JP2008085383A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器を使いこなせない人であっても、容易に画像をネットワーク上に公開することが可能な電子機器を提供する。
【解決手段】画像データを取得し(ステップ101)、取得された画像データからサムネイル画像データを作成し、サムネイル画像データが示すサムネイル画像、及び画像データが示す画像をネットワーク上に公開するための公開画像情報を前記サムネイル画像データ及び画像データに基づいて作成し(ステップ102)、ネットワークに接続されているか否かを検出し(ステップ104)、ネットワークに接続されていることが検出されると、作成された公開画像情報を前記ネットワーク上に公開する(ステップ108)。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像をネットワーク上に公開する電子機器に関する。
近年の情報技術の発展により、パソコンやデジタルカメラなどの電子機器を使いこなせる人と、使いこなせない人との能力の格差が広がってきている。そのため、使いこなせる人には比較的簡単にできることであっても、使いこなせない人は全くできないという事態が発生することがある。
例えば、自らが撮影した画像をインターネットなどのネットワーク上で公開することは、電子機器を使いこなせる人にとっては比較的簡単にできるが、使いこなせない人は全くできないことが多い。
画像の公開に関する技術として、特許文献1には、撮像素子及びディスプレイを備えたデジタル撮像ユニットに保存された画像へのインターネットアクセスを実施するための方法及びシステムが開示されている。
特表2002−507862号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、上述したような電子機器を使いこなせない人が、容易に画像をネットワーク上に公開することができないという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、電子機器を使いこなせない人であっても、容易に画像をネットワーク上に公開することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データ取得手段により取得された画像データからサムネイル画像データを作成するサムネイル作成手段と、前記サムネイル作成手段により作成されたサムネイル画像データが示すサムネイル画像、及び前記画像データが示す画像をネットワーク上に公開するための公開画像情報を前記サムネイル画像データ及び前記画像データに基づいて作成する公開画像情報作成手段と、前記ネットワークに接続されているか否かを検出する接続検出手段と、前記接続検出手段により接続されていることが検出されると、前記公開画像情報作成手段により作成された公開画像情報を前記ネットワーク上に公開する情報公開手段と、を有する。
ここで、請求項1の発明によれば、画像データ取得手段により画像データが取得されると、サムネイル作成手段により、前記画像データ取得手段によって取得された画像データからサムネイル画像データが作成され、公開画像情報作成手段により、前記サムネイル作成手段によって作成されたサムネイル画像データが示すサムネイル画像、及び前記画像データが示す画像をネットワーク上に公開するための公開画像情報が前記サムネイル画像データ及び前記画像データに基づいて作成され、前記接続検出手段により、前記ネットワークに接続されているか否かが検出され、情報公開手段により、前記接続検出手段によって接続されていることが検出されると、前記公開画像情報作成手段により作成された公開画像情報が前記ネットワーク上に公開される。このように、画像データから自動的に公開画像情報が作成され、その公開画像情報が自動的にネットワーク上に公開されるため、電子機器を使いこなせない人であっても、容易に画像をネットワーク上に公開することが可能な電子機器を提供することができる。
また、請求項2の発明は、前記情報公開手段により前記公開画像情報を公開するユーザを設定する公開ユーザ設定手段と、前記公開ユーザ設定手段により設定されたユーザを認証するための認証情報を作成する認証情報作成手段と、前記認証情報作成手段により作成された認証情報を対応する前記ユーザに通知する認証情報通知手段と、を更に有する。
ここで、請求項2の発明によれば、公開するユーザに認証情報を通知することが可能となるため、電子機器のセキュリティを確保することが可能となる。
また、請求項3の発明は、前記ユーザに対して前記公開画像情報を公開する際に、前記認証情報作成手段により作成された認証情報に基づき、前記ユーザを認証する認証手段を更に有する。
ここで、請求項3の発明によれば、公開するユーザを認証することが可能となるため、電子機器のセキュリティを確保することが可能となる。
また、請求項4の発明は、前記認証手段により前記ユーザが認証された日時を示す日時情報又はアクセスログを記録する記録手段と、前記記録手段により記録された日時情報又はアクセスログに基づき、前記ユーザが前記公開画像情報にアクセスしたか否かを示す情報を含むユーザアクセス情報を表示するユーザアクセス情報表示手段と、を更に有する。
