JP2008102029A - 地図表示装置 - Google Patents

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忠芳 西塚
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真利子 田嶋
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真美 佐々木
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Abstract

【課題】自車位置から地図をスクロールして表示した地図の所定位置までの所要時間を認識できる地図表示装置を提供する。
【解決手段】リモコンのジョイスティックを傾倒すると、地図30はジョイスティックの傾倒方向にスクロールされる。スクロールされた地図30の中心にはカーソル32が表示される。表示画面の右上には、自車位置から地図30のカーソル32の位置まで移動するのに要すると推測される所要時間33が表示される。この所要時間33は、自車位置を出発地とし、カーソル32に対応する位置を目的地として経路探索し、経路探索された推奨経路の所要時間より算出される。
【選択図】図3

Description

本発明は、地図をスクロールする地図表示装置に関する。
表示画面に表示された地図をスクロールすると、自車位置から表示画面の中央に表示されているカーソルに対応する位置までの直線距離が表示される経路誘導装置が従来技術として知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平11−72346号公報
ユーザは、自車位置から地図をスクロールして表示した地点までの所要時間を知りたい場合がある。特許文献1に記載されているような従来の経路誘導装置では、自車位置から地図をスクロールして表示した地点までの直線距離が表示されるので、その所要時間を推測することができる。しかし、非常に大雑把な時間でしかその所要時間を推測できないという問題点がある。
(1)請求項1の発明の地図表示装置は、車両の現在地を検出する検出手段と、表示モニタに表示した地図をスクロールするスクロール手段と、現在地を出発地とし、地図をスクロールして表示した地図の所定位置を目的地として設定し、出発地と目的地との間の推奨経路を経路探索する探索手段と、推奨経路の所要時間を算出する算出手段と、推奨経路を表示することなく所要時間を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の地図表示装置において、表示手段は、地図をスクロールした後、地図を所定時間以上スクロールしない場合にのみ、所要時間を表示することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2に記載の地図表示装置において、探索手段は、地図のスクロールを複数回繰り返し行う際、前後するスクロールの後のスクロールにおいて、前回のスクロールで設定した目的地を今回の出発地、今回のスクロールでスクロールした後の地図の所定位置を今回の目的地として設定して推奨経路を経路探索し、算出手段は、探索した推奨経路に基づいて所要時間を算出するとともに、前回のスクロールで算出した所要時間に、今回のスクロールで算出した所要時間を加算して表示することを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項3に記載の地図表示装置において、探索手段は、地図のスクロールを複数回繰り返し行う際、現在地と前回のスクロールで設定した目的地との間の直線距離に対する、前回のスクロールで設定した目的地と今回のスクロールで設定した目的地の間の直線距離の割合が所定値より小さい場合のみ、前後するスクロールの後のスクロールにおいて、前回のスクロールで設定した目的地を今回の出発地、今回のスクロールでスクロールした後の地図の所定位置を今回の目的地として設定して推奨経路を経路探索し、算出手段は、現在地と前回のスクロールで設定した目的地との間の直線距離に対する、前回のスクロールで設定した目的地と今回のスクロールで設定した目的地の間の直線距離の割合が所定値より小さい場合のみ、探索した推奨経路に基づいて所要時間を算出するとともに、前回のスクロールで算出した所要時間に、今回のスクロールで算出した所要時間を加算して表示することを特徴とする。
本発明のナビゲーション装置によれば、表示画面に表示されている地図がスクロールされると、車両の現在地から、スクロールされて表示された地図の所定位置までの推奨経路を経路探索する。そして、その推奨経路より所要時間を算出し、その所要時間を表示する。したがって、ユーザは、車両の現在地から地図をスクロールして表示した地図の所定位置までの所要時間を、直線距離から推測する場合に比べて精度よく知ることができる。
−第1の実施形態−
図1は、第1の実施形態によるナビゲーション装置1を示す。このナビゲーション装置1は、表示モニタ16に表示された地図をスクロールすると、自車位置からスクロールして表示された地図の表示画面中央に対応する位置までの所要時間を表示モニタ16に表示する。ナビゲーション装置1は、制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、スピーカ17、入力装置18、VICS(道路交通情報システム)情報受信部19およびディスクドライブ110を有している。ディスクドライブ110には、地図データが記憶されたDVD−ROM111が装填されている。
