JP2008084270A - データ比較機能を有するストレージシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ライト回数或いは消去回数に制限のある記憶装置がある場合に、記憶装置の長寿命化を図る。読出し性能に比べて書き込み性能が悪い記憶装置がある場合に、書き込み性能の向上を図る。
【解決手段】上位装置からの第一のデータを記憶装置に書込む前に、記憶装置上の書き込み予定位置に格納されている第二のデータをリードし、第一のデータと比較し、一致した場合には、第一のデータを記憶装置に書込まない。
【選択図】図2

Description

本発明は、ストレージシステムに関する。
従来、複数の記憶装置を並列的に動作させることによって、ホストからの読み出し/書き込み要求処理の高速化を図るとともに、冗長構成によって信頼性を向上させる、RAID(RAID:Redundant Arrays of Inexpensive Disks)技術を用いたストレージシステムが開発されている。非特許文献1に、RAID1からRAID5までの5種類のRAID構成について詳しく記載されている。また、5種類のRAID構成の他にも、RAID0やRAID6等の構成も存在し、用途に応じてこれらの構成を使い分けている。
従来、このストレージシステムの記憶装置には、磁気記憶装置の一種であるHDD(Hard Disk Drive)と呼ばれる記憶装置を用いるのが一般的であった。
一方、前記のHDDの他に、不揮発性半導体メモリの一種であるフラッシュメモリと呼ばれる記憶媒体を用いた記憶装置が存在する。近年、NAND型フラッシュメモリと呼ばれる記憶媒体を用いたフラッシュメモリメディアは、大容量化および単位容量あたりの低価格化が進み、一般のコンピュータ機器にも採用されている。
フラッシュメモリは、HDDのように磁気ヘッドの移動時間が必要ないため、データアクセスに必要なオーバヘッド時間の短縮化が可能であり、HDDに比べて応答性能の向上を図ることができる。
しかしながら、フラッシュメモリの各記憶素子には、データ書き換えのための消去回数に制限(保証回数)が存在する。特許文献1では、フラッシュメモリの消去単位ごとに消去回数を管理し、消去回数の多い記憶領域に消去回数の少ない領域のデータを書き込む事により消去処理の実行回数の偏りを少なくし、フラッシュメモリの劣化を鈍化させる記憶装置に関する技術が開示されている。
特許第3407317号 D.Patterson, et al:"A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks (RAID)",Proceedings of the 1988 ACM SIGMOD international conference on Management of data,pp.109-116,1988
特許文献1の技術を利用することにより、各記憶素子における消去処理の実行回数の偏りを少なくして、消去回数が保証回数に達する時期を遅らせることが可能となる。しかしながら、フラッシュメモリを備えたストレージシステムで同技術を用いる場合、ストレージシステムにはI/Oが大量に発生することがあるため、短期間で消去回数が保証回数に達して(つまり寿命が尽きて)当該フラッシュメモリを交換する必要が出てくる。このような問題点は、書き込み回数あるいは消去回数に制限のある他種の記憶装置を備える場合にも同様に生じ得る。
また、フラッシュメモリの特徴の1つとして、読み出し性能(例えば速度)に比べて書き込み性能が悪い(例えば遅い)という点が挙げられる。このような特徴点を有する他種の記憶装置が存在し得る。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、その目的はストレージシステムに備えられる記憶装置が、書き込み回数あるいは消去回数に制限がある場合に、記憶装置の長寿命化を図ることにある。
本発明の他の目的は、ストレージシステムに備えられる記憶装置が、読み出し性能に比べて書き込み性能が悪い記憶装置である場合に、書き込み性能を向上することにある。
ストレージシステムに、キャッシュ領域と、データ比較部とを備え、ストレージシステムの制御部が、以下の処理を実行する。すなわち、制御部は、上位装置から受信した書き込み要求に従う第一のデータをキャッシュ領域に書込み、その書込み要求に従う、記憶装置における書き込み先場所から、第二のデータを読出し、該読み出した第二のデータをキャッシュ領域に書込む。データ比較部は、キャッシュ領域に書込まれた第一のデータと第二のデータとの比較を行う。制御部は、その比較の結果、第一のデータと第二のデータとが一致の場合には、第一のデータを記憶装置に書込まず、第一のデータと第二のデータとが不一致の場合に、キャッシュ領域上の第一のデータを記憶装置に書込む。