ここで、請求項4の発明によれば、画像を公開した者は、公開画像情報が公開されたか否かをユーザ毎に知ることが可能となる。
また、請求項5の発明は、前記情報公開手段により前記公開画像情報で公開する画像を設定する公開画像設定手段を更に有する。
ここで、請求項5の発明によれば、公開する画像を設定することが可能となる。
また、請求項6の発明は、光学部材を介して結像される被写体像を撮像素子によって撮像し、光電変換して得られるアナログ画像信号をAD変換して画像データを生成する画像データ生成手段を更に有し、前記画像データ取得手段は、前記画像データ生成手段により生成された画像データを取得する。
ここで、請求項6の発明によれば、画像データ取得手段は、被写体像を撮像して得られる画像データを取得することができる。
本発明によれば、電子機器を使いこなせない人であっても、容易に画像をネットワーク上に公開することが可能な電子機器が得られるという効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形態では、本発明の電子機器をデジタルカメラに適用した形態について説明する。また、以下の説明において、単に画像データと表現された場合にはデジタル画像データを示すこととする。
図1は、本実施の形態に係るデジタルカメラ10と、デジタルカメラが公開する画像を閲覧するためにユーザが用いるパソコン12と、それらを接続するネットワーク9を含む構成を示す図である。
上記デジタルカメラ10とパソコン12は、ネットワーク9を介して情報のやり取りを行う。なお、デジタルカメラ10は、有線でネットワーク9に接続しているが、無線で接続しても良いし、USBなどの通信規格によりパソコンに接続し、そのパソコンを介してネットワーク9に接続するようにしても良い。また、ネットワーク9は、インターネットやLANなどのネットワークである。
以下、デジタルカメラ10の構成について説明する。まず、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。
デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ21と、撮影時に必要に応じて被写体を照射する光を発するストロボ44と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ20と、が備えられている。また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に押圧操作されるレリーズボタン(所謂シャッターボタン)56Aと、電源スイッチ56Bと、が備えられている。
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10のレリーズボタン56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、デジタルカメラ10では、レリーズボタン56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、及び絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
一方、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ20の接眼部と、撮影された被写体像やメニュー画面等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)38と、撮影を行うモードである撮影モード及び被写体像をLCD38に再生するモードである再生モードの何れかのモードに設定する際にスライド操作されるモード切替スイッチ56Cと、が備えられている。
また、デジタルカメラ10の背面には、十字カーソルボタン56Dと、撮影時にストロボ44を強制的に発光させるモードである強制発光モードを設定する際に押圧操作される強制発光スイッチ56Eと、が更に備えられている。
なお、十字カーソルボタン56Dは、LCD38の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キー及び当該4つの矢印キーの中央部に位置された決定キーの合計5つのキーを含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10の側面には、LANコネクタ62及びUSBコネクタ64が設けられている。LANコネクタ62は、上述したネットワーク9に接続するためのインタフェースであり、USBコネクタ64は、パソコンと接続する場合などに用いられる。なお、上述したように、無線LANなどの無線を用いてネットワーク9と通信を行う場合、無線による通信を許可するためのボタンを設けるようにしても良い。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
