JP2008095809A - 液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タンクの温度や圧力を検出して、自然気化に加えて補助的に気化を促進するタンク内の液化ガスを加熱気化する、構造、取付が簡単で、安全な液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置を実現する。
【解決手段】IHヒータ装置5は、液化ガス貯蔵タンクの円筒壁12に取り付ける防爆ケース10と、防爆ケース10を取り付けるバンド11と、誘導加熱用コイル9及び誘導加熱用コイル9の温度を検出するHヒータ装置5の取付箇所とは分離して取り付けられたコイル温度検出センサ8とを有し、タンク圧力検出センサ7は、液取出しバルブ23に取り付けられており、インバータ制御部3は、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7及びコイル温度検出センサ8の検出出力を入力して、タンク温度、タンク圧力及びコイル9温度の検出結果に応じてインバータ電源2を制御する
【選択図】図1
【解決手段】IHヒータ装置5は、液化ガス貯蔵タンクの円筒壁12に取り付ける防爆ケース10と、防爆ケース10を取り付けるバンド11と、誘導加熱用コイル9及び誘導加熱用コイル9の温度を検出するHヒータ装置5の取付箇所とは分離して取り付けられたコイル温度検出センサ8とを有し、タンク圧力検出センサ7は、液取出しバルブ23に取り付けられており、インバータ制御部3は、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7及びコイル温度検出センサ8の検出出力を入力して、タンク温度、タンク圧力及びコイル9温度の検出結果に応じてインバータ電源2を制御する
【選択図】図1
Description
この発明は、液化石油ガス(LPG)、炭酸ガス、アンモニア、酸素、窒素、アルゴン、水素、ジメチルエーテル(DME)、重油等の液化ガスが貯蔵されたタンクに取り付けて、タンク内の液化ガスを加熱して気化する液化ガス貯蔵タンク用気化装置に関する。
従来、LPGタンク内に充填されたLPGは、特に加熱等することなく自然気化(常温で気化)させて、取り出して使用していた。
また、LPGタンクに設けられた液取出管を加熱ヒータで加熱して、LPGの取り出し途中で積極的に加熱して気化する加熱気化装置が知られている(特許文献1、2参照)。
さらに、LPGタンクを直接加熱して気化させるLPGタンク用気化熱供給装置が公知である(特許文献3参照)。このLPGタンク用気化熱供給装置では、LPGタンクの底面部にコイル組付体が取り付けられており、インバータ部から交流電流がコイルに供給されると、LPGタンクの底面部に渦電流が発生し、誘導加熱が行われ、LPGタンク内の底面部付近のLPGは暖められ、対流によって上昇し、LPG全体の温度が均一化され、気化が円滑に行われるものであり、タンク温度検出用センサによるインバータ制御部によって、タンク内の温度が法令により禁止されている40℃以上にならならないように監視を行っている。
上記従来の自然気化によると、タンク内のLPGの貯蔵量が多い状態の場合は問題ないが、少なくなってくると気化熱によりタンク内外の温度が下がり、また貯蔵量が少ないためにLPGとタンク内壁面との接触面積が小さくなり、外部から気化熱を奪えなくなり、LPGの気化がしにくくなると言う問題が生じる。
また、従来のLPGをタンクに接続された液取出管の途中を加熱ヒータで加熱する加熱気化装置は、自然気化で生じる上記問題を解決できるが、温水や電気ヒータ等による加熱ヒータを設けなくてはならないので、構造が複雑となり、効率が悪く、コストアップ等の問題が生じる。
また、特許文献3に開示されたLPGタンク用気化熱供給装置は、次のような課題がある。
(1)コイル組付体の略中央にLPGタンクの温度検出を行うためのタンク温度検出用センサを設けているが、このように、コイル組付体による加熱されるタンク部分にタンク温度検出用センサを設けると、コイル組付体による加熱を直接受けた状態のタンク温度が測定され、タンクの適正温度が正確に測定できない。
(1)コイル組付体の略中央にLPGタンクの温度検出を行うためのタンク温度検出用センサを設けているが、このように、コイル組付体による加熱されるタンク部分にタンク温度検出用センサを設けると、コイル組付体による加熱を直接受けた状態のタンク温度が測定され、タンクの適正温度が正確に測定できない。
(2)従来は、タンク圧力を検出するためにタンク温度検出センサをタンク表面に取り付け、タンク表面温度よりタンク内圧力を推測する方法であるので、正確にタンク内圧力が測定できない。又、タンク内圧力を検出するためのタンク圧力検出センサをタンク内に挿入するようにすることは、高圧容器である為、既設品では困難である。
