JP2008096829A - 画像形成装置 - Google Patents

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潤 五十嵐
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正博 高木
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素子 坂井
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Abstract

【課題】画質の低下を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】クリーニングブレード30Aにより、転写後の感光体ドラム20の周面を摺擦して当該周面に残留する残留トナーの少なくとも一部を保持し、保持した残留トナーによって感光体ドラム20の周面を研磨させており、感光体ドラム20の周面に画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、感光体ドラム20の周面における当該感光体ドラム20の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値を、画像データに基づいて算出し、算出した各区分領域毎の相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の相関値との差が所定範囲以内になるように感光体ドラム20の周面にトナーを付着させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、画像形成装置に係り、特に、感光体に付着する放電生成物を、感光体の周面に残留する残留トナーで当該周面を研磨することにより除去する画像形成装置に関する。
従来、レーザープリンタやデジタル複写機、デジタル複合機等の電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置は、一般に、感光体を回転駆動させ、帯電器により感光体の周面を帯電させ、帯電した感光体の周面に光走査装置等から光ビームを照射して静電潜像を形成し、現像器により静電潜像にトナーを付着させることにより当該静電潜像をトナー像に現像し、現像したトナー像を記録媒体等の被転写体に転写することにより画像を形成している。
ところで、この種の画像形成装置は、感光体から記録媒体に全てのトナーが転写されず、感光体上に付着したまま残留する残留トナーが発生する場合がある。また、帯電器により感光体を帯電させる際の放電によってNOx(窒素酸化物)等の放電生成物が生成され、感光体の周面に付着する場合がある。この放電生成物は、空気中の湿気を吸収しやすいため、感光体の周面に付着すると、感光体上の静電潜像の電位が乱れ、現像の際に付着したトナーの一部が回転駆動方向に流れて、形成した画像内の文字や画像がボヤける、所謂、像流れを発生させる場合がある。
このため、画像形成装置では、転写後の感光体の周面をクリーニングブレードで摺擦することにより、残留トナーや放電生成物を除去する方法が知られている。しかし、残留トナーや放電生成物を除去するためには、クリーニングブレードを感光体の周面に比較的大きな圧力で当接させる必要があるため、クリーニングブレードと感光体の摺擦により、クリーニングブレードまたは感光体が磨耗し、クリーニング不良が発生するという問題がある。
そこで、特許文献1には、クリーニング性能を維持しつつクリーニングブレードの磨耗が改善される、感光体の周面に対するクリーニングブレードを当接させる角度や当接させる圧力の範囲と、その際にクリーニングブレードをすり抜ける残留トナーの量が開示されている。
しかし、この特許文献1に開示された技術は、ブレードの磨耗を抑制することができるものの残留トナーのすり抜けによって帯電器が汚染され、形成される画像の画質を損なう恐れがある。また、クリーニング力が弱く、感光体の周面に付着した放電生成物を十分に除去できず、像流れが発生してしまう場合がある。
そこで、特許文献2には、感光体の周面の硬度を上げて磨耗を抑制すると共に、トナーに研磨粒子を配合して感光体の周面に付着させ、研磨粒子によって感光体の周面を研磨することにより感光体の周面に付着した放電生成物を除去する技術が開示されている。
また、特許文献3には、低濃度の画像を連続して形成した際に、付着するトナー量が少ないことによりクリーニングブレードと感光体との摩擦の増大し、異常音を発生することを解消するため、画像を形成する際に感光体に付着するトナー量が規定値より少ない場合、非画像部(インターバル)に感光体の回転軸方向に帯状のベタトナー像を形成する技術が開示されている。
さらに、特許文献4には、クリーニングブレードで残留トナーを保持し、残留トナーによって感光体の周面を研磨することにより感光体の周面に付着した放電生成物(特許文献4では、「帯電生成物」と記載。)を除去しており、感光体の軸方向のブロック毎の画像面積率を検出し、検出された画像面積率が予め定められた基準面積よりも少ないブロックに所定量のトナーを付着させるよう制御する技術が開示されている。
特開2005−321533号公報 特開2005−208325号公報 特開2005−316085号公報 特開2005−99153号公報
