JP2008095833A - クリップ - Google Patents

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JP2008095833A
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Naohiro Sawada
直洋 澤田
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Daiwa Kasei Industry Co Ltd
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Daiwa Kasei Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】クリップをプレートに取り付ける作業を容易とし、かつ、プレートに対する保持力は充分に高める。
【解決手段】プレート30の取付け孔32が長辺aと短辺bとからなる矩形状であり、この取付け孔にクリップ本体410のアンカー14を挿入することによって該クリップ本体がプレートに取り付けられる構成のクリップであって、クリップ本体10のアンカー14は、取付け孔32を挿通可能な長辺Aと短辺Bとからなる矩形状のロック部20と、弾性による撓み動作が可能な一対の係合部24と、一対の回り止め片28とを備えている。アンカー14を取付け孔32に挿入することによって両係合部24が取付け孔における両長辺aの縁にそれぞれ係合し、この状態でクリップ本体10をその軸線回りに回転させることにより、ロック部20がプレート30の内側に係止するとともに、両回り止め片28が取付け孔32の中にそれぞれ位置するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両ボデーなどのプレートに開けられた取付け孔にアンカーを挿入することによって該プレートに取り付けられるクリップに関する。
この種のクリップとしては、例えば特許文献1に開示されている技術が既に知られている。この技術では、プレートの取付け孔に挿入されるアンカーが、その中心部に位置する支柱と、この支柱の外側に位置する複数個の係合片とによって構成されている。これらの係合片の両端部は、支柱側と一体に結合されている。そして各係合片の中間部分は、外方向へ膨らんでいるとともに、外部からの荷重を受けたときに弾性によってそれぞれ撓むことができる。このアンカーを取付け孔に挿入すると、各係合片が孔内周に接触して内方へ押し撓められながら取付け孔を通過し、そのまま孔内周に係合してクリップがプレートに取り付けられる。
特開2002−303309号公報
このようにアンカーにおける係合片の弾性によってクリップをプレート側に取り付ける構成では、充分な保持力が得られない場合がある。そこで、各係合片の剛性を大きくして保持力を高めることが考えられるが、そうすると取付け孔に対するアンカーの挿入荷重が増えて好ましくない。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、クリップをプレートに取り付ける作業を容易とし、かつ、プレートに対する保持力は充分に高めることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
第1の発明は、所定のプレートに開けられたクリップ用の取付け孔が長辺と短辺とからなる矩形状であり、この取付け孔にクリップ本体のアンカーを挿入することによって該クリップ本体がプレートに取り付けられる構成のクリップであって、クリップ本体のアンカーは、取付け孔を挿通可能な長辺と短辺とからなる矩形状のロック部と、このロック部における長辺側の両側部に位置し、弾性による撓み動作が可能な一対の係合部と、同じくロック部における長辺側の両側部に位置する一対の回り止め片とを備えている。アンカーをプレートの取付け孔に挿入することによってロック部が取付け孔を通過するとともに、両係合部が取付け孔における両長辺の縁にそれぞれ係合し、この状態でクリップ本体をその軸線回りに回転させることにより、ロック部がプレートの内側に係止するとともに、両回り止め片が取付け孔の中にそれぞれ位置するように構成されている。
この構成にあっては、クリップ本体のアンカーをプレートの取付け孔に挿入することで両係合部が取付け孔の縁にそれぞれ係合してクリップ本体がプレートに仮止めされる。そして、この状態からクリップ本体をその軸線回りにほぼ90°回転させれば、ロック部がプレートに係止し、同時に両回り止め片によってクリップ本体がプレートに回り止めされる。このため、クリップ本体をプレートに取り付ける作業が容易で、かつ、プレートに対するクリップ本体の保持力が著しく高められる。
第2の発明は、第1の発明において、クリップ本体におけるアンカーの両回り止め片が両係合部にそれぞれ設けられている。これらの係合部が取付け孔における長辺の縁に係合した状態において、両回り止め片がプレートの表側に押し付けられて弾性変形するように設定されている。
この場合、アンカーの両係合部によってクリップ本体がプレートに仮止めされた状態では、両回り止め片が両係合部におけるスタビライザーとしての機能を兼ねるので、その分、クリップ本体の構造が簡素化される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、クリップを表した外観斜視図である。図2は図1の正面図、図3は図1の左側面図、図4は図1の平面図、図5は図3の縦断面図である。これらの図面で示されているクリップ本体10は樹脂による一体成形品であり、その構造はベース12とアンカー14とに大別される。なおクリップ本体10の内部は、全体の軽量化を図るために中空になっており、かつ一定の強度を確保するための補強壁16を有する(図5)。
