JP2008102766A - 電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】大容量のコンデンサを使用することなく、電源の瞬断が発生した場合に制御回路の誤動作を防止できる電子回路を提供する。
【解決手段】シーケンサ8の動作用電源を、主電源VDDからダイオード6を介して充電されているコンデンサ7より供給し、クロック生成回路1には、主電源VDDを供給して動作させ、シーケンサ8に対してはレベルシフト回路2によりクロック信号のレベルをシフトさせて出力する。そして、低電圧検出回路5が主電源電圧が検出閾値VPOR1よりも低下したことを検出すると、レベルシフト回路2は、シーケンサ8に対するクロック信号の供給を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クロック信号に同期して動作する制御回路を備えて構成される電子回路に関する。
電子回路において、電源の瞬断が発生した場合にデータを保護したり誤動作の発生を防止するための対策としては、比較的容量が大きいコンデンサを用意し、そのコンデンサに蓄積された電荷により電圧の低下を遅延させて、電源の供給が遮断されている期間をやり過ごすことが一般に行われている。しかしながら、大容量のコンデンサを使用すると、素子サイズが大きく配置スペースをとると共に、コストアップも招くという問題がある。
また、特許文献1には、EEPROMに記憶されているデータの破壊を防止するため、電源電圧の低下を検出すると、CPUがEEPROMに対して出力するチップセレクト信号を阻止してEEPROMへのアクセスを禁止する技術が開示されている。
特開平8−249244号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、EEPROMのように、CPUなどからアクセスされる不揮発性メモリのデータ保護にしか適用できず、CPU自体やハードウエアロジックで構成されるシーケンサなどの制御回路について誤動作を防止するには、やはり大容量のコンデンサが必要になってしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大容量のコンデンサを使用することなく、電源の瞬断が発生した場合に制御回路の誤動作を防止できる電子回路を提供することにある。
請求項1記載の電子回路によれば、制御回路の動作用電源は、主電源からダイオードを介して充電されているコンデンサより供給する。そして、クロック信号出力回路には主電源を供給して動作させ、制御回路に対しては、クロックレベルシフト回路によりクロック信号のレベルをシフトさせて出力する。そして、電圧低下検出回路が、動作用電源電圧未満に設定される検出閾値よりも主電源電圧が低下したことを検出すると、クロック供給停止回路は、制御回路に対するクロック信号の供給を停止する。即ち、主電源電圧が一時的に低下した場合はクロック信号に基づくロジック動作が停止され、制御回路による電力消費は僅かとなる。従って、主電源電圧が低下している期間の動作用電源を、比較的小容量のコンデンサであってもその充電電荷によりバックアップすることが可能となる。
請求項2記載の電子回路によれば、クロックレベルシフト回路とクロック供給停止回路とを一体に構成するので、両者の機能を統合して回路全体の小型化を図ることができる。
請求項3記載の電子回路によれば、リセット回路は、制御回路の動作用電源電圧が、上記検出閾値未満に設定されるリセット閾値よりも低下したことを検出すると、制御回路にリセット信号を出力する。従って、主電源電圧が低下している期間が比較的長く継続した結果、コンデンサの充電電荷が消費されて制御回路の動作用電源電圧が低下し、制御回路の内部状態が保証できなくなった場合は、制御回路をリセットさせることができる。
請求項4記載の電子回路によれば、主電源が供給されて、制御回路との間で信号を入出力する周辺回路が存在する場合、信号レベルシフト回路が両者の間で転送される信号のレベルをシフトするので、信号の入出力を問題なく行うことができる。
請求項5記載の電子回路によれば、信号レベルシフト回路は、電圧低下検出回路が電圧低下を検出すると、制御回路側に出力される信号レベルを対応する入力信号レベルにかかわらずに固定すると共に、周辺回路側に出力される信号レベルを対応する入力信号レベルに応じて固定する。従って、主電源電圧が低下し、制御回路の動作が停止している期間における入出力信号レベルを、信号レベルシフト回路によって適切に固定することができる。
