JP2008084055A - ヘルプ管理端末、ヘルプ管理方法およびヘルプ管理プログラム - Google Patents

ヘルプ管理端末、ヘルプ管理方法およびヘルプ管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ヘルプ情報に含まれる用語の言い換え語を容易に取得するヘルプ管理端末を提供すること。
【解決手段】入力されうる操作を表す用語と操作を識別する識別情報とを対応づけた情報である操作情報を含み、操作に関連するヘルプ情報を記憶するヘルプ記憶部111と、操作を検出する検出部102と、操作に関連して利用者が入力した文字列を受付ける受付部101と、操作が検出された場合に、検出された操作の識別情報を、受付けた文字列内に埋め込む埋め込み部103と、埋め込まれた識別情報に対応する用語をヘルプ記憶部111から取得し、埋め込まれた識別情報の前または後ろの少なくとも一方の予め定められた範囲内の文字列から、取得した用語と同じ意味内容で表記の異なる言い換え語を抽出する抽出部104と、を備えた。
【選択図】 図2

Description

この発明は、PC(Personal Computer)上のオンラインヘルプなど、キーボード入力、または音声入力による利用者の問い合わせに応じて、ディスプレイなどの表示装置にヘルプ内容を提示する、または音声により応答するヘルプ管理端末、ヘルプ管理方法およびヘルプ管理プログラムに関するものである。
近年、PCなどのコンピュータ機器や、ネットワークに接続してリモート制御やコンテンツのダウンロードを行うことのできるネットワーク家電など、情報通信技術の進歩に応じて従来の家電機器に比べて大幅に能力が向上した機器が家庭に普及している。
ただし、その能力が向上するのに伴って機能が複雑化し、利用者がその能力を十分に使いこなせない場面も多く発生している。また、紙媒体の取扱説明書は、機能の複雑化に伴って文書量が増加し、また、その説明も煩雑化する傾向があり、利用者がそれを用いて問題解決を行うことが困難になっている。
この課題に対処するために、PCなどのコンピュータ機器では、オンデマンドでヘルプ情報を提供するためのオンラインヘルプ機能が搭載されるようになっている。このオンラインヘルプ機能は、取扱説明書の目次や索引にあたるヘルプ項目一覧を通してヘルプ情報を参照できる機能と、利用者が入力したキーワードに基づき関連するヘルプ情報の一覧を提示する機能を備えていることが多い。
さらに、特許文献1では、機器の操作状況とヘルプ情報を関連付けることで、適切なヘルプ情報を容易に参照できる技術が提案されている。具体的には、特許文献1のヘルプシステムは、利用者がヘルプ情報を参照したとき、その際の操作状況と関連付けて参照したヘルプ情報を備忘録のように登録できる手段と、同じ操作状況のときに登録してあったヘルプ情報を提示する手段を有している。
このような従来の技術は、利用者がヘルプ情報の内容を適切に理解できることを前提としている。したがって、ヘルプ情報へのアクセスの簡易化の支援を行うことは可能だが、ヘルプ情報自身は作成されたままの形で提示されており、そのヘルプ情報を利用者に合わせて分かりやすくカスタマイズするものではない。
ところが、機能の複雑化等に伴い、ヘルプ情報の内容自体を利用者が理解できない場合も生じている。すなわち、ヘルプの対象機器の機能の向上によってヘルプ情報の内容も専門化・煩雑化しているため、利用者がヘルプ情報の内容を適切に理解できるという上述の前提が崩れてきている。
一方、特許文献2では、見出し語と、見出し語の言い換え語とを対応づけた辞書データベースを用いて、利用者に提示する用語を言い換え語に変換する言い換えシステムに関する技術が提案されている。特許文献2の技術を用いれば、ヘルプ情報の内容を利用者にとって理解しやすい用語に変換して提示可能となる。
特開2003−256099号公報 特開2004−240859号公報
しかしながら、特許文献2の方法では、事前に言い換え語を格納した辞書を作成する必要があり、そのための処理負担が過大となるという問題があった。特に、利用者ごとに理解しやすい用語が異なるため、ヘルプ情報に対する言い換え用の辞書も利用者ごとに作成するのが望ましいが、利用者ごとに言い換え語を決定して辞書を作成するためには、多大なコストが必要となる問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ヘルプ情報に含まれる用語の言い換え語を容易に取得することができるヘルプ管理端末、ヘルプ管理方法およびヘルプ管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力されうる操作を表す用語と前記操作を識別する識別情報とを対応づけた情報である操作情報を含み、前記操作に関連するヘルプ情報を記憶するヘルプ記憶手段と、前記操作を検出する検出手段と、前記操作に関連して利用者が入力した文字列を受付ける受付手段と、前記検出手段により前記操作が検出された場合に、検出された前記操作の前記識別情報を、受付けた前記文字列内に埋め込む埋め込み手段と、埋め込まれた前記識別情報に対応する前記用語を前記ヘルプ記憶手段から取得し、埋め込まれた前記識別情報の前または後ろの少なくとも一方の予め定められた範囲内の前記文字列から、取得した前記用語と同じ意味内容で表記の異なる言い換え語を抽出する抽出手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記装置を実行することができるヘルプ管理方法およびヘルプ管理プログラムである。
