JP2008108527A - Led照明灯 - Google Patents
Led照明灯 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008108527A JP2008108527A JP2006289427A JP2006289427A JP2008108527A JP 2008108527 A JP2008108527 A JP 2008108527A JP 2006289427 A JP2006289427 A JP 2006289427A JP 2006289427 A JP2006289427 A JP 2006289427A JP 2008108527 A JP2008108527 A JP 2008108527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- led
- illumination lamp
- lamp according
- stand
- led illumination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
【課題】全面照射ではなく、細長な照射面を与えるように、部分照射が可能とされたLED照明灯を提供すること。
【解決手段】スタンド4の頂部に傾斜して設置された筐体6内に、LED10を配設すると共に、かかる筐体6の斜め下向き面に、略半月状の投光口を設けて、スタンド4が立設される設置面に、略弓形をなす投影面が、形成されるようにした。
【選択図】図2
【解決手段】スタンド4の頂部に傾斜して設置された筐体6内に、LED10を配設すると共に、かかる筐体6の斜め下向き面に、略半月状の投光口を設けて、スタンド4が立設される設置面に、略弓形をなす投影面が、形成されるようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、LED照明灯に係り、特に、地面や床面等のスタンドの設置面に、細長な光の照射面が形成され得るようにしたLED照明灯に関するものである。
従来から、LED(発光ダイオード)は、白熱電球や蛍光燈等の光源とは異なり、素子寿命が長く、また高いエネルギー効率で、熱放出が少なく、更に光度が高い、調光性に優れている等の特徴を有しているところから、照明装置としての使用が注目され、特に近年においては、白色光源としての白色LEDが実用化されたことにより、LED照明装置の開発が進んでいる(例えば、特許文献1〜3等参照)。
しかしながら、それら従来のLED照明装置においては、何れも、LEDから全方向に放射される光が、可及的に広い面積において、全面に分散照射されるように構成したものであって、このため、数多くのLEDが必要とされることとなって、コスト的に問題を内在していると共に、光照射によって方向性を示したり、境界を示したりすることの出来るものではなかったのである。例えば、夜間の駐車場において、細長い光の照射によって駐車幅や停止ラインを示したり、道路の路側位置を示したりすることは、容易なことではなかったのである。
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、全面照射ではなく、細長な照射面を与えるように、部分照射が可能とされたLED照明灯を提供することにある。
そして、本発明にあっては、かくの如き課題を解決するために、スタンドの頂部に傾斜して設置された筐体内にLEDを配設すると共に、該筐体の斜め下向き面に、略半月状の投光口を設けて、該LEDからの光により、前記スタンドが立設される設置面に、略弓形をなす投影面が形成されるようにしたことを特徴とするLED照明灯を、その要旨とするものである。
なお、そのような本発明に従うLED照明灯の望ましい態様の一つによれば、前記スタンドは板状スタンドであり、その横幅方向が前記弓形投影面の直線部分に沿う方向となるように、立設されることとなる。
また、本発明に従うLED照明灯にあっては、有利には、前記LEDは、前記筐体内に複数個配設されており、そして、それら複数個のLEDは、直列に電気的に結線されていることが、望ましいのである。
さらに、本発明にあっては、望ましくは、前記投光口に、前記筐体内に配設されたLEDを外部から仕切る透明な汚れ防止部材が設けられて、かかるLEDの汚れが防止されるように構成されている。
本発明に従うLED照明灯の他の望ましい態様の一つによれば、前記筐体は、下底面部より前方に突出する上底面部を有するように構成されている。
また、本発明にあっては、有利には、前記筐体の上底面部に、広幅の舌片状の投光口調節部材を設けて、前記略半月状の投光口が形成されている。
さらに、本発明に従うLED照明灯の望ましい態様の他の一つによれば、前記筐体が、略方形の上底面部を有していると共に、その前面側端面部位からそれに隣接する二つの側面側端面部位に亘って、前記略半月状の投光口を形成する投光口調節部材が、該上底面部から垂下するように設けられている構成が、採用されることとなる。
更にまた、本発明にあっては、有利には、前記投光口調節部材が、前記LEDの汚れを防止する透明な汚れ防止部材としての機能をも備えている構成が、採用されるのである。
