JP2008099297A - プロテクトされた接続を確立するシステムと方法 - Google Patents

プロテクトされた接続を確立するシステムと方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来システムと方法の不利益や問題を除去、低減するプロテクトされた接続を確立するシステムと方法を提供する。
【解決手段】マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定する段階を有し、主パスは複数の第1のレイヤリンクを有し、複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを有する。第1のレイヤを通る第1のノードへの副パスを決定する段階をさらに有する。複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを検知したとき、副パスは第1のレイヤの第1のリンクを有し、複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを検知したとき、副パスは第1のレイヤの第3のリンクを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信ネットワークの分野に関し、特にプロテクトされた接続を確立するシステム及び方法に関する。
光ネットワークは光信号を用いてそのネットワークのノード間で情報を伝送する。この情報には、多くの場合、データ(例えば、ダウンロードされるファイル、電話の音声を担うパケット、ウェブページのコンテンツ等)とシグナル(signaling)(例えば、ノード間のコマンドやメッセージでステータスや設定情報を含むもの)とが含まれる。一部の光ネットワークでは、データはデータチャネル(例えば、データリンク)を用いて伝送され、シグナルは制御チャネルを用いて伝送される。データとシグナリングを伝送する接続は、相異なる様々なプロトコルを用いて設定することができる。光ネットワークで頻繁に使用されるかかるプロトコルの1つに一般化されたMPLS(Generalized Multiprotocol Label Switching, GMPLS)である。GMPLSの制御平面(control plane)は、ラベルスワッピングのコンセプトを用いてメッシュネットワーク内で接続を確立するために設計されている。残念ながら、GMPLSはMS−SPRing(Multiplex Section-Shared Protection Ring)やBLSR(Bi-directional Line Switched Ring)において接続を確立する場合、欠点がある。例えば、リングに追加またはドロップするには、ノードまたはリンクに発生する障害から保護するために、バックアップのための追加またはドロップのパスが必要である。
ノード間でメッセージをどのように送信するか決定するため、一般的には、2つのパス(path)(主パスと副パス)を決定する。副パスは、主パスに障害が発生したときにバックアップする。BLSRやMS−SPRingなどのいくつかのネットワークでは、主パスが使用するリンクやノードなどのリソースは、副パスが再利用することができる。しかし、メッシュネットワークやUPSR(Uni-directional Path Switched Ring)などの他の光ネットワークでは、主パスと副パスが使用するノードやリンクはまったく異なることが必要である。
異なるサブネットワークや技術で構成されたネットワークなどのマルチレイヤネットワークにおいて、下のレイヤは上のレイヤと状態情報・接続情報を有効に通信することはできないことがある。結果として、主パスと副パスは一般的にはマニュアルで決定されたり、別の管理コンポーネントにより決定されたりする。
具体的な実施形態では、従来のシステムと方法に付随する不利益や問題の少なくとも一部をほぼ除去または低減する、プロテクトされた接続を確立するシステムと方法が提供される。
一実施形態では、プロテクトされた接続を確立する方法は、マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定する段階を含む。前記主パスは複数の第1のレイヤリンクを含む。前記複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを含む。該方法は、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの第2のパスを決定する段階も含む。前記複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの前記第1のリンクを含む。また、前記複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの第3のリンクを含む。
具体的な実施形態の技術的な優位性には、下のレイヤにより提供されるプロテクションのタイプに基づき、マルチレイヤネットワークの上のレイヤにおけるプロテクションを提供することを含む。従って、下のレイヤによりリンクがプロテクトされている場合、そのリンクの代替的な副パスは必要ない。
本発明の実施形態には、上記の技術的な有利性を含まないもの、一部を含むもの、すべてを含むものがある。図面、詳細な説明、及び特許請求の範囲に基づき、当業者には容易に1つ以上の技術的な有利性が明らかとなるであろう。
具体的な実施形態とそれらの特徴及び優位性をよりよく理解してもらうために、添付した図面を参照しつつ以下に説明する。
発明の詳細な説明
図1は、複数のリングネットワークに結合したメッシュネットワークの一実施形態を示すブロック図である。ネットワーク100は、リンク120を介して互いに物理的に結合したノード110により構成されたマルチレイヤネットワークである。ノード110は、リンク120を用いて相互間でデータ(例えば、ファイルまたはウェブページ)とシグナリング(例えば、制御メッセージ、ルーティングメッセージ、及びリンク管理メッセージ)の両方を通信する。データとシグナリングは集合的にメッセージと呼ぶ。ノード110とリンク120は、相異なる2つのトポロジで構成されており、ノード110bと110e及びリンク120fを介して、相互に接続されている。具体的には、ノード110a−110dはメッシュネットワークで構成され、ノード110e−110iと110j−110nは相異なる2つのリングネットワークで構成されている。これらの構成は各々異なるレイヤであってもよい。例えば、ネットワーク100は最上位レイヤ(例えば、他のレイヤを含む)であり、ノード110e−110iは下のレイヤにある。