キャッシュ領域は、例えばメモリに設けることができる。また、制御部及びデータ比較部の各々は、ハードウェア、コンピュータプログラム又はそれらの組み合わせ(例えば一部をコンピュータプログラムにより実現し残りをハードウェアで実現すること)により構築することができる。コンピュータプログラムは、所定のプロセッサに読み込まれて実行される。また、コンピュータプログラムがプロセッサに読み込まれて行われる情報処理の際、適宜に、メモリ等のハードウェア資源上に存在する記憶域が使用されてもよい。また、コンピュータプログラムは、CD−ROM等の記録媒体から計算機にインストールされてもよいし、通信ネットワークを介して計算機にダウンロードされてもよい。
本発明によれば、ストレージシステムに備えられる記憶装置が、書き込み回数あるいは消去回数に制限がある場合に、記憶装置の長寿命化を図ることができる。
本発明の他の目的は、ストレージシステムに備えられる記憶装置が、読み出し性能に比べて書き込み性能が遅い記憶装置である場合に、書き込み性能を向上することができる。
以下、本発明の実施形態の例として、第1から第3の実施例を説明する。
図1から図7に基づいて、本発明の実施例1について述べる。
図1は、ストレージシステムの構成例を示す。
このストレージシステム200は、1つまたは複数のホスト計算機100とネットワーク101を解して接続することができる。また、必要に応じて、1つまたは複数の管理用計算機110とネットワーク111を介して接続することができる。ネットワーク101は、例えばSAN(Storage Area Network)とすることができる。ネットワーク111は、例えばLAN(Local Area Network)とすることができる。ネットワーク101,111は、別々のネットワークでなくても良い。
ホスト計算機100は、例えば、ワークステーション、メインフレーム、パーソナルコンピュータ等として構成される、コンピュータ装置である。ホスト計算機100は、ストレージシステム200にアクセスし、データの読み書きを行う。
管理用計算機110は、ストレージシステム200にアクセスし、ストレージシステム200の管理を行うコンピュータ装置である。なお、管理用計算機110とホスト計算機100が同一のコンピュータ装置であっても構わない。
ストレージシステム200は、大きくストレージ制御部300とデータ記憶部400に分けて考えることができる。
ストレージ制御部300は、ホストインタフェース310と、管理インタフェース320と、プロセッサ330と、ローカルメモリ340と、キャッシュメモリ350と、データ比較回路360と、記憶装置用インタフェース370とを備えることができる。ストレージ制御部300は、例えば、一又は複数枚の回路基盤で構成することができる。
ホストインタフェース310は、ホスト計算機100とストレージシステム200の間で通信を行うためのインタフェースである。管理インタフェース320は、管理用計算機110とストレージシステム200の間で通信を行うためのインタフェースである。また、記憶装置用インタフェース370は、ストレージ制御部300とデータ記憶部400の間で通信を行うためのインタフェースである。
プロセッサ330は、ホスト計算機100とストレージシステム200間の通信を制御したり、管理用計算機110とストレージシステム200間の通信を制御したり、ストレージ制御部300とデータ記憶部400の間の通信を制御したり、その他ローカルメモリ340に格納される各種プログラムを実行したりする。
ローカルメモリ340は、プロセッサ330が実行する各種プログラムを格納したり、ストレージシステム200を制御する上で必要なデータを格納したりする。なお、プロセッサ330が実行するプログラムには、後述するデータのコンペアライトを実現するプログラムを含む。
キャッシュメモリ350は、ホスト計算機100および管理用計算機110およびデータ記憶部400からストレージ制御部300に転送されるデータを一時的に記憶するデータバッファの役割をしたり、ストレージシステム200を制御する上で必要なデータを格納したりする。
データ比較回路360は、後述するデータコンペアライト処理において、2つのデータの一致あるいは不一致を判断するための回路である。なお、データ比較回路360は、実施例の中ではハードウェアとして実現しているように表記しているが、ローカルメモリ340に格納されプロセッサ330が実行するプログラムとして実現してもよい。
データ記憶部400は、1つまたは複数のデータ記憶装置410を備えて構成することができる。データ記憶装置410の例としては、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等があるが、特に限定しない。また、複数種類のデータ記憶装置をデータ記憶部に混在させてもよい。
ストレージシステム200がホスト計算機100からライト要求を受けた際に、コンペアライト処理が実行される。以下、幾つかのコンペアライト処理について説明する。なお、以下の説明では、ライト要求のあったデータをデータ記憶装置410a(図では「デバイスA」と表記)に格納する場合を考える。ここで、ホスト計算機100からのライト要求に従うライト対象のデータを、「新データ」と呼び、新データの格納予定アドレス(記憶装置410aの中のアドレス)に既に書かれているデータを「旧データ」と呼ぶ。
