JP2008098556A - プリント板放熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はプリント板放熱装置に関し、放熱フィン拡大やファン高回転処理をせずに、プリント板ユニット構造で放熱方法を工夫することにより、放熱効率を上げ、且つ低コスト、低騒音を実現することができるプリント板放熱装置を提供することを目的としている。
【解決手段】高発熱LSI3の上部に接着された第1の放熱フィン4と、高発熱LSI3がその上に搭載されているプリント板1の内部に高発熱LSI3の熱を逃がす内層パターンと、該内層パターンから伝達された熱を放熱するために、プリント板1上に接着された第2の放熱フィン25と、を設けて構成される。この結果、高発熱用LSIの十分な放熱が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】高発熱LSI3の上部に接着された第1の放熱フィン4と、高発熱LSI3がその上に搭載されているプリント板1の内部に高発熱LSI3の熱を逃がす内層パターンと、該内層パターンから伝達された熱を放熱するために、プリント板1上に接着された第2の放熱フィン25と、を設けて構成される。この結果、高発熱用LSIの十分な放熱が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明はプリント板板放熱装置に関する。
プリント板に発熱する回路部品が搭載されている場合に、該回路部品に放熱用のフィンを取り付け、温度上昇を抑えるようにした技術は周知である。図4は従来技術の構成例を示す図である。図において、1はプリント板、2は該プリント板1の表面に取り付けられたボールバンプ、3は該ボールバンプ2の上に載置された高発熱LSIである。該高発熱LSI3としては、例えばBGAが用いられる。ここで、BGAはBall Grid Arrayのことであり、ICチップのパッケージ方法の一つである。平坦なパッケージの下面に外部入出力用のボールバンプが並んでいるタイプのものをいう。
4は高発熱LSI3の上面にサーマルシート又は接着剤5を介して接触される放熱フィンである。6はボールバンプ2と接触し、放熱を行なう放熱ビア、7はボールバンプ2と接触し、信号が通る信号用一般ビア、8は放熱ビア6からプリント板1内に広がる内層銅パターンである。この従来タイプのものは、高発熱用LSI3に接触した放熱フィン4に放熱用の機能を持たせたものであり、通常はシェルフ内を強制空冷ファンで引くことにより、風が放熱フィン4に吹き付けられ、放熱が行われる。図の矢印は放熱方向を示している。
従来のこの種の装置としては、半導体素子1と、該半導体素子1と接着する冷却フィン4と、半導体素子1とその裏面で接着した配線基板2とによりなり、配線基板2を表面積を大きくした銅板で構成せしめ、ファン3を吹き付けた時、前記冷却フィン4に加えて配線基板2からも放熱させるようにした技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−168158号公報(段落0010〜0012、図1)
近年では、LSIの発熱量増加に伴い、その放熱方法の効率化が求められている。LSI等の高発熱部品の放熱は、部品上部に取り付けた放熱フィンによる熱放射や、プリント板への熱伝導によって行なってきたが、LSIの高密度化による多種多様のLSI部品の使用で、全ての高発熱LSIが、必ずしも風速の大きい位置に均等に実装されることは困難である。
また、プリント板上の高発熱LSI上部に取り付けた放熱フィンを冷却するシェルフに設けられた複数の強制空冷ファンの1個が故障した場合での最悪ケースを想定すると、放熱フィンを必要以上に大きくすることや、強制空冷ファンを二重に直列配置すること、及びファンを高速回転する対策が必要であったが、放熱フィン拡大による部品実装領域縮小や、ファン二重直列配置によるシェルフ面積(領域)拡大及びコスト拡大、ファン高速回転による消費電力の増大や騒音拡大等のデメリットが発生する。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、放熱フィン拡大やファン高回転処理をせずに、プリント板ユニット構造で放熱方法を工夫することにより、放熱効率を上げ、且つ低コスト、低騒音を実現することができるプリント板放熱装置を提供することを目的としている。
(1)請求項1記載の発明は、高発熱LSIの上部に接着された第1の放熱フィンと、高発熱LSIがその上に搭載されているプリント板の内部に高発熱LSIの熱を逃がす内層パターンと、該内層パターンから伝達された熱を放熱するために、プリント板上に接着された第2の放熱フィンと、を設けて構成されることを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、前記第1の放熱フィンをネジ止めするために、プリント板の裏面に取り付けられた金属板を設け、該金属板に伝達された熱をプリント板内の放熱ビアを介して前記第2の放熱フィンに伝達することを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、前記高発熱LSIはBGAタイプのものであることを特徴とする。
