JP2008104007A - スライド式携帯電話機 - Google Patents
スライド式携帯電話機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008104007A JP2008104007A JP2006285065A JP2006285065A JP2008104007A JP 2008104007 A JP2008104007 A JP 2008104007A JP 2006285065 A JP2006285065 A JP 2006285065A JP 2006285065 A JP2006285065 A JP 2006285065A JP 2008104007 A JP2008104007 A JP 2008104007A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- module
- contact
- housing
- mobile phone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
【課題】 携帯電話機の使用・不使用の際のスライド操作に連動して非接触式ICモジュールへの電磁波をシールドし、外部アクセス装置との不用意なアクセスを確実に防止する。
【解決手段】 液晶表示部5とその背面側に非接触式ICモジュール用アンテナ6aが設けられた第1筐体2と、この第1筐体2にスライド自在に重合され、電磁シールド手段が設けられた第2筐体3を備え、スライド閉時に液晶表示部5と共に電磁シールド手段が非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面を覆うようにしたことにより、ユーザーが特別な操作を行なわなくても外部アクセス装置との不用意なアクセスを確実に防止できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 液晶表示部5とその背面側に非接触式ICモジュール用アンテナ6aが設けられた第1筐体2と、この第1筐体2にスライド自在に重合され、電磁シールド手段が設けられた第2筐体3を備え、スライド閉時に液晶表示部5と共に電磁シールド手段が非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面を覆うようにしたことにより、ユーザーが特別な操作を行なわなくても外部アクセス装置との不用意なアクセスを確実に防止できる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、非接触式ICモジュールを搭載したスライド式携帯電話機に関するものである。
この種の携帯電話機は、一定距離内の外部アクセス装置と通信可能な非接触式ICモジュールを搭載することにより、コミュニケーション手段に加えて電子マネーなどの電子決済手段や、各種認証手段を有した総合電子ツールとして機能するように構成されている。しかし、このような携帯電話機では、外部アクセス装置との通信範囲内に携帯電話機を近接させるだけで、非接触式ICモジュールが外部アクセス装置と電磁誘導的結合をして通信が成立してしまう。そこで、携帯電話機内に可動式の電磁シールド部材を設け、この電磁シールド部材で非接触式ICモジュール用アンテナを覆って、非接触式ICモジュール用アンテナへの電磁波の侵入を防止し、ユーザーが意図しないアクセスを防止する携帯電話機が提案されている。(例えば特許文献1参照。)
特開2005−293191号公報(第5頁、第1図)
上記のような携帯電話機においては意図しないアクセスを防止するためにユーザーが電磁シールド部材を逐一移動するという特別な操作を行なう必要があるので、電磁シールド部材の操作忘れによって不用意なアクセスを招く恐れがあった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、外部アクセス装置との不用意なアクセスを確実に防止できるスライド式携帯電話機を得ることを目的とする。
この発明にかかるスライド式携帯電話機は、液晶表示部とその液晶表示部の背面側に非接触式ICモジュール用アンテナが設けられた第1筐体、この第1筐体の背面側にスライド開閉自在に重合され、スライド開時に操作可能な操作部を有する第2筐体、この第2筐体に設けられ、スライド閉時に液晶表示部と共に非接触式ICモジュール用アンテナの両面を覆って外部アクセス装置との電磁誘導的結合を遮断する電磁シールド手段、を備えたものである。
この発明は、液晶表示部とその背面側に設けられた非接触式ICモジュール用アンテナとを有する第1筐体と、この第1筐体にスライド自在に重合され、電磁シールド手段が設けられた第2筐体とを備え、第2筐体のスライド閉時に液晶表示部と電磁シールド手段とによって非接触式ICモジュール用アンテナの両面を覆うようにしたことにより、ユーザーによる特別な操作を必要とせずして、外部アクセス装置との不用意なアクセスを確実に防止できるスライド式携帯電話機が得られる。
実施の形態1.
