JP2008083992A - 構造化文書検索支援装置およびプログラム - Google Patents

構造化文書検索支援装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】新たなクエリ(検索式)の生成の際に、事前に詳細で膨大な合成ルールの準備は不要で、かつ、構文に関する情報やデータ構造(スキーマ)に関する情報などの基礎知識は不要であり、簡単な操作を繰り返すことで複雑なクエリを生成することができる構造化文書検索支援装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】2つのソースクエリを選択させ、選択された2つのソースクエリを用いて構造化文書DBに対する検索処理をそれぞれ実行した検索結果を提示し、2つのソースクエリを用いた各検索結果の所定の構造部分の内、一方の検索結果の所定の構造部分を他方の検索結果の所定の構造部分に対してドラッグ&ドロップ操作された場合に、2つのソースクエリを用いた各検索結果の所定の構造部分を対応付ける。これにより、新たなクエリであるターゲットクエリおよびターゲットクエリを用いた検索結果を生成する。
【選択図】 図16

Description

本発明は、階層化された論理構造を有している構造化文書を記憶する構造化文書データベースに対する検索処理に用いる検索式の作成を支援する構造化文書検索支援装置およびプログラムに関する。
近年、階層化された論理構造を持つ構造化文書の検索支援に関して、いくつかのアプローチが提案されている。
第1の検索支援には、構文レベルでの支援が挙げられる。この例としては、SQL(Structured Query Language)エディタなどがある。これによれば、構文チェックやキーワード補完などについてのユーザの検索式作成を構文レベルで支援することができる。
第2の検索支援には、処理レベルでの支援が挙げられる。この例としては、対話式にデータベースを利用するためのI/FであるQBE(Query By Example)などがある。これによれば、RDB(Relational Database)における表を例示し、それに対してユーザが条件を入力することでSQLを生成することができるので、スクラッチからのSQL作成と比較すると扱いやすくなっている。
第3の検索支援として、検索式修正による作成支援が挙げられる。この例としては、特許文献1に記載されている技術が挙げられる。特許文献1には、構造化文書の構造中のノードのタイプ、ノードの内容、ノードの属性、ノード間の構造上の関係のうち複数が記述された検索式をユーザが入力すると、書き換え規則と確からしさを示す基準確度により、複数の緩和された検索式を生成する手法が提示されている。
また、第4の検索支援として、検索式合成による作成支援が挙げられる。この例としては、特許文献2に記載されている技術が挙げられる。特許文献2に記載の技術は、構造化文書に対して検索結果の1つとしてユーザから例示された構造化文書の部分構造に基づき例示された部分構造を含む部分構造を抽出する構造抽出処理と、該構造抽出処理により抽出された部分構造から検索式を合成する検索式合成処理と、を有する検索式作成支援システムである。
特許第3612914号公報 特許第3168829号公報
しかしながら、第1,2の検索支援である構文レベルでの支援や処理レベルでの支援では、それぞれ構文に関する情報やデータ構造(スキーマ)に関する情報が必要とされるため、一般的なユーザにとっては敷居が高いものとなっている。また、構造化文書DBのように様々なスキーマを持つデータを扱う場合、スキーマに関する十分な前提知識を持つことは不可能である。さらに、RDBにおける表のように例示する表を1つに絞り込めないため、一般的なユーザの利用は困難と考えられる。
すなわち、第1,2の検索支援では、ユーザに対して、構文に関する情報やスキーマに関する情報を要求しなければならず、一般的なユーザの利用は困難であるという問題がある。
また、第3の検索支援である特許文献1に記載の検索式修正による作成支援によれば、事前に正確な検索式の変換ルールを準備しておくことは困難である。そして、この場合も、スキーマに関する前提知識が必要とされる。
さらに、第4の検索支援である特許文献2に記載の検索式合成による作成支援によれば、事前に詳細で膨大な合成ルールの準備が必要である。そして、その割には単純な検索式しか作成できないという問題もある。加えて、直感的な操作で複雑な検索式を作成することが困難である。
すなわち、第3,4の検索支援では、システム側で合成ルールや変換ルールを事前に大量に用意しなければ、うまく動作しないなどの問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、新たなクエリ(検索式)の生成の際に、事前に詳細で膨大な合成ルールの準備は不要で、かつ、構文に関する情報やデータ構造(スキーマ)に関する情報などの基礎知識は不要であり、簡単な操作を繰り返すことで複雑なクエリを生成することができる構造化文書検索支援装置およびプログラムを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、階層化された論理構造を有している構造化文書を記憶する構造化文書データベースに対する検索処理に用いるクエリの作成を支援する構造化文書検索支援装置において、前記クエリを記憶部に記憶するクエリ記憶手段と、このクエリ記憶手段により記憶された少なくとも2以上の前記クエリを用いて各検索結果の所定の構造部分をそれぞれ選択して対応付ける対応付け手段と、この対応付け手段により対応付けられた2つの前記各検索結果の所定の構造部分に関連する部分グラフをクエリロジックとしてそれぞれ抽出するクエリロジック抽出手段と、このクエリロジック抽出手段により抽出された前記各クエリロジック間における最適な対応関係を生成するクエリロジック写像手段と、このクエリロジック写像手段により生成された対応関係に基づいて前記対応付け手段で選択した前記検索結果に対応する前記クエリを変換して新たなクエリを生成するクエリ生成手段と、を備える。
