JP2008083896A - 異常の発生源の特定方法、システム運用方法、基地局制御システム運営方法、および処理システム - Google Patents

異常の発生源の特定方法、システム運用方法、基地局制御システム運営方法、および処理システム Download PDF

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裕一郎 桂
Seiji Nakajima
誠二 中島
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Takashi Kawashima
隆史 川嶋
Yoshio Miura
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Abstract

【課題】運用系と待機系との切換えを従来よりも確実に行う。
【解決手段】ACT系共通処理装置31とACT系配下処理装置41〜44とによって構成される基地局制御装置1に、ACT系共通処理装置31の予備であるSBY系共通処理装置32を用意しておき、ACT系共通処理装置31がACT系配下処理装置41〜44の中から異常が発生している装置を検知した場合に、ACT系共通処理装置31の処理をSBY系共通処理装置32に引き継がせ、SBY系共通処理装置32がACT系配下処理装置41〜44の中から異常が発生している装置を検知し、かつ、その装置とACT系共通処理装置31が検知した装置とが同一である場合に、当該装置が異常の発生源であると特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冗長性を有するシステムにおける異常の発生源の特定方法および当該システムの運用方法などに関する。
携帯電話などの移動通信システムは、主に、コアネットワーク、無線ネットワーク、および無線アクセス部分によって構成される。特に、コアネットワークおよび無線ネットワークを構成する各装置は、障害の発生に備えて冗長化されている。つまり、予備の装置を設けスタンバイさせている。そして、現用の装置に障害が発生した場合または発生しそうになった場合に、その予備の装置に処理を引き継がせる。
現用の装置と予備の装置との切換えの方法として、特許文献1に記載されるような方法が提案されている。係る方法によると、信号処理部の障害発生による呼張替発生時に、待機系の通信制御部において呼張替対象テーブル及び呼切断対象テーブルを設け、呼張替処理中に通信制御部の障害による二重化切替が発生した場合に呼張替処理を継続させて情報を一致させる処理を行う。また通信処理部の異常発生による二重化切替処理中に信号処理部の障害発生が発生した場合に新運用系の通信制御部において呼張替対象テーブル及び呼切断対象テーブルを設け、呼張替処理を継続させて情報を一致させる処理を行う。
特開2001−177446号公報
図6は従来の系統の切換えの遷移の例を示す図である。図6において、点線で表わす装置はスタンバイ(待機)の状態であることを意味する。1点鎖線で表わす装置は基地局制御装置1から切り離されており、スタンバイの状態でもないことを、意味する。
ところで、移動通信システムの中の基地局制御装置を構成する共通処理装置および配下処理装置も、図6(a)に示すように、冗長な構成をとっている。そして、現用の共通処理装置のバッファが枯渇しそうになると、図6(b)に示すように、現用の共通処理装置が行っている処理を予備の共通処理装置に引き継がせ、現用の共通処理装置の切離し(ALM)を行う。これにより、バッファの枯渇を事前に回避することができる。
しかし、現用の共通処理装置のバッファが枯渇しそうになる原因は、現用の共通処理装置以外で発生しているかもしれない。例えば、現用の共通処理装置と連携している配下処理装置において大量のメッセージを送出する異常が発生しているために、現用の共通処理装置のバッファが枯渇しそうになったのかもしれない。そうすると、予備の共通処理装置に処理を引き継がせても、図6(c)に示すように、今度は、予備の共通処理装置のバッファが枯渇し、RNC全体がダウンしてしまうおそれがある。
したがって、システムの信頼性を高めるためには、単にシステムに冗長性を持たせるだけでなく、どの現用の装置を予備の装置に切り換えるべきであるかを確実に判断することが必要である。
本発明は、このような問題点に鑑み、冗長性を有するシステムにおいて運用系と待機系との切換えを従来よりも確実に行えるようにすることを、目的とする。