このように、本発明に従うLED照明灯にあっては、スタンドにて支持される筐体の斜め下向き面に設けられた略半月状の投光口を通じて、かかる筐体内に配設されたLEDの光を、下方に投光して、スタンドの立設される地面や床面等の設置面に照射せしめることにより、略弓形を為す投影面が、スタンドの周りの設置面に細長な形態において形成されることとなるのであり、以て、全面照射ではなく、部分的な照射となって、光の延びる細長な方向が、効果的に現出され得ることとなるのである。
従って、そのような細長な光照射部位を一筋の光として利用することにより、それは、境界を示し、また方向を示す手段として、有利に用いられ得るのであり、例えば、屋外における道路の路側位置や駐車場における駐車幅、方向、停止ライン等を示すための部分的な照明や、屋内における廊下等の両側部の位置、その延びる方向等を部分的に示す照明等に、有利に用いられることとなる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1乃至図5には、本発明に従うLED照明灯の一実施形態が示されている。そこにおいて、図1は、かかるLED照明灯の投光部位の要部斜視説明図であり、図2は、そのような図1に示される形態における部分切欠き説明図である。また、図3は、図1に示されるLED照明灯の左側面部分切欠き説明図であり、更に図4及び図5は、それぞれ図3におけるA方向視図(一部切欠き)及びB方向視図である。
そして、それらの図から明らかなように、地面や床面等の所定の設置面に所定高さにおいて立設される所定幅の板状スタンド4の頂部に、筐体6が、その斜め下向き面を開口させた状態において、一体に設けられている。具体的には、筐体6は、図3から明らかな如く、上底面部となる上壁部6aと、下底面部となる下壁部6bと、左右両側の側壁部6c,6cと、奥部を閉塞する奥壁部6dとから構成され、その下壁部6bの下端が、スタンド4の頂部に一体的に連接されて、斜め上方に延びるように設けられている一方、その斜め下向き面が、下方に向って開口せしめられてなる構造とされている。また、この筐体6の左右の側壁部6c,6cの開口部側の端面は、図1,2や図4から明らかなように、光照射側となるスタンド4の前面に面一となるように連接されており、更に上壁部6aは、図4等から明らかな如く、略D型形状の平面形態を有すると共に、下壁部6bよりも前方に、換言すれば、光照射側となるスタンド4の前面よりも突出した形態において(図1〜図3等参照)、設けられている。
また、かかる筐体6の内部には、V字型の取付ブラケット8の両側面に、二つのLED(有利には、白色LED)10,10が、それぞれ取り付けられて、配設されている。なお、それら二つのLED10,10は、ここでは図示はされていないが、電気的に直列に結線されており、直列形態において給電されるようになっている。
さらに、そのような筐体6の開口部入口には、汚れ防止部材となる透明な保護カバー12が、内部に配設されたLED10を外部から仕切るように、湾曲して設けられていると共に、略D型形状の上壁部6aにおける湾曲端面には、光を透過させ得ない遮光部材14が、投光口調節部材として、垂下するように湾曲して設けられている。この遮光部材14は、その湾曲中央部から両端部に向って高さ方向の長さが漸次短くなる、広幅の舌片状の薄板部材にて構成されており、この遮光部材14の配設によって、筐体6におけるLED10からの光の透過領域が調節されて、LED10から下方の設置面に向って、湾曲した円弧状部分と直線状の弦部分とからなる略半月状を呈する投光口が形成されることとなり、そしてこの略半月状の投光口を通じて、LED10からの光が、下方に照射せしめられるようになっているのである。
従って、このような構造のLED照明灯2を、図6に示される如く、所定の設置面16に立設配置すると、その筐体6の斜め下向き面に形成された略半月状の投光口を通じて、筐体6内部に配設されたLED10からの光が、下方に向って照射され、設置面16においては、スタンド4の横幅方向が弓形の直線部分に沿う方向となる、略弓形をなす細長な投影面18が、照射面として形成されることとなるのである。そして、これによって、そのような投影面18を、一筋の光として利用することにより、方向性や境界の存在等を明確に認識せしめ得るのである。
なお、かくの如き構造のLED照明灯2にあっては、細長い舌片状の遮光部材14が投光口調節部材として設けられていることにより、略半月状の投光口が、効果的に形成されることとなるのであり、またスタンド4が板状スタンドとされていることによって、その横幅方向が、弓形投影面18の直線方向に、有利に一致せしめられ得ることとなる。
また、筐体6の開口部に設けられて、内部のLED10を外部から仕切る透明な保護カバー12は、LED10の外気による汚れを効果的に抑制乃至は防止して、LED10の発光特性を長期に亘って維持する上において有効なものであり、更に、複数のLED10を電気的に直列に結線することによって、それらLED10に対する電源電圧の調節が容易になる等の利点を享受することが出来る。
さらに、例示のLED照明灯2においては、筐体6の上壁部6aが、下壁部6bよりも前方に突出せしめられてなる構造とされているが、こうすることによって、LED10の光を、投光口を通じて設置面16により効果的に照射(投影)せしめ得ることとなるのであり、加えて、かかる筐体6における上壁部6aの下端面を、D形形状の湾曲端面とすることにより、半月状の投光口の形成も容易と為し得る等の利点がある。