(3)コイル組付体の取付面を、全体的に、タンクの三次曲面で形成された球面状端部(底部)に沿って取り付けられるように、三次曲面に形成しなくてはならないが、コイル組付体の取付面を円筒状のタンクの三次曲面に合うように三次曲面に形成することは、技術的にきわめて難しい。
(4)コイルと被加熱物であるタンク壁との距離は、磁束をタンク壁に対して均一に当てるためにほぼ一定にする必要があるが、このために、コイルをタンクの三次曲面に合うように三次曲面に形成することは困難である。
(5)上記取付面、磁石及びコイルの面がタンクの三次曲面で形成された球面に正確に沿わない場合等、磁石で吸着していてもずれやすく、特に、地震や風雨等によりはずれる等のおそれもあり、磁石による吸着構造についてはさらに改善の必要性がある。特に、車輌搭載用のタンクの場合等、振動等によりずれやすくなる。さらに、取付け用の磁石の強さや位置、或いは磁束の方向によっては、コイル加熱用の磁束又はタンク表面に生じる渦電流を弱めて悪影響を与えるので、取付け用の磁石の力を弱める必要があり、吸着力が弱くなり、上記ずれ等の問題が顕著となってしまう。
本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置は、自然気化による問題を解決するために、自然気化に加えて補助的に気化を促進するタンク内の液化ガスを加熱気化する加熱気化装置を実現するものである。
そして、本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置は、記液取出管にヒータを設ける加熱気化装置に較べてきわめて構造が簡単であり、しかも上記特許文献3に示す従来のLPGタンク用気化熱供給装置の課題を解決する構造を備えた液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置を実現するものである。
本発明は上記課題を解決するために、IHヒータ装置、タンク温度検出センサ、タンク圧力検出センサ、インバータ電源及びインバータ制御部、を備え、円筒壁を有する液化ガス貯蔵タンクを加熱して該液化ガス貯蔵タンク内に貯蔵された液化ガスを加熱して気化する液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置であって、前記IHヒータ装置は、液化ガス貯蔵タンクの円筒壁の外面に沿う形状の凹湾曲面である取付面を備えた防爆ケースと、該防爆ケースを液化ガス貯蔵タンクの円筒壁に沿って取り付けるバンドと、該防爆ケース内に設けられた誘導加熱用コイル及び該誘導加熱用コイルの温度を検出するコイル温度検出センサと、を有し、タンク温度検出センサは、前記IHヒータ装置と分離して前記液化ガス貯蔵タンクの外壁面に取り付けられており、前記タンク圧力検出センサは、前記液化ガス貯蔵タンクに設けられた液取出しバルブに取り付けられておりタンク内圧力を検出するものであり、前記インバータ電源は、前記誘導加熱用コイルに交流電流を供給するインバータを備えており、前記インバータ制御部は、前記タンク温度検出センサ、タンク圧力検出センサ及びコイル温度検出センサの検出出力を入力して、タンク温度、タンク内圧力及びコイル温度の検出結果に応じてインバータ電源を制御することを特徴とする液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置を提供する。
前記液取出しバルブ、タンク圧力検出センサ及び端子ボックスは、施錠可能なプロテクトボックス内に配置されており、前記タンク温度検出センサ、タンク圧力検出センサ及びコイル温度検出センサからのケーブルは、前記端子ボックスを介して、前記インバータ制御部に接続されていることを特徴とする請求項1記載の液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置を提供する。
前記防爆ケースにおいて、少なくとも取付面を有する取付部は樹脂又はガラスで形成されている。
前記液化ガス貯蔵タンクの円筒壁の外周面に対向する前記誘導加熱用コイルの面は、前記円筒壁の外周面との間の距離が一定となるように形成されていることが好ましい。
前記円筒壁を有する液化ガス貯蔵タンクは、円筒壁の軸心が水平である横型タンク又は円筒壁の軸心が垂直である縦型タンクである。
以上の構成から成る本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置によると、自然気化の場合においてタンク内で液化燃料少なくなった際に生じる周囲の温度低下による気化の低減等の問題がなくなり、また、液取出管に加熱ヒータを設けた加熱気化装置に較べて構造が簡単となる。
さらに、次のような顕著な効果が生じる。