本発明に係る異常の発生源の特定方法は、第一の装置と前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置とによって構成されるシステムにおける異常の発生源の特定方法であって、前記第一の装置の予備である第一の予備装置を用意しておき、異常が発生している前記第二の装置が前記第一の装置によって検知された場合に、前記第一の装置の処理を前記第一の予備装置に引き継がせ、異常が発生していると前記第一の装置によって検知された前記第二の装置が前記第一の予備装置によっても検知された場合に、当該第二の装置が異常の発生源であると特定する。
本発明に係るシステム運用方法は、第一の装置と前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置とによって構成されるシステムを運用するシステム運用方法であって、前記第一の装置の予備である第一の予備装置と前記第二の装置の予備である第二の予備装置とを用意しておき、異常が発生している前記第二の装置が前記第一の装置によって検知された場合に、前記第一の装置の処理を前記第一の予備装置に引き継がせ、異常が発生している前記第二の装置が前記第一の予備装置によって検知された場合に、当該第二の装置の処理を前記第二の予備装置に引き継がせる。
好ましくは、前記第一の装置によって検知された前記第二の装置と前記第一の予備装置によって検知された前記第二の装置とが同一である場合に、前記第一の予備装置の処理を前記第一の装置に引き継がせる。
請求項1の発明によると、異常の発生源を従来よりも確実に特定することができる。よって、運用系と待機系との切換えを従来よりも確実に行うことができる。
請求項2〜4の発明によると、現用の装置(第一の装置または共通処理装置)および予備の装置(第一の予備装置または予備共通処理装置)の両方が下位の装置(第二の装置または配下処理装置)での異常を検知した場合に、当該下位の装置の処理を予備の装置(第二の予備装置または予備配下処理装置)に引き継がせる。よって、運用系と待機系との切換えを従来よりも確実に行うことができる。
図1は基地局制御装置1のハードウェア構成の例を示す図である。
本発明に係る基地局制御装置1は、携帯電話システムなどの移動通信システムにおけるRNC(Radio Network Controller)である。無線網制御装置または無線ネットワーク制御局などと呼ばれることもある。
図1に示すように、基地局制御装置1は、上位装置2、共通処理装置3、および配下処理装置4などによって構成される。各装置には、ユニークな識別番号が付されている。
上位装置2は、基地局制御装置1よりも上位側にあるコアネットワークの各装置(MSC(Mobile Switching Center)またはMPE(Multimedia Processing Equipment)など)からの信号を受信し、共通処理装置3からの信号をこれらの装置に送信し、または共通処理装置3を制御する。
基地局制御装置1には、上位装置2として、通常使用されるACT系上位装置21と、ACT系上位装置21に故障またはリソースの枯渇などの不具合が発生した場合または不具合が発生しそうな場合に使用されるSBY系上位装置22とが、設けられている。
配下処理装置4は、基地局(BTS(Base Transceiver Station))からの信号を受信し、基地局に信号を発信し、または共通処理装置3からの指令に基づいて携帯電話端末の移動などに伴う2つの基地局間でのハンドオーバの制御を行う。図1の例の基地局制御装置1には、5台の配下処理装置4が設けられており、通常は、そのうちの4台が使用される。以下、これら4台の配下処理装置4をそれぞれ「ACT系配下処理装置41」、「ACT系配下処理装置42」、「ACT系配下処理装置43」、および「ACT系配下処理装置44」と区別して記載することがある。残りの1台の配下処理装置4は、ACT系配下処理装置41〜44のうちのいずれかに不具合が発生した場合または不具合が発生しそうな場合に使用される。以下、この残りの1台の配下処理装置4を「SBY系配下処理装置45」と記載することがある。
共通処理装置3は、各配下処理装置4を一元的に管理する。例えば、無線の状態、各セルのエリアの状況、携帯電話端末の位置などに基づいて、ハンドオーバなどの処理を実行するように各配下処理装置4に対して指令を与える。また、共通処理装置3は、各配下処理装置4からのメッセージなどのデータを一時的に格納するバッファBRを有している。
基地局制御装置1には、共通処理装置3として、通常使用されるACT系共通処理装置31と、ACT系共通処理装置31に故障またはリソースの枯渇などの不具合が発生した場合または不具合が発生しそうな場合に使用されるSBY系共通処理装置32とが、設けられている。
上位装置2、共通処理装置3、および配下処理装置4として、FPGA(Field Programmable Gate Array)のカードが用いられる。
図2は系統の切換えの処理のために共通処理装置3に設けられた機能の例を示す図、図3は異常検出処理の流れの例を説明するフローチャートである。