本発明によれば、予めヘルプ情報中の用語と操作イベントとを対応付けておき、利用者が操作しながら作成したテキスト情報から当該操作イベントを表す用語を言い換え語として抽出することができる。このため、ヘルプ情報に含まれる用語の言い換え語を容易に取得することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるヘルプ管理端末、ヘルプ管理方法およびヘルプ管理プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末は、予めヘルプ情報中の用語と機器上の操作イベントを対応付けておき、利用者が操作しながら作成したテキスト情報から操作イベントに対応する用語(言い換え語)を抽出するものである。
図1は、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100のハードウェア構成を示す説明図である。同図は、ヘルプ管理端末100をPCなどのコンピュータ機器上で実現した際のハードウェア構成を示した図である。
本実施の形態にかかるヘルプ管理端末100は、CPU(Central Processing Unit)51と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置であるメモリ52と、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置であるディスク53と、ネットワーク80に接続して通信を行う通信I/F54と、表示部55と、キーボード56と、マウス57と、各部を接続するバス61と、を備えている。
メモリ52は、CPU51が実行すべきプログラムやデータを格納するものである。ディスク53は、プログラムやデータ一式を保持し、その中でヘルプ管理端末100を実行するのに必要な部分がメモリ52にロードされ、CPU51により実行される。データの中には利用者のヘルプやガイドを行うためのヘルプ情報が含まれる。
なお、プログラムやデータを格納する記憶装置はHDDに限られるものではなく、光ディスク、メモリカード、RAMなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体を用いることができる。
表示部55は、利用者の入力情報やCPU51の処理結果の提示を行うものである。キーボード56は、利用者によるテキスト情報の入力やショートカットキーを通した指示操作のために利用されるものである。例えば、利用者が操作をしながらメモを作成する際や、他のコンピュータ機器の利用者とチャット(リアルタイムのテキストベースの会話)を行う際にテキスト情報を入力するために用いられる。
マウス57は、表示部55に表示されるアイコンなどの操作を行うことにより、利用者が選択操作や指示操作を行うために用いられるものである。
なお、後述する検出部102が、利用者がキーボード56を通して行ったショートカットキーによる指示操作や、マウス57を通して行った選択や指示操作を、ヘルプ管理端末100上の操作イベントとして検出する。
また、ネットワーク80は、他のコンピュータ機器と接続して、情報交換を行うためのものである。例えば、利用者が他のコンピュータ機器の利用者とチャットを行う際には、ネットワーク80を介して利用者間でテキスト情報が交換される。
図2は、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100の機能の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ヘルプ管理端末100は、上述のディスク53に格納されたヘルプ記憶部111および条件記憶部112と、受付部101と、検出部102と、埋め込み部103と、抽出部104と、を備えている。
ヘルプ記憶部111は、テキストやイメージを用いて機器の操作方法やトラブル時の問題解決方法を記述したヘルプ情報を保持するものである。データ形式として、XML(eXtensible Markup Language)のようなマークアップ言語を採用すれば、テキストと図などのイメージとで構成した文書を記述することができる。
本実施の形態では、機器上の操作イベントに関連する情報である操作イベント情報を、ヘルプ情報中に埋め込むことができる。図3は、ヘルプ記憶部111で保持されているヘルプ情報の一例を示す説明図である。
例えば、同図の「<!-- EVENT DBLCLCK -->ダブルクリック<!-- /EVENT -->」のように、記号「<!--」と「 -->」とで囲まれた部分が、操作イベントと対応づけられて埋め込まれた操作イベント情報である。なお、この例では、「ダブルクリック」が操作イベントを表す用語である。すなわち、同図の操作イベント情報は、「ダブルクリック」という用語が操作イベント「DBLCLCK」に対応付けられていることを表している。
なお、操作イベント「DBLCLCK」は、マウス57がダブルクリックされたときに発生する操作イベントを一意に識別する識別情報(以下、識別名という。)である。このように、本実施の形態では、機器上の操作イベントと関連付けたヘルプ情報を予め作成しておき、ヘルプ記憶部111に保持しておく。
条件記憶部112は、操作イベントに関する用語を抽出するための条件(抽出ルール)を記憶するものである。図4は、条件記憶部112で保持されている抽出ルールの一例を示す説明図である。
