JP2008093266A - 遊技機用のパック発射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パックの発射間隔の速さに応じてパックを迅速に供給する。
【解決手段】パック発射装置12は、ホッパ40と、発射ローラ対41,42とを有する。ホッパ40は、タンク37にバラ状に貯留する複数のパックを回転ディスク45により1個ずつ発射通路53に向けて送り出す。発射ローラ対41,42は、送り出されるパック13に回転量を与えて遊技盤に向けて発射する。発射ローラ対41,42と回転ディスク45との間に複数のパック13が常に一列で待機しているため回転ディスク45からパックを送り出すことで待機先頭のパックが順に発射ローラ対41,42に押し込まれる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホッケーゲーム機等の遊技機に用いられ、遊技盤上にパックを打ち出すパック発射装置に関する。
一人用の遊技機として、エアクッションを利用してパック(円盤)を遊技面に滑らせて、そのパックをラケットで跳ね返して遊技盤の周りに設けた複数のゲートのうちの何れかにパックを入れ、そのゲートに予め決められている得点の獲得に基づいて競い合うホッケーゲーム機が知られている(特許文献1、特許文献2)。このゲーム機は、遊技盤が、例えば幅2400mm×奥行き4500mmの特大サイズになっており、この盤面に、例えば直径が83mm、厚み7.5mmの円盤形状のパックを滑られて遊技をする。したがって、従来周知の対戦型のホッケーゲーム機のように、プレイヤが略一定位置でパックを打ち返すものとは異なり、足を動かして適度な運動が得られるため、遊び感覚を取り入れたリハビリゲーム機(ゲームの要素を取り入れて、高齢者や障害のある人が楽しみながら機能回復やトレーニング効果が得られることを目的としたゲーム機)としても利用することができる。
ホッケーゲーム機には、遊技盤の奥にパック発射装置が設けられている。このパック発射装置からパックが遊技盤に発射される。特許文献2に記載のパック発射装置は、バケット、マガジン、パック装填ベルト、及び、発射ローラ対を備え、バケットに回収したパケットをマガジンに一列に積み重ねて貯留し、マガジンの下方から1個ずつパックをパック装填ベルトで発送ローラに送り込み、発射ローラ対のニップ力と回転力とでパックを遊技盤に向けて発射する。
このパック発射装置は、プレイヤの技量に合わせて発射ローラ対の回転速度の変更、パック発射装置を幅方向にスライド移動して発射シュート(発射口)の位置変更、及び、発射シュートを首振りして発射方向の変更などを行って遊技の難易度を変更している。ところが、このゲーム機を長期に遊技すると、プレイヤの技量が高まるため、前述した要素を変更するだけでは物足りなくなる。そこで、パックの発射間隔を変更することが求められている。
特許第2686048号公報 特開2000−288236号公報
しかしながら、特許文献2に記載のパック発射装置は、パックを一列に積み重ねて貯留するマガジンからパックを搬送ベルトにより1個ずつ発射ローラ対に向けて送り出す構造であるため、バックを発射ローラ対に連続的に送り込むのに時間がかかり、パックの発射間隔を早めるには限界があった。また、パックの発射間隔を早めると、バケットからマガジンにパックを補給する速さよりもマガジンからパックを送り出す速度の方が早くなり、結果としてマガジンへのパックの補給が間に合わなくなるおそれがあった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、パックの発射間隔を変更することができ、しかも、この速さに対応してパックを確実に供給することができるようにした遊技機用のパック発射装置を提供することを目的とする。
本発明のパック発射装置では、多数のパックをバラ状態で収容するタンクと、タンク内の底に水平に回転自在に設けられた回転ディスクと、回転ディスクの面上に離間して形成されておりタンク内に収容したパックが入り込む複数のパック受け孔と、回転ディスクの外周にパック受け孔に対応して複数設けられパック受け孔に入り込んだパックを回転ディスクの外周から送り出すためのパック出口と、回転ディスクの回転方向のうちの予め決められた送出位置にパック出口が順番に回転するごとにパック出口から発射通路に向けてパックを1個ずつ送り出す送出手段と、を備えたホッパと;発射通路に設けられ、回転ディスクから送り出されるパックを遊技盤上に向けて発射する発射ローラ対と;ホッパ、及び、発射ローラ対をそれぞれ支持する支持部材を遊技盤の長手方向に対して直交する幅方向に移動させる移動機構と;支持部材を水平方向に揺動して発射ローラ対で発射するパックの発射方向を変更する首振り機構と;を備えたものである。