以下、共通処理装置3および配下処理装置4のACT系(現用系)とSBY系(予備系)との切換について説明する。
共通処理装置3には、上に説明したハンドオーバなどの処理を行うためのハードウェアおよびソフトウェアのほか、図2に示すようなバッファ監視部301、配下処理装置異常検知部302、異常配下処理装置通知部303、配下処理装置切換部304、および共通処理装置切換部305などが設けられている。
バッファ監視部301は、共通処理装置3自身のバッファBRに現在蓄積されているデータの量を、その送出元である配下処理装置4ごとにカウントし監視する。また、共通処理装置3自身のバッファBRに蓄積されている全データの量をも監視する。
配下処理装置異常検知部302は、バッファ監視部301による監視の結果に基づいて、図3に示すような方法で、異常が発生している配下処理装置4を検知する。
配下処理装置異常検知部302は、バッファBRに蓄積されているデータの量が一次閾値α1を超えている場合は(#101でYes)、バッファBRに蓄積されているメッセージの量を、その送出元である配下処理装置4ごとにカウントする処理を開始するように、バッファ監視部301に要求する(#102)。なお、メッセージの量のカウントは、その個数を数えることによって行ってもよいし、そのサイズの合計を算出することによって行ってもよい。
その後、バッファBRに蓄積されているデータの量が解除閾値β以下に落ち着いたら(#103でYes)、カウントを終了するとともに、運用の系統を切り換える必要があるほどの異常は発生していないと判別する(#104)。
一方、バッファBRに蓄積されているデータの量が解除閾値β以下に落ち着くことなく、さらに二次閾値α2を越えた場合は(#103でNo、#105でYes)、各配下処理装置4についてのカウントの結果に基づいて、どの配下処理装置4からのメッセージの量が最も多くバッファBRに蓄積されているかを判別し、判別した配下処理装置4を、大量のメッセージを送出する異常が発生しているカード(装置)として選出する(#106)。ただし、「二次閾値α2>一次閾値α1」かつ「二次閾値α2>解除閾値β」である。以下、異常が検出された配下処理装置4を「異常配下処理装置4’」と記載することがある。
バッファBRに蓄積されているデータの量が一次閾値α1以下である場合は(#101でNo)、大量のメッセージを送出する以外の異常が発生していると判別する(#102)。
図2に戻って、異常配下処理装置通知部303は、配下処理装置異常検知部302によって検知された異常配下処理装置4’の識別番号を他方の共通処理装置3に通知する。
配下処理装置切換部304は、配下処理装置異常検知部302によって検知された異常配下処理装置4’を、スタンバイ中のSBY系配下処理装置45に切り換えるための処理を行う。具体的には、異常配下処理装置4’の動作を停止させることによって異常配下処理装置4’を基地局制御装置1から切り離す。それとともに、SBY系配下処理装置45をアクティブにして、異常配下処理装置4’が行っていた処理をSBY系配下処理装置45に引き継がせる。
共通処理装置切換部305は、その共通処理装置3自身を他方の共通処理装置3に切り換えるための処理を行う。
例えば、ACT系共通処理装置31の共通処理装置切換部305は、ACT系共通処理装置31の処理を引き継ぐようにSBY系共通処理装置32に対して依頼した後、ACT系共通処理装置31自身の動作を停止する。バッファBRに蓄積されているメッセージは、動作を停止するまでに処理してしまう。一方、SBY系共通処理装置32の共通処理装置切換部305は、ACT系共通処理装置31からの依頼を受け付けると、SBY系共通処理装置32全体の動作を開始し、ACT系共通処理装置31からの処理を引き継ぐ。
または、SBY系共通処理装置32がアクティブである状態からACT系共通処理装置31を再び組み込む(復帰させる)場合は、両共通処理装置3の共通処理装置切換部305は、それぞれ、立場を入れ換えて上記の処理を行う。
また、共通処理装置切換部305は、切換えを行った旨の警告(ALM)を上位装置2および各配下処理装置4に通知する。
図4は基地局制御装置1の系統の切換えの遷移の例を示す図、図5は基地局制御装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、ACT系配下処理装置43においてメッセージを大量に送出する異常が発生した場合を例に、運用の系統の切換えの手順を、図4の遷移図および図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図4において、点線で表わす装置はスタンバイ(待機)の状態であることを意味する。1点鎖線で表わす装置は基地局制御装置1から切り離されており、スタンバイの状態でもないことを、意味する。