しかしながら、上記特許文献2、特許文献3及び特許文献4に開示された技術では、形成される画像に像流れが不均一に発生し、画質が低下する場合がある、という問題点があった。
すなわち、特許文献2に開示された技術は、初期的には有効であるが、長期使用した場合、画像の形成によって感光体の周面にトナーの付着が多い部分と少ない部分が生じて研磨粒子の分布が不均一になる。このため、研磨粒子による放電生成物の掻き取り性が不均一になり、除去される放電生成物の量が不均一になるため、形成される画像に像流れが不均一に発生し、画質が低下する場合がある。
また、特許文献3に開示された技術は、感光体の回転軸方向に一律に帯状のベタトナー像を形成するため、感光体の周面に付着したトナー量が回転軸方向に対して不均一のままである。このため、転写後に残留する残留トナー量が不均一になり、残留トナー量によって除去される放電生成物の量が不均一になるため、形成される画像に像流れが不均一に発生し、画質が低下する場合がある。
さらに、特許文献4に開示された技術は、検出された画像面積率が予め定められた基準面積よりも少ないブロックに所定量のトナーを付着させるているのみであるため、画像密度分布率は感光体軸方向で均一にはならない。このため、転写後に残留する残留トナー量が不均一になり、残留トナー量によって除去される放電生成物の量が不均一になるため、形成される画像に像流れが不均一に発生し、画質が低下する場合がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、画質の低下を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、回転駆動する像保持体と、前記像保持体の周面を帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電された前記像保持体の周面に画像データに基づいて光ビームを照射して静電潜像を形成する形成手段と、前記形成手段により前記像保持体の周面に形成された前記静電潜像にトナーを付着させて当該静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、前記現像手段により現像された前記トナー像を被転写体へ転写する転写手段と、前記転写手段による転写後の前記像保持体の周面を摺擦して当該周面に残留する残留トナーの少なくとも一部を保持し、保持した残留トナーによって前記像保持体の周面を研磨する研磨手段と、前記像保持体の周面に前記画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、前記像保持体の周面における当該像保持体の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値を、前記画像データに基づいて算出する算出手段と、前記算出手段により算出された各区分領域毎の相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の相関値との差が所定範囲以内になるように前記像保持体の周面にトナーを付着させるように前記形成手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1記載の発明は、帯電手段により、回転駆動する像保持体の周面が帯電され、形成手段により、帯電した像保持体の周面に画像データに基づいて光ビームが照射されて静電潜像が形成され、現像手段により、像保持体の周面に形成された静電潜像にトナーが付着されて当該静電潜像がトナー像に現像され、転写手段により、現像されたトナー像が被転写体へ転写され、研磨手段により、転写後の像保持体の周面が摺擦されて当該周面に残留する残留トナーの少なくとも一部が保持され、保持した残留トナーによって像保持体の周面が研磨される。
そして、本発明では、算出手段により、像保持体の周面に画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、像保持体の周面における当該像保持体の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値が、画像データに基づいて算出され、制御手段により、算出された各区分領域毎の相関値の最大値が求められ、当該最大値と各区分領域の相関値との差が所定範囲以内になるように像保持体の周面にトナーを付着させるように形成手段が制御される。
このように請求項1記載の発明によれば、研磨手段により、転写後の像保持体の周面を摺擦して当該周面に残留する残留トナーの少なくとも一部を保持し、当該保持した残留トナーによって像保持体の周面を研磨させており、像保持体の周面に画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、像保持体の周面における当該像保持体の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値を、画像データに基づいて算出し、算出した各区分領域毎の相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の相関値との差が所定範囲以内になるように像保持体の周面にトナーを付着させるので、研磨手段によって保持されるトナーの量もほぼ均一になり、当該保持されたトナーによる研磨によって除去される放電生成物の量がほぼ均一になるため、形成された画像に像流れがほぼ均一に発生するようになり、像流れが目立ちずらくなるため、画質の低下を抑制することができる。