また、本発明は、階層化された論理構造を有している構造化文書を記憶する構造化文書データベースに対する検索処理に用いるクエリの作成支援処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記クエリを記憶部に記憶するクエリ記憶機能と、このクエリ記憶機能により記憶された少なくとも2以上の前記クエリを用いて各検索結果の所定の構造部分をそれぞれ選択して対応付ける操作機能と、この操作機能により対応付けられた2つの前記各検索結果の所定の構造部分に関連する部分グラフをクエリロジックとしてそれぞれ抽出するクエリロジック抽出機能と、このクエリロジック抽出機能により抽出された前記各クエリロジック間における最適な対応関係を生成するクエリロジック写像機能と、このクエリロジック写像機能により生成された対応関係に基づいて前記操作機能で選択した前記検索結果に対応する前記クエリを変換して新たなクエリを生成するクエリ生成機能と、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、新たなクエリの生成の際に事前に詳細で膨大な合成ルールの準備は不要で、かつ、構文に関する情報やデータ構造(スキーマ)に関する情報などの基礎知識は不要であり、2つの検索結果の所定の構造部分をそれぞれ選択して対応付ける簡単な操作を繰り返すことで複雑なクエリを生成することができる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる構造化文書検索支援装置およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図15に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる構造化文書検索支援装置1のモジュール構成図である。構造化文書検索支援装置1は、例えば、一般的なパーソナルコンピュータである。
図1に示すように、構造化文書検索支援装置1は、情報処理を行うCPU(Central Processing Unit)101、BIOSなどを記憶した読出し専用メモリであるROM(Read Only Memory)102、各種データを書換え可能に記憶するRAM(Random Access Memory)103、各種データベースとして機能するとともに各種のプログラムを格納するHDD(Hard Disk Drive)104、記憶媒体110を用いて情報を保管したり外部に情報を配布したり外部から情報を入手するためのCD−ROMドライブ等の媒体駆動装置105、ネットワーク2を介して外部の他のコンピュータと通信により情報を伝達するための通信制御装置106、処理経過や結果等を操作者に表示するCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部107、並びに操作者がCPU101に命令や情報等を入力するためのキーボードやマウス等の入力部108等から構成されており、これらの各部間で送受信されるデータをバスコントローラ109が調停して動作する。
このような構造化文書検索支援装置1では、ユーザが電源を投入するとCPU101がROM102内のローダーというプログラムを起動させ、HDD104よりOS(Operating System)というコンピュータのハードウェアとソフトウェアとを管理するプログラムをRAM103に読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。なお、アプリケーションプログラムは、所定のOS上で動作するものに限らず、後述の各種処理の一部の実行をOSに肩代わりさせるものであってもよいし、所定のアプリケーションソフトやOSなどを構成する一群のプログラムファイルの一部として含まれているものであってもよい。
ここで、構造化文書検索支援装置1は、アプリケーションプログラムとして、構造化文書検索支援プログラムをHDD104に記憶している。この意味で、HDD104は、構造化文書検索支援プログラムを記憶する記憶媒体として機能する。
また、一般的には、構造化文書検索支援装置1のHDD104にインストールされるアプリケーションプログラムは、CD−ROMやDVDなどの各種の光ディスク、各種光磁気ディスク、フレキシブルディスクなどの各種磁気ディスク、半導体メモリ等の各種方式のメディア等の記憶媒体110に記録され、この記憶媒体110に記録された動作プログラムがHDD104にインストールされる。このため、CD−ROM等の光情報記録メディアやFD等の磁気メディア等の可搬性を有する記憶媒体110も、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えば通信制御装置106を介して外部から取り込まれ、HDD104にインストールされても良い。
構造化文書検索支援装置1は、OS上で動作する構造化文書検索支援プログラムが起動すると、この構造化文書検索支援プログラムに従い、CPU101が各種の演算処理を実行して各部を集中的に制御する。構造化文書検索支援装置1のCPU101が実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理について以下に説明する。
