JP2008084051A - プラント総合エンジニアリング支援システム - Google Patents

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光明 吉田
Masayuki Abe
正行 阿部
Kenji Hara
賢治 原
Tetsuya Takeu
哲也 竹生
Hironori Okada
裕紀 岡田
Yoshiyuki Tsuchida
義之 土田
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Abstract

【課題】各部門のエンジニアリングデータベース間のデータ連携が行え、発電プラントの建設の効率向上を図ることができるプラント総合エンジニアリング支援システムを提供することである。
【解決手段】プラントの見積もり作業、受注ネゴ、調達・購入、技術検討、機器設計と選定の先行設計、建設・土木工事、機器据付工事、配管工事、計装工事、電気設備工事、試験・調整、試運転、試験記録出力、総合運転を実施するエンジニアリング、総合エンジニアリング情報のデータベースの構築を支援する。これにより、上流技術・設計エビデンス情報と下流でのエンジニアリング技術情報を元に、エンジニアリングの効率、設計の効率、試験仕様書・成績書の品質向上を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プラントの建設プロジェクトにおける上流技術・設計エビデンス情報とフィールドでの下流技術情報のフィールドエビデンス情報との総合運用の支援を行うプラント総合エンジニアリング支援システムに関する。
例えば、発電プラントのプラント総合エンジニアリングは、製作・エンジニアリング工程では、各部門の上流技術・設計エビデンス情報とフィールドでの下流技術情報のフィールドエビデンス情報とを構築し、さらに、上流技術・設計エビデンス情報と下流技術情報のフィールドエビデンス情報とによる統合的なフィールドでのエンジニアリングデータベースフレームを構築し、プラントの建設工事、試験調整、試運転、総合運転のプラント総合管理とドキュメントの自動作成を目的とするプロジェクトエンジニアリング業務の支援等に用いられる。
上流技術・設計エビデンス情報等のプラントデータベースは、見積もり、受注交渉、調達・購入、技術、設計、品質・試験、建設部門、フィールド調整・サービス部門、プラントのライフサイクルを考慮する保守・サービス部門までの全般にわたる各部門の上流技術・設計エビデンス情報等のデータベースである。エンジニアリングデータは、上流技術・設計エビデンス情報と下流技術情報のフィールドエビデンス情報による統合的なフィールドでのエンジニアリングデータのデータベースである。
従来の発電プラント施設のプラント総合エンジニアリングに必要とする製品調達情報、技術仕様情報、設計仕様情報、生産管理情報、製造情報、品質・試験情報、建設情報、建設工程情報、シビル・ベンダー情報、フィールド試験情報、保守・サービス情報等は、各々の個別データベースで管理されている。すなわち、各々複数の独立した営業・技術部門や設計部門、又は複数の独立したプラント建設管理部門毎に上流技術・設計エビデンス情報の構築が進められており、又建設情報、建設工程情報、フィールド調整・試験情報を構築する工事部門の下流部門における下流技術情報のフィールドエビデンス情報とが各々個別にエンジニアリングが行なわれ、且つ個別にデータベース管理がなされ、各データベース間の連携やエンジニアリング情報の相互の連携や接続が行なわれていない。又、各々の個別データベースを総合的に管理しようとする対策も行われていない。
その結果、下流部門のフィールドの建設工事部門、およびフィールド試験、試運転、保守・サービス部門においては、自己の建設時のデータベースを確保するためにフィールド建設が開始すると共に上流技術・設計エビデンス情報を自己のシステムに再入力する作業が必要となる。そのため、再入力する際に誤入力や上流部門の情報変更に伴う最新情報の入力遅れ、更に変更に伴う情報のフォロー忘れなどにより、各システム間におけるエンジニアリング情報に不整合が生ずる恐れがある。
又、技術部門や設計部門のやり直しや、仕様や設計変更等が発生することによりデータの確認作業や変更入力作業等により、業務低下の問題や、工程管理の情報の遅れからフィールド建設工事の人員の体制、調達、用品、資材、ケーブル等の建設工事の体制管理の遅れや、設備やプラント機器、機械装置、計装設備、DCS(計装用コントローラ)等の制御・電気装置、配管設備等納入が最適な時期から遅れてしまう。そこで、接続関係や配置が複雑で据付作業を行う場合に先行関係を十分に把握しておく必要があり、その影響が複数の作業項目に関与し、後戻り作業の発生や工程の変更などの全体工程を圧迫する問題に発展するなど、関連部門に関連して多々の問題が波及し、全体工程を変更するなどの調整の問題が発生し、且つ客先のプラント工程やひいては営業運転に多大な影響を与えるなど影響が大きくなっていた。
又、上流側の設計過程においては、しばしば客先からの仕様変更に伴う仕様・設計変更や技術部門の仕様の検討不十分等により、変更を余儀なくされる場合があり、上流側および下流側に関係なく該設計変更が一連の設計業務手順の中で行なう必要があり、且つ他の関連する設計支援システムについても変更が影響を与える関連情報のリストを作成したり、変更の設計対象の仕様書を作成する作業量が膨大なものになり、工程を厳守するために速やかに対応しなければならなく、多くの設計員を動員して人海戦術で対処しているのが実情である。
これらのプラント管理の問題に関して、プラントの設計、調達、建設に至るプロジェクトの総合管理について各設計業務と管理業務の枠組みを設定し、しかも各業務間の情報交換の仕組みを設けることにより、設計担当者などのデータベースへのアクセスへのし易さ、及び設計情報及び管理情報の共有化の度合いを高めることができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のものでは、同時並行的に遂行されるプロジェクトエンジニアリング業務において適宜起こりえる設計変更に対して、業務効率を阻害せず、整合性が取れた一元管理を行うことができる。又、同時並行的に遂行されるプロジェクトエンジニアリング業務において適宜起こりえる設計変更に対して、整合性の取れた一元的な管理を行うことを目的とし、更に三次元統合設計により予め干渉防止対策が行なえることから、工事のやり直しの手戻り率の低減とプラント納期を短縮できる。
また、情報をデータベース上で一元化すると同時に、CAE/CAD/CAM/CAT/CIMの各ツールにより、上流⇔下流間でのデータ自動作成を可能とするものであり、プラントの設計、調達、建設に至るプロジェクトの総合管理について、各設計業務と管理業務の枠組みを設定し、しかも各業務間の情報交換の仕組みを設けることにより、設計担当者などの関係者がデータベースのアクセスのし易さ及び設計情報及び管理情報の共有化の度合いを高めることができるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2のものは、上流の系統設計仕様データをCADツール及び解析ツールに接続し、各種解析を行った結果を、詳細仕様決定に反映させながら機器の自動設計を行い、又、制御盤又はラックに関する情報を抽出し、保守スペースやケーブル接続の効率を考慮した機器間の干渉チェックを行いながら制御盤又はラックの各種図面を自動作成すると共に、制御盤又はラックに関係する解析ツールに供給可能なデータの生成を行うシステムの提供を目的とするものである。
また、建設作業に関連する文書を効率よく、過不足なく検索できる情報検索を行えるようにしたものがある(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3のものは、任意のキーワードを含む文書群を検索する全文検索手段と、プラントの機器、配管及び弁等の構造物の属する系統、名称、寸法、形状、物理特性、材料、製造元などの属性の電子情報、又は機器、配管、及び弁等の2次元又は3次元の配置図等の電子情報を纏めて格納したデータウェアハウス、構造物の属性、又は配置図の電子情報を構造物の属性を種別単位で個別に格納したデータベース、及び建設の作業工程が書かれた作業工程の少なくとも一つを格納した格納手段と、格納手段に格納されて構造物の属性及び作業工程の名称を表す単語を基にプラントの建設作業に関する知識が記載された文書の分類用キーワードを抽出する抽出手段と、文書群の一部又は全部を抽出された分類用キーワードを用いて分類する分類手段と、ユーザ入力手段と、検索された結果を表示する表示手段とを備えたものである。
また、プラントの作業を行う各拠点間で大容量の基本情報を共有し、各拠点で他の拠点における作業内容を再現し、確認しながら協調的に作業を行えるようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。この特許文献4のものは、共同作業を伴う大規模な設備や機器の設計や保全において、物理的に離れた拠点間で必要な情報を共有でき、交換する個々の情報の単位を一定容量以下に抑えることが可能となるものである。
また、プラント設計情報と運転監視要領とから自動的に運転支援知識ベースを作成することを支援し、生成された運転支援知識ベースの変更や健全性検証をも容易に行えるようにすると共に、作成した運転支援知識データベースを用いてプラントに対してより品質の高い運転支援が行えるようにしたものがある(例えば、特許文献5参照)。
製造元から取り込んだ機器モジュール・部材の着荷日時より、着手が遅れる作業項目を抽出し、表示することにより効率的に工程計画の見直しを行えるようにしたものがある(例えば、特許文献6参照)。この特許文献6のものは、製造元の機器モジュール・部材の製造進捗状況に応じて、工事計画の見直しが必要となる作業項目が簡単にわかるため、工事計画の見直しが必要とする作業項目が簡単にわかり、また、工程見直しが工程的に簡単にわかるために工程計画の見直しが効率的に行える。
特開2001−297116号公報 特開2000−292584号公報 特開2002−230001号公報 特開2000−353182号公報 特開平09−022360号公報 特開2001−262829号公報
しかしながら、これらの従来技術では、発電プラント施設の総合設計システム及びプラント建設プロジェクトのプラント総合エンジニアリング支援及び建設・試験調整、総合運転を支援する際に必要となる、調達情報、技術情報、配管・ケーブル情報、設計情報、品質情報、建設情報の上流技術・設計エビデンス情報と、フィールド調整・サービス情報のフィールドエンジニアリングデータと、且つプラントのライフサイクルを保守する保守・サービス部門までの全般にわたる下流でのエンジニアリング技術情報のエビデンス情報が、個別に管理されているために各部門のエンジニアリングデータベース間のデータ連携が行なわれていないということに起因した問題点があり、更に上流技術・設計エビデンス情報を下流でのエンジニアリング技術情報に書面等の媒体を用いて下流部門のエンジニアリング技術情報の書き込みなどを人間系で行い情報構築が行なわれている。
その結果、下流部門では、関連する情報を自己のシステムに人間系による手作業による情報入力作業を行なう必要がある。そのために再入力や書き写しに伴う誤入力や変更等が生じ、又手入力作業等に伴って最新情報の入力遅れ等が発生し、データの不整合が発生する可能性があり、設計等のやり直し等が発生し、フィールドの業務の効率が低下し、後戻り業務が発生し、多大な時間と人間及び材料等のロスが発生する問題がある。
