JP2008083794A - シーケンス回路図の作成方法、シーケンス回路図作成用cadシステムおよびそのプログラム - Google Patents

シーケンス回路図の作成方法、シーケンス回路図作成用cadシステムおよびそのプログラム Download PDF

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Kazuaki Suzuki
木 一 章 鈴
Kiyoshige Isoda
田 清 成 磯
Akira Sagara
良 公 相
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Abstract

【課題】配線順、線種を特定できるシーケンス回路図を作成する方法を提供すること。
【解決手段】作画機能31を有するコンピュータの画面に対象装置における個々の器具1を配置し、回路機能に関する情報に基づき前記個々の器具を接続することによりシーケンス回路図を作成する方法において、前記対象装置における個々の器具を表す情報および回路機能を表す情報を収集し、前記個々の器具を回路の機能を表現できる前記画面上の所定位置に表記し、前記個々の器具を接続する配線を実体上の接続順に表記し、前記配線に線番、線種を表記することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、監視装置などにおけるシーケンス回路図の作成方法に係わり、とくに電線加工、器具および電線取付けに必要な一連の情報を抽出し得るシーケンス図の作成方法に関する。
制御装置、監視装置は、シーケンス回路により動作するものであり、その設計にはシーケンス回路図を作成することになる。この場合、回路の設計には、回路要素間の接続関係のみを示したシーケンス回路だけでは、実体配線を行う上で何処にどのような線種の配線を行うかが不明である。そこで、従来、シーケンス回路図とは別に裏面配線図を作成している。
したがって、制御装置等を設計するには、シーケンス回路図および裏面配線図を作成している。まず、従来のシーケンス回路図を作成するには、次のような情報と手順とによっている。
シーケンス回路図
(作成に必要な情報)
・回路機能情報
・器具情報(器具仕様、型式、端子番号)
・線種情報(電線色、電線太さ、相色別)
(作成手順)
・回路機能情報から、回路機能を階層構造に分類し機能ブロックを作成する。
・機能ブロックを、機能ブロック間の情報連携の強い順に並べる。
・一般的に1頁の図面サイズに回路が収まらないため、複数頁の各々に機能ブロックを割り振る。
・機能ブロックを回路に落す。その方法は、回路機能を表現し易い位置、一般的には情報の流れる順に器具を配置し、器具間を配線する。その際、実体上の器具の大きさ、位置、および器具間の配線順は考慮に入れない。
・配置した器具に、器具情報(器具番号、端子番号、器具型式)を付ける。器具番号は、全シーケンス回路図で唯一となる番号とする。
・シーケンス回路図の配線に対し実体上の配線を特定するために、同一電位の配線のどこか1箇所に1つの線番を付ける。線番は、全図面の中で唯一の番号とする。
・回路機能情報から配線に線種情報(電線色、電線太さ、相色別)を付ける。
(作成された図)
上記情報および作成手順により、図10および図11に示すシーケンス回路図が作成されている。
<問題点>
シーケンス回路図の配線は、実体上の配線順が不明である。また、同一電位の配線でも配線が枝分かれしていくにしたがって電流が少なくなるので、細い線の線種に変える場合が多々ある。
しかし、配線順が不明のため、シーケンス回路図には線種を表記できない。そこで、裏面接続図を作成し、電線加工、器具、電線取付け作業のための情報を、裏面接続図から作成している。
裏面回路図
次に、従来の裏面接続図を作成するには、次のような情報と手順とによっている。
(作成に必要な情報)
・回路機能情報
・シーケンス回路図(器具番号、器具端子番号、器具型式、配線情報、線番)
・器具情報(器具型式、器具端子番号、器具形状)
・線種情報(電線色、電線太さ、相色別)
・対象装置の筐体構造図(筐体構造)
(作成手順)
・シーケンス回路図から器具リストを作成する。
・器具リストから個々の器具の器具情報を求め、筐体構造図の中に器具を配置していく。
・器具位置は、回路機能情報の操作・表示位置、筐体の構造、器具の大きさ、配線の近い順など多くの要因を考慮しながら決定する。
