JP2008108693A - 平面蛍光ランプ - Google Patents

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宇恒 謝
Takeoki Ri
建興 李
Jau-Shiu Chen
照勗 陳
Raisei Chin
來成 陳
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Abstract

【課題】誘電体層を通過する衝突を効果的に防ぎ、平面ランプの寿命を延ばし、且つ、マルチスクリーン印刷よる誘電体基板膜に生じる不均一さを効果的に防ぐことで、平面ランプの光度と均一性を高める平面ランプ構造を提供する。
【解決手段】第1基板200aと第2基板200bの間に形成され、放電ガス204で充填されるガス放電チャンバー200、前記ガス放電チャンバー200の内表面に設置された蛍光体202、および第1電極と第2電極を含む少なくとも1つの電極ペアを備え、前記第1と第2電極は、前記第1基板200aの逆の表面に設置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガス放電チャンバーの外壁上に設置された電極を有する平面ランプ構造に関し、特に、異なる平面上に設置された電極を有する平面蛍光ランプに関するものである。
産業発展に伴って、携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコンの開発は、今やマルチ機能で美的なデザインに関心が寄せられている。しかし、携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコンに用いられる表示画面は、不可欠なインタラクティブインターフェースである。表示画面は、ユーザーに操作における便利さを提供する。近年では、ほとんどの携帯電話、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコンが表示画面としてLCDパネルを用いることが一般となっている。しかし、LCDパネルそれ自体は、発光せず、表示するための光源を提供するために、LCDパネルの底部にバックライトモジュールが提供されなくてはならない。
平面ランプは、優れた光度と均一性を提供し、表面積の大きい光源も提供する。よって、LCDパネルとアプリケーションの他の領域のバックライトソースとして広く用いられている。平面ランプは、プラズマ発光素子であり、陰極から放出された電子を実質的に用いてガス放電チャンバー内の陰極と陽極間の不活性ガスと衝突させ、ガスが電離されて励起され、プラズマを形成する。紫外線の放出によってプラズマの励起状態の原子が基底状態に戻った後、紫外線は、平面ランプ内で蛍光体を更に励起し、可視光を発生する。
図1は、従来の平面ランプの構造を表す概略図である。図1を参照下さい。従来の平面ランプの構造は、ガス放電チャンバー100、蛍光体102、放電ガス104、電極106と、誘電体層108を含む。ガス放電チャンバー100は、プレート100a、第2プレート100bと、プレート100aとプレート100bの間に取り付けられたストリップ(strip:帯状片)100cを含み、プレート100aの端とプレート100bの端に接合され、密閉チャンバーを形成する。
図1を再度参照下さい。従来の電極106は、一般的に銀電極であり、電極106は、プレート100a上に設置される。電極は一般的に誘電体層108で覆われ、イオンの衝突によるダメージから電極106を保護する。図1に示すように、電極106を覆った誘電体層108は、ガス放電チャンバー100の内壁に配置される。ガス放電チャンバー100は、ガス104で充填される。通常、ガス104は、キセノン(Xe)、ネオン(Ne)と、アルゴン(Ar)、またはその他の不活性ガスを含む。また、蛍光体102は、例えば、プレート100bの表面、誘電体層108の表面と、誘電体層108で覆われていないプレート100aの表面上のガス放電チャンバー100の内壁に設置される。
平面ランプの点灯プロセスでは、電極106は、電子を放出し、ガス放電チャンバー100内の放電ガス104と衝突させ、放電ガスが電離されて励起されてプラズマを形成する。その後、プラズマの励起状態の原子は、紫外線の放出によって基底状態に戻り、紫外線は、ガス放電チャンバー100の内壁内の蛍光体102を更に励起し、可視光を発生する。しかし、上述の発光メカニズムでは、プラズマより放出された高エネルギーのイオンは、通常、誘電体層を通過して衝突し、更に電極106に届く可能性がある。よって、平面ランプの寿命が非常に短くなる。