図2は、構造化文書検索支援装置1の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、構造化文書検索装置1は、構造化文書検索プログラムに従うことにより、記憶部であるHDD104に、クエリを格納するデータベースであるクエリデータベース(クエリDB)20と、階層化された論理構造を有している構造化文書を格納するデータベースである構造化文書データベース(構造化文書DB)21とを形成する。ここに、クエリ記憶手段が実現されている。また、構造化文書検索支援装置1は、構造化文書検索支援プログラムに従うことにより、クエリ入力選択部11と、結果表示部12と、表示操作部13と、クエリ実行部14と、クエリ生成部15と、クエリロジック写像部16と、クエリロジック抽出部17と、クエリロジック変換部18とを備える。
ここで、図3は構造化文書DB21に格納される構造化文書データの一例を示す模式図である。構造化文書データを記述するための代表的な言語としては、XML(eXtensible Markup Language)が挙げられる。図3に示す構造化文書データは、XMLで記述されたものである。XMLでは、文書構造を構成する個々のパーツを「要素」(エレメント:Element)と呼び、要素はタグ(tag)を使って記述する。具体的には、要素の始まりを示すタグ(開始タグ)と、終わりを示すタグ(終了タグ)の2つのタグでデータを挟み込んで、1つの要素を表現している。なお、開始タグと終了タグで挟み込まれたテキストデータは、当該開始タグと終了タグで表された1つの要素に含まれるテキスト要素(テキストノード)である。
図3に示す例では、<DB>というタグに囲まれた要素のルート要素が存在する。この「DB」要素の直下には、
・ <カテゴリ>というタグで囲まれた3つの子要素
・ <年>というタグで囲まれた3つの子要素
・ <カテゴリ>というタグで囲まれた1つの子要素
・ <特許データ>というタグで囲まれた1つの子要素
が存在する。「カテゴリ」要素は、3+1の計4回、「DB」要素の直下に発生し、さらに3番目の「カテゴリ」要素には、孫要素として2つの「カテゴリ」要素が存在する。「特許データ」要素の直下には、複数の「特許」要素が発生している。末端には、テキスト要素が発生している。1番目の「カテゴリ」要素には、「XML」というテキストが存在する。
図4は、図3に示した構造化文書データの構造化文書DB21での格納イメージを示す模式図である。このような構造化文書DB21は、本実施の形態においてはHDD104に保存されるが、メモリに常駐する形で存在することもある。
図4に示すように、各ノードはオブジェクトデータとして格納されて、ノード間の階層関係はリンクとして表現して格納されている。各オブジェクトにはオブジェクトID(OID)といった識別子が割り当てられている。なお、図4中、それぞれ四角で囲まれたノードはテキストノードを示している。
構造化文書DB21に格納された構造化文書データを取り出す手段として、クエリ言語がある。RDBの世界ではSQL(Structured Query Language)があるように、XMLについてはW3CでXQuery(XML Query Language)が策定されている。XQueryは、XMLデータをデータベースのように扱うための言語である。このため条件に合致するデータ集合の取り出しや集計・分析を行うための手段が提供されている。また、XMLデータは親子や兄弟などの要素が組み合わさった階層構造を持つため、この階層構造を辿る手段が提供されている。
図5は、クエリの一例を示す模式図である。このようなクエリは、クエリDB20に格納されている。図5に示すクエリは、XQueryに基づいた問合せ記述方法に則っており、構造化文書DB21の「カテゴリ」と「年」という2つの軸で「特許」を分類集計するという検索要求を表している。
・ for $c in db()//カテゴリ//text()
構造化文書DB中の任意の階層にある「カテゴリ」のテキストについて、変数$c
にセットしてループをまわす。
・ for $y in db()//年//text()
構造化文書DB中の任意の階層にある「年」のテキストについて、変数$yにセッ
トしてループをまわす。
・ let $z := count(db()//特許[年 = $y and カテゴリ = $c])
構造化文書DB中の任意の階層にある「特許」について、「特許」の直下の「年
」が変数$yと同じ、かつ「特許」の直下の「カテゴリ」が変数$cと同じものを選
択し、その件数をカウントして、変数$zにセットする。
・ return <レコード>….</レコード>
「レコード」要素として出力する。「カテゴリ」、「年」、「件数」という並び
で子要素を配置し、それぞれに対応する変数値をセットする。
なお、要素間の階層関係としては、「/」と「//」がある。前者は親子関係を表し、後者先祖子孫の関係を表す。「Text()」はテキスト要素に対応する。
図6は、図4に示した構造化文書DB21に対して図5のクエリをクエリ実行部14で実行した結果を示したものである。なお、登録はしないが、これも新たな構造化文書データと見なすこともできる。図6に示すように、「結果」というルート要素以下に、先に示したフォーマットである「レコード」が並んでいることがわかる。「レコード」の件数は、
「特許」の件数 × 「年」
の件数である。
図7は、図6で結果として生成された構造化文書データをXSL(XML Stylesheet Language)という表示変換ルールを通して出力した様子を示す模式図である。XSLは、構造化文書データに対してスタイルを設定することで、画面や印刷するための書式を整えたり、組み版を行ったりする。図7に示すように、構造化文書DB21の「カテゴリ」と「年」という2つの軸で「特許」を分類集計するという検索要求に合致した出力であることがわかる。
図8は、図5とは別のクエリの一例を示す模式図である。これは、構造化文書DBの「マイカテゴリ」を一覧にするという検索要求を表している。