光ネットワークにおいて、2つのノード間のパスをそのパスのリンクの1つに発生した障害に対してプロテクトすることが望ましいことが多い。上のレイヤから見ると、最初のパス(主パス)は、代替ルート(副パス)を設けるか、下のレイヤにより提供されるプロテクションに依存してプロテクトされる。このプロテクションにより、冗長なプロテクションにリソースを浪費せずとも、光ネットワークのロバスト性(robustness)が高くすることができる。具体的には、リンクが下のレイヤの障害からすでにプロテクトされていれば、上のレイヤに、同一リンクをプロテクトする副パスを設けても利益は大きくない。上のレイヤが下のレイヤにより提供されるプロテクションを知る1つの方法は、抽象リンク及び/またはノードを使用することである。これらの抽象リンク/ノードは、下のレイヤの複数の物理的リンク及び/またはノードを有しても、上のレイヤでは単一の抽象リンク/ノードとしてアドバタイズされる。よって、下のレイヤにおけるすべてのサブネットワークは、上のレイヤでは単一の抽象リンク/ノードとして表される。抽象リンク/ノードは上のレイヤにおけるルーティングについては物理的リンク/ノードとして扱うことができる。上のレイヤにルーティングに必要な情報を提供することにより、上のレイヤは例えばGMPLS制御プレーン(control plane)を用いて、抽象リンクまたはノードを接続に組み込むことができる。アドバタイズメント(advertisement)はリンク120とノード110により生成される。このアドバタイズメント中の情報を用いて、上のレイヤは、該レイヤにおいて接続のどのセグメントを副接続によりプロテクトする必要があり、どのセグメントが下のレイヤでプロテクトされているのでプロテクトする必要がないか決定することができる。
ネットワーク100は、様々なプロトコルを利用して、ノード110間の接続を確立し、メッセージをルーティングする。例えば、ネットワーク100はGMPLS(Generalized Multiprotocol Label Switching)、RSVP−TE(Resource Reservation Protocol-Traffic Engineering)、STS(Synchronous Transport Signal)、及び/またはRPR(Resilient Packet Ring)プロトコルを使用する。具体的には、GMPLSはラベルスワッピングのコンセプトを用いてメッシュネットワーク上に接続を設定するために使用され、RSVP−TEはノード110巻にラベル交換パスを確立するために使用され、RPRプロトコルはリングネットワークにおいてメッセージを転送するために使用され、各ノード110においてメッセージが追加され、パススルーされ、ドロップされる。いくつかの実施形態では、ネットワーク100はイーサネット(登録商標)、同期光ネットワーク(SONET)、または波長分割多重化(WDM)(例えば、高密度WDM(DWDM))等の好適な伝送技術を使用することができる。これらの異なるプロトコル/技術及びネットワーク(例えば、各リングネットワーク)は相異なるレイヤのものであってもよい。例えば、SonetネットワークはDWDMネットワークより上のレイヤであり、DWDMネットワークを含んでいてもよい。
実施形態によっては、ネットワーク100はパケットでメッセージを通信してもよい。パケットはデータの束が伝送用に構成されたものである。パケットは、音声、データ、オーディオ、ビデオ、マルチメディア、制御、シグナリング(signaling)、その他の情報、またはこれらの任意の組合せ等の任意の情報を担うことができる。パケットは、時分割多重(TDM)パケット等の複数のパケットが多重化されたものであってもよい。1つ以上のパケットで伝送用のフレームを構成してもよい。
パケットまたはフレームをネットワーク100の一部において、光のパルスとして伝送される光信号を用いて通信することもできる。例として、光信号の波長は約1550ナノメートルであり、データレートは毎秒10ギガビット、20ギガビット、40ギガビット、またはそれ以上である。これらの光パルスは信号伝送に適した任意種類のファイバーを通して送信される。一実施形態では、ファイバーには光ファイバーが含まれる。光ファイバーは、一般的には、シリカガラスまたはプラスチックでできたケーブルである。ケーブルは内側コア(inner core)とその周りの外側クラッド材(outer cladding material)とを有する。内側コアの屈折率は外側クラッド材の屈折率より少し高くなっている。ファイバーの屈折特性により光信号がファイバー内に保持される。ファイバーがインストールされている場合、複数のリンクが同一の導管(conduit)内にあってもよい。1つの導管中のリンクはすべて同時に障害が発生するので(例えば、導管が切断される)、これらのリンクは各々には同一の共通リスクリンクグループ識別子(shared risk link group identifier)が割り当てられる。実施形態によっては、副パスを決定する時、同一の共通リスクリンクグループ識別子を有するリンクの再使用はしないように試みる。
中継ネットワーク100は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、セルラーネットワーク、インターネット等のグローバルな配信ネットワーク、イントラネット、エクストラネット、ラジオネットワーク(RN)、CDMAネットワーク、GSMネットワーク、TDMAネットワーク、衛星ネットワーク、またはその他の形式の無線または有線のネットワークを含むか、その一部である。メッシュネットワークとリングネットワークはネットワーク100内の小さなネットワークであり、データをルーティングする技術及び/または方法は異なっていてもよい。これらの相異なるサブネットワークはネットワーク100よりも下のレイヤであってもよい。換言すると、下のレイヤのネットワークは完全に上のレイヤに含まれる。これにより、マルチレイヤネットワークでは異なるレイヤにおいて異なる技術を使用することができる。例えば、ネットワーク100はSonetオーバーDWDM、イーサネット(登録商標)オーバーSonet、または異なる技術を用いたその他のレイヤ化(layering)であってもよい。ネットワーク100は具体的な技術においてネスト(nested)されたレイヤを含んでいてもよい。例えば、Sonetセクション、Sonetライナー(Sonet liner)、Sonetパスレイヤがあってもよい。また、ネットワーク間インターフェイス(ENNI)・オーバー・ネットワーク内インターフェイス等の抽象ドメインがある。
ノード110は、いかなる種類のネットワーク装置を含んでいてもよく、例えば、ネットワーク要素(entity)、クロスコネクト、データベース、再生ユニット、高密度波長分割多重器(DWDM)、アクセスゲートウェイ、エンドポイント、ソフトスイッチサーバ、トランクゲートウェイ、アクセスサービスプロバイダ、インターネットサービスプロバイダ、またはその他の装置または要素(entity)であってネットワーク100との間で、またはその中においてパケットをルーティングできるものが含まれる。
本発明の範囲から逸脱することなく、ネットワーク100に修正、追加、または削除をすることができる。ネットワーク100のコンポーネントは具体的な必要性に応じて一体化されたり、分離されたりしてもよい。さらに、ネットワーク100の動作を実行する装置は、これより多くても少なくてもよいし、他の装置であってもよい。また、ネットワーク100の動作の実行は、いかなる好適なロジックを用いて行われてもよい。本明細書では、「各」とは、集合の各要素、または集合の部分集合の各要素を指す。
