JP2008102040A - 筒状ワーク寸法測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の接触式の検出器に比べて直径の測定精度が高く、複数の直径を高速で測定でき、測定するワークの直径の大小の差が大きい場合でも対応可能な測定装置を開発する。
【解決手段】筒状ワークを載置する回転台と、回転台を回転駆動する回転駆動手段と、回転台の上方にその回転軸線を挟んで対向する投光部と受光部を有するデジタル寸法測定器と、投光部及び受光部を昇降する昇降手段と、ワークの測定高さを入力する入力手段と、測定結果を表示する表示手段と、回転駆動手段及び昇降手段を制御する制御手段を備える筒状ワーク寸法測定装置である。回転台に載せたワークを回転させながら投光部からワークに平行光束を投光すると共に受光部でその光束を受光し、ワークで遮られた光束からワークの複数本の径又は曲がりを測定するので、測定精度が高く、複数の直径を高速で測定でき、測定するワークの直径の大小の差が大きい場合にも対応できる。
【選択図】 図1
【解決手段】筒状ワークを載置する回転台と、回転台を回転駆動する回転駆動手段と、回転台の上方にその回転軸線を挟んで対向する投光部と受光部を有するデジタル寸法測定器と、投光部及び受光部を昇降する昇降手段と、ワークの測定高さを入力する入力手段と、測定結果を表示する表示手段と、回転駆動手段及び昇降手段を制御する制御手段を備える筒状ワーク寸法測定装置である。回転台に載せたワークを回転させながら投光部からワークに平行光束を投光すると共に受光部でその光束を受光し、ワークで遮られた光束からワークの複数本の径又は曲がりを測定するので、測定精度が高く、複数の直径を高速で測定でき、測定するワークの直径の大小の差が大きい場合にも対応できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ガラスびんを成形するためのプランジャーなど、筒状(断面が円形の)ワークの直径又は曲がり(垂直度)を測定するための筒状ワーク寸法測定装置に関する。
従来、プランジャーなどの筒状ワークの直径の測定は、下記特許文献1、2に開示されているように、接触式の検出器をワークの直径を挟んだ両側に接触させて測定するものであった。
特開2005−1005
特開平11−63971
従来の接触式の検出器で測定する方式は、測定精度に限界があり、1/10mm程度の精度をえるのがせいぜいであった。また、複数の直径を測定するためにワークを回転させる場合、回転が速いと測定精度が著しく低下するため、低速回転を余儀なくされ、測定に時間がかかるという問題がある。さらに、測定するワークの直径の大小の差が大きい場合、これに対応することが困難であった。
本発明は、従来の接触式の検出器に比べて直径の測定精度が飛躍的に高く(例えば1/100mm以下)、複数の直径を高速で測定でき、測定するワークの直径の大小の差が大きい場合でも対応可能な測定装置を開発することを目的とする。
(構成1)
本発明は、筒状ワークを載置する回転台と、
該回転台を回転駆動する回転駆動手段と、
前記回転台の上方にその回転軸線を挟んで対向する投光部と受光部を有するデジタル寸法測定器と、
該投光部及び受光部を昇降する昇降手段と、
ワークの測定高さを入力する入力手段と、
測定結果を表示する表示手段と、
前記回転駆動手段及び前記昇降手段を制御する制御手段を備え、
前記回転台に載せたワークを回転させながら前記投光部からワークに平行光束を投光すると共に前記受光部で該光束を受光し、ワークで遮られた光束からワークの複数本の径又は曲がりを測定することを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。
本発明は、筒状ワークを載置する回転台と、
該回転台を回転駆動する回転駆動手段と、
前記回転台の上方にその回転軸線を挟んで対向する投光部と受光部を有するデジタル寸法測定器と、
該投光部及び受光部を昇降する昇降手段と、
ワークの測定高さを入力する入力手段と、
測定結果を表示する表示手段と、
前記回転駆動手段及び前記昇降手段を制御する制御手段を備え、
前記回転台に載せたワークを回転させながら前記投光部からワークに平行光束を投光すると共に前記受光部で該光束を受光し、ワークで遮られた光束からワークの複数本の径又は曲がりを測定することを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。