図9は、図4に示した構造化文書DB21に対して図8のクエリを実行して表示変換して出力したものである。図9に示すように、「XML」と「SGML」というテキストが並んでいることがわかる。
次に、図2に示した構造化文書検索支援装置1の構造化文書検索支援機能を構成する各部について詳述する。
クエリ入力選択部11は、クエリDB20に格納された初期クエリ集合をユーザに提示し、ユーザにソースクエリを選ばせる。
結果表示部12は、クエリ実行部14を通して構造化文書DB21にソースクエリやターゲットクエリの実行を行い、その結果である構造化文書をユーザに提示する。
表示操作部13は、詳細は後述するが、結果として表示された2つの構造化文書に対するドラッグ&ドロップを基本としたユーザ操作をハンドリングし、クエリ生成部15を通して、操作内容からユーザ意図を推定し、新たなクエリ(ターゲットクエリ)を生成する。
クエリ生成部15は、クエリロジック写像部16とクエリロジック抽出部17とクエリロジック変換部18とを呼び出して、新たなクエリ(ターゲットクエリ)を生成する。
クエリロジック抽出部17は、クエリロジック抽出手段として機能するものであって、詳細は後述するが、ユーザ操作を通して2つのソースクエリの関連する部分を抽出する。
クエリロジック写像部16は、クエリロジック写像手段として機能するものであって、2つのソースクエリの関連する部分の最適な対応関係を生成する。
クエリロジック変換部18は、クエリ生成手段として機能するものであって、生成された対応関係を元にソースクエリに対して変換を施し、新たなクエリ(ターゲットクエリ)を生成する。
ここで、構造化文書検索支援装置1における構造化文書検索支援処理の流れを図10のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、クエリDB20には、既に複数のクエリが登録されているとする。
まず、ステップS1では、クエリDB20に登録されている複数のクエリの一覧(初期クエリ集合)を表示部107に表示させることによりユーザに提示し、それらの中から入力部108を介してユーザにソースクエリを選択させる(クエリ入力選択部11)。なお、簡単なクエリであれば、ユーザが作成して新たに登録することもできる。
続くステップS2では、2つのソースクエリが選択されているか検査する。
2つのソースクエリが選択されていると判断した場合には(ステップS2のYes)、各ソースクエリの実行結果を表示部107に表示する(ステップ3:結果一覧提示手段)。より詳細には、それぞれクエリ実行部14にて、ソースクエリを使って構造化文書DB21にアクセスし、それぞれの結果を結果表示部12にて表示部107に表示する。図11は、表示部107に表示されているクエリ実行結果の例を示す正面図である。図11の表示は、図5のクエリおよび図8のクエリがソースクエリとして選択された場合を示すものである。図11に示すように、図7および図9に示した構造化文書データ、つまり、図5および図8のクエリの実行結果X,Yが画面上に表示されている。画面は2つのサブ画面に分割されており、それぞれに図5および図8のクエリの実行結果X,Yが表示されている。
続くステップS4では、ソースクエリの実行結果の部分が選択され、さらに操作されているか否かを検査する(表示操作部13)。操作は、ドラッグ&ドロップを基本としたものである。表示操作部13は、表示された2つのクエリの実行結果に対するドラッグ&ドロップを基本としたユーザ操作をハンドリングする。
図12は、表示された2つのクエリの実行結果に対するユーザ操作例を示す模式図である。図12においては、図11の表示に対して網掛けで示された領域が、マウスなどの入力部108で選択されていることを示している。より詳細には、右サブ画面の図5のクエリの実行結果Xの「XML」、「SGML」、…、「RDB」といったカラムをマウスなどの入力部108で選択する(グラブする)。これを選択エリアAとする。その後、入力部108であるキーボードのCTLキーなどで押しながら左サブ画面の図8のクエリの実行結果Yの「XML」、「SGML」のカラムをマウスなどの入力部108で選択する。これを選択エリアBとする。その後、マウスなどの入力部108で選択エリアAを再選択し、マウスボタンを押しながら、選択エリアBへ移動する(ドラッグする)。以上の操作を行なうことで、ソースクエリの実行結果の部分が選択され、さらに操作されていると判断することができる。ここに、対応付け手段の機能が実行される。
ソースクエリおよびターゲットクエリの実行結果の部分が選択され、さらに操作されていると判断した場合には(ステップS4のYes)、ステップS5〜S7において、ステップS4の操作内容からユーザ意図を推定し、新たなクエリ(ターゲットクエリ)を生成する(クエリ生成部15)。
ステップS5では、各ソースクエリのクエリロジックを抽出する(クエリロジック抽出部17)。具体的には、操作内容から各ソースクエリから関連のある部分をクエリロジックとして抽出する。
ここで、図13を参照してユーザ意図の推測の方式を述べる。図13は、図12の選択エリアAおよび選択エリアBに対応するクエリロジックを示している。クエリロジックとは、以下の構成要素からなるグラフである。
・ タグの指定 例) 「db」、「カテゴリ」、「text()」
・ 要素間の階層関係 例) 「/」、「//」
・ データ比較 例) 「=」
・ 出力タグの指定 例) 「<カテゴリ>」
図13中、選択エリアAの出力に対応する部分が「<カテゴリ>」であり、選択エリアBの出力に対応する部分が「<マイカテゴリ>」である。「<カテゴリ>」のテキストを出力しているのが「text()」であり、その親タグが「カテゴリ」である、といったようにクエリロジックを抽出する。このような処理は、クエリロジック抽出部17で行なう。