首振り機構としては、発射ローラ対のローラ間の中点と回転ディスクの回転軸とを通る軸線上に配した揺動軸を中心として支持部材を揺動するのが好適である。
本発明の遊技機用のパック発射装置によれば、回転ディスクを回転することで複数のパック受け孔からパックを発射ローラ対に向けて回転方向の順番に送るホッパを設けたから、パックの発射間隔の短縮を図ることができる。また、回転ディスクをタンク内に設け、タンク内に多数のパックをバラ状態で収容するようにしたから、従来技術で説明したマガジンに比べてパックの収容量を増やすことができ、よって、パックの発射間隔を早めてもパックを確実に供給することができる。
図1及び図2に示すように、ホッケーゲーム機10には、略長方形の遊技盤11が露呈して設けられている。遊技盤11の4辺のうちの短辺側にプレイヤが立つ。このプレイヤ側を手前とすると、パック13は、遊技盤11の奥に内蔵したパック発射装置12から遊技盤11上に発射される。遊技盤11は、手前から奥に向かって低くなるように3〜5°程度の傾斜している。プレイヤは、ラケット14を持って遊技盤11上でパック13を打ち返す。なお、以下では、遊技盤11の短辺方向を幅方向と称す。
遊技盤11には、多数の微小なエア吹き出し孔15が所定間隔で形成されている。遊技盤11の内部にはエア室16が設けられており、このエア室16にはコンプレッサ17が設けられている。このコンプレッサ17を作動させると、エア室16に圧縮エアが供給され、エア吹き出し孔15からエアが上方に吹き出す。パック13には、上下面の中央にエア溜まり用の窪みがそれぞれ形成されており、エア吹き出し孔15から吹き出したエアによって浮上力が与えられる。ラケット14で打ち返したパック13は、遊技盤11の盤面11aを滑るように移動する。なお、パック13は、必ずしもエアクッションを利用して盤面11aから浮上しなくて、たんに滑らすだけでもよい。また、図2では、図面の煩雑化を防ぐために、エア吹き出し孔15の図示を省略している。
遊技盤11の手前には、操作部20が設けられている。操作部20には、コイン投入口、カード挿入口、操作ダイヤル、タッチキー、及び、スタートボタンからなる。コイン投入口にはコインの投入が行われ、カード挿入口にはプリペイドカードが挿入され、これらの動作はゲームの開始条件になる。操作ダイヤルは、ゲームの難易度を設定するときに操作される。タッチキーは、プレイヤの個人データ、例えば、年齢、性別などを入力したりするときに用いられる。プレイヤの個人データは、ゲームの成否を判定するときなどに参照される。スタートボタンは、コインの投入後又はプリペイドカードの挿入後にパックの発射を開始するときに操作される。
操作部20の下方は、車椅子でも遊べるように大きくえぐられている。また、操作部20の手前には手摺り21が設けられている。この手摺り21により、ゲーム期間中に立ちっぱなしでいることがつらくなるような高齢者でも、楽にゲームを行うことが可能となる。
遊技盤11の周りにはパック13を跳ね返すための壁が立設されており、この周囲の壁のうちの手前、及び、奥の壁には、パック13が入り込むスリット23,24がそれぞれ形成されている。このうち奥のスリット24は、プレイヤに得点を与えるインゲート用のスリット、また、手前のスリット23は、プレイヤに得点を与えないアウトゲート用スリットになっている。各スリット23,24には、パック13の通過を光電検出するセンサ25,26が幅方向に沿って複数設けられている。
パック発射装置12から発射されるパック13は、奥のインゲート用のスリット24から発射される。このスリット24には、内側にカーテン部材27が設けられている。カーテン部材27は、遊技盤11からパック発射装置12の内部にパック13が入り込むのを阻止し、かつ、パック13を内部下方に落とす。パック発射装置12は、遊技盤11の幅方向にスライド移動する。このとき、パック発射装置12に設けた筒状のパック発射口12aがカーテン部材27を捲りながら移動する。
遊技盤11には、操作部20に対峙する位置に、LCDやモニタなどの得点表示器30が設けられている。この得点表示器30は、インゲート用のスリット24に設けた各センサ26から得られる信号を受けて算出した得点を表示する。アウトゲート用のスリット23に設けた各センサ25から得られる信号は、その回のゲームの終了信号として用いられる。