図2に、第一のコンペアライト処理のフローの一例を示す。図では、ステップを「S」と略記している。
第一のコンペアライト処理では、新データと旧データが、それぞれの部分同士ではなく全体同士が比較される。そのため、以下の説明では、データの全体を指す場合には、適宜、「データ全体」と表現することがある。
まず、ステップ500において、所定のコンピュータプログラムを読み込んで実行するプロセッサ330が、受信したライト要求に従う新データ全体をキャッシュメモリ350にライトし、且つ、データ記憶装置410aから旧データ全体をリードし、該旧データ全体をキャッシュメモリ350にライトする。具体的には、例えば、プロセッサ330は、受信したライト要求で指定されているライト先情報から、前述した格納予定アドレスを特定し、該特定した格納予定アドレスから、旧データ全体をリードする。
次に、ステップ510において、データ比較回路360が、キャッシュメモリ350上の新データ全体と旧データ全体とを比較する。この場合、例えば、プロセッサ330が、新データ及び旧データをそれぞれキャッシュメモリ350のどこにライトしたのかをデータ比較回路360に設定し、データ比較回路360が、その設定を契機に、設定されたアドレスから新データ全体及び旧データ全体を読んで、それらを比較しても良い。或いは、例えば、新データ及び旧データが、それぞれ、キャッシュメモリ350のどこにライトされるかが、予め決められていても良く、データ比較回路360は、その決められた場所から、新データ及び旧データを読み出しても良い。
ステップ520において、ステップ510の比較結果が一致していた場合は、ステップ540に進む。新データ全体と同じ内容である旧データ全体が既に格納予定アドレスに存在するため、わざわざ新データ全体をライトする必要がないためである。ステップ540では、例えば、プロセッサ330は、キャッシュメモリ350上の新データを消去可能な状態にして、コンペアライト処理を終了する。消去可能な状態とは、上書き禁止フラグのクリア等により、当該データの格納領域に対する他データのライトを許可するデータ管理状態を指す。
ステップ520において、ステップ510の比較結果が一致していない場合は、ステップ530に進む。新データ全体を格納予定アドレスにライトする必要があるためである。ステップ530では、例えば、プロセッサ330は、データ記憶装置410aに新データをライトした後に、ステップ540に進む。
なお、ステップ510におけるデータの比較単位として、新データ全体を1つ以上に分割したものの1つ、データ記憶装置410aのライト最小単位(一回のライトでの最小データサイズ)の整数倍、データ記憶装置410aのリード最小単位(一回のリードでの最小データサイズ)の整数倍、データ記憶装置410aの消去最小単位(一回の消去で消される最小データサイズ)の整数倍等が考えられる。
さて、図2を参照して説明した第一のコンペアライト処理では、新データと旧データを全体同士で比較しているが、次に説明する第二のコンペアライト処理では、部分的に比較した後に全体を比較することもできる。
図3は、第二のコンペアライト処理のフローの一例を示す。以下、第一のコンペアライト処理との相違点を主に説明し、重複する点については説明を省略或いは簡略する。
まず、ステップ600において、プロセッサ330が、新データをキャッシュメモリ350にライトし、データ記憶装置410aから旧データをリードし、キャッシュメモリ350にライトする。
次に、ステップ610において、データ比較回路360が、新データの一部と旧データの一部とを比較する。ここで、互いに比較されるデータ部分は、互いのデータ全体における同一の場所に存在するデータ部分である。例えば、新データの一部が、新データの先頭から所定位置までに存在するデータ部分であれば、それと比較される、旧データの一部も、旧データの先頭から所定位置までに存在するデータ部分となる。比較対象位置については後述する。
ステップ620において、ステップ610の部分比較結果が一致しなかった場合は、ステップ650に進む。すなわち、プロセッサ330が、データ記憶装置410aに、新データ全体をライトする。その後に、ステップ660に進む。
ステップ620において、ステップ610の部分比較が一致した場合は、ステップ630に進む。すなわち、データ比較回路360が、新データ全体と旧データ全体を比較する(比較されていない残りの部分同士の比較でも良い)。
ステップ640において、ステップ630の全体比較結果が一致しなかった場合は、ステップ650に進む。すなわち、プロセッサ330が、データ記憶装置410aに、新データをライトする。その後に、ステップ660に進む。
ステップ640において、ステップ630の全体比較結果が一致した場合は、ステップ660に進む。