デジタルカメラ10は、前述のレンズ21を含んで構成された光学ユニット22と、レンズ21の光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)24と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部26と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)28と、入力されたデジタルデータに対して各種のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部30と、を含んで構成されている。
なお、デジタル信号処理部30は、所定容量のラインバッファを内蔵し、入力されたデジタルデータを後述するメモリ48の所定領域に直接記憶させる制御も行う。
CCD24の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、ADC28の出力端はデジタル信号処理部30の入力端に、各々接続されている。従って、CCD24から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像データに変換された後にデジタル信号処理部30に入力される。
一方、デジタルカメラ10は、被写体像やメニュー画面等をLCD38に表示させるための信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36と、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、撮影により得られたデジタル画像データ等を記憶するメモリ48と、メモリ48に対するアクセスの制御を行うメモリインタフェース46と、を含んで構成されている。
更に、デジタルカメラ10は、可搬型のメモリカード52をデジタルカメラ10でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像データに対する圧縮処理及び伸張処理を行う圧縮・伸張処理回路54と、を含んで構成されている。
なお、本実施の形態のデジタルカメラ10では、メモリ48としてVRAM(Video RAM)、SRAM又はDRAM、フラッシュメモリが用いられ、メモリカード52としてスマートメディア(Smart Media(登録商標))が用いられている。
デジタル信号処理部30、LCDインタフェース36、CPU40、メモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50、及び圧縮・伸張処理回路54はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、デジタル信号処理部30及び圧縮・伸張処理回路54の作動の制御、LCD38に対するLCDインタフェース36を介した各種情報の表示、メモリ48及びメモリカード52へのメモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50を介したアクセスを各々行うことができる。
一方、デジタルカメラ10には、主としてCCD24を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD24に供給するタイミングジェネレータ32が備えられており、CCD24の駆動はCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。
更に、デジタルカメラ10にはモータ駆動部34が備えられており、光学ユニット22に備えられた図示しない焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータの駆動もCPU40によりモータ駆動部34を介して制御される。
すなわち、本実施の形態に係るレンズ21は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ、及び絞り駆動モータは含まれるものであり、これらのモータは各々CPU40の制御によりモータ駆動部34から供給された駆動信号によって駆動される。
更に、前述のレリーズボタン56A、電源スイッチ56B、モード切替スイッチ56C、十字カーソルボタン56D、及び強制発光スイッチ56E(同図では、「操作部56」と総称。)はCPU40に接続されており、CPU40は、これらの操作部56に対する操作状態を常時把握できる。
また、デジタルカメラ10には、ストロボ44とCPU40との間に介在されると共に、CPU40の制御によりストロボ44を発光させるための電力を充電する充電部42が備えられている。更に、ストロボ44はCPU40にも接続されており、ストロボ44の発光はCPU40によって制御される。
更に、デジタルカメラ10は、ネットワークインタフェース60及びUSBインタフェース58が備わっている。このネットワークインタフェース60は、上述したネットワーク9に接続するものである。
次に、デジタルカメラ10が有する各種データベース(以下、DBと記す)について説明する。まず、図4を用いて画像DB及びユーザDBについて説明する。図4(A)に示される画像DBは画像データを管理するDBであり、画像ID(IDentification)と、画像データとを含む構造となっている。画像IDは、画像データを識別するためのIDであり、画像データ毎に異なる値となっている。画像データは、画像データのデータ名(電子化ファイル名)である。上述したように、本実施の形態ではJPEG形式で記憶されているので、拡張子はjpegとなっている。
