JP2008098206A - 発光素子駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光及び消光を高速に切替え可能な発光素子駆動回路を提供する。
【解決手段】発光素子11のアノードに接続されたダイオード13と、発光素子11のカソードに接続されたスイッチング素子15と、発光素子11のアノードに接続されたコンデンサ25aとコンデンサ25aに接続されたインバータ23aとを有しインバータ23aに駆動信号33bが入力されるピーキング回路21aと、発光素子11のカソードに接続されたコンデンサ25bとコンデンサ25bに接続されたインバータ23bとを有しインバータ23bに駆動信号33aが入力されるピーキング回路21bとを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】発光素子11のアノードに接続されたダイオード13と、発光素子11のカソードに接続されたスイッチング素子15と、発光素子11のアノードに接続されたコンデンサ25aとコンデンサ25aに接続されたインバータ23aとを有しインバータ23aに駆動信号33bが入力されるピーキング回路21aと、発光素子11のカソードに接続されたコンデンサ25bとコンデンサ25bに接続されたインバータ23bとを有しインバータ23bに駆動信号33aが入力されるピーキング回路21bとを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光素子を駆動する発光素子駆動回路に関する。
光伝送は、ノイズに強く、高速伝送が可能という特徴を有している。比較的短距離の光伝送は、FA(Factory Automation)、オーディオ・マルチメディア用等の民生機器、自動車内LAN(Local Area Network)等の分野で利用され、可視光・赤外光のLEDを含む発光素子とプラスチック光ファイバー(POF、Plastic Optical Fiber)等とを組み合わせて用いられることが多い。
近年、データ量の増大に伴い、高速化の要求が強まり、発光素子の高速化と共に、発光素子の能力を十分に引き出すための駆動回路の開発が進められている。
例えば、次のような発光素子駆動回路が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。LEDのアノードは電源電位Vccに接続され、カソードは電流源を介して接地電位に接続される。また、LEDと並列となるスイッチは、LEDのアノード(=Vcc)にpチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor、以下、p−MOS)のソース、p−MOSのドレインにダイオードのアノード、ダイオードのカソードから抵抗を介し、LEDのカソードに接続される構成となっている。更に、LEDのカソードは抵抗及びコンデンサを介しインバータの出力に接続され、駆動信号が、インバータの入力及びp−MOSのゲートに接続されている。ここで、LEDのカソードに接続されるコンデンサは、インバータ出力の矩形波を入力して微分波を形成する。すなわち、コンデンサは、矩形波の変化に合わせて、充電または放電を行い、これらをLEDの発光または消光に同期させることにより、過渡的な電流をLED駆動のピーキング電流として、LEDを高速に駆動することが可能とされる。
しかしながら、開示された発光素子駆動回路は、LEDの高速駆動に一定の効果があるものの、LEDのアノードが電源電位Vccに接続されてアノードの電位が固定され、消光時のピーキングがかかりにくいという問題があった。すなわち、発光時では、コンデンサに流れ込む過渡的な電流と共に、順方向に、電流源に発光素子駆動電流が流れるため、2つの電流が重畳されて、光波形の立上がりが速くなる。しかし、消光時では、コンデンサから流れ出る過渡的な電流が、LEDの駆動電流を逆方向に引き抜くこととなり、マイナス側の電流絶対値が立上がりより小さいため、立下がり効果が小さく、下がりきらずに裾を引く出力光波形となっていた。この出力光波形の立上がりと立下がりがアンバランスになると、出力光のパルス幅に歪が生じたり、また、時間的な歪であるジッターが増え、高速伝送が難しくなるという問題があった。
特開2005−294758号公報
本発明は、発光及び消光を高速に切替え可能な発光素子駆動回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様の発光素子駆動回路は、発光素子のアノードに接続された第1の回路素子と、前記発光素子のカソードに接続された第2の回路素子と、前記発光素子のアノードに接続された第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサに接続された第1の反転回路とを有し、前記第1の反転回路に駆動信号が入力される第1の微分回路と、前記発光素子のカソードに接続された第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサに接続された第2の反転回路とを有し、前記第2の反転回路に駆動信号が入力される第2の微分回路とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、発光及び消光を高速に切替え可能な発光素子駆動回路を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。以下に示す図では、同一の構成要素には同一の符号を付す。