ところで、本発明は、また、上記した実施形態の他にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、各種の態様において実施され得るものであり、その一例が、図7〜図10に示されている。
すなわち、それらの図において示されるLED照明灯20は、板状のスタンド22の頂部に、下傾するように一体的に設けられた筐体24を有しており、この筐体24の上壁部24aが、図7に示される如く、略方形の形状とされていると共に、下壁部24bよりも前方に突出するように設けられて、スタンド22の光照射側の面よりも突出するように配置されている。また、そのような筐体24の上壁部24aと下壁部24bとを繋ぐ左右両側の側壁部24c,24cの前方端面は、図7(b)や図10に示される如く、スタンド22の前面と略面一となるように、垂直方向に切り欠かれた端面とされて、照射された光が、スタンド22の横幅方向に延びる投影面の直線部分を効果的に形成し得るようになっている。
そして、図8〜図10に示されるように、筐体24の内部には、その奥壁部24dの内面に固定された取付ブラケット26のV字形状の取付部の外面に、二つのLED28,28が、それぞれ取り付けられて、配置せしめられている一方、それらLED28,28の取り付けられた取付ブラケット26を取り囲むように、透明な保護カバー30が、汚れ防止部材として、上壁部24aの内面と下壁部24bの内面とを繋ぐように、設けられている。従って、この保護カバー30によって、内部のLED28が、外部から仕切られることとなることにより、それらLED28,28の外気による汚れが防止され得るようになっているのである。また、そのような保護カバー30の外側に位置するように、円弧状の遮光部材32が、投光口調節部材として、筐体24の上壁部24a内面より垂下せる形態において、図8に示される如きD形の湾曲形状の形態において設けられており、これによって、筐体24の斜め下向き面に、略半月状の投光口が形成されるようになっている。
従って、このような構造のLED照明灯20にあっても、前述したLED照明灯2と同様に、遮光部材32によって形成される略半月状の投光口を通じて、LED28からの光が、スタンド22の立設される設置面に照射され、これによって、略弓形を為す投影面(18)が、効果的に形成せしめられ得るのである。
そして、このようなLED照明灯20は、先のLED照明灯2と共に、例えば、図11の如く用いられて、その細長な光照射面(投影面18)にて、目的とする表示が現出されることとなるのである。なお、図11(a)では、路側や駐車帯の仕切り線や境界を表示するために、LED照明灯2,20を用いた例を示しており、また図11(b)においては、屋内における廊下等の壁部を明らかにするために、LED照明灯2,20が用いられる例を示している。
なお、ここに例示した二つのLED照明灯2,20においては、何れも、汚れ防止部材としての保護カバー12,30と、投光口調節部材としての遮光部材14,32とが、別部材にて構成されているが、それらを一体の部材にて構成して、一つの部材にて、投光口調節部材と汚れ防止部材の両機能を有するように構成することも、可能である。例えば、投光口調節部材に透明な部材を一体的に接続して、それによって、LED10,28が、外部から仕切られるようにすることが可能であり、更に、透明な部材に対して、その遮光部材に相当する領域を遮光性塗料にて塗布することにより、透明部と遮光部を形成したものを用いることも、可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明が、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施の態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本発明の範疇に属するものであることは、言うまでもないところである。
2,20 照明灯 4,22 スタンド
6,24 筐体 6a,24a 上壁部
6b,24b 下壁部 6c,24c 側壁部
6d,24d 奥壁部 8,26 取付ブラケット
10,28 LED 12,30 保護カバー
14,32 遮光部材 16 設置面
18 投影面
6,24 筐体 6a,24a 上壁部
6b,24b 下壁部 6c,24c 側壁部
6d,24d 奥壁部 8,26 取付ブラケット
10,28 LED 12,30 保護カバー
14,32 遮光部材 16 設置面
18 投影面
Claims (9)
- スタンドの頂部に傾斜して設置された筐体内にLEDを配設すると共に、該筐体の斜め下向き面に、略半月状の投光口を設けて、該LEDからの光により、前記スタンドが立設される設置面に、略弓形を為す投影面が形成されるようにしたことを特徴とするLED照明灯。
- 前記スタンドが板状スタンドであり、その横幅方向が前記弓形投影面の直線部分に沿う方向となるように、立設されることを特徴とする請求項1に記載のLED照明灯。
- 前記LEDが、前記筐体内に複数個配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のLED照明灯。
- 前記複数個のLEDが、直列に電気的に結線されていることを特徴とする請求項3に記載のLED照明灯。
