターン108をマスクにして下地膜100を加工し周辺回路領域Aに配線溝10
9を形成する。このとき、第四のマスクパターン108が第二のマスクパターン107の
両端部を覆うように形成されているため、第二のマスクパターン107の両端部近傍下に
位置する下地膜100領域は加工されない。これにより、Cell領域Aの下地膜10
0上には互いに約30nmのスペースで隔離された幅約30nmのライン状の配線溝10
9が形成される。配線溝109形成後には、酸素を含むプラズマ処理等により、第二及び
第四のマスクパターン107、108を剥離する。なお本実施例では、後のCMP工程に
よる下地膜100の研磨特性を安定させるため、下地膜100上にダミー溝110も同時
に形成する。
次に、図3(d)に示すように、電気めっき法等により、Cu等の配線材料を配線溝10
9及びダミー溝110に埋め込み、さらにCMP(Chemical Mechanical Polishing)に
より、下地膜100上の余分なCuを研磨除去して、下地膜100のメモリCell領域
にライン状の配線パターン111aを、下地膜100の周辺回路領域A2に回路配線
パターン111bをそれぞれ形成する。また同時に、ダミー溝110にはダミーパターン
112が形成される。
以上のように、本実施例に係る半導体装置の製造方法を用いて、半導体装置に微細配線パ
ターン111を形成することができる。
本実施例に係る半導体装置の製造方法によれば、微細配線パターン111が形成される下
地膜100上に、炭素を含有する第一の膜101と第三のパターン104となる第三の膜
102を積層形成する。ここで第一の膜101は、下地膜100及び第三の膜102(第
三のパターン104)に対してエッチング選択比を十分に確保することができる膜である
ため、第三のパターン104をマスクに第一の膜101を加工すれば下地膜100上に所
望の形状を有する第一のパターン105を形成することができる。これにより、第一のパ
ターン105直下の下地膜100に形成される配線パターン111を所望の設計パターン
形状にして形成することが可能となる。
次に、図1乃至図4を参照して、本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明す
る。図4は、本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す工程図である。本実施
例に係る半導体装置の製造方法は、実施例1に係る半導体装置の製造方法と、第三のパタ
ーン104上に第二の膜106を形成する点等の一部の点において異なる。従って以下、
本実施例の説明において、上述の実施例1に係る半導体装置の製造方法と同様の部分につ
いては同一符号を付して詳細な説明を省略する。
まず、実施例1と同様に、図1(a)〜図2(a)に示すように、シリコン酸化膜等の
下地膜100上に第一のパターン105、第一のパターン105上に第三のパターン10
4をそれぞれ加工形成する。ここで、第一のパターン105は、炭素を含む第一の膜10
1によって構成され、実施例1と同様、アモルファスカーボン膜等が使用される。また、
第一の膜101は、水素、窒素、酸素等を含むものであってもよい。第三の膜102につ
いても実施例1と同様、SOG膜、アモルファスシリコン膜等を使用することができる。
次に、図4(a)に示すように、CVD法等により、下地膜100上及び第三のパター
ン104上に第二の膜106を形成する。第二の膜106は、実施例1と同様、下地膜1
00及び第一のパターン105とエッチング選択比を十分に有する膜であり、シリコンナ
イトライド膜、アモルファスシリコン膜等である。
次に、図4(b)に示すように、第二の膜106をエッチバックにより加工して、下地
膜100及び第三のパターン104を露出し、第一及び第三のパターン105、104の
側壁に第二のマスクパターン107を形成する。
次に、図4(c)に示すように、フッ酸を含有する溶液又はガスにより、第三のパター
ン104を剥離する。
その後、図3(a)〜図3(d)に示すように、酸素を含むプラズマ処理等により第一の
パターン105を除去して下地膜100を露出する。続いて、下地膜100上に第四のマ
スクパターン108を形成した後、第二のマスクパターン107をマスクにして下地膜1
00を加工しCell領域Aに配線溝109を形成し、同時に第四のマスクパターン1
08をマスクにして下地膜100を加工し周辺回路領域Aに配線溝109を形成する。
さらに、第二及び第四のマスクパターン107、108を除去した後、配線溝109にC
u等の配線材料を埋めこみ、下地膜100のメモリCell領域A1にライン状の配線パ
ターン111aを、下地膜100の周辺回路領域A2に回路配線パターン111bをそれ
ぞれ形成する。
以上のように、本実施例に係る半導体装置の製造方法を用いて、微細配線パターン111
を形成することができる。
本実施例に係る半導体装置の製造方法によれば、実施例1に係る半導体装置の製造方法と
同様に、微細配線パターン111が形成される下地膜100上に、炭素を含有する第一の
膜101と第三のパターン104となる第三の膜102を積層形成する。第一の膜101
は、下地膜100及び第三の膜102に対してエッチング選択比を十分に有するため、第
三のパターン104をマスクにした加工により所望の形状を有する第一のパターン105
を形成することができる。これにより、第一のパターン105直下の下地膜100に所望
の形状を有する配線パターン111を形成することが可能となる。
なお、本実施例の第二の膜106のエッチバック工程時において、第二の膜106をオー
バーエッチングすることにより第三のパターン104を除去することもできる。すなわち
、第二の膜106に第三の膜102に対してエッチング選択比を十分にとれない材料、例
えば第二及び第三の膜106、102にともにアモルファスシリコン膜を使用すれば、第
二の膜106をオーバーエッチングすることにより、第二の膜106下に露出した第三の
パターン104をエッチング除去することができる。
このように、第二の膜106のエッチバック工程時に第三のパターン104を除去するこ
とにより、第二の膜106と第三のパターン104を別々のエッチングガス等を使用して
順次エッチングする場合に比較して、製造工程を簡易化することができる。
また、上述の各実施例に係る半導体装置の製造方法において、フォトリソグラフィにより
下地膜100上にレジストパターン103を形成する場合に、下地膜100からの反射光
の影響を抑えるため、下地膜100上に反射防止膜113、例えばDARCTM(Dielec
tric Anti Reflective Coating、米アプライドマテリアル社製)、TERA(Tunable Et
ch-Resistant Anti-Reflective Coating、東京エレクトロン社製)等を形成してもよい。
すなわち、第一の膜101の形成工程において、下地膜100上に第一の膜101を形成
する前にCVD法等により下地膜100上に反射防止膜113を形成し、続いて第一の膜
101を反射防止膜113上に形成する。また、第二の膜106の形成工程においては、
第二の膜106を第一のパターン105又は第一及び第三のパターン105、104を覆
うように下地膜100上に反射防止膜113を介して形成する。さらに、図5(a)に示
したように、第二及び第四のマスクパターン107、108を下地膜100上に反射防止
膜113を介して形成し、続いて図5(b)に示したように、第二及び第四のマスクパタ
ーン107、108をマスクに反射防止膜113をエッチング加工し、さらに第二及び第
四のマスクパターン107、108を除去した後、反射防止膜113をマスクとして下地
膜100をRIE等により加工して、下地膜100に所望の形状を有する配線溝109を
形成する。
なお、この下地膜100の加工においては、第二及び第四のマスクパターン107、10
8を除去する前に、第二及び第四のマスクパターン107、108をマスクにして下地膜
100をRIE等により加工してもよい。
一般的に、第二及び第四のマスクパターン107、108を形成後に下地膜100上に第
二及び第四のマスクパターン107、108を覆うように反射防止膜を塗布する場合、メ
モリCell領域Aの第二のマスクパターン107と周辺回路領域Aの第四のマスク
パターン108の形状の差異に起因して、メモリCell領域Aと周辺回路領域A
塗布される反射防止膜の厚みがばらつく恐れがある。特に微細な第二のマスクパターン1
07のスペース部においては、塗布される反射防止膜の厚みが局所的に増大する恐れがあ
る。このため、メモリCell領域Aと周辺回路領域Aにおいて、反射防止膜を別々
にエッチングして除去する必要が生じる場合がある。
これに対して、上述のように第二及び第四のマスクパターン107、108を形成する前
に下地膜100上に反射防止膜113を形成し、第二及び第四のマスクパターン107、
108を反射防止膜113上に形成することで、メモリCell領域Aと周辺回路領域
における反射防止膜113の厚みを均一化し、メモリCell領域Aと周辺回路領
域Aにおける反射防止膜113を同時にエッチング除去することができるため、製造工
程を簡略化することができる。
なお、上述の本発明の各実施例では、NAND型フラッシュメモリ等を構成するライン状
配線パターンの形成方法を示したが、本発明に係る半導体装置の製造方法により、他の配
線パターン、ゲートパターン等を形成することも可能である。
本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す工程図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す工程図。 本発明の実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す工程図。 本発明の実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す工程図。 本発明の実施例2に係る他の半導体装置の製造方法を示す工程図。
符号の説明
100:下地膜
101:第一の膜
102:第三の膜
104:第三のパターン
105:第一のパターン
106:第二の膜
107:第二のマスクパターン
113:反射防止膜