本発明の実施例1に係る発光素子駆動回路について、図1乃至図4を参照しながら説明する。図1は発光素子駆動回路の回路構成を模式的に示す図である。図2は発光素子駆動回路におけるインバータの入力電圧、過渡電流を模式的に示すタイミングチャートである。図3は発光素子の発光時及び消光時の過渡的及び定常的な電流を模式的に示す図である。図4はピーキングの有無による発光素子の駆動電流を模式的に示すタイミングチャートである。
図1に示すように、発光素子駆動回路1は、LED等の発光素子11のアノードが、第1の回路素子であるダイオード13を介して電源電位Vccに接続され、発光素子11のカソードが、差動スイッチの一方をなす第2の回路素子であるバイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子15のコレクタに接続され、スイッチング素子15のエミッタが電流源19を介し接地電位に接続されている。発光素子駆動回路1は、また、スイッチング素子15と対をなすバイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子17が、コレクタを電源電位Vccに接続され、エミッタをスイッチング素子15のエミッタに接続されている。ダイオード13は、コレクタとベースをショートさせたnpn型バイポーラトランジスタにより形成されている。
また、発光素子駆動回路1は、発光素子11のアノードが、抵抗27a及びコンデンサ25aを介して第1の反転回路であるインバータ23aの出力端子に接続されて第1の微分回路であるピーキング回路21aを構成している。また、発光素子11のカソードが、抵抗27b及びコンデンサ25bを介して第2の反転回路であるインバータ23bの出力端子に接続されて第2の微分回路であるピーキング回路21bを構成している。
インバータ23aの入力端子及びスイッチング素子17のベースには、駆動信号33bが供給され、インバータ23bの入力端子及びスイッチング素子15のベースには、駆動信号33bとは逆相の駆動信号33aが供給されている。例えば、インバータ23a及びスイッチング素子17のベースに正相の信号が入力されると、インバータ23b及びスイッチング素子15のベースに負相の信号が入力される。
発光素子11は、電流源19により規定されるほぼ一定の定常的な駆動電流が供給される。発光素子11の駆動電流は、駆動信号33aに基づいて、スイッチング素子15が導通となって供給される。一方、駆動電流の停止は、駆動信号33aに基づいて、スイッチング素子15が非導通となって行われ、このとき、発光素子11に並列に配置されたスイッチング素子17を通る電流路が、逆相の駆動信号33bに基づいて、導通となって、電流源19により規定されるほぼ一定の電流が流される。スイッチング素子15及びスイッチング素子17は、差動的に導通及び非導通が制御されている。
ピーキング回路21a、21bは、インバータ23a、23bの出力の矩形波をコンデンサ25a、25bに入力して微分波形が形成され、抵抗27a、27bで時定数が設定され、ピーキング回路21a、21bに直列に接続された発光素子11に対して、過渡的なピーキング電流(過渡電流という)を供給することを可能とする。なお、この2つのピーキング回路21a、21bは実質的に同等な特性を有し、同等の過渡電流を供給するように設定されているが、必要に応じて別々の特性を持たせることは可能である。
ピーキング回路に入力される駆動信号電圧及び出力される過渡電流等を、図2を参照しながら説明する。図2に示す横軸は共通な時間軸、縦軸は電圧または電流を表わしている。図2(a)、(b)に示すように、駆動信号33a、33bの電圧分布は、矩形波、より正確には台形波で示される。例えば、図2(a)に示される波形を駆動信号33a、図2(b)に示される波形を位相の逆転された駆動信号33bとして説明する。すなわち、図2(a)の台形波のハイレベルへの移行のタイミングに合わせて、発光素子11に駆動電流が流されて、発光素子11は発光状態となる。
インバータ23aの入力電圧は、図2(b)に示す電圧分布を有し、インバータ23aの出力電圧は、図2(a)に示す電圧分布と同様のタイミング及び形状を有している。インバータ23aの出力に接続されたコンデンサ25aは、印加される電圧の変化に対応して、図2(c)に示すように、矩形パルス状の過渡電流を発光素子11のアノードに供給可能となる。