(1)液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置における誘導加熱ヒータ(以下、「IHヒータ」という。)の取付箇所とは離れた箇所にタンク温度検出用センサを取り付ける構成としたので、IHヒータの加熱を直接受けない状態でタンク温度を検出できる。
(1)液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置における誘導加熱ヒータ(以下、「IHヒータ」という。)の取付箇所とは離れた箇所にタンク温度検出用センサを取り付ける構成としたので、IHヒータの加熱を直接受けない状態でタンク温度を検出できる。
(2)タンク圧力検出センサは、液取出しバルブに取り付けてタンク内の圧力を検出する構成としたので、タンク内圧力を正確に検出でき、タンク圧力検出センサの取付構造がきわめて簡単となり、しかもタンクに直接取り付けるのではないから、既設品に設置することもできる。
(3)IHヒータの取付部の取付面の形状を、円筒状のタンクの二次円曲面で形成された円筒壁の外面に沿って取り付けられるようにしたので、IHヒータの取付部の取付面及びコイルの形状を、円筒状のタンクの円筒壁の外周面に、よりフィットした面は簡単に製作可能である。
(4)コイルを円筒状のタンクの二次曲面である円筒壁の外面に合うように形成すればよいので、三次曲面に形成することに較べると比較的容易であり、従って、コイルと被加熱物であるタンク壁との距離をほぼ一定にし易く、磁束をタンク壁に対して均一に当てることができる。
(5)バンドによってIHヒータを円筒状のタンクの円筒壁の外面に簡単に取り付けられる構成としたので、磁石により吸着した構成に較べて、取り付けの安定性が増し、地震や風雨によってもずれたり外れたりするようなことがない。車輌等に搭載して使用する場合にも安定性が確保できる。
本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置は、自然気化による問題を解決するために液化ガスタンクを加熱気化する気化装置であって、上記液取出管にヒータを設ける加熱気化装置に較べてきわめて構造が簡単であり、しかも上記特許文献3に示す従来のLPGタンク用気化熱供給装置の課題を解決する構造を備えた液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置を実現するものである。
本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて図面を参照して説明する。本発明の対象とする液化ガスとしては、液化石油ガス(LPG)、炭酸ガス、アンモニア、酸素、窒素、アルゴン、水素、ジメチルエーテル(DME)、重油等の液化ガスである。
本発明は、円筒壁を有する液化ガス貯蔵タンク(円筒状の液化ガス貯蔵タンク)を加熱して、液化ガスの気化を促進する液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置である。液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置の設置対象である液化ガス貯蔵タンクとしては、横型タンク(円筒壁の軸心が水平のタンク)及び竪型タンク(円筒壁の軸心が垂直のタンク)がある。具体的な構成は、以下の実施例において説明する。
図1は、本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置(以下、単に「加熱気化装置」ともいう。)の実施例1の構成を説明する図である。この加熱気化装置は、脚4で支持された横型の液化ガス貯蔵タンク(以下単に「タンク」とも言う。)1に取り付ける構成として示されており、インバータ電源2、インバータ制御部3、IHヒータ装置(誘導加熱ヒータ装置)5、タンク温度検出センサ6及びタンク圧力検出センサ7を備えている。
インバータ電源2は、図示しないが交流電源及びインバータ等を備えており、IHヒータ装置の後記する誘導加熱用コイルに交流電流を供給する装置である。
インバータ制御部3は、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7及び後記するコイル温度検出センサ8から検出出力を入力して、それらのセンサの検出状態に応じて、インバータ電源2を制御し、IHヒータ装置5の後記する誘導加熱用コイル9に供給する交流電流の調整及びそのオン・オフ制御を行う装置である。
IHヒータ装置5は、図2(a)の想像線(二点鎖線)で示すような防爆ケース10内に誘導加熱用コイル(以下、単に「コイル」とも言う。)9とコイル温度検出センサ8が設けられ、さらに取付用のバンド11が設けられて構成される。防爆ケース10は、全体的には、ほぼ矩形状の箱体であるが、タンク1の円筒壁12の外周面に当接して取り付ける取付部13の取付面14は凹湾曲面に形成されている。
