JP2008102739A - 在庫分析方法、在庫分析手数料算出方法、及びそのプログラム - Google Patents

在庫分析方法、在庫分析手数料算出方法、及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明は、供給元の在庫を供給先に設置し、供給先における使用、購入時に供給先の資産となるVMIの形態において、供給先が在庫管理に協力し、供給先の各種ノウハウを流出させない在庫分析方法を提供することにある。
【解決手段】
動産の供給元、供給先における在庫管理を、分析装置400を用いて実施する分析機関を設ける。分析装置400はネットワークを介して、供給元の在庫管理装置100と供給先の在庫管理装置200に接続され、供給元の資産をモニタリングし、その結果を分析データの利用者である例えば金融機関等に公開する。分析データの利用者である金融機関等は供給先および分析機関に対して、その寄与額に応じた手数料を支払う。
【選択図】図1

Description

本発明は、在庫の状況をコンピュータ管理する在庫分析技術に関する。
近年、政府により、企業が保有する在庫や債権などの事業収益資産を担保として資金調達で活用できるよう政策が進められており、「債権譲渡の対抗要件に関する民法の特例等に関する法律(平成十年法律第百四号)の一部を改正する法律」の成立により、在庫などの事業収益資産を担保とし、担保資産の内容を常時モニタリングし、資産の一定割合を上限に資金調達を行う方法である動産担保融資の普及の下地が整備されてきているが、企業の在庫の保有の形態、流通の形態はさまざまであり、それぞれの形態に合った動産担保融資方法を実現する必要がある。
例えば、特許文献1では、供給先の隣接地に在庫専用の倉庫を設置して在庫の状況をコンピュータ管理するVMI(Vendor Managed
Inventory)と呼ばれる形態における動産担保融資方法を実現するアイデアとして、VMI等の動産の在庫管理を行うコンピュータシステムから通信ネットワークを通じて担保物件に関する最新データを取得することにより、状態や価格が変動し易い物件を担保にする場合の担保管理を容易にする融資管理システム及び方法が開示されている。
特開2004−171594号公報
しかし、VMIの形態には、供給元の在庫を供給先の隣接地の倉庫にではなく、供給先に設置し、供給先における使用、購入時に供給先の資産となる形態もあり、その形態では、在庫管理には当該在庫が設置されている供給先の協力が必要であるが、そのままでは供給先には協力するメリットが無いどころか、むしろ在庫の使用、購入履歴、ひいては各種ノウハウが流出してしまうというデメリットすらある。
そこで、本発明の目的は、供給元の在庫を供給先に設置する形態で、供給先が在庫管理に協力するメリットを提供することと、供給先の使用、購入履歴といった各種ノウハウを流出させないことを両立させる在庫分析方法、在庫分析手数料算出方法、及びそのプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の情報処理装置が演算処理部と記憶部と通信部とを有し、その演算処理部が、通信部を介してつながる第1の在庫管理装置と少なくとも1つ以上の第2の在庫管理装置の在庫管理情報をもとに在庫の分析を行う在庫分析方法であって、その記憶部が、第1の在庫管理装置の主体に関する在庫のうち、分析を行う対象を少なくとも商品コードないし個品を一意に特定する個品IDと、所在を一意に特定する所在IDとで指定された分析対象在庫情報を記憶する処理と、演算処理部が、分析対象在庫情報に指定された在庫の在庫管理情報を、通信部を介して第1の在庫管理装置と少なくとも1つ以上の第2の在庫管理装置から取得する処理と、取得した在庫管理情報をもとに、在庫の分析を行って分析結果を取得する処理と、記憶部がその分析結果を記憶する処理と、を有することを特徴とする在庫分析方法とそのプログラムを提供する。
また、本発明は、第2の情報処理装置は、演算処理部と記憶部と通信部とを有し、この演算処理部が、少なくとも1つ以上の第2の在庫管理装置或いは第1の情報処理装置の主体に対し、在庫分析の対価として支払うべき手数料を算出する手数料算出方法であって、第2の情報処理装置の記憶部が、少なくとも1つ以上の第2の在庫管理装置或いは第1の情報処理装置の主体に対し、在庫分析の対価として支払うべき第1、第2の手数料の算出を行う方法が指定された手数料算出方法情報を記憶する処理と、第2の情報処理装置の演算処理部が、通信部を介して上述した分析結果を第1の情報処理装置から取得する処理と、少なくとも1つ以上の第2の在庫管理装置或いは第1の情報処理装置の主体に対し、取得した分析結果と手数料算出方法情報に指定された算出の方法とを基に第1、第2の手数料を算出する処理と、第2の情報処理装置の記憶部が、この手数料を記憶する処理とを有することを特徴とする手数料算出方法とそのプログラムを提供する。
更に、本発明は、分析対象在庫情報には、さらに、分析を行う対象の在庫ごとに、通常の取引において決定される価格などである評価額と処分可能性に準ずる確率などである前貸率とが指定される。そして、第1の情報処理装置の演算処理部は、分析対象在庫情報に指定された所在ごとに、分析対象在庫情報に指定された在庫のうち、設置されているものの評価額と前貸率を乗じたものの総和である融資限度額寄与額、すなわち第1の在庫管理装置の主体が動産担保融資を受けるに当たって当該所在が融資限度額に寄与する額を算出して分析結果を取得することを特徴とする在庫分析方法とそのプログラムを提供する。
また更に、本発明は、手数料算出方法情報には、少なくとも1つ以上の第2の在庫管理装置と第1の情報処理装置のそれぞれの主体に対し、融資限度額寄与額のすべての所在による総和である融資限度額に占める、第1の在庫管理装置の主体が動産担保融資を受けている融資額の割合に、当該主体の融資限度額寄与額を乗じ、金利の一部を乗じたものを手数料とする方法が指定されていることを特徴とする手数料算出方法とそのプログラムを提供する。
なお、本明細書において、第1、第2の在庫管理装置の主体、第1、第2の情報処理装置の主体とは、それぞれ、分析対象の供給元、供給先、分析機関、及び分析結果の利用機関を言う。
本発明によれば、供給元の在庫を供給先の隣接地の倉庫にではなく、供給先に設置し、供給先における使用、購入時に供給先の資産となるVMIの形態において、供給先が在庫管理に協力するメリットを提供することと、供給先の使用、購入履歴といった各種ノウハウを流出させないことを両立させつつ在庫分析ができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための具体的実施例について説明する。なお、以下の実施例の説明において、供給元、供給先の在庫を第1の情報処理装置を用いて分析する分析機関が、その分析結果を通信路を介して金融機関に提供する場合を例に説明するが、金融機関以外の保険会社など、分析結果を必要とする他の利用機関が、通信路に接続されうる第2の情報処理装置を用いて利用することもできる。
まず、第一の実施例として、本発明の在庫分析方法を動産担保融資に適用した場合を説明する。図1は、第一の実施例のシステム全体構成図である。