しかも、プラントの受注、発注、技術、設計から建設に至るまでの工期の短縮の要望に応ずるために、一連の設計業務における各設計段階、資材調達、建設工事などのエンジニアリングを同時に並行して行なう必要がある。特に同時に並行して設計業務を進めるには設計手順における上流技術・設計エビデンス情報とフィールドエンジニアリングデータ、データが確定していなくても工期を厳守することから先行設計を進めなければならず、更に下流での建設工事、据付調整試験のフィールドエンジニアリングも同時に進めていく必要があり、更に工事工程の調整も同時に並行して進める必要がある。
このような下流部門でのフィールドでの問題点を纏めると、下記のような問題点に整理される。
(1)サイト管理、フィールドのプロセス業務、工程・業務管理の上流側の蓄積されたフロントエンジニアリング情報資産が下流側のフィールドエンジニアリングに継続活用がなされていない
(2)上流の技術・設計のフロントエンジニアリング情報を流用する情報環境の業務プロセスのシステム化が確立していない
(3)上流のフロントエンジニアリング情報を流用する仕組みが無いことから、上流との技術・設計情報の不整合による原因で、後戻り業務の削減が進まず、又LT(Lead Time)短縮を狙いとする最適な情報の活用を図るツールを含めた総合的なフィールドエンジニアリング手法が進まず、標準化ができない
(4)下流工程での現地工事、試験・試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が進まず、業務の効率化が図れておらず、従って、フィールド建設業務における個人の生産性向上が図られていない
(5)フロントエンジニアリング情報の精度の不十分さから、鮮度の高い情報の活用による全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムが行なえず、且つ下流工程のサイトでのエンジニアリングの部分最適な管理業務のシステム化が確立されていない
(6)プラント建設業務では、インデント、即ち受注業務で、一品一様の傾向があり、全く同一のプラントを建設することはありえなく、蓄積されたエンジニアリング情報資産の活用がフィールドエンジニアリングに根付いていない
(7)社外企業のベンダー、シビル等のプラント機器や機械装置、計装設備、制御・電気装置、配管設備、機器モジュールと部材の情報の可視化とサイトへのジャストイン管理と鮮度の高いフロントエンジニアリング情報の連携のシステム化が確立していない。
従って、直接の建設業務での合理化を図るにはいろいろな制約条件があって難しいが、フロントエンジニアリング技術情報を用いた設計支援システムやフィールドエンジニアリング支援システムはある範囲までは汎用性を備え、且つ蓄積された上流側の情報資産を用いて、業務効率の向上を図ることは可能である。
即ち、設計対象のプラント機器や機械装置、計装設備、制御・電気装置、配管設備、機器モジュールと部材等などが複雑多岐にわたる場合、関連情報の変更リストを作成したり、業務の変更のフォローのために作業量とデータが膨大になり、受注方式を進める発電プラントのエンジニアリング業務に適用することに多くの問題がある。
本発明の目的は、各部門のエンジニアリングデータベース間のデータ連携が行え、発電プラントの建設の効率向上を図ることができるプラント総合エンジニアリング支援システムを提供することである。
本発明のプラント総合エンジニアリング支援システムは、発電プラント設備の総合設計システム及びプラントプロジェクトのプラント建設及び試験調整、総合試運転を目的とする総合エンジニアリングにおける上流技術エビデンス情報の上流技術エビデンス情報プラントデータベースを有した上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムと、上流設計エビデンス情報の上流設計エビデンス情報プラントデータベースを有した上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムと、フィールドでの下流技術情報のフィールドエビデンス情報の下流フィールド部門エビデンス情報データベースを有した下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムとをインターネットで接続し、プラントの総合エンジニアリング支援を行うプラント総合エンジニアリング支援システムにおいて、プラントの見積もり、受注ネゴ、調達・購入、技術検討、先行設計、建設・土木工事、機器据付工事、配管工事、計装工事、電気設備工事、試験・調整、試運転、試験記録出力、総合運転のエンジニアリング、総合エンジニアリング情報のデータベースの構築を支援する総合運転エンジニアリング情報と、該総合運転エンジニアリング情報の該総合運転エンジニアリング情報データベースの構築を支援することを特徴とする。
本発明によれば、上流技術・設計エビデンス情報と下流でのエンジニアリング技術情報を元に、エンジニアリングの効率、設計の効率、試験仕様書・成績書の品質向上を図ることができる。
まず、本発明の実施の形態に先立ち本発明の概念を説明する。本発明のプラント総合エンジニアリング支援システムは以下の点を達成するようにしたものである。
(1)上流で蓄積されたフロントエンジニアリング情報資産継続活用によるサイト管理、フィールドのプロセス業務、工程・業務管理の運用
(2)上流からのフロントエンジニアリングデータベースの活用による、業務プロセスのシステム化と業務のBPRによる業務プロセスの確立
(3)現地フィールドエンジニアリング手法の合理化と標準化による現地工事、試験・試運転後戻り業務の削減とLT短縮と、現地フィールド業務の革新
(4)上流からの技術、設計のデータベースの流用による現地工事、試験・試運転を主にした管理業務に付随する情報の共有化の構築と個人の生産性向上の確立
(5)工程管理を含む全体最適なフィールドエンジニアリング管理とサイトでの部分最適管理の構築による、全体の効率向上の確立
(6)プラント建設業務での蓄積された情報資産のフィールドエンジニアリングに根付いた運用の確立
(7)社外企業のベンダー、シビル等とのプラント機器や機械装置、計装設備、制御・電気装置、配管設備、機器モジュールと部材の調達や技術仕様のフロントエンジニアリング情報の可視化と時間の短縮の確立。
そして、本発明のプラント総合エンジニアリング支援システムは以下の点に着目してなされたものである。
(1)サイト管理、フィールドのプロセス業務、工程・業務管理等の上流側フロントエンジニアリング情報の下流側への継続活用
(2)上流側フロントエンジニアリングの技術・設計情報を流用する時間短縮を図る業務プロセスのシステム化
(3)上流側フロントエンジニアリング情報を流用し、上流との技術・設計情報の不整合を解消し、後戻り業務の削減とLT短縮を狙いにするフィールドエンジニアリング手法の標準化
(4)下流工程での現地工事、試験・試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化
(5)情報の精度の向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを確立し、下流工程のサイトでのエンジニアリングの部分最適な管理業務のシステム化を確立
(6)鮮度の高い蓄積されたフロントローディングエンジニアリング情報資産のフィールドエンジニアリングでの運用
(7)社外企業のベンダー、シビル等とのプラント機器や機械装置、計装設備、制御・電気装置、配管設備、機器モジュールと部材の先行設計におけるフロントエンジニアリング情報の共有化による時間の短縮。
以下、一例として火力発電プラントのプラント総合エンジニアリング支援の場合について説明する。なお、本発明は火力発電のみならず原子力発電、水力発電、新エネルギー発電、化学、石油・ガス、その他のあらゆる総合プラントの建設にも適用でき、更にプラントの改修工事や定期点検工事のプラントのライフサイクルにあわせたエンジニアリングにも適用できるものである。
火力発電プラントのエンジニアリングにおいて、CAE(Computer Aided Engineering)/CAD(Computer Aided Design)/CAM(Computer Aided Manufacturing)/CAT(Computer Aided Testing)/CIM(Computer Integrated Manufacturing)の各ツールにより上流技術・設計エビデンス情報と、フィールド調整・サービス情報のフィールドエンジニアリングデータと、且つプラントのライフサイクルを考慮する保守・サービス部門までの全般にわたる下流でのエンジニアリング技術情報のエビデンス情報の上流→下流間でのデータ自動作成を可能とするものである。火力発電施設のプラント機器や機械装置、計装設備、制御・電気装置、配管設備、機器モジュールと部材の調達・設計に関するあらゆる蓄積された情報をデータベース化し、発電プラントの建設の効率向上と個人の生産性の向上、後戻り作業の削減、及びプラントの品質向上を図る。
即ち発電プラントのシビル・ベンダー・サブコンから建設及び施設設計やタービン/発電機のプラント主機や補機などの分野に関連する設計支援やフィールド調整・サービス情報のフィールドエンジニアリングデータと、且つプラントのライフサイクルを考慮する保守・サービス部門までの全般にわたるツールとサービスフィールドエンジニアリング支援をも含むものである。
上流の上流技術・設計エビデンス情報と下流でのエンジニアリング技術情報を元に、CAD、解析ツールを使用し、仕様決定等の機器・設備の自動設計、プラントのケーブルエンジニアリングの自動設計、配管の自動設計、計装設備の自動設計、試験仕様の自動作成、試験成績書の自動作成が可能で、エンジニアリングの効率、設計の効率、試験仕様書・成績書の品質向上を図ることができるプラント総合管理も行う。又、本発明は、前述したプラント総合エンジニアリングの情報、データベースを基にした発電プラント機器の定期点検における機器交換時の作業手順の現場での確認ツールの提供を可能として、作業ミスの撲滅をも図る。
本発明のプラント総合エンジニアリング支援システムでは、以下の点を特徴としている。
(1)上流エビデンスデータのフロントエンジニアリングの継続活用と共有化によるEPCフィールドENGの構築
(2)業務プロセスのシステム化と業務のBPRによる業務構造とフローの確立
(3)フィールドの後戻り作業の削減によるLT短縮によるEPCプラント向けにフィールドエンジニアリングによる工程管理との連携の仕組みの構築
(4)工事管理、現地試験・試運転管理のフィールドエンジニアリング情報の可視化と共有化による品質・信頼性の向上の構築
(5)後戻りのない、最適な試験手法の具現化による全体最適なフィールド業務のBPRの構築
(6)鮮度の高いプラント総合エンジニアリング情報の確立
(7)サブコン、シビル等の社外企業とのプラント機器や機械装置、計装設備、制御・電気装置、配管設備、機器モジュールと部材のフロントエンジニアリング情報共有化によるLT短縮の確立。
次に、請求項1乃至請求項23の内容について説明する。まず、請求項1の発明は、上流技術・設計エビデンス情報と、フィールド調整・サービス情報の下流でのエンジニアリング技術情報のエビデンス情報の上流から、下流間でのデータ自動作成を可能とし、発電プラントのサブコン、シビルから建設及び施設設計やタービン/発電機のプラント主機や補機や、プラント機器や機械装置、計装設備、制御・電気装置、配管設備、機器モジュールと部材などの分野に関連する設計支援やフィールド調整・サービス情報のフィールドエンジニアリングデータと、プラントのライフサイクルを考慮するプラント総合エンジニアリング支援システムである。
請求項1の発明によれば、上流技術・設計エビデンス情報と下流でのエンジニアリング技術情報を元に、エンジニアリングの効率、設計の効率、試験仕様書・成績書の品質向上を図ることができる。