この取付面14は、図2(a)、(b)に示すように、円筒壁12を有する液化ガス貯蔵タンク1の円筒壁12の半径R(許容公差がタンク容量により違いがある。)の外周面(二次円曲面)15に沿うような、曲率半径R1を有する円曲面(二次円曲面)から形成されている。ここで、R1=R+2〜8mmである。要するに、R1はRより2〜8mm程度大きく形成する。なお、ここで、2〜8mmは一例であって、円筒壁12の半径Rの寸法に応じて適宜、設定する設計事項である。
防爆ケース10は、少なくとも、タンク1の円筒壁12に当接して取り付ける取付部13は、コイル9の磁束による影響を受けないように、樹脂又はガラスで形成し、残りの部分16を金属(例えば、アルミニウム、スチール等)で形成するが、防爆ケース10全体を樹脂(強化樹脂等の強度を有する樹脂)で形成してもよい。
IHヒータ装置5のコイル9は、図2(a)に示すように、全体的に矩形状且つ凹湾曲状のリングとして形成されており、タンク1の円筒壁12の外周面に対面する内面17は、図2(a)、(b)に示すように、タンク1の外周面15との距離が一定sとなるような曲率半径R2で形成される。
要するに、コイル9の内面の曲率半径R2は、R2=R+sである。ここで、sは、円筒状のタンク1の半径及びコイル9の規模、磁束の強さ等により、適宜、設計して決められる。例えば、s=5〜40mm程度である。このような構成とすることにより、コイル9による磁束をコイル9の対向するタンク1の外面へ均等に作用(透過)させ効果的な加熱を可能とする。なお、ここで、s=5〜40mmは一例であって、コイル9の内面の曲率半径R2の寸法に応じて適宜、設定する設計事項である。
図2(b)に示すように、IHヒータ装置5は、その取付面14をタンク1の円筒壁12の外周面15である底面に当接し、取付用のバンド11によって締着して取り付けられる。バンド11は、スチール等の金属バンド、又は樹脂製のバンドを利用する。バンド11の両端は、周知のバックル等の締結具18により互いに締結されるように構成されている。
防爆ケース10内には、コイル9の近くにコイル温度検出センサ8が設けられている。このコイル温度検出センサ8は、熱電対、サーミスタ等を利用し、その検出出力がインバータ制御部3に送られるように、ケーブル21でインバータ制御部3に接続されている。
コイル温度検出センサ8は、コイル9の温度を測定し、その検出出力をインバータ制御部3にケーブル21で送り、インバータ電源2を制御してコイル9への交流電流を調整又はオン・オフして、コイル9自体が設定温度以上の高温にならないように制御するための機能を有する。本実施例では、温度測定の信頼性を確保するために、2つのコイル温度検出センサ8を設けているが、1つ又は3以上でもよい。
タンク温度検出センサ6は、図1に示すように、IHヒータ装置5が取り付けられている箇所とは分離して(距離を離して)、タンク1の球面状の端部壁22に装着されている。タンク温度検出センサ6は、熱電対、サーミスタ等から成り、端部壁22に接触して取り付けられる構造となっている。これにより、タンク温度が測定可能である。タンク温度検出センサ6は、その検出出力がインバータ制御部3に送られるように、ケーブル19でインバータ制御部3に接続されている。
タンク温度検出センサ6は、タンク1の外壁面の温度を測定するが、このようなタンク1の外壁面の温度とその温度に対応するタンク1内の温度を予め測定して相関グラフを作成しておけば、タンク1の外壁面の温度を測定することで、タンク内の温度を実質的に知ることができる。
このようにタンク温度を測定し、その検出値をインバータ制御部3に送り、インバータ電源2を制御してコイル9への交流電流を調整又はオン・オフする。これにより、タンク温度検出センサ6で、法令で規定されたタンク内温度の上限値である40℃以上とならないように制御することができる。
ところで、本発明では、タンク温度検出センサ6は、IHヒータ装置5と共に組み込むような構成ではなく、IHヒータ装置5の取付箇所とは離れた箇所にとりつけられる構成としたので、IHヒータ装置5による加熱の影響を直に受けることがなく、タンク1内の温度をより正確に反映して測定することができる。
タンク圧力検出センサ7は、図1に示すように、液取出し口に栓23’を装着して閉じ、液取出しバルブ23を開とした状態で取り付けられている。このような状態とすれば、圧力はタンク内圧力と同じであるから、タンク内圧力を検出することができる。タンク圧力検出センサ7を液取出しバルブ23に取り付ける構成は、タンク1の本体に取り付ける構成に較べて、製作が簡単となり、しかもタンク1に直接、取付のための工作を施すようなことがないので、タンク1の強度に影響を及ぼすことがない。