請求項6記載の電子回路によれば、制御回路がCPUである場合、コンデンサにより供給される動作用電源をCPUが直接アクセスするメモリ回路にも供給するので、メモリ回路が揮発性である場合でも、その記憶内容のバックアップを図ることができる。
請求項7記載の電子回路によれば、制御回路は、車両に関する制御を行うように構成される。即ち、車両に搭載される電子回路は、極めてノイジーな環境で動作しなければならず、そのノイズの影響を受けてバッテリの電圧が変動することも少なくない。従って、本発明を車両に搭載される制御回路に適用すれば、極めて有効である。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。図1は、シーケンサを中心とする制御システムの構成を示すブロック図である。電源VDDは、クロック生成回路(クロック信号出力回路)1、レベルシフト回路2,3、ロジック回路(周辺回路)4、低電圧検出回路(電圧低下検出回路)5に対して直接供給されている。また、電源VDDは、ダイオード6及びコンデンサ7の直列回路を介してグランドに接続されており、ダイオード6のカソード側は、電源VDDHの供給端子としてシーケンサ(制御回路)8並びにレベルシフト回路2,3に接続されている。
シーケンサ8はハードウエアロジックで構成されており、クロック生成回路1により生成されたクロック信号CLKがレベルシフト回路2を介して供給されている。そして、シーケンサ8はクロック同期で動作して、所定の制御シーケンスに応じた制御信号を出力するようになっている。ロジック回路4はシーケンサ8の制御対象であり、両者の間で入出力される信号等は双方向のレベルシフト回路3を介して相互に転送される。
低電圧検出回路5は、バンドギャップレギュレータ(BGR)9と、抵抗素子10及び11の直列回路と、コンパレータ12とで構成されており、電源VDDの電圧低下を検出する。即ち、上記直列回路の共通接続点はコンパレータ12の(+)端子に接続され、BGR9の出力端子は(−)端子に接続されている。そして、コンパレータ12は、電源VDDの電圧が閾値VPOR1を下回ることで、分圧電位がBGR9により生成される参照電圧Vrefより低下すると、出力信号レベルをハイからロウに変化させる。
即ち、閾値電圧VPOR1は、抵抗素子10,11の抵抗値をR3,R4とすると、以下ように表される。
VPOR1=Vref×(R3+R4)/R4
コンパレータ12の出力信号は、レベルシフト回路2,3にイネーブル信号EN(ハイアクティブ)として与えられており、そのイネーブル信号ENがロウレベルになると、シーケンサ8に対するクロック信号CLKの出力と、シーケンサ8とロジック回路4との間の信号の入出力は停止されるようになっている。
リセット回路13は、電源VDDHとグランドとの間に、抵抗素子14及びNチャネルMOSFET15の直列回路と、PチャネルMOSFET16及び抵抗素子17の直列回路を並列に接続して構成されている。そして、FET15,16のゲートは共通に、FET15のドレインに接続されており、FET16のソースは、NOTゲート18を介してシーケンサ8のリセット端子(ハイアクティブ)に接続されている。
従って、電源VDDHの電圧が、2つのFET15,16の閾値電圧Vtn,Vtpの和であるVPOR2=2V以上であれば、FET15,16は何れもONしており、NOTゲート18の入力端子にはハイレベル(=VDDH)が与えられる。そして、電源VDDHの電圧が2V未満になると、FET15,16は何れもOFFとなり、NOTゲート18の入力端子(リセット信号RESB)はロウレベルとなり、シーケンサ8はリセットされる。
ここで、例えば、VDD=5.0Vであるとすると、
VDDH=4.3V,VPOR1=4.0V,VPOR2=2.0V
というレベルに設定されている。
図2は、クロックレベルシフト回路(クロック供給停止回路)2の内部構成を示す。レベルシフト回路2は、NOTゲート19〜21とNANDゲート22とで構成されている。高電位(VDD)側となる入力側は、NOTゲート19及び20を直列に接続して構成され、これらには電源VDDが供給されている。低電位側となる出力側は、NANDゲート22とNOTゲート21とを直列に接続して構成され、これらには電源VDDHが供給されている。そして、NOTゲート20の出力端子はNANDゲート22の一方の入力端子に接続されており、NANDゲート22の他方の入力端子には、低電圧検出回路5よりイネーブル信号ENが与えられている。