インバータ23bの入力電圧は、図2(a)に示す電圧分布を有し、インバータ23bの出力電圧は、図2(b)に示す電圧分布と同様のタイミング及び形状を有している。インバータ23bの出力に接続されたコンデンサ25bは、印加される電圧の変化に対応して、図2(d)に示すように、矩形パルス状の過渡電流を発光素子11のカソードに供給可能となる。図2(d)に示される過渡電流は、図2(c)に示される過渡電流と逆の位相となっている。
図3に示すように、発光素子駆動回路1の電流は、ダイオード13、発光素子11及びスイッチング素子15を流れる定常電流C11、差動的にスイッチング素子17を流れる定常電流C12、ピーキング回路21aから発光素子11に過渡的に流れる過渡電流C21、及び、ピーキング回路21bから発光素子11に過渡的に流れる過渡電流C22がある。例えば、発光素子11のアノードに正相の過渡電流(過渡電流C21と同じ方向)が入力されると、カソードに負相の過渡電流が入力されることになり、発光素子11は、同じ効果を及ぼす過渡電流をアノード側及びカソード側の両側から受けることになる。すなわち、発光素子11には、ピーキング回路21a、21bの一方から供給される過渡電流の約2倍となる過渡電流C21が供給される。
次に、発光素子駆動回路1の発光素子11に流れる電流を、ピーキング回路のない駆動回路の場合と比較しながら説明する。図4に実線で示すように、過渡電流C21、C22を定常電流C11に重畳させた発光素子11に供給される駆動電流は、立上がり時に電流増加方向に突出したピーキングが現れる。次に、立上がり時に見られた突出した駆動電流は、急激に減少し、一定の定常電流C11に近づく。そして、立下がり時に、駆動電流は、電流減少方向に突出したピーキングが現れ、その後、急激に増加して、ほぼ零に近づく。
一方、破線で示すように、発光素子駆動回路1からピーキング回路21a、21bを省略した場合、駆動電流は定常電流(定常電流C11に近いもの)のみとなり、立上がり時に、比較的緩やかに電流増加して行き、一定値に近づき、立下がり時に、比較的緩やかに電流減少して零に近づく。
過渡電流C21、C22を重畳させた駆動電流は、過渡電流C21、C22なしの駆動電流より、立上がり時及び立下がり時の傾斜が急、すなわち、立上がり及び立下がりにおいて、より短時間で一定の電流値に達することになる。なお、実線及び破線で示された発光素子駆動回路1の駆動電流は、発光素子の等価回路(ダイオード、コンデンサ、抵抗を含む)に流れる電流を表している。
上述したように、本実施例の発光素子駆動回路1は、差動的に導通及び非導通が制御される一対のスイッチング素子15、17が電流源19を介して接地電位に接続され、スイッチング素子15、発光素子11、及びダイオード13が直列に接続され、ダイオード13及びスイッチング素子17が電源電位Vccに接続され、発光素子11のアノード及びカソードに、それぞれ、ピーキング回路21a、21bが接続されている。
発光素子駆動回路1において、発光素子11に、ダイオード13からスイッチング素子15を流れる定常電流C11が供給され、一方、発光素子11のアノード及びカソードに、それぞれ、ピーキング回路21a、21bから、過渡電流C21、C22が重畳される。
発光素子11は、アノードがダイオード13を介して電源電位Vccに接続され、カソードが電流源19を介して接続されているので、アノード及びカソードの電位は、それぞれ、電源電位Vcc及び接地電位に固定されることはなく、ピーキング回路21a、21bによる過渡電流C21、C22を供給して、より効果的にピーキングを掛けることができる。すなわち、発光時及び消光時に、同程度のピーキングを掛けることができるので、立上がり時及び立下がり時の発光素子11の出力光は、バランスを崩すことがなく、しかも、急峻となる。
また、ピーキング回路21a、21bは、発光素子11のアノード及びカソードに、それぞれ、接続されているので、ピーキング回路が片側に接続されている場合に比較して、約2倍のピーキングの効果を期待できる。また、必要に応じて、ピーキング回路21a、21bに別々の特性を持たせることによって、発光素子11の出力光の強度分布をより適する形状とすることが可能となる。
その結果、発光素子駆動回路1により駆動される発光素子11の光伝送速度は、発光素子11のアノードまたはカソードの片側にピーキング回路が接続されている場合に比較して、約1.5倍の高速動作が可能となる。
本発明の実施例2に係る発光素子駆動回路について、図2、図3、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は発光素子駆動回路の回路構成を模式的に示す図である。図6はVcc−アノード間抵抗の有無による発光素子の駆動電流を模式的に示すタイミングチャートである。実施例1の発光素子駆動回路1とは、ダイオードが抵抗に変更されて点が異なる。なお、実施例1と同一構成部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5に示すように、発光素子駆動回路2は、実施例1の発光素子駆動回路1のダイオード13が抵抗43に置き換えられ、抵抗43は、一端を電源電位Vcc、他端を発光素子11のアノードに接続されている。その他の構成は、発光素子駆動回路1の構成と同様である。