スリット23,24に入り込んだパック13は、回収機構29で回収される。回収機構29は、回収ベルト32、整列機構31、パックエレベータ38、及び,スライドガイド部33などで構成されている。回収ベルト32は、スリット23,24から落下するパック13を受けて整列機構31のホッパに搬送する。整列機構31は、ホッパに貯留したパック13を1個ずつ整列してパックエレベータ38に供給する。パックエレベータ38は、パック13を1列に整列した状態で下から上に押し上げ、上昇位置にある出口に送る。出口の下方には、スライドガイド部33が配されている。
スライドガイド部33は、遊技盤11の幅方向に長い本体ガイド34と、本体ガイド34の両端に設けた一対の左右ガイド35,36とからなる。本体ガイド34には、パック発射装置12のタンク37にパック13を供給する供給口が設けられている。本体ガイド34はパック発射装置12と一緒に遊技盤11の幅方向に沿って移動する。
本体ガイド34と左右ガイド35,36とは、開放側を上に向けた断面コ字状を二重に重ねた構成になっており、本体ガイド34の両端から遊技盤11の幅方向にそれぞれ突出する突出位置と本体ガイド34内に退避する退避位置との間で出入り自在に設け、バネなどの付勢手段により突出位置に向けて付勢されている。スライドガイド部33は、パック発射装置12が遊技盤11の幅方向に沿う移動域のうちの端に向けて移動したときに、左又は右ガイド35、36がストッパに当接して退避位置に向けて引っ込む構造になっている。これにより、パック発射装置12がどの位置に移動してもその移動に追従して左右ガイド35,36が伸縮するため、パックエレベータ38の出口から落下するパック13を確実に受けることができる。
図3に示すように、パック発射装置12は、ホッパ40、発射ローラ対41,42、首振り機構43、及び、移動機構44で構成されている。ホッパ40は、図4に示すように、タンク37、回転ディスク45、ベース46、及び、回転ディスク用のモータ47などで構成されている。タンク37は、回収される多数のパック13をバラ状態で収容する。回転ディスク45は、タンク37内の底に水平に回転自在に設けられており、モータ47の駆動により一方向に回転する。この回転ディスク45の面上には、タンク37内に収容したパック13が入り込む複数の受け孔48が周方向に離間して形成されている。
受け孔48は、2個分のパックが重なって入る深さとなっており、各受け孔48の下には、1個分のパックが入り込む深さの懐部49がそれぞれ形成されている。懐部49は、回転ディスク45の底面及び側面に露呈して形成されており、また、受け孔48に対して回転ディスク45の回転方向のうちの上流側に向けてずれて形成されている。懐部49の側面に露呈する開口は、パックを回転ディスク45の外周から送り出すためのパック出口49aである。ベース46は、回転ディスク45の下から発射ローラ対41,42まで繋がる板部材になっている。このベース46にはタンク37が取り付けられ、タンク37にはパック13を送り出すための開口50が形成されている。また、ベース46には、複数の送り出しピン51、52が突出して形成されている。
受け孔48に入ったパックは下方の懐部49に導かれ、パック出口49aが開口50に対峙する送出位置に回転ディスク45が順番に回転するごとに、送り出しピン51,52によりパック13がパック出口49aから開口50の外部に向けて案内される。
開口50の外部に出たパック13は、ベース46に設けた発射通路53を通って発射ローラ対41,42に導かれる。発射通路53は、発射ローラ対41,42を挟んで前側に設けた入口通路53aと、後側に設けたで出口通路53bとで構成されている。入口通路53aは、開口50と発射ローラ対41,42との間にパックが一列で通る通路を形成している。この入口通路53aには、少なくともパック1個分の空きスペースを取ることができる長さで形成されている。出口通路53bは、発射ローラ対41,42から発射したパックをパック発射口12aに向けて案内する通路である。なお、入口通路53aは、パック複数個分の空きスペースをとることができる長さで形成してもよい。
ベース46には、パック通過センサ82が設けられている。パック通過センサ82は、出口通路53bに設けられ、発射ローラ対41,42から発射されるパックの通過を検出する。このパック通過センサから得られる通過信号に基づいて、発射ローラ対41,42及び回転ディスク45との駆動を停止する。なお、受け孔48及び懐部49が本発明のパック受け孔に、また、懐部49及び送り出しピン51,52が本発明の送出手段をそれぞれ構成する。