ステップ660では、上記ステップ540と同様に、プロセッサ330が、キャッシュメモリ350上の新データを消去可能な状態にして、コンペアライト処理を終了する。
さて、ステップ610で述べた比較対象位置に関しては、例えば特開2001−202295号公報に示すようなデータ保証コードのようなものであったり、ライトデータの先頭部分であったり、ライトデータの末尾であったり、ライトデータの任意の箇所でよい。
前述した図3の第二のコンペアライト処理は、図2の第一のコンペアライト処理と比べて、部分比較処理が余分に入っている。これにより、新データによるデータの更新が必要な場合に、代表的なデータを比較することにより、データ全体のコンペアを待たずに、更新必要性(つまり新データをデータ記憶装置410aにライトする必要性)を判定することができる。このため、一定時間内に比較可能なデータ量が限られている場合に有効である。
なお、図3の第二のコンペアライト処理では、部分比較(ステップ610)の時点で旧データ全体をデータ記憶装置410からリードしているが、第三のコンペアライト処理では、全体比較が必要となってからリードしてもよい。
図4は、第三のコンペアライト処理のフローの一例を示す。
まず、ステップ700において、プロセッサ330が、新データをキャッシュメモリ350にライトし、データ記憶装置410aから、旧データの一部(部分比較対象部分)をリードし、キャッシュメモリ350にライトする。
次に、ステップ710において、データ比較回路360が、新データの一部と当該位置の旧データ(すなわち、リードされた、旧データの一部)とを比較する。
ステップ720において、ステップ710の部分比較結果が一致しなかった場合は、ステップ760に進む。すなわち、プロセッサ330が、データ記憶装置410aに、新データをライトする。その後に、ステップ770に進む。
ステップ720において、ステップ710の部分比較が一致した場合は、ステップ730に進む。すなわち、プロセッサ330が、データ記憶装置410aから、ライト対象領域全体の旧データ全体(新データ全体が書かれる予定の範囲にわたって存在する旧データ全体)をリードし、キャッシュメモリ350にライトする。その後、ステップ740に進む。すなわち、データ比較回路360が、新データ全体と旧データ全体とを比較する。
ステップ750において、ステップ740の全体比較結果が一致しなかった場合は、ステップ760に進む。すなわち、プロセッサ330が、データ記憶装置410aに、新データをライトする。その後に、ステップ770に進む。
ステップ750において、ステップ740の全体比較結果が一致した場合は、ステップ770に進む。
ステップ770では、上記ステップ540と同様に、プロセッサ330が、キャッシュメモリ350上の新データを消去可能な状態にして、コンペアライト処理を終了する。
図4に示す第三のコンペアライト処理の場合、図3に示すコンペアライト処理と比べて、部分比較で不一致のときにデータ記憶装置410aからリードする旧データの量が少なくなる。これにより、新データによるデータの更新が必要な場合に比較処理のための準備に要する時間が短縮可能となる。このため、データ更新が多い場合に有効である。
上記コンペアライト処理は、データ記憶部400内の全ての記憶領域に適用することも可能であるが、一部のみに適用することも可能である。この場合、ホスト計算機100からストレージシステム200に対してライト要求があったならば、図5に示すように、例えば、プロセッサ330が、後述するコンペアライト設定管理テーブル900を参照し、ライト対象のデバイスが、コンペア対象のデバイスであるかを判定する(ステップ800)。ステップ800にて対象であった場合には、前述した第一乃至第三のコンペアライト処理のいずれかを実行し(ステップ810)、対象でない場合には、コンペアライト処理を行わない、つまり、通常のライト処理を実行する(ステップ820)。
図6に、コンペアライト設定管理テーブル900の構成例を示す。
コンペアライト設定管理テーブル900では、一定の単位ごとにコンペアライト処理を実行するか否かの情報を保持する。一定の単位の例としては、ストレージシステム単位、論理デバイス(LU)単位、物理デバイス単位、データ記憶装置410の種類ごと等が考えられる。ちなみに、論理デバイスとは、一又は複数のデータ記憶装置410の記憶空間を利用して設定される論理的な記憶デバイスであり、論理ボリューム或いは論理ユニットと呼ばれるものである。
コンペアライト設定管理テーブル900の設定値は、データ記憶装置410へのライト回数等ストレージシステム200内部の状況に応じてプロセッサ330が変更したり、後述するように、ユーザが管理用計算機110を用いて変更したりすることができる。