注意するのは、電極106を覆う誘電体層108は、一般的に、マルチスクリーン印刷(a multiple screen printing)プロセスによって形成され、その厚さは、200μm〜250μmの間で制御されている。しかし、マルチスクリーン印刷の形成プロセスは、複雑であり、試料容量(test sample capacity)と収率が低い。また、マルチスクリーン印刷は、膜厚の不均一さを容易に生じさせ、異なる領域の異なる光学特性を有する各試料、または単一の試料を互いに異ならせる。試料の光学特性は、容易に制御されることができず、駆動回路の設計コストが増加される。
よって、本発明の目的は、誘電体層を通過する衝突を効果的に防ぎ、平面ランプの寿命を延ばす平面ランプ構造を提供する。
本発明のもう1つの目的は、マルチスクリーン印刷よる誘電体基板膜に生じる不均一さを効果的に防ぐことで、平面ランプの光度と均一性を高める平面ランプ構造を提供する。
上述の目的を達成するために、本発明は、ガス放電チャンバー、ガス放電チャンバーの内壁に設置された蛍光体、ガス放電チャンバーに設置された放電ガスと、ガス放電チャンバーの外壁に設置された複数の電極を備えた平面ランプ構造を提供する。
例えば、ガス放電チャンバーは、誘電体基板、誘電体基板の上部分上に設置されたプレートと、誘電体基板と誘電体基板の端に接合されたプレートの間に設置された複数のストリップを備える。
上述の目的を達成するために、本発明は、ガス放電チャンバー、ガス放電チャンバーの内壁に設置された蛍光体、ガス放電チャンバーに設置された放電ガス、ガス放電チャンバーの外壁に設置された複数の電極と、ガス放電チャンバーに設置され、ガス放電チャンバーの強度を強化するスペーサを備える平面ランプ構造を提供する。
例えば、ガス放電チャンバーは、誘電体基板、誘電体基板の上部分上に設置されたプレートと、誘電体基板と誘電体基板の端に接合されたプレートの間に設置された複数のストリップを備える。
本発明の好ましい実施例に基づいて、誘電体基板の厚さは、例えば、0.3mm〜1.1mmの間であり、誘電体基板とプレートの間の距離は、例えば、0.5mm〜2.0mmの間である。
本発明の好ましい実施例に基づいて、ガス放電チャンバー内に充填されるガスは、例えば、キセノン(Xe)、ネオン(Ne)と、アルゴン(Ar)であり、電極は、例えば、銀電極または銅電極を含む。
本発明の好ましい実施例に基づいて、誘電体基板の下部は、例えば、キャリア基板に接着され、電極を含むガス放電チャンバーを支える。
また、接着剤は、例えば、誘電体基板とキャリア基板の間に設置され、誘電体基板とキャリア基板を接合する。
本発明の好ましい実施例に基づいて、接着剤は、例えば、ガラス接着剤、紫外線硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤を含む。
本発明に基づいて、電極は、ガス放電チャンバーの外壁上に設置され、誘電体基板を誘電体として用いて電極を保護し、厚さの均一性がよく、イオンの衝突に耐える性能が優れている。よって、本発明は、マルチスクリーン印刷によって形成される誘電体層を必要とすることなく、電極を覆い、光度の均一性と寿命の著しい改善をもたらす。
輝度の寿命と効率を向上させるために、本発明の平面蛍光ランプは、異なる面の1つの第1電極と1つの第2電極によって形成された少なくとも1つの電極ペアを備える。
本発明の好ましい実施例に基づいて、第1電極は、誘電体基板の外表面に設置され、誘電体層で覆われた第2電極は、誘電体基板の内表面に設置される。
本発明の好ましい実施例に基づいて、第1電極は、誘電体層が覆われていない誘電体基板の外表面に設置され、誘電体層で覆われた第2電極は、誘電体基板の内表面に設置される。第1と第2電極は、両方ともストリップタイプであり、互いに垂直に配置される。また、第1電極は、平面タイプであることもできる。
本発明の好ましい実施例に基づいて、平面蛍光ランプは、誘電体基板の下方のキャリア基板を更に含み、平面蛍光ランプを支持する。第1電極は、誘電体基板の外表面に設置されるか、または誘電体基板に面したキャリア基板の1つの表面に設置される。誘電体層で覆われた第2電極は、誘電体基板の内表面に設置される。接着剤は、誘電体基板とキャリア基板の間に設置され、2つの基板を接合する。
本発明の好ましい実施例に基づいて、平面蛍光ランプは、上プレートの外表面に設置された、または上プレートの内表面の誘電体層で覆われた第3電極を更に備える。
本発明の好ましい実施例に基づいて、平面蛍光ランプは、誘電体基板の下方に設置された反射層を更に備え、第1電極が誘電体基板と反射層の間に設置される。本発明のコンセプトに基づいて、第2電極は、反射層の外表面に設置される。
