JP2008103920A - 放送受信再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 放送番組のCM区間を効率的に利用できる放送受信再生装置を提供すること。
【解決手段】 ユーザが主に視聴する主視聴チャンネルの放送信号を取得する第1映像音声信号処理手段14と、主視聴チャンネルの放送のCM区間中に一時的にユーザが視聴する裏チャンネルの放送信号を取得する第2映像音声信号処理手段15と、主視聴チャンネルの放送信号からCM区間を検出する第1CM検出手段19と、第1CM検出手段19によりCM区間が検出されると、主視聴チャンネルから裏チャンネルに切り替えて出力する信号切替手段16と、チャンネル切替タイミング管理手段20で生成されたチャンネル切替要求により所定時間毎に裏チャンネルを切り替える指示を送出するチャンネル制御手段202とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送局からの放送信号を受信して再生する放送受信再生装置に関する。
従来、テレビジョン放送番組などの映像コンテンツを記録および再生する記録再生装置としてビデオテープを用いたビデオテープレコーダ(VTR)が知られていたが、近年はハードディスク、光ディスク、または半導体メモリなどの大容量記録媒体を用いたハードディスクレコーダ(HDDレコーダ)やDVDレコーダなどの記録再生装置が広く普及している。
これらのハードディスク、光ディスク、または半導体メモリなどの記録媒体を用いた記録再生装置では、ランダムアクセスが可能であることを利用して、CM部分をとばして録画するCMスキップ録画またはCM部分をとばして再生するCMスキップ再生を行う機能を有するものがある。
このCMスキップ録画またはCMスキップ再生の機能を利用することにより、視聴者はCM部分の再生時間を有効に利用することができる。
しかし、このCMスキップ録画またはCMスキップ再生は、記録媒体に映像コンテンツを記録する場合、または記録された映像コンテンツを再生する場合に利用可能な機能であり、放送局から受信した映像コンテンツをリアルタイムで視聴する場合には利用できない。
放送局から受信した映像コンテンツをリアルタイムで視聴する場合には、視聴者は視聴している番組のCM放送中に受信チャンネルを他の放送チャンネルに変更するかまたは、2画面対応テレビ受信器を用いることにより、他の放送チャンネルの放送内容を確認することができ、CMの放送時間を有効に活用することができる。
さらに効率的に、放送番組のCM放送中に他のチャンネルの放送内容を確認するための技術として、特許文献1〜3に記載の技術がある。
特許文献1には、テレビ受信機で受信している主視聴チャンネルの第1の映像信号におけるCM放送期間に、記憶しておいた裏チャンネルの第2の映像信号の番組信号を時分割多重により挿入する技術が記載されている。
この技術を利用することにより、主視聴チャンネルのCM放送時間と裏チャンネルのCM放送時間とが重なっても、主視聴チャンネルのCM放送中に裏チャンネルの番組を視聴することができるとともに、また主視聴チャンネルの番組のCM放送が終了したときには裏チャンネルの番組から主視聴チャンネルの番組に切り替わるため、本来視聴していた主視聴チャンネルの番組を見損なうことがないという利点がある。
また、特許文献2には、テレビ受信機における放送番組の受信中にCM区間を検出し、検出されたCM区間は、写真画像またはビデオカメラで撮影した映像などのコンテンツを再生する電子アルバム装置に切り替えてこれらのコンテンツを出力させる再生装置が記載されている。
この再生装置を利用することにより、放送番組のCM区間を有効利用することができ、電子アルバムの利用を活発にする機能をユーザに提供することができる。
また、特許文献3には、テレビ受信機における放送番組の受信中にCM区間を検出し、検出されたCM区間は、EPG等の付加情報を表示させるテジタル放送受信装置が記載されている。
このデジタル放送受信装置を利用することにより、放送番組の主映像を妨げることなく、EPG等の付加情報を表示させることができる。
特開2004−187238号公報 特開2000−350131号公報 特開2001−45396号公報
しかし、特許文献1の技術は、ユーザが既に他局で放送されている番組を認識した上で気になるチャンネルの番組を主視聴チャンネルの番組のCM放送中に確認するときには有効であるが、ただ単に主視聴チャンネル以外のチャンネルの番組の中で何か面白そうなものがあるかどうかを探索するときには、探索したいチャンネル数分の処理ブロックを必要とするなど効率的な機能実現が難しいという問題があった。
特に近年はチャンネル数が多くなってきており、如何にして効率的に特許文献1の機能を実現するかが課題となっていた。
また、特許文献2の技術を利用すると、CM区間を検出するたびに自動的に電子アルバム装置に切り替えられ、家族など複数の視聴者でテレビ受信機を利用する場合には各々の視聴者の要望に対応することができないという問題あった。
つまり、一人は常にCM区間は電子アルバム装置に切り替えて記録されたコンテンツを表示させたいと考え、別の人は一部の番組以外では電子アルバム装置へは切り替えず、CMも貴重な情報源として視聴したいと考えているような場合には、各人が電子アルバム装置への切り替え機能をその都度管理しなくてはならないという問題があった。
また、特許文献3の技術はCM区間を有効利用する手段の1つであるが、一般的にCM区間はせいぜい1回に40〜50秒で1時間に4、5回であり、EPGなどの文字データを表示するには時間が短く、ユーザに情報を提供するには無理が生じる場合があるという問題があった。
さらに、特許文献3の技術ではユーザはEPG情報を見るためにわざわざCM区間になるまで待っていなければならないが、EPG情報などはユーザが思い立ったときに見たいケースが多く、結局は放送番組の視聴中にEPG情報を表示させる方法で利用してしまい、特許文献3の技術の利点が生かされないという問題があった。
よって本発明の目的は、視聴している主視聴チャンネル以外の複数の裏チャンネルの放送または記録されたコンテンツをCM区間に表示することにより、放送番組のCM区間を効率的に利用する放送受信再生装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、特定の時間帯や特定のチャンネルの視聴時にのみCM区間に複数の裏チャンネルの放送またはユーザの所望のコンテンツを再生することにより、放送番組のCM区間をユーザの好みに対応して効率的に利用する放送受信再生装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の放送受信再生装置(1)は、本編部とCM部とからなる放送番組を放送局から受信して再生し、再生中の前記放送番組から前記CM部の区間を検出するCM部区間検出手段(19)と、前記CM部区間検出手段によって検出された前記CM部の区間の間、前記再生中の放送番組とは別の番組を受信して裏番組として再生する裏番組受信再生手段(15、16、17)とを有することを特徴とする。
また、本発明の放送受信再生装置(5)は、放送局から受信した、本編部とCM部とからなる放送番組、または、蓄積したコンテンツデータを再生する放送受信再生装置(5)であって、複数の前記コンテンツデータを蓄積するデータ蓄積手段(23)と、再生中の前記放送番組から前記CM部の区間を検出するCM部区間検出手段(19)と、前記CM部区間検出手段によって検出された前記CM部の区間の間、前記データ蓄積手段(23)に蓄積したコンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段(24、16、17)とを特徴とする。
本発明の放送受信再生装置によれば、視聴しているチャンネル以外の複数のチャンネルの放送をCM区間に表示させることにより、放送番組のCM区間を効率的に利用することができる。
また、特定の時間帯や特定のチャンネルの視聴時にのみCM区間にユーザの所望のコンテンツを再生することにより、放送番組のCM区間を複数のユーザの好みに対応して効率的に利用することができる。
《第1実施形態》
本発明の第1実施形態では、ユーザが視聴している主視聴チャンネルのCM区間に、複数の裏チャンネルを順次出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第1実施形態による放送受信再生装置1の構成〉
本発明の第1実施形態による放送受信再生装置1の構成を、図1を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置1は、放送受信部としてのアンテナ11と、第1放送選局手段12と、第2放送選局手段13と、第1映像音声信号処理手段14と、第2映像音声信号処理手段15と、信号切替手段16と、出力手段17と、ユーザ制御手段18と、第1CM検出手段19と、制御手段20と、表示手段21とを有する。なお、本実施形態では、第2映像音声信号処理手段15と、信号切替手段16と、出力手段17とが本発明の裏番組受信再生手段に相当している。
アンテナ11は、放送局から送信される放送電波を受信する。
第1放送選局手段12は、チューナーであり、後述するチャンネル制御手段202から取得したチャンネル切替要求に従って、アンテナ11において受信された放送電波からユーザが主に視聴する主視聴チャンネルを選局する。
第2放送選局手段13は、チューナーであり、後述するチャンネル制御手段202から取得したチャンネル切替要求に従って、アンテナ11において受信された放送電波から、主視聴チャンネルの放送のCM区間中に一時的にユーザが視聴する裏チャンネルを選局する。
第1映像音声信号処理手段14は、第1放送選局手段12で選局された主視聴チャンネルの圧縮された放送信号を放送電波から取得し、再生するために伸張して第1再生信号を生成する処理を行う。
第2映像音声信号処理手段15は、第2放送選局手段13で選局された裏チャンネルの圧縮された放送信号を放送電波から取得し、再生するために伸張して第2再生信号を生成する処理を行う。
信号切替手段16は、第1映像音声信号処理手段14で生成された第1再生信号と、第2映像音声信号処理手段15で生成された第2再生信号とのうち、表示装置に出力する再生信号を後述するチャンネル制御手段202の指示により選択して切り替える。
出力手段17は、信号切替手段16で選択された第1再生信号または第2再生信号を、外部の表示手段で表示させる表示信号に変換する。
ユーザ制御手段18は、ユーザによってリモコンなどから操作され、ユーザにより主視聴チャンネルを切り替える操作が行われると主視聴チャンネル切替要求を生成して後述するチャンネル制御手段202に送出する。
第1CM検出手段19は、第1放送選局手段12で受信され第1映像音声信号処理手段14で生成された第1再生信号から、CM区間の開始時であるCM開始時およびCM区間の終了時であるCM終了時を検出して後述するチャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出する。
制御手段20は、チャンネル切替タイミング管理手段201とチャンネル制御手段202とを有する。
チャンネル切替タイミング管理手段201は、予め設定された裏チャンネルの1チャンネルあたりの再生時間である裏チャンネル再生時間を記憶し、第1CM検出手段19で検出されたCM開始時を取得すると、この裏チャンネル再生時間経過毎に裏チャンネル切替要求を生成して後述するチャンネル制御手段202に送出する処理を開始する。
また、チャンネル切替タイミング管理手段201は、第1CM検出手段19からCM終了時を取得すると、裏チャンネル切替要求を生成する処理および送出する処理を停止する。
チャンネル制御手段202は、第1CM検出手段19でCM開始時が検出されたときに信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第2再生信号に切り替えるための信号切替要求を生成し、第1CM検出手段19でCM終了時が検出されたときに信号切替手段16で選択される再生信号を第2再生信号から第1再生信号に切り替えるための信号切替要求を生成して信号切替手段16に送出する。
また、チャンネル制御手段202は、ユーザ制御手段18から主視聴チャンネル切替要求を取得したときに、第1放送選局手段12に送出する。
また、チャンネル制御手段202は、チャンネル切替タイミング管理手段201から裏チャンネル切替要求を取得したときに、第2放送選局手段13に送出する。
表示手段21は、チャンネル制御手段202で取得した信号切替要求、主チャンネル切替要求、および裏チャンネル切替要求に基づいて、放送受信再生装置1の動作状態やユーザの操作内容を表示する。
〈第1実施形態による放送受信再生装置1の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置1の動作について、図2のフローチャートおよび図3の説明図を参照して説明する。
まず、ユーザの操作により放送受信再生装置1の電源が投入されると(S1)、アンテナ11において放送局から送信される放送電波が受信され、第1放送選局手段12および第2放送選局手段13においてデフォルトで設定されているチャンネルが選局される。
第1放送選局手段12においてデフォルトで設定されているチャンネルが選局されると、第1映像音声信号処理手段14においてこの選局されたチャンネルの圧縮された放送信号が放送電波から取得される。
さらに、第1映像音声信号処理手段14において取得された圧縮された放送信号が伸張され、第1再生信号が生成される(S2)。
また、第2放送選局手段13においてデフォルトで設定されているチャンネルが選局されると、第2映像音声信号処理手段15においてこの選局されたチャンネルの圧縮された放送信号が放送電波から取得される。
さらに、第2映像音声信号処理手段15において取得された圧縮された放送信号が伸張され、第2再生信号が生成される(S2)。
次に、信号切替手段16において、第1映像音声信号処理手段14で生成された第1再生信号と第2映像音声信号処理手段15で生成された第2再生信号とのうち、デフォルトで設定されている第1再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17において取得された第1再生信号は、表示させるための表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S3)。
外部の表示装置に送信された第1再生信号が表示された状態で、ユーザの操作によりリモコンなどから主視聴チャンネルが指定されると、指定された主視聴チャンネルへの切替要求である主視聴チャンネル切替要求がユーザ制御手段18において生成される(S4)。
ここでは、図3に示すようにユーザにより指定された主視聴チャンネルは「0」であり、このチャンネルで放送されている番組を番組「M-CH0」とする。
この番組「M-CH0」は、再生区間「M0-1」、「M0-2」、「M0-3」の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」が挿入され、再生区間「M0-1」→CM区間「CM1」→再生区間「M0-2」→CM区間「CM2」→再生区間「M0-3」の順に放送される。
また、本実施形態において裏チャンネルはチャンネル「1」、「2」、「3」の3つであり、これらのチャンネルで放送されている番組をそれぞれ番組「S-CH1」、「S-CH2」、「S-CH3」とする。
番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の開始〜再生区間「M0-3」の終了までの間に、番組「S-CH1」は、再生区間「S1-1」→再生区間「S1-2」→再生区間「S1-3」→再生区間「S1-4」→再生区間「S1-5」の順に放送され、番組「S-CH2」は、再生区間「S2-1」→再生区間「S2-2」→再生区間「S2-3」→再生区間「S2-4」→再生区間「S2-5」の順に放送され、番組「S-CH3」は、再生区間「S3-1」→再生区間「S3-2」→再生区間「S3-3」→再生区間「S3-4」→再生区間「S3-5」の順に放送される。
また、第2放送選局手段13において裏チャンネルは、チャンネル「1」→チャンネル「2」→チャンネル「3」の順に高い優先順位で選択されるものとする。
ステップS4においてユーザ制御手段18でチャンネル「0」への主視聴チャンネル切替要求が生成されるとチャンネル制御手段202に送出され、さらにチャンネル制御手段202から第1放送選局手段12に送出される。
第1放送選局手段12においてチャンネル「0」への主視聴チャンネル切替要求が取得されると、この主視聴チャンネル切替要求に従って、選局されるチャンネルがユーザの所望の主視聴チャンネル「0」に切り替えられる。
第1放送選局手段12において選局される主視聴チャンネルがチャンネル「0」に切り替えられると、第1映像音声信号処理手段14においてこの選局された主視聴チャンネル「0」の放送中の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の圧縮された放送信号が放送電波から取得される。
さらに、第1映像音声信号処理手段14において取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の圧縮された放送信号が伸張され、番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の第1再生信号が生成される(S5)。
信号切替手段16では引き続き第1再生信号が選択され、番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の第1再生信号が出力手段17に送出される。