制御回路11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路11がDVD−ROM111に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が推奨経路として表示モニタ16に表示される。
現在地検出装置14は車両の現在地を検出する装置である。現在地装置14は、振動ジャイロ14a、車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)センサ14cなどからなる。振動ジャイロ14aは車両の進行方向を検出し、車速センサ14bは車速を検出し、GPSセンサ14cはGPS衛星からのGPS信号を検出する。ナビゲーション装置1は、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを格納する。この画像データは地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはDVD−ROM111に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置1は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示などを行うことができる。
ディスクドライブ110は、DVD−ROM111から地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。地図表示用データおよび経路探索用データには、地図データに格納されている道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM111以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の地図などの各種情報を画面表示としてユーザに提供する。スピーカ17は、各種入力操作をユーザに指示したり、経路誘導したりするための音声を出力する。
入力装置18は、ユーザが各種コマンドを設定するための入力スイッチを有し、操作パネルやリモコンによって実現される。リモコンにはジョイスティックが設けられており、ジョイスティックを用いることによって表示モニタ16に表示された地図をスクロールすることができる。リモコンに設けられたジョイスティックの詳細については後述する。
ユーザは、入力装置18を操作して、所定のメニュー画面からスクロール距離表示モードを設定することができる。スクロール距離表示モードを設定すると、自車位置からスクロール後の地図の中央に位置までの所要時間が表示される。また、ユーザは、表示モニタ16の表示画面の指示やスピーカ17からの音声指示にしたがって入力装置18を操作することにより、目的地を設定する。
目的地がユーザにより設定されると、ナビゲーション装置1はGPSセンサ14cにより検出された現在地を出発地として目的地までの経路演算を所定のアルゴリズムに基づいて行う。このような経路演算を以下、経路探索と呼ぶ。このようにして求められた経路(以下、推奨経路という)は、表示形態、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路とは区別して画面表示される。これにより、ユーザは地図上の推奨経路を画面上で認識することができる。ナビゲーション装置1は、推奨経路に従って車両が走行できるように、ユーザに対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
VICS情報受信部19は、図示しないVICS情報センタから供給される渋滞情報などのVICS情報を受信し、制御回路11に出力する。このVICS情報は主に高速道路上に設置されている電波ビーコンや主に一般道路上に設置されている光ビーコン、またはFM多重放送によって送信される。電波ビーコンや光ビーコンは設置地付近を通過する車両に対してVICS情報を送信し、FM多重放送はそれらよりも広域の通信エリアをカバーする。ナビゲーション装置1は、これらによって送信されたVICS情報をVICS情報受信部19により受信する。VICS情報受信部19で受信した交通情報は、経路探索に反映される。たとえば、渋滞している区間の距離を2倍に重み付けした上で経路探索が行われる。
次に、リモコン20について図2を参照して説明する。図2(a)に示すように、リモコン20は、ジョイスティック22、戻るボタン24、メニューボタン25、広域ボタン26、詳細ボタン27および現在地ボタン28を備えている。また、リモコン20の先端には、リモコン20の操作内容をナビゲーション装置1本体に送信するためのリモコン発光部21を備えている。リモコン20において、リモコン発光部21の位置の方向を以下、上方向と呼ぶ。
リモコン20の上半部にジョイスティック22は設けられている。ジョイスティック22の周りには、上方向、右斜め上方向、右方向、右斜め下方向、下方向、左斜め下方向、左方向および左斜め上方向の8方向に目印23が設けられている。これによりジョイスティックを傾斜した方向がわかる。図2(b)に示すように、ジョイスティック22を上方向、右斜め上方向、右方向、右斜め下方向、下方向、左斜め下方向、左方向および左斜め上方向の8方向に傾倒することができる。表示モニタ16に表示された地図は、この傾倒方向にスクロールされる。ジョイスティック22を傾倒する以外に、図2(c)に示すようにジョイスティック22を押圧することができる。ジョイスティック22を押圧すると、地図画面中央に対応する位置についての詳細情報が表示モニタ16に表示される。たとえば、地図画面中央に対応する位置に施設が表示されている場合、その施設の施設名称や業務内容などが表示される。