なお、液取出しバルブ23及びタンク圧力検出センサ7は、図1に想像線(二点鎖線)で示すように、プロテクタケース26内に配置して保護される構成としている。タンク圧力検出センサ7は、検出圧力を電気出力(電気信号)として変換する周知のタンク圧力検出センサ(例.圧電素子、ストレインゲージ、半導体タンク圧力検出センサ等)を利用すれば良い。
そして、タンク圧力検出センサ7は、その検出値がインバータ制御部3に送られるようにインバータ制御部3にケーブル20で接続されている。タンク内圧力を測定し、その検出値をインバータ制御部3に送り、インバータ電源2を制御してコイル9への交流電流を調整する。これにより、タンク内圧力が、法令で規定された18kg/cm2以上とならないように制御することができる。
なお、上記タンク温度検出センサ6、コイル温度検出センサ8及びタンク圧力検出センサ7は、その検出出力をデジタル検出値としてインバータ制御部3に送り、インバータ制御部3にマイコンを設け、デジタル検出値に応じてマイコンでインバータ制御を行うような構成としてもよい。
また、上記実施例1では、インバータ制御部をプロテクタケース26の外に設置しているが、インバータ制御部をプロテクタケース26内に設置する構成としてもよい。このようにインバータ制御部をプロテクタケース26内に設置した場合は、インバータ制御部に対する防爆構造が必要である。
(作用)
以上の構成から成る実施例1の加熱気化装置の作用を説明する。タンク1内に貯蔵された液化ガスは、自然気化により気化して、図示しないガス取出しバルブ、ガス取出し管によりコンロやレンジその他の燃焼機器等に供給される。自然気化が進むと、気化熱を奪うために周囲温度が低下し、また、タンク1内の液化ガスが徐々に少なくなると、タンク壁を介して外気との接触面積が小さくなり、気化熱が不足し自然気化しにくくなる。
以上の構成から成る実施例1の加熱気化装置の作用を説明する。タンク1内に貯蔵された液化ガスは、自然気化により気化して、図示しないガス取出しバルブ、ガス取出し管によりコンロやレンジその他の燃焼機器等に供給される。自然気化が進むと、気化熱を奪うために周囲温度が低下し、また、タンク1内の液化ガスが徐々に少なくなると、タンク壁を介して外気との接触面積が小さくなり、気化熱が不足し自然気化しにくくなる。
このような場合に、本発明の加熱気化装置は、タンク温度検出センサ6でタンク温度を検出し、その検出結果に応じて、インバータ制御部3によってインバータ電源2を制御し、タンクに供給する交流電流を調整又はオン・オフし、コイル9に交流電源を供給してコイル9により生じる磁束によって、タンクの表面に渦電流を発生させる。この渦電流で生じるジュール熱により、タンク1を加熱して、液化ガスを加熱して気化を促進し、低下していた自然気化を補うことができる。
このように本発明の加熱気化装置は、タンク温度を検出することで、加熱気化装置のIHヒータ装置5によりタンクを加熱して自然気化の低下を補うものである。そして、タンク温度が法令で上限として規定されている40℃以上に上昇したり、タンク内圧力が18kg/cm2以上に上昇しないように、タンク温度検出センサ6及びタンク圧力検出センサ7で温度及び圧力を検知し、インバータ制御部3によりインバータ電源2を制御する。
さらに、コイル9自体が高温に加熱しすぎないように、コイル温度検出センサ8でも、コイル9の温度を検出しインバータ制御部3によりインバータ電源2を制御する。
IHヒータ装置5では、万が一、交流電流の供給電線とコイル9の接続部に、短絡などの原因で火花が生じた場合でも、コイル9が防爆ケース10内に収納されているから、たとえ液化ガスの漏洩があても引火等による事故の危険を防ぐことが可能となる。
そして、IHヒータ装置5はバンド11によりタンク1に取り付ける構成であるから、IHヒータ装置5を新設する場合の作業、或いはメインテンス作業をきわめて簡単に行うことができ、しかも、地震、風雨、振動等に対してもずれることがなく、しっかりと取り付けることができる。
図3は、本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置の実施例2の構成を説明する図である。この加熱気化装置は、脚4で支持された竪型の液化ガス貯蔵タンク24に取り付けられた構成として示されている点で実施例1と相違するが、その他の構成はほぼ同じである。
この加熱気化装置は、実施例1と同様に、インバータ電源2、インバータ制御部3、IHヒータ装置(誘導加熱ヒータ装置)5、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7を備えている。そして、IHヒータ装置5は、実施例1と同様に、コイル温度検出センサ8及び取付用のバンド11が設けられている。IHヒータ装置5は、タンク24の溶接線(タンクの円筒部と端部を溶接して成る線部29)より若干上方に取り付けられる。