発光素子11には、抵抗43を介し駆動電流が供給される。発光素子駆動回路2の発光素子11に流れる電流を、抵抗43を省略した駆動回路の場合と比較しながら説明する。図6に実線で示すように、図3に示す過渡電流C21、C22を定常電流C11に重畳させた発光素子11に供給される駆動電流(図3を参照)は、立上がり時に電流増加方向に突出したピーキングが現れる。次に、立上がり時に見られた突出した駆動電流は、急激に減少し、一定の定常電流C11に近づく。そして、立下がり時に、駆動電流は、電流減少方向に突出したピーキングが現れ、その後、急激に増加して、ほぼ零に近づく。発光素子駆動回路2の発光素子11に流れる電流は、発光素子駆動回路1の発光素子11に流れる電流とほぼ同様の形状となる。
一方、破線で示すように、発光素子駆動回路2から抵抗43を省略した場合、立上がり時に電流増加方向に突出するピーキングが弱く、その後の、一定の定常電流C11への近づき方が緩やかとなる。つまり、抵抗43が省略されると、発光素子11のアノードは電源電位Vccに接続され、アノードの電位は、電源電位Vccに固定されるために、ピーキングの効果が弱まる傾向となる。
上述したように、本実施例の発光素子駆動回路2は、実施例1の発光素子駆動回路1のダイオード13が抵抗43に置き換えられ、発光素子11のアノードの電位は、電源電位Vccに固定されないので、発光素子駆動回路1と同様な効果を有している。
なお、実施例2においては、電源電位Vccと発光素子11のアノードの間に、抵抗43が配置されているが、抵抗43の代わりに、図7に示すように、別の電流源59を配置して、発光素子駆動回路3を構成することが可能である。発光素子駆動回路3では、電流源19及び電流源59により決まる電流を、発光素子11の駆動電流とすることが可能である。発光素子11のアノードの電位は、電源電位Vccに固定されないので、発光素子駆動回路3は、発光素子駆動回路1が有する効果と同様な効果を有している。
また、実施例2においては、電源電位Vccと発光素子11のアノードの間に、抵抗43が配置されているが、抵抗43の代わりに、図8に示すように、p−MOS(pチャネルMOSFET)からなるスイッチング素子65を配置して、発光素子駆動回路4を構成することが可能である。ここで、スイッチング素子65は、差動構成となっているので、対となるスイッチング素子67は、p−MOSに置き換えられている。
スイッチング素子65のソースが電源電位Vccに接続され、ドレインが発光素子11のアノードに接続され、ゲートが駆動信号33aに接続されている。一方、スイッチング素子67のソースが電源電位Vccに接続され、ドレインが電流源19に接続され、ゲートが駆動信号33bに接続されている。スイッチング素子65、67は、スイッチング素子65、67のゲートに印加される駆動信号33a、33bにより、発光素子駆動回路1のスイッチング素子15、17と同様に、流路の導通及び非導通が制御される。
発光素子11のアノードの電位は、スイッチング素子65を介して電源電位Vccに接続されるので、固定されることはなく、発光素子駆動回路4は、発光素子駆動回路1が有する効果と同様な効果を有している。バイポーラトランジスタで構成されたスイッチング素子15、17を有する発光素子駆動回路1に比較して、p−MOSで構成されたスイッチング素子65、67を有する発光素子駆動回路4は、スイッチング素子の飽和を考慮しなくてよいという特徴を有している。
以上、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することができる。
例えば、実施例1の発光素子駆動回路は、発光素子のカソードにnpn型バイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子が接続される例を示したが、npn型バイポーラトランジスタをn−MOSに置き換え、同時に、対となるnpn型バイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子をn−MOSに置き換えることは可能である。
また、実施例1の発光素子駆動回路は、発光素子のアノードにダイオードが接続され、カソードにnpn型バイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子が接続される例を示したが、ダイオードをpnp型バイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子に置き換え、同時に、対となるnpn型バイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子をpnp型バイポーラトランジスタ構成のスイッチング素子に置き換えることは可能である。
本発明は、以下の付記に記載されるような構成が考えられる。