・器具リストのそれぞれの器具に、実体的な並び順に器具位置記号を付与する。
・付与した器具位置記号に基づき、かつ近い順に器具情報を図面に配置(記載)する。
・シーケンス回路図から配線情報(接続すべき器具番号、端子番号、線番)を読み取り、接続順を決める。接続順の決定基準は一般的に物理的に近い順であるが、回路機能情報から最初または最後に接続する必要がある器具がある。
・接続順にしたがい、図面の端子番号の隣に、線番号、接続先の器具位置記号を記載する。
・必要に応じて、回路機能情報および線種情報から器具位置記号の隣に線種記号を記載する。
(作成された図)
上述の作成に必要な情報、作成手順により図12に示す裏面接続図が作成されている。
付帯作業
そして、電線加工、器具、電線取付け作業を行うには、次の情報により作業用一覧表を作成している。
<作成方法>
(作成に必要な情報)
・裏面接続図(器具番号、器具位置記号、器具型式、線番号、線種、接続元器具番号、接続元器具位置記号、接続元器具端子番号、接続先器具位置記号)
(作成手順)
・裏面接続図から器具一覧表(器具番号、器具位置記号、器具型式)、配線一覧表(線番号、線種、接続元器具番号、接続元器具位置記号、接続元器具端子番号、接続先器具位置記号)を作成している。
特開2004-287739号公報 特公平4-42707号公報 日本電機工業会規格JEM1404展開接続図の様式(11頁、図10)
上述したシーケンス回路図の作成方法においては、器具間の配線順、線種を特定できないため、別途実体配線を表す裏面接続図を作成するのに工数がかかり、かつ設計期間が長くなる問題点がある。
また、このようにシーケンス回路図と裏面接続図との2種類の図面があると、図面間の整合性を確認する作業が発生し、偶には不一致図面が出図されてしまうという品質上の問題点がある。
そして、シーケンス回路図と裏面接続図との2種類の図面を出図されると、製造、試験、現地調整、現地改造作業では複数の図面を見て作業を行う必要があるため、能率が低下して作業ミスを発生する問題点がある。
本発明は上述の点を考慮してなされたものであり、配線順、線種を特定できるシーケンス回路図を作成する方法を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明では、
作画機能を有するコンピュータの画面に対象装置における個々の器具を配置し、回路機能に関する情報に基づき前記個々の器具を接続することによりシーケンス回路図を作成する方法において、
前記対象装置における個々の器具を表す情報および回路機能を表す情報を収集し、
前記個々の器具を回路の機能を表現できる前記画面上の所定位置に表記し、
前記個々の器具を接続する配線を実体上の接続順に表記し、
前記配線に線番、線種を表記する
ことを特徴とする。
本発明は上述のように、作画機能のあるコンピュータに、筐体構造を基にして器具を配置し、接続順に応じた配線を決めてシーケンス回路図を作成するようにしたため、実体的な配線を行うことができる。このため、従来、必要とされていた裏面配線図を作成しなくても配線情報を提供できるので、作業員の作業効率を向上させ作業ミスを防止することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例1における作図方法を示す説明図である。この実施例1では、第1の工程として、回路機能情報、器具情報(器具仕様、型式、端子番号、器具形状)、線種情報(電線色、電線太さ、相色別)、および対象装置の筐体構造図を収集する。
第2の工程として、回路機能情報から、回路機能を階層構造に分類し機能ブロックを作成する。
第3の工程として、機能ブロックを機能ブロック間の情報連携の強い順に並べる。
第4の工程として、一般的に1頁の図面サイズに回路が収まらないため、複数頁の各々に機能ブロックを割り振る。
第5の工程として、機能ブロックを回路に落す。その方法は、回路機能を表現し易い位置、一般的には情報の流れる順に器具1を配置し、器具間を配線する。その際、実体上の器具の大きさ、位置および器具間の配線順は考慮に入れない。
第6の工程として、配置した器具1に、器具情報(器具番号11、端子番号2、器具型式)を付ける。器具番号11は、全シーケンス回路図で唯一となる番号とする。
第7の工程として、シーケンス回路図から器具リストを作成する。