図1において、少なくとも1つ以上の供給元にある在庫管理装置100と、少なくとも1つ以上の供給先にある在庫管理装置200と、少なくとも1つ以上の金融機関にある動産担保融資管理装置300と、分析機関にある分析装置400と、これらの装置間をつなぐ通信路500とから構成される。なお、本実施例においては、分析装置400は上述の第1の情報処理装置であり、動産担保融資管理装置300は上述の第2の情報処理装置である。
なお、供給元−供給先の組合せとしては、例えば製造業界における部品メーカ−組立加工メーカの組合せや、流通業界におけるメーカ−小売の組合せ、物流業界におけるメーカ−物流会社および購入者の組合せ、リース業界におけるリース会社−リース先企業などが考えられる。通信路500は、例えば有線ローカルエリアネットワーク(LAN)や無線LANなどといった規格の通信路である。
次に、在庫管理装置100は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などといった装置であり、当該供給元に係る商品の在庫、供給、販売に至るステータスを個品レベルで管理する。在庫管理装置100は、少なくとも演算処理部(CPU)101と、記憶部を構成するメモリ102及び記憶装置103と、通信部(通信インタフェース)104と、から構成される。通信インタフェース104は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、他の装置と通信路500を介して通信する。記憶装置103は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。プログラムは、メモリ102に読み込まれ、CPU101に実行されることにより、処理が実行される。このプログラムは、図示しない記憶媒体や入力部、或いは通信路500を介してPC内に導入される場合もある。なお、以下の各プログラムについても同様である。
同様に、在庫管理装置200は、例えばPCなどといった装置であり、当該供給先に供給された商品の在庫、購入に至るステーテスを個品レベルで管理する。在庫管理装置200は、少なくともCPU201と、メモリ202と、記憶装置203と、通信インタフェース204と、から構成される。通信インタフェース204は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、他の装置と通信路500を介して通信する。記憶装置203は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。プログラムは、メモリ202に読み込まれ、CPU201に実行されることにより、処理が実行される。
次に、動産担保融資管理装置300は、例えばPCなどといった装置であり、当該金融機関が供給元に対し動産担保融資するための管理を行う。動産担保融資管理装置300は、少なくともCPU301と、メモリ302と、記憶装置303と、通信インタフェース304と、から構成される。通信インタフェース304は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、他の装置と通信路500を介して通信する。記憶装置303は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。プログラムは、メモリ302に読み込まれ、CPU301に実行されることにより、処理が実行される。
更に、分析装置400は、例えばPCなどといった装置であり、本実施例では金融機関からの依頼を受けて、供給先ないし供給元にある担保対象の在庫の管理状況を確認する。そして、供給元−供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額を算出する。すなわち、供給元が供給先に担保対象在庫を供給しているとして、供給元がその担保対象在庫のみを担保に動産担保融資を受けられる限度額を算出する。分析装置400は、少なくともCPU401と、メモリ402と、記憶装置403と、通信インタフェース404と、から構成される。通信インタフェース404は、例えば有線LANカードや無線LANカードなどといったインタフェースであり、他の装置と通信路500を介して通信する。記憶装置403は、例えばハードディスクやフラッシュメモリなど、プログラムやデータを記憶する装置である。前記プログラムは、メモリ402に読み込まれ、CPU401に実行されることにより、処理が実行される。
さて、図2は、図1の供給元にある在庫管理装置100を構成する記憶装置103の構成図である。同図において、プログラムとして少なくとも在庫管理プログラム110を含み、データとして少なくとも供給元ID150と、在庫管理テーブル160と、を含む。供給元ID150は、当該供給元を一意に特定するためのIDである。
在庫管理テーブル160は、供給元に係る商品の在庫、供給、販売に至るステータスを個品レベルで管理するためのデータ、即ち在庫管理情報であり、レコードのフィールドとして少なくとも個品ID160aと、商品コード160bと、供給先ID160cと、ステータス(情報)160dと、を含む。
個品ID160aには、当該供給元に係る商品を個品レベルで一意に特定する個品IDをすべて列挙する。
商品コード160bには、当該レコードの個品ID160aに対応する個品の商品コードを設定する。なお、商品コードとは、商品の種類を一意に特定するコードである。
供給先ID160cには、当該レコードの個品ID160aに対応する個品の供給先のID、すなわち供給先IDを設定する。なお、供給先が未定の個品に対応するレコードの供給先ID160cには、「−」を設定する。
ステータス160dには、当該レコードの個品ID160aに対応する個品の在庫、供給、販売に至るステータス情報を設定する。厳密には、当該個品がまだ供給元にあるときは「在庫」、供給先に供給しているがまだ購入されていないときは「供給」、すでに購入されているときは「販売」を設定する。なお、ステータス160dが「供給」「在庫」の個品は供給元の資産であり、「販売」の個品は供給先の資産である。例えば、金融機関が供給元に対し動産担保融資するための担保条件は、少なくとも前者であることである。
在庫管理プログラム110は、在庫管理テーブル160を読み書きし、当該供給元に係る商品の在庫、供給、販売に至るステータスを個品レベルで管理するためのプログラムである。在庫管理プログラム110は、図示しない入力装置により入力されることや、生産管理システムなどの他システムにより入力されること、在庫管理プログラム210により入力されることなどにより、在庫管理テーブル160を読み書きする。なお、在庫管理プログラム210により入力されることとは、この供給元に係る個品が在庫管理プログラム210を含む供給先で購入されたことであり、そのとき在庫管理プログラム110は当該個品に対応するステータス160dを「供給」から「販売」に遷移させる。
ここで、供給元に係る個品には個品IDを格納したRFID(Radio Frequency Identification)タグを貼付し、入力装置をRFIDリーダとすると、個品を正確、リアルタイムに管理できるので好ましい。
次に、図3は、供給先にある在庫管理装置200を構成する記憶装置203の構成図であり、プログラムとして少なくとも在庫管理プログラム210を含み、データとして少なくとも供給先ID250と、在庫管理テーブル260と、を含む。供給先ID250は、当該供給先を一意に特定するためのIDである。