なお、本発明は、請求項2記載の発明ように、前記算出手段により算出された各区分領域の相関値を、区分領域毎に累計して記憶する記憶手段をさらに備え、前記制御手段が、所定の期間毎に当該期間に前記記憶手段に記憶された各区分領域の相関値の累計値を読み出し、各累計値を当該期間に前記像保持体の周面に形成したトナー像の数で除算して平均相関値を算出し、各区分領域の平均相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の平均相関値との差が所定範囲以内になるように前記像保持体の周面にトナーを付着させるように前記形成手段を制御してもよい。なお、上記記憶手段には、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)等の半導体記憶素子、xDピクチャーカード(xD-Picture Card(登録商標))、コンパクト・フラッシュ(CompactFlash(登録商標))、マイクロドライブ(登録商標)等の可搬記憶媒体やハードディスク等の固定記憶媒体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置が含まれる。また、所定の期間毎は、一定期間毎(例えば、3時間毎や1日毎)であってもよく、また、一定数のトナー像を形成する毎としてもよい。
また、本発明の制御手段は、請求項3記載の発明ように、前記画像データに基づくトナー像を形成していない非画像形成時に、前記像保持体の周面にトナーを付着させるように前記形成手段を制御することが好ましい。
また、本発明の帯電手段は、請求項4記載の発明ように、前記像保持体の周面に接触して放電を行うことにより当該周面を帯電させることが好ましい。
また、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明は、請求項5記載の発明ように、前記相関値が、前記各区分領域のトナーが付着する部分の面積の比率であり、前記所定範囲が、前記最大値の20%の範囲であることが好ましい。
特に、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の発明は、請求項6記載の発明ように、前記相関値が、前記各区分領域のトナーが付着する部分の面積の比率であり、前記所定範囲が、前記最大値の10%の範囲であることが好ましい。
以上説明したように、本発明によれば、研磨手段により、転写後の像保持体の周面を摺擦して当該周面に残留する残留トナーの少なくとも一部を保持し、当該保持した残留トナーによって像保持体の周面を研磨させており、像保持体の周面に画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、像保持体の周面における当該像保持体の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値を、画像データに基づいて算出し、算出した各区分領域毎の相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の相関値との差が所定範囲以内になるように像保持体の周面にトナーを付着させるので、画質の低下を抑制することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明をデジタル複写機として構成された画像形成装置に適用した場合について説明する。
図1には、本実施の形態に係る画像形成装置10の全体構成が示されている。
同図に示すように、画像形成装置10は、所定の読込位置に載置された原稿から画像を読み込み、当該画像を示す画像データを取得するスキャナ12と、スキャナ12により取得した画像データに基づき、用紙Pに対して画像形成処理を行う画像形成エンジン部14と、画像形成エンジン部14へ用紙Pを供給する給紙部16と、を備えている。
画像形成エンジン部14は、感光体ドラム20を備えている。
図2には、この感光体ドラム20の周囲を拡大した拡大図が示されている。
感光体ドラム20は、図示しないモータの駆動力により所定の速度で同図矢印A方向に回転する。
感光体ドラム20の同図左上方には、感光体ドラム20の周面を帯電させる帯電器22が設けられている。帯電器22は、帯電ロール22Aを備え、当該帯電ロール22Aが感光体ドラム20の周面に接触するように配置されている。帯電器22は、帯電ロール22Aで放電を行うことにより、当該帯電ロール22Aと接触している感光体ドラム20の周面を帯電させる。また、感光体ドラム20の周面には、帯電器22により感光体ドラム20を帯電させる際の放電によって生成される放電生成物が付着する。
感光体ドラム20の帯電ロール22Aとの接触位置よりも回転方向下流には、光ビーム走査装置24が配置されている。光ビーム走査装置24は、帯電器22により帯電された感光体ドラム20の周面に対して感光体ドラム20の軸線と平行に光ビームを走査させる。これにより、感光体ドラム20の周面に静電潜像が形成される。
感光体ドラム20の光ビームの走査位置よりも回転方向下流には、現像器26が配置されている。現像器26は、現像ローラ26Aを備え、当該現像ローラ26Aと感光体ドラム20の周面とが所定間隔となるように配置されている。現像器26は、内部にトナーを貯留しており、現像ローラ26Aが回転することにより内部に貯留されたトナーを感光体ドラム20と対向する対向位置に搬送し、感光体ドラム20の周面に形成された静電潜像にトナーを付着させることにより当該静電潜像をトナー像に現像する。