(4)請求項4記載の発明は、前記プリント板が搭載されたユニットをシェルフに搭載した場合において、前記シェルフの上の面にエアーを前記第1及び第2の放熱フィンに吹き付けるための強制空冷ファンを設けたことを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、前記第1の放熱フィンをネジ止めするために、プリント板の裏面に取り付けられた金属板を設け、該金属板に伝達された熱をプリント板内の放熱ビアを介して前記第2の放熱フィンに伝達することを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、前記高発熱LSIはBGAタイプのものであることを特徴とする。
(4)請求項4記載の発明は、前記プリント板が搭載されたユニットをシェルフに搭載した場合において、前記シェルフの上の面にエアーを前記第1及び第2の放熱フィンに吹き付けるための強制空冷ファンを設けたことを特徴とする。
(1)請求項1記載の発明によれば、高発熱LSIに設けられた第1のフィンと、該第1のフィンの近くに設けられた前記高発熱LSIの熱を放熱させるための第2のフィンとを設けることにより、放熱効率を上げることができる。また、本発明によれば、強制空冷ファンの高回転化を必要としないので、低騒音、低コスト化を実現することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、前記放熱に加えて、プリント板裏面に設けた第1の放熱フィンをネジ止めするための金属板を高発熱LSIの熱を伝達する手段として用い、この熱を前記第2のフィンに逃がすことにより、更に放熱効率を向上させることができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、高発熱LSIとしてBGAを用いる場合においても、第1の放熱フィンに加えて、ボールバンプを介して伝達される熱を放熱する第2の放熱フィンを設けることで、十分な放熱効果を上げることができる。
(4)請求項4記載の発明は、前記プリント板の放熱対策に加えて、該回路ユニットが搭載されるシェルフに組み込む場合において、強制空冷ファンを動作させ、前記第1及び第2放熱フィンに風を吹き付けることで、フィンを冷やすことができ、放熱対策を十分に行なうことができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、前記放熱に加えて、プリント板裏面に設けた第1の放熱フィンをネジ止めするための金属板を高発熱LSIの熱を伝達する手段として用い、この熱を前記第2のフィンに逃がすことにより、更に放熱効率を向上させることができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、高発熱LSIとしてBGAを用いる場合においても、第1の放熱フィンに加えて、ボールバンプを介して伝達される熱を放熱する第2の放熱フィンを設けることで、十分な放熱効果を上げることができる。
(4)請求項4記載の発明は、前記プリント板の放熱対策に加えて、該回路ユニットが搭載されるシェルフに組み込む場合において、強制空冷ファンを動作させ、前記第1及び第2放熱フィンに風を吹き付けることで、フィンを冷やすことができ、放熱対策を十分に行なうことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態を示す構成図である。図4と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、1はプリント板で、その内部に配線を設けるために多層構造となっている。2はその上に高発熱LSI3が搭載されるボールバンプ、3は高発熱LSIである。4は高発熱LSI3と第1のサーマルシート(サーマルシート1)5を介して接着される第1の放熱フィン(放熱フィン1)である。放熱フィンとしては、熱伝導率のよい銅が用いられることが好ましいが、軽さとコストの面からアルミニウムが用いられることが多い。14はプリント板1の裏面に取り付けられた第1の金属板(金属板1)、15は該第1の金属板14と接合される第2の金属板(金属板2)である。
図1は本発明の一実施の形態を示す構成図である。図4と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、1はプリント板で、その内部に配線を設けるために多層構造となっている。2はその上に高発熱LSI3が搭載されるボールバンプ、3は高発熱LSIである。4は高発熱LSI3と第1のサーマルシート(サーマルシート1)5を介して接着される第1の放熱フィン(放熱フィン1)である。放熱フィンとしては、熱伝導率のよい銅が用いられることが好ましいが、軽さとコストの面からアルミニウムが用いられることが多い。14はプリント板1の裏面に取り付けられた第1の金属板(金属板1)、15は該第1の金属板14と接合される第2の金属板(金属板2)である。