具体的には、例えば、プロセッサ330が、各LU毎に、ライト回数、消去回数、ライト頻度(単位時間当たりのライト回数)及び消去頻度(単位時間当たりの消去回数)のうちの少なくとも一つを監視する。監視により得られた値が、所定の閾値を超えた場合に、プロセッサ330が、閾値を超えた値のLUを有するデータ記憶装置を特定し(例えばLUとデータ記憶装置との対応関係が記録されたテーブルを参照することにより特定し)、特定したデータ記憶装置に対して、コンペアを"有効"とすることができる。
図7に、ユーザが管理用計算機110を用いてコンペアライト設定管理テーブル900の値を変更する画面を示す。
同画面では、コンペアライト処理の実行可否を管理する単位ごとに、その設定値の表示をするとともに、変更設定を行うことができる。なお、コンペアライト処理の実行可否の設定は、グラフィカルなインタフェースに限らず、コマンドラインのインタフェースのような別のインタフェースを用いることができる。
本実施例は、上述のように構成されているので、データ記憶装置へのライト回数を抑えることができる。これにより、書き込み回数に制限のあるデータ記憶装置を用いて構成するストレージシステムにおいて、記憶装置の長寿命化を図ることが可能となる。また、読み出し性能に比べて書き込み性能が悪いデータ記憶装置を用いて構成するストレージシステムにおいて、書き込み性能の向上を図ることが可能となる。
次に、図8から図10に基づいて、本発明の実施例2を説明する。本実施例は実施例1の変形例に該当するため、上述した構成と重複する構成の説明を省略或いは簡略し、相違点を中心に説明する。本実施例では、RAID技術を用いて複数のデータ記憶装置410間で格納データに冗長性を持たせる場合を説明する。
図8を用いて、実施例2の説明に用いるRAID5の構成を示す。まず一般的な処理について説明し、後ほど本発明のコンペアライト処理を用いた方式について述べる。
ここでは、データ記憶装置410aから410eの5台を用いた4D+1P構成を考える(すなわち、5台のデータ記憶装置で構成されたRAIDグループがRAID5である場合を考える)。あるパリティを生成するためのデータグループに対し、記憶装置410aに格納するデータをD11、記憶装置410bに格納するデータをD12、記憶装置410cに格納するデータをD13、記憶装置410dに格納するデータをD14、記憶装置410eに格納するパリティをP1と呼ぶ。このとき、P1=D11 XOR D12 XOR D13 XOR D14の関係が成立する。なお、XORは排他的論理和を指す。
この状態において、D11をD11'に更新する場合、P1もP1'に更新する必要があり、P1'=D11 XOR D11' XOR P1という式に基づき算出することが可能である。
この処理を、図9を用いて示す。まずステップ1000において、プロセッサ330が、データ記憶装置410aに格納されているデータD11(旧データD11)をリードし、キャッシュメモリ350に格納する。次に、ステップ1010において、プロセッサ330が、データ記憶装置410bに格納されているパリティP1(旧パリティP1)をリードし、キャッシュメモリ350に格納する。その後、ステップ1020において、プロセッサ330が、旧データD11と新データD11'と旧パリティP1を用いて、新パリティP1'を計算する。その後、ステップ1030において、プロセッサ330が、新データD11'をデータ記憶装置410aにライトし、ステップ1040において、新パリティP1'をデータ記憶装置410eにライトする。なお、ステップ1050を実行するタイミングは、ステップ1000の前や、ステップ1000とステップ1010の間など、どこでもよい。
次に、第二実施例での第一のコンペアライト処理について、図10を用いて説明する。
まず、ステップ1100において、プロセッサ330が、新データD11´をキャッシュメモリ350にライトし、データ記憶装置410aに格納されているデータD11(旧データD11)をリードしてキャッシュメモリ350にライトする。
次に、ステップ1110において、プロセッサ330が、データ記憶装置410bに格納されているパリティP1(旧パリティP1)をリードしてキャッシュメモリ350にライトする。
その後、ステップ1120において、データ比較回路360が、新データD11'と旧データD11とを比較する。
ステップ1130の判定において一致していた場合、データ記憶装置410aのデータに対する更新がないため、ステップ1140に進む。つまり、プロセッサ330が、キャッシュメモリ350上の新データD11'を消去可能な状態にする。
ステップ1130の判定において一致しなかった場合、ステップ1150に進む。すなわち、プロセッサ330が、旧データD11と新データD11'と旧パリティP1を用いて、新パリティP1'を計算する。その後、プロセッサ330が、データ記憶装置410aへの新データD11'のライト処理(ステップ1160)、データ記憶装置410eへの新パリティP1'のライト処理(ステップ1170)、キャッシュメモリ350上の新データD11'を消去可能な状態にする処理(ステップ1180)、キャッシュメモリ350上の新パリティP1'を消去可能な状態にする処理(ステップ1190)を行い、コンペアライト処理を終了する。
