JP2008072687A - P−cscf高速ハンドオフシステム及びp−cscf高速ハンドオフ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】P−CSCF高速ハンドオフシステムS100において、元のP−CSCFは、モバイルノードに移動イベント一括の通知を要請し、モバイルノードから目標とするP−CSCFのアドレスとともに今にも起ころうとしている移動の通知を受信し、該情報をS−CSCFに転送し、S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを受信し、モバイルノードごとのセキュリティアソシエーション鍵を含む呼の状態情報を新たなP−CSCFに伝送し、新たなP−CSCFは、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンすることを特徴とする。
【選択図】図5
Description
3GPP2 X.S0013-002-A v1.0: "All-IP Core Network Multimedia Domain; IP Multimedia Subsystem - Stage 2," November 2005 3GPP2 X.S0013-004-A v1.0: "All-IP Core Network Multimedia Domain: IP Multimedia Call Control based on SIP and SDP - Stage 3," November 2005
図3は、MIPv4のFAによって補助されたCoAのためのMPAの使用を説明する呼の流れを表わす。MPAの背後のキーとなるメカニズムは、事前にセキュリティアソシエーションを確立することに役立ち、あるいはハンドオフの後に発生するメディアのハンドオフの遅延を削減する、事前認証および事前登録の手順である。ハンドオフの前後に発生するイベントを簡単に説明する。
・P−CSCFは、(SUBSCRIBE/NOTIFYによって)S−CSCFに、移動イベント一括(mobility event package)の通知を要請し、その逆も同様である。
・P−CSCFは、(SUBSCRIBEによって)MNにも、移動イベント一括の通知を要請する。
・移動局が以前のネットワークに存在するとき、初期のAKA手順の一部としてセキュリティアソシエーションが適切に存在し、かつゲートはオープンである。従って、HA(Home Agent(ホームエージェント))を介してMNとCH(Correspondent Host)との間の通信が進行している。
・MNは、あるポリシー判定に基づいてサブネット変更についての早期の通知を受信する。
・MNは、新たなP−CSCFおよび他の認証サーバのような近くのネットワーク要素を判定するために、あるネットワーク探索スキームを用いる。
・事前認証手順の一部として、MNは新たなP−CSCFを介してS−CSCFを用いて事前登録手順を開始する。
・この手順の結果としてAKAが行われ、新たなS−CSCFは、移動局が移動した後に発生した新たなP−CSCFにおいてセキュリティアソシエーションを確立するために用いられる鍵をS−CSCFから取得する。
・同様に、移動局と新たなP−CSCFとの間の通信を安全にするために必要な新たなセキュリティアソシエーション(SA)がMNにおいて生成される。
・元のP−CSCFから新たなP−CSCFへの状態の伝送は、S−CSCFからの通知に基づいて実行することが可能である。
・セキュリティアソシエーションおよび状態伝送の両方が完了したので、この時点で新たなネットワークにおいてゲートはオープンである。
・移動局のIP更新は、ここでは事前に行われず、従って、全ての登録メッセージは、まだFA1を通して移動する。移動局の新たなネットワークへの移動の前にMIP更新が実行されるならば、結果としてルーティングループとなるので、ハンドオフの前において防止される。
・移動局が新たなネットワークに移動し、FA2アドバタイズメントを聴取(listen)し、新たなバインディング更新を引き起こし、MIP手順が完了する。
・MIP更新が行われるとすぐに、新たなメディアが、AKA手順およびコンテキスト状態の伝送のために、通常、要求される時間の要因によって遅延することなく、新たなネットワークにおいて呼が流れる。
・移動局は、新たなP−CSCFにおいて既に確立されたセキュリティアソシエーションに影響を与えることなく、S−CSCFを用いて再登録を実行しうる。
・MPA手順および事前のAKA手順の実行によって、移動局は、レイヤ2のハンドオフおよびバインディング更新のために要する時間に制限されるパケット損失の削減の利益を受けうる。
