JP2008102596A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】無線通信技術において消費電力の低減する。
【解決手段】RFIDタグは、ユーザのボタン操作を契機としてペアリング登録の開始を要求する「start」を携帯端末に送信する(S12)。携帯端末は、RFIDタグから「start」を受信すると、その応答として「ack」をRFIDタグに送信する(S14)。この「ack」には、携帯端末が「start」を処理するのに要する予想期間が含まれる。RFIDタグは、携帯端末から「ack」を受信すると、そこに含まれた予想期間だけ省電モードとなる。RFIDタグはその後、省電モードから復帰し、携帯端末における「start」の処理結果を要求する「request」を携帯端末に送信する(S16)。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば無線通信装置同士のペアリング登録などに使用して好適な無線通信技術に関する。
固有のID(Identification Data)が割り当てられた複数の無線通信機間で無線によるデータ通信を行うシステムにおいて、各無線通信機が通信相手のIDを認識して登録する処理を実行するための技術が知られている。特許文献1は、子機IDを親機に確実に登録するための技術を開示している。
特開2005−328295号公報
近年、ユビキタス社会を牽引する物としてRFID(Radio Frequency IDentification)タグが注目されている。RFIDタグは、例えば商品の識別・管理に用いられることから、その小型化が重要である。このような背景からRFIDタグはボタン電池などの小容量の電池で駆動されることが多い。ボタン電池交換の手間やコストを考えると、無駄な電力消費はなるべく少ないことが望ましい。特許文献1の技術は、ID登録の確実化に一定の成果を上げているものの、消費電力の低減の観点からは改善の余地がある。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、無線通信技術において消費電力の低減を図ることにある。
本発明のある態様は、無線通信装置である。この無線通信装置は、他の無線通信装置との間で無線通信を実行する無線通信部と、無線通信部の動作モードを制御するモード制御部とを備える。無線通信部は、他の無線通信装置に第1信号を送信し、第1信号に対する応答信号として、他の無線通信装置が第1信号の処理に要する予想期間を含む第2信号を他の無線通信装置から受信する。モード制御部は、無線通信部が第2信号を受信したとき、無線通信部を省電モードに移行させ、その後、第2信号に含まれる予想期間に応じた期間が経過したとき、無線通信部を省電モードから復帰させる。
この態様によると、無線通信部は、他の無線通信装置が第1信号の処理に要する予想期間はモード制御部の制御により省電モードとなるので、それをしない場合と比較して消費電力の面で有利である。
無線通信部は、省電モードから復帰後、他の無線通信装置が第1信号を処理した結果を要求する要求信号を他の無線通信装置に送信してもよい。
この場合、無線通信部が要求信号を送信したときには他の無線通信装置において第1信号の処理が終了していることが期待されるので、他の無線通信装置における第1信号の処理終了前に無線通信部が要求信号を送信する可能性が低減される。
モード制御部は、無線通信部が要求信号の送信後それに対する応答信号を所定の第1期間受信しなかったとき、無線通信部を省電モードに移行させ、所定の第2期間が経過したとき、無線通信部を省電モードから復帰させてもよい。無線通信部は、第2期間が経過して省電モードから復帰した後、要求信号を他の無線通信装置に再度送信してもよい。
これによれば、無線通信部は、要求信号の再送前に一時的に省電モードとなるので、それをせずに要求信号の再送を繰り返す場合と比較して、消費電力の面で有利である。
モード制御部は、無線通信部が要求信号に対する応答信号を第1期間受信しなかったことにより無線通信部を省電モードに移行させた回数が所定回数を超えたとき、無線通信部における他の無線通信装置との間の無線通信を中止させてもよい。
この場合、要求信号の送信回数に上限を設けることで、無線通信部が回数無制限に要求信号を送信する不都合が防止される。
無線通信部は、他の無線通信装置との間で近距離通信方式による無線通信を実行してもよい。第1信号は、本無線通信装置の識別情報を含み、この識別情報の登録を要求する信号であってもよい。要求信号は、他の無線通信装置において識別情報の登録がされたか否かの結果を要求する信号であってもよい。
この場合、無線通信装置の識別情報を他の無線通信装置に登録させる際に無線通信装置の消費電力が低減される。
無線通信部は、省電モードから復帰後、第1信号の処理結果を受信すべく受信モードで待機してもよい。
これによれば、無線通信部の方から他の無線通信装置に第1信号の処理結果を要求する場合と比較して、第1信号の処理終了後の他の無線通信装置の動作モードに自由度を与えることができ、それを利用して他の無線通信装置の省電力化を実現させうる。