ジョイスティック22以外にリモコン20に設けられているボタンを説明すると、戻るボタン24は、表示モニタ16の表示画面を一つ前の表示画面に戻すボタンである。メニューボタン25は、ナビゲーション装置1の機能を選択するためのメニューを表示するためのものである。広域ボタン26は、表示モニタ16に表示されている地図をより縮尺率の小さな地図に切換えるためのものである。詳細ボタン27は、地図をより縮尺率の大きな地図に切換えるためのものである。現在地ボタン28は、車両の現在地が表示されている地図に表示を切り替えるためのものである。
次に、図3を参照して、本発明の一実施形態におけるナビゲーション装置1の所要時間の表示について説明する。なお、以下の処理は、スクロール距離表示モードが設定された場合に実行される。図3(a)は、自車位置周辺の地図30を表示した表示モニタ16の表示画面を示す図である。地図30を表示モニタ16に表示すると、最初に自車位置周辺の地図30が表示される。自車位置には、地図30に重ねて自車位置マーク31が表示される。次に、リモコン20のジョイスティック22を傾倒して地図30をスクロールすると、たとえば、図3(b)に示すような地図30の表示画面が表示される。スクロールされた地図30の中心にはカーソル32が表示される。また、表示画面の左上には、自車位置から地図30の中心の位置まで移動するのに要すると推測される時間、つまり所要時間33が表示される。
車両の現在地から地図画面中央に対応する位置までの所要時間は、以下のようにして算出される。車両の現在地を出発地、表示モニタ16に表示された地図30の中央に対応するカーソル位置32を目的地として設定する。そして、設定した出発地と目的地との間の推奨経路を経路探索する。探索された推奨経路から所要時間を算出する。この所要時間が、車両の現在地から地図画面中央に対応する位置までの所要時間となる。所要時間の算出にはリンクの旅行時間などを用いる。また、VICSの渋滞情報も用いる。
なお、スクロール距離表示モードにより、上記所要時間を表示する場合、探索した経路を表示せず、経路誘導もしない。スクロール距離表示モードが設定されていない場合、スクロール操作により地図スクロールしても上記所要時間表示処理は行われない。
次に、本発明の一実施形態における地図をスクロールしたときに表示される所要時間の表示処理について図4のフローチャートを参照して説明する。図4の処理は、表示モニタ16の表示画面に地図30を表示するとスタートするプログラムを実行して制御回路11において行われる。
ステップS401では、スクロール距離表示モードが設定されているかを判定する。スクロール距離表示モードが設定されている場合はステップS401が肯定判定され、ステップS402へ進む。スクロール距離表示モードが設定されていない場合はステップS401が否定判定され、ステップS408へ進む。ステップS402では、ジョイスティック20などの入力装置18から、地図30のスクロール指示の信号が入力されたかを判定する。入力された場合はステップS402が肯定判定され、ステップS403へ進む。入力されない場合はステップS402が否定判定され、ステップS408へ進む。ステップS403では、入力された信号より指示された方向に地図30をスクロールする。
ステップS404では、地図30のスクロール指示の信号が入力されたかを判定する。入力された場合はステップS404が肯定判定され、ステップS403へ戻る。入力されない場合はステップS404が否定判定され、ステップS405へ進む。ステップS405では、表示モニタ16の表示画面の中央に対応する地図上の座標を検出する。ステップS406では、自車位置を出発地とし、表示画面の中央に対応する位置を目的地として設定して推奨経路を探索する。ステップS407では、探索した推奨経路より所要時間を算出し、推奨経路の所要時間33を表示モニタ16に表示する。ステップS408では、表示モニタ16に地図30を表示しているかを判定する。表示している場合はステップS408が肯定判定され、ステップS401へ戻る。表示していない場合はステップS408が否定判定され、処理を終了する。
以上の実施形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
表示モニタ16の表示画面に表示されている地図30がスクロールされると、車両の現在地から、スクロールされて表示された地図30の中央の位置までの推奨経路を経路探索し、推奨経路の所要時間を表示する。したがって、ユーザは、車両の現在地から地図をスクロールして表示した地図30の中央の位置までの所要時間を、地図30の中央の位置までの直線距離から推測する場合に比べて精度よく知ることができる。
−第2の実施形態−
本発明の第2の実施形態のナビゲーション装置について説明する。第2の実施形態のナビゲーション装置の構成は第1の実施形態のナビゲーション装置1と共通する。第1の実施形態のナビゲーション装置1では、地図30のスクロールを停止すると所要時間33の算出を開始して所要時間33を表示した。しかし、第2の実施形態のナビゲーション装置では、地図30のスクロールを所定時間以上停止している場合のみ、所要時間33を表示する。このようにすることによって、ユーザは、所要時間を確認するためにスクロールを停止したのか、それとも一旦停止した後すぐにスクロールを開始するのかを判定をすることができる。これにより、所要時間33が表示される前に地図30のスクロールが開始され、表示されている地図30のものとは異なる所要時間が表示されるのを防止することができる。この場合の所要時間の表示処理は、図5のフローチャートのようになる。図4の処理と共通するステップは共通の符号を付し、図4の処理と異なる部分を主に説明する。