また、感光体ドラム20の現像ローラ26Aとの対向位置よりも回転方向下流には、無端状の中間転写ベルト28が配設されている。この中間転写ベルト28(図1も参照。)は、複数のローラ29に巻掛けられており、周面が感光体ドラム20の周面に接触するように配置されている。各ローラ29は、図示しないモータの駆動力が伝達され、感光体ドラム20の回転速度と同じ回転速度で中間転写ベルト28を同図矢印B方向に回転させる。
感光体ドラム20と中間転写ベルト28とが接触する位置の中間転写ベルト28に対して感光体ドラム20と反対側には、中間転写ベルト28を感光体ドラム20とで挟持するように転写器32が配設されている。この転写器32には、トナー像の転写を行う際に所定のバイアス電圧が印加される。感光体ドラム20の周面の現像されたトナー像は、感光体ドラム20の回転によって中間転写ベルト28と接触する転写位置に搬送されると、転写器32によって中間転写ベルト28に転写される。
感光体ドラム20の周面の転写位置よりも回転方向下流には、クリーニング装置30が配置されている。クリーニング装置30は、クリーニングブレード30A(図2参照。)を備え、当該クリーニングブレード30Aが感光体ドラム20の周面に接触するように配置されている。クリーニング装置30は、クリーニングブレード30Aにより転写後の感光体ドラム20の周面を摺擦して当該周面に残留する残留トナーを回収すると共に、接触位置に残留トナーの一部を保持し、当該保持した残留トナーによって感光体ドラム20の周面を研磨することにより周面に付着した放電生成物を除去する。
一方、給紙部16(図1参照。)は、複数(本実施の形態では4つ)の給紙トレイ34を備えている。各給紙トレイ34は、内部の仕切り部材等の位置を調整することによって収容する用紙Pのサイズを変更することが可能とされており、各給紙トレイ34内には用紙Pが複数枚積層された状態で収容される。
各給紙トレイ34の同図左斜め上方には、取り出しローラ36が配置されている。また、各給紙トレイ34の取り出しローラ36による用紙Pの取り出し方向下流側には、複数のローラ対38が順に配置されている。各給紙トレイ34の最も上に載置されている用紙Pは、取り出しローラ36が回転することにより給紙トレイ34から取り出され、複数のローラ対38によって搬送経路40を介して、中間転写ベルト28に転写されたトナー像と同期した状態で中間転写ベルト28の配設部位へ搬送される。
また、画像形成装置10の同図左側面中央部には、手差しで用紙Pを搬入するための手差しトレイ42が設けられている。この手差しトレイ42の同図右斜め上方には、取り出しローラ44が配置されている。手差しトレイ42に載置された用紙Pは、取り出しローラ44及びローラ対38により搬送経路40上に案内され、搬送経路40を介して中間転写ベルト28の配設部位へ搬送される。
この中間転写ベルト28を挟んで、最も下方のローラ29の反対側には、転写器48が配置されている。搬送経路40を介して中間転写ベルト28の配設部位へ搬送された用紙Pは、中間転写ベルト28と転写器48の間に送り込まれ、転写器48によって中間転写ベルト28上のトナー像が転写される。転写器48よりも用紙Pの搬送方向下流側には、2個のローラ50に巻き掛けられた無端状の搬送ベルト52が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト52によって定着器54の配設部位に搬送され、定着器54によって加熱定着された後に画像形成装置10外へ排出され、図示しない排紙トレイ上に載置される。
また、画像形成装置10は、両面印刷用の反転経路56を備えている。反転経路56は、複数のローラ対58を含んで構成されており、片面に画像が形成された用紙Pが、反転経路56で表裏が反転されて再び中間転写ベルト28の配設部位に搬送される。これにより、用紙Pの両面に画像を形成することが可能とされている。
次に、図3を参照して、画像形成装置10の電気系の要部構成を説明する。
同図に示すように、画像形成装置10は、装置全体の動作を司るCPU(中央処理装置)100と、各種データを一時的に記憶するRAM102と、装置全体を制御する制御プログラムや後述する複写処理プログラム、保持トナー量補正処理プログラムを含む各種プログラムが予め記憶されたROM104と、後述する区分領域別累計トナー量テーブルや複写枚数カウンタなどの各種テーブルやパラメータを記憶する不揮発性メモリ105と、各種の操作画面を表示する液晶表示パネル等の表示装置106に接続されて当該表示装置106を制御する表示制御部108と、ユーザからの各種の操作指示が入力される操作パネル110に接続されて当該操作パネル110に対する操作を検出する操作入力検出部112と、を備えている。
また、画像形成装置10は、上述したスキャナ12による光学的な画像の読み取り動作を制御する読取制御部114と、上述した画像形成エンジン部14による画像形成処理を制御する画像形成エンジン制御部116と、各取り出しローラ36や各ローラ対38,58等を回転駆動させる図示しないモータを制御して用紙Pの搬送を制御する搬送制御部120と、を備えている。