本発明の別の態様もまた、無線通信装置である。この装置は、他の無線通信装置との間で無線通信を実行する無線通信部と、無線通信部が受信した信号を処理する信号処理部と、無線通信部が受信した信号を信号処理部が処理するのに要する予想期間を導出する予想期間導出部とを備える。無線通信部は、他の無線通信装置から信号を受信したとき、信号処理部における処理に先立って、予想期間を含む信号を他の無線通信装置に送信する。
この態様によると、他の無線通信装置は、本無線通信装置における信号の処理に要する予想期間を知ることができ、その予想期間を利用して柔軟な動作モードの設定をすることができる。
本発明のさらに別の態様は、無線通信方法である。この方法は、第1無線通信装置が第2無線通信装置に第1信号を送信するステップと、第2無線通信装置が第1信号を受信するステップと、第2無線通信装置が第1信号の処理に要する予想期間を導出するステップと、第2無線通信装置が予想期間を含む第2信号を第1無線通信装置に送信するステップと、第1無線通信装置が第2信号を受信するステップと、第1無線通信装置が省電モードに移行するステップと、第1無線通信装置が、第2信号に含まれる予想期間に応じた期間が経過するまで省電モードを継続するステップと、第1無線通信装置が予想期間に応じた期間の経過後に省電モードから復帰するステップと、を含む。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、無線通信技術において消費電力の低減することができる。
図1は、実施の形態にかかる無線通信装置としてのRFIDタグ100および携帯端末200の構成を示す機能ブロック図である。RFIDタグ100と携帯端末200は近距離無線通信方式で通信する。近距離無線通信方式としては、例えばZigbee(登録商標)やUWB(Ultra Wide Band)、特定小電力無線などを利用できるが、ここでは特に限定しない。なお、Zigbee(登録商標)は、通信機能の起動・終了が短時間で実行できる点で好ましいといえる。
携帯端末200は、通常の携帯電話としての機能に加えてRFIDタグ100と通信するための近距離無線通信の機能を備えたものである。RFIDタグ100は、例えばキーケース等のように常時携行する物に取り付けられ、携帯端末200との近距離通信が途切れたとき、音声を発するあるいは振動する等により使用者に注意を促す。これにより携帯端末200を外出先に置き忘れてしまうことが防止される。なお、本実施の形態では、RFIDタグ100は小型化のためにボタン電池により駆動されるものとする。
一般に、携帯電話には友人や仕事関係者の電話番号をはじめとする様々な個人情報がメモリに登録される。また、最近では例えば電子マネーによる決済に携帯電話を利用すること等が行われている。携帯電話の多機能化は今後ますます進行することが予想され、それに伴い携帯電話を外出先に置き忘れた場合の不利益も大きくなると考えられる。このような背景の中、携帯電話の置き忘れを防止する上述のような技術(以下、必要に応じて「忘れ物通知技術」と表記)の利用価値は高いといえる。本実施の形態は、RFIDタグ100および携帯端末200の省電力化、特にRFIDタグ100の省電力化を実現し、上述した忘れ物通知技術をより利用しやすくするものである。
RFIDタグ100は、無線通信部112と、モード制御部114と、受信信号処理部116と、送信信号生成部118と、バッファ122と、予想期間導出部124と、入力部128と、登録情報保持部132とを備える。
無線通信部112は、近距離無線通信方式により携帯端末200と信号を送受信するとともに、無線周波数の信号とベースバンド信号との間の変換処理などの公知の通信処理を実行する。モード制御部114は、無線通信部112の動作モードを送信モード・受信モード・省電モードのいずれかとするように制御する。ここで、省電モードとは、信号を送信せず、かつ信号を受信しないモードである。あるいは、任意の期間を仮定したとき、その期間を通して受信モードあるいは送信モードを継続するよりも消費電力が小さくなるモードを省電モードとしてもよい。要するに省電モードとは送信モードおよび受信モードよりも消費電力が小さいモードである。
受信信号処理部116は、無線通信部112が受信した信号を処理をする。この処理には、後述するメッセージタイプの特定や、携帯端末200のIDあるいは後述する予想期間の抽出が含まれる。送信信号生成部118は、無線通信部112から携帯端末200に送信すべき信号を生成する。無線通信部112において送受信される信号のフォーマットについては後述する。バッファ122は、無線通信部112における送受信信号を一時的にバッファリングする。
予想期間導出部124は、受信信号処理部116が無線通信部112の受信信号を処理するのに要する予想期間を導出する。予想期間は、受信信号のメッセージタイプや暗号化の種類、あるいはRFIDタグ100の内部における他のタスクの実行状態などに基づいて導出される。入力部128は、例えば登録開始ボタンであり、後述するペアリング登録の開始の契機を与えるための構成である。なお、ペアリング登録とは、2つの無線通信装置がそれぞれ相手のIDを登録する処理をいう。登録情報保持部132は、初期状態ではRFIDタグ100の固有のIDを記憶している。他の無線通信装置のIDがペアリング登録されると当該他の無線通信装置の固有のIDも合わせて記憶する。