請求項2の発明は、インターネット環境のもとで、該インターネットと、該インターネットに接続する所内LANに接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置と、データベースサーバとの構成からなる上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムとが接続し、上記インターネットに接続する所内LANと接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置と、データベースサーバとの構成からなる上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムとが接続し、前記のインターネットに接続する所内LANに接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置と、データベースサーバとを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、インターネット環境のもとで、該インターネットに接続する所内LANに接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置と、データベースサーバとの構成からなる上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムとを接続し、端末装置と、データベースサーバとからなる上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムとが接続し、上流の技術部門と設計部門の結果を詳細仕様決定に反映させながら自動設計が可能となり、上流の蓄積された情報資産継続活用により技術仕様や設計仕様の品質の向上を図ることができ、プロセス業務、工程・業務管理の合理化と後戻り作業の削減を提供できる。
請求項3の発明は、上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムにおいて、P&IDデータベースと3D−CAD(3次元CAD)データと計装データベースとPDMデータベースとドキュメント情報の構成とからなる上流技術部門データベースサーバとで構成し、上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムとを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、上流技術部門の、P&IDデータベースと3D−CAD(3次元CAD)データ、計装データ、PDMデータ、ドキュメント情報を使用して上流の技術部門と設計部門の結果を詳細仕様決定に反映させながら自動設計が可能となるデータベース管理なり、上流技術部門フロントローディング情報と上流設計部門フロントローディング情報の上流の蓄積された情報資産継続活用により技術仕様や設計仕様の品質の向上を図ることができ、プロセス業務、工程・業務管理の合理化と後戻り作業の削減を提供できる。
請求項4の発明は、上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムにおいて、I/Oリストと操作端リストと製品データベースとケーブルデータベースとケーブルエンジニアリングデータベースと工程・エンジニアリングスケジュール情報データベースとドキュメント情報の構成とからなる上流設計部門データベースサーバで構成し、計装制御用コントローラデータベース管理システムによる上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムとを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、上流設計部門フロントローディング情報の、I/Oリストと操作端リストと製品データベースとケーブルデータベースとケーブルエンジニアリングデータベースと工程・エンジニアリングスケジュール情報データベースとドキュメント情報により、上流の蓄積された情報資産継続活用により、上流設計部門のフロントローディング情報データベースの設計仕様の品質向上や工程短縮、後戻り作業の削減図ることが提供できる。
請求項5の発明は、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムにおいて、サイト管理と工事工程管理と計装管理と電気試験管理と履歴管理の情報の構成とからなる下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムで構成されたことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、下流フィールド部門のサイト管理と工事工程管理と計装管理と電気試験管理と履歴管理の情報により、フ゜ラント建設業務での蓄積された情報資産のフィールドエンジニアリングに根付いた運用が確立し、工程管理を含む全体最適なフィールドエンジニアリング管理とサイトでの部分最適管理により、下流フィールド部門エビデンス情報データベースが確立し、下流部門の情報管理により工程短縮や品質向上、後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項6の発明は、上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムにおいて、インターフェイス部と上流技術部門フロントローディング情報データベースとから構成され、該上流技術部門フロントローディング情報データベースは、顧客情報、設置場所情報、製品情報、調達情報、プラント建設大工程とからなるプラント情報データ部と3次元CADデータ群と、配管情報、計装情報、ケーブルデータ情報とで構成からなる上流技術部門データベースサーバとを備えたことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、上流技術部門における上流技術部門フロントローディング情報の、顧客情報、設置場所情報、製品情報、調達情報、プラント建設大工程と3次元CADデータ群と、配管情報、計装情報、ケーブルデータ情報の整備により、上流の蓄積された情報資産継続活用により、上流設計部門と上流技術部門の設計・技術仕様の品質向上や工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項7の発明は、上流設計部門フロントローディング情報情報データベース管理システムにおいて、インターフェイス部と上流設計部門フロントローディング情報データベースとから構成され、該上流設計部門フロントローディング情報データベースは、上流設計部門フロントローディング情報データベースと、計装用コントローラ(DCS)データベースとから構成され、該上流技術部門データベースサーバ流設計部門フロントローディング情報データベースは顧客情報、設置場所情報、製品情報、用品情報、試験情報とからなり、該計装用コントローラ(DCS)データベースはA/I、A/O、D/I、D/Oデータ構成とを備えたことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、上流設計部門において、顧客情報、設置場所情報、製品情報、用品情報、試験情報とからなる上流設計部門フロントローディング情報データベースと、A/I、A/O、D/I、D/Oデータ構成の計装用コントローラ(DCS)データベースにより、上流の蓄積された情報資産継続活用により、上流設計部門の設計仕様の品質向上やエンジニアリングの向上や工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項8の発明は、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムにおいて、フィールドクライアントユーザインターフェイス部とフィールド管理機能部と下流フィールドローディング情報データベース部と、フィールドデータベース画面表示手段部と、設計部門フロントデータベースのデータ格納部と、上流技術部門フロントローディング情報データベース格納部と、ユーザインターフェイス部と帳票出力手段部とから構成され、インターネット環境に対してフィールドクライアントユーザインターフェイス部を介して試験工程管理指示と試験進捗管理指示とケーブル布設工程管理指示と系統移設管理指示と試験成績データ管理指示と工数管理指示と日程管理指示と試験進捗管理指示と業務管理指示との構成からなる管理指示部と接続し、ユーザインターフェイスフ部とは下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムに接続する画面表示部と、システム操作部と、帳票出力部とから構成を備えたことを特徴とする。
請求項8の発明によれば、下流フィールド部門において、フィールドクライアントユーザインターフェイス部とフィールド管理機能部と下流フィールドローディング情報データベース部と、フィールドデータベース画面表示手段部と、上流技術部門フロントデータベースのデータ格納部と、上流設計部門フロントローディング情報データベース格納部と、ユーザインターフェイス部と帳票出力手段部とから構成されフィールドクライアントユーザインターフェイス部を介して試験工程管理指示と試験進捗管理指示とケーブル布設工程管理指示と系統移設管理指示と試験成績データ管理指示と工数管理指示と日程管理指示と試験進捗管理指示と業務管理指示との構成からなる管理指示部と接続し、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムに接続する画面表示部と、システム操作部と、帳票出力部とから構成を備え、フ゜ラント建設業務での蓄積された情報資産のフィールドエンジニアリングに根付いた運用が確立し、工程管理を含む全体最適なフィールドエンジニアリング管理とサイトでの部分最適管理により、下流フィールド部門エビデンス情報データベースが確立し、下流部門の情報管理により工程短縮や品質向上、後戻り作業の削減を図ることができ、下流フィールド部門のリードタイム短縮や後戻り作業の削減等の品質向上やエンジニアリングの向上、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項9の発明は、プラント設計技術業務を初期技術セクション部と、機能技術セクション部と、計装制御用コントローラの機能設計技術セクション部と、下流部門フィールドセクションの技術セクション部とに分け、該各々の各セクションに関する技術業務、設計業務、品質管理業務に係る技術・設計業務を各々の分散した機能セクションに割り振り、各セクション部により作成されるデータベースを設け、請求項2のシステム構成に接続し、各技術支援システムはシステム構成のインターネットを介して各データベースにアクセスし、他の技術セクションの技術情報を取り込む機能を備えたことを特徴とする。
請求項9の発明によれば、プラント設計技術業務を初期技術、機能技術、計装制御用コントローラの機能設計技術、下流部門フィールドセクションの技術セクションに分けることにより、各セクションに関する技術業務、設計業務、品質管理業務に係る技術・設計業務を各々の分散した機能セクションに割り振り、各データベースにアクセスし、他の技術セクションの技術情報を取り込むことで、上流の蓄積された情報資産継続活用により、上流設計部門のエンジニアリングの向上や上流技術部門の設計・技術仕様の品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項10の発明は、プラント総合エンジニアリング支援方法およびその方法において、プラント設計技術総合エンジニアリングは、データベースから設計技術情報を取り込むにあたり、該プラント設計技術総合エンジニアリング情報が当該のセクションのデータベースが自己のセクションのシステムに適合してないときに、自己のセクションのシステムに適合するように変換する変換手段を備えたことを特徴とする。