現在、図4(a)に示すように、ACT系上位装置21、ACT系共通処理装置31、およびACT系配下処理装置41〜44がアクティブであり、SBY系上位装置22、SBY系共通処理装置32、およびSBY系配下処理装置45がスタンバイ(待機)している。
ACT系共通処理装置31は、大量メッセージの送出の異常の発生の疑いを検知すると(図5の#1)、異常検出処理を実行する(#2)。つまり、ACT系配下処理装置41〜44のうちのいずれが大量にメッセージを送出しているのか、またはそれ以外の異常が発生しているのかを、検出する。異常検出処理の手順は、前に図3で説明した通りである。
大量のメッセージを送出する配下処理装置4を検出した場合は(#3でYes)、種々の状況に応じて、適宜、ステップ#4〜#9の処理を行う。以下、図4(a)に示すようにACT系配下処理装置43が検出された場合について説明する。
上述の通り、SBY系共通処理装置32が現在スタンバイしているので(#4でYes)、ACT系共通処理装置31は、図4(b)のように、ステップ#4で検出した配下処理装置4(つまり、ACT系配下処理装置43)の識別番号をSBY系共通処理装置32に通知する(#5)。そして、ACT系共通処理装置31自身の処理をSBY系共通処理装置32に引き継がせる(#6)。
このように、異常を事前に検知し共通処理装置3の系統を切り換えることによって、バッファBRの枯渇によるシステムの不具合の発生を事前に防止することができる。
その後、SBY系共通処理装置32がACT系共通処理装置31の処理を代替する。SBY系共通処理装置32も、図5のフローチャートの流れに従って異常の発生に対処する。
すなわち、SBY系共通処理装置32は、大量メッセージの送出の異常の発生の疑いを検知すると(#1)、異常検出処理を実行する(#2)。
大量のメッセージを送出する配下処理装置4を検出した場合は(#3でYes)、種々の状況に応じて、適宜、ステップ#4〜#9の処理を行う。ここでは、スタンバイしている他の共通処理装置3が存在しないので(#4でNo)、ステップ#7〜#9の処理を行う。すなわち、まず、検出した配下処理装置4を切り離し、SBY系配下処理装置45に切り換える(#7)。例えば、ACT系配下処理装置43を検出した場合は、図4(c)に示すように、ACT系配下処理装置43を切り離し、SBY系配下処理装置45に切り換える。これにより、ACT系配下処理装置43が実行していた処理がSBY系配下処理装置45に引き継がれる。なお、ACT系配下処理装置43は、その後、基地局制御装置1から取り外され、不具合を解消するための保守などが施される。
前にACT系共通処理装置31から通知された識別番号に係る配下処理装置4(つまり、ACT系共通処理装置31が検出した配下処理装置4)とステップ#2でSBY系共通処理装置32自身が検出した配下処理装置4とを比較し、両者が一致する場合は(#8でYes)、異常の発生の原因がその配下処理装置4にあったものと、より確実に判断できる。つまり、ACT系共通処理装置31は正常であると、より確実に判断できる。そこで、SBY系共通処理装置32は、図4(c)に示すように、ACT系共通処理装置31を再び基地局制御装置1に組み込み、SBY系共通処理装置32が行っていた処理をACT系共通処理装置31に引き継がせる(#9)。もちろん、SBY系共通処理装置32にも異常の原因は存在しないと判断できるので、その後、SBY系共通処理装置32は、スタンバイの状態に戻る。
なお、ACT系共通処理装置31およびSBY系共通処理装置32は、ステップ#2において大量メッセージの送出以外の異常を検出した場合は(#3でNo、#10でYes)、従来通り、その異常に対処するための処理を行う(#11)。
本実施形態によると、ACT系上位装置21およびSBY系上位装置22のそれぞれが、異常が発生している配下処理装置4を検知する。そして、両者が検知した配下処理装置4が一致した場合に、その配下処理装置4において異常が発生していると特定する。よって、従来よりも確実に異常の発生源を特定することができる。また、その特定の結果に応じてSBY系共通処理装置32からACT系共通処理装置31への切換え(復帰、再組込)を行うので、基地局制御装置1の全体の信頼性を従来よりも高めることができる。
また、本実施形態によると、バッファBRが枯渇する前に運用の系統の切換えを開始する。よって、システムダウンを未然に防ぐことができ、保守面においても優れたサービスを提供することができる。
本実施形態では、図3で説明したように系統の切換えの処理を共通処理装置3が実行したが、図3に示す一部または全部の機能を実現する回路、CPU、またはソフトウェアを共通処理装置3とは別に用意し、系統の切換えの処理を当該回路またはCPUが実行するように構成してもよい。