携帯端末200は、通常の携帯電話としての機能を実現する携帯通信部236に加え、RFIDタグ100と同様の機能ブロックを備える。携帯通信部236については公知技術なのでここでは説明を省略する。
携帯端末200の無線通信部212は、RFIDタグ100の無線通信部112と対応する。携帯端末200のモード制御部214は、RFIDタグ100のモード制御部114と対応する。携帯端末200の受信信号処理部216は、RFIDタグ100の受信信号処理部116と対応する。携帯端末200の送信信号生成部218は、RFIDタグ100の送信信号生成部118と対応する。携帯端末200のバッファ222は、RFIDタグ100のバッファ122と対応する。携帯端末200の予想期間導出部224は、RFIDタグ100の予想期間導出部124と対応する。携帯端末200の入力部228は、RFIDタグ100の入力部128と対応する。携帯端末200の登録情報保持部232は、RFIDタグ100の登録情報保持部132と対応する。なお、各ブロックの機能はRFIDタグ100のものと同様なのでここでは説明を省略する。
図2は、RFIDタグ100および携帯端末200の間で送受信される信号のメッセージフォーマット例を示す。このフォーマット例では、以下の5の情報が送受信される。
メッセージタイプ:図3に示されるメッセージIDでメッセージタイプを示す。
Length:信号の全長をバイト単位で示す。
親機ID:携帯端末200の固有のIDを示す。
子機ID:RFIDタグ100の固有のIDを示す。
オプション:暗号化の種類や同期の方法、後述の予想期間を示す。
親機ID・子機IDは、例えば製造番号やMAC(Media Access Control)等のユニークな番号であるとよい。また、携帯端末200あるいはRFIDタグ100のIDが特定されていない段階では、フォーマット例の親機ID・子機IDの部分は「Null」としてもよい。あるいは、「Null」に代えてダミーのIDや暗号用のIDを入れてもよい。
図3は、図2に示されるメッセージタイプを種類ごとに説明する図である。ここに示される6つのメッセージタイプのうち、「ack」は、親機・子機ともに使用し、「start」と「request」、「end」は子機のみが使用し、「complete」と「decline」は親機のみが使用する。なお、「start」および「complete」は、それぞれ本発明の「第1信号」の例示であり、「ack」は本発明の「第2信号」の例示である。
(シーケンス1:基本メッセージシーケンス)
図4は、図1に示されるRFIDタグ100と携帯端末200との間におけるペアリング登録の基本的な通信の流れを示すシーケンス図である。この図において、「TX」・「RX」・「省電モード」は、それぞれRFIDタグ100の無線通信部112および携帯端末200の無線通信部212の動作モードを示す。「TX」は送信モード、「RX」は受信モード、「省電モード」は送信モードおよび受信モードよりも消費電力が小さいモードである。RFIDタグ100のモード制御部114および携帯端末200のモード制御部214がそれぞれ上述の動作モードを制御する。
ここで、RFIDタグ100および携帯端末200による信号の送信は、近距離無線通信方式によるブロードキャストである。したがって、ペアリング登録の際にはRFIDタグ100および携帯端末200を十分に近づけるとよい。また、ペアリング登録の際には登録後よりも通信可能範囲を狭めた状態として、他の無線通信装置からの影響を受けにくくするとよい。
RFIDタグ100は、ユーザのボタン操作を契機としてペアリング登録の開始を要求する「start」を携帯端末200に送信する(S12)。この「start」には、RFIDタグ100のIDが暗号化された状態で含まれてもよい。暗号化の種類は公知のもので足りる。
携帯端末200は、RFIDタグ100から「start」を受信すると、その応答として「ack」をRFIDタグ100に送信する(S14)。この「ack」には、携帯端末200が「start」を処理する、すなわち「start」からRFIDタグ100のIDを抽出して内容を検証するのに要する予想期間が含まれる。ここで、検証とは、親機に表示された子機のIDが正しいことをユーザが確認することであってもよいし、予め親機側に登録可能な子機IDを入力しておき、それとのマッチングを行うことであってもよい。
RFIDタグ100は、携帯端末200から「ack」を受信すると、そこに含まれた予想期間だけ省電モードとなる。RFIDタグ100はその後、省電モードから復帰し、携帯端末200における「start」の処理結果、すなわちRFIDタグ100のIDの検証の結果を要求する「request」を携帯端末200に送信する(S16)。