出力手段17において取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の第1再生信号は、表示させるための表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S6)。
以上のようにステップS4〜S6の処理が行われることにより、第1放送選局手段12でユーザに指定された主視聴チャンネル「0」が選局され、このチャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」が表示装置に出力される。
図3に示すように、表示装置に主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されたときを時刻t0とする。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されると、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S7)。
CM開始時が検出されるまでの間(S7の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置1の電源がOFFにされると(S8の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S8の「NO」)、ユーザにより主視聴チャンネルの変更が指定されユーザ制御手段18で主視聴チャンネル切替要求が生成されると(S9の「YES」)、ステップS5に戻り、ユーザの所望の主視聴チャンネルに切り替えられ表示装置に表示される(S5、S6)。
本実施形態においては、時刻t1になりCM区間「CM1」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S7の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第2再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第2再生信号に切り替えられる。
ここでは、第2放送選局手段13では裏チャンネルの中で優先順位の最も高いチャンネル「1」が選局されており、このチャンネル「1」で放送されている番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第2再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S10)。
以上のように時刻t1においてステップS27、S10の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で選局されている裏チャンネル「1」の番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」が表示装置に出力される。
また、チャンネル切替タイミング管理手段201では、CM開始時が検出されると、予め設定された裏チャンネルの1チャンネルあたりの再生時間である裏チャンネル再生時間T0のカウントが開始され、この裏チャンネル再生時間T0経過毎に裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
この裏チャンネル切替要求の生成処理は、第1CM検出手段19においてCM区間の終了時であるCM終了時が検出されるまで続けられる。
この裏チャンネル切替要求の生成処理が行われている状態において、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の終了時であるCM終了時を検出するための監視が行われる(S11)。
CM終了時が検出されるまでの間(S11の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置1の電源がOFFにされると(S12の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S12の「NO」)、チャンネル切替タイミング管理手段201で生成された裏チャンネル切替要求がチャンネル制御手段202で取得されると(S13の「YES」)、ステップS10に戻り、切り替えられた裏チャンネルの放送信号から生成された再生信号が表示装置に表示される(S10)。
本実施形態においては、番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の出力が開始された時刻t1から裏チャンネル再生時間T0が経過した時刻t2になると、チャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202でこの裏チャンネル切替要求が取得されると(S13の「YES」)、ステップS30に戻り、選局するチャンネルがチャンネル「1」の次に優先順位が高いチャンネル「2」に切り替える指示とともに、この裏チャンネル切替要求が第2放送選局手段13に送出される。
第2放送選局手段13では、このチャンネル「2」で放送されている番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」の圧縮された放送信号は、伸張されて第2再生信号が生成され信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では引き続き第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S10)。
以上のように時刻t2においてステップS33、S10の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で切り替えられた裏チャンネル「2」の番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」が表示装置に出力される。
さらに、CM終了時が検出される前(S11の「NO」)であり、且つ電源がOFFされていないとき(S12の「NO」)には、チャンネル切替タイミング管理手段201で裏チャンネル切替要求の生成処理が継続して行われており、時刻t2から裏チャンネル再生時間T0が経過した時刻t3になると、チャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202ではこの裏チャンネル切替要求が取得されたかCM終了時が検出されるまで監視されており(S13の「NO」)、裏チャンネル切替要求が取得されると(S13の「YES」)、さらに第2放送選局手段13に送出され、再度ステップS30に戻る。
第2放送選局手段13では、裏チャンネル切替要求が取得されると、選局するチャンネルがチャンネル「2」の次に優先順位が高いチャンネル「3」に切り替えられ、このチャンネル「3」で放送されている番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」の圧縮された放送信号は、伸張されて第2再生信号が生成され信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では引き続き第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S10)。
以上のように時刻t3においてステップS33、S10の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で切り替えられた裏チャンネル「3」の番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」が表示装置に出力される。
次に、時刻t2から裏チャンネル再生時間T0が経過する前に時刻t4になりCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S11の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM終了時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202でCM終了時が取得されると、ステップS25に戻り、信号切替手段16で選択される再生信号を第2再生信号から第1信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると選択する再生信号が第2再生信号から第1再生信号に切り替えられる。
ここでは、第1放送選局手段12ではCM区間「CM1」になる前に設定された主視聴チャンネル「0」が選局されており、この主視聴チャンネル「0」で引き続き放送されている番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の圧縮された放送信号が第1映像音声信号処理手段14で取得される。
第1映像音声信号処理手段14で取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第1再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される(S5)。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第1再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S6)。
以上のように時刻t4においてステップS25、S6の処理が行われることにより、第1放送選局手段12で選局されている主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」が表示装置に出力される。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の出力が開始されると、第1CM検出手段19において、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号からCM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われ、ステップS27以降の処理が同様に行われる。
その結果、番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の後の主視聴チャンネル「0」のCM区間「CM2」に、裏チャンネル「1」の番組「S-CH1」の再生区間「S1-4」→裏チャンネル「2」の番組「S-CH2」の再生区間「S2-4」→裏チャンネル「3」の番組「S-CH3」の再生区間「S3-4」→主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」のように出力される。
上記の処理中、表示手段21には、チャンネル制御手段202で取得した信号切替要求、主チャンネル切替要求、および裏チャンネル切替要求に基づいて、放送受信再生装置1の動作状態やユーザの操作内容が表示される。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に複数の裏チャンネルの放送をユーザが操作することなしに出力することにより、ユーザはCM区間を利用して他の複数の裏チャンネルで放送されている番組を確認することができ、CM区間を効率的に利用することができる。
本実施形態においては、裏チャンネル再生時間は予め設定された時間を用いて処理を行ったが、これには限定されず、1回目のCM区間の放送時間を2回目以降のCM区間の放送時間として予測し、この予測されたCM区間の時間を裏チャンネル数で均等に割った時間を裏チャンネル再生時間として設定するようにしてもよい。
また、本実施形態においては、受信した放送信号から第1映像音声信号処理手段および第2映像音声信号処理手段において再生信号を生成して外部の表示装置に再生するようにしたが、受信した放送信号を第1映像音声信号処理手段および第2映像音声信号処理手段において記録信号に変換して外部の記録装置に記録するようにしてもよい。
《第2実施形態》
本発明の第2実施形態では、ユーザが視聴している主視聴チャンネルのCM区間に、ユーザが主視聴チャンネルごとに設定した複数の裏チャンネルを順次出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第2実施形態による放送受信再生装置2の構成〉
本発明の第2実施形態による放送受信再生装置2の構成を、図4を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置2の構成は、制御手段20に裏チャンネル指定管理手段203と、時刻情報取得手段204とを有する他は第1実施形態の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
裏チャンネル指定管理手段203は、ユーザにより設定された、主視聴チャンネルのCM区間に出力する裏チャンネルを指定するための裏チャンネル指定情報を、指定時間ごとに記憶する。
図5に、本実施形態において裏チャンネル指定管理手段203に記憶される裏チャンネル指定情報の一例を示す。
図5の裏チャンネル指定情報においては、(1)指定時間12:00〜16:59の間は主視聴チャンネルとしてチャンネル「0」を視聴しているときのCM区間には、裏チャンネルとしてチャンネル「1」とチャンネル「2」とが切り替えられて出力され、主視聴チャンネルとしてチャンネル「2」を視聴しているときのCM区間には、裏チャンネルとしてチャンネル「0」とチャンネル「3」とが切り替えられて出力されるように指定され、(2)指定時間18:00〜22:29の間は主視聴チャンネルとしてチャンネル「0」を視聴しているときのCM区間には、裏チャンネルとしてチャンネル「2」とチャンネル「3」が切り替えられて出力され、主視聴チャンネルとしてチャンネル「3」を視聴しているときのCM区間には、裏チャンネルとしてチャンネル「0」とチャンネル「1」が切り替えられて出力されるように指定され、裏チャンネル指定管理手段203に記憶されている。
時刻情報取得手段204は、チャンネル制御手段202からの要求に応じて現在時刻情報を取得する。
また、本実施形態においてチャンネル切替タイミング管理手段201は、第1実施形態におけるチャンネル切替タイミング管理手段201と同様の機能を有する他に、同一の番組における1回目のCM区間の再生時間を裏チャンネル数で割って算出された時間を、2回目以降の裏チャンネル再生時間として設定する機能を有する。
〈第2実施形態による放送受信再生装置2の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置2の動作について、図6のフローチャートおよび図7の説明図を参照して説明する。
図6のフローチャートにおいて、ステップS21〜ステップS26の処理は第1実施形態のステップS1〜ステップS6と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、図7に示すように、ユーザにより指定された主視聴チャンネルは「0」であり、このチャンネルで放送されている番組を番組「M-CH0」とする。
この番組「M-CH0」は、再生区間「M0-1」、「M0-2」、「M0-3」の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」が挿入され、再生区間「M0-1」→CM区間「CM1」→再生区間「M0-2」→CM区間「CM2」→再生区間「M0-3」の順に放送される。
また、本実施形態において裏チャンネルはチャンネル「1」、「2」、「3」の3つであり、これらのチャンネルで放送されている番組をそれぞれ番組「S-CH1」、「S-CH2」、「S-CH3」とする。
番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の開始〜再生区間「M0-3」の終了までの間に、番組「S-CH1」は、再生区間「S1-1」→再生区間「S1-2」→再生区間「S1-3」の順に放送され、番組「S-CH2」は、再生区間「S2-1」→再生区間「S2-2」→再生区間「S2-3」→再生区間「S2-4」→再生区間「S2-5」の順に放送され、番組「S-CH3」は、再生区間「S3-1」→再生区間「S3-2」→再生区間「S3-3」の順に放送される。
また、第2放送選局手段13において裏チャンネルは、裏チャンネル指定管理手段203に記憶されている図5に示す裏チャンネル指定情報に従って選択される。
また、本実施形態においては、図7に示すように、表示装置に主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されたときを時刻t11とする。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されると、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S27)。
CM開始時が検出されるまでの間(S27の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置1の電源がOFFにされると(S28の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S28の「NO」)、ユーザにより主視聴チャンネルの変更が指定されユーザ制御手段18で主視聴チャンネル切替要求が生成されると(S29の「YES」)、ステップS25に戻り、ユーザの所望の主視聴チャンネルに切り替えられ表示装置に表示される(S25、S26)。