図1〜3は本発明の実施の形態1におけるスライド式携帯電話機の構成を示すものである。図1(a)及び(b)はスライド式携帯電話機の構成を示すもので、図1(a)はその平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線における断面図、図2(a)及び(b)は非接触式ICモジュールの構成を示す平面図及び側面図、図3(a)は図1のIII−III線におけるスライド開状態を示す切断断面図、図3(b)は図1のIII−III線におけるスライド閉状態を示す切断断面図である。
図1〜3は本発明の実施の形態1におけるスライド式携帯電話機の構成を示すものである。図1(a)及び(b)はスライド式携帯電話機の構成を示すもので、図1(a)はその平面図、図1(b)は図1(a)のA−A線における断面図、図2(a)及び(b)は非接触式ICモジュールの構成を示す平面図及び側面図、図3(a)は図1のIII−III線におけるスライド開状態を示す切断断面図、図3(b)は図1のIII−III線におけるスライド閉状態を示す切断断面図である。
図において、スライド式携帯電話機1は、第1筐体2と、この第1筐体2とスライドモジュール4を介してスライド自在に重合されている第2筐体3とを有している。前記スライドモジュール4は、前記第1筐体2の背面の両側部に設けられたレール状部と、このレール状部に内蔵された圧縮ばねと係止機構(ともに図示せず)を有しており、これらによって前記第2筐体3のスライド方向とストロークおよびスライド状態を規定している。なお、スライドモジュール4には、圧縮ばねの代わりに巻ばねを用いてスライド状態を規定するように構成することも可能である。
第1筐体2は、前面側に液晶表示部5が設けられ、この液晶表示部5の背面側には、外部アクセス装置と電磁誘導的結合可能な非接触式ICモジュール用アンテナ6aを有する非接触式ICモジュール6が設けられている。この非接触式ICモジュール6は図2に示すように、高透磁率の基板6dに形成された合成樹脂性の絶縁膜6c上に、アルミニウムの導電性薄膜によって複数巻のループコイル状に形成された非接触式ICモジュール用アンテナ6aと、前記絶縁膜6c上に配置され、前記非接触式ICモジュール用アンテナ6aに接続される非接触式ICチップ6bを有し、前記液晶表示部5の平面内に収まるように配置されている。そして、この非接触式ICモジュール6はアクティブ型であって、別途電源を動力源として駆動する。前記液晶表示部5はガラスパネルからなる表示面と、この表示面以外の全ての面を覆うSUS板金のケースで構成されており、前記液晶表示部5はこのSUS製のケースの高導電性によって電磁シールドとして機能する。そのため、非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、前記液晶表示部5によって前面側からの電磁波からシールドされる。
一方、第2筐体3内にはほぼ全面に亘って基板7が設けられている。この基板7は内部に複数の層を有し、かつ、通話通信用の電波放射体としての機能を持たせるために、少なくとも一層はべた面と呼ばれる全面に導体が設けられた層を有している。また、別途内蔵部品を設置するために、一部を切り欠くことがあるが、その際にも内蔵部品には基板7と電磁気的に結合されるように金属カバーが設けられるので、基板7は実質的に第2筐体3の全面に亘る導体とみなすことができる。この基板7には、図3に示すように第2筐体3の前面側に設けられた操作用キー8aや図示しない操作スイッチ等を有する操作部8が実装されている。この操作部8の操作用キー8aや操作スイッチ等は図3(a)に示すようにスライド開状態すなわちスライド式携帯電話機1の使用時には前記第1筐体2の下側(図中右)から操作可能となり、図3(b)に示すようにスライド閉状態すなわちスライド式携帯電話機1の不使用時には前記第1筐体2の背面側に収納されて操作不能となる。そして、スライド式携帯電話機1の使用・不使用によるスライド操作に連動して、スライド開状態では前記非接触式ICモジュール用アンテナ7aの背面側(図中上)は開放されるが、スライド閉状態では前記基板7によって覆われる。
この基板7のべた面の銅箔の厚さは一般的な18μmの厚みのものを使用している。一般に、高周波の電磁波により励起される電流は導体の表面付近にしか流れない性質があり(表皮効果)、その電流が流れる範囲(深さ)が表皮深さである。導体の厚さが表皮深さ以下であれば抵抗が高くなり、励起される電流が流れにくくなるのでシールド効果が低下する。前記基板7の銅箔の厚みは、電子マネーに使用されている電磁波の周波数(13.56MHz)における表皮深さ(17.9μm)よりも厚く、基板7のべた面のみで十分な電磁シールド機能を有する。
つまり、スライド式携帯電話機1の不使用時には図3(b)に示すように第2筐体3をスライド閉状態にすることによって、前記基板7は、前記液晶表示部5とともに前記非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面を覆う電磁シールド手段として機能する。
また、前記液晶表示部5と前記操作部8とは、第2筐体3のスライド操作に合わせて変形するフレキシブル基板9によって電気的に接続され、このフレキシブル基板9は前記第1筐体2の背面に設けられたFPCニガシ10という窪みに2つ折り状態となって収容されている。
その他、第1筐体2には図示しないサブカメラモジュール、スピーカーなどが内蔵されている。また、第2筐体3には前記基板7の背面側において前記操作部8に対応して電池11が設けられ、それ以外に図示しない外部メモリー、SIMカード、大型スピーカー、バイブレーター、メインカメラモジュール、マイク、電話用アンテナ、などが内蔵されている。
次に、動作について説明する。