携帯端末200は、RFIDタグ100から「request」を受信すると、検証結果の内容をRFIDタグ100に送信する(S18)。検証結果の内容としては、「complete」あるいは「decline」がある。なお、「complete」にはRFIDタグ100のIDとともに携帯端末200のIDが暗号化された状態で含まれてもよい。
RFIDタグ100は、携帯端末200から「complete」を受信すると、その応答として「ack」を携帯端末200に送信する(S22)。この「ack」には、RFIDタグ100が「complete」を処理する、すなわち「complete」から携帯端末200のIDを抽出して検証するのに要する予想期間が含まれる。
携帯端末200は、RFIDタグ100から「ack」を受信すると、そこに含まれた予想期間だけ省電モードとなり、その期間が経過した後、RFIDタグ100から「end」を受信すべく受信モードで待機する。
RFIDタグ100は、「complete」の処理が完了すると、ペアリング登録フェーズの終了を示す「end」を携帯端末200に送信する(S26)。その後、携帯端末200とRFIDタグ100が「ack」を交換して双方のIDを登録し、ペアリング登録が完了する。
(シーケンス2:登録開始時期のずれ)
図5は、図4に示されるシーケンス図において、携帯端末200が登録可能状態になるのが遅れた場合の通信の流れを示すシーケンス図である。携帯端末200が電源オフあるいは通話機能実行中などの場合には携帯端末200が登録可能状態となっていない。ここではそういった場合の通信の流れを説明する。
RFIDタグ100は、ユーザのボタン操作を契機として「start」を携帯端末200に送信する(S12A)。RFIDタグ100は、その後、携帯端末200からの「ack」を受信すべく受信モードで待機するものの、携帯端末200からRFIDタグ100に「ack」は送信されない。そこで、RFIDタグ100は、所定期間Δt1だけ受信モードで待機した後、所定期間taだけ省電モードとなり、省電モードから復帰後、再度「start」を携帯端末200に送信する(S12B)。RFIDタグ100は、携帯端末200から「ack」を受信するまで、このような間欠動作を繰り返す。あるいは、間欠動作を所定回数繰り返しても携帯端末200から「ack」を受信しなかったとき、ペアリング登録の動作を中止する。なお、図5は、3回目の「start」(S12C)に対して携帯端末200から「ack」が送信された場合を例示している。その「ack」が送信された後は、図4と同様にメッセージの送受信が実行される。なお、所定期間Δt1,taの長さは、RFIDタグ100の省電力化およびペアリング登録の迅速化のバランスを考慮して、その最適値を実験やシミュレーションで決めればよい。後述のΔt2,tbおよびΔt3,tcについても同様である。
(シーケンス3:携帯端末200における処理時間のずれ)
図6は、図4に示されるシーケンス図において、携帯端末200における「start」の処理が予想期間内に終了しなかった場合の通信の流れを示すシーケンス図である。携帯端末200が「start」を処理中にメールの送受信あるいは通話機能を実行した等の場合には、携帯端末200における「start」の処理が予想期間内に終了しないことが考えられる。ここではそういった場合の通信の流れを説明する。
RFIDタグ100は、ユーザのボタン操作を契機として「start」を携帯端末200に送信し(S12)、携帯端末200から「ack」を受信すると(S14)、そこに含まれた予想期間だけ省電モードとなる。RFIDタグ100はその後、省電モードから復帰し、「request」を携帯端末200に送信する(S16A)。その後、携帯端末200からの検証結果を受信すべく受信モードで待機するものの、携帯端末200からRFIDタグ100に検証結果は送信されない。そこで、RFIDタグ100は、所定期間Δt2だけ受信モードで待機した後、所定期間tbだけ省電モードとなり、省電モードから復帰後、再度「request」を携帯端末200に送信する(S16B)。RFIDタグ100は、携帯端末200から検証結果を受信するまで、このような間欠動作を繰り返す。あるいは、間欠動作を所定回数繰り返しても携帯端末200から検証結果を受信しなかったとき、ペアリング登録の動作を中止する。なお、図6は、3回目の「request」(S16C)に対して携帯端末200から検証結果として「complete」が送信された場合を例示している。その「complete」が送信された後は、図4と同様にメッセージの送受信が実行される。
(シーケンス4:RFIDタグ100における処理時間のずれ1)
図7は、図4に示されるシーケンス図において、RFIDタグ100における「complete」の処理が予想期間内に終了しなかった場合の通信の流れを示すシーケンス図である。図7において、携帯端末200がRFIDタグ100から「ack」を受信する(S22)までの流れは図4と同様である。