図2は、2つのノード間の主パスと副パスの決定に使用されるコスト計算の一実施形態を示すブロック図である。図2は、互いに接続された相異なる2つのタイプのリングネットワークを含んでいる。具体的には、UPSRネットワーク200aがノード210cを介してBLSRネットワーク200bに接続されている。ネットワーク100と同様に、リングネットワーク200は基本的に相異なる2つのコンポーネントであるノード210とリンク220により構成されている。従って、ノード210とリンク220は、上で説明したノードまたはリンクの装置、コンポーネント、特徴または機能を含む。
ノード210aがノード210fと接続を確立したく、ノード210fへの主パスと副パスを決定する必要があると仮定する。さらに、ノード210aは、リングネットワーク200の各リンクと関連するコストを決定するために使用する情報を受け取ったと仮定する。具体的には、リンク220a、220b、220e、及び220fに関連づけられたコストは5であり、リンク220c、220d、220g、及び220hに関連づけられたコストは6である。コスト情報はノード210a内のメモリに格納されている。1つのリンクの元のコストは、そのリンクと関連するコストの決定において使用される長さ、帯域幅、プロトコル、及び/またはその他の望ましいまたは適当な尺度を反映する。
主パスを決定するために、ノード210aは修正ダイクストラ(Dijkstra)アルゴリズムを用いてコストが最低のパスを単に探す。この比較的単純なネットワークにおいて明らかなように、コストが最低のパスは関連づけられたコストが5である4つのリンク(220a、220b、220e、及び220f)を通る。このように、主パス230は、ノード210aを出て、ノード210b、210c、及び210eを通り(pass through)、ノード210fに至る(リンク220a、220b、220e、及び220fを介する)。
副パスを決定するために、ノード210aのプロセッサは主パス、具体的にはリンク220a、220b、220e及び220fに使用したリンクに関連するコストを調節する。この調節には、調節値の決定に始まる複数のステップが含まれる。調節値は各リンクの元のコストを所定定数とともに合計することにより決定することができる。このように、所定定数が10の場合、調整値は54(5+5+5+5+6+6+6+6+10=54)となる。
ノード210aは、主パスの各非BLSRリンクをコストが同じ2つの単方向リンクに分離する。具体的には、リンク220aと220bは関連づけられたコストが同じである2つの別々の単方向リンクに分離される(2つの別々のリンクのコストは分離される前のコストである5と同じであってもよい)。分離された2つのリンクは、それぞれ異なる方向にメッセージを搬送する役割を有している。具体的には、分離されたリンクの一方は時計回りにメッセージを伝送するが、他方は反時計回りにメッセージを伝送する。
分離された2つのリンク(分離リンク)の各々に関連づけられたコストは、そのリンクの方向が主パスと同じか反対かに基づいて調節される。具体的には、調整値を主パス230として同じ方向にメッセージを伝送する分離リンクのコストに加える。従って、ノード210bにメッセージを伝送するリンク220aと関連する分離リンクのコストは、59に増加する(5+54=59)。同様に、ノード210cにメッセージを伝送するリンク220bと関連する分離リンクのコストは、59に増加する(5+54=59)。主パス230として反対方向にデータを伝送する分離リンクでは、リンクのコストは元のコストを負数にしたものである。従って、ノード210aに向けてメッセージを伝送するリンク220aと関連する分離リンクのコストは、−5に設定される。同様に、ノード210bに向けてメッセージを伝送するリンク220bと関連する分離リンクのコストは、−5に設定される。ノード210aはBLSR200b中のリンク220のコストも調整する。具体的は、主パス230が使用する各BLSR200bのコストは、調整値だけ増加される。従って、リンク220e及び220fの調節後のコストは両方とも−49(5−54=−49)である。
リンク220の調節後のコストを決定すると、ノード210aは修正ダイクストラアルゴリズムを使用して、ノード210aからノード210fまでの最小費用パスを決定する。リンク220aと220bのコストが調節値だけ増加し、リンク220eと220fのコストが調節値だけ減少しているので、これらの4つのリンクはそれぞれ最高コストと最低コストを有する。こうすることにより、修正ダイクストラアルゴリズムで副パス240を計算した時に、UPSR200a中のリソースを再使用せず(UPSRネットワークでは副パスにおけるリソースの再使用を許していないことに留意せよ)、BLSR200b中のBLSRリソースを再使用できることが利用できる。
実施形態によっては、特定タイプのネットワーク中のリンクを再使用しないようにすることに加え、あるタイプのネットワーク中のノードの再使用も避けるようにしてもよい。いくつかの実施形態では、共通リスクリンクグループIDが同じリンク(例えば、物理的経路(同じ導管等)が共通なリンク)の再使用を避けることも望ましくなる。
留意すべきこととして、いくつかの実施形態では、副パス240はバイパス接続とも呼ばれる。さらに、いくつかの実施形態では、ノード210aはブリッジポイント(bridge point)と呼ばれる。主パスと副パスが分かれるところ(point)だからである。具体的な実施形態では、ブリッジポイントにおいてドロップ・継続クロスコネクト(drop-and-continue cross connect)され、トラフィックは2つのパス(例えば、主パスと副パス)に送信できる。また、いくつかの実施形態では、ノード210cはマージポイント(merge point)と呼ばれる。主パスと副パスが集まるところ(point)だからである。具体的な実施形態では、マージポイントにおいてサービスセレクタクロスコネクト(service-selector cross connect)され、2つのパス(例えば、主パスと副パス)からトラフィックを受信できる。