第8の工程として、器具リストと個々の器具の器具情報とから、筐体構造図の中に器具を配置していく。器具位置は、回路機能情報の操作表示位置、筐体の構造、器具の大きさ、配線の近い順など多くの要因を考慮しながら決定する。
第9の工程として、シーケンス回路図の配線における接続順を決める。電流の大元の幹配線3から、実体上の接続順にしたがって順次器具の端子を結ぶ枝配線4の順とする。接続順の決定基準は一般的に物理的に近い順であるが、回路機能情報から最初または最後に接続する必要がある器具がある。
第10の工程として、接続順にしたがい、シーケンス回路図の配線3,4を渡りが判るように繋ぎ換える。接続順は、シーケンス回路図の器具1の位置順とは限らないので一方向に流れるとは限らず、図2に示すようにジグザグの表示になる。
第11の工程として、シーケンス回路図の配線3に対し実体上の配線を特定するために、同一電位の配線に線番8を付ける。線番は、全図面の中で唯一の番号とする。
第12の工程として、回路機能情報から配線に線種情報[電線色、電線太さ、相色別:線番8の( )内記号]を付ける。
このような工程によってシーケンス回路図を作成することにより、シーケンス回路図のみで配線の実体上の接続内容を把握することができる。したがって、従来、別途作成していた実体表現の裏面接続図を作成することなく、このシーケンス回路図から、容易に電線加工、器具、電線取付けに必要な配線情報を収集することが可能となる。
図2は、本発明の実施例2における作図方法を示す説明図である。この実施例2は、実施例1における「配線を実体上の接続順に表記する方法」を具体化したものである。図2の、器具1の配置は実施例1と同じである。
実施例1においては、第10の工程で、配置された器具間を第9の工程で得られた接続順情報に基づき、それぞれの器具端子間を接続して配線している。これに対し、実施例2では、配線の際、器具端子の接続部についての表記方法を次のようにする。
第10の工程として、接続順にしたがい、シーケンス回路図の配線3,4を渡りが判るように繋ぎ換える。通常の器具は1端子に2本までしか接続できない点を考慮して、器具端子2への接続はV字状、あるいはレ字状に表示する器具接続配線5を表記情報として準備し、この器具接続配線5を用いて配線したものである。接続順は、シーケンス回路図の器具1の位置順とは限らないので、一方向に流れるとは限らず、図2にあるようにジグザグの表示になる。
このような方法で記述されたシーケンス回路図では、配線の実体上の器具端子への接続形態を表現することができる。
この実施例2によれば、器具端子に対する接続本数と、配線をどの器具のどの端子と他のどの器具のどの端子に接続すべきかが容易に判る。
図3は、本発明の実施例3の作図方法を示す説明図である。この実施例3は、実施例1における「配線を実体上の接続順に表記する方法」を具体化した他の実施例であり、図3の、器具1の配置は実施例1と同じである。
実施例1においては、第10の工程で、配置された器具間を第9の工程で得られた接続順情報に基づき、それぞれの器具端子間を接続して配線している。これに対し、実施例3では、配線の際、器具端子の接続部について次のようにする。
第10の工程として、接続順にしたがい、シーケンス回路図の配線3,4を渡りが判るように繋ぎ換える。まず配線母線3,4を電流の大元の幹配線3から枝配線4と、実体上の接続順にしたがって順次器具の端子近傍に直線で表記する。その配線母線3,4から接続順に器具端子まで、1本のT字器具接続配線6で接続する。配線母線3,4とT字器具接続配線6との交点には、接続点7を意味する黒い点を表記する。
このような方法で記述されたシーケンス回路図では、実施例2と同様、配線の実体上の器具端子への接続形態を表現することができる。
実施例3によれば、実施例2と比べ、器具端子への接続本数、配線をどの器具のどの端子と他のどの器具のどの端子に接続すべきかの判断の容易性が幾分低下するが、シーケンス図の作画線分数が減る。このため、作画が容易になる。
図4は、本発明の実施例4の作図方法を示す説明図である。この実施例4は、実施例1の「配線を実体上の接続順に表記する方法」を具体化した他の実施例である。図4の、器具1の配置は実施例1と同じである。
実施例1においては、第10の工程で、配置された器具間を第9の工程で得られた接続順情報に基づき、それぞれの器具端子間を接続して配線している。これに対し、実施例4では、配線の際、器具端子の接続部について次のようにする。