請求項10の発明によれば、プラント設計技術情報を取り込み設計技術総合エンジニアリング情報が自己のセクションのシステムに適合するように変換する変換手段を備えたプラント総合エンジニアリング支援方法およびその方法により、上流の蓄積された情報資産継続活用により、上流設計部門の設計仕様の品質向上やエンジニアリングの向上や工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項11の発明は、プラント設計技術総合エンジニアリングにおいて、データベースに格納される設計技術総合エンジニアリング情報は多くの複数の技術・設計情報、品質情報から構成しており、初期技術セクションデータベースと機能技術セクションデータベースとDCS設計セクションデータベースと下流部門フィールドセクションデータベースの各項目について各データベースに格納する決定と変更の機能を各データベース毎に備えたことを特徴とする。
請求項11の発明によれば、複数の技術・設計情報、品質情報から構成している設計技術総合エンジニアリング情報を備えたことにより、プラント設計技術総合エンジニアリングにおいて、上流の蓄積された情報資産継続活用により、上流技術部門や上流設計部門の設計仕様の品質向上や、下流部門の工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項12の発明は、初期技術セクションにおけるプロセスシミュレーション部と、プロセス設計システム部と、R&PID設計システム部と、機器リスト部と、配管・配置ルート設計システム部と、調達管理システム部と、工程設計システム部ととからなるセクションの構成を備えたことを特徴とする。
請求項12の発明によれば、プロセスシミュレーション部と、プロセス設計システム部と、R&PID設計システム部と、機器リスト部と、配管・配置ルート設計システム部と、調達管理システム部と、工程設計システム部とからなる初期技術セクション備えたプラント総合エンジニアリング支援方法およびその方法により、上流の蓄積された情報資産継続活用により、品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項13の発明は、機械技術システム部と、計装技術システム部と、電気設計システム部と、ケーブルエンジニアリング技術システム部と、配管設計技術システム部と、計装設計技術システム部とからなるセクションの構成を備えたことを特徴とする。
請求項13の発明によれば、機能技術セクションにおいて、機械技術システム部と、計装技術システム部と、電気設計システム部と、ケーブルエンジニアリング技術システム部と、配管設計技術システム部と、計装設計技術システム部とからなり、上流の蓄積された情報資産継続活用により、品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項14の発明は、計装制御用コントローラの機能設計技術セクションにおいて、I/Oリスト設計システム部と、操作端ソフト設計システム部と、製品データベース設計システム部と、DCS設計システム部と、ケーブルエンジニアリング設計システム部と、工程・ES情報データベース設計システムと、ドキュメントデータベース設計システム部からなるセクションの構成を備えたことを特徴とする。
請求項14の発明によれば、I/Oリスト設計システム部と、DCS設計システム部と、ケーブルエンジニアリング設計システム部とからなる計装制御用コントローラのDCSの機能設計技術セクションにより、上流の蓄積された情報資産継続活用により、品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項15の発明は、請求項8に記載の下流部門フィールドセクションの技術セクションにおいて、フィールド管理部と、フィールド施工指示管理部と、実績管理部とからなるセクションの構成を備えたことを特徴とする。
請求項15の発明によれば、フィールド管理部と、フィールド施工指示管理部と、実績管理部とからなる下流部門フィールドセクションの技術セクションにより、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項16の発明は、データベースサーバとの構成からなる下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムにおいて、該下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムは、第1のフィールディング情報データベースと第2のフィールドローディング情報データベースとからなる下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム部と、該下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム部に帳票出力出段部と、フィールド工事情報出力部と、プラント工程情報出力部と、試験情報出力部と、ドキュメント出力部とに接続し、工程管理・手順の組み換え処理部と、品質管理処理部と、ケーブル施工処理部と、電気・計装試験処理部と、試運転処理部と、ドキュメント処理部との構成からなる処理部と接続し、該処理部に接続するユーザインターフェイス部とからなり、該ユーザインターフェイス部に下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムの外部から操作する情報検索部と、システム操作部と、画面出力操作部と、帳票出力操作部と接続し、画面及び帳票を出力する画面出力部と、帳票出力部との構成とする下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムを備えたことを特徴とする。
請求項16の発明によれば、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムにおいて、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム部と、帳票出力出段部と、フィールド工事情報出力部と、プラント工程情報出力部と、試験情報出力部と、ドキュメント出力部とに接続し、工程管理・手順の組み換え処理部と、品質管理処理部と、ケーブル施工処理部と、電気・計装試験処理部と、試運転処理部と、ドキュメント処理部との構成からなる処理部と接続し、ユーザインターフェイス部に下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムの外部から操作する情報検索部と、システム操作部と、画面出力操作部と、帳票出力操作部と接続し、画面及び帳票を出力する画面出力部と、帳票出力部との構成とからなり、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを構築し、下流工程のサイトでのエンジニアリングの部分最適な管理業務のシステムが確立し、下流フィールド部門エビデンス情報の品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項17の発明は、第1のフィールディング情報データベースにおいて、上流技術部門フロントローディング情報データベース部と、設計部門フロントローディング情報データベース部と、計装制御用コントローラデータベース部の構成からなる下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムを備えたことを特徴とする。
請求項17の発明によれば、上流技術部門フロントローディング情報データベース部と、設計部門フロントローディング情報データベース部と、計装制御用コントローラデータベース部の第1のフィールディング情報データベース構成からなる事で下流フィールド部門エビデンス情報データベースを備えたことで、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを構築し、下流部門フィールドの品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項18の発明は、第2のフィールディング情報データベースにおいて、盤リストデータ部と、リレー・タイマーデータベース部と、電源装置データベース部と、計器・計装データ部と、I/Oデータ部と、弁データ部と、電動機データ部と、ケーブルデータ部と、工事工程データ部の構成からなる下流部門セクションデータベースを構成する下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムを備えたことを特徴とする。
請求項18の発明によれば、盤リストデータ部と、リレー・タイマーデータベース部と、電源装置データベース部と、I/Oデータ部と、弁データ部と、電動機データ部と、ケーブルデータ部と、工事工程データ部の構成からなる第2のフィールディング情報データベースを構成することで、下流部門フィールドの工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを構築し、品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項19の発明は、下流部門セクションデータベースとの構成において、I/Oデータ部は各機器ごとのA/I、A/O、D/I、D/Oのデータベースに指定された属性のデータベース部との構成と、I/Oデータ部のデータベースを検索、試験データ入力、試験結果帳票出力、工程データ入力、工程一覧入力のアクセス機能との構成とにおいて、結果帳票をデータベース部を指定することにより各々の機器ごとに帳票を出力する試験出力機能を構成することを特徴とする。
請求項19の発明によれば、I/Oデータ部は各機器毎のA/I、A/O、D/I、D/Oのデータベースに指定された属性のデータベース部との構成と、該I/Oデータ部のデータベースを検索、試験データ入力、試験結果帳票出力、工程データ入力、工程一覧入力のアクセス機能の下流部門セクションデータベース構成することで下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適な下流部門フィールドエンジニアリング管理システムを構築し、品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項20の発明は、機器の属性の下流部門セクションデータベース部において、該属性のデータベース部に一意のデータベースとして連携する連携インターフェイス機能部と、請求項18の外部のデータ部とを連携するインターフェイス機能部と該インターフェイス機能部と結果帳票出力部と結果出力部操作部と、前記属性のデータベース部と外部のデータ部とからなるデータベースを構成し、前記の結果出力部操作部の操作により結果出力部から結果帳票を出力することを特徴とする。
請求項20の発明によれば、該属性のデータベース部に一意のデータベースとして連携する連携インターフェイス機能部と、請求項19の外部のデータ部とを連携するインターフェイス機能部と該インターフェイス機能部と結果帳票出力部と結果出力部操作部と、前記属性のデータベース部と外部のデータ部とからなるデータベースを、結果出力部操作部の操作により結果出力部から結果帳票を出力することで、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを構築し、品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
請求項21の発明は、下流部門セクションデータベースと接続する外部のデータ部において、上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムは、P&IDデータベースと3D−CADデータと計装データベースとPDMデータベースとドキュメント情報との構成からなる下流部門セクションデータベースと接続することを特徴とする。