図3と図4は、抽象リンクをいかに使用して相異なる2つのマルチレイヤネットワークにおいて下のレイヤのプロテクションをアドバタイズ(advertise)するか示すブロック図である。具体的には、図3はUPSRリング310とBLSRリング320を含むSonetネットワーク300を示し、図4は抽象ENNIネットワーク400を示し、リングネットワーク410と抽象INNIネットワーク420とを含んでいる。リング410はENNI400と同じレイヤの一部であり、INNI420は下のレイヤである。両図において、ノード301a/401aから301l/401lまでの接続は、上のレベルで、一部は副パス360/460によりプロテクトされ、一部は抽象リンク370/470によりプロテクトされている。上のレイヤの制御プレーンが下のレイヤで提供されるプロテクションを知って利用するために、抽象リンク370/470のアドバタイズメント(advertisement)が為される。そのアドバタイズメントは、リンク302/402について為されるアドバタイズメントと同様である。具体的には、アドバタイズメントにより、抽象リンク370/470またはリンク302/402に関して必要とされるルーティング情報が提供される。上のレイヤから見ると、抽象リンク370/470は他の物理リンクに見える。下のレイヤのリンクを表す際に、抽象リンク370/470のプロテクションのタイプは、下のレイヤリンクにより為されたプロテクションのタイプに基づいて決まる。
具体的な実施形態では、リンクのアドバタイズメントは、そのリンクによりサポートされたプロテクションのタイプを表すこれは4つの識別子の1つを用いて表される:すなわち、プロテクションメカニズムを有さないリンクを表す「Unprotected」;共通回復または1:n等の下のレイヤのプロテクションメカニズムによるプロテクションをされたリンクを表す「Shared」;BLSR等の下のレイヤのプロテクションメカニズムによるプロテクションをされたリンクを表す「Enhanced」;下のレイヤの他のエンドツーエンドサービスと共通でない専用リソースによりプロテクトされたリンクを表す「1+1 Dedicated」。
図3を参照して、Sonet接続がノード301aと301lの間で確立されると仮定する。この接続はUPSR310とBLSR320の2つのネットワークをパススルー(pass through)しなければならない。さらに、これはマルチレイヤの光ネットワークであって、Sonetレイヤ(例えば、上のレイヤ)の制御プレーンがエンドツーエンド(例えば、ノード301aから301lまで)でプロテクトされた接続を確立することが望ましいと仮定する。従って、接続はパス330と350を含む主パスと、パス360を含む副パスとを含む。具体的には、パス330はパス360によりプロテクトされ、パス350は下のレイヤのプロテクションタイプによりプロテクトされている。
リンク302bと302cから始めてリンクごとに接続を調べると役に立つ。リンク302bと302cはUPSR310の一部であり、下のレイヤによるプロテクションを提供することはできない。よって、リンク302bと302cの特徴のアドバタイズメント(advertisement)には、これらのリンクのプロテクションタイプは「Unprotected(プロテクトされていない)」であることを示すデータが含まれる。リンク302bと302cがプロテクトされていないと判断すると、パス330(リンク302bと302c)をプロテクトするために、代替パスすなわち副パス360を決定する。図3Bから分かるように、主パスと副パスは両方とも上のレイヤにある。
UPSR310とBLSR320の相互接続に移り、リンク302gはUPSR310とBLSR320の間の主接続であり、リンク302hは副リンクすなわちバックアップリンクである。具体的には、リンク302gはリンク302hによりプロテクトされている。これにより、UPSR310とBLSR320への入口と出口は一意的であり、リンクとノードの故障に対してプロテクトされている。
BLSR320に入っているので、リンク302iと302jは下のレイヤによりプロテクトされている。この場合、プロテクションはネットワークのタイプにより固有である。具体的には、BLSR320はBLSRネットワークなので、そのリンクを故障に対してプロテクトしているメカニズムを本来的にサポートしている。例えば、リンク302jが故障すると、パス350を搬送されているデータは故障したリンク302jに到達し、方向が反転されて、BLSR320のリングに沿って反対方向に搬送される。これは、BLSRネットワークに本来的にある双方向機能を利用したものである。上のレイヤにおけるルーティングを簡単にするため、BLSR320は単に抽象リンク370として表される。抽象リンク370は上のレイヤのルーティング情報の一部としてアドバタイズ(advertise)される。このアドバタイズメントの部分には、抽象リンク370により提供されるプロテクションのタイプの表示が含まれる。例えば、アドバタイズメントは、抽象リンク370が「Enhanced(強化された)」プロテクションを提供できることを示している。上のレイヤの制御プレーン(control plane)は、これを、BLSR等のプロテクションメカニズムによりリンクがプロテクトされていることを意味すると解釈する。抽象リンク370のプロテクションの他に、アドバタイズメントには、抽象リンク370により表される物理リンク(例えば、リンク302iと302j)の詳細のすべては提供されないが、接続を確立するために必要なその他の情報が含まれる。パス350はBLSR320によりプロテクトされているので、副パスすなわち代替パスは必要ない。いくつかの実施形態では、BLSR320は抽象ノードにより表される。
このように、上のレイヤから見ると、ノード301aと301lの間の接続は、副パス(例えば、パス360)またはそのリンク自体(例えば、抽象リンク370)により提供されるプロテクションによりプロテクトされている。
図4を参照して、ENNI400(リング410を含む)とINNI420は抽象プロテクションドメインを表す。これらのドメインは様々なドメインのいずれかを表す。例えば、そのドメインは異なるサービスプロバイダやネットワークをいかに分割するかに関する具体的な管理的決定を表す。いくつかの実施形態では、ドメインが異なれば技術的にもことなり、例えば、ENNI400はSonetオーバーDWDMとして実施される。これらのドメインは異なるレイヤで抽象化することができる(例えば、一定タイプのドメイン情報を他のドメインから見えないようにする)。具体的には、ENNI400は、リング410とそのノード401とリンク402を有し、INNI420より上のレイヤのプロテクションドメインを表す。このように、INNI420はENNI400よりも下のレイヤにあり、それに完全に含まれている。言い換えると、INNI420はENNI400に含まれる別のプロテクションドメインである。上と下のレイヤの区別は図4Bを見れば分かる。このように、INNI420はENNI400の一部であるが、ENNI400の一部でもあるリング410より下のレイヤにあることが分かる。上のレイヤから見ると、下のレイヤのINNI420のノード401とリンク402は見えず、上のレイヤのENNI400から見えるのは抽象リンク470である。