また、図4(B)に示されるユーザDBは、ユーザを管理するDBであり、UIDと、ユーザ名と、パスワードとを含む構造となっている。UIDは、ユーザを識別するためのIDであり、ユーザ毎に異なる値となっている。本実施の形態では、UIDとしてメールアドレスが用いられているが、ユーザを識別可能なものであれば、他の値を用いても良い。ユーザ名は、ユーザの名称を示す。パスワードは、後述するユーザの認証に用いられる。
次に、図5を用いて公開DB及びログ(Log)について説明する。図5(A)に示される公開DBは、画像を公開するユーザが記録されたDBである。この公開DBは、画像IDと、1つ以上のUIDとを含む構造となっている。この公開DBの場合、例えば画像IDが0の画像をUID1とUID2に示されるUIDのユーザに公開しても良いことを示している。
また、図5(B)に示されるログは、ユーザに対して後述する公開画像情報が公開されたか否かを含むユーザアクセス情報を含む情報を記録するものである。このログは、同図に示されるように、UIDと、画像IDと、アクセス開始日時と、アクセス終了日時と、ダウンロードフラグとを含む構造となっている。
このうち、アクセス開始日時は、ユーザがデジタルカメラ10にアクセスを開始した日時を示し、アクセス終了日時は、ユーザがデジタルカメラ10へのアクセスを終了した日時を示している。アクセス開始日時は、ユーザが認証された日時を示すもので、ユーザがアクセスする際に行われる認証時に得られる。また、アクセス終了日時は、ユーザが使用するパソコン12とのリンクが切れた日時やログアウトした日時を検出することで得られる。ダウンロードフラグは、ユーザが画像データをダウンロードしたか否かを示すフラグであり、ダウンロードした場合、ダウンロードフラグは「1」であり、しなかった場合は「0」である。
従って、同図に示されるUID「xx@yy.co.jp」が示すユーザは、画像IDが「3」の画像が公開されている公開画像情報に、2006年8月25日12時25分から同日13時48分までアクセスし、画像IDが「3」の画像を示す画像データをダウンロードしたことを示している。
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の撮影時における全体的な動作について簡単に説明する。
まず、CCD24は、光学ユニット22を介した撮像を行い、被写体像を示すR(赤)、G(緑)、B(青)毎のアナログ信号をアナログ信号処理部26に順次出力する。アナログ信号処理部26は、CCD24から入力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を施した後にADC28に順次出力する。
ADC28は、アナログ信号処理部26から入力されたR、G、B毎のアナログ信号を各々12ビットのR、G、Bの信号(デジタル画像データ)に変換してデジタル信号処理部30に順次出力する。デジタル信号処理部30は、内蔵しているラインバッファにADC28から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦メモリ48の所定領域に直接格納する。
メモリ48の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU40による制御に応じてデジタル信号処理部30により読み出され、所定の物理量に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行なうと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行なって所定ビット、例えば8ビットのデジタル画像データを生成する。
そして、デジタル信号処理部30は、生成した所定ビットのデジタル画像データに対しYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号をメモリ48の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なお、LCD38は、CCD24による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして使用することができるものとして構成されており、LCD38をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、LCDインタフェース36を介して順次LCD38に出力する。これによってLCD38にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズボタン56Aがユーザによって半押し状態とされた場合、前述のようにAE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされた場合、この時点でメモリ48に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路54によって所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG形式)で圧縮した後に外部メモリインタフェース50を介してメモリカード52に記録する。メモリカード52を備えていない場合は、メモリ48に記録される。