同図に示すように、抽出ルールは正規表現で記述されたパターンを任意の個数定めることができる。抽出ルール中で、記号「*」は任意の文字列と照合されることを表し、記号「[]」で囲まれたパターンは省略可能であることを表す。また、記号「@n(nは整数)」は、その部分が操作イベントと対応した用語が存在する位置であることを識別するための情報(以下、部分識別情報という。)である。
受付部101は、利用者がキーボード56等で入力した文字列(テキスト情報)を受付けるものである。例えば、受付部101は、利用者が機器上の操作をしながら、その操作の手順などを備忘録として入力したテキスト情報を受付ける。受付部101は、入力されたテキスト情報をそのままメモリ52に蓄積していく。
検出部102は、ヘルプ管理端末100上で発生した操作イベントをCPU51の割込み処理の機構を利用して検出するものである。また、検出部102は、検出した操作イベントの種類によって「DBLCLCK」のような識別名を付与する。このようなイベント処理の仕組みとしては、X11ウィンドウシステムなどのマルチウィンドウのGUI(Graphical User Interface)を実現しているソフトウェアで一般的に用いられているあらゆる方法を適用することができる。
埋め込み部103は、検出部102から操作イベントの発生が通知された場合に、発生した時点のテキスト情報の中にその操作イベントの識別名を埋め込むものである。なお、埋め込まれた識別名は、メモリ52中のテキスト情報に追加されるのみであり、表示部55上の画面には表示されない。
抽出部104は、ヘルプ記憶部111に記憶されたヘルプ情報と、利用者が入力したテキスト情報とを参照して、操作イベントに関する用語の言い換え語を抽出するものである。
具体的には、抽出部104は、まず埋め込まれた識別名の前後の予め定められた範囲内のテキスト情報から、条件記憶部112に記憶された抽出ルールに適合するテキスト情報をイベント記述として抽出する。そして、抽出部104は、抽出したイベント記述内で、抽出ルールの部分識別情報で識別される部分に相当する語句を、埋め込まれた識別名に対応するヘルプ情報内の操作イベントに関する用語の言い換え語として抽出する。
なお、範囲の指定方法としては、文字数または形態素数などあらゆる単位を用いることができる。また、抽出部104は、識別名の前または後ろの少なくとも一方からイベント記述を抽出するように構成してもよい。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100による言い換え語抽出処理について説明する。図5は、第1の実施の形態における言い換え語抽出処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、受付部101が、利用者によるテキスト情報の入力を受付ける(ステップS501)。この際、受付部101は、所定のウィンドウなどから入力されたテキスト情報の入力を受付ける。図6は、テキスト入力ウィンドウの一例を示す説明図である。
同図は、表示部55の全体画面601の中に、テキスト入力ウィンドウ602と、その他の領域603と、アイコン604とが表示された例を示している。テキスト入力ウィンドウ602には、利用者が入力したテキストがそのまま表示される。利用者は全体画面601の領域603で操作を行いながら、自身が理解しやすい用語を用いてその操作手順をまとめたメモを、テキスト入力ウィンドウ602に入力する。
図7は、テキスト入力ウィンドウ602に入力されたテキスト情報の一例を示す説明図である。同図では、インターネットへの接続操作中に入力したメモ701がテキスト情報の例として示されている。
次に、検出部102が、操作イベントを検出する(ステップS502)。なお、ステップS501の受付部101による入力受付処理と、本ステップの検出部102によるイベント検出処理は、必ずしもこの順序で実行されることを意味するものではない。すなわち、一般的なOS(Operating System)の機能と同様に、両処理は並行して実行されるものである。
次に、埋め込み部103が、受付部101により受付けられたテキスト情報に、検出部102により検出された操作イベントの識別名を埋め込む(ステップS503)。
図8は、操作イベントの識別名を埋め込んだテキスト情報を模式的に示した説明図である。同図では、図7で示したメモ701の入力後に、アイコン604がダブルクリックされたときに埋め込まれた識別名801の例が示されている。なお、同図では説明のために識別名801をメモ701の後に表示しているが、実際のテキスト入力ウィンドウ602には、識別名801は表示されない。
図9は、テキスト入力ウィンドウ602に入力されたテキスト情報の別の例を示す説明図である。同図は、図8のように識別名が埋め込まれた後、さらに利用者が操作手順としてメモ901を入力した例を示している。
次に、抽出部104が、抽出ルールと適合して言い換え語を抽出するための前処理として、受付けたテキスト情報を形態素解析する(ステップS504)。なお、抽出部104は、テキスト情報に埋め込まれた識別名以外の文字列に関して形態素解析処理を実行する。
抽出部104による形態素解析処理では、A*アルゴリズムを用いた形態素解析方法などの、従来から一般的に用いられているあらゆる方法を適用することができる。また、形態素情報などを格納した辞書(図示せず)が、HDD、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されている記憶媒体に格納され、形態素解析処理で参照される。