本実施形態においては、時刻t12になりCM区間「CM1」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S27の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第2再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第2再生信号に切り替えられる。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、裏チャンネル指定管理手段203から裏チャンネル指定情報が取得されるとともに時刻情報取得手段204から現在時刻情報が取得される(S30)。そして、設定されている主視聴チャンネルおよび取得された現在時刻情報が有効となる裏チャンネル指定情報があるか否かが判断される(S31)。
ステップS31の判断の結果、有効となる裏チャンネル指定情報がある場合には、指定された裏チャンネルが主視聴チャンネルと同じか否かが判定される(S32)。
ステップS32の判断の結果、指定された裏チャンネルが主視聴チャンネルと異なる場合には(S32の「NO」)、裏チャンネル指定情報に従って裏チャンネルが選局される。
ここでは、主視聴チャンネルが「0」に設定され、時刻情報取得手段204から取得された現在時刻情報は12:00であるため、裏チャンネル指定情報の(1)に基づいて裏チャンネルは「1」が選択される。
選択された裏チャンネル「1」は主視聴チャンネル「0」と異なるため、この裏チャンネル「1」で放送されている番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第2再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S33)。
以上のように時刻t12においてステップS27、S30の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で選局されている裏チャンネル「1」の番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」が表示装置に出力される。
また、チャンネル切替タイミング管理手段201では、CM開始時が検出されると、予め設定された裏チャンネルの1チャンネルあたりの再生時間である裏チャンネル再生時間T0のカウントが開始され、この裏チャンネル再生時間T0経過毎に裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
この裏チャンネル切替要求の生成処理は、第1CM検出手段19においてCM区間の終了時であるCM終了時が検出されるまで続けられる。
この裏チャンネル切替要求の生成処理が行われている状態のとき、またステップS31の判断の結果、設定されている主視聴チャンネルおよび取得した現在時刻情報が有効となる裏チャンネル指定情報がないと判断されたときは、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の終了時であるCM終了時を検出するための監視が行われる(S34)。
CM終了時が検出されるまでの間(S34の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置1の電源がOFFにされると(S35の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S35の「NO」)、チャンネル切替タイミング管理手段201で生成された裏チャンネル切替要求がチャンネル制御手段202で取得されると(S36の「YES」)、ステップS30に戻る。
本実施形態においては、番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の出力が開始された時刻t12から裏チャンネル再生時間T0が経過した時刻t13になると、チャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202ではこの裏チャンネル切替要求が取得されたかCM終了時が検出されるまで監視されており(S36の「NO」)、裏チャンネル切替要求が取得されると(S36の「YES」)、ステップS30に戻り、再度裏チャンネル指定情報および現在時刻情報が取得され(S30)、有効となる裏チャンネル指定情報があるか否かが判断される(S31)。
ここでは、裏チャンネル指定情報の(1)に基づいて主視聴チャンネルが「0」の場合の裏チャンネルとしてチャンネル「1」の次に指定されているチャンネル「2」に切り替える指示とともに、この裏チャンネル切替要求が第2放送選局手段13に送出される。
第2放送選局手段13では、このチャンネル「2」で放送されている番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」の圧縮された放送信号は、伸張されて第2再生信号が生成され信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では引き続き第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S33)。
以上のように時刻t13においてステップS36、S30の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で切り替えられた裏チャンネル「2」の番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」が表示装置に出力される。
ステップS31において有効となる裏チャンネル指定情報がないと判断されたときは(S31の「NO」)、ステップS34に移り、CM終了時が検出されたか監視される。
次に、時刻t13から裏チャンネル再生時間T0より短い再生時間T1が経過して時刻t14になった時点でCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S34の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM終了時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202でCM終了時が取得されると、ステップS25に戻り、信号切替手段16で選択される再生信号を第2再生信号から第1信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると選択する再生信号が第2再生信号から第1再生信号に切り替えられる。
ここでは、第1放送選局手段12ではCM区間「CM1」になる前に設定された主視聴チャンネル「0」が選局されており、この主視聴チャンネル「0」で引き続き放送されている番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の圧縮された放送信号が第1映像音声信号処理手段14で取得される。
第1映像音声信号処理手段14で取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第1再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される(S25)。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第1再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S26)。
以上のように時刻t14においてステップS25、S26の処理が行われることにより、第1放送選局手段12で選局されている主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」が表示装置に出力される。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の出力が開始されると、第1CM検出手段19において、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号からCM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S27)。
時刻t15になりCM区間「CM2」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S27の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第2再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第2再生信号に切り替えられる。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、裏チャンネル指定管理手段203から裏チャンネル指定情報が取得されるとともに時刻情報取得手段204から現在時刻情報が取得される(S30)。そして、設定されている主視聴チャンネルおよび取得した現在時刻情報が有効となる裏チャンネル指定情報があるか否かが判断される(S31)。
ここでは、主視聴チャンネルが「0」に設定され、時刻情報取得手段204から取得された現在時刻情報は18:00であるため、裏チャンネル指定情報の(2)に基づいて裏チャンネルは「2」が選局され、このチャンネル「2」で放送されている番組「S-CH2」の再生区間「S2-4」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH2」の再生区間「S2-4」の圧縮された放送信号は伸張されて第2再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH1」の再生区間「S2-4」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S33)。
以上のように時刻t15においてステップS27、S10の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で選局されている裏チャンネル「2」の番組「S-CH2」の再生区間「S2-4」が表示装置に出力される。
また、チャンネル切替タイミング管理手段201では、CM開始時が検出されると、番組「M-CH0」の1回目のCM区間であるCM区間「CM1」の再生時間を裏チャンネル数である「2」で割った2回目以降の裏チャンネル再生時間T2が生成されるとともにこの裏チャンネル再生時間T2のカウントが開始され、この裏チャンネル再生時間T2経過時に裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
この裏チャンネル切替要求の生成処理は、第1CM検出手段19においてCM区間の終了時であるCM終了時が検出されるまで続けられる。
この裏チャンネル切替要求の生成処理が行われている状態のとき、またステップS31の判断の結果、設定されている主視聴チャンネルおよび取得した現在時刻情報が有効となる裏チャンネル指定情報がないと判断されたときは、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の終了時であるCM終了時を検出するための監視が行われる(S34)。
CM終了時が検出されるまでの間(S34の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置1の電源がOFFにされると(S35の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S35の「NO」)、チャンネル切替タイミング管理手段201で生成された裏チャンネル切替要求がチャンネル制御手段202で取得されると(S36の「YES」)、ステップS30に戻る。
本実施形態においては、番組「S-CH2」の再生区間「S2-4」の出力が開始された時刻t15から裏チャンネル再生時間T2が経過した時刻t16になると、チャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202でこの裏チャンネル切替要求が取得されると(S36の「YES」)、ステップS30に戻り、再度裏チャンネル指定情報および現在時刻情報が取得され(S30)、有効となる裏チャンネル指定情報があるか否かが判断される(S31)。
ここでは、裏チャンネル指定情報の(2)に基づいて主視聴チャンネルが「0」の場合の裏チャンネルとしてチャンネル「2」の次に指定されているチャンネル「3」に切り替える指示とともに、この裏チャンネル切替要求が第2放送選局手段13に送出される。
第2放送選局手段13では、このチャンネル「3」で放送されている番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」の圧縮された放送信号は、伸張されて第2再生信号が生成され信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では引き続き第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S33)。
以上のように時刻t16においてステップS36、S30の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で切り替えられた裏チャンネル「3」の番組「S-CH3」の再生区間「S3-2」が表示装置に出力される。
次に、時刻t16から裏チャンネル再生時間T2が経過して時刻t17になると、CM区間「CM1」の放送が終了し、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S34の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM終了時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202でCM終了時が取得されると、ステップS25に戻り、信号切替手段16で選択される再生信号を第2再生信号から第1信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると選択する再生信号が第2再生信号から第1再生信号に切り替えられる。
ここでは、第1放送選局手段12ではCM区間「CM2」になる前に設定された主視聴チャンネル「0」が選局されており、この主視聴チャンネル「0」で引き続き放送されている番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」の圧縮された放送信号が第1映像音声信号処理手段14で取得される。
第1映像音声信号処理手段14で取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第1再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される(S25)。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第1再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S26)。
以上のように時刻t17においてステップS25、S6の処理が行われることにより、第1放送選局手段12で選局されている主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」が表示装置に出力される。
上記の処理中、第1実施形態と同様に表示手段21には、チャンネル制御手段202で取得した信号切替要求、主チャンネル切替要求、および裏チャンネル切替要求に基づいて、放送受信再生装置2の動作状態やユーザの操作内容が表示される。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に予めユーザが指定した複数の裏チャンネルの放送を出力することにより、ユーザは所望の裏チャンネルの番組を確認することができ、さらに効率的にCM区間を利用することができる。
本実施形態においては、裏チャンネルの再生時間は、同一の番組における1回目のCM区間の再生時間を裏チャンネル数で割って算出された時間を2回目以降の裏チャンネル再生時間として設定したが、これには限定されず、それまでに検出された各番組や各時間帯のCM区間の再生時間を蓄積して参照することで算出するようにしてもよい。
《第3実施形態》
本発明の第3実施形態では、ユーザが視聴している主視聴チャンネルのCM区間に、ユーザが主視聴チャンネルごとに設定したジャンルの裏チャンネルを順次出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第3実施形態による放送受信再生装置3の構成〉
本発明の第2実施形態による放送受信再生装置3の構成を、図8を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置3の構成は、制御手段20に裏チャンネル指定管理手段203と、第1番組情報解析手段205とを有する他は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
裏チャンネル指定管理手段203は、ユーザにより設定された、主視聴チャンネルのCM区間に出力する裏チャンネルを指定するための裏チャンネル指定情報を、ジャンルごとに記憶する。
本実施形態において裏チャンネル指定管理手段203に記憶される裏チャンネル指定情報の一例を図9に示す。
図9の裏チャンネル指定情報においては、(1)主視聴チャンネルとしてチャンネル「0」を視聴しているときのCM区間には、裏チャンネルとしてジャンルAの番組を放送しているチャンネルが出力されるように指定され、(2)主視聴チャンネルとしてチャンネル「2」を視聴しているときのCM区間には、裏チャンネルとしてジャンルBの番組を放送しているチャンネルが出力されるように指定され、裏チャンネル指定管理手段203に記憶されている。