以下、フローチャートを用いて、デジタルカメラ10の処理について説明する。図6は、デジタルカメラ10のCPU40により実行される画像データの取得からユーザに画像を公開するまでの処理全体の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ101で、CPU40は、画像データを取得する。本実施の形態の場合、取得する画像データは、図3を用いて説明したように、光学部材を介して結像される被写体像を撮像素子によって撮像し、光電変換して得られるアナログ画像信号をAD変換して得られた画像データである。
次に、CPU40は、ステップ102で後述する公開画像情報作成処理を行う。公開画像情報とは、ユーザに公開される情報であり、具体的にはWebページである。更にCPU40は、ステップ103で後述する公開先設定処理を行う。この公開先設定処理は、公開画像情報を公開するユーザを設定する処理である。
次に、CPU40は、ステップ104で、デジタルカメラ10がネットワーク9に接続されているか否かを検出し、ネットワーク9との接続が確立されている場合、ステップ105からステップ106に進む。接続が確立されていない場合は接続待ちとなるが、一旦ここで処理を終了するようにしても良い。
ステップ106で、CPU40は、公開画像情報を前記ネットワーク上に公開するWebサーバを起動する。ここで起動されるのは、例えばWebサーバ機能を実行するデーモンやサービスである。
次に、CPU40は、ステップ107で、メールを送信する。このメールとは、上記ステップ103で行われる公開先設定処理で作成されたメールである。その後、CPU40は、ステップ108で、後述するアクセス制御処理を行う。次に、CPU40は、ステップ109で、公開先設定処理で設定された公開先の全てのユーザがログアウトしたか否かを判断し、否定判断した場合には再びステップ108の処理を実行し、肯定判断した場合には、ステップ110で、起動していたWebサーバを終了する。
このようにして公開先に設定された全てのユーザがアクセスを終了すると、自動的にWebサーバが終了するので、セキュリティを確保することができる。なお、Webサーバ終了後、更にネットワーク9との論理的な接続を断つことでセキュリティを更に確保するようにしても良い。
次に、上記公開画像情報作成処理の流れについて、図7のフローチャートを用いて説明する。ステップ201で、CPU40は、外部メモリが挿入されているか否か判断する。ここでの外部メモリとは、上述したメモリカード52である。ステップ201でCPU40が否定判断した場合、ステップ203に処理が進み、肯定判断した場合、CPU40は、ステップ202で、外部メモリ内の画像データを内部メモリに展開する。ここでの内部メモリとは、上述したメモリ48である。
次のステップ203で、CPU40は、展開された画像データからサムネイル画像データを作成する。このサムネイル画像データは、画像データを間引くなどして作成される。次に、CPU40は、ステップ204で、画像データへのリンクが張られたサムネイル画像データを含むindex.htmlを作成する。このindex.htmlにより、サムネイル画像及び画像データが示す画像をネットワーク上に公開することができる。
従って、このindex.htmlは、サムネイル画像データが示すサムネイル画像、及び前記画像データが示す画像をネットワーク上に公開するため公開画像情報である。
次に、上記公開先設定処理の流れについて、図8のフローチャートを用いて説明する。ステップ301で、CPU40は、公開先設定画面をLCD38表示する。この公開先設定画面の一例を、図9(A)に示す。公開先設定画面は、ユーザ名と、そのユーザに対して画像を公開するか否かを示す「○」(公開する)と、「×」(公開しない)とが表示される。この画面により、ユーザは十字カーソルボタン56Dなどを用いて公開先を設定する。
ステップ302で、CPU40は、ユーザによる公開先設定が終了し、公開先が確定したか否かを判断する。公開先が確定すると、CPU40は、ステップ303で、公開画像設定画面を表示する。この公開画像設定画面の一例を、図9(B)に示す。公開画像設定画面は、画像と、その画像を公開するか否かを示す「○」(公開する)と、「×」(公開しない)とが表示される。この画面により、ユーザは十字カーソルボタン56Dなどを用いて公開画像を設定する。
ステップ304で、CPU40は、ユーザによる公開画像設定が終了し、公開画像が確定したか否かを判断する。公開画像が確定すると、CPU40は、ステップ305で、先ほど設定された公開先を取得し、ステップ306で、公開先毎、すなわちUID毎に認証情報であるパスワードを作成する。そのパスワードを通知するため、CPU40は、ステップ307で、公開先宛への上記パスワードを内容に含むメールを作成する。