クリップ本体10のアンカー14は、車両ボデーなどのプレート30に開けられた取付け孔32に挿入される部分であり、その一部とベース12とを残して取付け孔32を通過するように構成されている。このアンカー14は、ベース12の上面から延びる支柱部18を介して該ベース12と平行に設けられたロック部20と、このロック部20の両側部に位置する一対の係合部24とを備えている。一方、プレート30の取付け孔32は、図面で明らかなように長辺aと短辺bとからなる矩形状をしている。この取付け孔32における両短辺b側の外面には、凹部34がそれぞれ設けられている。
アンカー14におけるロック部20の基本形状は矩形のブロック状であり、その平面形状はプレート30の取付け孔32を挿通可能な長辺Aと短辺Bとからなる矩形状となっている。すなわち、ロック部20の平面形状における長辺Aおよび短辺Bは、取付け孔32の長辺aおよび短辺bよりもそれぞれ小さ目に設定されている。そして、ロック部20における長辺A側の側面と下面とが交わるコーナーは、所定の傾斜角をもった案内面22となっている。また、アンカー14における支柱部18の高さ、つまりベース12上面とロック部20下面との間の距離は、プレート30の板厚と同じ寸法に設定されている。
アンカー14の両係合部24は、ロック部20における両長辺A側の側部にそれぞれ位置している。これらの係合部24は、個々の両側に位置するスリット25(図2)によってベース12およびアンカー14(支柱部18とロック部20)から切り離されている。したがって、両係合部24は樹脂の弾性によって内外方向へ撓み動作可能である。両係合部24の先端は、アンカー14の基端側に向かって徐々に外方向へ張り出した斜面形状をしており、最も張り出した部分がそれぞれ爪26になっている。
両係合部24は、個々の爪26から所定の距離だけ離れた位置において外方へ張り出した回り止め片28をそれぞれ備えている。これらの回り止め片28は、後述するようにクリップ本体10を取付け孔32に対して回り止めする機能を果たす。また、両回り止め片28は樹脂の弾性によって図3の上下方向への撓み動作が可能であり、係合部24のスタビライザーとしての機能を兼ねている。
つづいて、クリップを取り付ける手順について説明する。
まず、アンカー14におけるロック部20の長辺Aおよび短辺Bを、プレート30における取付け孔32の長辺aおよび短辺bに対応させた状態で、該アンカー14を取付け孔32に挿入する(図2〜図5)。この結果、ロック部20のほとんどの部分が取付け孔32を通過するとともに、両係合部24が弾性によって撓みながら個々の爪26が取付け孔32を通過する。これにより、両爪26がプレート30の内側に位置して取付け孔32における両長辺aの縁に係合し(図3、図5)、クリップ本体10がプレート30に仮止めされる。このクリップ本体10の仮止め状態において、ロック部20の下面は取付け孔32の内部に位置している(図2)。また、両係合部24の回り止め片28は、プレート30の外側面に押し付けられて撓み、取付け孔32の縁に対する両爪26の係合状態を安定させるスタビライザーの役目を果たしている。
つぎに、図6〜図8で示すようにクリップ本体10をその軸線回りに約90°回転させる。これにより、ロック部20の下面が案内面22に案内されて取付け孔32内からプレート30の内側面に乗り上げる(図6、図8)。したがって、プレート30がベース12の上面とロック部20の下面とで挟み込まれた状態となり、クリップ本体10がプレート30にロックされる。また、これと同時に両係合部24の回り止め片28がプレート30の両凹部34にそれぞれ入り込み(図7、図8)、クリップ本体10がプレート30に回り止めされる。
このように、クリップ本体10のアンカー14をプレート30の取付け孔32に挿入することで該クリップ本体10がプレート30に仮止めされる。そして、この仮止め状態からクリップ本体10を軸線回りに回転させるだけの簡単な操作により、アンカー14のロック部20がプレート30の内面に乗り上げてクリップ本体10がプレート30にロックされる。したがって、プレート30にクリップ本体10を取り付ける作業が簡単となり、かつ、プレート30に対するクリップ本体10の保持力が高められる。
クリップを表した外観斜視図 図1の正面図 図1の左側面図 図1の平面図 図3の縦断面図 クリップのロック状態を図2と対応させて表した正面図 クリップのロック状態を図5と対応させて表した縦断面図 クリップのロック状態を図4と対応させて表した平面図
符号の説明
10 クリップ本体
14 アンカー
20 ロック部
24 係合部
28 回り止め片

Claims (2)

  1. 所定のプレートに開けられたクリップ用の取付け孔が長辺と短辺とからなる矩形状であり、この取付け孔にクリップ本体のアンカーを挿入することによって該クリップ本体がプレートに取り付けられる構成のクリップであって、
    クリップ本体のアンカーは、取付け孔を挿通可能な長辺と短辺とからなる矩形状のロック部と、このロック部における長辺側の両側部に位置し、弾性による撓み動作が可能な一対の係合部と、同じくロック部における長辺側の両側部に位置する一対の回り止め片とを備え、アンカーをプレートの取付け孔に挿入することによってロック部が取付け孔を通過するとともに、両係合部が取付け孔における両長辺の縁にそれぞれ係合し、この状態でクリップ本体をその軸線回りに回転させることにより、ロック部がプレートの内側に係止するとともに、両回り止め片が取付け孔の中にそれぞれ位置するように構成されたクリップ。
  2. 請求項1に記載されたクリップであって、
    クリップ本体におけるアンカーの両回り止め片が両係合部にそれぞれ設けられ、これらの係合部が取付け孔における長辺の縁に係合した状態において、両回り止め片がプレートの表側に押し付けられて弾性変形するように設定されているクリップ。
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