第1番組情報解析手段205は、第2放送選局手段13で選局されたチャンネルの放送信号に付加されている番組情報を取得して解析し、ジャンル情報を抽出する。
〈第3実施形態による放送受信再生装置3の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置3の動作について、図10のフローチャートおよび図11の説明図を参照して説明する。
図10のフローチャートにおいて、ステップS41〜ステップS46の処理は第1実施形態のステップS1〜S6と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、図11に示すように、ユーザにより指定された主視聴チャンネルは「0」であり、このチャンネルで放送されている番組を番組「M-CH0」とする。
この番組「M-CH0」は、再生区間「M0-1」、「M0-2」、「M0-3」の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」が挿入され、再生区間「M0-1」→CM区間「CM1」→再生区間「M0-2」→CM区間「CM2」→再生区間「M0-3」の順に放送される。
また、本実施形態において裏チャンネルはチャンネル「1」、「2」、「3」、「4」、「5」の5つであり、これらのチャンネルで放送されている番組をそれぞれ番組「S-CH1」、「S-CH2」、「S-CH3」、「S-CH4」、「S-CH5」とする。
番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の開始〜再生区間「M0-3」の終了までの間に、番組「S-CH1」は、再生区間「S1-1」→再生区間「S1-2」→再生区間「S1-3」→再生区間「S1-4」の順に放送され、番組「S-CH2」は、再生区間「S2-1」が連続して放送され、番組「S-CH3」は、再生区間「S3-1」→再生区間「S3-2」→再生区間「S3-3」→再生区間「S3-4」の順に放送され、番組「S-CH4」は、再生区間「S4-1」→再生区間「S4-2」→再生区間「S4-3」→再生区間「S4-4」→再生区間「S4-5」の順に放送され、番組「S-CH5」は、再生区間「S5-1」→再生区間「S5-2」→再生区間「S5-3」の順に放送される。
また、これらの番組の各再生区間のジャンルは、番組「S-CH1」の再生区間「S1-1」〜「S1-3」はジャンルAであり、再生区間「S1-4」はジャンルBであり、番組「S-CH2」の再生区間「S2-1」はジャンルBであり、番組「S-CH3」の再生区間「S3-1」はジャンルCであり、再生区間「S3-2」〜「S3-4」はジャンルAであり、番組「S-CH4」の再生区間「S4-1」〜「S4-5」はジャンルAであり、番組「S-CH5」の再生区間「S5-1」はジャンルCであり、再生区間「S5-2」〜「S5-4」はジャンルAである。
また、第2放送選局手段13において裏チャンネルは、裏チャンネル指定管理手段203に記憶されている図9に示す裏チャンネル指定情報に従ってチャンネル制御手段202の制御によって選択される。
また、本実施形態においては、図11に示すように、表示装置に主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されたときを時刻t19とする。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されると、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S47)。
CM開始時が検出されるまでの間(S47の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置3の電源がOFFにされると(S48の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていなければ(S48の「NO」)、第1番組情報解析手段205において第2放送選局手段13から番組情報を取得し、裏チャンネルであるチャンネル「1」〜「5」の番組の再生区間ごとのジャンル情報が取得される(S49)。
第1番組情報解析手段205において取得されるジャンル情報は、受信している最新の放送信号から取得されるものであり、変更があったときにはチャンネルごとに更新される。
この時点(時刻t19〜t20の間)において取得された裏チャンネルの番組の各再生区間のジャンルは、チャンネル「1」の番組「S-CH1」はジャンルAであり、チャンネル「2」の番組「S-CH2」はジャンルBであり、チャンネル「3」の番組「S-CH3」はジャンルCであり、チャンネル「4」の番組「S-CH4」はジャンルAであり、チャンネル「5」の番組「S-CH5」はジャンルCである。
また、視聴履歴管理手段206では、ユーザにより主視聴チャンネルの変更が指定されたか否かが判断される(S50)。
主視聴チャンネルの変更が指定されユーザ制御手段18で主視聴チャンネル切替要求が生成されると(S50の「YES」)、ステップS45に戻り、ユーザの所望の主視聴チャンネルに切り替えられ表示装置に表示される(S45、S46)。
本実施形態においては、時刻t20になりCM区間「CM1」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S47の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第2再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第2再生信号に切り替えられる。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、裏チャンネル指定管理手段203から裏チャンネル指定情報が取得されるとともに第1番組情報解析手段205から裏チャンネルのジャンル情報が取得される(S51)。
そして、設定されている主視聴チャンネルおよび取得された裏チャンネルのジャンル情報が有効となる裏チャンネル指定情報があるか否かが判断される(S52)。
ステップS52の判断の結果、有効となる裏チャンネル指定情報がある場合には、指定された裏チャンネルが主視聴チャンネルと同じか否かが判定される(S53)。
ステップS53の判断の結果、指定された裏チャンネルが主視聴チャンネルと異なる場合には(S53の「NO」)、裏チャンネル指定情報に従って裏チャンネルが選局される。
ここでは、主視聴チャンネルが「0」に設定され、第1番組情報解析手段205から取得された裏チャンネルのジャンル情報のうち、チャンネル「1」およびチャンネル「4」のジャンル情報がジャンルAであるため、裏チャンネル指定情報の(1)に基づいて再生される裏チャンネルは「1」および「4」が選択される。
さらに、選択された裏チャンネル「1」および「4」のうち、まずチャンネル「1」が選択され、この裏チャンネル「1」は主視聴チャンネル「0」と異なるため、この裏チャンネル「1」で時刻t20の時点で放送されている番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第2再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S54)。
以上のように時刻t20においてステップS47、S51の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で選局されている裏チャンネル「1」の番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」が表示装置に出力される。
また、チャンネル切替タイミング管理手段201では、CM開始時が検出されると、予め設定された裏チャンネルの1チャンネルあたりの再生時間のカウントが開始され、この裏チャンネル再生時間経過毎に裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
この裏チャンネル切替要求の生成処理は、第1CM検出手段19においてCM区間の終了時であるCM終了時が検出されるまで続けられる。
この裏チャンネル切替要求の生成処理が行われている状態のとき、またステップS52の判断の結果、設定されている主視聴チャンネルおよび取得したジャンル情報が有効となる裏チャンネル指定情報がないと判断されたときは、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の終了時であるCM終了時を検出するための監視が行われる(S55)。
CM終了時が検出されるまでの間(S55の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置3の電源がOFFにされると(S56の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S56の「NO」)、チャンネル切替タイミング管理手段201で生成された裏チャンネル切替要求がチャンネル制御手段202で取得されると(S57の「YES」)、ステップS51に戻る。
本実施形態においては、番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の出力が開始された時刻t20から裏チャンネル再生時間が経過した時刻t21になると、チャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202ではこの裏チャンネル切替要求が取得されたかCM終了時が検出されるまで監視されており(S57の「NO」)、裏チャンネル切替要求が取得されると(S57の「YES」)、ステップS51に戻り、再度裏チャンネル指定情報およびジャンル情報が取得され(S51)、有効となる裏チャンネル指定情報があるか否かが判断される(S52)。
ここでは、裏チャンネル指定情報の(1)に基づいて主視聴チャンネルが「0」の場合のジャンルAの裏チャンネルとしてチャンネル「1」とともに抽出されたチャンネル「4」に切り替える指示とともに、この裏チャンネル切替要求が第2放送選局手段13に送出される。
第2放送選局手段13では、このチャンネル「4」で放送されている番組「S-CH4」の再生区間「S4-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH4」の再生区間「S4-2」の圧縮された放送信号は、伸張されて第2再生信号が生成され信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では引き続き第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH4」の再生区間「S4-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S54)。
以上のように時刻t21においてステップS57、S51の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で切り替えられた裏チャンネル「4」の番組「S-CH4」の再生区間「S4-2」が表示装置に出力される。
ステップS52において有効となる裏チャンネル指定情報がないと判断されたときは(S52の「NO」)、ステップS55に移り、CM終了時が検出されたか監視される。
次に、時刻t21から裏チャンネル再生時間が経過する前に時刻t22になりCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S55の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM終了時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202でCM終了時が取得されると、ステップS45に戻り、信号切替手段16で選択される再生信号を第2再生信号から第1信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると選択する再生信号が第2再生信号から第1再生信号に切り替えられる。
ここでは、第1放送選局手段12ではCM区間「CM1」になる前に設定された主視聴チャンネル「0」が選局されており、この主視聴チャンネル「0」で引き続き放送されている番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の圧縮された放送信号が第1映像音声信号処理手段14で取得される。
第1映像音声信号処理手段14で取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第1再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される(S45)。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第1再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S46)。
以上のように時刻t22においてステップS45、S46の処理が行われることにより、第1放送選局手段12で選局されている主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」が表示装置に出力される。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の出力が開始されると、第1CM検出手段19において、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号からCM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S47)。
CM開始時が検出されるまでの間(S47の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置3の電源がOFFにされると(S48の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていなければ(S48の「NO」)、第1番組情報解析手段205において第2放送選局手段13から番組情報を取得し、裏チャンネルであるチャンネル「1」〜「5」の番組の再生区間ごとのジャンル情報が取得される(S49)。
この時点(時刻t23の直前)において取得された裏チャンネルの番組の各再生区間のジャンルは、チャンネル「1」の番組「S-CH1」はジャンルBであり、チャンネル「2」の番組「S-CH2」はジャンルBであり、チャンネル「3」の番組「S-CH3」はジャンルAであり、チャンネル「4」の番組「S-CH4」はジャンルAであり、チャンネル「5」の番組「S-CH5」はジャンルAである。
ジャンル情報が取得された後、ここでは主視聴チャンネルの切替は取得されず(S50の「NO」)、ステップS47に戻りCM開始時の検出が行われる。
時刻t23になりCM区間「CM2」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S47の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第2再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第2再生信号に切り替えられる。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、裏チャンネル指定管理手段203から裏チャンネル指定情報が取得されるとともに第2放送選局手段13から裏チャンネルのジャンル情報が取得される(S51)。そして、設定されている主視聴チャンネルおよび取得したジャンル情報が有効となる裏チャンネル指定情報があるか否かが判断される(S52)。
ここでは、主視聴チャンネルが「0」に設定され、第1番組情報解析手段205から取得された裏チャンネルのジャンル情報のうち、チャンネル「3」、チャンネル「4」、およびチャンネル「5」のジャンル情報がジャンルAであるため、裏チャンネル指定情報の(1)に基づいて再生される裏チャンネルは「3」、「4」および「5」が選択される。
さらに、選択された裏チャンネル「3」、「4」および「5」のうち、まずチャンネル「3」が選択され、この裏チャンネル「3」は主視聴チャンネル「0」と異なるため、この裏チャンネル「3」で時刻t23の時点で放送されている番組「S-CH3」の再生区間「S3-3」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH3」の再生区間「S3-3」の圧縮された放送信号は伸張されて第2再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH3」の再生区間「S3-3」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S54)。
以上のように時刻t23においてステップS47、S51の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で選局されている裏チャンネル「3」の番組「S-CH3」の再生区間「S3-3」が表示装置に出力される。
また、チャンネル切替タイミング管理手段201では、CM開始時が検出されると、予め設定された裏チャンネルの1チャンネルあたりの再生時間のカウントが開始され、この裏チャンネル再生時間経過毎に裏チャンネル切替要求が生成されてチャンネル制御手段202に送出される。