接続をいかにプロテクトするか、及び抽象リンク460が果たす役割を例示するために、ノード401aと401lの間の接続はENNI400の上のレイヤにより確立される。ENNI400の制御プレーン(例えば、GMPLS制御プレーン)は、エンドツーエンド(例えば、ノード401aから401lまで)でプロテクトされるように、この接続を確立する。接続に使用されるリンクとノードは、上のレベルで利用可能なルーティング情報に基づき選択することができる。ルーティング情報は、ENNI400の様々なリンクとノードに対応するアドバタイズメント(advertisements)から受け取ることができる。これにはENNI400から見ると物理リンクまたは物理ノードに見える抽象リンク(例えば、抽象リンク470)及び抽象ノードが含まれる。抽象リンク470に関するアドバタイズメントにより、下のレイヤのINNI420は、上のノードのENNI400に自分のプロテクション情報を提供することができる。
ノード401aと401bの間の接続は、主パス(パス430と450)を含む。この主パスは一部は副パス(パス460)によりプロテクトされているが、一部は一定のリンク及びノードに固有のプロテクションによりプロテクトされている。具体的には、パス430のリンク402bと402cは、ENNIレイヤにあるが、その障害に対して何らのプロテクションも提供できない。このように、パス460(リンク402eと402f)は、パス430のリンク402bまたは402cの一方に障害が発生したとき、副パスすなわちバックアップパスとして設定される。リング410とINNI420の間の接続は、Sonet1+1ラインレイヤプロテクションによりプロテクトされる。このプロテクションでは、単一のリンクが、主装置またはリンクに障害が発生すると自動的に切り換える冗長性装置によりプロテクトされる。これは、ノード401dと401gの間のリンク402gと402hにより示されている。このプロテクションはリンク402gのアドバタイズメント中の「1+1Dedicated」により識別できる。このように、ENNI400から見ると、リング410とINNI420の間には副接続はないが、パス440は1+1ラインプロテクションによりプロテクトされている。ノード401aと401lの間の接続の最後の部分であるパス450は、抽象リンク470で表したように、INNI420によりプロテクトされている。ENNI400から見ると、INNI420は見えず、抽象リンク470のみが見える。抽象リンク470はINNI420により障害に対するプロテクションを提供するので、ENNI400は接続のこの部分の副パスを確立する必要はない。抽象リンク470はINNI420の特徴と技術に応じて、「Enhanced(強化された)」または「Shared(共通の)」プロテクションを含む。
図5は、ノードの内部コンポーネントの一実施形態を示すブロック図である。簡単のため、ノード510のみを図示したが、使用される際は、ノード510は図1−4に示したような複数の他のノードに接続される。実施形態によっては、ノード510が有する内部コンポーネントは、これより多くても少なくてもよく、そのコンポーネントのうち1つ以上のコンポーネントがノード510の外部にあってもよい。
プロセッサ512は、マイクロプロセッサ、コントローラ、またはその他の好適な計算装置、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、及び/またはコード化ロジックであって、単独または他のノード510のコンポーネント(メモリ514、インターフェイス516等)と共に、ノードの機能を提供するように動作可能なものである。かかる機能には、図1に示したネットワーク100等のネットワークに、ここで説明した様々な機能(feature)を提供することが含まれる。かかる特徴には、物理的リンクまたは抽象リンクにより提供されるプロテクションのタイプに関する情報を含むアドバタイズメントの生成及び/または受信が含まれる。かかる特徴には、リモートノード(remote node)への主パス及び副パスの両方の決定も含まれる。そうするため、プロセッサ512は、修正ダイクストラアルゴリズムを使用して、リモートノードへの最短・最低費用パスを決定する。プロセッサ512は、主パスで使用されたコンポーネント(例えば、ノードまたはリンク)と関連する様々なコストの調整で使用される。例えば、プロセッサ512は、主パスの方向の非BLSRリンクのコストを調整値だけ増加し、反対方向の非BLSRリンクのコストを減少させる。プロセッサ512は調整値の決定にも使用される。
メモリ514はいかなる形態の揮発性メモリまたは不揮発性メモリでもよく、磁気メディア、光メディア、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、リムーバブルメディア、その他の好適なローカル(local)またはリモート(remote)のメモリコンポーネントが含まれるが、これらに限定はされない。メモリ514は、いかなる好適な命令、データ、または情報も格納することができ、これにはノード510で使用されるソフトウェアやコード化ロジックが含まれる。例えば、いくつかの実施形態では、メモリ514はプロテクションのタイプをリンクと相関させるテーブルその他のデータを格納している。メモリ514は、様々なリンクやノードと関連するコストも格納している。メモリ514は、プロセッサ512が計算した調整値を格納してもよい。例えば、プロセッサ512は、メモリ514に格納された元のリンクコストをロード(load)して、調整値の計算に使用し、その調整値をメモリ514に格納する。プロセッサ514はメモリ514から調整値をロードして、リンクの調整コストを決定し、それをメモリ514に格納してもよい。
インターフェイス516は他のノードとのシグナリング及び/またはデータの通信に使用することもできる。例えば、インターフェイス516を介して、ノード510は1つ以上のリンクに関係する情報を含むメッセージを受信する。ノード510に含まれるインターフェイス516の数と種類は、そのノード510が結合されるネットワークの数と種類とに基づいて決まる。例えば、ノード510は、光ネットワークとブロードキャストネットワークとに結合している。かかる場合、インターフェイス516は、ポイントツーポイント光インターフェイスとブロードキャストネットワークインターフェイスとを含む。
図6は、プロテクトされた接続を確立する方法の一実施形態を示すフローチャートである。この方法の目的において、接続には副パスでプロテクトされた主パスが必要であり、副パスは主パスが使用したリソースの一部を再使用できると可能する。簡単のため、本方法をローカルノード(local node)の観点から説明する。ローカルノードは上で説明したいずれかのノードと同様である。
この方法はステップ600で始まり、マルチレイヤネットワークの第1のレイヤの抽象リンクからアドバタイズメントを受信する。この抽象リンクは抽象リンク370や470と同様である。具体的には、抽象リンクは第2のレイヤのより小さなネットワークを表す。第2のレイヤは第1のレイヤより下である。具体的には、第1のレイヤは第2のレイヤ全体を含む。アドバタイズメントは、抽象リンクが提供するプロテクションのタイプを示すプロテクション情報を含む。アドバタイズメントは、上で説明した4つの識別子(「Unprotected」、「Shared」、「Enhanced」、「1+1Dedicated」)の1つを用いてプロテクションのタイプを示してもよい。物理リンク(例えば、リンク302/402)、物理ノード(例えば、ノード301/401)、抽象ノード、他の抽象リンクを含む他のリンクからのアドバタイズメントを受信してもよい。