図10は、形態素解析結果の一例を示す説明図である。同図は、図9に示すようなテキスト情報に対して形態素解析処理を行った結果を示している。なお、記号「+」や「/」は形態素の区切りを表し、記号「<」と記号「>」とで囲まれた部分は品詞を表す。
次に、抽出部104は、形態素解析結果と、抽出ルールとを照合して、テキスト情報中の操作イベントの内容を表す語句であるイベント記述を抽出する(ステップS505)。この際、抽出部104は、テキスト情報中の操作イベントの識別名の前後の所定の形態素数または文字数のテキスト情報と抽出ルールとを照合する。
例えば、図4に示すような抽出ルールが条件記憶部112に記憶されており、図10に示すような形態素解析結果が得られたとする。この場合、当該抽出ルールに適合するイベント記述として、「マークをチョンチョンとする。」が抽出される。
次に、抽出部104は、抽出したイベント記述から、操作イベントを表す用語に相当する語句を抽出し、抽出の基準とされた操作イベントの識別名と対応づけてメモリ52等に出力する(ステップS506)。
具体的には、抽出部104は、イベント記述のうち、抽出ルールの部分識別情報で識別される部分に相当する語句を抽出する。上述の例では、図4の抽出ルールに示すように2番目の名詞の部分に記号「@1」が記載されているため、抽出部104は、当該部分に相当する語句「チョンチョン」を抽出する。そして、抽出部104は、抽出した語句と識別名とを対応づけ、例えば、「DBLCLCK、チョンチョン」などのように対応づけた情報としてメモリ52に出力する。
1つの操作イベントについて複数の抽出ルールが照合できた場合は、識別名に最も近いところで照合できた抽出ルールを用いて処理を行う。このようにして、抽出部104は、入力され、識別名が埋め込まれたテキスト情報から、識別名と対応する語句とのペアをすべて抽出して出力する。
次に、抽出部104は、出力されたペアの識別名に対応する操作イベントを表す用語を、ヘルプ記憶部111に記憶された情報から取得する(ステップS507)。これは、操作イベントの識別名でヘルプ情報を走査し、識別名を発見できた場合に、当該識別名を含む操作イベント情報内の用語を取り出すことで実現できる。例えば、「DBLCLCK、チョンチョン」のペアに対しては、抽出部104は、図3に示すようなヘルプ情報から、用語「ダブルクリック」を取得する。
次に、抽出部104は、ステップS506で抽出した語句を、ステップS507で取得した用語の言い換え語としてメモリ52等に出力する(ステップS508)。上述の例では、識別名「DBLCLCK」に対応する語句「チョンチョン」は、用語「ダブルクリック」の言い換え用語として出力される。なお、抽出部104は、例えば、「ダブルクリック、チョンチョン」のように、用語と語句とを並べたリスト(以下、言い換えリストという。)の形式で言い換え語を出力する。
このようにして、利用者が操作しながら入力したテキスト情報から抽出ルールを参照して抽出した語句を、当該操作を表す用語の言い換え語として容易に抽出することができる。また、上述の処理は利用者ごとに実行できるため、出力されたリストを利用者ごとに保存しておけば、利用者ごとの言い換え語を容易に取得することが可能となる。
なお、以上では、すべての操作イベントで共通の抽出ルールを用いることを前提として説明したが、操作イベントごとに抽出ルールを切替えるように構成してもよい。この場合、例えば、操作イベントの識別名と抽出ルールとを対応づけて条件記憶部112に記憶しておく。そして、抽出部104は、言い換え語を抽出する識別名に対応する抽出ルールを条件記憶部112から取得し、取得した抽出ルールを用いて照合を行う。
また、ヘルプ情報から操作イベント情報内の用語を取り出してそのまま利用していたが、取り出した用語について、さらにステップS504からステップS506と同様に形態素解析処理や操作イベントに相当する語句の抽出処理を行い、抽出した語句を、操作イベントを表す用語として利用するように構成してもよい。
この場合、さらに、抽出ルールで操作イベントに対応する用語の抽出箇所を複数指定できるように構成してもよい。この場合は、抽出箇所ごとに記号「@n」のnに異なる数値を指定する。また、テキスト情報とヘルプ情報とから抽出された用語について、それぞれ抽出箇所の数値が一致する用語同士をペアとして言い換えリストに出力する。
これにより、例えば、「@1<名詞>+を<付属>/@2<名詞>[+*<付属>]/する<動詞>」というパターンを抽出ルールとして用意しておけば、テキスト情報に「×をチョンとする」が出力され、ヘルプ情報に「クローズボックスをクリックする」という用語が存在したときに、「クローズボックス ×」、および「クリック チョン」という2つの言い換えリストを、1つの操作イベントに対する処理で取得できるようになる。
なお、この例ではテキスト情報とヘルプ情報とで同じ抽出ルールを適用しているが、両者で異なるルールを適用するように構成してもよい。
このように、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末では、予めヘルプ情報中の記述と機器上の操作イベントを対応付けておき、利用者が操作しながら作成したテキスト情報から操作イベントに対応する用語(言い換え語)を抽出することができる。このため、ヘルプ情報に含まれる用語の言い換え語を容易に取得することができる。すなわち、利用者に合わせてヘルプ情報を言い換えるための知識を手間無く構築することが可能となる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかるヘルプ管理端末は、利用者間のチャットから操作イベントに関する言い換え語を学習するものである。