第10の工程として、接続順にしたがい、シーケンス回路図の配線3,4を渡りが判るように繋ぎ換える。配線母線3,4は、電流の大元の幹配線3から実体上の接続順にしたがって順次器具の端子近傍を結ぶ枝配線4のように表示する。器具端子2への接続は、配線母線3,4から小さなV字状、あるいはレ字状に器具接続配線5を表記し、交点7に黒丸を表記し、交点7から器具接続配線10により接続する。
このような方法で記述されたシーケンス回路図では、実施例2と同様、配線の実体上の器具端子への接続形態を表現することができる。
この実施例4によれば、実施例2,3と比べてシーケンス回路図の作画線分数が増えるので作画に工数がかかるようになるが、器具端子に対する接続本数と、配線をどの器具のどの端子と他のどの器具のどの端子に接続すべきかが容易に判る。また、実施例1に対し器具端子への接続本数が1本と減るので、配線が見易くなる。
図5は、本発明の実施例5の作図方法を示す説明図である。この実施例5は、実施例1の「配線に線番、線種を表記する方法」を具体化した実施例である。図5の、器具1の配置は実施例1と同じである。図5の配線3,4,5の表記方法は、代表として実施例2と同じになっているが、実施例3,4と同じでもよい。
実施例1においては、第11の工程で、同一電位の配線に全図面の中で唯一の線番を付け、第12の工程で回路機能情報から配線に線種情報(電線色、電線太さ、相色別)を付けている。これに対し、実施例5では次のようにする。
第11の工程として、シーケンス回路図の配線3に対し実体上の配線を特定するために、同一電位の配線全てに線番8を付ける。線番は、全図面の中で唯一の番号とする。例えば、図5の8,9の「P13」が線番である。従来は、図9に示すように、線番8は同電位配線のどこか1箇所にしか表記しないが、この図5では全ての配線3,4に線番8,9を表記している。
第12の工程として、回路機能情報から全ての配線に線種情報[電線色、電線太さ、相色別:線番8の( )内記号]を付ける。例えば、線番8の「(A1)」は電線色が赤で、電線断面積が1.0mm2を示している。図5の線番9では、配線が幹配線3から枝配線4に分岐するため、枝配線4に流れる電流が少なくなるので、電線太さを小さくしてよい。そこで、線種を「(A.3)」と表記し、電線太さを0.3mm2にしている。
このような方法で記述されたシーケンス回路図では、全ての配線の線番号および線種を表現することができる。
この実施例5によれば、配線の線番号に対し接続先(どこの器具番号、端子番号からどこの器具番号、端子番号へ)と線種の一覧とを容易に作成でき、製造、試験、現地調整に有益なデータとなる。
図6は、本発明の実施例6の作図方法を示す説明図である。この実施例6は、実施例1の「配線に線番、線種を表記する方法」を具体化した他の実施例である。図6の器具1の配置は、実施例1と同じである。図6の配線3,4,5の表記方法は、代表として実施例2と同じになっているが、実施例3,4と同じでもよい。
実施例1においては、第11の工程で、同一電位の配線に全図面の中で唯一の線番を付け、第12の工程で回路機能情報から配線に線種情報(電線色、電線太さ、相色別)を付けている。これに対し、実施例6では、次のようにする。
第11の工程として、シーケンス回路図の配線3に対し実体上の配線を特定するために、同一電位の配線の幹配線に線番8を付ける。どこが幹配線かは、回路機能情報から判断する。幹配線から回路を追いかけ、枝分かれした部分以降は枝配線とし、枝配線の線番は省略する。線番は、全図面の中で唯一の番号とする。図5の実施例5の枝配線4には線番9が記述されているが、この実施例6を示す図6の枝配線4では、線番を省略している。
第12の工程として、回路機能情報から全ての配線に線種情報[電線色、電線太さ、相色別:線番8の( )内記号]を付ける。例えば、線番8の「(A1)」は、電線色が赤で電線断面積が1.0mm2であることを示している。図6の線番9では、配線が幹配線3から枝配線4に分岐するため、枝配線4に流れる電流が少なくなる。このため、電線太さを小さくしてよいので線種を「(A.3)」と表記し、電線太さを0.3mm2にしている。
図7は、実施例6の方法で作成されたシーケンス回路図を示している。このシーケンス回路図では、全ての配線の線番号および線種を表現することができる。
この実施例6によれば、実施例5と比べ枝配線の線番を省略できるので、シーケンス回路図の作成工数を削減できる。