在庫管理テーブル260は、当該供給先に供給された商品の在庫、購入に至るステータスを個品レベルで管理するためのデータ、即ち在庫管理情報であり、レコードのフィールドとして少なくとも個品ID260aと、商品コード260bと、供給元ID260cと、ステータス(情報)260dと、を含む。
個品ID260aには、当該供給先に供給された個品の個品IDをすべて列挙する。
商品コード260bには、当該レコードの個品ID260aに対応する個品の商品コードを設定する。
供給元ID260cには、当該レコードの個品ID260aに対応する個品の供給元のID、すなわち供給元IDを設定する。
ステータス260dには、当該レコードの個品ID260aに対応する個品の在庫、購入に至るステータス情報を設定する。厳密には、当該個品が供給されているがまだ購入していないときは「在庫」、すでに購入しているときは「購入」を設定する。なお、ステータス260dが「在庫」の個品は供給元の資産であり、「購入」の個品は供給先の資産である。金融機関が供給元に対し動産担保融資するための担保条件は、少なくとも前者であることである。
在庫管理プログラム210は、在庫管理テーブル260を読み書きし、この供給先に供給された商品の在庫、購入に至るステータスを個品レベルで管理するためのプログラムである。在庫管理プログラム210は、図示しない入力装置により入力されることや、POS(Point Of Sales)システムなどの他システムにより入力されることなどにより、在庫管理テーブル260を読み書きする。なお、POSシステムなどの他システムにより入力されることとは、供給先に供給された個品が購入されたことであり、そのとき在庫管理プログラム210は当該個品に対応するステータス260dを「在庫」から「購入」に遷移させる。
上述したように、供給先に供給された個品には個品IDを格納したRFIDタグが貼付されており、入力装置をRFIDリーダとすると、個品を正確、リアルタイムに管理できるので好ましい。
次に、図4は、分析機関の分析結果を利用する金融機関の動産担保融資管理装置300を構成する記憶装置303の構成図である、図4において、プログラムとして少なくとも担保対象在庫管理プログラム310と、融資額寄与額管理プログラム320と、融資管理プログラム330と、手数料管理プログラム340と、を含み、データとして少なくとも金融機関ID350と、担保対象在庫管理テーブル360と、融資額寄与額管理テーブル370と、融資管理テーブル380と、手数料管理テーブル390と、を含む。金融機関ID350は、当該金融機関を一意に特定するためのIDである。
担保対象在庫管理テーブル360は、当該金融機関が動産担保融資するに担保適格な供給元の在庫を商品の種類レベル、または個品レベルで管理するためのデータである。なお、供給元の在庫とは、供給元にあるもののほか、供給先に供給しているがまだ購入されていないものも含む。担保対象在庫管理テーブル360の構成は、後述する図6の説明に示される。
融資額寄与額管理テーブル370は、当該金融機関の融資先である供給元−担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額と、それが融資額に寄与する額の履歴を管理するためのデータである。また、供給元にある供給元の担保対象在庫による融資限度額と、それが融資額に寄与する額の履歴を管理するためのデータでもある。融資額寄与額管理テーブル370の構成は、後述する図7の説明に示される。
融資管理テーブル380は、金融機関の融資先である供給元ごとに、融資限度額、融資額、金利の履歴を管理するためのデータである。融資管理テーブル380の構成は、後述する図8の説明に示される。
手数料管理テーブル390は、供給先にある供給元の担保対象在庫を、供給先が分析機関にモニタリングさせてあげたことに対する手数料の算出ルールと、それにより算出される手数料と、分析機関に担保対象在庫をモニタリングしてもらい、金融機関の融資先である供給元−担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額を算出、通知してもらったことに対する手数料の算出ルールと、それにより算出される手数料を管理するためのデータである。手数料管理テーブル390の構成は、後述する図9の説明に示される。
担保対象在庫管理プログラム310は、担保対象在庫管理テーブル360を読み書きし、金融機関が動産担保融資するに担保適格な供給元の在庫を商品の種類レベル、または個品レベルで管理するためのプログラムである。なお、供給元の在庫とは、供給元にあるもののほか、供給先に供給しているがまだ購入されていないものも含む。金融機関は、融資先である供給元から、動産担保融資を受けるための担保として希望する在庫を商品の種類レベル、または個品レベルで提示されると、担保適格か、すなわち処分、換金できるか評価し、適格なものについて評価額と前貸率を決定する。なお、評価額とは通常の取引において決定される価格などであり、前貸率とは処分可能性に準ずる確率などであり、評価額と前貸率を乗じた値が融資限度額として考慮される。
次に金融機関は、担保適格な供給元の在庫が供給される供給先に、分析機関による担保対象在庫のモニタリングを依頼し、供給先に支払うべき手数料の算出ルールを決定する。そして金融機関は、以上の決定をふまえ、図示しない入力装置に入力し、担保対象在庫管理プログラム310により担保対象在庫管理テーブル360を設定する。なお、以上の処理はすべて担保対象在庫管理テーブル360、および通信路500を介した電子的な処理として実現するのが好ましい。そして担保対象在庫管理プログラム310は、担保対象在庫管理テーブル360を読み取り、担保対象在庫管理プログラム410に通知することで、担保対象在庫のモニタリングを依頼する。
融資額寄与額管理プログラム320は、融資額寄与額管理テーブル370を読み書きし、当該金融機関の融資先である供給元−担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額と、それが融資額に寄与する額の履歴を管理するためのプログラムである。また、供給元にある供給元の担保対象在庫による融資限度額と、それが融資額に寄与する額の履歴を管理するためのプログラムでもある。融資額寄与額管理プログラム320は、融資限度額寄与額管理プログラム420により通知された内容をそのまま、融資額寄与額管理テーブル370の後述する融資額寄与額370eのフィールド以外に追加する。融資額寄与額管理テーブル370の後述する供給元ID370a、供給先ID370b、日付370c、融資限度額寄与額370dのフィールドはそれぞれ、融資限度額寄与額管理テーブル470の後述する供給元ID470b、供給先ID470c、日付470d、融資限度額寄与額470eのフィールドに対応する。