本実施形態では、図5に示したように、SBY系共通処理装置32が異常を検出した配下処理装置4を、無条件にSBY系配下処理装置45に切り換えたが、その配下処理装置4とACT系共通処理装置31が異常を検出した配下処理装置4とが一致した場合にのみ、切換えを行うように構成してもよい。
図5のフローチャートに示す一連の処理は、ソフトウェアによって実現するように構成してもよい。
その他、基地局制御装置1、共通処理装置3の全体または各部の構成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
上に述べた実施例には、以下に述べるような付記も開示されている。
(付記1)
第一の装置と前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置とによって構成されるシステムにおける異常の発生源の特定方法であって、
前記第一の装置の予備である第一の予備装置を用意しておき、
異常が発生している前記第二の装置が前記第一の装置によって検知された場合に、前記第一の装置の処理を前記第一の予備装置に引き継がせ、
異常が発生していると前記第一の装置によって検知された前記第二の装置が前記第一の予備装置によっても検知された場合に、当該第二の装置が異常の発生源であると特定する、
ことを特徴とする異常の発生源の特定方法。
(付記2)
第一の装置と前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置とによって構成されるシステムを運用するシステム運用方法であって、
前記第一の装置の予備である第一の予備装置と前記第二の装置の予備である第二の予備装置とを用意しておき、
異常が発生している前記第二の装置が前記第一の装置によって検知された場合に、前記第一の装置の処理を前記第一の予備装置に引き継がせ、
異常が発生している前記第二の装置が前記第一の予備装置によって検知された場合に、当該第二の装置の処理を前記第二の予備装置に引き継がせる、
ことを特徴とするシステム運用方法。
(付記3)
前記第一の装置によって検知された前記第二の装置と前記第一の予備装置によって検知された前記第二の装置とが同一である場合に、前記第一の予備装置の処理を前記第一の装置に引き継がせる、
付記2記載のシステム運用方法。
(付記4)
前記第一の予備装置によって検知された前記第二の装置の処理は、当該第二の装置と前記第一の装置によって検知された前記第二の装置とが同一である場合に、前記第二の予備装置に引き継がせる、
付記2または付記3記載のシステム運用方法。
(付記5)
前記第一の装置および前記第一の予備装置は、バッファに蓄積されているデータの量をその送出元である前記第二の装置ごとにチェックし、所定の量を超えるデータの送出元である前記第二の装置において異常が発生していると検知する、
付記2ないし付記4のいずれかに記載のシステム運用方法。
(付記6)
配下にある基地局を制御する複数台の配下処理装置と前記各配下処理装置を一元的に管理する共通処理装置とによって構成される基地局制御システムを運営する基地局制御システム運営方法であって、
前記共通処理装置の予備である予備共通処理装置と前記配下制御装置の予備である予備配下処理装置とを用意しておき、
異常が発生している前記配下制御装置が前記共通処理装置によって検知された場合に、前記共通処理装置の処理を前記予備共通処理装置に引き継がせ、
異常が発生している前記配下制御装置が前記予備共通処理装置によって検知された場合に、当該配下制御装置の処理を前記予備配下処理装置に引き継がせる、
ことを特徴とする基地局制御システム運営方法。
(付記7)
前記共通処理装置によって検知された前記配下処理装置と前記予備共通処理装置によって検知された前記配下処理装置とが同一である場合に、前記予備共通処理装置の処理を前記共通処理装置に引き継がせる、
付記6記載の基地局制御システム運営方法。
(付記8)
第一の装置と、
前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置と、
前記第一の装置の予備である第一の予備装置と、
前記第二の装置の予備である第二の予備装置と、によって構成され、
異常が発生している前記第二の装置を前記第一の装置が検知した場合に、前記第一の予備装置は、前記第一の装置の処理を引き継ぎ、
異常が発生している前記第二の装置を前記第一の予備装置が検知した場合に、前記第二の予備装置は、当該第二の装置の処理を引き継ぐ、
ことを特徴とする処理システム。
(付記9)
前記第一の装置が検知した前記第二の装置と前記第一の予備装置が検知した前記第二の装置とが同一である場合に、前記第一の装置は、前記第一の予備装置の処理を引き継ぐ、
付記8記載の処理システム。
(付記10)
配下にある基地局を制御する複数台の配下処理装置と、
前記各配下処理装置を一元的に管理する共通処理装置と、