発射ローラ対41,42は、各モータ55,56の出力軸に固定されており、相反する方向に回転することで、パック13の外周をニップして発射方向に向けて発射する。これらモータ55,56及び発射ローラ対41,42は、ローラ間を狭めたニップ位置とそれよりもローラ間を離した離反位置との間で遊技盤11の幅方向に沿ってスライド自在に設けられており、バネ57などの付勢手段によりニップ位置に向けて付勢されている。このニップ位置のときの発射ローラ対41,42の隙間は、パック13の直径よりも小さい長さに設定されている。これにより、パック13は、所定のニップ力と回転力とが与えられてパック発射口12aから遊技盤11に向けて発射される。なお、発射ローラ対41,42の外周を、弾性を有する材料、例えばゴム材料で形成するのが、磨耗が少ないため好適である。
ホッパ40、及び、発射ローラ対41,42は、支持部材58にそれぞれ取り付けられている。首振り機構43は、支持部材58を揺動し、発射ローラ対41,42で発射するパック13の発射方向を変更する。支持部材58の下方には移動ベース59が配されている。支持部材58は、移動ベース59の上に設けた揺動軸60を中心に、移動ベース59上で揺動自在になっている。移動ベース59には、首振り用モータ61が取り付けられており、そのモータ61の出力軸に設けたギヤ62はセクタギヤ54に噛合している。セクタギヤ54は、支持部材58に設けた逃がし穴76を通して支持部材58上に露呈している。支持部材58は、首振り用のモータ61の正逆回転により揺動軸60を中心に移動ベース59上で揺動する。揺動軸60は、発射ローラ対41,42のローラ間の中点と回転ディスク45の回転軸とを通る軸線上に配されている。また、揺動可能範囲は、揺動中間位置に対して左右同じ域となっている。
移動機構44は、図5に示すように、移動ベース59、固定板63,64、ベルト機構65などで構成されている。移動ベース59は、ホッパ40及び首振り機構43を持った支持部材58を支持する。固定板63,64は、移動ベース59を遊技盤11の幅方向に移動自在に支持する。ベルト機構65は、駆動プーリ66、従動プーリ67、これらの間に掛け回した歯付きベルト68、及び、移動用のモータ69でなどで構成されており、歯付きベルト68の一部が移動ベース59に固定され、移動用のモータ69の正逆回転により移動ベース59を遊技盤11の幅方向に移動させる。この移動方向は、首振り機構43が支持部材58を揺動中間位置に移動したときのパック発射方向に対して直交する方向となっている。なお、符号84は、移動域のうちの中間位置に移動する移動ベース59を検出するための原点位置検出センサである。なお、図示していなが、前述した本体ガイド34は、移動ベース59に取り付けられている。
ホッケーゲーム機10は、図6に示すように、各部がシステムコントローラ70に接続されており、メモリ71のROM領域に記憶されたプログラムに従って各部の制御を行う。メモリ71のRAM領域には、インゲートセンサ26に対する数値を割り振った対応表などのデータの記憶や、得点を算出するときのワーキングメモリとして用いられる。
コインセンサ72は、コイン投入口から投入されたコインの適否を判定し、適正なコインであることを検出したときにシステムコントローラ70にスタート準備信号を入力する。カード読取/記録器73は、カード挿入口から挿入されたプリペイドカードの適否を判定し、適正であったときにシステムコントローラ70にスタート準備信号を入力する。システムコントローラ70は、スタート準備信号の入力を受けて、操作部20の操作入力を有効化し、また、コンプレッサ17の駆動を開始させる。
タンク容量センサ74は、パック発射装置12のタンク37に設けられており、このタンク37に貯留するパック13の量を監視している。タンク容量センサ74は、パック13が所定量以上になったときにシステムコントローラ70に回収停止信号を入力する。システムコントローラ70では、タンク容量センサ74からの信号に基づいて回収機構29の駆動を制御する。
得点表示器用のドライバ75は、システムコントローラ70の指示に基づいて得点表示器30の表示制御を行う。得点表示器30には、ゲーム開始準備時にはゲームの難易度や個人データを入力する旨が表示され、ゲーム中には得点などが表示され、ゲーム終了時にはゲーム結果が表示される。
インゲートセンサ26は、パック13が通過したことを検出して、この検出信号をシステムコントローラ70に送る。システムコントローラ70は、受け取った検出信号に基づいて数値を対応表から読み出して得点を算出する。