(付記1)発光素子のアノードに接続された第1の回路素子と、前記発光素子のカソードに接続された第2の回路素子と、前記発光素子のアノードに接続された第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサに接続された第1の反転回路とを有し、前記第1の反転回路に駆動信号が入力される第1の微分回路と、前記発光素子のカソードに接続された第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサに接続された第2の反転回路とを有し、前記第2の反転回路に駆動信号が入力される第2の微分回路とを備えている発光素子駆動回路。
(付記1)発光素子のアノードに接続された第1の回路素子と、前記発光素子のカソードに接続された第2の回路素子と、前記発光素子のアノードに接続された第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサに接続された第1の反転回路とを有し、前記第1の反転回路に駆動信号が入力される第1の微分回路と、前記発光素子のカソードに接続された第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサに接続された第2の反転回路とを有し、前記第2の反転回路に駆動信号が入力される第2の微分回路とを備えている発光素子駆動回路。
(付記2) 前記第1の微分回路は、前記発光素子のアノードと前記第1のコンデンサとの間に、更に、抵抗を有している付記1に記載の発光素子駆動回路。
(付記3) 前記第2の微分回路は、前記発光素子のカソードと前記第2のコンデンサとの間に、更に、抵抗を有している付記1に記載の発光素子駆動回路。
(付記4) 前記第1の回路素子から、前記発光素子を通って、前記第2の回路素子方向に通ずる電流路に直列に電流源を有している付記1に記載の発光素子駆動回路。
(付記5) 前記第1及び第2の回路素子は、それぞれ、ダイオード、トランジスタ、抵抗、及び電流源のいずれか1つである付記1に記載の発光素子駆動回路。
(付記6) 前記スイッチング素子は、トランジスタである付記1に記載の発光素子駆動回路。
1、2、3、4 発光素子駆動回路
11 発光素子13ダイオード
15、17、65、67 スイッチング素子
19、59 電流源
21a、21b ピーキング回路
23a、23b インバータ
25a、25b コンデンサ
27a、27b、43 抵抗
33a、33b 駆動信号
Vcc 電源電位
C11 定常電流
C12 差動電流
C21、C22 過渡電流
11 発光素子13ダイオード
15、17、65、67 スイッチング素子
19、59 電流源
21a、21b ピーキング回路
23a、23b インバータ
25a、25b コンデンサ
27a、27b、43 抵抗
33a、33b 駆動信号
Vcc 電源電位
C11 定常電流
C12 差動電流
C21、C22 過渡電流
Claims (5)
- 発光素子のアノードに接続された第1の回路素子と、
前記発光素子のカソードに接続された第2の回路素子と、
前記発光素子のアノードに接続された第1のコンデンサと、前記第1のコンデンサに接続された第1の反転回路とを有し、前記第1の反転回路に駆動信号が入力される第1の微分回路と、
前記発光素子のカソードに接続された第2のコンデンサと、前記第2のコンデンサに接続された第2の反転回路とを有し、前記第2の反転回路に駆動信号が入力される第2の微分回路と、
を備えていることを特徴とする発光素子駆動回路。 - 前記第1の反転回路の出力電圧は、前記第2の反転回路の出力電圧と逆の位相を有していることを特徴とする請求項1に記載の発光素子駆動回路。
- 前記第1の回路素子及び第2の回路素子のいずれか1つは、前記第1の回路素子から、前記発光素子を通って、前記第2の回路素子方向に通ずる電流路の導通・非導通を制御するスイッチング素子であることを特徴とする請求項1または2に記載の発光素子駆動回路。
- 前記スイッチング素子は、前記第1の反転回路の出力電圧がローレベルからハイレベルに移行するタイミングで、前記電流路を導通させることを特徴とする請求項3に記載の発光素子駆動回路。
- 前記スイッチング素子が非導通のときに導通となる、前記電流路に並列に配設された別のスイッチング素子を有していることを特徴とする請求項3または4に記載の発光素子駆動回路。
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EP3333989A1 (en) | 2014-10-15 | 2018-06-13 | Fujikura Ltd. | Optical transmitter, active optical cable, and optical transmission method |
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JP2015065687A (ja) * | 2014-11-26 | 2015-04-09 | 富士通株式会社 | 信号整形回路 |
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