JP2008107742A - 焦点検出方法および焦点検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被写体像を複数の画素を有する焦点検出センサで受光して画素単位で被写体像信号に変換し、該被写体像信号を受光光量に応じたゲインで増幅して、増幅した被写体像信号に基づいて焦点検出する焦点検出方法において、前記被写体像信号を所定値よりも高いゲインで増幅した場合は、前記被写体像信号にメディアンフィルタ処理を施す。
【選択図】 図6
Description
(A) 前記増幅した被写体像信号をA/D変換して画素単位の元画素データとして記憶手段に記憶する段階と、
(B) 該記憶手段から原画素データを、先頭位置から順にソート個数分読み込んでソートデータを構築する段階と、
(C) 該ソートデータを所定順にソートする段階と、
(D) 該ソートデータの中央位置のデータを、該ソートデータを構築する前記記憶手段上の元画素データの中央位置に入れる段階と、
(E) 前記記憶手段から次の元画素データを読み込んで前記ソートデータの中で最先の元画素データの位置に入れる段階と、
(F) 前記(E)段階で入れたデータとその両隣のデータとを比較して、前記所定順のソートに合致しているか否かチェックする段階と、
(G) 前記所定順のソートに合致していない場合は、新たなデータを所定順にソートし、合致している場合はソートしない段階と、
(H) 前記(G)段階後の前記ソートデータの中央位置のデータを、ソートデータを構築する前記記憶手段上の元画素データの中央位置に入れる段階と、
(I) 前記(E)乃至(H)段階の処理を、前記記憶手段に記憶した残りの元画素データについて順番に実行する段階と、を含むことに特徴を有する。
さらに、前記(E)段階と(F)段階の間に、前記ソートデータの中央位置のデータと他のデータの平均値との差相当値を求め、該差相当値がしきい値未満の場合は前記(F)段階および(G)段階をスキップし、該差相当値がしきい値未満で無い場合は前記(F)段階および(G)段階をスキップしない(E2)段階を含める。
前記(E2)段階は、前回前記(F)段階および(G)段階をスキップした場合は、前記差相当値がしきい値未満で無い場合は前記ソートデータをソートする。
実際的には、前記焦点検出センサはラインセンサであって、前記被写体像信号は一次元像の輝度信号とする。
請求項2記載の発明によれば、新たな元画素データを、ソートデータの最先の元画素データの位置に入れ、前回ソートデータをソートしていた場合は、新たな素データと前回ソートデータとの比較により、ソートする範囲が狭まる、もしくはソートをしなくても良い可能性が出てくるため、ソートするデータの数が少なくなり、ソート時間を短縮することが可能になる。
S119で実行されるAF処理の詳細について、図4に示したフローチャートを参照して詳細に説明する。AF処理に入ると、先ず、AFモジュール41から画像信号Voutを読み込み(S201)、ゲインアップしたかどうかをチェックする(S203)。ゲインアップしていない場合(S203:NO)はS211に飛んで、入力した画像信号Voutに基づいてデフォーカス量、AFモータ34の駆動方向および駆動パルス数を求めるデフォーカス演算を実行し、AFモータ34を、求めた駆動方向に駆動パルス数分駆動するレンズ駆動処理を実行してリターンする(S213、RETURN)。
次に、S209で実行されるメディアンフィルタ処理の詳細について、さらに図5に示したメディアンフィルタ処理の流れを示す図、並びに図6及び図7に示したフローチャートを参照して説明する。先ず、図5を参照して本発明の実施形態におけるメディアンフィルタ処理の概要を説明する。図において、各方形枠が1個の元画素データ、データ(コントラストデータ)を表し、方形枠内の数字がコントラスト値を表している。この実施形態では、幅5、つまり5個の元画素データ単位でメディアンフィルタをかけるものとする。
2回目以降のソート処理は、次の通りである。
(F) 先ず、新たに入れたデータが昇順になっているどうかチェックする。図5(F)の例では、前記次の元画素データが入った新たな箱のコントラスト値とその両隣の箱のコントラスト値を比較する。左隣に対しては左隣の箱のコントラスト値よりも高いか、右隣に対しては右隣の箱に入ったコントラスト値よりも低いか比較する。この例の場合は、左隣に対しては成立し、右隣に対しては成立しない。
図6に示したフィルタ1処理では、先ず、フィルタをかける(ソートする)領域の元画素データを取り込み、取り込んだデータ群をソートデータS(n)とする(図5(B))(S301)。この実施形態では、5個の元画素データでソートデータS(n)を構成する。
HPFData = (FilterWidth ? 1) * S(n) - (S(n-2)+S(n-1)+S(n+1)+S(n+2))
によって求める。
ここで、変数FilterWidthはフィルタをかけるソートデータのデータ数であって、この実施形態では「5」であり、nは中央位置「3」を示す変数である。
S(n-2)乃至S(n+2)はフィルタをかける5個のデータの値(コントラスト値)である。
以上の式により、中央位置のコントラストデータの4倍と、中央位置のコントラストデータを除く他の4個のコントラストデータの和との差であるフィルタデータHPFDataが求まる。フィルタデータHPFDataは、言い換えると、中央位置のコントラストデータと、残りのコントラストデータの平均値の差である。
次に、本発明のソート処理2の詳細について、図10に示したフローチャートを参照して説明する。