図8は、本発明の実施例7の作図方法を示す説明図である。この実施例7では、第1の工程として実施例1から6に記載する表記方法のシーケンス回路図の器具図柄、器具番号、器具端子番号、器具端子位置、器具属性21の情報、およびシーケンス回路図の配線図柄、線番号、接続先情報、線属性22の情報を入手する。
第2の工程として、シーケンス回路図の器具図柄、器具番号、器具端子番号、器具端子位置、器具属性21の情報を、器具入力機能23にてコンピュータに入力する。器具図柄は、次のようなコンピュータで作画できる基本図形のデータ構造にして保管する。
直線:線色、線太さ、始点・折点・終点のXY座標
円弧:線色、線太さ、始点・中心点・終点のXY座標、回転方向
文字:文字色、字体、文字幅、文字高さ、文字列角度、文字列
器具入力機能23は、器具図柄をまとめてブロックとして登録、入力、削除、移動等ができ、そのブロックに器具番号、器具端子番号、器具端子位置、器具属性を関連付けてコンピュータ内に保存し、後で、ブロック単位に器具図柄、器具番号、器具端子番号、器具端子位置、器具属性を取り出せるようにしておく。そのために、ブロックは、次のようなデータ構造にしてコンピュータに保管する。
ブロック名:ブロックのユニークな名前
ブロック構成基本図形:上述の基本図形データ格納場所ポインター
ブロック属性:器具番号、器具端子番号、器具端子位置、器具属性の基本図形文字格納場所ポインター
ブロック構成点:XY座標
第3の工程として、シーケンス回路図の配線図柄、線番号、線属性22を配線入力機能24でコンピュータに入力する。配線入力機能24は、配線図形の作画、接続情報抽出ができるように、次のデータ構造で配線図柄、線番号、線属性を関連付けてコンピュータ内に保存しておく。
文字:文字色、字体、文字幅、文字高さ、文字列角度、文字列
直線:線色、線太さ、始点・折点・終点のXY座標、
線番号・線属性の文字データ格納場所ポインター
接続点:色、円直径、中心点のXY座標
第4の工程として、入力が完了したシーケンス回路図データ25から、基本図形情報を取り出し、作画機能31でコンピュータにより自動的に器具図柄、配線図柄を作画する。
第5の工程として、器具情報抽出機能26でブロックの情報に入っている器具番号、器具属性情報を抽出して、器具取付けデータ29を抽出する。
第6の工程として、配線データに入っている線番号および線属性を取り出し、その配線の図柄の始点から追いかけて、接続されているブロックの器具番号、器具端子番号を順次抽出する。
第7の工程として、実施例6を示す図6の枝配線4のように線番を省略している場合には、枝配線4にも幹配線の線番8を図8の渡り線番割付機能27で割り付ける。
第8の工程として、配線情報抽出機能28で電線加工データ30を抽出する。電線加工データ30は、線番号と線属性、接続元器具番号と端子番号、接続先器具番号と端子番号の一覧である。
以上の一連の方法によると、効率良くシーケンス回路図の作成、器具取付けデータ、電線加工データを作成することができる。
そして、図9のフローチャートに示すように実施例1ないし7に記載の方法は、各工程をコンピュータ処理できるようにしてシーケンス回路図作成用CADシステムを構成してもよい。また、実施例1ないし7に記載の方法をコンピュータに各工程を実行させるためのプログラムとして、シーケンス回路図作成用CADシステムに適用するようにしてもよい。
本発明の実施例1により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例2により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例3により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例4により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例5により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例6により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例6により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例7により作成したシーケンス回路図。 本発明の実施例1ないし7の代表例としての、実施例1における各工程を示すフローチャート。 従来のシーケンス回路図。 従来の実際的シーケンス回路図。 従来の裏面接続図。