また、ステップ1160からステップ1190の4つのステップに関しては、当該新データD11´のライト処理を行った後にキャッシュメモリ350上のデータを消去可能な状態にするという順序を守っていれば、その順序を入れ替えて構成することもできる。
また、ステップ1110のパリティリードを行うタイミングに関しては、ステップ1150における新パリティP1'を計算する前であれば、どのタイミングでもよく、ステップ1130において比較結果が一致する場合にはリードしなくてもよい。
なお、上記例ではRAID5を用いて説明をしたが、同様にデータからパリティや誤り訂正符合を生成して格納する他のRAIDレベルを用いて構成することも可能である。
また、RAID1のように同一のデータを複数のデータ記憶装置410にライトする場合は、実施例1においてデータを比較するステップにおいて、各データに関して比較を行うのではなく、例えば、複製されたデータを記憶するデータ記憶装置410のうちの一方から旧データをリードし、新データと比較することにより、旧データのリード回数および比較回数を削減して構成することも可能である。
また、本実施例2では、新データ全体と当該旧データを比較する場合を示したが、実施例1に示したように、部分的に比較した後に全体を比較するように構成することも可能である。
本実施例は、上述のように構成されているので、実施例1と同様の効果を得るだけでなく、RAID構成を活用してコンペアライト処理にかかるオーバヘッドを削減することが可能となる。
次に、図11に基づいて、本発明の実施例3を説明する。本実施例は実施例1および実施例2の変形例に該当するため、上述した構成と重複する構成の説明を省略或いは簡略し、相違点を中心に説明する。本実施例では、新データと旧データの比較をデータ記憶部で行う場合を説明する。
図11は、本実施例3におけるストレージシステムの構成例を示したものである。図1との違いは、ストレージ制御部300内にデータ比較回路360を持たないことと、データ記憶装置410として内部にデータバッファ430およびデータ比較回路440およびプロセッサ450を持つ装置を用いることである。
本実施例では、実施例1においてストレージ制御部300が行っていたデータ記憶装置410からの旧データのリードおよび新データと旧データの比較を、データ記憶装置410内の記憶装置制御部420で行う。すなわち、プロセッサ450が記憶領域460から旧データをデータバッファ430にリードした後に、データ比較回路440を用いてデータを比較し、比較結果に基づき必要に応じて記憶領域460へのライトを行う。
なお、データ記憶装置410全体あるいはデータ記憶装置410内のデータ記憶領域460の一定単位ごとに、コンペアライト処理の実行可否を設定可能なデータ記憶装置410を用いて構成する場合は、管理用計算機110からの設定やデータ記憶装置410の利用頻度等に応じて、ストレージ制御部300からデータ記憶装置410に対して実行可否を設定することができる。
また、例えば、記憶領域460間でRAID構成を組んでもよい。具体的には、例えば、(1)データ記憶装置410aがストレージシステムの障害部品交換単位である場合、或いは、(2)記憶領域460が交換単位である場合に、記憶領域460間でRAID構成を組んでもよい。
本実施例は、上述のように構成されているので、ストレージ制御部300が、データ記憶装置410へのライトの度に旧データリードあるいは新データと旧データの比較等を行う必要がなくなるため、ストレージ制御部300への負荷をデータ記憶部400内へオフロードすることが可能となる。
なお、本発明は上述した各実施例に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。例えば、ストレージ制御部の構成は、上記の構成に代えて、上位装置(例えばホスト計算機或いは他のストレージシステム1)との通信を制御する複数の第一の制御部(例えば制御回路基板)と、データ記憶装置との通信を制御する複数の第二の制御部(例えば制御回路基板)と上位装置とデータ記憶装置の間で授受されるデータを記憶することができるキャッシュメモリと、ストレージシステムを制御するためのデータを記憶することができる制御メモリと、各第一の制御部、各第二の制御部、キャッシュメモリ及び制御メモリを接続する接続部(例えば、クロスバスイッチなどのスイッチ)とを備えることができる。この場合、第一の制御部と第二の制御部の一方が、又は双方が協働して、ストレージ制御部としての処理を行うことができる。この場合、例えば、データ比較回路は、第一の制御部、第二の制御部、接続部のいずれに存在しても良い。また、前述したプロセッサ330が行う処理は、例えば、第一の制御部に搭載されるプロセッサ、第二の制御部に搭載されるプロセッサのいずれで行われても良い。また、制御メモリは無くても良く、その場合、キャッシュメモリに、制御メモリが記憶する情報を記憶する領域が設けられても良い。