ステップ610において、第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定する。主パスは物理リンクと抽象リンクを両方とも含んでもよい。主パスの決定において、主パスの各リンクにより提供されるプロテクションのタイプに留意する。
ステップ630、640、及び650において、第1のレイヤを通る第1のノードへの副パスを決定する。主パスのリンクがプロテクトされているかに応じて、副パスは同じリンクか新しいリンクのいずれかを含む。具体的には、主パスのあるリンクがプロテクトされているとき(そのリンクに対応するアドバタイズメントから決定する)、ステップ640において、そのリンクを副パスの一部として再使用する。主パスのリンクがプロテクトされていなければ、ステップ650において、第3のリンクを副パスの一部として使用する。リンクがプロテクトされている第1のシナリオでは、追加リンクを設けて第1のリンクの障害に対してプロテクトする必要はない。リンクはプロテクトされていることをすでに通信済みだからである。逆に、リンクはまだプロテクトされていないとき、代替リンクを使用して、第1のリンクに障害が発生したとき、第2のパスを設ける。
いくつかの実施形態では、主パスと副パスの両方がともに計算される。これにより、より多くのプロテクトされたリンクを主パスで使用して、副パスで使用されるリソースの数を減らすことができる。
具体的実施形態の範囲から逸脱することなく、本方法に修正、追加、または削除をすることができる。本方法に含まれるステップはこれより多くても少なくてもよく、他のステップが含まれてもよい。また、本発明の範囲を逸脱することなく、ステップは任意の好適な順序で実行することができる。
本開示を実施形態とそれに一般的に関連づけられた方法とに関して説明したが、これらの実施形態及び方法の変形や置き換えは当業者には明らかである。従って、上記の実施形態の説明には、これは開示していない。添付した特許請求の範囲に記載した本開示の精神と範囲から逸脱せずに、その他の変更、置き換え、改変も可能である。
なお、本発明のいくつかの態様を整理すると以下の通りである。
(付記1) プロテクトされた接続を確立する方法であって、
マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定する段階を有し、前記主パスは複数の第1のレイヤリンクを有し、前記複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを有し、
前記方法は、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの副パスを決定する段階をさらに有し、
前記複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの前記第1のリンクを有し、
前記複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの第3のリンクを有する方法。
(付記2) 前記複数の第1のレイヤリンクの前記第1のリンクに対応するアドバタイズメントを受信する段階をさらに有し、前記第1のリンクは前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによりリンク障害にたいしてプロテクトされた抽象リンクを有する、付記1に記載の方法。
(付記3) 前記主パスと前記副パスは少なくとも1つのノードと少なくとも1つのプロテクションドメインを通るパスをさらに有する、
前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定する段階は、前記少なくとも1つのプロテクションドメインへの入口ノード及び出口ノードが前記主パスと前記副パスで異なるように、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定する段階を有する、付記1に記載の方法。
(付記4) 前記少なくとも1つのプロテクションドメインは、UPSR(unidirectional path switched ring)ドメイン、BLSR(bidirectional link switched ring)ドメイン、INNI(internal network to network interface)ドメイン、ENNI(external network to network interface)ドメイン、DWDM(dense wavelength division multiplex)ドメイン、及びSonetドメインよりなる群から選択される、付記3に記載の方法。
(付記5) 前記第1のレイヤの前記複数のリンクの各リンクが制御プレーンにおいてプロテクトされているか決定する段階をさらに有する、付記1に記載の方法。
(付記6) 前記第2のレイヤの少なくとも1つのリンクの第1の抽象プロテクションタイプをアドバタイズする段階をさらに有する、付記11に記載の方法。
(付記7) 前記第1の抽象プロテクションタイプは、「Unprotected」プロテクションタイプ、「Shared」プロテクションタイプ、「Enhanced」プレテクションタイプ、及び「1+1Dedicated」プロテクションタイプよりなる群から選択される、付記6に記載の方法。
(付記8) 前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの第2のパスを決定する段階は、前記主パスの第1のレイヤリンクが前記副パスの前記第1のレイヤリンクと異なる共通リスクリンクグループであるように、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの第2のパスを決定する段階を有する、付記1に記載の方法。
(付記9) プロテクトされた接続を確立するシステムであって、
リンクのプロテクションのタイプを検知するように動作可能なインターフェイスと、
マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定するように動作可能なプロセッサとを有し、前記主パスは複数の第1のレイヤリンクを有し、前記複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを有し、
前記プロセッサは、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの副パスを決定するように動作可能であり、
前記複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを前記インターフェイスが検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの前記第1のリンクを有し、