符号の説明
1…器具、2…器具端子、3…幹配線、4…枝配線、5…V字器具接続配線、
6…T字器具接続配線、7…接続点、8…幹線番、線種記号、
9…枝線番、線種記号、10…器具接続配線、11…器具番号、
21…器具情報、22…配線情報、23…器具入力機能、24…配線入力機能、
25…記憶データ、26…器具情報抽出機能、27…渡り線番割付機能、
28…配線情報抽出機能、29…器具取付データ、30…電線加工データ、
31…作画機能、32…シーケンス回路図、41…器具位置記号、
42…器具型式、43…器具番号、44…器具端子番号、45…線番号、
46…相手器具位置記号。

Claims (9)

  1. 作画機能を有するコンピュータの画面に対象装置における個々の器具を配置し、回路機能に関する情報に基づき前記個々の器具を接続することによりシーケンス回路図を作成する方法において、
    前記対象装置における個々の器具を表す情報および回路機能を表す情報を収集し、
    前記個々の器具を回路の機能を表現できる前記画面上の所定位置に表記し、
    前記個々の器具を接続する配線を実体上の接続順に表記し、
    前記配線に線番、線種を表記する
    ことを特徴とするシーケンス回路図の作成方法。
  2. 請求項1記載のシーケンス回路図の作成方法において、
    前記配線の器具端子への接続部をV字、あるいはレ字状に表記する
    ことを特徴とするシーケンス回路図の作成方法。
  3. 請求項1記載のシーケンス回路図の作成方法において、
    前記配線を実体上の器具接続順に器具近傍に1本の母線で表記し、
    前記母線の一直線部から分岐して直角に器具端子まで1本の線を表記し、
    前記母線から分岐する箇所に黒い点を表記する
    ことを特徴とするシーケンス回路図の作成方法。
  4. 請求項1記載のシーケンス回路図の作成方法において、
    前記配線を実体上の器具接続順に器具近傍に1本の母線で表記し、
    前記母線からV字状、あるいはレ字状に分岐して2つの線分が合致する箇所から器具端子まで1本の直線で表記し、
    前記2つの線分が合致する箇所に黒い点を表記する
    ことを特徴とするシーケンス回路図の作成方法。
  5. 請求項1記載のシーケンス回路図の作成方法において、
    前記配線を実体上の接続順に表記し、
    前記配線について電流の大元の配線、および枝分かれした全ての配線に線番と線種とを表記する
    ことを特徴とするシーケンス回路図の作成方法。
  6. 請求項1記載のシーケンス回路図の作成方法において、
    前記配線を実体上の接続順に表記し、
    前記配線における同一電位の配線について前記配線における電流の大元の幹配線に線番と線種を表記し、
    前記配線における大元の幹配線から枝別れした配線に線番を省略し線種を表記する
    ことを特徴とするシーケンス回路図の作成方法。
  7. 請求項1記載のシーケンス回路図の作成方法において、
    前記コンピュータに、シーケンス回路図の器具図柄、器具番号、器具端子番号、器具端子位置、器具属性のデータ、および配線図柄、線番号、接続先情報、線属性のデータを入力し、
    入力された前記データに基づきシーケンス回路図を作画し、
    器具情報を抽出して渡り線番を割付け、配線情報を抽出する
    ことを特徴とするシーケンス回路図の作成方法。
  8. 請求項1ないし7の何れかに記載の方法をコンピュータ処理できるようにしたシーケンス回路図作成用CADシステム。
  9. 請求項1ないし7の何れかに記載の方法をコンピュータ処理できるようにしたシーケンス回路図作成用CADシステムのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178331A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 古河電気工業株式会社 車載機器制御システム
CN112861382A (zh) * 2021-03-17 2021-05-28 广东电网有限责任公司 一种在电力系统中绘制电力线路图的方法及装置

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