CPU100、RAM102、ROM104、不揮発性メモリ105、表示制御部108、操作入力検出部112、読取制御部114、画像形成エンジン制御部116、及び搬送制御部120は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU100は、RAM102、ROM104、及び不揮発性メモリ105へのアクセスと、表示制御部108を介した表示装置106への操作画面、各種メッセージ等の各種情報の表示の制御と、読取制御部114を介したスキャナ12の作動の制御と、画像形成エンジン制御部116を介した画像形成エンジン部14の作動の制御と、搬送制御部120を介した用紙Pの搬送の制御と、を各々行うことができる。また、CPU100は、操作入力検出部112により検出された操作情報に基づく、操作パネル110に対する操作内容を把握することができる。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10の作用を説明する。
ユーザは、複写を行う場合、原稿をスキャナ12の所定の読込位置に載置し、操作パネル110に対して複写対象とする用紙Pが収容された給紙トレイ34及び複写枚数を指定した後に、複写開始を指示する所定操作を行う。
次に、図4を参照して、原稿に記録された画像を読み取って複写する際の画像形成装置10の作用を説明する。なお、図4は、操作パネル110に対して複写開始を指示する所定操作が行われた際にCPU100によって実行される複写処理プログラムの流れを示すフローチャートである。当該プログラムはROM104の所定の領域に予め記憶されている。
同図のステップ200では、読取制御部114を介してスキャナ12の作動を制御して、スキャナ12に載置された原稿を読み取り、原稿に形成された画像を示す画像データを取得する。
次のステップ202では、搬送制御部120を介して図示しないモータを制御することにより、ユーザが指定した給紙トレイ34に収容されている用紙Pを画像形成エンジン部14に搬送させると共に、画像形成エンジン制御部116を介して画像形成エンジン部14の作動の制御して、搬送される用紙Pに上記ステップ200において取得した画像データにより示される原稿の画像を形成する。この用紙Pへの画像の複写が行われると、帯電器22により感光体ドラム20を帯電させる際の放電によって放電生成物が生成され、感光体ドラム20の周面に付着する。クリーニング装置30は、クリーニングブレード30Aにより転写後の感光体ドラム20の周面を摺擦して残留トナーを回収すると共に、残留トナーの一部を保持し、当該保持した残留トナーによって感光体ドラム20の周面を研磨することにより周面に付着した放電生成物を除去する。
次のステップ204では、指定された複写枚数の複写が完了したか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ206へ移行する一方、否定判定となった場合はステップ202へ移行して次の用紙Pへの画像の複写を行う。
次のステップ206では、上記ステップ200において取得した画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、感光体ドラム20の周面における当該感光体ドラム20の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値を、当該画像データに基づいて算出する。なお、本実施の形態に係る画像形成装置10では、相関値として、画像データに基づき、区分領域の面積をそれぞれS0とし、当該区分領域においてトナーの付着する部分の面積をS1とした場合、次の(1)式からトナーが付着する部分の面積の比率(以下、画像面積率という。)を算出する。
画像面積率=S1/S0×100・・・(1)
図5には、感光体ドラム20の所定間隔毎の各区分領域の画像面積率の一例を示す模式図が示されている。なお、図5では、感光体ドラム20の回転軸方向の各区分領域に「A」〜「F」のアルファベットを対応させている。
次のステップ208では、不揮発性メモリ105に記憶されている区分領域別累計トナー量テーブルに、上記ステップ206において算出した各区分領域の画像面積率を、区分領域毎に累計して記憶させる。なお、上記ステップ202〜ステップ204において複数枚の用紙Pへの複写を行った場合、複写した枚数分だけ各区分領域の画像面積率を区分領域別累計トナー量テーブルに累計する。
次のステップ210では、不揮発性メモリ105に記憶されている複写枚数カウンタの値に、用紙Pへの画像を複写した枚数を加算して記憶させる。
次のステップ212では、不揮発性メモリ105に記憶されている複写枚数カウンタの値が所定値(例えば、100)以上となったか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ214へ移行する一方、否定判定となった場合は本複写処理プログラムを終了する。
次のステップ214では、保持トナー量補正処理プログラムの呼び出しを行った後に、本複写処理プログラムを終了する。
次に、図6を参照して、本実施の形態に係る保持トナー量補正処理プログラムを実行する際の画像形成装置10の作用を説明する。なお、当該プログラムはROM104の所定の領域に予め記憶されている。