図4はスライド式携帯電話機に設けられた非接触式ICモジュールと外部アクセス装置とのアクセスを示すブロック図である。図において、外部アクセス装置60の送受信アンテナ60aからは、非接触式ICモジュール用アンテナ6aと電磁誘導的結合可能な所定無線周波数の電波(電磁波)が出力されている。電波は発信源から遠ざかるほど強度が弱くなるため、電磁波が所定レベル以上となる電磁波有効領域(通信範囲)は送受信アンテナ60aと非接触式ICモジュール用アンテナ6a間の距離で決まることが多い。本実施の形態における非接触式ICモジュール6は、電子マネーに使用されている非接触式ICカード(モジュール)の通信規格ISO14443 Type Cに準拠しており、この規格での通信距離は10cmである。したがって、非接触式ICモジュール用アンテナ6aを外部アクセス装置60の送受信アンテナ60aから10cm以内の領域に持っていくと、非接触式ICモジュール用アンテナ6aと送受信アンテナ60aとが電磁誘導的結合をして通信が成立する。このとき、非接触式ICモジュール6用アンテナ6aと非接触式ICチップ6b回路(ドライバ61、制御部62、メモリ63)間でデータ信号が受渡され、外部アクセス装置60との情報のやり取りが行なわれる。
図4はスライド式携帯電話機に設けられた非接触式ICモジュールと外部アクセス装置とのアクセスを示すブロック図である。図において、外部アクセス装置60の送受信アンテナ60aからは、非接触式ICモジュール用アンテナ6aと電磁誘導的結合可能な所定無線周波数の電波(電磁波)が出力されている。電波は発信源から遠ざかるほど強度が弱くなるため、電磁波が所定レベル以上となる電磁波有効領域(通信範囲)は送受信アンテナ60aと非接触式ICモジュール用アンテナ6a間の距離で決まることが多い。本実施の形態における非接触式ICモジュール6は、電子マネーに使用されている非接触式ICカード(モジュール)の通信規格ISO14443 Type Cに準拠しており、この規格での通信距離は10cmである。したがって、非接触式ICモジュール用アンテナ6aを外部アクセス装置60の送受信アンテナ60aから10cm以内の領域に持っていくと、非接触式ICモジュール用アンテナ6aと送受信アンテナ60aとが電磁誘導的結合をして通信が成立する。このとき、非接触式ICモジュール6用アンテナ6aと非接触式ICチップ6b回路(ドライバ61、制御部62、メモリ63)間でデータ信号が受渡され、外部アクセス装置60との情報のやり取りが行なわれる。
通常、スライド式携帯電話機1は、収納に便利なように図3(b)に示すようなスライド閉状態になっている。
そこで、スライド式携帯電話機1の使用時には、スライドモジュール4の係止機構を解除することによって、圧縮ばねの反発により前記スライド閉状態から、図3(a)に示すような完全なスライド開状態に移動し、操作部8が操作可能な状態になる。このとき、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるため、スライド式携帯電話機1の背面側(図中上)を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール用アンテナ6aが外部アクセス装置60の通信範囲内に入り、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。なお、本実施の形態では、非接触式ICモジュール用アンテナ6aは第2筐体3の厚み(1cm程度)の分だけ、外部アクセス装置60の送受信アンテナ60aから遠ざかることになるが、その距離は外部アクセス装置60の通信距離と較べて短く、問題にはならない。
そこで、スライド式携帯電話機1の使用時には、スライドモジュール4の係止機構を解除することによって、圧縮ばねの反発により前記スライド閉状態から、図3(a)に示すような完全なスライド開状態に移動し、操作部8が操作可能な状態になる。このとき、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるため、スライド式携帯電話機1の背面側(図中上)を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール用アンテナ6aが外部アクセス装置60の通信範囲内に入り、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。なお、本実施の形態では、非接触式ICモジュール用アンテナ6aは第2筐体3の厚み(1cm程度)の分だけ、外部アクセス装置60の送受信アンテナ60aから遠ざかることになるが、その距離は外部アクセス装置60の通信距離と較べて短く、問題にはならない。
一方、スライド式携帯電話機1の不使用時には、第2筐体3を図3(a)に示すスライド開状態から図3(b)に示すようなスライド閉状態に移動すると、操作部8が操作不能となり、前記係止機構によってその状態が維持される。このとき、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面が液晶表示部5と電磁シールド手段である基板7とで覆われるため、非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、外部アクセス装置60の通信範囲内に入っているものの、外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断されて通信が成立せず、情報のやり取りができなくなる。
このように、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態にするだけで、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面が液晶表示部5と電磁シールド手段である基板7とで覆われて、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断されるので、前述したようなユーザーが電磁シールド部材を逐一移動するという特別な操作を必要とせずして、不用意なアクセスを確実に防止することができる。
しかも、本実施の形態では、第2筐体3のスライド閉操作時において、閉じ方が中途半端な場合には前記圧縮ばねの反発によりスライド開状態に戻され、また、完全に閉じた場合には係止機構が働いてその状態が維持されるので、第2筐体3が中途半端なスライド状態で保持されることがない。そのため、電磁シールド手段による非接触式ICモジュール用アンテナ6aへの電磁波のシールドが不完全な状態で保持されることがなくなり、不用意なアクセスをより確実に防止することができる。
また、本実施の形態によれば、操作部8が実装される既存の基板7を電磁シールド手段として利用しているので、特別な部品は必要なく、部品点数の増加もないので、コストアップすることもない。
実施の形態2.