融資管理プログラム330は、融資管理テーブル380を読み書きし、当該金融機関の融資先である供給元ごとに、融資限度額、融資額、金利の履歴を管理するためのプログラムである。融資管理プログラム330は、図示しない入力装置により入力されることや、勘定系システムなどの他システムにより入力されることなどにより、融資管理テーブル380を読み書きする。金融機関は、融資先である供給元ごとに、金利を決定し、融資管理プログラム330により融資管理テーブル380を設定する。また、融資管理プログラム330により融資管理テーブル380を参照し、融資先である供給元ごとに、融資限度額の範囲内で融資を行う。なお、融資管理プログラム330は、融資先である供給元ごとに融資限度額を算出し、融資管理テーブル380を設定するが、融資限度額を算出する方法については、後述する図13の説明に示される。
手数料管理プログラム340は、手数料算出処理を実行するためのプログラムである。手数料算出処理のフローは、後述する図13の説明に示される。
次に、図5は、図1に示した在庫分析を行う分析機関の分析装置400を構成する記憶装置403の構成図である。プログラムとして少なくとも担保対象在庫管理プログラム410と、融資限度額寄与額管理プログラム420とを含み、データとして少なくとも分析機関ID450と、分析対象在庫情報として利用される担保対象在庫管理テーブル460と、融資限度額寄与額管理テーブル470と、を含む。分析機関ID450は、当該分析機関を一意に特定するためのIDである。
担保対象在庫管理テーブル460は、金融機関ごとに、商品の種類レベル、または個品レベルでのモニタリングを依頼された担保適格な供給元の在庫を管理するためのデータである。なお、供給元の在庫とは、供給元にあるもののほか、供給先に供給しているがまだ購入されていないものも含む。担保対象在庫管理テーブル460の構成は、後述する図10の説明に示される。
融資限度額寄与額管理テーブル470は、金融機関−その融資先である供給元−その担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額の履歴を管理するためのデータである。また、供給元にある供給元の担保対象在庫による融資限度額の履歴を管理するためのデータでもある。融資限度額寄与額管理テーブル470の構成は、後述する図11の説明に示される。
担保対象在庫管理プログラム410は、担保対象在庫管理テーブル460を読み書きし、金融機関ごとに、商品の種類レベル、または個品レベルでのモニタリングを依頼された担保適格な供給元の在庫を管理するためのプログラムである。なお、供給元の在庫とは、供給元にあるもののほか、供給先に供給しているがまだ購入されていないものも含む。担保対象在庫管理プログラム410は、担保対象在庫管理プログラム310により担保対象在庫のモニタリングを依頼すべく通知された内容をそのまま、担保対象在庫管理テーブル460の後述する金融機関ID470aのフィールド以外に追加し、後述する金融機関ID470aのフィールドには依頼された金融機関のID、すなわち金融機関IDを設定する。担保対象在庫管理テーブル460の後述する供給元ID460b、個品ID460c、商品コード460d、供給先ID460e、評価額460f、前貸率460gのフィールドはそれぞれ、担保対象在庫管理テーブル360の後述する供給元ID360a、個品ID360b、商品コード360c、供給先ID360d、評価額360e、前貸率360fのフィールドに対応する。
融資限度額寄与額管理プログラム420は、融資限度額寄与額算出処理を実行するためのプログラムである。融資限度額寄与額算出処理のフローは、後述する図12の説明に示される。
次に、図6は、動産担保融資管理装置300の記憶装置303が記憶する担保対象在庫管理テーブル360の構成図であり、レコードのフィールドとして少なくとも供給元ID360aと、個品ID360bと、商品コード360cと、供給先ID360dと、評価額360eと、前貸率360fと、を含む。各レコードには、当該金融機関が動産担保融資するに担保適格な供給元の在庫を商品の種類レベル、または個品レベルでそれぞれ設定する。
供給元ID360aには、当該担保適格在庫の供給元のID、すなわち供給元IDを設定する。
個品ID360bには、当該担保適格在庫を個品レベルで管理する必要があるとき、その個品を一意に特定する個品IDを設定し、商品の種類レベルで管理する必要があるとき、「−」を設定し、同一商品コードの在庫をすべて管理する。
商品コード360cには、当該担保適格在庫の商品コードを設定する。
供給先ID360dには、当該担保適格在庫の供給先のID、すなわち供給先IDを設定する。
評価額360eには、当該担保適格在庫の評価額を設定する。
前貸率360fには、当該担保適格在庫の前貸率を設定する。
次に、図7は、融資額寄与額管理テーブル370の構成図であり、レコードのフィールドとして少なくとも供給元ID370aと、供給先ID370bと、日付370cと、融資限度額寄与額370dと、融資額寄与額370eと、を含む。各レコードには、当該金融機関の融資先である供給元−担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額と、それが融資額に寄与する額の履歴をそれぞれ設定する。また、供給元にある供給元の担保対象在庫による融資限度額と、それが融資額に寄与する額の履歴もそれぞれ設定する。
供給元ID370aには、融資額寄与額管理プログラム320が融資限度額寄与額管理プログラム420により通知された融資限度額寄与額管理テーブル470のレコードの供給元ID470bのフィールドの内容をそのまま追加する。
供給先ID370bには、融資額寄与額管理プログラム320が融資限度額寄与額管理プログラム420により通知された融資限度額寄与額管理テーブル470のレコードの供給先ID470cのフィールドの内容をそのまま追加する。
日付370cには、融資額寄与額管理プログラム320が融資限度額寄与額管理プログラム420により通知された融資限度額寄与額管理テーブル470のレコードの日付470dのフィールドの内容をそのまま追加する。
融資限度額寄与額370dには、融資額寄与額管理プログラム320が融資限度額寄与額管理プログラム420により通知された融資限度額寄与額管理テーブル470のレコードの融資限度額寄与額470eのフィールドの内容をそのまま追加する。
融資額寄与額370eには、当該金融機関が当該レコードの供給元ID370aに対応する供給元に融資している融資額のうち、当該レコードの供給先ID370bに対応する供給先が寄与している額、すなわち当該レコードの供給元ID370a−日付370cの組合せと同一であるすべてのレコードの融資限度額寄与額370dの総和である融資限度額に占める当該レコードの融資限度額寄与額370dの割合を、前記融資額に乗じた額を設定する。
次に、図8は、融資管理テーブル380の構成図であり、レコードのフィールドとして少なくとも供給元ID380aと、融資限度額380bと、融資額380cと、日付380dと、金利380eと、を含む。各レコードには、当該金融機関の融資先である供給元ごとに、融資限度額、融資額、金利の履歴を追加して行く。
供給元ID380aには、当該金融機関の融資先である供給元のID、すなわち供給元IDを設定する。
日付380dには、日付を設定する。
融資限度額380bには、当該レコードの日付380d時点における、供給元ID380aに対応する供給元への融資限度額を設定する。
融資額380cには、当該レコードの日付380d時点における、供給元ID380aに対応する供給元への融資額を設定する。