携帯端末200は、RFIDタグ100から「ack」を受信すると、そこに含まれた予想期間だけ省電モードとなり、その後、RFIDタグ100から「end」を受信すべく受信モードで待機する。RFIDタグ100における「complete」の処理は予想期間内に終了しないが、携帯端末200は「end」を受信するまで一貫して受信モードを継続する。ここで、図5あるいは図6におけるRFIDタグ100の間欠動作と同様の動作を携帯端末200も実行した方が携帯端末200の省電力化には有利であるが、図7のシーケンスではそれを実行せず、携帯端末200は一貫して受信モードを継続する。このことは後述のようにRFIDタグ100の省電力化を優先する趣旨である。
(シーケンス5:RFIDタグ100における処理時間のずれ2)
図8は、図4に示されるシーケンス図において、RFIDタグ100における「complete」の処理が予想期間よりも早く終了した場合の通信の流れを示すシーケンス図である。図7において、携帯端末200がRFIDタグ100から「ack」を受信する(S22)までの流れは図4と同様である。
RFIDタグ100は、「complete」の処理が完了すると「end」を携帯端末200に送信する(S26A)。その後、携帯端末200からの「ack」を受信すべく受信モードで待機するものの、携帯端末200は依然として省電モードであるため、携帯端末200からRFIDタグ100に「ack」は送信されない。そこで、RFIDタグ100は、所定期間Δt3だけ受信モードで待機した後、所定期間tcだけ省電モードとなり、省電モードから復帰後、再度「end」を携帯端末200に送信する(S26B)。RFIDタグ100は、携帯端末200から「ack」を受信するまで、このような間欠動作を繰り返す。あるいは、間欠動作を所定回数繰り返しても携帯端末200から「ack」を受信しなかったとき、ペアリング登録の動作を中止する。なお、図8は、3回目の「end」(S26C)に対して携帯端末200から「ack」が送信された場合を例示している。携帯端末200からの「ack」に対してRFIDタグ100も「ack」を返すことで、ペアリング登録が完了する。
(RFIDタグ100の動作)
図9および図10は、図1に示されるRFIDタグ100におけるペアリング登録の動作を示すフローチャートである。RFIDタグ100の動作は、ユーザからの指示を契機として開始される。つまり、RFIDタグ100と携帯端末200とのペアリング登録を実行したいユーザは、RFIDタグ100の入力部128を操作してペアリング登録の動作の開始を指示する。
RFIDタグ100の送信信号生成部118は、ユーザによる操作を契機として、ペアリング登録の開始を要求する「start」を生成し、無線通信部112がそれをブロードキャストする(S154)。「start」の送信後、無線通信部112が所定期間Δt1内に携帯端末200から「ack」を受信せず(S156:No)、かつ「start」の送信回数が所定回数(図9では「N回」と表記)未満であれば(S158:No)、モード制御部114は、無線通信部112の動作モードを省電モードに移行させ、所定期間taが経過したときに省電モードから復帰させる(S162)。無線通信部112は、省電モードから復帰後、再度「start」を携帯端末200に送信する(S154)。「start」を所定回数送信しても無線通信部112が「ack」を受信しないとき(S158:Yes)、モード制御部114は、無線通信部112における無線通信を中止、すなわちペアリング登録を中止する(S164)。
無線通信部112が携帯端末200から「ack」を受信すると(S156:Yes)、受信信号処理部116はそれを処理し、モード制御部114は、無線通信部112を省電モードに移行させ、「ack」に含まれた予想期間すなわち携帯端末200が「start」の処理に要する予想期間が経過したときに省電モードから復帰させる(S154)。その後、送信信号生成部118は、携帯端末200における「start」の処理結果を要求する「request」を生成し、無線通信部112がそれを携帯端末200に送信する(S166)。「request」の送信後、無線通信部112が所定期間Δt2内に携帯端末200から応答を受信せず(S168:No)、かつ「request」の送信回数が所定回数(図9では「M回」と表記)未満であれば(S172:No)、モード制御部114は、無線通信部112の動作モードを省電モードに移行させ、所定期間tbが経過したときに省電モードから復帰させる(S174)。無線通信部112は、省電モードから復帰後、再度「request」を携帯端末200に送信する(S166)。「request」を所定回数送信しても無線通信部112が携帯端末200からの応答を受信しないとき(S172:Yes)、モード制御部114は、無線通信部112における無線通信を中止、すなわちペアリング登録を中止する(S176)。
無線通信部112が携帯端末200からペアリング登録の拒否を示す「decline」を受信すると(S178:[decline])、受信信号処理部116はそれを処理し、モード制御部114は、無線通信部112における無線通信を中止、すなわちペアリング登録を中止する(S182)。無線通信部112が携帯端末200から検証結果が正当である旨を示す「complete」を受信すると(S178:[complete])、予想期間導出部124は、受信信号処理部116がそれを処理するのに要する予想期間を導出する(S184)。送信信号生成部118は、その予想期間を含めた「ack」を生成し、無線通信部112がそれを携帯端末200に送信する(S186)。受信信号処理部116は、「complete」を処理する(S188)。これにより、暗号化された状態で「complete」に含まれている携帯端末200のIDを復号・抽出し、その内容を検証する。