なお、図13の左のグラフは、図5に示したクエリを全て表現しているわけではない。選択エリアAだけに関連する部分グラフをクエリロジックとして抽出している。破線で囲まれた部分は、特に出力「<カテゴリ>」を導出するパスである(導出ロジック)。図13の右のグラフも同様に、選択エリアBだけに関連する部分をクエリロジックとして抽出している。
ステップS6では、ソースクエリのクエリロジックの写像を生成する(クエリロジック写像部16)。具体的には、2つのソースクエリの関連する部分(クエリロジック間)の最適な対応関係を生成する。なお、対応関係は複数生成されることもある。クエリロジック写像部16は、クエリロジックを構成する“構造上の類似度”および“データ上の一致度”に関する評価関数を設定し、構造化文書DB21にアクセスして、それを評価し、評価した結果より最良の対応関係を選択する。
具体的には、図13の左のクエリロジックと右のクエリロジックを比較する。特に左の導出ロジックと右のクエリロジックを比較すると、
<db()//カテゴリ/text(), db()//マイカテゴリ/text()>
<<カテゴリ>, <マイカテゴリ>>
<カテゴリ, マイカテゴリ>
という関係が得られる。これは矛盾の無い対応関係である。
ステップS7では、ステップS6で生成された写像(最良の対応関係)をもとにソースクエリに対して変換を施し、新たなクエリを生成する(クエリロジック変換部18)。
ここで、ステップS6で生成したクエリロジックの写像を使って図5のクエリを変換した結果のクエリを図14に示す。図14に示すクエリは、構造化文書DB21の「マイカテゴリ」と「年」という2つの軸で「特許」を分類集計するという検索要求を表している。
・ For $c in db()//マイカテゴリ//text()
構造化文書DB21中の任意の階層にある「マイカテゴリ」のテキストについて
変数$cにセットしてループをまわす。
・ For $y in db()//年//text()
構造化文書DB中の任意の階層にある「年」のテキストについて、変数$yにセッ
トしてループをまわす。
・ let $z := count(db()//特許[年 = $y and カテゴリ = $c])
構造化文書DB中の任意の階層にある「特許」について、「特許」の直下の「年」
が変数$yと同じ、かつ「特許」の直下の「カテゴリ」が変数$cと同じものを選択
し、その件数をカウントして、変数$zにセットする。
・ return <レコード>….</レコード>
「レコード」要素として出力する。「マイカテゴリ」、「年」、「件数」という
並びで子要素を配置し、それぞれに対応する変数値をセットする。
図14に示すクエリは、図5に示すクエリときわめて類似した構文に見えるが、
・ カテゴリ → マイカテゴリ
に変換されている。この対応関係を<カテゴリ,マイカテゴリ>と表記する。
図14におけるクエリを見比べると、
・ <db()//カテゴリ/text(),db()//マイカテゴリ/text()>
・ <<カテゴリ>,<マイカテゴリ>>
というように、先の対応関係と矛盾の無い対応関係になっていることがわかる。すなわち、図12でのユーザ操作により、「XML」、「SGML」、…、「RDB」に対応する「カテゴリ」を「XML」、「SGML」に対応する「マイカテゴリ」で置き換えたい、というユーザ意図を推測していることになる。
ステップS8では、ステップS5〜S7において変換されたソースクエリを実行し、実行結果を表示する。ここに、検索手段の機能および結果提示手段の機能が実行される。図15は、図12の操作の結果、新たな画面に表示される実行結果である。前述した図7および図9の構造化文書データとは異なる構造化文書データZが生成されていることがわかる。
すなわち、本実施の形態においては、図16に示すように、まず、2つのソースクエリを選択させる。その後、選択された2つのソースクエリを用いて構造化文書DB21に対する検索処理をそれぞれ実行した検索結果を提示し、2つのソースクエリを用いた各検索結果の所定の構造部分の内、一方の検索結果の所定の構造部分を他方の検索結果の所定の構造部分に対してドラッグ&ドロップ操作された場合に、2つのソースクエリを用いた各検索結果の所定の構造部分を対応付けることにより、新たなクエリであるターゲットクエリおよびターゲットクエリを用いた検索結果を生成する。つまり、本実施の形態においては、ユーザとインタラクションを行いながら新たなクエリの生成を行うことで、構造化文書の検索支援を行なうことになる。
このように本実施の形態によれば、新たなクエリの生成の際に事前に詳細で膨大な合成ルールの準備は不要であり、2つの検索結果の所定の構造部分をそれぞれ選択して対応付ける簡単な操作を繰り返すことで複雑な検索式を生成することができる。
また、2つの検索結果の所定の構造部分をそれぞれ選択して対応付ける操作は、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で良く、簡単な操作で複雑な検索式を生成することができる。
さらに、ユーザは、構文に関する情報やデータ構造(スキーマ)に関する情報などの基礎知識は不要である。
なお、本実施の形態においては、クエリDB20に登録されている複数のクエリの一覧(初期クエリ集合)を表示部107に表示させることによりユーザに提示し、それらの中から入力部108を介してユーザにソースクエリを選択させ(クエリ入力選択部11)、ソースクエリおよびターゲットクエリの実行結果を表示部107に表示するようにしたが、これに限るものではなく、図17に示すように、クエリDB20に登録されている複数のクエリの実行結果を表示部107に一覧表示するようにして、この一覧表示からソースクエリおよびターゲットクエリをユーザに選択させるようにしても良い。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を図18ないし図26に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