ステップS404が否定判定されるとステップS501へ進む。ステップS501では、所要時間の算出を開始せず、所定時間(たとえば、0.3秒)待機する。ステップS502では、再び地図30のスクロール指示の信号が入力されたかを判定する。入力された場合はステップS502が肯定判定され、ステップS403へ戻る。入力されない場合はステップS502が否定判定され、ステップS405へ進む。
−第3の実施形態−
本発明の第3の実施形態のナビゲーション装置について説明する。第3の実施形態のナビゲーション装置の構成は第1の実施形態のナビゲーション装置1と共通する。第3の実施形態のナビゲーション装置では、地図30のスクロールとスクロールの停止とを繰り返す場合は、以下のようにして所要時間を算出する。前回のスクロールを停止したときの画面中央に対応する地図上の位置を出発地とし、今回のスクロールを停止したときの画面中央に対応する地図上の位置を目的地として推奨経路を探索する。そして、探索された推奨経路より所要時間を算出する。前回算出した所要時間に今回算出した所要時間を加算し、自車位置から今回の画面中央に対応する位置までの所要時間として表示する。
自車位置と今回のスクロールを停止したときの画面中央に対応する地図上の位置との間を経路探索する場合に比べて、経路探索する2つの地点の間の距離が短くなるので、所要時間を算出する処理時間が短くなる。この場合の所要時間の表示処理は、図6〜図8のフローチャートのようになる。図4の処理と共通するステップは共通の符号を付し、図4の処理と異なる部分を主に説明する。
ステップS401が肯定判定されると、ステップS601へ進む。ステップS601では、目的地を識別するパラメータnの値を1にする。そして、ステップS402へ進む。ステップS401が否定判定されると、ステップS602へ進む。ステップS602では、表示モニタ16に地図30を表示しているかを判定する。表示している場合はステップS602が肯定判定され、ステップS401へ戻る。表示していない場合はステップS602が否定判定され、処理を終了する。
ステップS405の処理の後、ステップS603では、自車位置を出発地とし、表示画面の中央に対応する地図上の位置を目的地nとして推奨経路を探索する。ステップS604では、自車位置と目的地n(ここでは、n=1)との間の所要時間T1を算出する。そして、ステップS407へ進む。ステップS408の判定で肯定判定されると図7のステップS701へ進む。
ステップS701では、地図30のスクロール指示の信号が入力されたかを判定する。入力された場合はステップS701が肯定判定され、ステップS702へ進む。入力されない場合はステップS701が否定判定され、図8のステップS804へ進む。ステップS702では、入力された信号より指示された方向に地図30をスクロールする。
ステップS703では、地図30のスクロール指示の信号が入力されたかを判定する。入力された場合はステップS703が肯定判定され、ステップS702へ戻る。入力されない場合はステップS703が否定判定され、ステップS704へ進む。ステップS704では、n+1の値を、目的地を識別するパラメータnの値にする。ステップS705では、表示モニタ16の表示画面の中央に対応する地図上の座標を検出する。ステップS706では、目的地n−1を出発地とし、表示画面の中央に対応する位置を目的地nとして設定し、推奨経路を探索する。ステップS707では、目的地nと目的地n−1との間の推奨経路の所要時間Tnを算出する。そして、図8のステップS801へ進む。
図8のステップS801では、目的地を識別するパラメータnの値が3以上であるかを判定する。nの値が3以上の場合はステップS802が肯定判定され、ステップS802へ進む。nの値が2の場合はステップS801が否定判定され、ステップS803へ進む。ステップS802では、全所要時間Snの値を、前回の全所要時間Sn−1に目的地nと目的地n−1との間の推奨経路の所要時間Tnを加算した値にする。ステップS803では、全所要時間Snの値を、自車位置と目的地1との間の所要時間T1に目的地2と目的地1との間の推奨経路の所要時間T2を加算した値にする。ステップS804では、全所要時間Snを表示モニタ16に表示する。ステップS805では、表示モニタ16に地図30を表示しているかを判定する。表示している場合はステップS805が肯定判定され、図7のステップS701へ戻る。表示されていない場合はステップS805が否定判定され、処理を終了する。
この場合も、第2の実施形態と同様に、地図30のスクロールを所定時間以上停止している場合に、所要時間の算出を開始し表示するようにしてもよい。
第3の実施形態を次のように変形してもよい。自車位置と、今回のスクロールを停止したときの画面中央に対応する地図上の位置との間の直線距離をaとする。前回のスクロールを停止したときの画面中央に対応する地図上の位置と今回のスクロールを停止したときの画面中央に対応する地図上の位置との間の直線距離bとする。aに対するbの割合(b/a)が所定値より小さい場合のみ、上述のように所要時間を算出するようにしてもよい。少ししか地図30をスクロールしていないのに、自車位置から所要時間を算出しなおすのは、無駄が大きいからである。
以上の第1〜第3の実施形態のナビゲーション装置を次のように変形してもよい。
(1)図9に示すように、カーソル32の位置の位置に対応する施設名称が吹き出し34やポップアップ画面で表示されるようにしてもよい。また、施設名称の代りに、または施設名称とともに経度緯度の情報が表示されるようにしてもよい。カーソル32の位置が具体的に認識できるので、便利である。