即ち、イネーブル信号ENがハイであれば、NOTゲート19の入力端子に高電位側のハイレベル信号が入力されると、NOTゲート21の出力端子より低電位側のハイレベル信号が出力される。そして、イネーブル信号ENがロウレベルになると、NOTゲート21の出力端子は高電位側の信号レベルにかかわらずロウレベルを維持する。
また、図3は、双方向の信号レベルシフト回路3の内部構成を示す。信号レベルシフト回路3は、シーケンサ8とロジック回路4との間で入出力される信号レベルを変換する。即ち、シーケンサ8→ロジック回路4の方向については、高電位変換部3Hにおいて低電位側から高電位側へのレベルシフトを行い、シーケンサ8←ロジック回路4の方向については、低電位変換部3Lにおいて高電位側から低電位側へのレベルシフトを行う。
従って、低電位変換部3Lは、NOTゲート23〜25とNANDゲート26とでレベルシフト回路2と同様の接続で構成されている。一方、高電位変換部3Hは、低電位入力側がNOTゲート27及び28を直列接続して構成され、高電位出力側が、4つのFET29〜32とNOTゲート33及び34とで構成されている。
即ち、電源VDDとグランドとの間に、PチャネルMOSFET29,NチャネルMOSFET30の直列回路と、PチャネルMOSFET31,NチャネルMOSFET32の直列回路とが並列に接続されており、FET29のゲートはFET31のドレイン及びNOTゲート33の入力端子に接続されている。また、FET31のゲートはFET29のドレインに接続され、FET30のゲートはNOTゲート28の出力端子に、FET32のゲートはNOTゲート27の出力端子に夫々接続されている。そして、NOTゲート33及び34は直列に接続されており、これらには電源VDDが供給されている。
高電位変換部3Hの入力信号がハイレベル(VDDH)になると、FET30,31がON,FET32,29がOFFとなり、NOTゲート34の出力端子はハイレベル(VDD)となる。高電位変換部3Hの入力信号がロウレベルの場合、FET29〜32のON,OFF関係は逆になり、NOTゲート34の出力端子はロウレベルとなる。
尚、図3では図示の都合上、高電位変換部3H,低電位変換部3Lを夫々1つのみ示しているが、実際にはシーケンサ8とロジック回路4との間で相互に入出力される信号の数に応じてそれらは1つ以上配置されている。
次に、本実施例の作用について図4も参照して説明する。図4は、電源VDDの電圧が低下した場合の各部の波形変化を示すタイミングチャートである。図4(a)に示すように、主電源VDDの電圧が正常である場合(期間A)、イネーブル信号EN並びにリセット信号RESBは何れもハイレベルであり((c),(b)参照)、シーケンサ8にはクロック信号CLKが供給され((e)参照)、シーケンサ8とロジック回路4との間の信号の入出力も行われている。
この状態から、何らかの原因によって主電源VDDの電圧が低下し、閾値VPOR1のレベルを下回ると、低電圧検出回路5は、イネーブル信号ENをロウレベルに変化させる(期間B)。すると、クロック信号CLKの供給はレベルシフト回路2によって停止される(出力レベルはロウに固定)。また、シーケンサ8とロジック回路4と間の信号入出力も、信号レベルシフト回路3によって停止される。この時、低電位変換部3L側では、NOTゲート24の出力レベルが不定となるが、シーケンサ8に対する出力レベルはロウに固定される。
この時、シーケンサ8には、コンデンサ7により保持されている電源VDDHが供給されており、また、クロック信号CLKの供給が停止することでシーケンサ8の消費電力は大きくて低減される。従って、電源VDDHのレベルは、主電源VDDよりも緩やかに低下するようになり、シーケンサ8の内部状態は保持される。
そして、主電源VDDのレベルがグランドGNDから一度正常状態に復帰し、クロック信号CLKの供給が再開されると、シーケンサ8は、保持されている内部状態から制御を継続する(期間C)。また、主電源VDDのレベルが再度低下すると、同じようにクロック信号CLKの供給が停止する(期間D)。その期間がより長く継続すると、コンデンサ7の充電電荷は次第に消費され、電源VDDHのレベルも漸次低下して行く。そして、電源VDDHのレベルがVPOR2を下回ると、リセット回路13がリセット信号RESBをロウレベルにする(期間E)。この場合、シーケンサ8の内部状態は保障されないため、シーケンサ8をリセットする。