前記共通処理装置の予備である予備共通処理装置と、
前記配下制御装置の予備である予備配下処理装置と、によって構成され、
異常が発生している前記配下制御装置を前記共通処理装置が検知した場合に、前記予備共通処理装置は、前記共通処理装置の処理を引き継ぎ、
異常が発生している前記配下制御装置を前記予備共通処理装置が検知した場合に、前記予備配下処理装置は、当該配下制御装置の処理を引き継ぐ、
ことを特徴とする基地局制御システム。
(付記11)
前記共通処理装置が検知した前記配下処理装置と前記予備共通処理装置が検知した前記配下処理装置とが同一である場合に、前記共通処理装置は、前記予備共通処理装置の処理を引き継ぐ、
付記10記載の基地局制御システム。
基地局制御装置のハードウェア構成の例を示す図である。 系統の切換えの処理のために共通処理装置に設けられた機能の例を示す図である。 異常検出処理の流れの例を説明するフローチャートである。 基地局制御装置の系統の切換えの遷移の例を示す図である。 基地局制御装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 従来の系統の切換えの遷移の例を示す図である。
符号の説明
1 基地局制御装置(システム、基地局制御システム、処理システム)
31 ACT系共通処理装置(第一の装置、共通処理装置)
32 SBY系共通処理装置(第一の予備装置、予備共通処理装置)
41〜44 ACT系配下処理装置(第二の装置、配下処理装置)
45 SBY系配下処理装置(第二の予備装置、予備配下処理装置)

Claims (5)

  1. 第一の装置と前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置とによって構成されるシステムにおける異常の発生源の特定方法であって、
    前記第一の装置の予備である第一の予備装置を用意しておき、
    異常が発生している前記第二の装置が前記第一の装置によって検知された場合に、前記第一の装置の処理を前記第一の予備装置に引き継がせ、
    異常が発生していると前記第一の装置によって検知された前記第二の装置が前記第一の予備装置によっても検知された場合に、当該第二の装置が異常の発生源であると特定する、
    ことを特徴とする異常の発生源の特定方法。
  2. 第一の装置と前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置とによって構成されるシステムを運用するシステム運用方法であって、
    前記第一の装置の予備である第一の予備装置と前記第二の装置の予備である第二の予備装置とを用意しておき、
    異常が発生している前記第二の装置が前記第一の装置によって検知された場合に、前記第一の装置の処理を前記第一の予備装置に引き継がせ、
    異常が発生している前記第二の装置が前記第一の予備装置によって検知された場合に、当該第二の装置の処理を前記第二の予備装置に引き継がせる、
    ことを特徴とするシステム運用方法。
  3. 前記第一の装置によって検知された前記第二の装置と前記第一の予備装置によって検知された前記第二の装置とが同一である場合に、前記第一の予備装置の処理を前記第一の装置に引き継がせる、
    請求項2記載のシステム運用方法。
  4. 配下にある基地局を制御する複数台の配下処理装置と前記各配下処理装置を一元的に管理する共通処理装置とによって構成される基地局制御システムを運営する基地局制御システム運営方法であって、
    前記共通処理装置の予備である予備共通処理装置と前記配下制御装置の予備である予備配下処理装置とを用意しておき、
    異常が発生している前記配下制御装置が前記共通処理装置によって検知された場合に、前記共通処理装置の処理を前記予備共通処理装置に引き継がせ、
    異常が発生している前記配下制御装置が前記予備共通処理装置によって検知された場合に、当該配下制御装置の処理を前記予備配下処理装置に引き継がせる、
    ことを特徴とする基地局制御システム運営方法。
  5. 第一の装置と、
    前記第一の装置にデータを送出する複数台の第二の装置と、
    前記第一の装置の予備である第一の予備装置と、
    前記第二の装置の予備である第二の予備装置と、によって構成され、
    異常が発生している前記第二の装置を前記第一の装置が検知した場合に、前記第一の予備装置は、前記第一の装置の処理を引き継ぎ、
    異常が発生している前記第二の装置を前記第一の予備装置が検知した場合に、前記第二の予備装置は、当該第二の装置の処理を引き継ぐ、
    ことを特徴とする処理システム。
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