20は放熱フィン1に設けられたネジであり、金属板1,2との間でネジ締めが行なわれ、高発熱LSI3と放熱フィン4をサーマルシート1を介して強く接着させるようになっている。10はプリント板1と金属板1,2の間を熱的に接触させる第2のサーマルシート(サーマルシート2)である。11はプリント板内に設けられた信号用一般ビア、12,18は同じくプリント板内に設けられた第1の放熱ビア(放熱ビア1)である。16はプリント板内に設けられた第2の放熱ビア(放熱ビア2)であり、内層グランド銅パターン13を介して放熱ビア1と熱的に接続されている。
25は放熱ビア2と熱的に接続され、プリント板1に接着された第2の放熱フィン(放熱フィン2)である。図示されていないが、放熱フィン2も金属板1,2との間でネジ締めされ、プリント板1とで熱的に接着されるようになっている。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
通常の動作状態において、放熱フィン1が無い場合には、高発熱LSI3は200゜Cまで上昇する。このままだと熱的に破壊されるので、高発熱LSI3にはサーマルシート1を介して放熱フィン1が取り付けられている(第1のルート)。また、放熱ビア1にボールバンプ2を介して伝達された熱は、内層グランド銅パターン13を介して放熱ビア2に熱が伝わる。一方、放熱ビア2は放熱フィン2と熱的に接触しており、放熱フィン2に熱が伝わる(第2のルート)。
また、放熱ビア1にボールバンプ2を介して伝達された熱は、サーマルシート2を介して金属板1に伝わる。金属板1に伝わった熱は図の矢印の方向に伝達され、金属板2又はネジを介して放熱フィン2に伝わる(第3のルート)。なお、放熱フィン1及び2には、図示しない強制冷気ファンを用いて風が吹き付けられるようになっている。高発熱LSI3で発生した熱は、このように第1のルート〜第3のルートを介して放熱フィン1又は2に熱が伝達されるので、十分な放熱を行なうことができ、放熱効率を上げることができる。また、本発明によれば、強制空冷ファンの高回転化を必要としないので、低騒音を実現することができる。この結果、高発熱LSI3の温度は、強制空冷ファンの効果とあいまって例えば80゜C程度に抑えることができるので、回路による熱破壊は防止される。ここで、80℃は環境温度(雰囲気温度)を40℃とした時の値である。
また、本発明によれば、プリント板裏面に設けた、第1の放熱フィンをネジ止めするための金属板を高発熱LSIの熱を伝達する手段として用い、この熱を前記第2のフィンに逃がすことにより、更に放熱効率を向上させることができる。更に、高発熱LSIとしてBGAを用いる場合においても、第1の放熱フィンに加えて、ボールバンプを介して伝達される熱を放熱する第2の放熱フィンを設けることで、十分な放熱効果を上げることができる。また、本発明によれば、特別な部品(例えばヒートレーンなど)及びさらに大型の放熱フィンを用いる必要がないので、装置を低コストに抑えることができる。
図2は本発明による風の流れを示す図である。図において、(a)は図1におけるAからみた上面図、(b)は図1におけるBから見た側面図である。図において、1はプリント板、4は放熱フィン1、25は放熱フィン2、20は放熱フィン1の取り付けネジ、27は放熱フィン2の取り付けネジである。図では、放熱フィン25が2個設けられた例を示している。図では、放熱フィン1が1個しか設けられていないが、高発熱LSIが複数設けられた場合は、放熱フィン1がそれに応じて設けられる。強制空冷ファンによる風の流れは、図に示すような向きに流れ、放熱フィン1,2に吹き付けられ、放熱フィン1,2を冷却する。この結果、放熱フィン1,2が風により冷却される結果、高発熱LSI3は約80゜C程度に冷やされることになる。なお、ファン1個故障、例えば最悪のケースで、高発熱LSI直上のファンが止まった場合でも、高発熱LSIの熱が伝わった放熱フィン2で、正常に動作しているファン1で冷却しているので、温度上昇が最小限で抑えられ、約90℃程度まで抑えることができる。
図3は本発明によるシェルフ構造例を示す図である。図において、(a)はシェルフ全面立体図、(b)はシェルフ正面図、(c)はシェルフ側面図である。30は筐体(シェルフ)であり、その内部には高発熱LSIをその内部に含む回路ユニット31が取り付けられている。1は回路ユニット31を構成するプリント板である。図では、回路ユニット31は1〜15の15枚取り付けられている例を示している。筐体30の後方には、プリント板(マザーボード)にコネクタが取り付けられており、このコネクタに回路ユニット31が装着され、回路として動作するようになっている。なお、この場合において、回路ユニット31は必ずしも同じ機能を有するものである必要はない。