請求項21の発明によれば、P&IDデータベースと3D−CADデータと計装データベースとPDMデータベースとドキュメント情報との構成からなる下流部門セクションデータベースと上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムを接続することで、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを構築し、品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることができる。
請求項22の発明は、フィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力での試験データ入力・検索画面図において、属性のデータベース部と、各機器毎のデータベース部と、下流部門セクションデータベース部構成と、下流部門セクションデータベース部からのデータを変換する変換部からなるデータベースとから構成され、検索項目、試験予定日、試験測定値、検査項目、試験予定、試験結を果、請求項20に入力した結果、該結果を出力帳票する試験データ入力・検索を行うようにしたことを特徴とする。
請求項22の発明によれば、属性のデータベース部と、各機器毎のデータベース部と、下流部門セクションデータベース部構成と、下流部門セクションデータベース部からのデータを変換する変換部からなるデータベースとから構成され、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを構築し、検索項目、試験予定日、試験測定値、検査項目、試験予定、試験結果、入力した結果、該結果を出力帳票し、品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることができる。
なお、フィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力でのデータ検索画面図において、データベースとの構成により、詳細検索、検索条件を指定することでデータの検索を行なうようにしてもよい。このようにすれば、フィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力でのデータ検索画面図において、請求項22に記したデータベースとの構成により、詳細検索、検索条件を指定することでデータの検索を行なうことができ、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、情報の精度向上と、全体最適なフィールドエンジニアリング管理システムを構築し、品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることができる。
また、フィールドクライアントコンピュータシステムで、試験データ入力・検索を行い、且つデータ検索を行なうことにより、入力した前記の試験データに従って試験結果を試験成績書用の帳票出力するようにしてもよい。この発明によれば、フィールドクライアントコンピュータシステムの、試験データ入力・検索を行い、且つデータ検索を行なうことにより、入力した試験データに従って試験結果を帳票出力することで、下流工程での現地工事、試験、試運転を主にしたフィールドエンジニアリング技術情報の継続的活用と共有化が図れ、下流部門フィールドの品質向上や工程短縮や後戻り作業の削減を図ることができる。
請求項23の発明は、フィールドクライアントコンピュータシステムで、上流設計部門フロントローディング情報情報データベース管理システムと下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムとCPU基板とインターフェイス基板と演算基板とで構成された演算装置部と、制御基板とディジタル基板と、アナログ基板とから構成する制御装置部とから構成されたプラントディジタル制御装置部と、該プラントディジタル制御装置部に情報を入力する出力部と、情報を出力する出力部とスキャナ部と、演算インーフェイス部とからなる自動試験装置とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、上流設計部門フロントローディング情報情報データベース管理システムと下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムと自動試験装置とからなる自動試験装置システムにおいて、上流からのデータベースの活用と、情報資産の継続活用により、試験を主にした情報の共有化と品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることができる。
さらに別の発明は、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムの下流部門セクションデータベース部に試験データ入力・検索を行い、且つデータ検索を行なうことにより、入力した前記の試験データに従って試験結果と試験進捗管理と図書管理の帳票出力することを行なう自動試験システムを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムの下流部門セクションデータベース部との連携により、データベースの活用と、情報資産の継続活用により、試験を種にした情報の共有化と品質向上や、工程短縮や後戻り作業の削減を図ることができる。
さらに別の発明は、自動試験システムを備えたプラント総合エンジニアリング支援において、系統、と名称と、担当とドキュメント番号と、補機名称と、タグNoと、その他試験に必要とする項目を記載し、進捗率と全体進捗状況を可視化する管理出力機能を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、フィールドエンジニアリング管理でのデータベースの活用と、情報資産の継続活用により、試験を主にした情報の共有化と品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
また、さらに別の発明は、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムに音声又は画像による情報通信装置と映像処理装置を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムに音声又は画像による情報通信装置と映像処理装置を備えたことにより、試験と運用を主にした情報の共有化と品質向上や、下流部門フィールドの工程短縮や後戻り作業の削減を図ることが提供できる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムの構成図である。このプラント総合エンジニアリング支援システムは1種のコンピュータにより構成されている。
プラント総合エンジニアリング支援システムは、上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム13と、上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システム19と、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22とで構成される。
上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム13は、所内LAN14に接続される複数の演算装置をつかさどる端末装置11、11A、11Bと、データベースサーバ12と、このデータベースサーバ12に接続される上流技術部門フロントローディング情報データベース13’とから構成され、所内LAN14はインターネット20に接続される。
上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システム19は、所内LAN15に接続される複数の演算装置をつかさどる端末装置16、16Aと、データベースサーバ17と、計装制御用コントローラデータベース管理システム18と、上流設計部門フロントローディング情報データベース19’とから構成され、所内LAN15はインターネット20に接続される。計装制御用コントローラデータベース管理システム18は、DSC用サーバ18Aと計装制御用コントローラデータベース18Bとを有する。
下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22は、所内LAN24に接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置21、21Aと、データベースサーバ27と、下流フィールド部門エビデンス情報データベース23とから構成され、所内LAN24はインターネット20に接続される。
上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム13の上流技術部門フロントローディング情報データベース13’は、図2に示すように、P&IDデータベース13Aと、3D−CADデータベース13Bと、計装データベース13Cと、PDMデータベース13Dと、ドキュメント情報13Eとを備える。
上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システム19の上流設計部門フロントローディング情報データベース19’は、図3に示すように、I/Oリスト19Aと、操作端リスト19Bと、製品データベース19Cと、ケーブルデータベース19Dと、ケーブルエンジニアリングデータベース19Eと、工程・エンジニアリングスケジュール情報データベース19Fと、ドキュメント情報19Gとを備える。
下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22の下流フィールド部門エビデンス情報データベース23は、図4に示すように、サイト管理情報23Aと、ケーブル管理情報23Bと、計装管理情報23Cと、電気試験情報23Dと、履歴管理情報23Eと、工程管理情報23Fの情報とを備える。
図5は、本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムのデータの流れの説明図である。技術部門サーバコンピュータに格納されるデータは、上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム13に格納される。上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム13は、インターフェイス部211と、上流技術部門フロントローディング情報データベース13’とを有し、上流技術部門フロントローディング情報データベース13’は、顧客情報、設置場所情報、製品情報、調達情報、プラント建設大工程とからなるプラント情報データ部213と、3次元CADデータ群214と、配管情報、計装情報、ケーブルデータ情報との構成からなる情報部214Aとを格納するようになっている。
次に、技術部門サーバコンピュータに格納されるデータは、上流設計部門フロントローディング情報情報データベース管理システム19に格納される。
上流設計部門フロントローディング情報情報データベース管理システム19は、インターフェイス部215と、上流設計部門フロントローディング情報データベース19’と、計装用コントローラ(DCS)データベース18Bと、DCS用サーバ18Aとから構成され、上流設計部門フロントローディング情報データベース19’は、顧客情報、設置場所情報、製品情報、用品情報、試験情報とからなるプラント情報データ部216を格納し、計装用コントローラ(DCS)データベース18Bは、A/I、A/O、D/I、D/Oデータ構成を格納する。
次に、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22において、フィールドクライアントユーザインターフェイス部218と、フィールド管理機能部218Aと、下流フィールドローディング情報データベース部231と、フィールドデータベース画面表示手段部219と、設計部門フロントデータベースのデータ格納部220と、上流設計部門フロントローディング情報データベース格納部221と、ユーザインターフェイス部222と帳票出力手段部223とから構成される。