次に、上記アクセス制御処理の流れについて、図10のフローチャートを用いて説明する。ステップ401で、CPU40がユーザからアクセスされたと判断すると、ステップ402で、UIDとパスワードとを取得する。ここでCPU40が取得するUIDとパスワードは、ユーザがパソコン12で入力したものである。
次にCPU40は、ステップ403で、取得したUIDとパスワードを、ユーザDBに基づき認証する。ステップ404でCPU40は、認証が確認されたか否かを判断し、認証が確認できない、すなわちパスワードやUIDが異なる場合、再びステップ402の処理に戻る。このような認証が確認できない場合、処理を終了するようにしても良い。
一方、ステップ404で、CPU40が肯定判断、すなわち認証を確認するとステップ405で、アクセス開始日時情報(図5(B)参照)を記録する。その後、ステップ406で、公開画像情報であるindex.htmlを表示する。次に、CPU40は、ステップ407で、ユーザがログアウトしたか否かを判断し、ログアウトした場合には、ステップ408で、ログアウトした日時を示すアクセス終了日時情報を記録する。
以上説明したフローチャートが、画像データの取得からユーザに画像を公開するまでの処理全体の流れである。
次に、デジタルカメラ10にアクセス情報を表示する処理の流れを、図11のフローチャートを用いて説明する。ステップ501で、CPU40は、アクセス情報表示要求ありと判断すると、ステップ502でLCD38にアクセス情報を表示する。このアクセス情報表示要求は、例えば十字カーソルボタン56Dなどを用いてデジタルカメラ10のユーザにより要求される。
このとき表示されるアクセス情報例を、図12を用いて説明する。図12(A)は、現在のアクセス状況を示すアクセス情報例であり、図12(B)は、アクセスログを示すアクセス情報例である。
アクセス状況は、ユーザがアクセスしたか、あるいはアクセス中かを示すと共に、画像データをダウンロードしたか否かを示すものである。アクセスしたか、あるいはアクセス中であることは、ログ(図5(B)参照)により判断することができる。
具体的に説明すると、CPU40は、アクセス終了日時に日時が記録されている場合、アクセスしたと判断し、アクセス終了日時に日時が記録されてなく、かつアクセス開始日時に日時が記録されている場合、アクセス中と判断することができる。また、アクセス開始日時及びアクセス終了日時に日時が記録されていない場合、CPU40は、アクセスしていないと判断することができる。
ダウンロードしたか否かは、CPU40がダウンロードフラグを参照することで判断することができる。
また、図12(B)に示されるアクセスログも同様にログ(図5(B)参照)に記録されているアクセス開始日時に基づきCPU40が表示することができる。なお、アクセスログに示される「1」や「2」などの番号は、アクセスした回数に応じて表示されるもので、例えばユーザ名「Fuji Taro」の場合、1回のアクセスがあったことを示しており、ユーザ名「Asaka Dai」の場合、2回のアクセスがあったことを示している。
以上説明した実施形態では、電子機器としてデジタルカメラを用いて説明したが、図13、図14に示されるように、デジタルカメラ10が画像データを生成し、サーバ80又はフォトストレージ82がその画像データを取得して画像を公開するようにしても良い。この場合、本発明の電子機器がサーバ80、フォトストレージ82であり、上述したフローチャートは、これら電子機器の処理となる。
上述しように本実施の形態では、画像データを取得する画像データ取得手段(ステップ101)と、前記画像データ取得手段により取得された画像データからサムネイル画像データを作成するサムネイル作成手段(ステップ203)と、前記サムネイル作成手段により作成されたサムネイル画像データが示すサムネイル画像、及び前記画像データが示す画像をネットワーク上に公開するための公開画像情報を前記サムネイル画像データ及び前記画像データに基づいて作成する公開画像情報作成手段(ステップ204)と、前記ネットワークに接続されているか否かを検出する接続検出手段(ステップ104)と、前記接続検出手段により接続されていることが検出されると、前記公開画像情報作成手段により作成された公開画像情報を前記ネットワーク上に公開する情報公開手段(ステップ406)と、を有する。
また、本実施の形態では、前記情報公開手段により前記公開画像情報を公開するユーザを設定する公開ユーザ設定手段(ステップ302)と、前記公開ユーザ設定手段により設定されたユーザを認証するための認証情報を作成する認証情報作成手段(ステップ306)と、前記認証情報作成手段により作成された認証情報を対応する前記ユーザに通知する認証情報通知手段(ステップ107)と、を更に有する。
また、本実施の形態では、前記ユーザに対して前記公開画像情報を公開する際に、前記認証情報作成手段により作成された認証情報に基づき、前記ユーザを認証する認証手段(ステップ403)を更に有する。