図1に基づいて、本発明装置の測定原理を説明する。同図に示されるように、ワークwは回転台3の上に、その中心が回転台3の回転軸と一致するように載置される。デジタル寸法測定器の投光部11及び受光部12は回転台3の回転軸線を挟んで対向しており、昇降手段により、所定の高さ(ワークの測定高さ)に位置合わせされる。投光部11から平行光束が照射され、その一部の光束はワークで遮られ、残りの光束は受光部12に到達し、計測される。ワークの径はワークで遮られた光束の幅Xである。ワークの径は、ワークが1回転する間に複数本(例えば50本)計測される。曲がり(垂直度)は、例えば、光束の任意の一端からワークで遮られる部分までの光束の幅Yをワークが1回転する間計測し、その最大値Ymaxと最小値Yminの差の1/2、(Ymax−Ymin)/2と定義される。
本発明の筒状ワーク寸法測定装置は、ワークで遮られた平行光束に基づいて径及び曲がりを測定するので、検出器とワークが非接触であり、測定精度が高く、測定誤差が少なくなる。また、ワークを高速で回転しても、測定精度に影響しないので、速やかに測定を完了することができる。さらに、投光部から照射される平行光束の範囲内において、ワークの測定部分の直径がどのように変化しても、無条件で測定が可能である。
(構成2)
また本発明は、前記構成1の測定装置において、前記径又は曲がりの測定を、前記回転台が所定角度回転した後に開始することを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。
ここで、「所定角度」とは、回転台が回転駆動手段で回転を開始して回転が一定速度に安定して回転するようになる角度以上であれば良いが、通常は360°、すなわち1回転とすれば十分である。つまり、回転台を1回転助走回転させ、等速度で回転している2回転目で測定を行う。このようにすることで、ワークの径を等角度で測定することができ、ワークの品質を正確に判断できるようになる。
また本発明は、前記構成1の測定装置において、前記径又は曲がりの測定を、前記回転台が所定角度回転した後に開始することを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。
ここで、「所定角度」とは、回転台が回転駆動手段で回転を開始して回転が一定速度に安定して回転するようになる角度以上であれば良いが、通常は360°、すなわち1回転とすれば十分である。つまり、回転台を1回転助走回転させ、等速度で回転している2回転目で測定を行う。このようにすることで、ワークの径を等角度で測定することができ、ワークの品質を正確に判断できるようになる。
(構成3)
また本発明は、前記構成1又は2の測定装置において、前記回転台上に、その回転軸線の周囲に等角度間隔で配置された3個の固定片が該回転軸線に接近・離隔する方向に移動することでワークを固定又は解放するチャックを設けたことを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。このチャックでワークを回転台に固定すると、自動的にワークの中心が回転台の回転軸に一致する。
また本発明は、前記構成1又は2の測定装置において、前記回転台上に、その回転軸線の周囲に等角度間隔で配置された3個の固定片が該回転軸線に接近・離隔する方向に移動することでワークを固定又は解放するチャックを設けたことを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。このチャックでワークを回転台に固定すると、自動的にワークの中心が回転台の回転軸に一致する。
(構成4)
また本発明は、前記構成1〜3のいずれかの測定装置において、前記入力手段及び表示手段がタッチパネルであることを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。タッチパネルは入力手段と表示手段を兼ねるので省スペースとなり、入力作業も容易である。
また本発明は、前記構成1〜3のいずれかの測定装置において、前記入力手段及び表示手段がタッチパネルであることを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置である。タッチパネルは入力手段と表示手段を兼ねるので省スペースとなり、入力作業も容易である。
(構成5)
また本発明は、前記構成1〜4のいずれかの測定装置において、前記制御手段が、前記入力手段で入力された判定基準、及び前記複数本の径又は曲がりの測定結果に基づいて合否判定を行い、判定結果を前記表示手段に表示することを特徴とするワーク測定装置である。
このようにすることで、良品と不良品とを容易に見分けることができる。制御手段はシーケンサ、マイクロコンピュータなどとすることができる。判定基準は、径の場合、例えば、設計値Aに対して、最大値がA+0.05mm以内、最小値がA−0.05mm以上、平均値がA±0.03mm以内を合格とし、その他を不合格とするなど、最大値、最小値及び平均値などを組み合わせて任意に定めることができる。曲がりの場合は、例えば0.1mm以下を合格とする、などのように定めればよい。