液化ガスは、満タン状態では、タンク24の上下方向において底25から8割程度の高さまで貯蔵するが、通常は、残量が満タン状態の30〜40%程度になると補給する。従って、IHヒータ装置5は、必ずしもタンクの底25(本実施例の場合は球面状の底部)に取り付ける必要はない。そこで、IHヒータ装置5は、図3に示すように、竪型のタンク24の円筒壁12の下部の外周面にバンド11で取り付ければよい。
なお、この実施例2についても、タンク温度検出センサ6はIHヒータ装置5とは分離して設け(IHヒータ装置5内にタンク温度検出センサ6を組み込んで設けるようなことはしない構成とする。ある程度、距離を離して設ける。)、また、タンク圧力検出センサ7は液取出しバルブ23に取り付ける構成としている。なお、この実施例2ではプロテクタケースを省略したが、実施例1同様に付設してもよい。さらに、インバータ制御部をプロテクタケース26内に設置する構成としてもよいのは、実施例1と同様である。
図4は、本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置の実施例3の構成を説明する図である。この加熱気化装置は、この加熱気化装置は、実施例1と同様に、横型のタンク1に取り付ける構成として示されおり、インバータ電源2、インバータ制御部3、IHヒータ装置(誘導加熱ヒータ装置)5、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7を備えている。
IHヒータ装置5は、横型のタンクの円筒壁12の外周面の底部に2つ、それぞれ取付用のバンド11で取り付けられている。2つのIHヒータ装置5は、実施例1と同様に、それぞれコイル温度検出センサ8が設けられている。
この実施例3では横型のタンク1の頂部に施錠可能なプロテクタケース26を付設し、このプロテクタケース26内に、液取出しバルブ23、タンク圧力検出センサ7及び端子ボックス27が収容されている。プロテクタケース26は、通常は安全管理上、施錠されており、管理者しかアプローチできない。なお、インバータ制御部をプロテクタケース26内に設置する構成としてもよいのは、実施例1同様である。
そして、防爆上の観点から、端子ボックス27内に設けた端子台(図示せず)に、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7、IHヒータ装置5のコイル温度検出センサ8からのケーブル19、20、21を取り付け、これらケーブルからの検出出力を、さらにケーブル28(複合ケーブル)でインバータ制御部3に送る構成としている。これにより、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7及びコイル温度検出センサ8からのケーブル19、20、21は、端子ボックス27及びケーブル28を介して、インバータ制御部3に接続される。
図5は、本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置の実施例4の構成を説明する図である。この実施例4は、実施例3と同様に竪型のタンク24に取り付ける構成であり、インバータ電源2、インバータ制御部3、IHヒータ装置(誘導加熱ヒータ装置)5、タンク温度検出センサ6、タンク圧力検出センサ7、を備えている。
そして、実施例4は、実施例3と同様に、液取出しバルブ23、タンク圧力検出センサ7及び端子ボックス27を収容するプロテクタケース26を備えている。このプロテクタケース26は、竪型の円筒壁12を有するタンク24の外周面に沿って垂直に取り付けられている。なお、インバータ制御部をプロテクタケース26内に設置する構成としてもよいのは、実施例3同様である。
以上、本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置の最良の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこのような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることはいうまでもない。
本発明に係る液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置は、液化ガスがタンク内で少なくなり自然気化では気化量が低減化しても、タンク温度をきめ細かく検出し、その検出結果に応じてタンクを加熱することで、気化を促進できるので、LPGだけでなく、各種の液化ガスを貯蔵し気化して供給するタンクに適用可能である。
1、24 液化ガス貯蔵タンク
2 インバータ電源
4 脚
3 インバータ制御部
5 IHヒータ装置(誘導加熱ヒータ装置)
6 タンク温度検出センサ
7 タンク圧力検出センサ