前記複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを前記インターフェイスが検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの第3のリンクを有するシステム。
(付記10) 前記インターフェイスは、前記複数の第1のレイヤリンクの前記第1のリンクに対応するアドバタイズメントを受信するようにさらに動作可能であり、前記第1のリンクは前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによりリンク障害にたいしてプロテクトされた抽象リンクを有する、付記9に記載のシステム。
(付記11) 前記主パスと前記副パスは少なくとも1つのノードと少なくとも1つのプロテクションドメインを通るパスをさらに有する、
前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定するように動作可能な前記プロセッサは、前記少なくとも1つのプロテクションドメインへの入口ノード及び出口ノードが前記主パスと前記副パスで異なるように、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定するように動作可能なプロセッサを有する、付記9に記載のシステム。
(付記12) 前記少なくとも1つのプロテクションドメインは、UPSR(unidirectional path switched ring)ドメイン、BLSR(bidirectional link switched ring)ドメイン、INNI(internal network to network interface)ドメイン、ENNI(external network to network interface)ドメイン、DWDM(dense wavelength division multiplex)ドメイン、及びSonetドメインよりなる群から選択される、付記11に記載のシステム。
(付記13) 前記インターフェイスは前記第1のレイヤの前記複数のリンクの各リンクが制御プレーンにおいてプロテクトされているか決定するようにさらに動作可能である、付記9に記載のシステム。
(付記14) 前記インターフェイスは、前記第2のレイヤの少なくとも1つのリンクの第1の抽象プロテクションタイプをアドバタイズするようにさらに動作可能である、付記9に記載のシステム。
(付記15) 前記第1の抽象プロテクションタイプは、「Unprotected」プロテクションタイプ、「Shared」プロテクションタイプ、「Enhanced」プレテクションタイプ、及び「1+1Dedicated」プロテクションタイプよりなる群から選択される、付記14に記載のシステム。
(付記16) 前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの第2のパスを決定するように動作可能な前記プロセッサは、前記主パスの第1のレイヤリンクが前記副パスの前記第1のレイヤリンクと異なる共通リスクリンクグループであるように、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの第2のパスを決定するように動作可能であるプロセッサを有する、付記9に記載のシステム。
(付記17) コンピュータ読み取り可能媒体に化体したロジックであって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定し、前記主パスは複数の第1のレイヤリンクを有し、前記複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを有し、
前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの副パスを決定するコードを有し、
前記複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの前記第1のリンクを有し、
前記複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの第3のリンクを有する媒体。
(付記18) 前記コードは、前記複数の第1のレイヤリンクの前記第1のリンクに対応するアドバタイズメントを受信するようにさらに動作可能であり、前記第1のリンクは前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによりリンク障害にたいしてプロテクトされた抽象リンクを有する、付記17に記載の媒体。
(付記19) 前記主パスと前記副パスは少なくとも1つのノードと少なくとも1つのプロテクションドメインを通るパスをさらに有する、
前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定するように動作可能な前記コードは、前記少なくとも1つのプロテクションドメインへの入口ノード及び出口ノードが前記主パスと前記副パスで異なるように、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定するように動作可能なコードを有する、付記17に記載の媒体。
(付記20) 前記少なくとも1つのプロテクションドメインは、UPSR(unidirectional path switched ring)ドメイン、BLSR(bidirectional link switched ring)ドメイン、INNI(internal network to network interface)ドメイン、ENNI(external network to network interface)ドメイン、DWDM(dense wavelength division multiplex)ドメイン、及びSonetドメインよりなる群から選択される、付記19に記載の媒体。
(付記21) 前記コードは前記第1のレイヤの前記複数のリンクの各リンクが制御プレーンにおいてプロテクトされているか決定するようにさらに動作可能である、付記17に記載の媒体。
(付記22) 前記コードは、前記第2のレイヤの少なくとも1つのリンクの第1の抽象プロテクションタイプをアドバタイズするようにさらに動作可能である、付記17に記載の媒体。
(付記23) 前記第1の抽象プロテクションタイプは、「Unprotected」プロテクションタイプ、「Shared」プロテクションタイプ、「Enhanced」プレテクションタイプ、及び「1+1Dedicated」プロテクションタイプよりなる群から選択される、付記22に記載の媒体。
(付記24) 前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの第2のパスを決定するように動作可能な前記コードは、前記主パスの第1のレイヤリンクが前記副パスの前記第1のレイヤリンクと異なる共通リスクリンクグループであるように、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの第2のパスを決定するように動作可能であるコードを有する、付記17に記載の媒体。