また本発明は、前記構成1〜4のいずれかの測定装置において、前記制御手段が、前記入力手段で入力された判定基準、及び前記複数本の径又は曲がりの測定結果に基づいて合否判定を行い、判定結果を前記表示手段に表示することを特徴とするワーク測定装置である。
このようにすることで、良品と不良品とを容易に見分けることができる。制御手段はシーケンサ、マイクロコンピュータなどとすることができる。判定基準は、径の場合、例えば、設計値Aに対して、最大値がA+0.05mm以内、最小値がA−0.05mm以上、平均値がA±0.03mm以内を合格とし、その他を不合格とするなど、最大値、最小値及び平均値などを組み合わせて任意に定めることができる。曲がりの場合は、例えば0.1mm以下を合格とする、などのように定めればよい。
本発明の筒状ワーク寸法測定装置は、高速かつ高精度にワークの径及び曲がりを測定することができる。また、投光部から照射される平行光束の範囲内において、ワークの測定部分の直径がどのように変化しても、無条件で測定が可能である。
図面に示す実施例の筒状ワーク寸法測定装置は、装置本体1と制御盤16からなる。制御盤16は装置本体1に近接して設置されることが望ましい。
装置本体1の基台2の正面側には、チャック操作摘み14及び非常停止ボタン15が設けられている。チャック操作摘み14は、ワークを固定・開放するチャック4を操作するものである。非常停止ボタン15は、不測の事態が発生したときに装置の動作を停止するものである。基台2は上面に回転台3を有する。回転台3は、基台2内部に設けられた回転駆動モータ(DCモータ)によって回転する。回転台3の側面及び基台2の上面には、回転台3の停止位置を検出するセンサ13が設けられている。回転台3の上面には、ワークを固定又は解放するチャック4が設けられている。チャック4は、いわゆるエアチャック(市販品を利用できる)で、回転台3の回転軸の周囲に、回転軸から等しい距離で、等角度間隔(120°間隔)で配置された3個の固定片4aが回転軸に接近・離隔する方向に同時移動することでワークを固定又は解放する。チャック操作摘み14(図3)を右に回すと固定片4aが内側に移動してワークを固定し、左に回すと固定片4aが外側に移動してワークを開放する。固定片4aの移動はエアーバルブ(図示せず)の開閉により行われる。固定片4aには段部4bが形成され、ワークwは段部4b上に支持される(図7)。
装置本体1の基台2の正面側には、チャック操作摘み14及び非常停止ボタン15が設けられている。チャック操作摘み14は、ワークを固定・開放するチャック4を操作するものである。非常停止ボタン15は、不測の事態が発生したときに装置の動作を停止するものである。基台2は上面に回転台3を有する。回転台3は、基台2内部に設けられた回転駆動モータ(DCモータ)によって回転する。回転台3の側面及び基台2の上面には、回転台3の停止位置を検出するセンサ13が設けられている。回転台3の上面には、ワークを固定又は解放するチャック4が設けられている。チャック4は、いわゆるエアチャック(市販品を利用できる)で、回転台3の回転軸の周囲に、回転軸から等しい距離で、等角度間隔(120°間隔)で配置された3個の固定片4aが回転軸に接近・離隔する方向に同時移動することでワークを固定又は解放する。チャック操作摘み14(図3)を右に回すと固定片4aが内側に移動してワークを固定し、左に回すと固定片4aが外側に移動してワークを開放する。固定片4aの移動はエアーバルブ(図示せず)の開閉により行われる。固定片4aには段部4bが形成され、ワークwは段部4b上に支持される(図7)。
基台2の上面には、垂直ガイド部5が立設されている。垂直ガイド部5にはレール6、6が設けられ、これに沿って昇降部9が昇降できるようになっている。垂直ガイド部5と昇降部9の間に、基台2からボールねじ7が立設され、その上端が垂直ガイド部5に取り付けられた軸受8に軸支されている。昇降部9の背面には、雌ねじ10が固定され、雌ねじ10はボールねじ7と螺合し、ボールねじ7が回転すると、昇降部9がレール6に沿って昇降する。ボールねじ7は基台2の内部に設けられた昇降駆動モータ(ステッピングモータ)により回転する。
昇降部9には、デジタル寸法測定器(市販品を利用できる)の投光部11と受光部12が回転台3の回転軸を挟んで対向するように固定されている。デジタル寸法測定器は投光部11、受光部12及びコントローラ18からなる。
図5に示すように、制御盤16の正面側にはタッチパネル17及びデジタル寸法測定器のコントローラ18が取り付けられている。符号19は正面の扉の開閉摘みである。制御盤の内部には制御手段(シーケンサ、マイクロコンピュータなど)、回転駆動モータのドライバ、昇降駆動モータのドライバ、メモリカードドライブなどが格納されている。