送信信号生成部118は、受信信号処理部116における処理が完了すると、ペアリング登録フェーズの終了を示す「end」を生成し、無線通信部112がそれを携帯端末200に送信する(S192)。「end」の送信後、無線通信部112が所定期間Δt3内に携帯端末200から「ack」を受信せず(S194:No)、かつ「end」の送信回数が所定回数(図10では「L回」と表記)未満であれば(S196:No)、モード制御部114は、無線通信部112の動作モードを省電モードに移行させ、所定期間tcが経過したときに省電モードから復帰させる(S198)。無線通信部112は、省電モードから復帰後、再度「end」を携帯端末200に送信する(S192)。「end」を所定回数送信しても無線通信部112が「ack」を受信しないとき(S196:Yes)、モード制御部114は、無線通信部112における無線通信を中止、すなわちペアリング登録を中止する(S202)。
無線通信部112が携帯端末200から「ack」を受信すると(S194:Yes)、受信信号処理部116はそれを処理し、送信信号生成部118は応答用の「ack」を生成し、無線通信部112がそれを携帯端末200に送信する(S204)。その後、登録情報保持部132は、受信信号処理部116が「complete」から復号・抽出した携帯端末200のIDを正式に登録する(S206)。これにより一連のペアリング登録が終了する。
(携帯端末200の動作)
図11および図12は、図1に示される携帯端末200におけるペアリング登録の動作を示すフローチャートである。携帯端末200は、RFIDタグ100から「start」を受信するまで待機し(S252、S254:No、S255:No)、一定時間受信しなければ登録処理を終了する(S255:Yes、S256)。携帯端末200の無線通信部212がRFIDタグ100から「start」を受信すると(S254:Yes)、予想期間導出部224は、受信信号処理部216がそれを処理するのに要する予想期間を導出する(S257)。送信信号生成部218は、その予想期間を含めた「ack」を生成し、無線通信部212がそれをRFIDタグ100に送信する(S258)。受信信号処理部216は、「start」を処理する(S262)。これにより、暗号化された状態で「start」に含まれているRFIDタグ100のIDを復号・抽出し、その内容を検証する。携帯端末200は、その後、RFIDタグ100から「request」を受信するまで待機し(S264:No、S265:No)、一定時間受信しなければ登録処理を終了する(S265:Yes、S266)。
無線通信部212は、RFIDタグ100から「request」を受信すると(S264:Yes)、それに対する応答メッセージを送信する。応答メッセージは、「start」に含まれるRFIDタグ100のIDが正当であれば「complete」(S267:OK、S268)、登録拒否あるいは登録失敗の場合には「decline」(S267:NG、S272)である。無線通信部212が「decline」を送信すると、携帯端末200におけるペアリング登録は中止される(S274)。
無線通信部212は、「complete」の送信後、それに対する「ack」をRFIDタグ100から受信する(S276)。受信信号処理部216は「ack」を処理し、モード制御部214は、無線通信部212を省電モードに移行させ、「ack」に含まれた予想期間すなわちRFIDタグ100が「complete」の処理に要する予想期間が経過したときに省電モードから復帰させる(S286)。携帯端末200は、その後、RFIDタグ100から「end」を受信するまで待機し(S288:No、S289:No)、一定時間受信しなければ登録処理を終了する(S289:Yes、S291)。
無線通信部212は、RFIDタグ100から「end」を受信すると(S288:Yes)、それに対する「ack」を送信し(S292)、その後RFIDタグ100から「ack」を受信する(S294)。その後、登録情報保持部232は、受信信号処理部216が「start」から復号・抽出したRFIDタグ100のIDを正式に登録する(S296)。これにより一連のペアリング登録が終了する。
本実施の形態によれば、RFIDタグ100の無線通信部112は、「start」あるいは「request」、「end」(以下、「第1信号」と表記)を送信後、所定期間内に携帯端末200から応答を受信しなかったとき、モード制御部114の制御により一時的に省電モードとなり、その後、再度第1信号を携帯端末200に送信する。このため、省電モードに移行することなく第1信号を送信し続ける場合と比較してRFIDタグ100の消費電力が低減される。また、第1信号を送信回数に上限が設けられているので、無期限に送信し続けることによる電力の無駄が防止される。