ステップ300では、不揮発性メモリ105に記憶されている区分領域別累計トナー量テーブルから各区分領域の画像面積率の累計値を読み出し、次のステップ302では、読み出した各区分領域の画像面積率の累計値を、不揮発性メモリ105に記憶されている複写枚数カウンタの値でそれぞれ除算して平均画像面積率を算出する。
次のステップ304では、各区分領域の平均画像面積率の最大値を求め、最大値と各区分領域の平均画像面積率との差が所定範囲以内になるように、各区分領域に付着させるトナー量を導出する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置10では、各区分領域の平均画像面積率が最大値と同じとなるように各区分領域に付着させるトナー量を導出する。
すなわち、例えば、各区分領域の平均画像面積率が図5に示す画像面積率の値であった場合、区分領域Eの平均画像面積率が最大値であるため、図7に示すように、各区分領域の画像面積率と最大値との差を求めることにより、各区分領域に付着させるトナー量を導出する。
次のステップ306では、画像形成エンジン制御部116を介して画像形成エンジン部14の作動の制御して、感光体ドラム20の周面の各区分領域に対して、上記ステップ304において導出したトナー量をそれぞれ付着させるトナー像を形成する。なお、この際、転写器32へのバイアス電圧の印加を停止して、形成されたトナー像を中間転写ベルト28に転写させずに、クリーニング装置30により回収させる。これにより、クリーニングブレード30Aには、回収するトナーの一部が保持される。
次のステップ308では、不揮発性メモリ105に記憶された区分領域別累計トナー量テーブルに記憶されている区分領域毎の画像面積率の累計値及び複写枚数カウンタの値をそれぞれゼロに初期化し、本複写処理プログラムを終了する。
このように、本実施の形態によれば、感光体ドラム20の周面の、感光体ドラム20の回転軸方向に対して所定間隔毎の各区分領域に付着するトナー量がほぼ均一になり、クリーニングブレード30Aで保持されるトナーの量もほぼ均一になるため、除去される放電生成物の量がほぼ均一になる。これにより、形成される画像に像流れがほぼ均一に発生するようになるため、像流れが目立ちずらくなる。
以下の表1には、本発明者が、所定範囲を変えながら用紙Pに形成された画像の評価を行った結果が示されている。表1に示すように、最大値と各区分領域との画像面積率の差が20%よりも大きくなると、除去される放電生成物の量に偏りが現れ、形成される画像に像流れが不均一に発生し、画質が低下する。また、最大値との画像面積率の差が10%よりも大きく20%以下になると、形成される画像に細線が含まれている場合に細線のぼけが発生するが、像流れが不均一に発生することがなくなり、画質がやや良好になる。さらに、最大値との画像面積率の差が10%以下になると、細線のぼけや像流れが不均一に発生しなくなるため、画質が良好になる。
Figure 2008096829

以上のように、本実施の形態によれば、感光体ドラム20の周面に画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、感光体ドラム20の周面における当該感光体ドラム20の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値を、画像データに基づいて算出し、算出した各区分領域毎の相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の相関値との差が所定範囲以内になるように感光体ドラム20の周面にトナーを付着させるように制御しているので、形成される画像に像流れがほぼ均一に発生するようになり、像流れが目立ちずらくなるため、画質の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、相関値を、区分領域毎に累計して記憶し、所定の期間毎に、当該期間に記憶された各区分領域の相関値の累計値を読み出し、各累計値を当該期間に感光体ドラム20の周面に形成したトナー像の数で除算して平均相関値を算出し、各区分領域の平均相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の平均相関値との差が所定範囲以内になるように感光体ドラム20の周面にトナーを付着させるように制御しているので、用紙Pへ画像を形成する画像形成処理の生産性の低下を抑えることができる。
また、本実施の形態によれば、画像データに基づくトナー像を形成していない非画像形成時に、感光体ドラム20の周面にトナーを付着させるように制御しているので、画像データに基づいて形成される画像への影響がない。
さらに、本実施の形態によれば、帯電器22は、感光体ドラム20の周面に接触して放電を行うことにより当該周面を帯電させており、放電される電力が非接触型の帯電器に比べて少なく、生成される放電生成物の量も非接触型の帯電器に比べて少ないため、画質の低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、相関値として、画像面積率を算出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、トナー量に相関する値であればいずれであってもく、例えば、画像データに基づき、各区分領域に形成される画像の濃度値(階調値)を合計した合計濃度値を算出するものとしてもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、本実施の形態で説明した画像形成装置10の構成(図1、図2参照。)