本発明のコンセプトに基づいて、第1と第2電極を含む電極ペアが異なる面に設置されることで、2つの電極間の放電領域は、一般的に、同じ面の2つの電極間の放電領域より大きくなる。よって、本発明の平面蛍光ランプは、光度の著しい改善を提供する。
本発明の平面蛍光ランプによれば、第1と第2電極を含む電極ペアが異なる面に設置されることで、従来の平面ランプに比べ、大きな放電領域を作り出し、輝度のより良い効率を果たすことができる。また、従来の平面ランプに比べ、誘電体のコストは、従来の設計の半分に減少することができる。
本発明についての目的、特徴、長所が一層明確に理解されるよう、以下に実施形態を例示し、図面を参照にしながら、詳細に説明する。
説明で例示された実施例では、上プレートまたは誘電体基板の“内表面”は、ガス放電チャンバーに面した表面、上プレートまたは誘電体基板の“外表面”は、“内表面”の反対側をそれぞれ示している。
図2、3は、本発明の実施例1の平面ランプ構造を概略的に表している。
まず、図2を参照下さい。平面ランプは、ガス放電チャンバー200、蛍光体202、放電ガス204と、複数の電極206を含む。ガス放電チャンバーを形成する材料は、例えば、ガラスである。ガス放電チャンバー200は、例えば、誘電体基板200a、プレート200bと、複数のストリップ200cである。プレート200bは、誘電体基板200aの上部分上に設置され、ストリップ200cは、誘電体基板200aとプレート200bの間に設置され、誘電体基板200aとプレート200bの端に接合される。本発明の好ましい実施例では、誘電体基板200aの厚さは、例えば、0.3mm〜1.1mmの間であり、誘電体基板200aとプレート200bの間の距離は、例えば、0.5mm〜2.0mmの間である。
図2を参照下さい。同様に、蛍光体202は、ガス放電チャンバー200の内壁上に設置され、蛍光体202は、一般的に、誘電体基板200aとプレート200bの表面上に設置される。ガス204がガス放電チャンバー200内に充填され、ガス204の例は、キセノン(Xe)、ネオン(Ne)と、アルゴン(Ar)である。電極206は、ガス放電チャンバー200の外壁上に設置される。電極の例は、銀電極または銅電極である。
平面ランプの点灯プロセスでは、ガス放電チャンバー200の外壁上の電極206が駆動され、ガス放電チャンバー202内の電極が一部、電子を放出し、ガス204と衝突し、ガス204が電離されて励起され、プラズマを形成する。その後、プラズマの励起状態の原子は、紫外線の放出によって基底状態に戻り、紫外線は、ガス放電チャンバー200の内壁上の蛍光体202を更に励起し、可視光を発生する。
駆動プロセス中、好ましい実施例に基づいて、誘電体基板200aにより絶縁された電極206は、ガス放電チャンバー200内に電場を形成し、誘電体基板200aの厚さは、駆動プロセスの困難さに直接、影響を及ぼす。誘電体基板200aの厚さが大きい時、平面ランプは、駆動し難く、その厚さが小さい時、駆動し易い。駆動プロセスを容易にするために、薄い誘電体200aが用いられる。対照的に、誘電体基板200aは、外部の大気圧に耐えることができないという理由により、破損される可能性がある。よって、駆動プロセスの困難さと誘電体基板200aの強度の両方を考慮するために、本実施例は、図3に示すような平面ランプ構造を提供する。
図3を参照下さい。駆動プロセスの困難さと誘電体基板200aの強度間のバランスを得るために、図2に示す平面ランプ構造は、キャリア基板(carrier substrate)210で支えられる。誘電体基板200aとキャリア基板210は、例えば、0.1mm〜0.3mmの間の厚さを有する接着剤208を用いて接合される。本発明に基づいて、接着剤208は、ガラス接着剤、紫外線硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤を含む。
平面ランプ構造に基づいて、誘電体基板200aとキャリア基板210は、接着剤208を用いて接合される。誘電体基板200aとキャリア基板210によって構成された構造体は、外部の大気圧に耐えることができ、よって、総じて平面ランプの強度が強化される。