図5、図6は、本発明の実施の形態2におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図5はスライド式携帯電話機の構成を示す平面図、図6(a)は図5のVI−VI線におけるスライド開状態を示す切断断面図、図6(b)は図5のVI−VI線におけるスライド閉状態を示す切断断面図である。図において、液晶表示部5と操作部8を電気的に接続するフレキシブル基板9は、第1筐体2の背面に設けられたFPCニガシ10内に2つ折り状態となって収容されている。前記フレキシブル基板9の屈曲点9aは、第2筐体3のスライド開閉操作に伴い、前記FPCニガシ10内で第2筐体3のスライドのストロークのほぼ半分の距離を移動する。そして、前記フレキシブル基板9は内層の1つにべた面の銅配線パターンが設けられ、このべた面によって前記フレキシブル基板9は電磁シールド機能を有している。非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、上下方向の長さを前記屈曲点9aの移動距離以下で、左右方向の長さをフレキシブル基板9の幅以下となるよう構成した。そして、図6(a)に示すようにスライド開状態では背面側(図中上)が開放され、図6(b)に示すようにスライド閉状態では、背面側(図中上)が前記フレキシブル基板9により覆われるように第1筐体2の液晶表示部5の背面に設けた。つまり、前記フレキシブル基板9は、スライド閉状態で前記液晶表示部5とともに前記前記非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面を覆う電磁シールド手段となる。その他は実施の形態1と同様である。
図5、図6は、本発明の実施の形態2におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図5はスライド式携帯電話機の構成を示す平面図、図6(a)は図5のVI−VI線におけるスライド開状態を示す切断断面図、図6(b)は図5のVI−VI線におけるスライド閉状態を示す切断断面図である。図において、液晶表示部5と操作部8を電気的に接続するフレキシブル基板9は、第1筐体2の背面に設けられたFPCニガシ10内に2つ折り状態となって収容されている。前記フレキシブル基板9の屈曲点9aは、第2筐体3のスライド開閉操作に伴い、前記FPCニガシ10内で第2筐体3のスライドのストロークのほぼ半分の距離を移動する。そして、前記フレキシブル基板9は内層の1つにべた面の銅配線パターンが設けられ、このべた面によって前記フレキシブル基板9は電磁シールド機能を有している。非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、上下方向の長さを前記屈曲点9aの移動距離以下で、左右方向の長さをフレキシブル基板9の幅以下となるよう構成した。そして、図6(a)に示すようにスライド開状態では背面側(図中上)が開放され、図6(b)に示すようにスライド閉状態では、背面側(図中上)が前記フレキシブル基板9により覆われるように第1筐体2の液晶表示部5の背面に設けた。つまり、前記フレキシブル基板9は、スライド閉状態で前記液晶表示部5とともに前記前記非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面を覆う電磁シールド手段となる。その他は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。
本実施の形態でも、スライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3をスライド開状態に移動した場合は、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるので、スライド式携帯電話機1の背面側を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
本実施の形態でも、スライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3をスライド開状態に移動した場合は、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるので、スライド式携帯電話機1の背面側を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
一方、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態に移動すると、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面が液晶表示部5とフレキシブル基板9によって覆われるため、スライド式携帯電話機1を外部アクセス装置60に近接させても、前記非接触式ICモジュール6は外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断されて、情報のやり取りができなくなる。つまり、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3を図6(b)に示すスライド閉状態にするだけで、電磁シールド手段であるフレキシブル基板9が液晶表示部5とともに非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面を覆って、外部アクセス装置60との電磁誘導的結合を遮断し、不用意なアクセスを確実に防止する。
このように、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態にするだけで、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面が液晶表示部5と電磁シールド手段であるフレキシブル基板9とで覆われて、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断されるので、ユーザーが電磁シールド部材を逐一移動するという特別な操作を必要とせずして、不用意なアクセスを確実に防止することができる。特にフレキシブル基板9は基板7に較べて非接触式ICモジュール用アンテナ6aに接近した位置にあるので、電磁波をシールドする効果が高い。さらに、第2筐体3の基板7もフレキシブル基板9の外側を覆っているので、シールドが2重となり効果的に電磁波をシールドして不用意なアクセスを防止することが可能となる。
また、上記実施の形態2では、第2筐体3をスライド閉状態にしたときに非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面全面をフレキシブル基板9によって覆うようにしているが、図7に示すように非接触式ICモジュール用アンテナ6aの一部を覆うようにした場合でも、電磁波を減衰させる効果はあり、基板7によるシールドと併用することにより、不用意なアクセスを防止することが可能となる。
実施の形態3.