8 コイル温度検出センサ
9 誘導加熱用コイル
10 防爆ケース
11 取付け用のバンド
12 円筒壁
13 防爆ケースの取付部
14 防爆ケースの取付部の取付面
15 タンクの円筒壁の外周面
16 防爆ケースの取付部以外の残りの部分
17 コイルの内面(タンクに対向する面)
18 バックル等のバンドの締結具
19、20、21、28 ケーブル
22 タンクの端部壁
23 液取出しバルブ
23’液取出し口を閉じる栓
25 底
26 プロテクタケース
27 端子ボックス
29 溶接線
2 インバータ電源
4 脚
3 インバータ制御部
5 IHヒータ装置(誘導加熱ヒータ装置)
6 タンク温度検出センサ
7 タンク圧力検出センサ
8 コイル温度検出センサ
9 誘導加熱用コイル
10 防爆ケース
11 取付け用のバンド
12 円筒壁
13 防爆ケースの取付部
14 防爆ケースの取付部の取付面
15 タンクの円筒壁の外周面
16 防爆ケースの取付部以外の残りの部分
17 コイルの内面(タンクに対向する面)
18 バックル等のバンドの締結具
19、20、21、28 ケーブル
22 タンクの端部壁
23 液取出しバルブ
23’液取出し口を閉じる栓
25 底
26 プロテクタケース
27 端子ボックス
29 溶接線
Claims (5)
- IHヒータ装置、タンク温度検出センサ、タンク圧力検出センサ、インバータ電源及びインバータ制御部、を備え、円筒壁を有する液化ガス貯蔵タンクを加熱して該液化ガス貯蔵タンク内に貯蔵された液化ガスを加熱して気化する液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置であって、
前記IHヒータ装置は、液化ガス貯蔵タンクの円筒壁の外面に沿う形状の凹湾曲面である取付面を備えた防爆ケースと、該防爆ケースを液化ガス貯蔵タンクの円筒壁に沿って取り付けるバンドと、該防爆ケース内に設けられた誘導加熱用コイル及び該誘導加熱用コイルの温度を検出するコイル温度検出センサと、を有し、
タンク温度検出センサは、前記IHヒータ装置と分離して前記液化ガス貯蔵タンクの外壁面に取り付けられており、
前記タンク圧力検出センサは、前記液化ガス貯蔵タンクに設けられた液取出しバルブに取り付けられておりタンク内圧力を検出するものであり、
前記インバータ電源は、前記誘導加熱用コイルに交流電流を供給するインバータを備えており、
前記インバータ制御部は、前記タンク温度検出センサ、タンク圧力検出センサ及びコイル温度検出センサの検出出力を入力して、タンク温度、タンク内圧力及びコイル温度の検出結果に応じてインバータ電源を制御することを特徴とする液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置。 - 前記液取出しバルブ、タンク圧力検出センサ及び端子ボックスは、施錠可能なプロテクトボックス内に配置されており、
前記タンク温度検出センサ、タンク圧力検出センサ及びコイル温度検出センサからのケーブルは、前記端子ボックスを介して、前記インバータ制御部に接続されていることを特徴とする請求項1記載の液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置。 - 前記防爆ケースにおいて、少なくとも取付面を有する取付部は樹脂又はガラスで形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置。
- 前記液化ガス貯蔵タンクの円筒壁の外周面に対向する前記誘導加熱用コイルの面は、前記円筒壁の外周面との間の距離が一定となるように形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置。
- 前記円筒壁を有する液化ガス貯蔵タンクは、円筒壁の軸心が水平である横型タンク又は円筒壁の軸心が垂直である縦型タンクであることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の液化ガス貯蔵タンク用加熱気化装置。
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CN106439478A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-02-22 | 南京雷明医疗器械有限公司 | 低温乙烯储运罐 |
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-
2006
- 2006-10-11 JP JP2006277731A patent/JP2008095809A/ja active Pending
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