複数のリングネットワークに結合したメッシュネットワークの一実施形態を示すブロック図である。 2つのノード間の主パスと副パスの決定に使用されるコスト計算の一実施形態を示すブロック図である。 抽象リンクをいかに使用して相異なる2つのマルチレイヤネットワークにおいて下のレイヤのプロテクションをアドバタイズするか示すブロック図である。 抽象リンクをいかに使用して相異なる2つのマルチレイヤネットワークにおいて下のレイヤのプロテクションをアドバタイズするか示すブロック図である。 抽象リンクをいかに使用して相異なる2つのマルチレイヤネットワークにおいて下のレイヤのプロテクションをアドバタイズするか示すブロック図である。 ノードの内部コンポーネントの一実施形態を示すブロック図である。 プロテクトされた接続を確立する方法の一実施形態を示すフローチャートである。
符号の説明
512 プロセッサ
514 メモリ
516 インターフェイス

Claims (8)

  1. プロテクトされた接続を確立する方法であって、
    マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定する段階を有し、前記主パスは複数の第1のレイヤリンクを有し、前記複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを有し、
    前記方法は、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの副パスを決定する段階をさらに有し、
    前記複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの前記第1のリンクを有し、
    前記複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの第3のリンクを有する方法。
  2. プロテクトされた接続を確立するシステムであって、
    リンクのプロテクションのタイプを検知するように動作可能なインターフェイスと、
    マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定するように動作可能な、前記インターフェイスに結合したプロセッサとを有し、
    前記主パスは複数の第1のレイヤリンクを有し、前記複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを有し、
    前記プロセッサは、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの副パスを決定するようにさらに動作可能であり、
    前記複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを前記インターフェイスが検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの前記第1のリンクを有し、
    前記複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを前記インターフェイスが検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの第3のリンクを有するシステム。
  3. 前記インターフェイスは、前記複数の第1のレイヤリンクの前記第1のリンクに対応するアドバタイズメントを受信するようにさらに動作可能であり、前記第1のリンクは前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによりリンク障害に対してプロテクトされた抽象リンクを有する、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記主パスと前記副パスは少なくとも1つのノードと少なくとも1つのプロテクションドメインを通るパスをさらに有し、
    前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定するように動作可能な前記プロセッサは、前記少なくとも1つのプロテクションドメインへの入口ノード及び出口ノードが前記主パスと前記副パスで異なるように、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの前記副パスを決定するように動作可能なプロセッサを有する、請求項2に記載のシステム。
  5. 前記少なくとも1つのプロテクションドメインは、UPSR(unidirectional path switched ring)ドメイン、BLSR(bidirectional link switched ring)ドメイン、INNI(internal network to network interface)ドメイン、ENNI(external network to network interface)ドメイン、DWDM(dense wavelength division multiplex)ドメイン、及びSonetドメインよりなる群から選択される、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記インターフェイスは前記第1のレイヤの前記複数のリンクの各リンクが制御プレーンにおいてプロテクトされているか決定するようにさらに動作可能である、請求項2に記載のシステム。
  7. 前記インターフェイスは、前記第2のレイヤの少なくとも1つのリンクの第1の抽象プロテクションタイプをアドバタイズするようにさらに動作可能である、請求項2に記載のシステム。
  8. コンピュータ読み取り可能媒体に化体したロジックであって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
    マルチレイヤネットワークの第1のレイヤを通る第1のノードへの主パスを決定するように動作可能なコードを有し、前記主パスは複数の第1のレイヤリンクを有し、前記複数の第1のレイヤリンクの少なくとも1つのリンクは第2のレイヤの少なくとも1つの第2のレイヤリンクを有し、
    前記コードは、前記第1のレイヤを通る前記第1のノードへの副パスを決定するようにさらに動作可能であり、
    前記複数の第1のレイヤリンクの第1のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていることを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの前記第1のリンクを有し、
    前記複数の第1のレイヤリンクの第2のリンクが前記少なくとも1つの第2のレイヤリンクによるリンク障害に対してプロテクトされていないことを検知したとき、前記副パスは前記第1のレイヤの第3のリンクを有する媒体。
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