Claims (5)

  1. 下地膜上に炭素を含む第一の膜を形成する工程と、
    前記第一の膜を加工して第一のパターンを形成する工程と、
    前記第一のパターンを覆うように前記下地膜上に第二の膜を形成する工程と、
    前記第二の膜を加工して前記第一のパターン側壁部に第二のマスクパターンを形成する工
    程と、
    前記第一のパターンを除去した後、前記第二のマスクパターンをマスクに前記下地膜を加
    工する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 下地膜上に炭素を含む第一の膜を形成する工程と、
    前記第一の膜上に第三の膜を形成する工程と、
    前記第三の膜を加工して第三のパターンを形成する工程と、
    前記第三のパターンをマスクに前記第一の膜を加工して第一のパターンを形成する工程と

    前記第三のパターンを除去した後、前記下地膜上及び前記第一のパターン上に第二の膜を
    形成する工程と、
    前記第二の膜を加工して前記第一のパターン側壁部に第二のマスクパターンを形成する工
    程と、
    前記第一のパターンを除去した後、前記第二のマスクパターンをマスクに前記下地膜を加
    工する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 下地膜上に炭素を含む第一の膜を形成する工程と、
    前記第一の膜上に第三の膜を形成する工程と、
    前記第三の膜を加工して第三のパターンを形成する工程と、
    前記第三のパターンをマスクに前記第一の膜を加工して第一のパターンを形成する工程と

    前記下地膜上及び前記第三のパターン上に第二の膜を形成する工程と、
    前記第二の膜を加工して前記第一のパターン側壁部に第二のマスクパターンを形成する工
    程と、
    前記第一及び第三のパターンを除去した後、前記第二のマスクパターンをマスクに前記下
    地膜を加工する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記第一及び第二の膜を前記下地膜上に形成する工程では、前記第一及び第二の膜を前記
    下地膜上に形成した反射防止膜を介して形成し、前記下地膜を加工する工程では、前記第
    二のマスクパターンをマスクに前記反射防止膜を加工した後、前記第二のマスクパターン
    又は前記反射防止膜をマスクにして前記下地膜を加工することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第一の膜は、水素、酸素及び窒素のうち少なくとも一つの元素を含むことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
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