図6に示すように、制御手段22は、タッチパネルに画像信号を送って画像を表示させるとともに、タッチパネルから入力信号を取得する。また、コントローラ18にコマンド信号を送るとともに、コントローラ18から測定データ信号を取得する。また、メモリカード23に測定結果を記録するとともに、メモリカード23のファイルに記録されている各種パラメータなどを読み込むことができる。また、所定のプログラム、設定されたパラメータに基づいて回転駆動モータ20及び昇降駆動モータ21を制御する。なお、回転駆動モータ20の停止は所定のプログラム及びセンサ13の信号に基づいて行う。
デジタル寸法測定器のコントローラ18は、環境設定(操作や設定をする上で基本的な内容の設定)、プログラム設定などを行う。プログラム設定では、エリア設定(測定部分の設定)、校正設定(測定誤差の校正内容の設定)、出力設定(測定数値の加工・出力内容の設定)、拡張設定(表示単位の切替など)を行うことができる。また、測定結果や設定値が表示される。
タッチパネルは入力手段、かつ表示手段である。入力項目は、原点設定操作関係、測定パラメータ(ワークの製品名、径測定位置、曲がり測定位置など)、判定パラメータ(平均径上限、平均径下限、曲がり上限など)、システム関係(回転駆動モータ、昇降駆動モータの動作設定など)などである。表示項目は、測定結果、判定結果、操作ガイド、エラー情報などである。
次に、本発明装置の操作及び動作を具体的に説明する。図9は実施例の筒状ワーク寸法測定装置の動作のフローチャートである。
(原点設定)
図8に示すように、回転台3の上に原点設定治具24を固定する。タッチパネルのメニュー画面から「原点設定」を選択して原点設定画面とし、該画面のボタンで昇降部9を操作する。昇降部9を、原点設定治具24のくびれ部25の下方から次第に上昇させると、H1の高さにおいてデジタル寸法測定器で測定した原点設定治具24の径が急激に変化するので、その位置を原点とする。例えば、原点H1の高さは、H0(チャック固定片の段部4bの上面の高さ)+100mmとすることができる。一度原点を設定すれば、その後は制御手段がその位置を記憶する。原点は、径や曲がりの測定位置(高さ)を認識するための基準となり、また、投光部11、受光部12の待機位置となる。
(原点設定)
図8に示すように、回転台3の上に原点設定治具24を固定する。タッチパネルのメニュー画面から「原点設定」を選択して原点設定画面とし、該画面のボタンで昇降部9を操作する。昇降部9を、原点設定治具24のくびれ部25の下方から次第に上昇させると、H1の高さにおいてデジタル寸法測定器で測定した原点設定治具24の径が急激に変化するので、その位置を原点とする。例えば、原点H1の高さは、H0(チャック固定片の段部4bの上面の高さ)+100mmとすることができる。一度原点を設定すれば、その後は制御手段がその位置を記憶する。原点は、径や曲がりの測定位置(高さ)を認識するための基準となり、また、投光部11、受光部12の待機位置となる。
(パラメータ入力)
測定に先立って、タッチパネルのメニュー画面から「パラメータ入力」を選択してパラメータ入力画面とし、測定パラメータ、判定パラメータを入力する。なお、パラメータ入力画面の「設定値読み出し」ボタンを選択し、メモリカード(SDカード)のファイルを指定して読み込むことで、パラメータ入力を省略することができる。また、「設定値書き込み」ボタンを選択してファイル名を指定し、入力したパラメータをSDカードに記録できる。
測定に先立って、タッチパネルのメニュー画面から「パラメータ入力」を選択してパラメータ入力画面とし、測定パラメータ、判定パラメータを入力する。なお、パラメータ入力画面の「設定値読み出し」ボタンを選択し、メモリカード(SDカード)のファイルを指定して読み込むことで、パラメータ入力を省略することができる。また、「設定値書き込み」ボタンを選択してファイル名を指定し、入力したパラメータをSDカードに記録できる。
(測定)
タッチパネルのメニュー画面から「測定」を選択して測定画面とする。図7に示すように、回転台3にワークw(プランジャー)を固定する。測定画面に測定番号(測定する各ワークに対し測定順に付ける通し番号)を入力し、測定画面の「測定」ボタンに触れると測定が開始される。昇降部9の投光部11及び受光部12は、原点H1から下降して径測定位置H2で停止し、回転台3が回転を開始し、助走の1回転の後の1回転で50本の径を7.2°間隔で測定し、回転台3が回転を停止する。その後、投光部11及び受光部12は曲がり測定位置H3まで上昇して停止し、回転台3が回転を開始し、助走の1回転の後の1回転で50本の曲がり(図1のY)を測定し、回転台3が回転を停止する。その後、投光部11及び受光部12は原点H1まで下降して停止する。これで一つのワークの測定が完了し、測定画面に測定結果、判定結果が表示される。測定を終了したワークを回転台から取り除き、新たなワークをセットして上記操作を繰り返すことで連続してワークの測定を行うことができる。複数のワークの測定が終了した後、測定画面の「測定結果表」を選択すると、測定結果表(表1)が表示される。