また、インターネット環境に対してフィールドクライアントユーザインターフェイス部218を介して試験工程管理指示224と、試験進捗管理指示225と、ケーブル布設工程管理指示226と、系統移設管理指示227と、試験成績データ管理指示228と、工数管理指示229と、日程管理指示230と、工事進捗管理指示231、試験進捗管理指示232と、業務管理指示233を行い、ユーザインターフェイス部222とは下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22に接続する画面表示部234と、システム操作部235と、帳票出力部236とからなる構成で、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22は構成される。
図6は、本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムのセクション構成の説明図である。プラント総合エンジニアリング支援システムは、大別して、プラント設計技術業務を初期技術セクション311と、機能技術セクション312と、計装制御用コントローラの機能設計技術セクション313と、下流部門フィールドセクションの技術セクション314と、各セクションの接続を図るユーザインターフェイス315とから構成され、ユーザインターフェイス315には、工程管理作成システム部316と、電気計装データベース作成システム部317と、ケーブルエンジニアリング施工データベース作成システム部319と、品質管理作成システム部318とが接続される。
プラント総合エンジニアリング支援システムは、各セクションに関する技術業務、機能業務、設計業務、品質管理業務に係る技術・設計業務を各々の分散した機能セクションに割り振り、各セクションにより作成されるデータベースを設け、各技術支援システムはシステム構成のインターネットを介して各データベースにアクセスし、他の技術セクションの技術情報を取り込む機能を有する。
すなわち、プラント総合エンジニアリング支援システムは、各セクションに関する技術業務、設計業務、品質管理業務に係る技術・設計業務を各々の分散した機能セクションに割り振り、各セクションにより作成される初期技術セクションデータベース320と、機能技術セクションデータベース321と、DCSセクションデータベース322と、下流部門フィールドセクションデータベース323とを設け、各技術支援システム、初期技術セクション311と、機能技術セクション312と、計装制御用コントローラの機能設計技術セクション313と、下流部門フィールドセクションの技術セクション314はそれぞれインターネットを介して各データベースにアクセスし、他の技術セクションの技術情報を取り込む機能を有する。そして、プラント設計技術総合エンジニアリングは、データベースから設計技術情報を取り込むにあたり、プラント設計技術総合エンジニアリング情報が初期技術セクション311と、機能技術セクション312と、計装制御用コントローラの機能設計技術セクション313と、下流部門フィールドセクションの技術セクション314の当該セクションのデータベースが自己のセクションのシステムに適合してないときに、自己のセクションのシステムに適合するように変換する。
プラント設計技術総合エンジニアリングで、各データベースに格納される設計技術総合エンジニアリング情報は、複数の技術・設計情報、品質情報との構成からなっており、各項目について前記初期技術セクションデータベース311と機能技術セクションデータベース312とDCS設計セクションデータベース313と下流部門フィールドセクションデータベース314の各データベース毎に自己のセクションのシステムに適合するように変換する。
初期技術セクション311は、プロセスシミュレーション部324と、プロセス設計システム部325と、R&PID設計システム部326と、機器リスト部327と、配管・配置ルート設計システム部328と、調達管理システム部329と、工程設計システム部330のセクション部の構成をしている。
機能技術セクション312は、機械技術システム部331と、計装技術システム部332と、電気設計システム部333と、ケーブルエンジニアリング技術システム部334と、配管設計技術システム部335と、計装設計技術システム部336との構成からなるセクション部の構成をしている。
計装制御用コントローラの機能設計技術セクション313は、I/Oリスト設計システム部337と、操作端ソフト設計システム部338と、製品データベース設計システム部339と、ケーブルデータベース設計システム部340と、
ケーブルエンジニアリングデータベース設計システム部341と、工程・ES情報データベース設計システム部342と、ドキュメントデータベース設計システム部343の構成のセクション部を構成している。
下流部門フィールドセクション部の技術セクション部314は、サイト管理情報システム344と、ケーブル管理情報システム345と、計装管理情報システム346と、電気試験管理情報システム347と、履歴管理情報システム348と、工程管理情報システム349の構成のセクション部を構成している。
図7は、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム(フィールドクライアントコンピュータシステム)22の詳細ブロック構成図である。下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22は、上流部門セクションデータベース構成による第1のフィールドローディング情報データベース部411と、下流部門セクションデータベース構成による第2のフィールドローディング情報データベース部412とからなる下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム部22Aを有する。
下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム部22Aには、帳票出力出段部413と出力部414が接続される。出力部414は、フィールド工事情報出力部415、プラント工程情報出力部416と、試験情報出力部417と、ドキュメント情報出力部418との構成からなる。
出力部414には処理演算部419が接続される。処理演算部419は、工程管理・手順の組み換え処理部420と、品質管理処理部421と、ケーブル施工処理部422と、電気・計装試験処理部423と、試運転処理部424と、ドキュメント処理部425とから構成される。処理演算部419にはユーザインターフェイス部426を介して、情報検索部427と、システム操作部428と、画面出力操作部429と、帳票出力操作部430とが接続される。また、帳票出力出段部413には、画面及び帳票を出力する画面出力部431と、帳票出力部432とが接続される。
図8は、第1のフィールドローディング情報データベース部411の上流部門セクションデータベース部41Dの説明図である。第1のフィールドローディング情報データベース部411の上流部門セクションデータベース部41Dは、上流技術部門フロントローディング情報データベース部411Aと、設計部門フロントローディング情報データベース部411Bと、計装制御用コントローラデータベース部411Cとから構成される。この上流部門セクションデータベース部41Dの構成による下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22を構成している。
図9は、第2のフィールドローディング情報データベース部412の下流部門セクションデータベース部42Jの説明図である。第2のフィールドローディング情報データベース部412の下流部門セクションデータベース部42Jは、盤リストデータ部412Aと、リレー・タイマーデータベース部412Bと、電源装置データベース部412Cと、計器・計装データ部412Dと、I/Oデータ部412Eと、弁データ部412Fと、電動機データ部412Gと、ケーブルデータ部412Hと、工事工程データ部412Iとから構成される。
図10は、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム(フィールドクライアントコンピュータシステム)22の帳票出力処理のブロック構成図である。下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム(フィールドクライアントコンピュータシステム)22での各機器毎のA/I、A/O、D/I、D/Oのファイルのデータベース部に指定された属性のデータベース部511と、入力のアクセス機能の属性の構成からなる下流部門セクションデータベース部構成517と、下流フィールド部門セクションデータベース517に接続する外部のデータ部518と、下流部門セクションデータベース部517からのデータを変換する変換部519と、変換したデータの各データベース部を指定し機器ごとに帳票を出力の操作を行なう結果出力部操作部520とから構成される。
結果出力部操作部520は、各々の機器ごとに帳票を出力する試験出力機能部521を介して機器ごとに結果帳票522を出力する。また、下流部門セクションデータベース部517は、図11に示すように、I/Oデータ部のデータベースを検索する機能部512と、試験データ入力513と、試験結果・帳票出力514と、工程データ入力515と、工程一覧516の機能とから構成される。
各機器の属性の下流部門セクションデータベース部517において、外部の他機器ごとのファイルのデータベースと接続する場合、目的とする結果帳票522のデータベース部を指定することにより、データを変換する変換部519を介し、各々の機器ごとのデータを帳票に出力する試験出力帳票機能部521を構成する。下流部門セクションデータベース部517と接続する外部のデータ部518は、図1で説明した上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム13と接続し、操作により結果出力操作部520から結果帳票522を出力する。
図12は、フィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力での試験データ入力・検索画面の平面図である。属性のデータベース部511と、各機器毎のデータベース、下流部門セクションデータベースと、下流部門セクションデータベースからのデータを変換する変換部519とからなるデータベースとから構成され、検索項目、試験予定日、試験測定値、検査項目、試験予定、試験結果を出力帳票する。
図13は、フィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力でのデータ詳細検索画面の平面図である。図13において、フィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力でのデータ詳細検索画面を示しており、下流部門セクションデータベース部のデータベースとの構成により、詳細検索、検索条件を指定することによりデータの検索を行なう。
図14は、図12又は図13での帳票出力での試験成績書の一例を示す図である。図14において、フィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力での試験成績書は、下流部門セクションデータベース部に試験データ入力・検索を行い、且つデータ検索を行なうことにより、入力した試験データに従って試験結果が試験成績書用として帳票出力される。