プログラムは、プレイヤの獲得する得点から技量を割り出し、技量が予め決めた閾値よりも高いと判断した場合には、システムコントローラ70が、その技量のレベルに基づいて、パック13の発射速度、発射間隔、発射位置、及び、発射方向との設定を予め決め、それに基づいて回転ディスク用モータ47、発射ローラ対41,42の各モータ55,56、首振り用モータ61、及び、移動用モータ69の駆動を個別に制御する。これにより、ゲームの難易度を高めることができる。
以下、上記構成による作用について説明する。プレイヤがコインを投入するか又はプリペイドカードを挿入すると、プログラムが実行されて得点表示器30に表示が行われ、また、コンプレッサ17が駆動して遊技盤11のエア吹き出し孔15からエアが吹き出す。
スタートボタンを押下操作すると、システムコントローラ70は、首振り用モータ61、及び、移動用モータ69の駆動を個別に制御し、その後に、発射ローラ対41,42の各モータ55,56、及び、回転ディスク用モータ47を駆動してパックを発射する。
パック発射装置12の初期状態は、図7に示すように、発射ローラ対41,42、及び、回転ディスク45が停止した状態となっている。この状態では、発射ローラ対41,42の入口側である入口通路53aに第1のパック13aが待機しており、また、このパック13aの後ろに回転ディスク45のパック出口49aから出ようとする第2のパック13bが後ろから押す状態で待機している。
スタートボタンの操作に応答してシステムコントローラ70が発射信号を送る。これにより、発射ローラ対41,42の各モータ55,56と回転ディスク45のモータ47とが同時に駆動される。これらが駆動すると、パック出口49aから出ようとするパック13bで押されて第1のパック13aが発射ローラ対41,42の間に送られて発射される。発射ローラ対41,42から発射したパック13aは、図8に示すように、パック通過センサ82で検出される。パック通過センサ82は、通過信号をシステムコントローラ70に送る。システムコントローラ70は、通過信号を受けることに応答して停止信号を送り、発射ローラ対41,42の各モータ55,56の駆動、及び、回転ディスク45用のモータ47の駆動を同時に停止する。
発射信号を受けてから停止信号を発生するまでの発射時間は、次のパック出口49aが開口50に対峙する送出位置に回転ディスク45が回転するまでの時間よりも短くなっている。このため、発射ローラ対41,42、及び、回転ディスクの駆動を同時に停止した後には、パック出口49aから出ようとするパック13cで、次に発射するパック13bを第1待機位置に向けて押し出した状態、つまり、図7に説明した状態に戻る。
パック発射装置12は、図9に示すように、スタートボタンの操作に応答して回転ディスク45と発射ローラ対41、42とを一斉に回転させ、回転ディスク45から送り出される第2パック13bで第1待機位置にある第1パック13aを発射ローラ対41,42に押し込んで発射し、そのパック13aの発射をパック通過センサ82で検出することに応答して発射ローラ対41,42と回転ディスク45との回転を同時に停止する。その後は、パックがスリット23,24に入った後に発生する発射信号、又は、次のスタートボタンの操作により送られてくる発射信号に応答して発射ローラ対41,42と回転ディスク45とを同時に回転してパック13を1個ずつ発射する。これによれば、回転ディスク45の回転により発射ローラ対41,42の入口通路53aに次のパック13を迅速に供給することができるので、短い発射間隔にも確実に対応することができる。
首振り機構43を作動させる場合には、システムコントローラ70が首振り用モータ61を正又は逆回転する。モータ61を駆動すると、図10ないし図12に示すように、ホッパ40及び発射ローラ対41,42がそれらの位置関係を保った状態で揺動軸60を中心に揺動する。このため、首振りを行ってもパック13の発射ローラ対41、42への連続供給、及び、発射間隔を安定して維持することができる。移動機構44を作動させる場合は、移動用のモータ69を正又は逆方向に駆動する。これにより移動ベース59が遊技盤の幅方向に向けて移動する。これら首振り機構43及び移動機構44は、パック発射装置12がパック13を発射する前に動作する。