図4と図5は、実施例2に基づいた平面ランプの構造を表している。図4に示すように、平面ランプは、ガス放電チャンバー200、蛍光体202、放電ガス204、複数の電極206と、少なくとも1つのスペーサ800を備え、ガス放電チャンバーの材料は、例えば、ガラスである。ガス放電チャンバー200は、誘電体基板200a、プレート200bと、複数のストリップ200cを備える。プレート基板200bは、誘電体基板200aの上部分上に設置され、ストリップ200cは、誘電体基板200aとプレート200bの間に設置され、誘電体基板200aとプレート200bの端は接合される。本発明の好ましい実施例に基づいて、誘電体基板200aの厚さは、例えば、0.3mm〜1.1mmの間であり、誘電体基板200aとプレート200bの間の距離は、例えば、0.5mm〜2.0mmの間である。
同様に、図4を参照下さい。蛍光体202は、ガス放電チャンバー200の内壁上に設置され、蛍光体202は、一般的に、誘電体基板200aとプレート200bの表面上に設置される。ガス204がガス放電チャンバー200内に充填され、ガスの例は、キセノン(Xe)である。電極206は、ガス放電チャンバー200の外壁上に設置される。電極の例は、銀電極である。
本発明の平面ランプ構造は、スペーサ800の設計が異なることを除いて実施例1の構造と同じである。
スペーサ800は、駆動プロセスの困難さと誘電体基板200aの強度を考慮して設計された。ガス放電チャンバー200bのスペーサ800は、誘電体基板200aとプレート200bの表面に耐えることができるため、誘電体基板200aの強さが強化されることができ、外部大気圧に耐えられないことによる破損が生じなくなる。
次に、図5を参照下さい。スペーサ800の設計が異なることを除いて図3に示す平面ランプ構造と同じ構造が表されている。本実施例に基づいて、キャリア210が組み合わさって二重強化したスペーサ800は、駆動プロセスの困難さと誘電体基板200aの強度に対応する。
本発明に基づいて、厚さと均一さを制御できる誘電体基板は、マルチスクリーン印刷の形成プロセスより形成された従来の誘電体層に代わって用いられ、電極がガス放電チャンバーの外壁上に設置されて外部電極を形成する。よって、本発明の平面ランプ構造は、以下の利点を有する:(1)マルチスクリーン印刷によって形成された誘電体層と本誘電体基板の置き換えは、簡易な製造プロセスを提供し、且つ、製造時間が短縮され、収率が向上される。(2)マルチスクリーン印刷によって形成された誘電体層と本誘電体基板の置き換えは、製造プロセスでのエラーを回避し、よって、収率を上げ、製造コストを低減する。(3)誘電体基板の優れた厚さの均一性は、個別の電極間の電場の違いを小さくすることを可能にし、よって、平面ランプの発光の均一性が向上される。
輝度の寿命と効率を向上するために、本発明は、1つの第1電極と1つの第2電極によって形成され、その両方が異なる面に配置された少なくとも1つの電極ペアを含む平面蛍光ランプのもう1つの好ましい実施例を提供する。
図6は、本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例3の断面図である。
図6を参照下さい。平面蛍光ランプは、誘電体基板300a、上基板300b、蛍光体302、放電ガス304と、複数の第1と第2電極306と307を備える。上基板300bと誘電体基板300aは、平行して配置され、その間にガス放電チャンバー300が形成される。ガス放電チャンバー300は、放電ガス304で充填される。第1電極306は、誘電体層が覆われていない誘電体基板300aの外表面に設置される。第2電極307は、誘電体基板300aの内表面に設置され、誘電体層309で覆われる。蛍光体302は、ガス放電チャンバー300の内表面に設置される。
図6に示す平面蛍光ランプに基づいて、第1と第2電極306と307の形状は、線形(linear)、ストリップ(strip)、ジグザグ、波形(wave)、またはその他のタイプであることができる。
誘電体基板300aの外と内表面に設置された第1と第2電極306と307がそれぞれ“A”と“B”として表されると仮定すると、図6で示す電極ペアの配置は、(ABAB)nである。本発明のコンセプトに基づいて、図6で示す電極ペアの配置は、(ABBA)n、(AAB)n、または(BBA)nであることができる。このように第1電極306と第2電極307との組み合わせ及び配置(並べ方)は適宜選定可能である。
図7Aは、本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例4の断面図である。
図7Aに示すように、平面蛍光ランプは、誘電体基板400a、上基板400b、蛍光体402、放電ガス404と、複数の第1と第2電極406と407を含む。誘電体基板400aと上基板400bは、平行して配置され、その間にガス放電チャンバー400が形成される。ガス放電チャンバー400は、放電ガス404で充填される。第1電極406は、誘電体基板400aの外表面に設置される。第2電極407は、誘電体基板400aの内表面に設置され、誘電体層409で覆われる。蛍光体402は、ガス放電チャンバー400の内表面に設置される。