(2)地図30をスクロールした後に表示画面に表示される地図上の所定位置であれば、所要時間を算出するときに設定される目的地は表示画面の中央に対応する地図上の位置に限定されない。
(3)リモコン20により地図30のスクロールを行うようにしたが、タッチパネルモニタを用いる場合、パネル上のタッチ操作で地図をスクロールするようにしてもよい。
(4)地図表示装置であれば、ナビゲーション装置に限定されない。
以上の説明はあくまで一例であり、発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
特許請求の範囲の要素と実施の形態との対応関係を説明する。
本願発明の検出手段は現在地検出装置14に対応し、スクロール手段は制御回路11および入力装置18に対応する。探索手段、算出手段および表示手段は制御回路11に対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素の対応関係になんら限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 図2(a)はリモコンの外観を説明するための図であり、図2(b)はジョイスティックの傾倒操作を説明するための図であり、図2(c)はジョイスティックの押圧操作を説明するための図である。 図3(a)は表示モニタの表示画面に表示された自車位置周辺の地図を説明するための図であり、図3(b)はスクロールした後に表示された地図を説明するための図である。 本発明の第1の施形態における地図をスクロールしたときに表示される所要時間の表示処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の施形態における地図をスクロールしたときに表示される所要時間の表示処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の施形態における地図をスクロールしたときに表示される所要時間の表示処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の施形態における地図をスクロールしたときに表示される所要時間の表示処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の施形態における地図をスクロールしたときに表示される所要時間の表示処理を説明するためのフローチャートである。 カーソルの位置に対応する施設名を吹き出しで表示した地図を説明するための図である。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 制御回路
14 現在地検出装置
16 表示モニタ
19 VICS情報受信部
20 リモコン
22 ジョイスティック
31 自車位置マーク
32 カーソル
33 所要時間

Claims (4)

  1. 車両の現在地を検出する検出手段と、
    表示モニタに表示した地図をスクロールするスクロール手段と、
    前記現在地を出発地とし、前記地図をスクロールして表示した地図の所定位置を目的地として設定し、前記出発地と前記目的地との間の推奨経路を経路探索する探索手段と、
    前記推奨経路の所要時間を算出する算出手段と、
    前記推奨経路を表示することなく前記所要時間を表示する表示手段とを備えることを特徴とする地図表示装置。
  2. 請求項1に記載の地図表示装置において、
    前記表示手段は、前記地図をスクロールした後、前記地図を所定時間以上スクロールしない場合にのみ、前記所要時間を表示することを特徴とする地図表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の地図表示装置において、
    前記探索手段は、前記地図のスクロールを複数回繰り返し行う際、前後するスクロールの後のスクロールにおいて、前回のスクロールで設定した目的地を今回の出発地、今回のスクロールでスクロールした後の地図の所定位置を今回の目的地として設定して前記推奨経路を経路探索し、
    前記算出手段は、前記探索した前記推奨経路に基づいて前記所要時間を算出するとともに、前回のスクロールで算出した前記所要時間に、今回のスクロールで算出した前記所要時間を加算して表示することを特徴とする地図表示装置。
  4. 請求項3に記載の地図表示装置において、
    前記探索手段は、前記地図のスクロールを複数回繰り返し行う際、前記現在地と前回のスクロールで設定した目的地との間の直線距離に対する、前回のスクロールで設定した目的地と今回のスクロールで設定した目的地の間の直線距離の割合が所定値より小さい場合のみ、前後するスクロールの後のスクロールにおいて、前回のスクロールで設定した目的地を今回の出発地、今回のスクロールでスクロールした後の地図の所定位置を今回の目的地として設定して前記推奨経路を経路探索し、
    前記算出手段は、前記現在地と前回のスクロールで設定した目的地との間の直線距離に対する、前回のスクロールで設定した目的地と今回のスクロールで設定した目的地の間の直線距離の割合が所定値より小さい場合のみ、前記探索した前記推奨経路に基づいて前記所要時間を算出するとともに、前回のスクロールで算出した前記所要時間に、今回のスクロールで算出した前記所要時間を加算して表示することを特徴とする地図表示装置。
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