本実施の形態は、クエリロジック写像部において複数のマッチング候補が生成される場合において、一のマッチング候補を選択するようにしたものである。
図18は、本発明の第2の実施の形態にかかるクエリの一例を示す模式図である。図18に示すクエリは、構造化文書DB21の「月」を一覧にするという検索要求を表している。なお、distinct-valuesは、指定された条件に合致するテキスト集合を入力としてユニークなテキスト集合を生成するという関数である。
図19は、表示された2つのクエリの実行結果に対するユーザ操作例を示す模式図である。図19においては、網掛けで示された領域が、マウスなどの入力部108で選択されていることを示している。より詳細には、右サブ画面の図15(第1の実施の形態参照)のクエリの実行結果Zの「1998」、「1999」、「2000」といったカラムをマウスなどの入力部108で選択する(グラブする)。これを選択エリアCとする。その後、入力部108であるキーボードのCTLキーなどで押しながら左サブ画面のクエリの実行結果Wの「1」、「2」、…、「12」のカラムをマウスなどの入力部108で選択する。これを選択エリアDとする。なお、左サブ画面のクエリの実行結果Wは、図4に示した構造化文書DB21に対して図18のクエリを実行し、表示変換して出力したものである。その後、マウスなどの入力部108で選択エリアCを再選択し、マウスボタンを押しながら、選択エリアDへ移動する(ドラッグする)。以上の操作を行なうことで、ソースクエリの実行結果の部分が選択され、さらに操作されていると判断される(図10のステップS4のYes)。
図20は、図17の選択エリアCおよび選択エリアDに対応するクエリロジックを示している。図20中、選択エリアCの出力に対応する部分が「<年>」であり、選択エリアDの出力に対応する部分が「<月>」である。「<年>」のテキストを出力しているのが「text()」であり、その親タグが「年」である、といったようにクエリロジックを抽出する。このような処理は、クエリロジック抽出部17で行なう(図10のステップS5)。
なお、図20の左のグラフは、図14のクエリを全て表現しているわけではない。選択エリアCだけに関連する部分グラフをクエリロジックとして抽出している。破線で囲まれた部分は、特に出力「<カテゴリ>」を導出するパスである(導出ロジック)。図20の右のグラフも同様に、選択エリアDだけに関連する部分をクエリロジックとして抽出している。
ここで、図20の左のクエリロジックと右のクエリロジックを比較する。特に左の導出グラフと右のクエリロジックを比較すると、
<db()//年/text(), db()//月/text()>
<<年>,<月>>
<db()//特許/年, db()//特許/月>
という関係が得られる。これは矛盾の無い対応関係である。
次に、クエリロジック写像部16にてソースクエリのクエリロジックの写像を生成する(図10のステップS6)。
ここで、図21はクエリロジック写像部16の動作を示すフローチャートである。図21に示すように、クエリロジック写像部16は、クエリロジックを構成するノードに着目しマッチング候補を生成し(ステップS11)、各マッチング候補に対して構造上の類似度を計算するとともに(ステップS12)、各マッチング候補に対してデータ比較メタノードがあればデータ上の一致度を計算する(ステップS13)。最後に、ステップS12で計算した構造上の類似度とステップS13で計算したデータ上の一致度との加重平均をとり最高のスコアを持つマッチング候補を選択する(ステップS14)。なお、構造上の類似度は、以下の意味を持つものである。
・ 要素は、各対応関係に対する類似度
・ 整合性は、各要素の対応関係の整合性
・ 合計は、要素と整合性のスコアを足したもの
データ上の一致度は、以下の意味を持つものである。
・ 「=」などデータ比較の成功度
また、合計スコアは、これらの加重平均をとるものであり、整合性のウエイトを“4”とする。
ここで、具体例を挙げて説明する。ここでは、図20の左のクエリロジックと右のクエリロジックを比較する。特に左の導出グラフと右のクエリロジックを比較すると、3つのマッチング候補が生成される。図22は、マッチング候補を例示的に示す説明図である。図22は、各マッチング候補(M1、M2、M3、・・・)の構造上の類似度、データ上の一致度、構造上の類似度とデータ上の一致度との合計を示したものである。
マッチング候補M1は、
・ <db()//年/text(), db()//月/text()>
各クエリロジックのfor節での対応
・ <<年>, <月>>
各クエリロジックのreturn節、出力部分での対応
・ <db()//特許/年, db()//特許/年>
左のクエリロジックにはあるが、右のクエリロジックには無いので、そのまま使
う。
となっている。
マッチング候補M2は、
・ <db()//年/text(), db()//月/text()>
各クエリロジックのfor節での対応
・ <<年>, <年>>
左のクエリロジックをそのまま使う。
・ <db()//特許/年, db()//特許/月>
上記の対応関係から、<年,月>が対応しているので、その置き換えで生成する。
となっている。
マッチング候補M3は、
・ <db()//年/text(), db()//月/text()>
各クエリロジックのfor節での対応
・ <<年>, <月>>
上記の対応関係から、<年,月>が対応していることを抽出する。
・ <db()//特許/年, db()//特許/月>
上記の対応関係から、<年,月>が対応しているので、その置き換えで生成する。