ストレージシステムの全体構成を示す説明図である。 実施例1での第一のコンペアライト処理のフローの一例を示す。 実施例1での第二のコンペアライト処理のフローの一例を示す。 実施例1での第三のコンペアライト処理のフローの一例を示す。 コンペアライト処理を実施しないデバイスがある場合の、ライト処理全体を示すフローチャートである。 コンペアライト処理の実施可否設定を管理するテーブルの構成例を示す。 コンペアライト処理の実施可否設定を行う画面を示すユーザインタフェースを示す説明図である。 RAID5構成におけるデータ構造を示す説明図である。 RAID5構成でのライト処理のフローチャートである。 第二実施例において、RAID5構成での第一のコンペアライト処理のフローチャートである。 実施例3に係るストレージシステムの全体構成を示す説明図である。 実施例2において、RAID1構成でのコンペアライト処理についての説明図。
符号の説明
100…ホスト計算機、110…管理用計算機、200…ストレージシステム、300…ストレージ制御部、310…ホストインタフェース、320…管理インタフェース、330…プロセッサ、340…ローカルメモリ、350…キャッシュメモリ、360…データ比較部、370…記憶装置用インタフェース、371…通信ケーブル、400…データ記憶部、410…データ記憶装置、420…記憶装置制御部、430…データバッファ、440…データ比較部、450…プロセッサ、460…記憶領域、900…コンペアライト設定管理テーブル、1000…コンペアライト設定画面

Claims (18)

  1. 記憶装置を備え、上位装置から送信された書き込み要求を受信し、該書き込み要求に従うデータを前記記憶装置に記憶するストレージシステムであって、
    キャッシュ領域と、
    前記上位装置から受信した書き込み要求に従う第一のデータを前記キャッシュ領域に書込み、前記受信した書込み要求に従う、前記記憶装置における書き込み先場所から、第二のデータを読出し、該読み出した第二のデータを前記キャッシュ領域に書込む制御部と、
    前記キャッシュ領域に書込まれた第一のデータと第二のデータとの比較を行うデータ比較部と
    を備え、
    前記制御部は、前記比較の結果、前記第一のデータと前記第二のデータとが一致の場合には、前記第一のデータを前記記憶装置に書込まず、前記第一のデータと前記第二のデータとが不一致の場合に、前記キャッシュ領域上の前記第一のデータを前記記憶装置に書込む、
    ストレージシステム。
  2. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記データ比較部が、前記第一のデータと前記第二のデータとの一部分同士を比較し、それらが一致の場合に、前記データ比較部が、残りの部分同士の比較を行い、
    前記制御部は、前記一部分同士の比較の結果、或いは、前記残りの部分同士の比較の結果、不一致の場合に、前記第一のデータを前記記憶装置に書き込む、
    ストレージシステム。
  3. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記制御部は、前記書き込み先場所から、前記第二のデータの一部を読出し、該第二のデータの一部を前記キャッシュ領域に書き込み、
    前記データ比較部が、前記キャッシュ領域に書き込まれている第一のデータの一部と、該キャッシュ領域に書込まれた第二のデータの一部とを比較し、
    それらが不一致の場合に、前記制御部が、前記第一のデータを前記記憶装置に書き込む、
    ストレージシステム。
  4. 請求項3に記載のストレージシステムであって、
    前記制御部は、前記比較の結果が一致の場合に、前記第二のデータの残りの部分を前記記憶装置から読み出して前記キャッシュ領域に書き込み、
    前記データ比較部が、前記第一のデータの残りの部分と前記第二のデータの残りの部分とを比較し、
    それらが一致の場合には、前記制御部は、前記第一のデータを前記記憶装置に書込まず、それらが不一致の場合に、前記第一のデータを前記記憶装置に書込む、
    ストレージシステム。
  5. 請求項3に記載のストレージシステムであって、
    前記記憶装置から読み出される、前記第二のデータの一部のデータサイズは、前記比較に必要な最小のデータサイズ以上であり前記記憶装置の読出し単位である、
    ストレージシステム。
  6. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記制御部は、前記書き込み要求に従うデータを基に冗長化データを生成し、該データと該冗長化データとを前記記憶装置に書込むように構成されており、
    前記データ比較部は、前記第一のデータと前記第二のデータとの比較を行い、該第一のデータの冗長化データである第一の冗長化データと該第二のデータの冗長化データである第二の冗長化データとの比較を行わず、