図7Bと7Cは、本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例4の誘電体基板の変更概略図である。
図7Bに示す平面蛍光ランプでは、第1電極406は、平面であり、第2電極407は、線形である。第2電極407は、ストリップ、ジグザグ、またはその他のタイプであることもできる。
図7Cに示す平面蛍光ランプでは、第1電極406は、線形であり、第2電極407は、線形であり、第1電極406に垂直する。第1と第2電極406、407は、ストリップ、ジグザグ、またはその他のタイプであることもできる。
図8は、本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例5の断面図である。
図8に示す平面蛍光ランプは、誘電体基板500a、上基板500b、蛍光体502、放電ガス504と、複数の第1と第2電極506と507を含む。誘電体基板500aと上基板500bは、平行して配置され、その間にガス放電チャンバー500が形成される。ガス放電チャンバー500は、放電ガス504で充填される。第2電極507は、誘電体基板500aの内表面に設置され、誘電体層509で覆われる。
平面蛍光ランプは、誘電体基板500aの下方に設置されたキャリア基板510を更に備え、平面蛍光ランプを支持する。第1電極506は、誘電体基板500aの外表面に設置されるか、または誘電体基板500aに面したキャリア基板510の1つの表面に設置される。例えば、ガラス接着剤、セラミック接着剤、紫外線硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤などの接着剤508は、誘電体基板500aとキャリア基板510の間に設置され、誘電体基板500aとキャリア基板510を接合する。
誘電体基板500aの外と内表面に設置された第1と第2電極506と507がそれぞれ“A”と“B”として表されると仮定すると、図8で示す電極ペアの配置は、(ABAB)nである。本発明のコンセプトに基づいて、電極ペアの配置は、(ABBA)n、(AAB)n、または(BBA)nであることができる。
図9は、本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例6の断面図である。
図9を参照下さい。平面蛍光ランプは、誘電体基板600a、上基板600b、蛍光体602、放電ガス604と、複数の第1と第2電極606と607を含む。誘電体基板600aと上基板600bは、平行して配置され、その間にガス放電チャンバー600が形成される。ガス放電チャンバー600は、放電ガス604で充填される。第1電極606は、誘電体基板600aの外表面に設置される。第2電極607は、誘電体基板500aの内表面に設置され、誘電体層609で覆われる。
図9に示す平面蛍光ランプは、上基板600bの上に設置された第3電極611を更に備える。本発明のコンセプトに基づいて、第3電極611は、上基板600bの外表面に設置されることができる。選択的に、誘電体層609のように誘電体層で覆われた第3電極611は、上基板600bの内表面上に設置されることができる。
図10は、本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例7の断面図である。
図10に示すように、平面蛍光ランプは、誘電体基板700a、上基板700b、蛍光体702、放電ガス704と、複数の第1と第2電極706と712を備える。誘電体基板700aと上基板700bは、平行して配置され、その間にガス放電チャンバー700が形成される。ガス放電チャンバー700は、放電ガス704で充填される。平面蛍光ランプは、誘電体基板700aの下方に設置された反射層718を更に含み、第1電極706が誘電体基板700aと反射層718の間に設置される。第2電極712は、反射層718の外表面に設置されることができる。
本発明の実施例では、第1と第2電極706、712は、線形、ストリップ、ジグザグ、またはその他のタイプである。第2電極712は、第1電極706に平行、または垂直する。第2電極712は、平面であることもできる。
第1と第2電極706と712の電極ペアがそれぞれ“A”と“B”として表されると仮定すると、図10で示す電極ペアの配置は、(ABAB)nである。本発明のコンセプトに基づいて、電極ペアの配置は、(ABBA)n、(AAB)n、または(BBA)nであることができる。