以後、CM区間「CM1」のときの処理と同様に、CM区間「CM2」に裏チャンネル「4」および「5」に切り替えが行われ、時刻t26になりCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S55の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM終了時が検出されると、第1放送選局手段12でCM区間「CM2」になる前に設定された主視聴チャンネル「0」で引き続き放送されている番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」の圧縮された放送信号が第1映像音声信号処理手段14で取得される。
第1映像音声信号処理手段14で取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」の圧縮された放送信号は伸張されて第1再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される(S45)。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第1再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S46)。
以上のように時刻t22においてステップS45、S46の処理が行われることにより、第1放送選局手段12で選局されている主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」が表示装置に出力される。
上記の処理中、第1実施形態および第2実施形態と同様に表示手段21には、チャンネル制御手段202で取得した信号切替要求、主チャンネル切替要求、および裏チャンネル切替要求に基づいて、放送受信再生装置3の動作状態やユーザの操作内容が表示される。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に予めユーザがチャンネルごとに指定したジャンルの裏チャンネルを出力することにより、ユーザは所望の裏チャンネルの番組を確認することができ、さらに効率的にCM区間を利用することができる。
本実施形態においては裏チャンネルで再生する番組における再生区間のジャンルは予めユーザにより設定しておいたが、これには限定されず、第1番組情報解析手段において第1放送選局手段から番組情報を取得して主視聴チャンネルの視聴履歴を作成し、この視聴履歴に基づいてユーザの好みのジャンルを解析して裏チャンネルで再生するジャンルを設定するようにしてもよい。
《第4実施形態》
本発明の第4実施形態では、ユーザが視聴している主視聴チャンネルのCM区間に、CMが出力されていない複数の裏チャンネルを順次出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第4実施形態による放送受信再生装置4の構成〉
本発明の第4実施形態による放送受信再生装置4の構成を、図12を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置4の構成は、制御手段20に裏チャンネル切替順管理手段206を有すること、および第2CM検出手段22を有することの他は第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
裏チャンネル切替順管理手段206は、ユーザにより設定された、主視聴チャンネルのCM区間に出力する裏チャンネルの切替順を指定するための裏チャンネル切替順情報を記憶する。
本実施形態においては、裏チャンネル切替順情報は、チャンネル「1」→チャンネル「2」→チャンネル「3」→チャンネル「4」→チャンネル「5」の順に設定され記憶されている。
第2CM検出手段22は、第2放送選局手段13で受信され第2映像音声信号処理手段15で生成された第2再生信号から、CM区間の開始時であるCM開始時およびCM区間の終了時であるCM終了時を検出してチャンネル制御手段202に送出する。
また、本実施形態においてチャンネル切替タイミング管理手段201で生成される裏チャンネル切り替え要求は、1回のCM区間に2つのチャンネルが再生されるように設定されているものとする。
〈第4実施形態による放送受信再生装置4の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置4の動作について、図13のフローチャートおよび図14の説明図を参照して説明する。
図13のフローチャートにおいて、ステップS61〜ステップS66の処理は第1実施形態のステップS1〜S6と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、図14に示すように、ユーザにより指定された主視聴チャンネルは「0」であり、このチャンネルで放送されている番組を番組「M-CH0」とする。
この番組「M-CH0」は、再生区間「M0-1」、「M0-2」、「M0-3」、「M0-4」の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」、「CM3」、「CM4」が挿入され、再生区間「M0-1」→CM区間「CM1」→再生区間「M0-2」→CM区間「CM2」→再生区間「M0-3」→CM区間「CM3」→再生区間「M0-4」→CM区間「CM4」の順に放送される。
また、本実施形態において裏チャンネルはチャンネル「1」、「2」、「3」、「4」、「5」の5つであり、これらのチャンネルで放送されている番組をそれぞれ番組「S-CH1」、「S-CH2」、「S-CH3」、「S-CH4」、「S-CH5」とする。
番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の開始〜CM区間「CM4」の終了までの間に、番組「S-CH1」は、再生区間「S1-1」→再生区間「S1-2」→再生区間「S1-3」→再生区間「S1-4」→再生区間「S1-5」の順に放送され、番組「S-CH2」は、再生区間「S2-1」→再生区間「S2-2」→再生区間「S2-3」→再生区間「S2-4」の順に放送され、番組「S-CH3」は、再生区間「S3-1」→CM区間「CM5」→再生区間「S3-2」→再生区間「S3-3」→再生区間「S3-4」の順に放送され、番組「S-CH4」は、再生区間「S4-1」→再生区間「S4-2」→再生区間「S4-3」の順に放送され、番組「S-CH5」は、再生区間「S5-1」→再生区間「S5-2」→再生区間「S5-3」の順に放送される。
また、本実施形態においては、図14に示すように、表示装置に主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されたときを時刻t28とする。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-1」の出力が開始されると、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S67)。
CM開始時が検出されるまでの間(S67の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置4の電源がOFFにされると(S68の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていなければ(S68の「NO」)、ユーザにより主視聴チャンネルの変更が指定されユーザ制御手段18で主視聴チャンネル切替要求が生成されると(S69の「YES」)、ステップS65に戻り、ユーザの所望の主視聴チャンネルに切り替えられ表示装置に表示される(S65、S66)。
本実施形態においては、時刻t29になりCM区間「CM1」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S67の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出される。
チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第2再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、裏チャンネル切替順管理手段206から裏チャンネル切替順情報が取得される(S70)。
次に、チャンネル制御手段202で取得された裏チャンネル切替順情報により最初に再生されることが指定されているチャンネルが主視聴チャンネルと同じか否かが判定される(S71)。
ステップS71の判断の結果、最初に再生されることが指定された裏チャンネルが主視聴チャンネルと異なる場合には(S71の「NO」)、裏チャンネルが選択される。
ここでは、裏チャンネル切替順情報により最初に再生されることが指定されているチャンネルはチャンネル「1」であり、主視聴チャンネル「0」と異なるため裏チャンネル「1」が選局される。
さらに、チャンネル制御手段202では、第2CM検出手段22においてこの裏チャンネル「1」の放送信号からCM中であることが検出されたか否かが判断される(S72)。
時刻t29の時点で裏チャンネル「1」はCM中ではないため(S72の「NO」)、この裏チャンネル「1」で放送されている番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号が第2映像音声信号処理手段15で取得される。
第2映像音声信号処理手段15で取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の圧縮された放送信号は伸張されて第2再生信号が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では取得した信号切替要求に従って第2再生信号が選択され、出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」の第2再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S73)。
以上のように時刻t29においてステップS67、S70の処理が行われることにより、第2放送選局手段13で選局されている裏チャンネル「1」の番組「S-CH1」の再生区間「S1-2」が表示装置に出力される。
また、CM開始時が検出されると、CM終了時検出までの間、電源がOFFにされなければ(S74、S75)、第1実施形態、第2実施形態、または第3実施形態と同様にチャンネル切替タイミング管理手段201で裏チャンネル切替要求の生成処理が行われる。
本実施形態においては、時刻t30になると、チャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切り替え要求が生成される。
この裏チャンネル切り替え要求がチャンネル制御手段202で取得される(S76)とステップS70に戻り、取得した裏チャンネル切替順情報に従って(S71)、2番目に出力されることが再生されているチャンネル「2」が選局される。
さらに、時刻t30の時点でこの裏チャンネル「2」はCM中ではないため(S72の「NO」)裏チャンネル「2」に切り替えられ、番組「S-CH2」の再生区間「S2-2」が表示装置に出力される(S73)。
次に、時刻t31になりCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S74の「YES」)。
第1CM検出手段19においてCM終了時が検出されると、第1実施形態〜第3実施形態と同様に第1再生信号に切り替える処理が行われ(S65)、番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信され、出力される(S66)。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の出力が開始されると、第1CM検出手段19において、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号からCM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S67)。
時刻t32になり、第1CM検出手段19でCM区間「CM2」のCM開始時が検出されると(S67の「YES」)、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出され、再生信号が第1再生信号から第2再生信号に切り替えられる。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、裏チャンネル切替順管理手段206から裏チャンネル切替順情報が取得され(S70)、この裏チャンネル切替順情報により2番目に設定されているチャンネルまでは既に再生されたため、3番目に再生されることが指定されているチャンネル「3」が選択される。このチャンネル「3」は主視聴チャンネル「0」と異なるため裏チャンネル「3」が選局される(S71の「NO」)。
さらに、チャンネル制御手段202では、第2CM検出手段22においてこの裏チャンネル「3」の放送信号からCM中であることが検出されたか否かが判断される(S72)。
時刻t32の時点で裏チャンネル「3」はCM中であるため(S72の「YES」)、この裏チャンネル「3」は選局されず、ステップS70に戻り、裏チャンネル切替順情報により4番目に再生されることが指定されているチャンネル「4」が選択される。このチャンネル「4」は主視聴チャンネル「0」と異なるため裏チャンネル「4」が選局される(S71の「NO」)。
さらに、チャンネル制御手段202では、第2CM検出手段22においてこの裏チャンネル「4」の放送信号からCM中であることが検出されたか否かが判断される(S72)。
時刻t32の時点で裏チャンネル「4」はCM中ではないため(S72の「NO」)、この裏チャンネル「4」で放送されている番組「S-CH4」の再生区間「S4-2」の第2再生信号が表示信号に変換されて外部の表示装置に送信され、出力される(S73)。
また、時刻t33になるとチャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切り替え要求が生成され、時刻t30のときと同様の処理により、裏チャンネル切替順情報により5番目に再生されることが指定されているチャンネル「5」で放送されている番組「S-CH5」の再生区間「S5-2」の第2再生信号が表示信号に変換されて外部の表示装置に送信され、出力される(S73)。
次に、時刻t34になりCM区間「CM2」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S74の「YES」)。
CM終了時が検出されると第1再生信号に切り替える処理が行われ(S65)、番組「M-CH0」の再生区間「M0-3」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信され、出力される(S66)。
時刻t35になり、第1CM検出手段19でCM区間「CM3」のCM開始時が検出されると(S67の「YES」)、チャンネル切替タイミング管理手段201およびチャンネル制御手段202に送出され、再生信号が第1再生信号から第2再生信号に切り替えられる。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、裏チャンネル切替順管理手段206から裏チャンネル切替順情報が取得される(S70)。
ここで、CM区間「CM3」のCM開始時が検出されたときに裏チャンネル「3」がCM中であり再生されていないため、ここで再度チャンネル「3」が選択される。このチャンネル「3」は主視聴チャンネル「0」と異なるため裏チャンネル「3」が選局される(S71の「NO」)。
さらに、チャンネル制御手段202では、第2CM検出手段22においてこの裏チャンネル「3」の放送信号からCM中であることが検出されたか否かが判断される(S72)。
時刻t35の時点では裏チャンネル「3」はCM中ではないため(S72の「NO」)、この裏チャンネル「3」で放送されている番組「S-CH3」の再生区間「S3-3」の第2再生信号が表示信号に変換されて外部の表示装置に送信され、出力される(S73)。
また、時刻t33になるとチャンネル切替タイミング管理手段201において裏チャンネル切り替え要求が生成され、裏チャンネル切替順情報取得される(S70)。
ここでは、時刻t33の時点で既に裏チャンネル「5」まで再生されているため、最初に戻り、再度裏チャンネル「1」が選択され、裏チャンネル「1」で放送されている番組「S-CH1」の再生区間「S1-4」の第2再生信号が表示信号に変換されて外部の表示装置に送信され、出力される(S73)。
次に、時刻t37になりCM区間「CM3」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S74の「YES」)。
以後、同様にしてステップS65〜S73の処理が行われることにより、主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-4」→裏チャンネル「2」の番組「M-CH2」の再生区間「M2-4」が、表示装置に送信され、出力される。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に予めユーザが指定した順序で複数の裏チャンネルの放送を出力することにより、ユーザは所望の裏チャンネルの番組を確認することができ、効率的にCM区間を利用することができる。
また、出力しようとする裏チャンネルがCM中のときはこのチャンネルをとばして次のチャンネルの放送を出力するため、確実に裏チャンネルの放送番組を確認することができる。
また、ユーザの要望によって、上記の第1実施形態〜第4実施形態の制御手段の機能を任意に組み合わせることにより、さらに詳細に裏チャンネルの出力制御を行うことも可能である。