図11は、第2の実施の形態にかかるヘルプ管理端末1100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ヘルプ管理端末1100は、ヘルプ記憶部111と、条件記憶部112と、受付部1101と、検出部1102と、埋め込み部103と、抽出部104と、表示制御部1105と、を備えている。
第2の実施の形態では、表示制御部1105を追加したこと、および受付部1101と検出部1102の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
表示制御部1105は、表示部55に表示される画面および当該画面上での操作をチャットに参加している利用者間で共有させるものである。画面の共有処理では、PCを使ったテレビ会議システムなどで実現されている方法などの従来から用いられているあらゆる方法を適用できる。
受付部1101は、ネットワーク80を介して利用者間でテキスト情報の交換によるリアルタイムの会話を行うチャット機能を実現するとともに、当該チャット機能により利用者が入力したテキスト情報を受付けるものである。チャット機能は、IRC(nternet Relay Chat)などの従来から用いられているあらゆる方法により実現できる。
検出部1102は、表示制御部1105により表示された画面上で発生した操作イベントを検出するものである。
なお、本実施の形態では、テキスト情報をチャット機能から受付け、操作イベントを利用者が共有する画面から検出する点が異なるのみであり、操作イベントの識別名の埋め込み処理や、言い換え語の抽出処理は第1の実施の形態と同様であるので、言い換え語抽出処理の説明は省略する。
このように、第2の実施の形態にかかるヘルプ管理端末では、利用者間のチャットから操作イベントに関する言い換え語を学習することができる。このため、例えば、非専門家が専門家にチャットを通して相談を受けている状況で、専門家が用いる専門用語の言い換え語を容易に学習することが可能となる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態にかかるヘルプ管理端末は、言い換え語の学習に失敗した際に、利用者から操作イベントを表す用語に対応する言い換え語の入力を受付けることにより、言い換え語を学習するものである。
図12は、第3の実施の形態にかかるヘルプ管理端末1200の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ヘルプ管理端末1200は、ヘルプ記憶部111と、条件記憶部112と、受付部101と、検出部102と、埋め込み部103と、抽出部1204と、表示制御部1206と、言い換え受付部1207と、を備えている。
第3の実施の形態では、表示制御部1206と、言い換え受付部1207と、を追加したこと、および抽出部1204の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
抽出部1204は、言い換え語の学習に失敗したときに、利用者に操作イベントに対応する言い換え語を問い合わせるための入力画面を表示させる要求を、表示制御部1206に送信する点が、第1の実施の形態における抽出部104と異なっている。
表示制御部1206は、抽出部1204の要求に応じて入力画面を表示部55に表示するものである。図13は、入力画面の一例を示す説明図である。
同図に示すように、入力画面1300は、言い換え語を入力するための入力フィールド1301と、入力した言い換え語を登録するための登録ボタン1302と、入力を初期化するためのクリアボタン1303と、入力を終了するための終了ボタン1304と、を備えている。
言い換え受付部1207は、入力画面から入力された言い換え語を受付け、受付けた言い換え語と、学習に失敗した操作イベントを表す用語とを対応づけた言い換えリストを出力するものである。
次に、このように構成された第3の実施の形態にかかるヘルプ管理端末1200による言い換え語抽出処理について説明する。図14は、第3の実施の形態における言い換え語抽出処理の全体の流れを示すシーケンス図である。
ステップS1401からステップS1405までの、入力受付処理、イベント検出処理、埋め込み処理、イベント記述抽出処理は、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100におけるステップS501からステップS505までと同様の処理なので、その説明を省略する。
イベント記述抽出処理の後(ステップS1405)、抽出部1204は、イベント記述が抽出できたか否かを判断する(ステップS1406)。抽出できなかった場合は(ステップS1406:NO)、表示制御部1206は、言い換え語を入力するための入力画面を表示部55に表示する(ステップS1407)。
なお、操作イベントに対応する操作イベント情報がヘルプ情報に存在しない場合は、言い換え語を抽出する必要がないので、入力画面の表示を省略するように構成してもよい。すなわち、抽出部1204は、照合できるパターンがテキスト情報の中に発見できなかったとき、かつ、その際の操作イベントに対応する操作イベント情報がヘルプ情報に存在するときに、表示制御部1206に入力画面の表示要求を送信する。
次に、言い換え受付部1207が、入力画面から言い換え語の入力を受付け(ステップS1408)、受付けた言い換え語を出力する(ステップS1409)。なお、言い換え受付部1207は、受付けた言い換え語と、学習に失敗した操作イベントを表す用語とを対応づけた言い換えリストを出力する。