、画像形成装置10の電気系の構成(図3参照。)は、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明した複写処理プログラム、及び保持トナー量補正処理プログラム(図4、及び図6参照。)の処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明した感光体ドラム20の周面の各区分領域の画像面積率及び補正量(図5、及び図7参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す構成図である。 実施の形態に係る感光体ドラムの周囲を拡大した拡大図である。 実施の形態に係る画像形成装置の電気系の要部構成を示すブロック 実施の形態に係る複写処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る感光体ドラムの所定間隔毎の各区分領域の画像面積率の一例を示す模式図である。 実施の形態に係る保持トナー量補正処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る感光体ドラムの所定間隔毎の各区分領域の画像面積率と最大値との差を示す模式図である。
符号の説明
10 画像形成装置
20 感光体ドラム(像保持体)
22 帯電器(帯電手段)
24 光ビーム走査装置(形成手段)
26 現像器(現像手段)
28 中間転写ベルト(被転写体)
30 クリーニング装置(研磨手段)
32 転写器(転写手段)
100 CPU(算出手段、制御手段)
105 不揮発性メモリ(記憶手段)

Claims (6)

  1. 回転駆動する像保持体と、
    前記像保持体の周面を帯電させる帯電手段と、
    前記帯電手段により帯電された前記像保持体の周面に画像データに基づいて光ビームを照射して静電潜像を形成する形成手段と、
    前記形成手段により前記像保持体の周面に形成された前記静電潜像にトナーを付着させて当該静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、
    前記現像手段により現像された前記トナー像を被転写体へ転写する転写手段と、
    前記転写手段による転写後の前記像保持体の周面を摺擦して当該周面に残留する残留トナーの少なくとも一部を保持し、保持した残留トナーによって前記像保持体の周面を研磨する研磨手段と、
    前記像保持体の周面に前記画像データにより示される画像のトナー像を形成したときの、前記像保持体の周面における当該像保持体の回転軸方向に対して所定間隔毎に区分された各区分領域毎の付着するトナー量に相関する相関値を、前記画像データに基づいて算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された各区分領域毎の相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の相関値との差が所定範囲以内になるように前記像保持体の周面にトナーを付着させるように前記形成手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記算出手段により算出された各区分領域の相関値を、区分領域毎に累計して記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、所定の期間毎に当該期間に前記記憶手段に記憶された各区分領域の相関値の累計値を読み出し、各累計値を当該期間に前記像保持体の周面に形成したトナー像の数で除算して平均相関値を算出し、各区分領域の平均相関値の最大値を求め、当該最大値と各区分領域の平均相関値との差が所定範囲以内になるように前記像保持体の周面にトナーを付着させるように前記形成手段を制御する
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像データに基づくトナー像を形成していない非画像形成時に、前記像保持体の周面にトナーを付着させるように前記形成手段を制御する
    請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記帯電手段は、前記像保持体の周面に接触して放電を行うことにより当該周面を帯電させる
    請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記相関値は、前記各区分領域のトナーが付着する部分の面積の比率であり、
    前記所定範囲は、前記最大値の20%の範囲である
    請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記相関値は、前記各区分領域のトナーが付着する部分の面積の比率であり、
    前記所定範囲は、前記最大値の10%の範囲である
    請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016197170A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成システム

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