となっている。
以上のようなマッチング候補の構造上の類似度、データ上の一致度、構造上の類似度とデータ上の一致度との合計について説明する。
マッチング候補M1は、
・ <db()//年/text(), db()//月/text()>
2/3の要素が対応しているので、0.7(小数点第2位を四捨五入)
・ <<年>, <月>>
全く対応していないので、0
・ <db()//特許/年, db()//特許/年>
2/3の要素が対応しているので、0.7(小数点第2位を四捨五入)
・ <年,月>という対応関係で、2/3の構造が対応しているので、0.7で、ウ
エイトを4とするので、0.7×4
・ Db()//年/text()=db()//月/text()というデータ上の一致度は、
構造化文書DBにアクセスすることで、データ比較の成功度は0なので、0
となり、構造上の類似度、データ上の一致度、構造上の類似度とデータ上の一致度との合計が算出される。結果として、マッチング候補M3が最高のスコア6.4を持つ。したがって、マッチング候補M3を最高のスコアを持つマッチング候補として選択する。
図23のクエリは、マッチング候補M3をクエリロジック変換部18にて変換した結果である。図23に示すクエリは、構造化文書DB21の「マイカテゴリ」と「月」という2つの軸で「特許」を分類集計するという検索要求を表している。「月」は、distinct-valuesを使って、指定された条件に合致するテキスト集合に対してユニークなテキスト集合を生成している。
図24は、図4に示した構造化文書DB21に対して図23のクエリをクエリ実行部14で実行した結果を示したものである。
図25は、図24で結果として生成された構造化文書データをXSL(XML Stylesheet Language)という表示変換ルールを通して出力した様子を示す模式図である。図17に表示されている各構造化文書データとは異なる構造化文書データVが生成されていることがわかる。
なお、本実施の形態においては、複数のマッチング候補から一のマッチング候補を自動的に選択するようにしたが、これに限るものではなく、クエリロジック写像部16は、複数のマッチング候補がある場合には、図26に示すようにユーザに複数のマッチング候補を提示し、ユーザの選択指示を受け付けるようにしても良い。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を図27ないし図30に基づいて説明する。なお、前述した第1の実施の形態または第2の実施の形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
図27は、クエリの一例を示す模式図である。これは、構造化文書DB21の「文書」を一覧にするという検索要求を表している。
図28は、表示された2つのクエリの実行結果に対するユーザ操作例を示す模式図である。図28の左サブ画面のクエリの実行結果Uは、図4に示した構造化文書DB21に対して図27のクエリをクエリ実行部14で実行し、表示変換して出力したものである。図28においては、網掛けで示された領域が、マウスなどの入力部108で選択されていることを示している。より詳細には、右サブ画面の図25(第2の実施の形態参照)のクエリの実行結果Vの「5」、「1」、…、「2」、「2」などのカラムをマウスなどで選択する(グラブする)。これを選択エリアEとする。その後、入力部108であるキーボードのCTLキーなどで押しながら左サブ画面のクエリの実行結果Uの「文書 2005/12 XML」、「文書 2003/1 SGML XML」、…、などのカラムをマウスなどの入力部108で選択する。これを選択エリアFとする。その後、マウスなどの入力部108で選択エリアEを再選択し、マウスボタンを押しながら、選択エリアFへ移動する(ドラッグする)。以上の操作を行なうことで、ソースクエリの実行結果の部分が選択され、さらに操作されていると判断される(図10のステップS4のYes)。
図29は、クエリ生成部15によってステップS4の操作内容からユーザ意図を推定し、生成された新たなクエリを示すものである。これは、構造化文書DB21の「マイカテゴリ」と「月」という2つの軸で「文書」を分類集計するという検索要求を表している。先ほどの「特許」は「文書」に、「カテゴリ」は「keyword」に、「月」は「month」に写像、変換されていることがわかる。
図30は、図28の操作の結果、新たな画面に表示される実行結果である。前述した図28の構造化文書データとは異なる構造化文書データTが生成されていることがわかる。
本発明の第1の実施の形態にかかる構造化文書検索支援装置のモジュール構成図である。 構造化文書検索支援装置の概略構成を示すブロック図である。 構造化文書DBに格納される構造化文書データの一例を示す模式図である。 図3に示した構造化文書データの構造化文書DBでの格納イメージを示す模式図である。 クエリの一例を示す模式図である。 図4に示した構造化文書DBに対して図5のクエリをクエリ実行部で実行した結果を示す模式図である。 図6で結果として生成された構造化文書データをXSLという表示変換ルールを通して出力した様子を示す模式図である。 図5とは別のクエリの一例を示す模式図である。 図4に示した構造化文書DBに対して図8のクエリを実行して表示変換して出力した様子を示す模式図である。 構造化文書検索支援処理の流れを示すフローチャートである。 表示部に表示されているクエリ実行結果の例を示す正面図である。 表示された2つのクエリの実行結果に対するユーザ操作例を示す模式図である。 図12の選択エリアAおよび選択エリアBに対応するクエリロジックを示す模式図である。 クエリロジックの写像を使って図5のクエリを変換した結果のクエリを示す模式図である。 新たな画面に表示される実行結果を示す模式図である。 