金利380eには、当該レコードの日付380d時点における、供給元ID380aに対応する供給元への金利を設定する。
次に、図9は、手数料管理テーブル390の構成図であり、レコードのフィールドとして少なくとも支払先ID390aと、手数料算出方法情報である手数料算出ルール390bと、手数料390cと、を含む。各レコードには、供給先にある供給元の担保対象在庫を、供給先が分析機関にモニタリングさせてあげたことに対する手数料の算出ルールと、それにより算出される手数料と、分析機関に担保対象在庫をモニタリングしてもらい、当該金融機関の融資先である供給元−担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額を算出、通知してもらったことに対する手数料の算出ルールと、それにより算出される手数料をそれぞれ設定する。
支払先ID390aには、手数料の支払先、すなわち当該供給先にある供給元の担保対象在庫を分析機関にモニタリングさせてあげた供給先のID(供給先ID)と、担保対象在庫をモニタリングしてもらった分析機関のID(分析機関ID)をすべて列挙する。
手数料算出ルール390bには、当該レコードの支払先ID390aに対応する供給先、または分析機関への手数料の算出ルール、すなわち手数料算出方法情報である手数料算出ルールを設定する。
手数料390cには、当該レコードの支払先ID390aに対応する供給先、または分析機関への、手数料算出ルール390bにより算出される手数料を設定する。
手数料算出ルール390bとしては、たとえば支払先ID390a、ひいては供給先IDが「200」である供給先への手数料は「融資額寄与額(月平均)x0.075%(月利)」、すなわち融資額寄与額管理テーブル370からわかる当該供給先による融資額寄与額の月平均に、金利0.5%(月利)のうち0.075%(月利)を乗じたものを月々の手数料とし、支払先ID390a、ひいては分析機関IDが「400」である分析機関への手数料は「融資額寄与額(月平均)x0.125%(月利)」、すなわち融資額寄与額管理テーブル370からわかる全供給先による融資額寄与額の月平均に、金利0.5%(月利)のうち0.125%(月利)を乗じたものを月々の手数料とする。
なお、手数料算出ルールを金利と連動させ、金利の一部を手数料として供給先および分析機関に支払うことができるのは、担保対象在庫が融資先である供給元にあるより、供給先にある方が、勝手に処分されるリスクが低減されることや、担保対象在庫のモニタリングをアウトソーシングしていることによる。なお、ここで例示した手数料算出ルールはあくまでも一例であり、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
次に、図10は、図5に示した分析装置400の記憶装置403が記憶する分析対象在庫情報である担保対象在庫管理テーブル460の構成図である。同図において、レコードのフィールドとして少なくとも金融機関ID460aと、供給元ID460bと、個品ID460cと、商品コード460dと、供給先ID460eと、評価額460fと、前貸率460gと、を含む。各レコードには、金融機関ごとに、商品の種類レベル、または個品レベルでのモニタリングを依頼された担保適格な供給元の在庫をそれぞれ設定する。
金融機関ID460aには、当該レコードに示される担保対象在庫のモニタリングを依頼した金融機関のID、すなわち金融機関IDを設定する。
供給元ID460bには、担保対象在庫管理プログラム410が担保対象在庫管理プログラム310により通知された担保対象在庫管理テーブル360のレコードの供給元ID360aの内容をそのまま追加する。
個品ID460cには、担保対象在庫管理プログラム410が担保対象在庫管理プログラム310により通知された担保対象在庫管理テーブル360のレコードの個品ID360bの内容をそのまま追加する。
商品コード460dには、担保対象在庫管理プログラム410が担保対象在庫管理プログラム310により通知された担保対象在庫管理テーブル360のレコードの商品コード360cの内容をそのまま追加する。
供給先ID460eには、担保対象在庫管理プログラム410が担保対象在庫管理プログラム310により通知された担保対象在庫管理テーブル360のレコードの供給先ID360dの内容をそのまま追加する。
評価額460fには、担保対象在庫管理プログラム410が担保対象在庫管理プログラム310により通知された担保対象在庫管理テーブル360のレコードの評価額360eの内容をそのまま追加する。
前貸率460gには、担保対象在庫管理プログラム410が担保対象在庫管理プログラム310により通知された担保対象在庫管理テーブル360のレコードの前貸率360fの内容をそのまま追加する。
担保対象在庫管理テーブル460の各レコードは、当該レコードの供給元ID460bに対応する供給元、および供給先ID460eに対応する供給先および供給元からの通信路500を介したアクセスを許可する。供給先は、担保対象在庫管理テーブル460から供給先ID460eが当該供給先の供給先ID250であるすべてのレコードを読み取り、個品ID460c−商品コード460dの組合せと同一である個品ID260a−商品コード260bの組合せの在庫管理テーブル260のレコードのみ、分析機関からの通信路500を介したアクセスを許可する。ここで、前記個品ID460cが「−」であれば、前記商品コード460dと同一である商品コード260bの在庫管理テーブル260のレコードすべてについて、分析機関からの通信路500を介したアクセスを許可する。
また、供給元は、担保対象在庫管理テーブル460から供給元ID460bまたは供給先ID460eが当該供給元の供給元ID150であるすべてのレコードを読み取り、個品ID460c−商品コード460dの組合せと同一である個品ID160a−商品コード160bの組合せの在庫管理テーブル160のレコードのみ、分析機関からの通信路500を介したアクセスを許可する。ここで、前記個品ID460cが「−」であれば、前記商品コード460dと同一である商品コード160bの在庫管理テーブル160のレコードすべてについて、分析機関からの通信路500を介したアクセスを許可する。
なお、ここでは在庫管理テーブル160および在庫管理テーブル260のアクセス制御に担保対象在庫管理テーブル460を用いたが、その代わりに担保対象在庫管理テーブル360を同様に用いてもアクセス制御できる。
次に、図11は、図5に示した融資限度額寄与額管理テーブル470の構成図である。同図において、レコードのフィールドとして少なくとも金融機関ID470aと、供給元ID470bと、供給先ID470cと、日付470dと、融資限度額寄与額470eと、を含む。各レコードには、金融機関−その融資先である供給元−その担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額の履歴を追加して行く。また、供給元にある供給元の担保対象在庫による融資限度額の履歴も追加して行く。
金融機関ID470aには、当該分析機関に担保対象在庫のモニタリングを依頼した金融機関のID、すなわち金融機関IDを設定する。
供給元ID470bには、当該レコードの金融機関ID470aに対応する金融機関の融資先である供給元のID、すなわち供給元IDを設定する。