図8、図9は本発明の実施の形態3におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図8はスライド式携帯電話機の構成を示す平面図、図9(a)は図8のIX−IX線におけるスライド開状態を示す切断断面図、図9(b)は図8のIX−IX線におけるスライド閉状態を示す切断断面図である。図において、第1筐体2の背面側には、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの平面に対応する部分が開口した電磁シールド部材101を非接触式ICモジュール用アンテナ6aの側面を囲むように設けている。電磁シールド部材101は、導電率の高い材料でできたフィルムであり、第1筐体2の内面に貼り付けることで形成している。他は実施の形態2と同様である。
図8、図9は本発明の実施の形態3におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図8はスライド式携帯電話機の構成を示す平面図、図9(a)は図8のIX−IX線におけるスライド開状態を示す切断断面図、図9(b)は図8のIX−IX線におけるスライド閉状態を示す切断断面図である。図において、第1筐体2の背面側には、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの平面に対応する部分が開口した電磁シールド部材101を非接触式ICモジュール用アンテナ6aの側面を囲むように設けている。電磁シールド部材101は、導電率の高い材料でできたフィルムであり、第1筐体2の内面に貼り付けることで形成している。他は実施の形態2と同様である。
次に、動作について説明する。
本実施の形態でもスライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3をスライド開状態に移動した場合は、実施の形態2と同様に非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるので、スライド式携帯電話機1を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6が外部アクセス装置60と電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
本実施の形態でもスライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3をスライド開状態に移動した場合は、実施の形態2と同様に非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるので、スライド式携帯電話機1を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6が外部アクセス装置60と電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
一方、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態に移動すると、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面が電磁シールド手段であるフレキシブル基板9と液晶表示部5によって覆われ、その側面部も電磁シールド部材101により覆われる。これによって、非接触式ICモジュール用アンテナ6aは全方向からの電磁波からシールドされて、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断されるので、不用意なアクセスを確実に防止することが可能となる。
このように、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態にするだけで、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面が液晶表示部5と電磁シールド手段である基板7とで覆われ、その側面部も電磁シールド部材101によって覆われて、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断されるので、ユーザーが電磁シールド部材を逐一移動するという特別な操作を必要とせずして、不用意なアクセスを確実に防止することができる。
実施の形態4.