《第5実施形態》
本発明の第5実施形態では、ユーザが視聴しているテレビジョン放送の主視聴チャンネルのCM区間に、予めユーザが設定した複数のコンテンツを順次出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第5実施形態による放送受信再生装置5の構成〉
本発明の第5実施形態による放送受信再生装置5の構成を、図15を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置5は、アンテナ11と、第1放送選局手段12と、第1映像音声信号処理手段14と、信号切替手段16と、出力手段17と、ユーザ制御手段18と、第1CM検出手段19と、制御手段20と、表示手段21と、データ蓄積手段23と、第3映像音声信号処理手段24とを有する。
アンテナ11、第1放送選局手段12、第1映像音声信号処理手段14、信号切替手段16、出力手段17、ユーザ制御手段18、第1CM検出手段19、および表示手段21の機能については第1実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
制御手段20は、チャンネル制御手段202と、置換データ指定手段207と、データ検索手段208と、データ表示時間管理手段209とを有する。
チャンネル制御手段202は、第1CM検出手段19でCM開始時が検出されたときに信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から後述する第3再生信号に切り替えるための信号切替要求を生成し、第1CM検出手段19でCM終了時が検出されたときに信号切替手段16で選択される再生信号を第3再生信号から第1再生信号に切り替えるための信号切替要求を生成して信号切替手段16に送出する。
また、チャンネル制御手段202は、ユーザ制御手段18から主視聴チャンネル切替要求を取得したときに、第1放送選局手段12に送出する。
置換データ指定手段207は、予めユーザにより設定された、放送番組のCM区間のデータと置換するコンテンツに関する情報を、放送番組の番組情報(チャンネル情報、放送時間、番組タイトルなど)に関連付けて置換データ指定情報として記憶する。
本実施形態においは、番組「BC」に対してデータ蓄積手段23内の写真「1」〜「7」が関連付けられている情報が記憶されているものとする。
データ検索手段208は、第1CM検出手段19で検出されたCM開始時を取得すると、置換データ指定手段207から受信中の放送番組に関連するコンテンツに関する情報を取得し、データ蓄積手段23からこの情報に対応するコンテンツデータを検索する。
データ表示時間管理手段209は、予め設定された1つのコンテンツを出力するコンテンツ出力時間(例えば10秒)を計測する出力時間管理タイマーであり、このコンテンツ出力時間を経過するとコンテンツデータ切替要求を生成してデータ検索手段208に送出する。
データ蓄積手段23は、主視聴チャンネルのCM区間中にCMデータと置換するための写真などの静止画像のコンテンツデータを複数記録するものであり、ハードディスク、光ディスク、メモリカード、半導体メモリなどを用いることができる。
第3映像音声信号処理手段24は、データ蓄積手段23に記録されている静止画のコンテンツをデータ検索手段208を経由して取得し、再生するための第3再生信号を生成する処理を行う。
〈第5実施形態による放送受信再生装置5の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置5の動作について、図16のフローチャートおよび図17の説明図を参照して説明する。
まず、ユーザの操作により放送受信再生装置5の電源が投入されると(S81)、アンテナ11において放送局から送信される放送電波が受信され、第1放送選局手段12においてデフォルトで設定されているチャンネルが選局される。
第1放送選局手段12においてデフォルトで設定されているチャンネルが選局されると、第1映像音声信号処理手段14においてこの選局されたチャンネルの圧縮された放送信号が放送電波から取得される。
さらに、第1映像音声信号処理手段14において取得された圧縮された放送信号が伸張され、第1再生信号が生成される(S82)。
次に、信号切替手段16において、第1映像音声信号処理手段14で生成された第1再生信号が取得され出力手段17に送出される。
出力手段17において取得された第1再生信号は、表示させるための表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S83)。
外部の表示装置に送信された第1再生信号が表示された状態で、ユーザの操作によりリモコンなどから主視聴チャンネルが指定されると、指定された主視聴チャンネルへの切替を要求する主視聴チャンネル切替要求がユーザ制御手段18において生成される(S84)。
ここでは、図17に示すように、ユーザにより指定された主視聴チャンネルの番組「BC」は、再生区間「BCPro1」、「BCPro2」、「BCPro3」の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」が挿入され、再生区間「BCPro1」→CM区間「CM1」→再生区間「BCPro2」→CM区間「CM2」→再生区間「BCPro3」の順に放送される。
ステップS84においてユーザ制御手段18で主視聴チャンネル切替要求が生成されるとチャンネル制御手段202に送出され、さらにチャンネル制御手段202から第1放送選局手段12に送出される。
第1放送選局手段12において取得された主視聴チャンネル切替要求に従って、選局されるチャンネルが切り替えられる。
第1放送選局手段12において選局される主視聴チャンネルが切り替えられると、第1映像音声信号処理手段14においてこの選局された主視聴チャンネルの放送中の番組「BC」の再生区間「BCPro1」の圧縮された放送信号が放送電波から取得される。
さらに、第1映像音声信号処理手段14において取得された番組「BC」の再生区間「BCPro1」の圧縮された放送信号が伸張され、番組「BC」の再生区間「BCPro1」の第1再生信号が生成される(S85)。
信号切替手段16では、引き続き第1再生信号が取得され出力手段17に送出される。
出力手段17において取得された番組「BC」の再生区間「BCPro1」の第1再生信号は、表示させるための表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S86)。
以上のようにステップS84〜S86の処理が行われることにより、第1放送選局手段12でユーザに指定された主視聴チャンネルが選局され、このチャンネルの番組「BC」の再生区間「BCPro1」が表示装置に出力される。
図17に示すように、表示装置に主視聴チャンネルの番組「BC」の再生区間「BCPro1」の出力が開始されたときを時刻t40とする。
主視聴チャンネルの番組「BC」の再生区間「BCPro1」の出力が開始されると、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われる(S87)。
CM開始時が検出されるまでの間(S87の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置5の電源がOFFにされると(S88の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S88の「NO」)、ユーザにより主視聴チャンネルの変更が指定されユーザ制御手段18で主視聴チャンネル切替要求が生成されると(S89の「YES」)、ステップS85に戻り、ユーザの所望の主視聴チャンネルに切り替えられ表示装置に表示される(S85、S86)。
本実施形態においては、時刻t40になりCM区間「CM1」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S87の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル制御手段202およびデータ検索手段208に送出される。
データ検索手段208では、CM開始時が取得されると、第1再生信号として受信されている放送番組に関連付けられたコンテンツの情報が置換データ指定手段207から取得される(S90)。
ここでは、受信中の番組「BC」に関連付けられたコンテンツの情報として、写真「1」〜「7」の情報が取得される。
データ検索手段208において番組「BC」に関連付けられたコンテンツの情報として、写真「1」〜「7」の情報が取得されると、まず最初のコンテンツである写真「1」のコンテンツデータがデータ蓄積手段23から取得され、第3映像音声信号処理手段24に送出される(S91)。
第3映像音声信号処理手段24では、写真「1」のコンテンツデータが取得されると、再生するための第3再生信号が生成され信号切り替え手段16に送出される。
また、チャンネル制御手段202では、CM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第3再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第3再生信号に切り替えられ、この第3再生信号が出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された写真「1」の第3再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S92)。
以上のように時刻t41においてステップS87、S90、S91、S92の処理が行われることにより、データ蓄積手段23に記憶されている写真「1」が表示装置に出力される。
また、データ検索手段208から写真「1」のコンテンツデータが送出されると、データ表示時間管理手段209において予め設定されているコンテンツ出力時間を計測する出力時間管理タイマーが開始される(S93)。
また、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、CM区間の終了時であるCM終了時を検出するための監視が行われる(S94)。
CM終了時が検出されるまでの間(S94の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置5の電源がOFFにされると(S95の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていない状態で(S95の「NO」)、ステップS93で開始された出力時間管理タイマーにおいてコンテンツ出力時間が経過したことが認識される(S96の「YES」)と、コンテンツデータ切替要求が生成されてデータ検索手段208に送出される(S97)。
このコンテンツデータ切替要求の生成処理は、第1CM検出手段19においてCM区間の終了時であるCM終了時が検出されるまで続けられる(S96の「NO」)。
データ表示時間管理手段209で生成されたコンテンツデータ切替要求がデータ検索手段208で取得されると、ステップS90に戻り、切り替えられたコンテンツデータから生成された再生信号が表示装置に表示される(S90)。
本実施形態においては、写真「1」の出力が開始された時刻t41からコンテンツデータ出力時間が経過した時刻t42になると、データ表示時間管理手段209においてコンテンツデータ切替要求が生成されてデータ検索手段208に送出される。
データ検索手段208ではコンテンツデータ切替要求が取得されると(S97)、ステップS90に戻り、置換データ指定手段207から取得した番組「BC」に関連付けられたコンテンツの情報である写真「1」〜「7」のうち、2番目のコンテンツである写真「2」のコンテンツデータがデータ蓄積手段23から取得され、第3映像音声信号処理手段24に送出される(S91)。
第3映像音声信号処理手段24では、写真「2」のコンテンツデータが取得されると、このコンテンツデータから再生するための第3再生信号が生成され信号切り替え手段16に送出される。
信号切替手段16では、引き続き第3再生信号が選択され、この第3再生信号が出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された写真「2」の第3再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S92)。
以上のように時刻t42においてステップS87、S90、S91、S92の処理が行われることにより、データ蓄積手段23に記憶されている写真「2」が表示装置に出力される。
同様にして、時刻t43、t44が到来すると、時刻t42のときと同じ処理が行われ、データ表示時間管理手段209においてコンテンツ切り替え要求が生成されて写真「3」、写真「4」の順に所定時間出力される。
次に、時刻t45になりCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S94の「YES」)。
第1CM検出手段19においてCM終了時が検出されると、第1実施形態〜第4実施形態と同様に第1再生信号に切り替える処理が行われ(S85)、番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の第1再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信され、出力される(S86)。
主視聴チャンネル「0」の番組「M-CH0」の再生区間「M0-2」の出力が開始されると、第1CM検出手段19において、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号からCM区間の開始時であるCM開始時を検出するための監視が行われ(S87)、ステップS88〜S97の処理が行われることによりCM区間「CM2」のときに写真「5」〜「7」が表示装置に出力される。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に予めユーザが指定したコンテンツを出力することにより、効率的にCM区間を利用することができる。
本実施形態においては、主視聴チャンネルの放送番組のCM中に出力させるコンテンツは静止画像のみの場合について説明したが、これには限定されず、静止画像と音楽やアフレコ音声などの音声データとを組み合わせて出力するようにしてもよい。
例えば、単語を表示しているときにこの単語の発音を音声で出力することで、CM時間を語学学習に利用することも可能である。
また、本実施形態においてデータ蓄積手段は放送受信再生装置に内蔵されている場合について説明したが、放送受信再生装置に接続された外部装置であってもよい。
《第6実施形態》
本発明の第6実施形態では、ユーザが視聴しているテレビジョン放送の主視聴チャンネルのCM区間に、ユーザ設定した複数のコンテンツの画像データを解析しながら順次出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第6実施形態による放送受信再生装置6の構成〉
本発明の第6実施形態による放送受信再生装置6の構成を、図18を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置6の構成は、画像解析手段25とデータ再整形手段26とを有する他は第5実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
画像解析手段25は、データ蓄積手段23に記録されている静止画像のコンテンツデータの中から次に出力する複数のコンテンツデータを取得し、画像のピンボケの検出および類似画像の検出を行う。
データ再整形手段26は、画像解析手段25でピンボケが検出された画像が出力されないようにするとともに、類似画像として検出された複数のコンテンツデータを一画面上に同時に出力させるように再整形処理を施す。
また、本実施形態において置換データ指定手段207には、番組「BC」に対してデータ蓄積手段23内の写真「P1」〜「P16」が関連付けられている情報が記憶されているものとする。
〈第6実施形態による放送受信再生装置6の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置6の動作について、図19のフローチャートおよび図20の説明図を参照して説明する。
図19のフローチャートにおいて、ステップS101〜ステップS108の処理は第5実施形態のステップS81〜S88と同様であるため、詳細な説明を省略する。
CM開始時が検出されなく、ステップS88において電源がOFFにされていないときは(S88の「NO」)、データ検索手段208において第1再生信号として受信されている放送番組に関連付けられたコンテンツの情報が、次のCM区間で出力するコンテンツデータの情報として置換データ指定手段207から取得される(S109)。
ここでは、受信中の番組「BC」に関連付けられたコンテンツの情報として、写真「P1」〜「P16」の情報が取得される。
データ検索手段208において番組「BC」に関連付けられたコンテンツの情報として、写真「P1」〜「P16」の情報が取得されると、これらのコンテンツデータがデータ蓄積手段23の中から検索され、画像解析手段25に送出される。
画像解析手段25では、取得された写真「P1」〜「P16」の画像が解析され、ピンボケ画像の検出および類似画像の検出が行われる(S110)。
次に、データ再整形手段26により、画像解析手段25でピンボケ画像として検出されたコンテンツデータが出力されないようにするとともに、類似画像として検出された複数のコンテンツデータを一画面上に同時に出力させるように、データ蓄積手段23内の次のCM区間で出力するコンテンツデータに再整形処理が施される(S111)。