供給先ID470cには、当該レコードの供給元ID470bに対応する供給元の担保適格在庫を供給している供給先のID、すなわち供給先IDを設定する。
日付470dには、日付を設定する。
融資限度額寄与額470eには、当該レコードの供給先ID470cに対応する供給先にある、供給元ID470bに対応する供給元の担保対象在庫による日付470d時点の前記供給元への融資限度額を設定する。
融資限度額寄与額管理テーブル470の各レコードは、当該レコードの供給先ID470cに対応する供給先、および供給元からの通信路500を介したアクセスを許可する。供給先は、融資限度額寄与額管理テーブル470から供給先ID470cが当該供給先の供給先ID250であるすべてのレコードを読み取り、当該供給先に関する融資限度額寄与額の履歴を参照できる。また、供給元は、融資限度額寄与額管理テーブル470から供給先ID470cが当該供給元の供給元ID150であるすべてのレコードを読み取り、当該供給元に関する融資限度額寄与額の履歴を参照できる。
なお、ここでは各供給先および各供給元に、それぞれに関する融資限度額寄与額の履歴を参照させるのに融資限度額寄与額管理テーブル470を用いたが、その代わりに融資額寄与額管理テーブル370を同様に用いてもよい。そのときはさらに融資額寄与額の履歴も参照させることができる。各供給先および各供給元からの、融資限度額寄与額の履歴、ないし融資額寄与額の履歴の参照を許可する仕組みを提供することにより、供給先および供給元に対する分析機関の透明性を確保し、分析の信頼性を増す効果がある。
次に、図12は、分析機関での融資限度額寄与額算出処理のフロー図である。当該フローに従って、図5の融資限度額寄与額管理プログラム420が、金融機関からモニタリングを依頼された担保対象在庫について、供給先ないし供給元と通信することでモニタリングし、供給元−供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額、すなわちその供給先によるその供給元への融資限度額寄与額と、供給元にある供給元の担保対象在庫による融資限度額、すなわち供給元自身による融資限度額寄与額を算出し、結果を金融機関に通知する。
まず、フローは、図示しない入力装置により処理の実行を指示されることや、例えば一日間隔のスケジュールなどにより開始される(S4201)。
フローが開始されると、融資限度額寄与額管理プログラム420は、担保対象在庫管理テーブル460からすべてのレコードを読み取ることで、担保対象の在庫一覧を取得する(S4202)。
そして、融資限度額寄与額管理プログラム420は、S4202で読み取ったレコードそれぞれに示される担保対象在庫について、在庫管理テーブル260ないし在庫管理テーブル160を参照することで、供給先ないし供給元にある担保対象在庫をモニタリングする(S4203)。具体的には、担保対象在庫管理テーブル460の個品ID460cに「−」以外、すなわち個品IDが設定されているレコードについては、供給先ID460eに示される供給先の在庫管理テーブル260を参照し、前記個品IDが個品ID260aに設定されており、かつステータス260dが「在庫」であるレコードの有無を確認する。供給先ID460eに供給元のIDが設定されていれば、前記IDに示される供給元の在庫管理テーブル160を参照し、個品IDが個品ID160aに設定されており、かつステータス160dが「在庫」であるレコードの有無を確認する。
また、担保対象在庫管理テーブル460の個品ID460cに「−」が設定されているレコードについては、供給先ID460eに示される供給先の在庫管理テーブル260を参照し、商品コード460dが商品コード260bに設定されており、かつステータス260dが「在庫」であるレコードの数を確認する。供給先ID460eに供給元のIDが設定されていれば、そのIDに示される供給元の在庫管理テーブル160を参照し、商品コード460dが商品コード160bに設定されており、かつステータス160dが「在庫」であるレコードの数を確認する。以上により、担保対象在庫管理テーブル460のレコードそれぞれに示される担保対象在庫の、それぞれの供給元資産数がわかる。
そして、融資限度額寄与額管理プログラム420は、S4202で読み取ったレコードそれぞれに示される担保対象在庫について、当該レコードの評価額460fと、前貸率460gと、S4203で確認したそれぞれの供給元資産数と、を乗じた額、すなわち当該担保対象在庫のみによる融資限度額寄与額を算出する。そして、金融機関ID460a−供給元ID460b−供給先ID460eの組合せが同一であるすべてのレコードの融資限度額寄与額の総和を組合せごとに算出し、融資限度額寄与額管理テーブル470に金融機関ID470aが金融機関ID460a、供給元ID470bが供給元ID460b、供給先ID470cが供給先ID460c、日付470dがその日の日付、融資限度額寄与額470eが上述の総和であるレコードを日々追加して行く(S4204)。
そして、融資限度額寄与額管理プログラム420は、融資限度額寄与額管理テーブル470から、まだ融資額寄与額管理プログラム320に未通知のレコードをすべて読み取り、それぞれのレコードは金融機関ID470aに対応する金融機関の融資額寄与額管理プログラム320に通知することで、金融機関からモニタリングを依頼された担保対象在庫について、供給元−供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額、すなわちその供給先によるその供給元への融資限度額寄与額と、供給元にある供給元の担保対象在庫による融資限度額、すなわち供給元自身による融資限度額寄与額を通知し(S4205)、以上で融資限度額寄与額算出処理を終了する(S4206)。
次に、図13は、金融機関における手数料算出処理のフロー図である。当該フローに従って、手数料管理プログラム340が、供給先にある供給元の担保対象在庫を、供給先が分析機関にモニタリングさせてあげたことに対する手数料と、分析機関に担保対象在庫をモニタリングしてもらい、金融機関の融資先である供給元−担保対象在庫を供給している供給先の組合せごとに、供給先にある供給元の担保対象在庫による融資限度額を算出、通知してもらったことに対する手数料を算出する。
まず、図13のフローは、図示しない入力装置により処理の実行を指示されることや、例えば一ヶ月間隔のスケジュールなどにより開始される(S3401)。
前記フローが開始されると、手数料管理プログラム340は、手数料管理テーブル390からすべてのレコードを読み取ることで、手数料の支払先、すなわち供給先および分析機関ごとに手数料の算出ルールを取得する(S3402)。
そして、手数料管理プログラム340は、融資管理テーブル380から日付380dが前月であるすべてのレコードを読み取る(S3403)。ここで前記レコードの融資限度額380bには当該金融機関が供給元ID380aに対応する供給元への日付380d時点の融資限度額が設定されているが、それは融資管理プログラム330が日々、当該レコードの供給元ID380a−日付380dの組合せと同一である供給元ID370a−日付370cの組合せの融資額寄与額管理テーブル370のレコードをすべて読み取り、融資限度額寄与額370dの総和を算出し、融資限度額380bに設定している。