また、本実施の形態では、前記認証手段により前記ユーザが認証された日時を示す日時情報を記録する記録手段(ステップ405)と、前記記録手段により記録された日時情報に基づき、前記ユーザに対して前記公開画像情報が公開されたか否かを示す情報を含むユーザアクセス情報(ステップ502)を表示するユーザアクセス情報表示手段と、を更に有する。
また、本実施の形態では、前記情報公開手段により前記公開画像情報で公開する画像を設定する公開画像設定手段(ステップ304)を更に有する。
また、本実施の形態では、光学部材(光学ユニット22)を介して結像される被写体像を撮像素子(CCD24)によって撮像し、光電変換して得られるアナログ画像信号をAD変換して画像データを生成する画像データ生成手段(撮像系:図3参照)を更に有し、前記画像データ取得手段は、前記画像データ生成手段により生成された画像データを取得する。
実施の形態に係るデジタルカメラ、及びパソコンを含む全体構成を示す概略図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの外観上の構成を示す外観図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの電気系の要部構成を示すブロック図である。 画像DB、及びユーザDBを示す模式図である。 公開DB、及びログを示す模式図である。 画像データの取得からユーザに画像を公開するまでの処理全体の流れを示すフローチャートである。 公開画像情報作成処理の流れを示すフローチャートである。 公開先設定処理の流れを示すフローチャートである。 公開先設定画面、及び公開画像設定画面の一例を示す図である。 アクセス制御処理の流れを示すフローチャートである。 アクセス情報表示処理の流れを示すフローチャートである。 現在のアクセス状況を示す画面、及びアクセスログを示す画面の一例を示す図である。 サーバを電子機器とする構成例を示す図である。 フォトストレージを電子機器とする構成例を示す図である。
符号の説明
9 ネットワーク
10 デジタルカメラ
14 HDD
22 光学ユニット
26 アナログ信号処理部
30 デジタル信号処理部
38 LCD
40 CPU
48 メモリ
50 外部メモリインタフェース
52 メモリカード
80 サーバ
82 フォトストレージ

Claims (6)

  1. 画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段により取得された画像データからサムネイル画像データを作成するサムネイル作成手段と、
    前記サムネイル作成手段により作成されたサムネイル画像データが示すサムネイル画像、及び前記画像データが示す画像をネットワーク上に公開するための公開画像情報を前記サムネイル画像データ及び前記画像データに基づいて作成する公開画像情報作成手段と、
    前記ネットワークに接続されているか否かを検出する接続検出手段と、
    前記接続検出手段により接続されていることが検出されると、前記公開画像情報作成手段により作成された公開画像情報を前記ネットワーク上に公開する情報公開手段と、
    を有する電子機器。
  2. 前記情報公開手段により前記公開画像情報を公開するユーザを設定する公開ユーザ設定手段と、
    前記公開ユーザ設定手段により設定されたユーザを認証するための認証情報を作成する認証情報作成手段と、
    前記認証情報作成手段により作成された認証情報を対応する前記ユーザに通知する認証情報通知手段と、
    を更に有する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ユーザに対して前記公開画像情報を公開する際に、前記認証情報作成手段により作成された認証情報に基づき、前記ユーザを認証する認証手段を更に有する請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記認証手段により前記ユーザが認証された日時を示す日時情報又はアクセスログを記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録された日時情報又はアクセスログに基づき、前記ユーザが前記公開画像情報にアクセスしたか否かを示す情報を含むユーザアクセス情報を表示するユーザアクセス情報表示手段と、
    を更に有する請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記情報公開手段により前記公開画像情報で公開する画像を設定する公開画像設定手段を更に有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 光学部材を介して結像される被写体像を撮像素子によって撮像し、光電変換して得られるアナログ画像信号をAD変換して画像データを生成する画像データ生成手段を更に有し、
    前記画像データ取得手段は、前記画像データ生成手段により生成された画像データを取得する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。
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