本実施形態においては、写真「P1」〜「P4」が類似画像として検出され、写真「P7」、「P13」がピンボケ画像として検出され、写真「P10」〜「P12」および「P14」が類似画像として検出され、写真「P15」および「P16」が類似画像として検出されている。
そのため、写真「P1」〜「P4」が一画面上に出力され、写真「P7」、「P13」が出力させるコンテンツから削除され、写真「P10」〜「P12」および「P13」が一画面上に出力され、写真「P15」および「P16」が一画面上に出力されるように、データ蓄積手段23内のコンテンツデータに再整形処理が施される。
ここで、ユーザの操作により主視聴チャンネルの切替要求がチャンネル制御手段202で取得されれば(S112の「YES」)ステップS105に戻り再度第1再生信号が生成され、主視聴チャンネルの切替要求が取得されなければ(S112の「NO」)ステップS107に戻りCM開始時の検出が監視される。
時刻t52になり、ステップS107において第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル制御手段202およびデータ検索手段208に送出される。
データ検索手段208では、CM開始時が取得されると、第1再生信号として受信されている放送番組に関連付けられたコンテンツの情報が置換データ指定手段207から取得される(S113)。
データ検索手段208においては、置換データ指定手段207から取得された情報に基づいて、データ蓄積手段23から再整形処理が施されたコンテンツデータが取得され、第3映像音声信号処理手段24に送出される(S114)。
以降のステップS115〜S120の処理は、第5実施形態におけるステップS92〜S97の処理と同様のため、詳細な説明は省略する。
以上の処理が行われることにより、図20に示すように、写真「P1」〜「P4」が一画面上に同時に表示され(画面D1)、写真「P10」〜「P12」および「P13」が一画面上に同時に表示され(画面D6)、写真「P15」および「P16」が一画面上に同時に表示される(画面D7)。また、写真「P7」、「P13」は出力されるコンテンツから削除されているため、表示されない。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に、予めユーザが指定した複数のコンテンツの画像データを効率良く出力することにより、さらにCM区間を有効に利用することができる。
《第7実施形態》
本発明の第7実施形態では、ユーザが視聴しているテレビジョン放送の主視聴チャンネルのCM区間に、予めユーザが設定した動画のコンテンツデータを出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第7実施形態による放送受信再生装置7の構成〉
本発明の第7実施形態による放送受信再生装置7の構成を、図21を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置7の構成は、制御手段20がチャンネル制御手段202と、置換データ指定手段207と、データ検索手段208と、再生位置管理手段210とを有すること、および第3CM検出手段27と、第3再生信号編集手段28とを有することの他は第5実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、制御手段20内のチャンネル制御手段202、置換データ指定手段207、およびデータ検索手段208の機能は第5実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。
再生位置管理手段210は、主視聴チャンネルのCM区間に出力する動画のコンテンツデータの次回の再生開始位置を記憶する。
第3CM検出手段27は、第3映像音声信号処理手段24で生成された第3再生信号から、CM区間を検出する。
第3再生信号編集手段28は、第3映像音声信号処理手段24で生成された第3再生信号から、第3CM検出手段27で検出されたCM区間を除外する編集を行う。
また、本実施形態においては、置換データ指定手段207には番組「BC」の再生区間「BCPro1」に動画「M1」が関連付けられ、再生区間「BCPro2」〜「BCPro4」には動画「M3」が関連付けられているものとする。
また、本実施形態においては、データ蓄積手段23には主視聴チャンネルのCM区間中にCMデータと置換するためのデータとして動画「M1」〜「Mn」のコンテンツデータが記録されている。
〈第7実施形態による放送受信再生装置7の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置7の動作について、図22のフローチャートおよび図23の説明図を参照して説明する。
図22のフローチャートにおいて、ステップS131〜ステップS139の処理は第5実施形態のステップS81〜S89と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、図23に示すように、ユーザにより指定された主視聴チャンネルの番組「BC」は、再生区間「BCPro1」、「BCPro2」、「BCPro3」、「BCPro4」の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」、「CM3」が挿入され、再生区間「BCPro1」→CM区間「CM1」→再生区間「BCPro2」→CM区間「CM2」→再生区間「BCPro3」→CM区間「CM3」→再生区間「BCPro4」の順に放送される。
図23に示すように、表示装置に主視聴チャンネルの番組「BC」の再生区間「BCPro1」の出力が開始されたときを時刻t62とし、時刻t63になりCM区間「CM1」の放送が開始されると、第1CM検出手段19においてCM開始時が検出される(S137の「YES」)。
第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル制御手段202およびデータ検索手段208に送出される。
データ検索手段208では、放送信号のCM開始時が取得されると、第1再生信号として受信されている放送番組に関連付けられたコンテンツの情報が置換データ指定手段207から取得される(S140)。
ここでは、受信中の番組「BC」の再生区間「BCPro1」に関連付けられたコンテンツの情報として、動画「M1」の情報が取得される。
データ検索手段208において、番組「BC」の再生区間「BCPro1」に関連付けられたコンテンツの情報として動画「M1」の情報が取得されると、この動画「M1」のコンテンツデータがデータ蓄積手段23から取得される(S141)。
データ検索手段208において、動画「M1」のコンテンツデータがデータ蓄積手段23から取得されると、このコンテンツデータの再生開始位置が再生位置管理手段210から取得され、この再生開始位置から始まる再生区間「M1-n」のコンテンツデータが第3映像音声信号処理手段24に送出される。
第3映像音声信号処理手段24では、動画「M1」の再生区間「M1-n」のコンテンツデータが取得されると、再生するための第3再生信号が生成される。
第3映像音声信号処理手段24で動画「M1」の再生区間「M1-n」第3再生信号が生成されると、第3CM検出手段27において第3再生信号から動画「M1」のCM区間を検出するための監視が行われる(S142)。
ここでは、CM区間は検出されないためそのまま動画「M1」の再生区間「M1-n」のコンテンツデータが信号切り替え手段16に送出される。
また、チャンネル制御手段202では、放送信号のCM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第3再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第3再生信号に切り替えられ、この第3再生信号が出力手段17に送出される。
出力手段17では取得された動画「M1」の再生区間「M1-n」の第3再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S143)。
以上のように時刻t63においてステップS137、S140〜S143の処理が行われることにより、データ蓄積手段23に記憶されている動画「M1」の再生区間「M1-n」が表示装置に出力される。
また、第1CM検出手段19では、第1映像音声信号処理手段14で生成されている第1再生信号から、放送信号のCM区間の終了時であるCM終了時を検出するための監視が行われる(S144)。
CM終了時が検出されるまでの間(S144の「NO」)にユーザにより放送受信再生装置7の電源がOFFにされると(S145の「YES」)処理が終了される。
電源がOFFにされていなければ(S145の「NO」)、ステップS140に戻り、引き続き動画「M1」の再生区間「M1-n」が表示装置に送信されるとともに、放送信号のCM終了時を検出するための監視が続けられる。
次に、時刻t64になりCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S144の「YES」)。
第1CM検出手段19においてCM終了時が検出されると、再生位置管理手段210に記憶されている動画「M1」の再生区間「M1-n」の次回の再生開始位置がデータ検索手段208により更新され(S146)、さらに第1実施形態〜第6実施形態と同様に第1再生信号に切り替える処理が行われて番組「BC」の再生区間「BCPro2」が表示信号に出力される(S135、S136)。
以降も同様にしてステップS137〜S146の処理が行われることにより、図23に示すように、放送信号のCM区間「CM2」、「CM3」に、番組「BC」の再生区間「BCPro2」〜「BCPro4」に関連付けられた動画「M3」のコンテンツデータに置換され、表示装置に出力される。
この際、動画「M3」にはCM区間「CM6」が含まれているため、動画「M3」の再生区間「M3-2」が終了した時点で第3CM検出手段27においてCM区間が検出され(S144)、第3再生信号編集手段28においてCM区間のスキップ処理が行われる(S147)。
第3再生信号編集手段28においてCM区間のスキップ処理が行われて編集された動画「M3」のコンテンツデータは、信号切替手段16を経由して、再生区間「M3-2」の次の再生区間「M3-3」が表示装置に出力される(S143)。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に予めユーザが指定した動画のコンテンツをCM区間を除外して出力することにより、効率的にCM区間を利用することができる。
また、本実施形態により、例えば子供向けのアニメ番組のCM区間に学習コンテンツを自動的に表示させ、子供にさりげなく学習コンテンツを視聴させるような利用方法も可能である。
《第8実施形態》
本発明の第8実施形態では、ユーザが視聴しているテレビジョン放送の主視聴チャンネルのCM区間に、予めユーザが設定した動画のコンテンツデータを出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第8実施形態による放送受信再生装置8の構成〉
本発明の第8実施形態による放送受信再生装置8の構成を、図24を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置8の構成は、制御手段20に次回再生開始位置調整手段211を有すること、および音声データ解析手段29を有することの他は第7実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
次回再生開始位置調整手段211は、後述する音声データ解析手段29から取得するCM終了時の動画コンテンツデータの音声データレベル(V)が予め設定された閾値(Vth)を超えるときは、台詞の途中など次回の再生開始位置として適当ではない位置であると判断して、この音声データレベルが閾値(Vth)を超えないところまで戻った動画コンテンツデータの位置を次回の再生開始位置とし、音声データレベルが予め設定された閾値(Vth)を超えないときは再生開始位置として適当であると判断して、このCM終了時の位置を次回の再生開始位置として、再生位置管理手段210に送出する。
音声データ解析手段29は、CM終了時が検出された時点およびその前後の所定範囲の第3再生信号の音声データを取得して音声データレベル(V)を解析して次回再生開始位置調整手段211に送出する。
また、本実施形態においては、置換データ指定手段207には番組「BC」の再生区間「BCPro1」〜「BCPro4」には動画「M1」が関連付けられているものとする。
また、本実施形態においては、データ蓄積手段23には主視聴チャンネルのCM区間中にCMデータと置換するためのデータとして動画「M1」〜「Mn」のコンテンツデータが記録されている。
〈第8実施形態による放送受信再生装置8の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置8の動作について、図25のフローチャートおよび図26の説明図を参照して説明する。
図22のフローチャートにおいて、ステップS151〜ステップS164の処理は第7実施形態のステップS131〜S144と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、図26に示すように、ユーザにより指定された主視聴チャンネルの番組「BC」は、再生区間「BCPro1」、「BCPro2」、「BCPro3」、「BCPro4」の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」、「CM3」が挿入され、再生区間「BCPro1」→CM区間「CM1」→再生区間「BCPro2」→CM区間「CM2」→再生区間「BCPro3」→CM区間「CM3」→再生区間「BCPro4」→CM区間「CM4」の順に放送される。
図26に示すように、表示装置に主視聴チャンネルの番組「BC」の再生区間「BCPro1」の出力が開始されたときを時刻t71とし、時刻t72になりCM区間「CM1」の放送が開始されると、動画「M1」の再生区間「M1-1」が表示装置に出力される(S151〜S163)。
時刻t73になりCM区間「CM1」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S164の「YES」)。
第1CM検出手段19においてCM終了時が検出されるとデータ検索手段208を経由して第3映像音声信号処理手段24に送出され、CM終了時が検出された時点の前後の動画「M1」の音声データが第3映像音声信号処理手段24から音声データ解析手段29に送出される。
音声データ解析手段29では、取得された動画「M1」の音声データから、音声データレベル(V)が解析される。
図26の下部のグラフは、解析された音声データレベルをグラフに表したものである。
この解析された音声データレベルは次回再生開始位置調整手段211に送出され、この音声データレベルに基づいて次回再生開始位置の調整が行われる。
具体的には、CM終了時の音声データレベル(V)が予め設定された閾値(Vth)を超えるときは、台詞の途中など次回の再生開始位置として適当ではない位置であると判断されてこの音声データレベルが閾値(Vth)を超えないところまで戻った位置が次回の再生開始位置として判断され、音声データレベルが予め設定された閾値(Vth)を超えないときは再生開始位置として適当であると判断されてこのCM終了時の位置が次回の再生開始位置として判断され、再生位置管理手段210に送出される。
時刻t73においては、CM終了時の音声データレベル(V)が閾値(Vth)を超えないためこのCM終了時の位置が次回の再生開始位置として判断され、再生位置管理手段210に送出される(S167の「YES」)。
再生位置管理手段210では、CM終了時の位置が次回の再生開始位置として取得されて記憶されている情報が更新され(S168)、さらに第1実施形態〜第7実施形態と同様に第1再生信号に切り替える処理が行われて番組「BC」の再生区間「BCPro2」が表示信号に出力される(S155、S156)。
次に、時刻t74になりCM区間「CM2」の放送が開始されると、再生位置管理手段210に記憶された再生開始位置に従って、動画「M1」の再生区間「M1-2」が表示装置に出力される(S157〜S163)。
時刻t75になりCM区間「CM2」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出される(S164の「YES」)。
第1CM検出手段19においてCM終了時が検出されるとデータ検索手段208を経由して第3映像音声信号処理手段24に送出され、CM終了時が検出された時点の前後の動画「M1」の音声データが第3映像音声信号処理手段24から音声データ解析手段29に送出される。
音声データ解析手段29では取得された動画「M1」の音声データから、音声データレベル(V)が解析され、この音声データレベルに基づいて次回再生開始位置調整手段211において次回再生開始位置の調整が行われる。
時刻t75においては、CM終了時の音声データレベル(V)が閾値(Vth)を超えているため、この音声データレベルが閾値(Vth)を超えないところまで戻った位置mが次回の再生開始位置として判断され、再生位置管理手段210に送出される(S167の「NO」、S169)。
再生位置管理手段210では、位置mが次回の再生開始位置として取得され、記憶されている情報が更新され(S168)。
以降も同様にしてステップS157〜S169の処理が行われることにより、図26に示すように、放送信号のCM区間「CM3」は、動画「M1」の位置mから始まる再再生区間(A)およびこの再生区間に続く再生区間「M1-3」のコンテンツデータに置換され、表示装置に出力される。