さらに、携帯端末200の無線通信部212が「start」を受信すると、予想期間導出部224は、受信信号処理部216がそれを処理するのに要する予想期間を導出し、送信信号生成部218はその予想期間を含む「ack」を生成し、無線通信部212がそれをRFIDタグ100に送信する。そしてRFIDタグ100のモード制御部114はその予想期間は無線通信部112を省電モードとする。これにより、信号の受信がないであろう予想期間に無線通信部112が受信モードで待機し続ける場合と比較して、RFIDタグ100の消費電力が低減される。
同様にして、携帯端末200のモード制御部214は、無線通信部212がRFIDタグ100に送信した「complete」をRFIDタグ100の受信信号処理部116が処理するのに要する予想期間においては無線通信部212を省電モードとするので、携帯端末200の消費電力が低減される。
さらに、携帯端末200の無線通信部212は、RFIDタグ100の受信信号処理部116における「complete」の処理が予想期間内に終了しなくても、RFIDタグ100から「end」を受信すべく一貫して受信モードで待機する。ここで、省電モードから復帰後に「complete」の処理結果を携帯端末200からRFIDタグ100に要求する方式を採用し、間欠的にその要求を繰り返すことも考えられる。しかしそうすると、RFIDタグ100の受信信号処理部116における「complete」の処理が予想期間よりも早く終了した場合に、RFIDタグ100の無線通信部112は、「complete」の処理結果のリクエストが携帯端末200から送信されるのを待つために受信モードで待機しなければならない。すなわち、無線通信部112は携帯端末200が省電モードから復帰するまで無駄に受信モードで待つことになり、RFIDタグ100の電力消費の面で好ましくない。したがって、本実施の形態では上述のように、RFIDタグ100の受信信号処理部116における「complete」の処理終了後、RFIDタグ100の無線通信部112に「end」の間欠送信をさせることで、RFIDタグ100の省電力化を優先的に実現している。充電可能なバッテリにより駆動される携帯端末200よりもボタン電池により駆動されるRFIDタグ100の省電力化を重要視してのことである。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では特に説明しなかったが、ペアリング登録が終了あるいは中止されたときにユーザにそれを通知するユーザ通知部をRFIDタグ100に設けてもよい。通知の方法としては、スピーカからの音声・ディスプレイによる画面表示・バイブレータの振動などが考えられる。これによれば、ユーザの利便性が高められる。
また、実施の形態ではRFIDタグ100に対して1つの無線通信装置すなわち携帯端末200をペアリング登録したが、当然ながら複数の無線通信装置を登録することもできる。また、無線通信装置の例示としてのRFIDタグ100を説明したが、これにも当然変更の余地があり、RFIDタグに代えて携帯端末としてもよい。
また、実施の形態では携帯端末200として通常の携帯電話に近距離無線通信方式による通信機能を付加したものを説明したが、それに代えてPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯用コンピュータを利用してもよい。
また、実施の形態では近距離無線通信方式としては、Zigbee(登録商標)やUWB、特定小電力無線を例示したが、これに代えて無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)を利用することも考えられる。
さらに、近距離無線通信方式に限定されず、無線通信一般に本実施の形態の技術を適用してもよい。
実施の形態にかかる無線通信装置としてのRFIDタグおよび携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。 RFIDタグおよび携帯端末の間で送受信される信号のメッセージフォーマット例を示す図である。 図2に示されるメッセージタイプを種類ごとに説明する図である。 図1に示されるRFIDタグと携帯端末との間におけるペアリング登録の基本的な通信の流れを示すシーケンス図である。 図4に示されるシーケンス図において、携帯端末が登録可能状態になるのが遅れた場合の通信の流れを示すシーケンス図である。 図4に示されるシーケンス図において、携帯端末における「start」の処理が予想期間内に終了しなかった場合の通信の流れを示すシーケンス図である。 図4に示されるシーケンス図において、RFIDタグにおける「complete」の処理が予想期間内に終了しなかった場合の通信の流れを示すシーケンス図である。 図4に示されるシーケンス図において、RFIDタグにおける「complete」の処理が予想期間よりも早く終了した場合の通信の流れを示すシーケンス図である。 図1に示されるRFIDタグにおけるペアリング登録の動作(前半)を示すフローチャートである。 図1に示されるRFIDタグにおけるペアリング登録の動作(後半)を示すフローチャートである。 図1に示される携帯端末におけるペアリング登録の動作(前半)を示すフローチャートである。 図1に示される携帯端末におけるペアリング登録の動作(後半)を示すフローチャートである。