尚、電源VDDHのレベルが閾値VPOR2に達するまでの時間は、コンデンサ7の容量と、リセット回路13の消費電力量によって決まる。その後、主電源VDDのレベルが正常状態に復帰すれば、シーケンサ8のリセットは解除されると共にクロック信号CLKの供給が再開されるので、シーケンサ8は、制御シーケンスをリセット状態から実行する(期間F)。
以上のように本実施例によれば、シーケンサ8の動作用電源を、主電源VDDからダイオード6を介して充電されているコンデンサ7より供給し、クロック生成回路1には、主電源VDDを供給して動作させ、シーケンサ8に対してはレベルシフト回路2によりクロック信号のレベルをシフトさせて出力する。そして、低電圧検出回路5が主電源電圧が検出閾値VPOR1よりも低下したことを検出すると、レベルシフト回路2は、シーケンサ8に対するクロック信号の供給を停止する。従って、主電源電圧が低下している期間の動作用電源を、比較的小容量のコンデンサ7であってもその充電電荷によりバックアップすることが可能となる。
ここで、従来のようにコンデンサの充電電荷のみにより電源のバックアップを図る場合、コンデンサの容量としてはμFオーダーのものが必要となる。そのような大容量のコンデンサは、半導体基板上の素子として形成することができず、ディスクリート素子をICに外付けせざるを得ない。これに対して、本実施例の構成によれば、コンデンサ7の容量は数10pFオーダーであってもバックアップが可能となるため、コンデンサ7も半導体基板上に形成し、ICとして一体に構成することができる。
また、リセット回路13は、シーケンサ8の動作用電源電圧が、上記検出閾値VPOR1未満に設定されるリセット閾値VPOR2よりも低下したことを検出すると、シーケンサ8にリセット信号を出力するので、シーケンサ8の内部状態が保証できなくなった場合にシーケンサ8をリセットさせることができる。
そして、レベルシフト回路3は、シーケンサ8とロジック回路4との間で転送される信号のレベルをシフトするので、両者間での信号の入出力を問題なく行うことができる。また、レベルシフト回路3は、低電圧検出回路5が電圧低下を検出すると、シーケンサ8側に出力される信号レベルを対応する入力信号レベルにかかわらずに固定し、ロジック回路4側に出力される信号レベルを対応する入力信号レベルに応じて固定する。従って、主電源電圧が低下し、シーケンサ8の動作が停止している期間における入出力信号状態を、レベルシフト回路3によって適切に固定することができる。
(第2実施例)
図5は本発明の第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例の制御システムは、シーケンサ8に替えてCPU(制御回路)41を使用し、そのCPU41を中心に構成されるマイクロコンピュータに適用した場合である。レベルシフト回路2より出力されるクロック信号CLKはCPU41のクロック入力端子に与えられ、リセット回路13より出力されるリセット信号RSTBは、CPU41のリセット端子に与えられている。
また、CPU41には、制御プログラムが記憶されているROM(メモリ回路)42やワークエリアとして使用するRAM(メモリ回路)43がアドレスバス並びにデータバスを介して接続されており、これらに対してもCPU41と同様に電源VDDHが供給されている。第1実施例のロジック回路4に替えてI/O部(周辺回路)44が配置されており、A/Dコンバータ(ADC)45は、CPU41との入出力形態に応じてレベルシフト回路3と同様に構成される信号レベルシフト回路46を介してCPU41に接続されている。尚、A/Dコンバータ(周辺回路)45に対しては、電源VDDが供給されている。
上記の制御システムは、例えば車両制御用のECU(Electronic Control Unit)として構成されている。即ち、CPU41は、図示しない通信回路を介して外部、例えば他のECUより与えられる制御指令などに応じて、I/O部44を介して制御対象(エンジンやモータなど)を制御したり、A/Dコンバータ45より読み込んだデータを外部に送信したりする。
以上のように構成される第2実施例によれば、制御回路がCPU41である場合、コンデンサ7により供給される動作用電源をCPU41が直接アクセスするROM42,RAM43にも供給するので、RAM43の記憶内容についてもバックアップを図ることができる。そして、車両制御用ECUは、バッテリ電源VDDがノイズの影響を受け易く、比較的瞬断が発生する可能性が高い環境で動作している。従って、本発明を有効に適用することができる。
(第3実施例)