図15は、本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムにおける自動試験システムの構成図である。上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システム13および下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22は、自動試験システム900のプラントディジタル制御装置部900Aに接続されている。また、このプラントディジタル制御装置部900Aにはプラントディジタル制御装置部920が接続される。プラントディジタル制御装置部920は、制御基板920Aとディジタル基板920Bとアナログ基板920Cとから構成された制御装置部920Dを有している。
プラントディジタル制御装置部900Aは、CPU基板911と、インターフェイス基板912と、演算基板913とで構成された演算装置部910と、I/Oインターフェース部910Aとから構成される。自動試験装置925は、プラントディジタル制御装置900Aに情報を入出力する入出力部921と、情報を読み取るスキャナ部922と、データの読み書きと信号の入出力を行なう演算インーフェイス部923と、これらに電力を供給する電源部924とからなる。自動試験装置925には通信回線926を介して端末装置927が接続され、所内LAN929を介して、端末装置927とサーバ装置928とが接続され、さらに、インターネット20と接続されている。
このような自動試験システム900において、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム13の下流部門セクションデータベース部22に試験データ入力・検索を行い、且つデータ検索を行なうことにより、入力した前記の試験データに従って試験結果と試験進捗管理と図書管理の帳票出力する。
図16は、自動試験システム900の帳票出力の一例の説明図である。図16において、プラント総合エンジニアリング支援システムの系統と、名称と、担当と、ドキュメント番号と、補機名称と、タグNoと、その他試験に必要とする項目とを記載し、進捗率と全体進捗状況を可視化する管理出力の出力機能を備えた自動試験システム900を構成する。自動試験システム900を備えたプラント総合エンジニアリング支援システムにおいて、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム22に音声又は画像による情報通信装置と映像処理装置を備えたものである。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、製品調達情報、技術仕様情報、設計仕様情報、生産管理情報、製造情報、品質・試験情報、建設情報、建設工程情報、シビル・ベンダー情報、フィールド試験情報、保守・サービス情報等の営業・技術部門や設計部門、又は複数の独立したプラント建設管理部門毎に上流技術・設計エビデンス情報と、建設情報、建設工程情報、フィールド調整・試験情報等の工事部門の下流部門における下流技術情報のフィールドエビデンス情報とが各データベース間の連携やエンジニアリング情報の相互の連携や接続が確立し、下流部門のフィールドの建設工事部門、およびフィールド試験、試運転、保守・サービス部門にとの連携が確立し、建設時のデータベースを確保するためにフィールド建設が開始すると共に上流技術・設計エビデンス情報を自己のシステム取り込むことにより再入力する作業が必要なくなり、各システム間におけるエンジニアリング情報の整合が取れる。
又、技術部門や設計部門のやり直しや、仕様や設計変更等が発生することによりデータの整合性が取れ、後戻り作業の発生や工程の変更などの影響が最小限に食い止められ、全体工程を圧迫する問題に発展する事無く、関連部門との連携も取れ、且つ客先との連携においても絶大な信用を得ることができる。
上流側の設計過程においては、しばしば客先からの仕様変更に伴う仕様・設計変更などにも迅速に対応することが可能となり上流側および下流側に関係なく該設計変更が一連の設計業務手順の中で行なうことができる。
これにより、
(1)上流の蓄積された情報資産継続活用によるサイト管理、フィールドのプロセス業務、工程・業務管理の運用が可能となり、
(2)上流からのデータベースの活用による、業務プロセスのシステム化と業務のBPRによる業務プロセスの運用が可能となり、
(3)現地フィールドエンジニアリング手法の合理化と標準化による後戻り業務の削減とLT短縮ができ、
(4)上流からの技術、設計のデータベースの流用による現地工事、試験・試運転を主にした管理業務に付随する情報の共有化の構築と個人の生産性向上ができ、
(5)工程管理を含む全体最適なフィールドエンジニアリング管理とサイトでの部分最適管理の構築による、全体の効率向上ができ、
(6)プラント建設業務での蓄積された情報資産のフィールドエンジニアリングに根付いた運用ができ、
(7)社外企業のベンダー、シビル等との調達や技術仕様の調整の情報の可視化と時間の短縮ができる。
本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムの構成図。 本発明の実施の形態における上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムの上流技術部門フロントローディング情報データベースの説明図。 本発明の実施の形態における上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムの上流技術部門フロントローディング情報データベースの説明図。 本発明の実施の形態における下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムの下流フィールド部門エビデンス情報データベースの説明図。 本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムのデータの流れの説明図。 本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムのセクション構成の説明図。 本発明の実施の形態における下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム(フィールドクライアントコンピュータシステム)の詳細ブロック構成図。 本発明の実施の形態における第1のフィールドローディング情報データベース部の上流部門セクションデータベース部の説明図。 本発明の実施の形態における第2のフィールドローディング情報データベース部の下流部門セクションデータベース部の説明図。 本発明の実施形態における下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム(フィールドクライアントコンピュータシステム)の帳票出力処理のブロック構成図。 本発明の実施の形態における下流部門セクションデータベース部の説明図。 本発明の実施の形態におけるフィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力での試験データ入力・検索画面の平面図。 本発明の実施の形態におけるフィールドクライアントコンピュータシステムの帳票出力でのデータ詳細検索画面の平面図。 図12又は図13での帳票出力での試験成績書の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係わるプラント総合エンジニアリング支援システムにおける自動試験システムの構成図。 本発明の実施の形態における自動試験システムの帳票出力の一例の説明図。
符号の説明
11…端末装置、12…データベースサーバ、13…上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム、13’…上流技術部門フロントローディング情報データベース、14…所内LAN、15…所内LAN、16…端末装置、17…データベースサーバ、18…計装制御用コントローラデータベース管理システム、19…上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システム、19’…上流設計部門フロントローディング情報データベース、20…インターネット、21…端末装置、22…下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム、23…下流フィールド部門エビデンス情報データベース、24…所内LAN、27…データサーバ、28…上流設計部門フロントローディング情報データベース

Claims (23)

  1. 発電プラント設備の総合設計システム及びプラントプロジェクトのプラント建設及び試験調整、総合試運転を目的とする総合エンジニアリングにおける上流技術エビデンス情報の上流技術エビデンス情報プラントデータベースを有した上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムと、上流設計エビデンス情報の上流設計エビデンス情報プラントデータベースを有した上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムと、フィールドでの下流技術情報のフィールドエビデンス情報の下流フィールド部門エビデンス情報データベースを有した下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムとをインターネットで接続し、プラントの総合エンジニアリング支援を行うプラント総合エンジニアリング支援システムにおいて、プラントの見積もり、受注ネゴ、調達・購入、技術検討、先行設計、建設・土木工事、機器据付工事、配管工事、計装工事、電気設備工事、試験・調整、試運転、試験記録出力、総合運転のエンジニアリング、総合エンジニアリング情報のデータベースの構築を支援する総合運転エンジニアリング情報と、該総合運転エンジニアリング情報の該総合運転エンジニアリング情報データベースの構築を支援することを特徴とするプラント総合エンジニアリング支援システム。
  2. 前記上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムは、該インターネットと接続する所内LANに接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置とデータベースサーバとを有し、上記インターネットに接続する上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムは所内LANに接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置とデータベースサーバとを有し、下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムは前記インターネットに接続する所内LANに接続する複数の演算装置をつかさどる端末装置とデータベースサーバとを有したことを特徴とする請求項1記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  3. 前記上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムは、P&IDデータベースと、3D−CADデータと、計装データベースと、PDMデータベースと、ドキュメント情報とを有する上流技術部門データベースを備えたことを特徴とする請求項2記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  4. 前記上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムは、I/Oリストと、操作端リストと、製品データベースと、ケーブルデータベースと、ケーブルエンジニアリングデータベースと、工程・エンジニアリングスケジュール情報データベースと、ドキュメント情報とを有する上流設計部門データベースを備えたことを特徴とする請求項2記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  5. 