そして、手数料管理プログラム340は、融資額寄与額管理テーブル370の日付380dが前月であるすべてのレコードについて、融資限度額寄与額370dに対し、当該レコードの供給元ID370a−日付370cの組合せと同一である供給元ID380a−日付380dの組合せの融資管理テーブル380のレコードの融資額380cに占める融資限度額380bの割合を乗じた額を、融資額寄与額370eに設定する(S3404)。
そして、手数料管理プログラム340は、S3402で読み取ったレコードそれぞれに示される、手数料の支払先、すなわち供給先および分析機関ごとの手数料算出ルールに則って手数料を算出し、手数料390cに設定する(S3405)。手数料算出ルールに則って手数料を算出する処理の詳細については、前述の図9の手数料算出ルール390bの説明に示されている。以上で、手数料算出処理を終了する(S3406)。
以上、本発明の第一の実施例を具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、在庫管理テーブル160ないし在庫管理テーブル260のレコードのフィールドに使用期限を追加し、個品ごとの使用期限を管理し、担保対象在庫管理テーブル360および担保対象在庫管理テーブル460の前貸率に例えば「50%」という定率ではなく、「使用期限まで10日以上あるときは50%、10日を切ったときは50%×使用期限までの日数/10」というルールを設定することで、使用期限を考慮に入れた動産担保融資を行うことができる。これにより供給先は、手数料をより多く入手するために、その商品のうち前貸率の低いものから、すなわち使用期限までの日数の少ないものから順に購入することになり、供給元にとっては使用期限切れ、ひいては返品のリスクを低減させる効果がある。
また、図1の第一の実施例におけるシステムの全体構成では、分析機関および分析装置400は1つの構成であったが、複数の構成であってもよい。その構成では、分析結果の利用者である金融機関は、供給先ないし供給元にある担保対象の在庫をモニタリングしてもらうのに、それぞれの供給先ないし供給元が在庫のモニタリングを許可する分析機関ごとに依頼する。そのために利用者である金融機関は、供給先ないし供給元ごとに、モニタリングを許可する分析機関がどこであるのかを管理する。または、供給先ないし供給元ごとに、モニタリングを許可する分析機関がどこであるのかを管理することを、別の機関に行わせ、利用者としての金融機関はこの別の機関に問い合わせることで、供給先ないし供給元にある担保対象の在庫をモニタリングしてもらう分析機関を把握してもよい。
本発明の第一の実施例に係るシステムの全体構成図。 第一の実施例の供給元にある在庫管理装置を構成する記憶装置の構成図。 第一の実施例の供給先にある在庫管理装置を構成する記憶装置の構成図。 第一の実施例の動産担保融資管理装置を構成する記憶装置の構成図。 第一の実施例の分析装置を構成する記憶装置の構成図。 第一の実施例の動産担保融資管理装置の担保対象在庫管理テーブルの構成図。 第一の実施例の融資額寄与額管理テーブルの構成図。 第一の実施例の融資管理テーブルの構成図。 第一の実施例の手数料管理テーブルの構成図。 第一の実施例の分析装置の担保対象在庫管理テーブルの構成図。 第一の実施例の融資限度額寄与額管理テーブルの構成図。 第一の実施例の融資限度額寄与額算出処理のフロー図。 第一の実施例の手数料算出処理のフロー図。
符号の説明
100…在庫管理装置、160…在庫管理テーブル、200…在庫管理装置、260…在庫管理テーブル、300…動産担保融資管理装置、320…融資額寄与額管理プログラム、340…手数料管理プログラム、360…担保対象在庫管理テーブル、370…融資額寄与額管理テーブル、380…融資管理テーブル、390…手数料管理テーブル、400…分析装置、420…融資限度額寄与額管理プログラム、460…担保対象在庫管理テーブル、470…融資限度額寄与額管理テーブル。

Claims (20)

  1. 通信路を介して第1、第2の在庫管理装置と接続される、演算処理部と記憶部と通信部とを有する第1の情報処理装置における在庫分析方法であって、
    前記第1の在庫管理装置は分析対象を供給する供給元における前記分析対象の在庫を、前記第2の在庫管理装置は前記分析対象の供給を受ける供給先における前記分析対象の在庫を在庫管理情報としてそれぞれ管理し、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記分析対象の商品コード或いは前記分析対象を一意に特定する個品IDと、前記分析対象の所在を一意に特定する所在IDとで構成される分析対象在庫情報を前記記憶部に記憶し、
    前記演算処理部は、前記分析対象在庫情報により指定された在庫の前記在庫管理情報を、前記通信部を介して前記第1、第2の在庫管理装置から取得し、取得した前記在庫管理情報を基に在庫分析を行い、分析結果を前記記憶部に記憶する
    在庫分析方法。
  2. 請求項1記載の在庫分析方法であって、
    前記通信路に接続される第2の情報処理装置が、演算処理部と、通信部と、前記在庫分析の対価として支払うべき手数料の算出のための手数料算出方法情報を記憶した記憶部とを有し、前記第2の情報処理装置は前記通信路を介して、前記分析結果を入手し、
    前記第2の情報処理装置の前記演算処理部は、入手した前記分析結果と前記手数料算出方法情報とを基に前記供給先、或いは前記第1の情報処理装置の主体への前記手数料を算出する
    在庫分析方法。
  3. 請求項2記載の在庫分析方法であって、
    前記第2の情報処理装置は、前記分析対象在庫情報により指定された在庫毎に、その評価額と前貸率とを指定する
    在庫分析方法。
  4. 請求項3記載の在庫分析方法であって、
    前記第1の情報処理装置の前記演算処理部は、前記通信路を介して前記評価額と、前記前貸率を入手し、前記分析対象在庫情報に指定された前記所在ごとに、前記分析対象在庫情報に指定された在庫のうち、設置されているものの前記評価額と前記前貸率を乗じたものの総和である融資限度額寄与額を算出し、前記分析結果とする
    在庫分析方法。
  5. 請求項1記載の在庫分析方法であって、
    前記分析対象を一意に特定する個品IDは、前記分析対象に貼付されたアールエフアイディー(RFID)タグに記憶されており、
    前記第1の在庫管理装置と前記第2の在庫管理装置は、前記RFIDタグから前記個品IDを読み取る
    在庫分析方法。
  6. 通信路を介して第1、第2の在庫管理装置と第1の情報処理装置と接続される、演算処理部と記憶部と通信部とを有する第2の情報処理装置における在庫分析手数料算出方法であって、
    前記第2の情報処理装置の前記演算処理部は、前記通信路を介して、
    前記第1の情報処理装置が、分析対象の商品コード或いは前記分析対象を一意に特定する個品IDと、前記分析対象の所在を一意に特定する所在IDとで構成される分析対象在庫情報で指定した前記分析対象の、前記第1の在庫管理装置が供給元における在庫、及び前記第2の在庫管理装置が供給先における在庫をそれぞれ管理する在庫管理情報の提供を受け、在庫分析を行った分析結果を取得し、