図6は本発明の第3実施例であり、要部のみ示す図1相当図である。第3実施例では、ダイオード6に替えて、NチャネルMOSFET47をダイオード接続したものを使用している。即ち、FET47のドレインは電源VDD側に接続され、ソースはコンデンサ7側に接続されている。そして、FET47のゲートは自身のドレインに接続され、バックゲートはグランドに接続されている。
以上のように構成された第3実施例によれば、第1,第2実施例と同様の効果が得られる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
第2実施例における周辺回路は、その他、通信回路などでも良い。また、CPU41にゲートアレイやDMAコントローラが接続されている場合、それらも制御回路として扱い、CPU41と同様にコンデンサ7より動作用電源を供給し、クロック供給を停止させるようにしても良い。
また、上記のように制御回路が複数存在する場合は、それらの動作用電源のバックアップを適切に図るためコンデンサを複数設けても良い。
本発明の第1実施例であり、シーケンサを中心とする制御システムの構成を示すブロック図 クロックレベルシフト回路の内部構成を示す図 信号レベルシフト回路内部構成を示す図 電源VDDの電圧変化に応じた回路動作のタイミングチャート 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1の一部相当図
符号の説明
図面中、1はクロック生成回路(クロック信号出力回路)、2はクロックレベルシフト回路(クロック供給停止回路)、3は信号レベルシフト回路、4はロジック回路(周辺回路)、5は低電圧検出回路(電圧低下検出回路)、6はダイオード、7はコンデンサ、8はシーケンサ(制御回路)、13はリセット回路、41はCPU(制御回路)、42はROM(メモリ回路)、43はRAM(メモリ回路)、44はI/O部(周辺回路)、45はA/Dコンバータ(周辺回路)、46は信号レベルシフト回路、47はNチャネルMOSFET(ダイオード)を示す。

Claims (7)

  1. クロック信号に同期して動作する制御回路を備えて構成される電子回路において、
    主電源にダイオードを介して接続されることで充電され、その充電電圧が前記制御回路の動作用電源として供給されるコンデンサと、
    前記主電源が供給されて動作するクロック信号出力回路と、
    このクロック信号出力回路より前記制御回路に供給される前記クロック信号のレベルをシフトするクロックレベルシフト回路と、
    前記主電源電圧が、前記動作用電源電圧未満に設定される検出閾値よりも低下したことを検出する電圧低下検出回路と、
    この電圧低下検出回路が電圧低下を検出すると、前記制御回路に対するクロック信号の供給を停止するクロック供給停止回路とを備えることを特徴とする電子回路。
  2. 前記クロックレベルシフト回路と、前記クロック供給停止回路とを一体に構成したことを特徴とする請求項1記載の電子回路。
  3. 前記動作用電源電圧が、前記検出閾値未満に設定されるリセット閾値よりも低下したことを検出すると、前記制御回路にリセット信号を出力するリセット回路を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電子回路。
  4. 前記制御回路と、前記主電源が供給されて動作する周辺回路との間で転送される信号のレベルをシフトする信号レベルシフト回路を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子回路。
  5. 前記信号レベルシフト回路は、前記電圧低下検出回路が電圧低下を検出すると、前記制御回路側に出力される信号レベルを対応する入力信号レベルにかかわらずに固定すると共に、前記周辺回路側に出力される信号レベルを、対応する入力信号レベルに応じて固定するように構成されることを特徴とする請求項4記載の電子回路。
  6. 前記制御回路がCPUである場合、前記動作用電源を、前記CPUが直接アクセスするメモリ回路にも供給することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電子回路。
  7. 車両に搭載され、前記制御回路は、前記車両に関する制御を行うように構成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電子回路。
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