図10は本発明の実施の形態4におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図10(a)は図1のIII-III線の切断面に相当するスライド閉状態を示す断面図、図10(b)図10(a)のB−B線における断面図である。図において、第2筐体4の前面側には、電磁シールド板102が設けられ、この電磁シールド板102は、前記第2筐体のスライド閉時に、非接触式ICモジュール用アンテナ6aを第1筐体2の液晶表示部5とともに両面から覆うシールド手段となる。一方、第1筐体2の背面側には窪み状のFPCニガシ10が設けられ、前記第1筐体2の背面側の内面には前記FPCニガシ10に対応した凸状部12が形成される。非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、液晶表示部5の背面側となる前記凸状部12の平面部12aに設けられている。この平面部12aには、前記非接触式ICモジュール用アンテナ6aの前面側を覆う電磁シールド部材103が平面部12aの全面に亘って設けられ、さらに前記凸状部12の側壁部12bを囲むように電磁シールド部材104が設けられている。前記電磁シールド部材103、104は、前記第2筐体3のスライド閉時に前記電磁シールド板102とともに前記非接触式モジュール用アンテナ6aを3次元的に囲む箱状をなす電磁シールド部材となる。他は実施の形態1と同様である。
図10は本発明の実施の形態4におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図10(a)は図1のIII-III線の切断面に相当するスライド閉状態を示す断面図、図10(b)図10(a)のB−B線における断面図である。図において、第2筐体4の前面側には、電磁シールド板102が設けられ、この電磁シールド板102は、前記第2筐体のスライド閉時に、非接触式ICモジュール用アンテナ6aを第1筐体2の液晶表示部5とともに両面から覆うシールド手段となる。一方、第1筐体2の背面側には窪み状のFPCニガシ10が設けられ、前記第1筐体2の背面側の内面には前記FPCニガシ10に対応した凸状部12が形成される。非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、液晶表示部5の背面側となる前記凸状部12の平面部12aに設けられている。この平面部12aには、前記非接触式ICモジュール用アンテナ6aの前面側を覆う電磁シールド部材103が平面部12aの全面に亘って設けられ、さらに前記凸状部12の側壁部12bを囲むように電磁シールド部材104が設けられている。前記電磁シールド部材103、104は、前記第2筐体3のスライド閉時に前記電磁シールド板102とともに前記非接触式モジュール用アンテナ6aを3次元的に囲む箱状をなす電磁シールド部材となる。他は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。
スライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3をスライド開状態に移動した場合は、実施の形態1と同様に非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるので、スライド式携帯電話機1を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
スライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3をスライド開状態に移動した場合は、実施の形態1と同様に非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側が開放されるので、スライド式携帯電話機1を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
一方、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態に移動すると、非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、その両面が液晶表示部5と電磁シールド手段である電磁シールド板102によって覆われるとともに、この電磁シールド板102とともに箱状をなす電磁シールド部材103、104によっても3次元的に覆われるため、非接触式ICモジュール用アンテナ6aへの電磁波の侵入を確実にシールドして非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との電磁誘導的結合を遮断し、不用意なアクセスを確実に防止することが可能となる。さらに、第2筐体3の基板7も電磁シールド板102の外側を覆っているので、非接触式ICモジュール用アンテナ6aへの電磁波の侵入をより確実にシールドして不用意なアクセスを確実に防止することが可能となる。また、スライドモジュール4のガイドフレームは金属を用いることが多く、高導電率材料である鉄、銅やSUS材などで構成すると、側方からの電磁波をさらにシールドする効果を得られる。
このように、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態にするだけで、非接触式ICモジュール用アンテナ6aは、その両面が液晶表示部5と電磁シールド手段である電磁シールド板102とで両面から覆われるとともに、この電磁シールド板102とともに箱状をなす電磁シールド部材103、104によっても3次元的に覆われて、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断されるので、ユーザーが電磁シールド部材を逐一移動するという特別な操作を必要とせずして、不用意なアクセスを確実に防止することができる。さらに、第2筐体3の基板7も電磁シールド板102の外側を覆っているので、効果的に電磁波をシールドして不用意なアクセスを防止することが可能となる。
なお、上記実施の形態3、4では、導電性フィルムを貼付することで電磁シールド部材を形成したが、高導電率の材料をメッキ、蒸着などの表面処理により付与することで形成してもよく、筐体の一部を導電性樹脂で構成することにより形成してもよい。
また、上記各実施の形態においては、アクティブ型の非接触式ICモジュール6を用いているが、これに代えて、非接触式ICモジュール用アンテナ6aが受信した電磁波を電力として駆動するパッシブ型の非接触式ICモジュールであっても良い。
実施の形態5.