前記下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムは、サイト管理と、工事工程管理と、計装管理と、電気試験管理と、履歴管理との情報を有した下流フィールド部門データベースを備えたことを特徴とする請求項2記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  6. 前記上流技術部門データベースは、インターフェイス部と、上流技術部門フロントローディング情報データベース部と、顧客情報、設置場所情報、製品情報、調達情報、プラント建設大工程を有したプラント情報データ部と、3次元CADデータ群と、配管情報、計装情報、ケーブルデータ情報を有した情報部とを備えたことを特徴とする請求項3記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  7. 前記下流フィールド部門データベースは、インターフェイス部と、上流設計部門フロントローディング情報データベース部と、上流設計部門フロントローディング情報データベース部と計装用コントローラ(DCS)データベース部と、顧客情報、設置場所情報、製品情報、用品情報、試験情報を有したプラント情報データ部と、A/I、A/O、D/I、D/Oデータを有した情報部とを備えたことを特徴とする請求項4記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  8. 前記下流フィールド部門データベースは、フィールドクライアントユーザインターフェイス部と、フィールド管理機能部と、下流フィールドローディング情報データベース部と、フィールドデータベース画面表示手段部と、設計部門フロントデータベースのデータ格納部と、上流技術部門フロントローディング情報データベース格納部と、ユーザインターフェイス部と帳票出力手段部とから構成され、前記フィールドクライアントユーザインターフェイス部を介して、試験工程管理指示、試験進捗管理指示、ケーブル布設工程管理指示、系統移設管理指示、試験成績データ管理指示、工数管理指示、日程管理指示、試験進捗管理指示、業務管理指示を行うことを特徴とする請求項5記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  9. 初期技術セクションと、機能技術セクションと、計装制御用コントローラの機能設計技術セクションと、下流部門フィールドセクションの技術セクションと、各セクションの接続を図るユーザインターフェイス部とを設け、前記ユーザインターフェイス部に工程管理作成システム部と、電気計装データベース作成システム部と、ケーブルエンジニアリング施工データベース作成システム部と、品質管理作成システム部とを接続し、プラント設計技術業務を各セクションに関する技術業務、設計業務、品質管理業務に係る技術・設計業務を各々の分散した機能セクションに割り振り、各セクションにより作成されるデータを格納するデータベース部を設け、前記上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システム、前記上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システム、前記下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムは、インターネットを介して各データベース部にアクセスし、他の技術セクションの技術情報を取り込む機能を有することを特徴とする請求項2記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  10. 前記データベースから設計技術情報を取り込むにあたり、当該セクションのデータベースが自己のセクションのシステムに適合してないときに、自己のセクションのシステムに適合するように変換することを特徴とする請求項9記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  11. 設計技術総合エンジニアリング情報は、複数の技術・設計情報、品質情報とからなり、各項目について初期技術セクションデータベースと機能技術セクションデータベースとDCS設計セクションデータベースと下流部門フィールドセクションデータベースの各データベースに格納する決定機能と、変更機能を各データベース部毎に構成する変更機能を有することを特徴とする請求項9記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  12. 前記初期技術セクションは、プロセスシミュレーション部と、プロセス設計システム部と、R&PID設計システム部と、機器リスト部と、配管・配置ルート設計システム部と、調達管理システム部と、工程設計システム部とからなることを特徴とする請求項9記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  13. 前記機能技術セクションは、機械技術システム部と、計装技術システム部と、電気設計システム部と、ケーブルエンジニアリング技術システム部と、配管設計技術システム部と、計装設計技術システム部とからなることを特徴とする請求項9記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  14. 前記計装制御用コントローラの機能設計技術セクションは、I/Oリスト設計システム部と、操作端ソフト設計システム部と、製品データベース設計システム部と、ケーブルエンジニアリング設計システム部と、工程・ES情報データベース設計システム部と、ドキュメントデータベース設計システム部とからなることを特徴とする請求項9記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  15. 前記下流部門フィールドセクション部の技術セクション部は、フィールド管理部と、フィールド施工指示管理部と、実績管理部の構成からなるセクション部を構成することを特徴とする請求項9記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  16. 前記下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムは、上流部門セクションデータベース構成による第1のフィールドローディング情報データベース部と下流部門セクションデータベース構成による第2のフィールドローディング情報データベース部とからなる下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム部を有し、前記下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システム部に帳票出力出段部を接続するとともに、フィールド工事情報出力部、プラント工程情報出力部、試験情報出力部、ドキュメント出力部とからなる出力部を接続し、この出力部に、工程管理・手順の組み換え処理部、品質管理処理部、ケーブル施工処理部、電気・計装試験処理部、試運転処理部、ドキュメント処理部からなる処理演算部を接続し、該処理演算部には外部から操作する情報検索部、システム操作部、画面出力操作部、帳票出力操作部と接続するためのユーザインターフェイス部を接続し、さらに、画面及び帳票を出力する画面出力部と、帳票出力部とを接続したことを特徴とする請求項2記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  17. 前記第1のフィールドローディング情報データベース部は、上流技術部門フロントローディング情報データベース部と、設計部門フロントローディング情報データベース部と、計装制御用コントローラデータベース部とからなる上流部門セクションデータベース部であることを特徴とする請求項16記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  18. 前記第2のフィールドローディング情報データベース部は、盤リストデータ部と、リレー・タイマーデータベース部と、電源装置データベース部と、計器・計装データ部と、I/Oデータ部と、弁データ部と、電動機データ部と、ケーブルデータ部と、工事工程データ部とからなる下流部門セクションデータベースであることを特徴とする請求項16記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  19. 前記下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムのI/Oデータベース部は、各機器毎のA/I、A/O、D/I、D/Oのファイルのデータベース部に指定された属性のデータベース部と、該I/Oデータ部のデータベースを検索する機能、試験データ入力、試験結果・帳票出力、工程データ入力、工程一覧の機能とから構成される下流部門セクションデータベース部と、該下流フィールド部門セクションデータベース部に接続される外部のデータ部と、前記下流部門セクションデータベース部からのデータを変換する変換部と、該変換したデータを機器ごとに帳票出力の操作を行う結果出力部操作部とからなることを特徴とする請求項16記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  20. 目的とする結果帳票の前記データベース部を指定することにより、前記変換部を介し各々の機器ごとのデータを帳票に出力する試験出力帳票機能を構成することを特徴とする請求項19記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  21. 前記外部のデータベース部は、P&IDデータベースと3D−CADデータと計装データベースとPDMデータベースとドキュメント情報とからなる上流技術部門フロントローディング情報データベース管理システムと接続し、結果出力部から結果帳票を出力することを特徴とする請求項20に記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  22. 前記属性のデータベース部と、各機器毎のデータベース部と、下流部門セクションデータベース部と、下流部門セクションデータベース部からのデータを変換する変換部とを有し、検索項目、試験予定日、試験測定値、検査項目、試験予定、試験結果を、下流部門セクションデータベース部に入力した結果、該結果を出力帳票する試験データ入力・検索を行うことを特徴とする請求項20記載のプラント総合エンジニアリング支援システム。
  23. 請求項7記載の上流設計部門フロントローディング情報データベース管理システムと請求項8記載の下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムとCPU基板とインターフェイス基板と演算基板とで構成された演算装置部と、制御基板とディジタル基板と、アナログ基板とから構成する制御装置部とから構成されたプラントディジタル制御装置部と、該プラントディジタル制御装置部に情報を入力する入出力部と、情報を出力する出力部とスキャナ部と、データの読み書きと信号の入出力を行なう演算インーフェイス部との構成からなる自動試験装置の構成において、該上流設計部門フロントローディング情報情報データベース管理システムと、該下流フィールド部門エビデンス情報データベース管理システムと、該プラントディジタル制御装置部と、該自動試験装置とを通信回線と接続する端末装置と、サーバ装置とが所内LANに接続し、インターネットと接続するシステム構成からなりことを特徴とするプラント総合エンジニアリング支援システム。
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