タッチパネルのメニュー画面から「測定」を選択して測定画面とする。図7に示すように、回転台3にワークw(プランジャー)を固定する。測定画面に測定番号(測定する各ワークに対し測定順に付ける通し番号)を入力し、測定画面の「測定」ボタンに触れると測定が開始される。昇降部9の投光部11及び受光部12は、原点H1から下降して径測定位置H2で停止し、回転台3が回転を開始し、助走の1回転の後の1回転で50本の径を7.2°間隔で測定し、回転台3が回転を停止する。その後、投光部11及び受光部12は曲がり測定位置H3まで上昇して停止し、回転台3が回転を開始し、助走の1回転の後の1回転で50本の曲がり(図1のY)を測定し、回転台3が回転を停止する。その後、投光部11及び受光部12は原点H1まで下降して停止する。これで一つのワークの測定が完了し、測定画面に測定結果、判定結果が表示される。測定を終了したワークを回転台から取り除き、新たなワークをセットして上記操作を繰り返すことで連続してワークの測定を行うことができる。複数のワークの測定が終了した後、測定画面の「測定結果表」を選択すると、測定結果表(表1)が表示される。
本発明の筒状ワーク寸法測定装置は、プランジャーに限らず、種々の断面円形物品の直径、曲がりの測定に使用することができる。
1 装置本体
2 基台
3 回転台
4 チャック
5 垂直ガイド部
6 レール
7 ボールねじ
8 軸受
9 昇降部
10 雌ねじ
11 投光部
12 受光部
13 センサ
14 チャック操作摘み
15 非常停止ボタン
16 制御盤
17 タッチパネル
18 コントローラ
19 開閉摘み
20 回転駆動モータ
21 昇降駆動モータ
22 制御手段
23 メモリカード
24 原点設定治具
25 くびれ部
2 基台
3 回転台
4 チャック
5 垂直ガイド部
6 レール
7 ボールねじ
8 軸受
9 昇降部
10 雌ねじ
11 投光部
12 受光部
13 センサ
14 チャック操作摘み
15 非常停止ボタン
16 制御盤
17 タッチパネル
18 コントローラ
19 開閉摘み
20 回転駆動モータ
21 昇降駆動モータ
22 制御手段
23 メモリカード
24 原点設定治具
25 くびれ部
Claims (5)
- 筒状ワークを載置する回転台と、
該回転台を回転駆動する回転駆動手段と、
前記回転台の上方にその回転軸線を挟んで対向する投光部と受光部を有するデジタル寸法測定器と、
該投光部及び受光部を昇降する昇降手段と、
ワークの測定高さを入力する入力手段と、
測定結果を表示する表示手段と、
前記回転駆動手段及び前記昇降手段を制御する制御手段を備え、
前記回転台に載せたワークを回転させながら前記投光部からワークに平行光束を投光すると共に前記受光部で該光束を受光し、ワークで遮られた光束からワークの複数本の径又は曲がりを測定することを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置。 - 請求項1の測定装置において、前記径又は曲がりの測定を、前記回転台が所定角度回転した後に開始することを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置。
- 請求項1又は2の測定装置において、前記回転台上に、その回転軸線の周囲に等角度間隔で配置された3個の固定片が該回転軸線に接近・離隔する方向に移動することでワークを固定又は解放するチャックを設けたことを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置。
- 請求項1〜3のいずれかの測定装置において、前記入力手段及び表示手段がタッチパネルであることを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置。
- 請求項1〜4のいずれかの測定装置において、前記制御手段が、前記入力手段で入力された判定基準、及び前記複数本の径又は曲がりの測定結果に基づいて合否判定を行い、判定結果を前記表示手段に表示することを特徴とする筒状ワーク寸法測定装置。
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---|---|---|---|
JP2006285448A JP2008102040A (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | 筒状ワーク寸法測定装置 |
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2006
- 2006-10-19 JP JP2006285448A patent/JP2008102040A/ja active Pending
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