時刻t77になりCM区間「CM3」の放送が終了すると、第1CM検出手段19においてCM終了時が検出され、CM終了時が検出された時点の前後の動画「M1」の音声データから音声データレベル(V)が解析され、この音声データレベルに基づいて次回再生開始位置調整手段211において次回再生開始位置の調整が行われる。
時刻t77においては、CM終了時の音声データレベル(V)が閾値(Vth)を超えていないが、その後しばらくの間音声データレベル(V)が閾値(Vth)を超えない区間が続くため台詞や動きが少ない場面が続いていると予測され、次に閾値(Vth)を超える位置m’が次回の再生開始位置として判断され、再生位置管理手段210に送出される(S167の「NO」、S169)。
再生位置管理手段210では、位置mが次回の再生開始位置として取得され、記憶されている情報が更新され(S168)。
以降も同様にしてステップS157〜S169の処理が行われることにより、放送信号のCM区間「CM4」は、区間(B)をスキップし、動画「M1」の位置m’から始まる再生区間「M1-5」のコンテンツデータに置換され、表示装置に出力される。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組の複数のCM区間に、予めユーザが指定した動画のコンテンツを動きの少ない場面の位置で区切って出力することにより、効率的にCM区間を利用することができる。
また、本実施形態による音声データ解析手段の機能を利用して、台詞のある区間のみを再生したり、音声データの解析に変えて画像データを解析することにより、字幕表示映像が出力されている区間のみを再生したりすることも可能であったり、画像解析によって画像が切替る位置を検出したり、字幕の切替り位置を検出することで、再生の開始位置を区切りの良い適切な位置からスタートさせることが可能となる。
である。
《第9実施形態》
本発明の第9実施形態では、ユーザが視聴しているテレビジョン放送の主視聴チャンネルのCM区間に、予めユーザがジャンルごとに設定した動画のコンテンツデータを出力する放送受信再生装置について説明する。
〈第9実施形態による放送受信再生装置9の構成〉
本発明の第9実施形態による放送受信再生装置9の構成を、図27を参照して説明する。
本実施形態による放送受信再生装置9の構成は、制御手段20に第2番組情報解析手段212を有する他は第7実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第2番組情報解析手段212は、第1映像音声信号処理手段から受信している放送信号に付加されている番組情報を取得して解析し、ジャンル情報を抽出してデータ検索手段208に送出する。
また、本実施形態においては、データ蓄積手段23には主視聴チャンネルのCM区間中にCMデータと置換するためのデータとして動画「M1」〜「Mn」のコンテンツデータが記録されている。
また、本実施形態においては、置換データ指定手段207に記憶されている置換データ指定情報は、(1)ジャンルAの放送番組にはデータ蓄積手段23内の動画「MV1」が関連付けられ、(2)ジャンルBの放送番組にはデータ蓄積手段23内の動画「MV2」が関連付けられ、(n)ジャンルZの放送番組にはデータ蓄積手段23内の動画「MVn」が関連付けられているものとする。
〈第9実施形態による放送受信再生装置9の動作〉
本実施形態による放送受信再生装置9の動作について、図28のフローチャートおよび図29の説明図を参照して説明する。
図28のフローチャートにおいて、ステップS171〜ステップS178の処理は第5実施形態のステップS81〜S88と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、図29に示すように、ユーザにより指定された主視聴チャンネルでは、再生区間「Pro1」および「Pro2」からなるジャンルAの番組と、再生区間「Pro3」および「Pro4」からなるジャンルBの番組と、再生区間「Pro5」からなるジャンルAの番組との間および各再生区間の間にCM放送区間であるCM区間「CM1」、「CM2」、「CM3」、「CM4」、「CM5」が挿入され、再生区間「Pro1」→CM区間「CM1」→再生区間「Pro2」→CM区間「CM2」→再生区間「Pro3」→CM区間「CM3」→再生区間「Pro4」→CM区間「CM4」→再生区間「Pro5」→CM区間「CM5」の順に放送される。
CM開始時が検出されなく、ステップS178において電源がOFFにされていないときは(S178の「NO」)、第1映像音声信号処理手段14から受信中の放送番組の番組情報が第2番組情報解析手段212で取得される(S179)。
第2番組情報解析手段212では、取得された番組情報から受信中の放送番組のジャンル情報が抽出され、データ検索手段208に送出される(S180)。
ここでは、時刻t80から受信が開始された再生区間「Pro1」の番組情報から、ジャンルAが抽出されている。
データ検索手段208では、抽出されたジャンルに関連付けられたンテンツの情報が、次のCM区間で出力するコンテンツデータの情報として、置換データ指定手段207から置換データ指定情報が取得される(S181)。
ここでは、(1)ジャンルAに関連付けられたコンテンツの情報として、動画「MV1」の情報が取得される。
データ検索手段208においてジャンルAに関連付けられたコンテンツの情報として動画「MV1」の情報が取得されると、この動画「MV1」のコンテンツデータがデータ蓄積手段23から取得される(S182)。
動画「MV1」のコンテンツデータが取得されるとステップS177に戻り、CM開始時が検出されたか監視が行われる。
時刻t81になり、ステップS177において第1CM検出手段19でCM開始時が検出されると、チャンネル制御手段202およびデータ検索手段208に送出される(S177の「YES」)。
データ検索手段208では、CM開始時が取得されると、ステップS182で取得された動画「MV1」のコンテンツデータの最初の再生区間「MV1-1」が第3映像音声信号処理手段24に送出される。
第3映像音声信号処理手段24では、動画「MV1」の再生区間「MV1-1」のコンテンツデータが取得されると、再生するための第3再生信号が生成される(S183)。
また、チャンネル制御手段202では、放送信号のCM開始時が取得されると、信号切替手段16で選択される再生信号を第1再生信号から第3再生信号に切り替えるための信号切替要求が生成され、信号切替手段16に送出される。
信号切替手段16では、信号切替要求が取得されると、選択する再生信号が第1再生信号から第3再生信号に切り替えられ、この第3再生信号が出力手段17に送出される(S184)。
出力手段17では取得された動画「MV1」の再生区間「MV1-1」の第3再生信号が表示信号に変換され、外部の表示装置に送信される(S184)。
以上のように時刻t81においてステップS177、S183、S184の処理が行われることにより、データ蓄積手段23に記憶されている動画「MV1」の再生区間「MV1-1」が表示装置に出力される。
以降も同様にして、ジャンルAの再生区間「Pro2」のCM区間「CM2」においては動画「MV1」の再生区間「MV1-2」が出力され、ジャンルBの再生区間「Pro3」のCM区間「CM3」においては動画「MV2」の再生区間「MV2-1」が出力され、ジャンルBの再生区間「Pro4」のCM区間「CM4」においては動画「MV2」の再生区間「MV2-2」が出力され、ジャンルAの再生区間「Pro5」のCM区間「CM5」においては動画「MV1」の再生区間「MV1-3」が出力される。
以上の本実施形態によれば、視聴している番組のCM区間に、予めユーザが指定したジャンルに関連付けられた動画のコンテンツを出力することにより、効率的にCM区間を利用することができる。
本実施形態において、主視聴チャンネルの放送番組のCM区間に置換する動画コンテンツとして、ユーザの好みのCMのコンテンツデータや、主視聴チャンネルで視聴している放送番組に関連した動画コンテンツ、または主視聴チャンネルで視聴している放送番組のスポンサーの他の商品のCMのコンテンツデータを予め蓄積しておき、これらが置換データ指定情報に従って出力されるようにしてもよい。
なお、上述した第1実施形態〜第9実施形態の動作の説明は、処理の動作をわかりやすくするためにステップ化したものであって実際の処理タイミングを示すものではなく、例えば放送信号のCM区間に置換するデータを読み出したり処理したりするタイミングは、処理時間を考慮してCM開始時の検出以前に準備しておくことが望ましい。
また、上述した第1実施形態〜第9実施形態の構成においては、第1映像音声信号処理手段と第2映像音声信号処理手段、第1CM検出と第2CM検出手段などを別々の機能ブロックとして記載したが、機器の処理能力が高ければ、1つの映像音声信号処理手段、1つのCM検出手段で実現することも可能である。
また、上述した第1実施形態〜第9実施形態の構成においては、受信中の放送番組に挿入されているCM区間を有効利用する場合について説明したが、録画しておいた放送番組のCM区間に対しても同様の処理を行って有効利用するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第2実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態による放送受信再生装置で記憶されている裏チャンネル指定情報の一例を示す表である。 本発明の第2実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第3実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による放送受信再生装置で記憶されている裏チャンネル指定情報の一例を示す表である。 本発明の第3実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第4実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第5実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第6実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第7実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第7実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第8実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第8実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。 本発明の第9実施形態による放送受信再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第9実施形態による放送受信再生装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第9実施形態による放送受信再生装置において受信する放送データと出力する出力データを示す説明図である。
符号の説明
1…放送受信再生装置
2…放送受信再生装置
3…放送受信再生装置
4…放送受信再生装置
5…放送受信再生装置
6…放送受信再生装置
7…放送受信再生装置
8…放送受信再生装置
9…放送受信再生装置
11…アンテナ
12…第1放送選局手段
13…第2放送選局手段
14…第1映像音声信号処理手段
15…第2映像音声信号処理手段
16…信号切替手段
17…出力手段
18…ユーザ制御手段
19…第1CM検出手段
20…制御手段
21…表示手段
22…第2CM検出手段
23…データ蓄積手段
24…第3映像音声信号処理手段
25…画像解析手段
26…データ再整形手段
27…第3CM検出手段
28…第3再生信号編集手段
29…音声データ解析手段
201…チャンネル切替タイミング管理手段
202…チャンネル制御手段
203…裏チャンネル指定管理手段
204…時刻情報取得手段
205…第1番組情報解析手段
206…裏チャンネル切替順管理手段
206…視聴履歴管理手段
207…置換データ指定手段
208…データ検索手段
209…データ表示時間管理手段
210…再生位置管理手段
211…次回再生開始位置調整手段
212…第2番組情報解析手段

Claims (9)

  1. 本編部とCM部とからなる放送番組を放送局から受信して再生する放送受信再生装置であって、
    再生中の前記放送番組から前記CM部の区間を検出するCM部区間検出手段と、
    前記CM部区間検出手段によって検出された前記CM部の区間の間、前記再生中の放送番組とは別の番組を受信して裏番組として再生する裏番組受信再生手段と、
    を有する放送受信再生装置。
  2. 所定時間ごと、または、前記再生する放送番組のチャンネルごとに、前記CM部の区間の間に再生する裏チャンネルが指定された裏チャンネル指定情報が予め記憶された裏チャンネル指定管理手段を有し、
    前記裏番組受信再生手段は、前記裏チャンネル指定管理手段に記憶された裏チャンネル指定情報に従って、前記再生中の放送番組とは別の番組を受信して再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信再生装置。
  3. 所定時間ごと、または、前記再生する放送番組のチャンネルごとに、前記CM部の区間の間に再生する裏チャンネルのジャンルが指定された裏チャンネル指定情報が予め記憶された裏チャンネル指定管理手段を有し、
    前記裏番組受信再生手段は、前記裏チャンネル指定管理手段に記憶された裏チャンネル指定情報で指定されたジャンルの放送番組を受信して再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信再生装置。
  4. 前記裏番組受信再生手段は、再生しようとする前記再生中の放送番組とは別の番組がCM部の区間に該当するときは、前記本編部を再生中のさらに別の番組を受信して再生する
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の放送受信再生装置。
  5. 放送局から受信した、本編部とCM部とからなる放送番組、または、蓄積したコンテンツデータを再生する放送受信再生装置であって、
    複数の前記コンテンツデータを蓄積するデータ蓄積手段と、
    再生中の前記放送番組から前記CM部の区間を検出するCM部区間検出手段と、
    前記CM部区間検出手段によって検出された前記CM部の区間の間、前記データ蓄積手段に蓄積したコンテンツデータを再生するコンテンツデータ再生手段と、
    を有する放送受信再生装置。
  6. 前記コンテンツデータは画像データであり、
    前記データ蓄積手段に記録されている前記画像データの解析を行う画像解析手段と、
    前記画像解析手段による前記画像データの解析結果により、前記再生するコンテンツデータ再生手段において再生させないと判断した画像データを抽出して前記CM部の区間に再生するコンテンツデータから削除するとともに、前記再生するコンテンツデータ再生手段において同時に再生すると判断した複数の画像データを前記CM部の区間に再生するときに一画面上に表示させるように再成形処理を行うデータ再整形手段と
    を有することを特徴とする請求項5に記載の放送受信再生装置。
  7. 前記コンテンツデータは動画データであり、
    放送番組ごとに、前記CM部の区間の間に再生する動画データが指定された置換データ指定情報が予め記憶されている置換データ指定手段と、
    前記データ蓄積手段に蓄積された動画データごとに、次回の前記CM部の区間の間に再生するときの再生開始位置を記憶する再生位置管理手段と、
    を有し、
    前記コンテンツデータ再生手段は、前記置換データ指定手段に記憶された置換データ指定情報に基づいて前記データ蓄積手段から前記再生中の放送番組に対応する画像データを取得し、前記再生位置管理手段に記憶している当該画像データの再生開始位置から再生する
    ことを特徴とする請求項5に記載の放送受信再生装置。
  8. 前記CM部区間検出手段においてCM部の区間終了時およびその前後の所定範囲の前記動画データ中の音声データを取得して音声データレベルを解析する音声データ解析手段と、
    音声データ解析手段の音声データレベルが、予め設定された閾値を超えるときは前記音声データレベルが前記閾値を超えないところまで戻った前記動画データの位置を次回の再生開始位置とし、前記音声データレベルが前記閾値を超えないときは、前記CM部の区間終了時の前記動画データ位置を次回の再生開始位置として前記再生位置管理手段に送出する次回再生開始位置調整手段とを有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の放送受信再生装置。
  9. 前記置換データ指定手段は、前記放送番組のジャンルごとに前記置換データ指定情報を記憶し、
    前記コンテンツデータ再生手段は、前記置換データ指定手段に記憶された置換データ指定情報に基づいて前記データ蓄積手段から前記再生中の放送番組のジャンルに対応する画像データを取得し、前記再生位置管理手段に記憶している当該画像データの再生開始位置から再生する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の放送受信再生装置。

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