ステップS1406で、イベント記述が抽出できたと判断された場合は(ステップS1406:YES)、抽出部1204は、イベント記述からの言い換え語の抽出処理を実行する(ステップS1410〜ステップS1412)。
ステップS1410からステップS1412までの、イベント記述からの言い換え語の抽出処理は、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100におけるステップS506からステップS508までと同様の処理なので、その説明を省略する。
このように、第3の実施の形態にかかるヘルプ管理端末では、言い換え語の学習に失敗した際に、利用者から操作イベントを表す用語に対応する言い換え語の入力を受付けることにより、言い換え語を学習することができる。このため、利用者に合わせた言い換え語の抽出を容易かつ漏れなく実行することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態にかかるヘルプ管理端末は、抽出した言い換え語を保存し、ヘルプ情報を利用者に提示する際に、保存した言い換え語を参照してヘルプ情報の用語を言い換え語で置換して出力するものである。
図15は、第4の実施の形態にかかるヘルプ管理端末1500の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ヘルプ管理端末1500は、ヘルプ記憶部111と、条件記憶部112と、受付部101と、検出部102と、埋め込み部103と、抽出部104と、保存部1508と、変更部1509と、出力制御部1510と、言い換え語記憶部1513と、を備えている。
第4の実施の形態では、保存部1508と、変更部1509と、出力制御部1510と、言い換え語記憶部1513とを追加したことが第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末100の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
言い換え語記憶部1513は、抽出部104が抽出した言い換えリストを保存する記憶部である。言い換え語記憶部1513は、例えば、利用者を識別する利用者IDと、言い換えリストとを対応づけることにより、利用者ごとに言い換えリストを記憶する。
保存部1508は、抽出部104が抽出した言い換えリストを言い換え語記憶部1513に保存するものである。
変更部1509は、利用者にヘルプ情報を表示する場合に、ヘルプ記憶部111に記憶されたヘルプ情報内の操作イベントを表す用語を、言い換え語記憶部1513に記憶された対応する言い換え語に変更するものである。
出力制御部1510は、変更部1509が変更したヘルプ情報を利用者に対して出力するものである。出力方法としては、表示部55に表示する方法のほか、ヘルプ情報のテキストデータを音声合成して図示しないスピーカ等により出力する方法など、従来から用いられているあらゆる方法を適用できる。
このように構成することで、利用者に合わせてヘルプ情報内の用語をカスタマイズして提示することができるようになる。
なお、本実施の形態の変形例として、第2の実施の形態のようにチャット形式でテキスト情報を対話相手に提示する機能を備え、提示するテキスト情報内の言い換え語を対応する用語で置換して出力するように構成してもよい。
具体的には、利用者が入力したテキスト情報を相手側に送信する前に、その中に言い換え語記憶部1513に格納されている言い換え語が含まれているか否かを判断し、含まれている場合に、当該言い換え語に対応する用語に置き換えてから送信する。
また、テキスト情報を受信する側では、受信したテキスト情報を表示する前に、受信側の利用者の言い換え語記憶部1513を参照し、その中のヘルプ情報から抽出した用語が含まれていれば、当該用語を対応する言い換え語に置き換えた後に出力する。
このように構成することで、利用者に合わせてチャットの内容をカスタマイズして表示することができるようになる。例えば、非専門家が専門家にチャットを通して相談を受けている状況では、専門家が難解な専門用語を使用しても、それを非専門家に提示する際には易しい用語で置き換えることが可能となる。
(第5の実施の形態)
上記実施の形態では、いずれも図1のハードウェア構成を基盤としていたが、ハードウェア構成はこれに限られるものではない。第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末は、キーボードの代わりにマイクから音声によりテキスト情報の入力を受付けるとともに、マウスの代わりにリモコンの操作により発生した操作イベントを検出するものである。
図16は、第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末1600のハードウェア構成を示す説明図である。第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末1600は、CPU51と、メモリ52と、ディスク53と、通信I/F54と、表示部55と、マイク1656と、リモコン1657と、バス61と、を備えている。
このように、本実施の形態では、キーボード56の代わりに音声を入力するためのマイク1656を備え、マウス57の代わりに、各種操作を行うリモコン1657を備える点が第1の実施の形態のハードウェア構成と異なっている。