図11、12は本発明の実施の形態5におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図11(a)はスライド開状態を示す切断断面図、図11(b)はスライド閉状態を示す切断断面図、図12はスライド式携帯電話機の非接触式ICモジュールの動作を示すブロック図である。図において、スライド式携帯電話機1には、第1筐体2と第2筐体4が重合する部分に第2筐体3のスライド状態を検知する検知部13が設けられ、この検知部13は、第1筐体2に設けられたマグネット13aと、第2筐体4の前記マグネット13aに相対向する位置に設けられたホール素子13bを有する。前記ホール素子13bは第2筐体3を図11(b)に示すようなスライド閉状態にしたときに、前記マグネット13aに接近し、前記マグネット13aの磁束を検出して信号を出力する。つまり、検知部13はホール素子13bがマグネット13aの磁束を検知することによって、第2筐体3のスライド開閉状態を検知する。この検知部13の出力端は、図12に示すようにスイッチ80aを制御するスイッチ回路80に接続され、このスイッチ回路80は、前記検知部13からの検知信号がないときは、前記スイッチ80aを閉にし、前記検知部13からの検知信号を受けるとスイッチ80aを開状態になるように切替制御する。このスイッチ80aは、アクティブ型の非接触式ICモジュール6の制御部62とこの非接触式ICモジュールの電源に用いるスライド式携帯電話機1の電池11との接続を開閉する。
図11、12は本発明の実施の形態5におけるスライド式携帯電話機を示すもので、図11(a)はスライド開状態を示す切断断面図、図11(b)はスライド閉状態を示す切断断面図、図12はスライド式携帯電話機の非接触式ICモジュールの動作を示すブロック図である。図において、スライド式携帯電話機1には、第1筐体2と第2筐体4が重合する部分に第2筐体3のスライド状態を検知する検知部13が設けられ、この検知部13は、第1筐体2に設けられたマグネット13aと、第2筐体4の前記マグネット13aに相対向する位置に設けられたホール素子13bを有する。前記ホール素子13bは第2筐体3を図11(b)に示すようなスライド閉状態にしたときに、前記マグネット13aに接近し、前記マグネット13aの磁束を検出して信号を出力する。つまり、検知部13はホール素子13bがマグネット13aの磁束を検知することによって、第2筐体3のスライド開閉状態を検知する。この検知部13の出力端は、図12に示すようにスイッチ80aを制御するスイッチ回路80に接続され、このスイッチ回路80は、前記検知部13からの検知信号がないときは、前記スイッチ80aを閉にし、前記検知部13からの検知信号を受けるとスイッチ80aを開状態になるように切替制御する。このスイッチ80aは、アクティブ型の非接触式ICモジュール6の制御部62とこの非接触式ICモジュールの電源に用いるスライド式携帯電話機1の電池11との接続を開閉する。
次に動作について説明する。
スライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3を図11(a)に示すようなスライド開状態に移動した場合は、検知部13はホール素子13bの磁束を検出せず、検知信号を出力しない。検知信号がない場合はスイッチ回路80はスイッチ80aを閉状態にし、非接触式ICモジュール6用電源である電池11と非接触式ICモジュール6とを接続し、非接触式ICモジュール6の内部回路を動作可能にする。非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側は実施の形態1と同様に開放されるので、スライド式携帯電話機1を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
スライド式携帯電話機1の使用時に第2筐体3を図11(a)に示すようなスライド開状態に移動した場合は、検知部13はホール素子13bの磁束を検出せず、検知信号を出力しない。検知信号がない場合はスイッチ回路80はスイッチ80aを閉状態にし、非接触式ICモジュール6用電源である電池11と非接触式ICモジュール6とを接続し、非接触式ICモジュール6の内部回路を動作可能にする。非接触式ICモジュール用アンテナ6aの背面側は実施の形態1と同様に開放されるので、スライド式携帯電話機1を外部アクセス装置60に近接させることにより、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とが電磁誘導的結合をして情報のやり取りを行なうことができる。
一方、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3を図11(b)に示すようなスライド閉状態に移動すると、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面は、液晶表示部5と電磁シールド手段である基板7とで覆われて、外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断される。また、検知部13はホール素子13bがマグネット13aの磁束を検出してスライド閉状態であることを示す検知信号を出力する。この検知信号を受けたスイッチ回路80はスイッチ80aを開状態にし、電池11と非接触式ICモジュール6との接続を切る。電源を切られた非接触式ICモジュール6は、内部回路が動作せず、機能を停止する。このため、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60とのアクセスは、非接触式ICモジュール用アンテナ6aに電磁波が到達するか否かにかかわらず遮断される。
このように、本実施の形態によれば、スライド式携帯電話機1の不使用時に第2筐体3をスライド閉状態にするだけで、非接触式ICモジュール用アンテナ6aの両面が液晶表示部5と電磁シールド手段である基板7とで覆われて、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との電磁誘導的結合が遮断される。しかも、非接触式ICモジュール用電源を切って非接触式ICモジュール6の回路動作も停止させるので、ユーザーが電磁シールド部材を逐一移動するという特別な操作を必要とせずして、非接触式ICモジュール6と外部アクセス装置60との不用意なアクセスを確実に防止することができる。
1 スライド式携帯電話機、 2 第1筐体、 3 第2筐体、 5 液晶表示部、
6 非接触式ICモジュール、6a 非接触式ICモジュール用アンテナ、 7 基板、
8 操作部、9 フレキシブル基板、 13 検知部、 60 外部アクセス装置、
101、103、104 電磁シールド部材、102 電磁シールド板
6 非接触式ICモジュール、6a 非接触式ICモジュール用アンテナ、 7 基板、
8 操作部、9 フレキシブル基板、 13 検知部、 60 外部アクセス装置、
101、103、104 電磁シールド部材、102 電磁シールド板
Claims (5)
- 前面側に設けられた液晶表示部と、該液晶表示部の背面側に設けられ、且つ外部アクセス装置と電磁誘導的結合可能な非接触式ICモジュール用アンテナとを有する第1筐体、
この第1筐体の背面側にスライド開閉自在に重合され、且つスライド開時に操作可能な操作部が配設された第2筐体、