図6〜10に示す実施例では、誘電体基板300a、400a、500a、600a、700aは、ガラスまたはセラミックなどの誘電体であり、約0.3〜2mmの厚さを有する。上基板300b、400b、500b、600b、700bは、ガラスなどの透明材料であり、約0.3〜5mmの厚さを有する。電極306、307、406、407、506、507、606、607、611、706、712は、例えば、銀、銅、ITO、またはIZOなどの導電体であり、3〜50μmの厚さを有する。蛍光体302、402、502、602、702は、紫外線によって励起されて可視光を発生することができ、約2〜400μmの厚さを有する。放電ガス304、404、504、604、704は、Xe、Ne、Ar、その他の不活性ガス、無水銀(mercury−free)ガス、またはその組み合わせを含む。誘電体層309、409、509、609は、PbO、SiO2、Bi23、セラミック、またはその組み合わせでできており、約30〜400μmの厚さを有する。キャリア基板510は、ガラスまたはセラミックである。接着剤508は、ガラス接着剤、紫外線硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤であり、反射層718は、TiO2、Al23、またはその組み合わせでドープされたガラス材料でできている。
本発明の実施例で説明されたように、上基板と誘電体基板の端は、互いに接合、またはストリップによって接合されることができ、ガス放電チャンバー300、400、500、600、700を形成する。誘電体基板と上基板の間の距離は、約0.5〜10mmである。少なくとも1つのスペーサが誘電体層と上基板の間に選択的に取り付けられ、距離を保持する。
本発明の全実施例の平面蛍光ランプに基づいて、第1と第2電極を含む電極ペアは、異なる面に設置される。従来の平面ランプに比べ、本発明の平面蛍光ランプは、大きな放電領域を作り出し、輝度のより良い効率を果たすことができる。また、従来の平面ランプに比べ、誘電体のコストは、従来の設計の半分に減少することができる。
以上、本発明の好適な実施例を例示したが、これは本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び範囲を逸脱しない限りにおいては、当業者であれば行い得る少々の変更や修飾を付加することは可能である。従って、本発明が保護を請求する範囲は、特許請求の範囲を基準とする。
従来の平面ランプの構造を表す概略図である。 本発明に基づいた平面ランプの実施例1の概略図である。 本発明に基づいたキャリア基板を備えた平面ランプの実施例1の概略図である。 本発明に基づいた平面ランプの実施例2の概略図である。 本発明に基づいたキャリア基板を備えた平面ランプの実施例2の概略図である。 本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例3の断面図である。 本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例4の断面図である。 本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例4の誘電体基板の変更概略図である。 本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例4の誘電体基板の別の変更概略図である。 本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例5の断面図である。 本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例6の断面図である。 本発明に基づいた平面蛍光ランプの実施例7断面図である。
符号の説明
100、200、300、400、500、600、700 ガス放電チャンバー
100a、100b プレート
100c、200c ストリップ
102、202 蛍光体
200a 誘電体基板
200b プレート
104、204 放電ガス
106、206 電極
108、208 誘電体層
300a、400a、500a、600a、700a 誘電体基板
300b、400b、500b、600b、700b 上基板
302、402、502、602、702 蛍光体
304、404、504、604、704 放電ガス
306、307、406、407、506、507、606、607、611、706、712 電極
309、409、509、609 誘電体層
508 接着剤
510 キャリア基板
718 反射層
800 スペーサ

Claims (20)