- 前記投光口に、前記筐体内に配設されたLEDを外部から仕切る透明な汚れ防止部材が設けられて、前記LEDの汚れが防止されるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載のLED照明灯。
- 前記筐体が、下底面部より前方に突出する上底面部を有するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載のLED照明灯。
- 前記筐体の上底面部に、広幅の舌片状の投光口調節部材を設けて、前記略半月状の投光口が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載のLED照明灯。
- 前記筐体が、略方形の上底面部を有していると共に、その前面側端面部位からそれに隣接する二つの側面側端面部位に亘って、前記略半月状の投光口を形成する投光口調節部材が、該上底面部から垂下するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載のLED照明灯。
- 前記投光口調節部材が、前記LEDの汚れを防止する透明な汚れ防止部材としての機能をも備えていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のLED照明灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006289427A JP2008108527A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | Led照明灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006289427A JP2008108527A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | Led照明灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008108527A true JP2008108527A (ja) | 2008-05-08 |
Family
ID=39441711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006289427A Pending JP2008108527A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | Led照明灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008108527A (ja) |
-
2006
- 2006-10-25 JP JP2006289427A patent/JP2008108527A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5442708B2 (ja) | 発光ダイオードを用いた照明装置 | |
US9857069B2 (en) | Spherical lamp with easy heat dissipation | |
US8231243B1 (en) | Vertical luminaire | |
RU2513865C2 (ru) | Блок освещения и фонарь для освещения дороги и/или улицы | |
JP5157836B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5700288B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2009026481A (ja) | 照明器具 | |
JP5217789B2 (ja) | 照明器具 | |
KR200473336Y1 (ko) | 바닥매입형 led조명장치 | |
JP2009151967A (ja) | Ledランプ | |
JP2013197018A (ja) | 航空障害灯 | |
US11079535B2 (en) | Lighting fixture | |
KR100864031B1 (ko) | 옹벽일체형 조명블록 | |
EP2644978B1 (en) | Led lighting apparatus | |
KR101672439B1 (ko) | Led소켓조립체 | |
KR101004786B1 (ko) | 발광 다이오드를 사용한 조명 장치 | |
KR101074369B1 (ko) | 발광다이오드를 이용한 투광기 | |
WO2015078292A1 (zh) | 换气扇的照明装置 | |
JP2007092277A (ja) | 照明組込み軒樋 | |
KR20120124233A (ko) | 기둥형 led 등기구 | |
JP2008108527A (ja) | Led照明灯 | |
JP5559649B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2007149558A (ja) | 照明器具 | |
JP2014229477A (ja) | 道路用照明装置 | |
JP6223782B2 (ja) | Ledライセンスランプ |