    取得した前記分析結果と、前記第2の情報処理装置の前記記憶部に記憶した手数料算出方法情報を用いて、前記第2の在庫管理装置の主体に対し、前記在庫管理情報の提供の対価として支払うべき第1の手数料を算出する
    在庫分析手数料算出方法。
  7. 請求項6記載の在庫分析手数料算出方法であって、
    前記第2の情報処理装置の前記演算処理部は、
    前記手数料算出方法情報を用いて、前記第1の情報処理装置の主体に対し、前記第1の情報処理装置の前記在庫分析の対価として支払うべき第2の手数料を算出する
    在庫分析手数料算出方法。
  8. 請求項7記載の在庫分析手数料算出方法であって、
    前記第2の情報処理装置は、前記分析対象在庫情報に指定された在庫毎に、評価額と前貸率とを指定し、
    前記第1の情報処理装置は、前記第2の情報処理装置から前記評価額と前記前貸率を入手し、前記分析対象在庫情報に指定された前記所在ごとに、前記分析対象在庫情報に指定された在庫のうち、設置されているものの前記評価額と前記前貸率を乗じたものの総和である融資限度額寄与額を算出し、前記分析結果の一部とする
    在庫分析手数料算出方法。
  9. 請求項8記載の在庫分析手数料算出方法であって、
    前記第2の情報処理装置の前記演算処理部は、
    前記第1の手数料の算出にあたり、前記融資限度額寄与額を利用する
    在庫分析手数料算出方法。
  10. 請求項8記載の在庫分析手数料算出方法であって、
    前記在庫管理情報には、前記分析対象の在庫の使用期限が管理されており、
    前記前貸率は、前記使用期限までの日数に応じて設定される
    在庫分析手数料算出方法。
  11. 通信路を介して第1、第2の在庫管理装置と接続される、演算処理部と記憶部と通信部とを有する第1の情報処理装置における在庫分析プログラムであって、
    前記演算処理部を、
    分析対象の商品コード或いは前記分析対象を一意に特定する個品IDと、前記分析対象の所在を一意に特定する所在IDとで構成される分析対象在庫情報を前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された前記分析対象在庫情報により指定された在庫の、前記第1の在庫管理装置が管理する前記分析対象を供給する供給元、及び前記第2の在庫管理装置が管理する前記分析対象が供給される供給先の在庫管理情報を、前記通信部を介して前記第1、第2の在庫管理装置から取得し、
    取得した前記在庫管理情報を基に在庫分析を行い、分析結果を前記記憶部に記憶するよう実行させる
    在庫分析プログラム。
  12. 請求項11記載の在庫分析プログラムであって、
    前記演算処理部を、
    前記分析対象在庫情報中の前記所在ごとに、前記分析対象在庫情報に指定された在庫のうち、設置されているものの評価額と前貸率を乗じたものの総和である融資限度額寄与額を算出し、前記分析結果とするよう実行させる
    在庫分析プログラム。
  13. 通信路を介して第1、第2の在庫管理装置と第1の情報処理装置と接続される、演算処理部と記憶部と通信部とを有する第2の情報処理装置における在庫分析手数料算出プログラムであって、
    前記演算処理部を
    前記第1の情報処理装置が、分析対象の商品コード或いは前記分析対象を一意に特定する個品IDと、前記分析対象の所在を一意に特定する所在IDとで構成される分析対象在庫情報で指定した前記分析対象の、前記第1の在庫管理装置が供給元における在庫を、及び前記第2の在庫管理装置が供給先における在庫をそれぞれ管理する在庫管理情報の提供を受け、在庫分析を行った分析結果を取得し、
    取得した前記分析結果と前記記憶部に記憶した手数料算出方法情報を用いて、前記第2の在庫管理装置の主体に対し、前記在庫管理情報の提供の対価として支払うべき第1の手数料を算出するよう実行させる
    在庫分析手数料算出プログラム。
  14. 請求項13記載の在庫分析手数料算出プログラムであって、
    前記演算処理部を、
    前記手数料算出方法情報を用いて、前記第1の情報処理装置の主体に対し、前記第1の情報処理装置の前記在庫分析の対価として支払うべき第2の手数料を算出するよう実行させる
    在庫分析手数料算出プログラム。
  15. 請求項13記載の在庫分析手数料算出プログラムであって、
    前記演算処理部を、
    前記分析対象在庫情報に含まれる前記分析対象の在庫毎に、評価額と前貸率とを指定するよう実行させる
    在庫分析手数料算出プログラム。
  16. 請求項15記載の在庫分析手数料算出プログラムであって、
    前記演算処理部を、
    前記第1の手数料の算出にあたり、前記分析対象在庫情報中の前記所在ごとに、前記分析対象在庫情報に指定された前記在庫のうち、設置されているものの前記評価額と前記前貸率を乗じたものの総和である融資限度額寄与額を利用するよう実行させる
    在庫分析手数料算出プログラム。
  17. 分析対象の供給元が供給先の在庫を管理する在庫分析システムであって、
    前記分析対象の前記供給元と前記供給先における前記分析対象の在庫を在庫管理情報としてそれぞれ管理する第1、第2の在庫管理装置と、
    前記第1、第2の在庫管理装置と通信路を介して接続される、演算処理部と記憶部と通信部とを有する第1の情報処理装置とからなり、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記分析対象の商品コード或いは前記分析対象を一意に特定する個品IDと、前記分析対象の所在を一意に特定する所在IDとで構成される分析対象在庫情報を前記記憶部に記憶し、
    前記演算処理部は、前記分析対象在庫情報により指定された在庫に関する前記在庫管理情報を、前記通信部を介して前記第1、第2の在庫管理装置から取得し、取得した前記在庫管理情報を基に在庫分析を行い、分析結果を前記記憶部に記憶する
    在庫分析システム。
  18. 請求項17記載の在庫分析システムであって、
    前記第1、第2の在庫管理装置、及び前記第1の情報処理装置と前記通信路を介して接続される、演算処理部と記憶部と通信部とを有する第2の情報処理装置を更に有し、
    前記第2の情報処理装置の前記演算処理部は、
    前記記憶部に記憶した手数料算出方法情報を用いて、前記第2の在庫管理装置の主体に対し、前記在庫管理情報の提供の対価として支払うべき第1の手数料を算出する
    在庫分析システム。
  19. 請求項18記載の在庫分析システムであって、
    前記第2の情報処理装置の前記演算処理部は、
    前記手数料算出方法情報を用いて、前記第1の情報処理装置の主体に対し、前記第1の情報処理装置における前記在庫分析の対価として支払うべき第2の手数料を算出する
    在庫分析システム。
  20. 請求項17記載の在庫分析システムであって、
    前記分析対象を一意に特定する個品IDは、前記分析対象に貼付されたアールエフアイディー(RFID)タグに記憶されており、
    前記第1の在庫管理装置と前記第2の在庫管理装置は、前記RFIDタグから前記個品IDを読み取る
    在庫分析システム。
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