新たなクエリの生成の流れを簡単に示す模式図である。 クエリDBに登録されている複数のクエリの実行結果を表示部に一覧表示した例を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるクエリの一例を示す模式図である。 表示された2つのクエリの実行結果に対するユーザ操作例を示す模式図である。 図17の選択エリアCおよび選択エリアDに対応するクエリロジックを示す模式図である。 クエリロジック写像部の動作を示すフローチャートである。 マッチング候補を例示的に示す説明図である。 マッチング候補M3をクエリロジック変換部にて変換した結果のクエリを示す模式図である。 図4に示した構造化文書DBに対して図23のクエリをクエリ実行部で実行した結果を示す模式図である。 図24で結果として生成された構造化文書データをXSLという表示変換ルールを通して出力した様子を示す模式図である。 複数のマッチング候補を提示する例を示す模式図である。 本発明の第3の実施の形態にかかるクエリの一例を示す模式図である。 表示された2つのクエリの実行結果に対するユーザ操作例を示す模式図である。 生成された新たなクエリを示す模式図である。 新たな画面に表示される実行結果を示す模式図である。
符号の説明
1 構造化文書検索支援装置
16 クエリロジック写像手段
17 クエリロジック抽出手段
18 クエリ生成手段
21 構造化文書データベース
104 記憶部

Claims (7)

  1. 階層化された論理構造を有している構造化文書を記憶する構造化文書データベースに対する検索処理に用いるクエリの作成を支援する構造化文書検索支援装置において、
    前記クエリを記憶部に記憶するクエリ記憶手段と、
    このクエリ記憶手段により記憶された少なくとも2以上の前記クエリを用いて各検索結果の所定の構造部分をそれぞれ選択して対応付ける対応付け手段と、
    この対応付け手段により対応付けられた2つの前記各検索結果の所定の構造部分に関連する部分グラフをクエリロジックとしてそれぞれ抽出するクエリロジック抽出手段と、
    このクエリロジック抽出手段により抽出された前記各クエリロジック間における最適な対応関係を生成するクエリロジック写像手段と、
    このクエリロジック写像手段により生成された対応関係に基づいて前記対応付け手段で選択した前記検索結果に対応する前記クエリを変換して新たなクエリを生成するクエリ生成手段と、
    を備えることを特徴とする構造化文書検索支援装置。
  2. 前記クエリ生成手段により生成された前記新たなクエリを用いて前記構造化文書データベースに対する検索処理を実行する検索手段と、
    この検索手段により検索結果を提示する結果提示手段と、
    更に備えることを特徴とする請求項1記載の構造化文書検索支援装置。
  3. 前記対応付け手段は、前記結果一覧提示手段により提示されている2つの前記各検索結果の所定の構造部分の内、一方の前記検索結果の所定の構造部分を他方の前記検索結果の所定の構造部分に対してドラッグ&ドロップ操作された場合に、前記各検索結果の所定の構造部分を対応付ける、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の構造化文書検索支援装置。
  4. 前記クエリロジック写像手段による前記各クエリロジック間における評価関数の設定は、前記クエリロジックを構成する構造上の類似度およびデータ上の一致度に関する評価関数である、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の構造化文書検索支援装置。
  5. 前記クエリロジック写像手段は、前記各クエリロジック間における最適な対応関係として複数の候補がある場合には、前記各候補から一の前記候補を選択可能とする、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の構造化文書検索支援装置。
  6. 前記結果一覧提示手段は、前記クエリ記憶手段により記憶された前記クエリから少なくとも2以上の前記クエリを選択する手段と、選択された少なくとも2以上の前記クエリを用いて前記構造化文書データベースに対する検索処理をそれぞれ実行する手段と、選択された少なくとも2以上の前記クエリを用いた検索結果をそれぞれ提示する手段と、を備える、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の構造化文書検索支援装置。
  7. 階層化された論理構造を有している構造化文書を記憶する構造化文書データベースに対する検索処理に用いるクエリの作成支援処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記クエリを記憶部に記憶するクエリ記憶機能と、
    このクエリ記憶機能により記憶された少なくとも2以上の前記クエリを用いて各検索結果の所定の構造部分をそれぞれ選択して対応付ける操作機能と、
    この操作機能により対応付けられた2つの前記各検索結果の所定の構造部分に関連する部分グラフをクエリロジックとしてそれぞれ抽出するクエリロジック抽出機能と、
    このクエリロジック抽出機能により抽出された前記各クエリロジック間における最適な対応関係を生成するクエリロジック写像機能と、
    このクエリロジック写像機能により生成された対応関係に基づいて前記操作機能で選択した前記検索結果に対応する前記クエリを変換して新たなクエリを生成するクエリ生成機能と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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