    前記制御部は、前記比較の結果が一致の場合には、前記第一のデータ及び前記第一の冗長化データの書込みを行わず、前記比較の結果が不一致の場合に、前記第一のデータ及び前記第一の冗長化データを前記記憶装置に書込む、
    ストレージシステム。
  7. 請求項6に記載のストレージシステムであって、
    前記データ比較部が、前記第一のデータと前記第二のデータとの一部分同士を比較し、それらが一致の場合に、前記データ比較部が、残りの部分同士の比較を行い、
    前記制御部は、前記一部分同士の比較の結果、或いは、前記残りの部分同士の比較の結果、不一致の場合に、前記第一のデータ及び前記第一の冗長化データを前記記憶装置に書き込む、
    ストレージシステム。
  8. 請求項6に記載のストレージシステムであって、
    前記記憶装置は複数個存在し、前記複数の記憶装置によりRAIDグループが構成されており、該RAIDグループのRAIDレベルは、パリティデータの生成を必要とするRAIDレベルであり、
    前記冗長化データは、前記パリティデータである、
    ストレージシステム。
  9. 請求項6に記載のストレージシステムであって、
    前記冗長化データは、誤り訂正符号である、
    ストレージシステム。
  10. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記記憶装置は複数個存在し、
    前記制御部は、前記複数の記憶装置にデータを多重化して書込むミラーリング処理を行うように構成されており、前記書込み要求を受信した場合、前記複数の記憶装置の中から一つの記憶装置を選択し、選択した記憶装置における、前記書き込み先場所から、前記第二のデータを読み出す、
    ストレージシステム。
  11. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記比較されるデータ単位が、以下の(1)乃至(4)、
    (1)前記第一のデータを1つ以上に分割したものの1つのデータサイズ、
    (2)書き込みに必要な最小のデータサイズの整数倍、
    (3)読出しに必要な最小のデータサイズの整数倍、
    (4)消去最小サイズの整数倍、
    のうちのいずれかである、
    ストレージシステム。
  12. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記制御部は、前記比較の結果、前記第一のデータのうちの前記第二のデータとの不一致部分のみを、前記記憶装置に書込む、
    ストレージシステム。
  13. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記上位装置から書き込み要求を受信し前記記憶装置にデータの書き込みを行うコントローラを備え、
    前記キャッシュ領域、前記制御部及び前記データ比較部が、前記記憶装置に搭載されている、
    ストレージシステム。
  14. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記記憶装置は、フラッシュメモリデバイスである、
    ストレージシステム。
  15. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記記憶装置は複数個存在し、
    前記複数の記憶装置は、一つの記憶装置内の複数の記憶領域である、
    ストレージシステム。
  16. 請求項1に記載のストレージシステムであって、
    前記記憶装置が複数個存在し、
    前記制御部は、前記書き込み先場所が、前記複数の記憶装置のうち、書き込み抑制を必要とする記憶装置の場合に、該書き込み先場所から前記第二のデータを読出し、そうではない場合には、前記第二のデータを読み出すことなく前記第一のデータを該書き込み先場所に書き込む、
    ストレージシステム。
  17. 請求項16に記載のストレージシステムであって、
    前記書き込み抑制を必要とする記憶装置は、書き込み回数、消去回数、書き込み頻度、消去頻度のうちの少なくとも一つが一定値以上の記憶装置である、
    ストレージシステム。
  18. 上位装置から送信された書き込み要求を受信し、
    前記受信した書き込み要求に従う第一のデータをキャッシュ領域に書込み、
    前記受信した書込み要求に従う、記憶装置における書き込み先場所から、第二のデータを読出し、
    該読み出した第二のデータを前記キャッシュ領域に書き込み、
    前記キャッシュ領域に書込まれた第一のデータと第二のデータとの比較を行い、
    前記比較の結果、前記第一のデータと前記第二のデータとが一致の場合には、前記第一のデータを前記記憶装置に書込まず、前記第一のデータと前記第二のデータとが不一致の場合に、前記キャッシュ領域上の前記第一のデータを前記記憶装置に書込む、
    記憶制御方法。
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