  1. 第1基板と第2基板の間に形成され、放電ガスで充填されるガス放電チャンバーと、
    前記ガス放電チャンバーの内表面に設置された蛍光体と、
    第1電極と第2電極を含む少なくとも1つの電極ペアとを備え、
    前記第1と第2電極は、前記第1基板の逆の表面に設置されることを特徴とする平面蛍光ランプ。
  2. 前記第2電極は、前記第1基板の内表面に設置され、誘電体層で覆われることを特徴とする請求項1に記載の平面蛍光ランプ。
  3. 前記誘電体層は、PbO、SiO2、Bi23、セラミック、またはその組み合わせでできており、約30〜400μmの厚さを有することを特徴とする請求項2に記載の平面蛍光ランプ。
  4. 前記第1基板の下方のキャリア基板を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の平面蛍光ランプ。
  5. 前記キャリア基板は、ガラス、またはセラミックであることを特徴とする請求項4に記載の平面蛍光ランプ。
  6. 前記第1基板と前記キャリア基板の間に設置され、それらを接合する接着剤を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の平面蛍光ランプ。
  7. 前記接着剤は、ガラス接着剤、紫外線硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤を含むことを特徴とする請求項6に記載の平面蛍光ランプ。
  8. 第1基板と第2基板の間に形成され、放電ガスで充填されるガス放電チャンバーと、
    前記ガス放電チャンバーの内表面に設置された蛍光体と、
    第1電極と第2電極を含む少なくとも1つの電極ペアとを備え、
    前記第1と第2電極は、前記第1基板と同じ側だが異なる面に設置されることを特徴とする平面蛍光ランプ。
  9. 前記第1基板の下方の反射層を更に備え、前記第1電極が前記第1基板と前記反射層の間に設置されることを特徴とする請求項8に記載の平面蛍光ランプ。
  10. 前記第2電極は、前記反射層の表面に設置されることを特徴とする請求項9に記載の平面蛍光ランプ。
  11. 前記反射層は、TiO2、Al23、またはその組み合わせでドープされたガラス材料でできていることを特徴とする請求項9に記載の平面蛍光ランプ。
  12. 前記第1または第2基板は、線形(linear)、ストリップ(strip)、ジグザグ、波形(wave)、または平面のタイプであることを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
  13. 前記第2電極は、前記第1電極に平行、または垂直に配置されることを特徴とする請求項12に記載の平面蛍光ランプ。
  14. 前記第2基板に接続された第3電極を更に備えることを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
  15. 前記第1または第2基板は、ガラスまたはセラミックの誘電体であり、約0.3〜5mmの厚さを有することを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
  16. 前記第1または第2電極は、導電体、金属、銀、銅、ITO、またはIZOによって形成され、3〜50μmの厚さを有することを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
  17. 前記蛍光体は、紫外線によって励起されて可視光を発生し、約2〜400μmの厚さを有することを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
  18. 前記放電ガスは、Xe、Ne、Ar、不活性ガス、無水銀(mercury−free)ガス、またはその組み合わせを含むことを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
  19. 前記第1または第2電極は、それぞれ“A”と“B”として表され、前記第1または第2電極の配置は、(ABAB)n、(ABBA)n、(AAB)n、または(BBA)nであることを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
  20. 前記ガス放電チャンバーに設置されたスペーサを更に備え、前記誘電体基板と前記上電極間の距離が約0.5〜10mmとなることを特徴とする請求項1または8に記載の平面蛍光ランプ。
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