JP2008101574A - 小型水力発電装置 - Google Patents

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Toshiaki Kudo
敏昭 工藤
Toyoaki Aoki
豊明 青木
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Abstract

【課題】自動車のオルタネーター発電機を使用して小水力発電装置を提供する。
【解決手段】この小型水力発電装置は、内部に回転可能に支持された小型水車1及び水車の羽根16に水を吐出するノズル20を有し、ノズル20の吐出口が羽根16に接近した位置で、かつ水を羽根16に直角方向に吐出する方向に配置されているタービン10と、タービン10の水車1の回転軸12に回転子が直結された自動車用オルタネーター発電機5と、オルタネーター発電機5の生成電力を蓄電するバッテリーとを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、流水の有するエネルギーを電気に変換する小型の水力発電装置に関するものである。
小型の水力発電装置としては、水車と、該水車の回転速度を増速する増速機と、該増速機により増速された回転力により発電を行う発電機と、これらを支持する支持台を備えた携帯可能な水力発電装置が提案されている(特許文献1参照。)。この提案の水力発電装置では専用の発電機を使用し、しかも発電機を高速で回転させるために増速機を備えているので、コスト高になる欠点がある。
特開2005−330919号公報
水力発電装置を低コストに製造するために、自動車用オルタネーター発電機を利用することを検討した。廃棄される自動車に搭載されているオルタネーター発電機は、発電機の機能としてはまだ十分に役に立つものであり、これを再利用することができれば資源の有効理由につながり、地球温暖化防止にも寄与する。
しかしながら、自動車用オルタネーター発電機は高負荷であるために、小水力発電装置に適用することは難しいと考えられ、これまで自動車用オルタネーター発電機を利用した小型水力発電装置は提案されていない。
本発明らは、自動車用オルタネーター発電機を利用して水車で駆動することを検討した結果、水車を高速回転させる構造にすれば、自動車用オルタネーター発電機を作動させることができることを見出し、本発明をなすにいたった。
本発明は、流水の有するエネルギーを利用して自動車用オルタネーター発電機により発電を行なう小型水力発電装置を提供することを目的とするものである。
本発明の小水力発電装置は、内部に回転可能に支持された小型水車及びその水車の羽根に水を吐出するノズルを有し、そのノズルの吐出口が前記羽根に接近した位置で、かつ水を前記羽根に直角方向に吐出する方向に配置されているタービンと、そのタービンの水車の回転軸に回転子が直結された自動車用オルタネーター発電機と、そのオルタネーター発電機の生成電力を蓄電するバッテリーとを備えたものである。
本明細書において、「オルタネーター発電機」の語は、狭義のオルタネーター発電機のみならず、ダイナモ発電機も含む意味で使用している。
オルタネーター発電機は、通常、毎分1500回転以上の回転を必要とする。本発明のタービンは、小型水車とノズルを有し、そのノズルの吐出口が水車の羽根に接近した位置で、かつ水を羽根に直角方向に吐出する方向に配置されているようにしたので、必要な流量の水をノズルに供給することにより、毎分1500回転以上の回転を得ることができるようになった。
本発明によれば、小型水力発電装置に専用の発電機を使用せず、自動車のオルタネーター発電機を使用して小型水力発電装置を供給することができる。
図1は本発明を概略的に示したものである。
タービン10内に設けられた水車1は長径(外周の直径のことで、図1、図2に円で示される水車1の外輪の直径を指す。)が180−200mm、羽根の数が11−13枚からなるものである。水車1の回転軸には回転伝達部4を通して自動車用オルタネーター発電機5が直結されている。生成した電力は送電線6を通して12Vバッテリー7に蓄電する。蓄電した直流電力を出力コネクター8等を介して使用することができるようになっている。
オルタネーター発電機は、一般乗用車用は12V直流出力であるが、トラック用オルタネーター発電機は24V出力である。本発明ではいずれのオルタネーター発電機も使用することができる。
蓄電した直流電力を直流・交流変換インバーターを介在させて交流電力としても使用できる。
水車1に流水が当たり、水のエネルギーで水車が毎分1500回以上の回転速度に達すると、この回転が回転伝達部4を介してオルタネーター発電機5を駆動して12−14Vの直流電力を生成する。
図2にタービン10の部分の一例を示す。(A)はタービン10の正面図、(B)は水車の回転軸に沿った方向に切断した断面図である。
タービン10はケース11内に水車1を収容し、水車1の回転軸12がケース11の側壁に回転可能に支持されている。水車1は回転軸12に固定された回転部14に羽根16が取り付けられたものである。羽根16の枚数は11枚で、半径方向に対して約60°の傾斜をもって、均一な間隔で配置されている。水車1の長径が180mmである。
ケース11内で他の側壁には水車の羽根16に水を吐出するノズル20が設けられている。ノズル20はその吐出口が羽根16に接近した位置で、かつ水22を羽根16に直角方向に吐出する方向に配置されている。ケース11の外側にはノズル20につながり、ノズル20に流水を供給する流水入口2が設けられている。ケース11の底部には、水車を回転させた後の水を排出する流水出口3が設けられている。
水車の回転軸12は回転伝達部4を介して連結部13によりオルタネーター発電機5に直結されている。本発明では、水車1とオルタネーター発電機5の間に変速ギヤのような増速機構は介在していない。回転伝達部4は軸径25mmのステンレス製円柱又は円筒である。
オルタネーター発電機5の一例として、DC12V110A HITACHI LR1110−701B−MRを使用した。
この実施例において、谷川から内径50mm、長さ120mのポリエチレンチューブで水を引き、さらに内径40mm、長さ180mのポリエチレンチューブにつないで、タービン1の流水入口2につないだ。このとき、谷川での取水口とタービン1との落差は65mであった。
ノズル20の吐出口の内径もオルタネーター発電機5の発生電圧に影響する。表1にノズル内径とノズル20からの水吐出量、オルタネーター発電機5の回転数、発生電圧の関係を示した。
Figure 2008101574
ノズル内径9.2mmの条件の時にオルタネーター発電機5で、およそ400Wを発電することができた。
一実施例を示す概略構成図である。 同実施例におけるタービン部分を詳細に示す図であり、(A)はタービン10の正面図、(B)は水車の回転軸に沿った方向に切断した断面図である。
符号の説明
1 水車
2 流水入口
3 流水出口
4 回転伝達部
5 自動車用オルタネーター発電機
6 送電線
7 バッテリー
10 タービン
11 ケース
12 回転軸
14 回転部
16 羽根
20 ノズル

Claims (1)

  1. 内部に回転可能に支持された小型水車及び前記水車の羽根に水を吐出するノズルを有し、該ノズルの吐出口が前記羽根に接近した位置で、かつ水を前記羽根に直角方向に吐出する方向に配置されているタービンと、
    前記タービンの水車の回転軸に回転子が直結された自動車用オルタネーター発電機と、
    前記オルタネーター発電機の生成電力を蓄電するバッテリーと、
    を備えた小型水力発電装置。
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