なお、この場合、受付部101は、マイク1656から入力された音声を音声認識し、認識結果であるテキスト情報を受付けるように構成する。受付部101による音声認識処理では、LPC分析、隠れマルコフモデル(HMM:Hidden Markov Model)、ダイナミックプログラミング、ニューラルネットワーク、Nグラム言語モデルなどを用いた、一般的に利用されているあらゆる音声認識方法を適用することができる。
なお、マイク1656およびリモコン1657は同時に利用する必要があるものではなく、いずれか一方のみをそれぞれキーボード56およびマウス57の代わりに用いるように構成してもよい。また、キーボード56やマイク1656以外のあらゆる入力方法が適用可能であり、マウス57やリモコン1657以外のあらゆる操作手段からの操作イベントを検出するように構成することも可能である。
第1から第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末で実行されるヘルプ管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、第1から第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末で実行されるヘルプ管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、第1から第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末で実行されるヘルプ管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、第1から第5の実施の形態のヘルプ管理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第1から第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末で実行されるヘルプ管理プログラムは、上述した各部(受付部、検出部、埋め込み部、抽出部、表示制御部、言い換え受付部、保存部、変更部、出力制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU51(プロセッサ)が上記記憶媒体からヘルプ管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上述した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかるヘルプ管理端末、ヘルプ管理方法およびヘルプ管理プログラムは、キーボードや音声によるテキスト情報の入力とともにヘルプ情報が出力される装置に適している。
第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末のハードウェア構成を示す説明図である。 第1の実施の形態にかかるヘルプ管理端末の機能の構成を示すブロック図である。 ヘルプ記憶部で保持されているヘルプ情報の一例を示す説明図である。 条件記憶部で保持されている抽出ルールの一例を示す説明図である。 第1の実施の形態における言い換え語抽出処理の全体の流れを示すフローチャートである。 テキスト入力ウィンドウの一例を示す説明図である。 テキスト情報の一例を示す説明図である。 識別名を埋め込んだテキスト情報を模式的に示した説明図である。 テキスト情報の別の例を示す説明図である。 形態素解析結果の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかるヘルプ管理端末の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態にかかるヘルプ管理端末の構成を示すブロック図である。 入力画面の一例を示す説明図である。 第3の実施の形態における言い換え語抽出処理の全体の流れを示すシーケンス図である。 第4の実施の形態にかかるヘルプ管理端末の構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかるヘルプ管理端末のハードウェア構成を示す説明図である。
符号の説明
51 CPU
52 メモリ
53 ディスク
54 通信I/F
55 表示部
56 キーボード
57 マウス
61 バス
80 ネットワーク
100 ヘルプ管理端末
101 受付部
102 検出部
103 埋め込み部
104 抽出部
111 ヘルプ記憶部
112 条件記憶部
601 全体画面
602 テキスト入力ウィンドウ
603 領域
604 アイコン
701 メモ
801 識別名
901 メモ
1100 ヘルプ管理端末
1101 受付部
1102 検出部
1105 表示制御部
1200 ヘルプ管理端末
1204 抽出部
1206 表示制御部
1207 受付部
1300 入力画面
1301 入力フィールド
1302 登録ボタン
1303 クリアボタン
1304 終了ボタン
1500 ヘルプ管理端末
1508 保存部
1509 変更部
1510 出力制御部
1513 言い換え語記憶部
1600 ヘルプ管理端末
1656 マイク
1657 リモコン

Claims (12)

  1. 入力されうる操作を表す用語と前記操作を識別する識別情報とを対応づけた情報である操作情報を含み、前記操作に関連するヘルプ情報を記憶するヘルプ記憶手段と、
    前記操作を検出する検出手段と、
    前記操作に関連して利用者が入力した文字列を受付ける受付手段と、
    前記検出手段により前記操作が検出された場合に、検出された前記操作の前記識別情報を、受付けた前記文字列内に埋め込む埋め込み手段と、