遊技盤11に発射したパック13は、ラケット14で打ち返される。インゲート用のスリット24にパック13が入ると得点が得られ、アウトゲート用のスリット23にパック13が入ると得点が得られない。パック13がスリット23,24に入ると、次のパック13が自動的に発射される。予め決めた個数分のパック13を打ち出すことでゲームが終了する。得点表示器30には、算出した得点などが表示される。ゲームを続けたい場合には、再びコインを投入するか又はプリペイドカードを挿入し、上記の動作が繰り返される。
上記実施形態では、エアクッションを利用してパック13を滑らせているが、代わりに、磁力を利用してパックに浮上力を与えてもよい。この場合、例えばパックに磁石を埋め込み、また、遊技盤に電磁石を組み込む。
上記実施形態のパック発射装置12では、発射ローラ対41,42と回転ディスク45とを同時に回転又は停止する制御にしているが、本発明ではこれに限らず、例えば発射するときには発射速度を安定させるために発射ローラ対41,42を回転ディスク45よりも先に回転させ、また、パック13のアキュームを詰めて発射タイミングを一定するために、回転ディスク45よりも先に発射ローラ対41,42を停止するように制御してもよい。
上記実施形態のパック発射装置12は、発射信号に応答して発射ローラ対41,42と回転ディスク45とを同時に回転してパック13を1個ずつ発射しているが、発射ローラ対41,42を常に回転させておき、回転ディスク45の駆動制御によってパックを1個ずつ発射するように構成してもよい。この場合には、パック出口49aに対応する回転角ごとに回転ディスク45を間欠回転させてパック13を1個ずつ発射すればよい。
また、上記実施形態では、パックを1個ずつ発射するパック発射装置として説明しているが、本発明ではこれに限らず、予め決めた個数のパックを連続的に発射するパック発射装置としてもよい。この場合、システムコントローラがパック通過センサ82から得られる通過信号を、パックを発射する個数分だけ受けたときに発射ローラ対41,42及び回転ディスク45の駆動を停止するように制御すればよい。
ホッケーゲーム機の外観図である。 ホッケーゲーム機の内部構造を概略的に示す断面図である。 パック発射装置の外観を示す斜視図である。 図3で説明したパック発射装置を示す分解斜視図である。 図3で説明したパック発射装置に設けた首振り機構と移動機構とを示す分解斜視図である。 ホッケーゲーム機の電気的構成を示すブロック図である。 パック発射装置の初期状態を示す説明図である。 パック発射装置がパックを発射するときの状態を示す説明図である。 パック発射装置の動作手順を示すフローチャート図である。 首振り移動域の中間位置に首を振ったパック発射装置を示す説明図である。 首振り移動域の左端位置に首を振ったパック発射装置を示す説明図である。 首振り移動域の右端位置に首を振ったパック発射装置を示す説明図である。
符号の説明
10 ホッケーゲーム機
11 遊技盤
12 パック発射装置
13 パック
37 タンク
40 ホッパ
41,42 発射ローラ対
43 首振り機構
44 移動機構
45 回転ディスク

Claims (2)

  1. 遊技盤の長手方向の奥から手前に向けて円板形状をしたパックを発射する遊技機用のパック発射装置において、
    多数の前記パックをバラ状態で収容するタンクと、前記タンク内の底に水平に回転自在に設けられた回転ディスクと、前記回転ディスクの面上に離間して形成されており前記タンク内に収容したパックが入り込む複数のパック受け孔と、前記回転ディスクの外周に前記パック受け孔に対応して複数設けられ前記パック受け孔に入り込んだパックを前記回転ディスクの外周から送り出すためのパック出口と、前記回転ディスクの回転方向のうちの予め決められた送出位置に前記パック出口が順番に回転するごとに前記パック出口から発射通路に向けて前記パックを1個ずつ送り出す送出手段と、を備えたホッパと、
    前記発射通路に設けられ、前記回転ディスクから送り出されるパックを前記遊技盤上に向けて発射する発射ローラ対と、
    前記ホッパ、及び、前記発射ローラ対をそれぞれ支持する支持部材を前記遊技盤の長手方向に対して直交する幅方向に移動させる移動機構と、
    前記支持部材を水平方向に揺動して前記発射ローラ対で発射するパックの発射方向を変更する首振り機構と、
    を備えたことを特徴とする遊技機用のパック発射装置。
  2. 前記首振り機構は、前記発射ローラ対のローラ間の中点と前記回転ディスクの回転軸とを通る軸線上に配した揺動軸を中心として前記支持部材を揺動することを特徴とする請求項1記載の遊技機用のパック発射装置。
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