符号の説明
100・・・RFIDタグ、112・・・無線通信部、114・・・モード制御部、116・・・受信信号処理部、118・・・送信信号生成部、124・・・予想期間導出部、132・・・登録情報保持部、200・・・携帯端末、212・・・無線通信部、214・・・モード制御部、216・・・受信信号処理部、218・・・送信信号生成部、224・・・予想期間導出部、232・・・登録情報保持部。

Claims (8)

  1. 他の無線通信装置との間で無線通信を実行する無線通信部と、前記無線通信部の動作モードを制御するモード制御部とを備え、
    前記無線通信部は、他の無線通信装置に第1信号を送信し、前記第1信号に対する応答信号として、前記他の無線通信装置が前記第1信号の処理に要する予想期間を含む第2信号を前記他の無線通信装置から受信し、
    前記モード制御部は、前記無線通信部が前記第2信号を受信したとき、前記無線通信部を省電モードに移行させ、その後、前記第2信号に含まれる前記予想期間に応じた期間が経過したとき、前記無線通信部を前記省電モードから復帰させることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記無線通信部は、前記省電モードから復帰後、前記他の無線通信装置が前記第1信号を処理した結果を要求する要求信号を前記他の無線通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記モード制御部は、前記無線通信部が前記要求信号の送信後それに対する応答信号を所定の第1期間受信しなかったとき、前記無線通信部を省電モードに移行させ、所定の第2期間が経過したとき、前記無線通信部を前記省電モードから復帰させ、
    前記無線通信部は、前記第2期間が経過して前記省電モードから復帰した後、前記要求信号を前記他の無線通信装置に再度送信することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記モード制御部は、前記無線通信部が前記要求信号に対する応答信号を前記第1期間受信しなかったことにより前記無線通信部を前記省電モードに移行させた回数が所定回数を超えたとき、前記無線通信部における前記他の無線通信装置との間の無線通信を中止させることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記無線通信部は、前記他の無線通信装置との間で近距離通信方式による無線通信を実行し、
    前記第1信号は、本無線通信装置の識別情報を含み、この識別情報の登録を要求する信号であり、
    前記要求信号は、前記他の無線通信装置において前記識別情報の登録がされたか否かの結果を要求する信号であることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. 前記無線通信部は、前記省電モードから復帰後、前記第1信号の処理結果を受信すべく受信モードで待機することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 他の無線通信装置との間で無線通信を実行する無線通信部と、
    前記無線通信部が受信した信号を処理する信号処理部と、
    前記無線通信部が受信した信号を前記信号処理部が処理するのに要する予想期間を導出する予想期間導出部とを備え、
    前記無線通信部は、前記他の無線通信装置から信号を受信したとき、前記信号処理部における処理に先立って、前記予想期間を含む信号を前記他の無線通信装置に送信することを特徴とする無線通信装置。
  8. 第1無線通信装置が第2無線通信装置に第1信号を送信するステップと、
    前記第2無線通信装置が前記第1信号を受信するステップと、
    前記第2無線通信装置が前記第1信号の処理に要する予想期間を導出するステップと、
    前記第2無線通信装置が前記予想期間を含む第2信号を前記第1無線通信装置に送信するステップと、
    前記第1無線通信装置が前記第2信号を受信するステップと、
    前記第1無線通信装置が省電モードに移行するステップと、
    前記第1無線通信装置が、前記第2信号に含まれる前記予想期間に応じた期間が経過するまで前記省電モードを継続するステップと、
    前記第1無線通信装置が前記予想期間に応じた期間の経過後に前記省電モードから復帰するステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011227658A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 入退室システム
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