    埋め込まれた前記識別情報に対応する前記用語を前記ヘルプ記憶手段から取得し、埋め込まれた前記識別情報の前または後ろの少なくとも一方の予め定められた範囲内の前記文字列から、取得した前記用語と同じ意味内容で表記の異なる言い換え語を抽出する抽出手段と、
    を備えたことを特徴とするヘルプ管理端末。
  2. 前記用語を用いた語句のパターンであって、前記用語に対応する部分を識別する部分識別情報を含むパターンを予め定めた条件を記憶する条件記憶手段をさらに備え、
    前記抽出手段は、前記条件記憶手段に記憶された前記パターンに適合する語句を前記範囲内の前記文字列から抽出し、抽出した語句のうち前記部分識別情報で識別される部分に相当する語句を前記言い換え語として抽出すること、
    を特徴とする請求項1に記載のヘルプ管理端末。
  3. 前記条件記憶手段は、前記操作ごとに前記条件を記憶し、
    前記抽出手段は、埋め込まれた前記識別情報で識別される前記操作に対応する前記条件を前記条件記憶手段から取得し、取得した前記条件に基づいて前記言い換え語を抽出すること、
    を特徴とする請求項2に記載のヘルプ管理端末。
  4. 複数の前記利用者が共通して利用する画面を表示する表示制御手段をさらに備え、
    前記検出手段は、前記画面上で前記利用者が入力した前記操作を検出すること、
    を特徴とする請求項1に記載のヘルプ管理端末。
  5. 前記抽出手段が前記言い換え語を抽出できなかった場合に、前記利用者に対して前記言い換え語を入力する入力画面を表示する表示制御手段と、
    前記入力画面で前記利用者が入力した前記言い換え語を受付ける言い換え受付手段と、をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項1に記載のヘルプ管理端末。
  6. 前記用語と前記言い換え語とを対応づけて記憶可能な言い換え語記憶手段と、
    前記用語と抽出した前記言い換え語とを対応づけて前記言い換え語記憶手段に保存する保存手段と、をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項1に記載のヘルプ管理端末。
  7. 前記言い換え語記憶手段は、前記利用者ごとに前記用語と前記言い換え語とを対応づけて記憶可能であり、
    前記保存手段は、前記利用者ごとに、前記用語と抽出した前記言い換え語とを対応づけて前記言い換え語記憶手段に保存すること、
    を特徴とする請求項6に記載のヘルプ管理端末。
  8. 前記ヘルプ情報に含まれる前記用語に対応する前記言い換え語を前記言い換え語記憶手段から取得し、取得した前記言い換え語で前記ヘルプ情報に含まれる前記用語を変更する変更手段と、
    前記用語を前記言い換え語に変更した前記ヘルプ情報を前記利用者に出力する出力手段と、をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項6に記載のヘルプ管理端末。
  9. 前記受付手段は、複数の前記利用者相互の対話に関する前記文字列を受付け、
    受付けた前記文字列に含まれる前記用語に対応する前記言い換え語を前記言い換え語記憶手段から取得し、取得した前記言い換え語で前記文字列に含まれる前記用語を変更する変更手段と、
    前記用語を前記言い換え語に変更した前記文字列を前記対話の相手である前記利用者に出力する出力手段と、をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項6に記載のヘルプ管理端末。
  10. 前記受付手段は、利用者が入力した音声を音声認識し、音声認識結果である前記文字列を受付けること、
    を特徴とする請求項1に記載のヘルプ管理端末。
  11. 検出手段によって、入力された操作を検出する検出ステップと、
    受付手段によって、前記操作に関連して利用者が入力した文字列を受付ける受付ステップと、
    埋め込み手段によって、前記操作が検出された場合に、検出された前記操作の前記識別情報を、受付けた前記文字列内に埋め込む埋め込みステップと、
    抽出手段によって、前記操作を表す用語と前記操作を識別する識別情報とを対応づけた情報である操作情報を含み、前記操作に関連するヘルプ情報を記憶するヘルプ記憶手段から、埋め込まれた前記識別情報に対応する前記用語を取得し、埋め込まれた前記識別情報の前または後ろの少なくとも一方の予め定められた範囲内の前記文字列から、取得した前記用語と同じ意味内容で表記の異なる言い換え語を抽出する抽出ステップと、
    を備えたことを特徴とするヘルプ管理方法。
  12. 入力された操作を検出する検出手順と、
    前記操作に関連して利用者が入力した文字列を受付ける受付手順と、
    前記操作が検出された場合に、検出された前記操作の前記識別情報を、受付けた前記文字列内に埋め込む埋め込み手順と、
    前記操作を表す用語と前記操作を識別する識別情報とを対応づけた情報である操作情報を含み、前記操作に関連するヘルプ情報を記憶するヘルプ記憶手段から、埋め込まれた前記識別情報に対応する前記用語を取得し、埋め込まれた前記識別情報の前または後ろの少なくとも一方の予め定められた範囲内の前記文字列から、取得した前記用語と同じ意味内容で表記の異なる言い換え語を抽出する抽出手順と、
    をコンピュータに実行させるヘルプ管理プログラム。
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