33は筐体30の上面に取り付けられた強制空冷ファン、35は筐体30の前面下に設けられた強制空冷ファン用の風の導入孔である。(c)に風の流れを示す。筐体下面に設けられた風の導入孔35から導入された風は、筐体30の上面に設けられた強制空冷ファン33により排気される。この結果、筐体30の下面の風の導入孔35から導入された風は、放熱フィン1,2に吹き付けられてこれら放熱フィン1,2を冷却する。冷却することにより暖まった風は、筐体30の上面に設けられた強制空冷ファン33から排出される。ここでは、強制空冷ファン33は、排気ファン(吸い込み用)として用いられているが、吐き出し用ファンを用いることもできる。
なお、強制空冷ファンを機能カードの下に配置して、かつプリント板上にフィン1,2をプリント板下部に配置すると、風の吸気は筐体30の前面下部或いは筐体30の底部で行ない、風の排気は筐体30の上部で行なうこともできる。これにより、筐体30内のそれぞれ(ファン、機能カード、吸排気部)の位置を替えることによっても同じ効果が得られる。
本発明によれば、このようにして放熱フィン1と2をプリント板1に取り付け、これら放熱フィン1,2を筐体内に導入された風で強制空冷することにより、高発熱LSI3の温度上昇をふせぎ、その温度を80゜C程度に抑えることができる。このように、本発明によれば、前記プリント板の放熱対策に加えて、該回路ユニットが搭載されるシェルフに組み込む場合において、強制空冷ファンを動作させ、前記第1及び第2放熱フィンに風を吹き付けることで、フィンを冷やすことができ、放熱対策を十分に行なうことができる。本発明によれば、放熱フィン1,2を用いることで、強制空冷ファンの回転を高速にしなくても放熱を十分に行なうことができ、低騒音を実現することができる。
以上、説明したように、本発明によれば、放熱フィン拡大やファン高回転処理をせずに、プリント板ユニット構造で放熱方法を工夫することにより、放熱効率を上げ、且つ低コスト、低騒音を実現することができるプリント板放熱装置を提供することができる。
1 プリント板
2 ボールバンプ
3 高発熱LSI
4 放熱フィン1
5 サーマルシート1
10 サーマルシート2
11 信号用一般ビア
12 放熱ビア1
13 内層グランド銅パターン
14 金属板1
15 金属板2
16 放熱ビア
20 ネジ
25 放熱フィン2
2 ボールバンプ
3 高発熱LSI
4 放熱フィン1
5 サーマルシート1
10 サーマルシート2
11 信号用一般ビア
12 放熱ビア1
13 内層グランド銅パターン
14 金属板1
15 金属板2
16 放熱ビア
20 ネジ
25 放熱フィン2
Claims (4)
- 高発熱LSIの上部に接着された第1の放熱フィンと、
高発熱LSIがその上に搭載されているプリント板の内部に高発熱LSIの熱を逃がす内層パターンと、
該内層パターンから伝達された熱を放熱するために、プリント板上に接着された第2の放熱フィンと、
を設けて構成されるプリント板放熱装置。 - 前記第1の放熱フィンをネジ止めするために、プリント板の裏面に取り付けられた金属板を設け、該金属板に伝達された熱をプリント板内の放熱ビアを介して前記第2の放熱フィンに伝達することを特徴とする請求項1記載のプリント板放熱装置。
- 前記高発熱LSIはBGAタイプのものであることを特徴とする請求項1又は2記載のプリント板放熱装置。
- 前記プリント板が搭載されたユニットをシェルフに搭載した場合において、前記シェルフの上の面に、エアーを前記第1及び第2の放熱フィンに吹き付けるための強制空冷ファンを設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のプリント板放熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006281212A JP2008098556A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | プリント板放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006281212A JP2008098556A (ja) | 2006-10-16 | 2006-10-16 | プリント板放熱装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=39381052
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-
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- 2006-10-16 JP JP2006281212A patent/JP2008098556A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100105 |