先ず、挿入されたソートデータ位置が始端でも終端でも無いかどうかチェックする(S701)。始端または終端であった場合(S701:NO)は、挿入されたデータ位置が始端であるか否かチェックし(S715)、始端であった場合は昇順フラグに“1”をセットしてS723に進む(S715:YES、S717、S723)。挿入されたデータ位置が始端でなかった場合は、終端であるか否かチェックし(S715:NO、S719)し、終端であった場合は降順フラグに“1”をセットしてS723に進む(S715:NO、S719:YES)。終端でもなかった場合はそのままS723に進む(S719:NO、END)。この場合は、ソート処理がされない。
21 周辺制御回路
27 露光機構
31 ボディCPU(信号処理手段)
31b RAM
31f A/D変換器
32 EEPROM
41 AFモジュール
43 CCD焦点検出素子
44 オートゲインコントローラ(AGC)
SWS 測光スイッチ
VMS 積分終了レベル
Claims (10)
- 被写体像を複数の画素を有する焦点検出センサで受光して画素単位で被写体像信号に変換し、該被写体像信号を受光光量に応じたゲインで増幅して、増幅した被写体像信号に基づいて焦点検出する焦点検出方法において、
前記被写体像信号を所定値よりも高いゲインで増幅した場合は、前記被写体像信号にメディアンフィルタ処理を施すことを特徴とする焦点検出方法。 - 被写体像を複数の画素を有する焦点検出センサで受光して画素単位で被写体像信号に変換し、該被写体像信号に基づいて焦点検出する焦点検出方法において、
(A) 前記増幅した被写体像信号をA/D変換して画素単位の元画素データとして記憶手段に記憶する段階と、
(B) 該記憶手段から原画素データを、先頭位置から順にソート個数分読み込んでソートデータを構築する段階と、
(C) 該ソートデータを所定順にソートする段階と、
(D) 該ソートデータの中央位置のデータを、該ソートデータを構築する前記記憶手段上の元画素データの中央位置に入れる段階と、
(E) 前記記憶手段から次の元画素データを読み込んで前記ソートデータの中で最先の元画素データの位置に入れる段階と、
(F) 前記(E)段階で入れたデータとその両隣のデータとを比較して、前記所定順のソートに合致しているか否かチェックする段階と、
(G) 前記所定順のソートに合致していない場合は、新たなデータを所定順にソートし、合致している場合はソートしない段階と、
(H) 前記(G)段階後のソートデータの中央位置のデータを、該ソートデータを構築する前記記憶手段上の元画素データの中央位置に入れる段階と、
(I) 前記(E)乃至(H)段階の処理を、前記記憶手段に記憶した残りの元画素データについて順番に実行する段階と、を含むことを特徴とする焦点検出方法。 - 請求項2記載の焦点検出方法において、前記(C)段階の前に、前記ソートデータの中央位置のデータと他のデータの平均値との差相当値を求める(B2)段階と、前記(C)段階と(D)段階との間に、前記差相当値がしきい値未満の場合は(D)段階をスキップし、前記差相当値がしきい値未満で無い場合は(D)段階をスキップしない(C2)段階を有する焦点検出方法。
- 請求項3記載の焦点検出方法において、前記(E)段階と(F)段階の間に、前記ソートデータの中央位置のデータと他のデータの平均値との差相当値を求め、該差相当値がしきい値未満の場合は前記(F)段階および(G)段階をスキップし、該差相当値がしきい値未満で無い場合は前記(F)段階および(G)段階をスキップしない(E2)段階を有する焦点検出方法。
- 請求項4記載の焦点検出方法において、前記(E2)段階は、前回前記(F)段階および(G)段階をスキップした場合は、前記差相当値がしきい値未満で無い場合は前記ソートデータをソートする焦点検出方法。
- 請求項2乃至5のいずれか一項記載の焦点検出方法において、前記被写体像信号は前記センサから出力される前に受光光量に応じたゲインで増幅される信号であって、前記(A)段階の前に、該被写体像信号を増幅したゲインが所定値よりも大であった場合に前記(A)乃至(I)段階の処理を実行し、大でなかった場合は前記(A)乃至(I)段階の処理を実行しない判断段階を有する焦点検出方法。
- 請求項2乃至6のいずれか一項記載の焦点検出方法において、前記焦点検出センサはラインセンサであって、前記被写体像信号は一次元像の輝度信号である焦点検出方法。
- 被写体像を複数の画素を有する焦点検出センサで受光して画素単位で被写体像信号に変換し、該被写体像信号を受光光量に応じたゲインで増幅して、増幅した被写体像信号に基づいて焦点検出する焦点検出装置において、
前記被写体像信号を所定値よりも高いゲインで増幅した場合は、前記被写体像信号にメディアンフィルタ処理を施す信号処理手段を備えたことを特徴とする焦点検出装置。 - 被写体像を複数の画素を有する焦点検出センサで受光して画素単位で被写体像信号に変換し、該被写体像信号に基づいて焦点検出する焦点検出装置において、請求項2乃至6のいずれか一項記載の焦点検出方法を実施する信号処理手段を備えたこと、を特徴とする焦点検出装置。
- 請求項9記載の焦点検出装置において、前記焦点検出センサはラインセンサであって、前記被写体像信号は一次元像の輝度信号である焦点検出装置。
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JP2006292974A JP2008107742A (ja) | 2006-10-27 | 2006-10-27 | 焦点検出方法および焦点検出装置 |
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