この第2筐体に設けられ、第2筐体のスライド開時に前記非接触式ICモジュール用アンテナの背面側を開放して前記外部アクセス装置との電磁誘導的結合を可能にし、スライド閉時に前記液晶表示部と共に前記非接触式ICモジュール用アンテナの両面を覆って前記外部アクセス装置との電磁誘導的結合を遮断する電磁シールド手段を備えてなるスライド式携帯電話機。 - 電磁シールド手段は操作部が実装された基板であることを特徴とする請求項1に記載のスライド式携帯電話機。
- 電磁シールド手段は液晶表示部と操作部とを電気的に接続するフレキシブル基板であることを特徴とする請求項1に記載のスライド式携帯電話機。
- アンテナの側面をシールドする電磁シールド部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスライド式携帯電話機。
- 第2筐体のスライド開閉状態を検知する検知部を設け、
スライド閉状態検知時に非接触式ICモジュール用電源を切ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスライド式携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006285065A JP2008104007A (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | スライド式携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006285065A JP2008104007A (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | スライド式携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008104007A true JP2008104007A (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=39437992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006285065A Withdrawn JP2008104007A (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | スライド式携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008104007A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010061609A1 (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-03 | 京セラ株式会社 | 携帯電子機器 |
JP2012039712A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Toshiba Schneider Inverter Corp | インバータ装置、その周辺機器並びに梱包体 |
-
2006
- 2006-10-19 JP JP2006285065A patent/JP2008104007A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010061609A1 (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-03 | 京セラ株式会社 | 携帯電子機器 |
JP2010130199A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
CN102224634A (zh) * | 2008-11-26 | 2011-10-19 | 京瓷株式会社 | 便携电子设备 |
CN102224634B (zh) * | 2008-11-26 | 2014-10-29 | 京瓷株式会社 | 便携电子设备 |
US8933846B2 (en) | 2008-11-26 | 2015-01-13 | Kyocera Corporation | Portable electronic device |
JP2012039712A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Toshiba Schneider Inverter Corp | インバータ装置、その周辺機器並びに梱包体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101064445B1 (ko) | 휴대형 정보 처리 단말 장치 | |
KR101580518B1 (ko) | 안테나 및 이를 구비한 이동 단말기 | |
JP5418694B2 (ja) | 携帯機器及び給電システム | |
JP5146876B2 (ja) | Rfidアンテナ装置、rfidタグ及びrfidタグ機能付きの携帯電子端末 | |
KR101873407B1 (ko) | 이동 단말기 | |
KR101051105B1 (ko) | 휴대 통신기기 | |
JP2005333244A (ja) | 携帯電話機 | |
JP4937989B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP5913773B2 (ja) | 近距離無線通信に使用するアンテナおよび携帯式電子機器 | |
KR20070043922A (ko) | 안테나 모듈용 자심 부재, 안테나 모듈 및 이를 구비한휴대 정보 단말 | |
JP2009290480A (ja) | 通信機器 | |
KR101202877B1 (ko) | 휴대 전자기기 | |
JPWO2014097970A1 (ja) | 情報端末装置 | |
WO2014148314A1 (ja) | アンテナ装置及び電子機器 | |
JP2008104007A (ja) | スライド式携帯電話機 | |
KR101276412B1 (ko) | 휴대 전자기기 | |
JP2008022469A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP5330701B2 (ja) | 電池パックおよび携帯電子機器 | |
KR101873406B1 (ko) | 이동 단말기 | |
KR101465441B1 (ko) | 휴대 단말기용 무선통신 fpcb 세트 | |
JP2012129975A (ja) | 携帯電子機器 | |
KR102306420B1 (ko) | 안테나 모듈 및 이를 포함하는 무선 통신 디바이스 | |
KR101275189B1 (ko) | 이동 단말기 | |
JP2011044778A (ja) | 携帯無線機 | |
KR20170032498A (ko) | 휴대 단말기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20081118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20101012 |