現在のネットワークにおいてIPv6を配置するための計画は、MPAがIPv6ネットワークをサポートするためにどのように高速ハンドオフを提供するかを調査するためにも重要である。従って、IPv6とともに用いることが可能なMPAの呼の流れを説明する。FA−CoAを用いたMIPv4と異なり、IPv6の場合にはFAは存在せず、移動局は移動ごとに新たなCoAを取得する。SIP手順が含まれる限り、多かれ少なかれMIPv4の場合と同じステップに従う。しかし、FAが存在せず、AKA手順の遂行に役立つ事前登録に加えて、バインディング更新をプロアクティブに送信することが可能である。
以下、ハンドオフ処理(図4)の間に発生する一連の動作を表わす。
・P−CSCFは、(SUBSCRIBE/NOTIFYによって)S−CSCFに、移動イベント一括の通知を要請し、その逆も同様である。
・P−CSCFは、(SUBSCRIBEによって)MNにも、移動イベント一括の通知を要請する。
・移動局が以前のネットワークに存在するとき、初期のAKA手順の一部としてセキュリティアソシエーションが適切に存在し、かつゲートはオープンである。従って、HAを介してMNとCHとの間の通信が進行している。
・MNは、あるポリシー判定に基づいてサブネット変更についての早期の通知を受信する。
・MNは、新たなP−CSCFおよび他の認証サーバのような近くのネットワーク要素を判定するために、あるネットワーク探索スキームを用いる。
・事前認証手順の一部として、MNは新たなP−CSCFを介してS−CSCFを用いて事前登録手順を開始する。
・この手順の結果としてAKAが行われ、新たなS−CSCFは、移動局が移動した後に発生した新たなP−CSCFにおいてセキュリティアソシエーションを確立するために用いられる鍵をS−CSCFから取得する。
・同様に、移動局と新たなP−CSCFとの間の通信を安全にするために必要な新たなセキュリティアソシエーション(SA)がMNにおいて生成される。
・同時に、元のP−CSCFから新たなP−CSCFへのQoSおよび価格情報のコンテキスト伝送を開始するように、S−CSCFは元のP−CSCFに通知することが可能である。
・新たなP−CSCFを介してAKA手順が行われ、かつコンテキスト伝送が完了すると、新たなネットワークにおいてゲートがオープンする。
・MPA手順の一部として、移動局は、以前のネットワークに存在する間に新たな気付アドレスを取得している。
・プロアクティブなバインディング更新を送信し、従って、HAを通る双方向のトンネルなしで、新たなPDSNを通してメディアが流れることを可能とする。
・ある時点で、あるポリシーに基づいて、移動局は、新たなネットワークに移動することを決定し、かつ接続点を変更する。
・SAが既に確立されたので、コンテキスト伝送が完了し、ゲートが既にオープンし、従って、新たなネットワークを通してメディアが流れる。
・導入される唯一の遅延は、レイヤ2のハンドオフのための遅延である。
・S−CSCFおよびP−CSCFは、移動イベント一括をサポートする。
・P−CSCFの間でコンテキスト伝送プロトコル(CXTP(Context Transfer Protocol))が利用可能である。
・P−CSCFの間、および、S−CSCFとP−CSCFとの間にSAが存在する。
図5は、元のP−CSCFが、S−CSCFからコマンドを受信した後に、MNごとのSA鍵を含む呼の状態情報を新たなP−CSCFに伝送するシナリオについての呼の流れを表わす。
ハンドオーバ前:
・P−CSCFは、(SUBSCRIBE/NOTIFYによって)S−CSCFに、移動イベント一括の通知を要請し、その逆も同様である。
・P−CSCFは、(SUBSCRIBEによって)MNに、移動イベント一括の通知を要請する。
・MNは、サブネット変更についての早期の通知を受信する。
・MNは、目標とするP−CSCFの(新たな)アドレスとともに今にも起ころうとしている移動をP−CSCFに通知し、P−CSCFはそれを(NOTIFYによって)S−CSCFに転送する。
・S−CSCFは、新たなP−CSCFのアドレスを(NOTIFYによって)P−CSCFに送信する。
・元のP−CSCFは、MNごとのSA鍵を含む呼の状態情報を新たなP−CSCFに伝送する。
・新たなP−CSCFは、MNのためのSAを確立し、新たなPDSNにおいてMNのためのゲートをオープンする。
・MNは、ハンドオーバに関する確定した通知を受信し、新たなアクセスリンクに接続する。
ハンドオーバ後:
・MNは、インタフェースアドレスが変更されると、HAにMIPバインディング更新を送信する。
・移動局が結合のアクノリッジを受信するとすぐにメディアの流れが再開する。そして、それによってハンドオーバが完了する。
・MNは、インタフェースアドレスが変更されると、SIP登録メッセージ(REGISTER)を送信する。P−CSCFはそれをS−CSCFに転送する。
・MNおよびS−CSCFは、通常のAKA手順によって登録処理を完了する。
・全ての入ってくる呼が新たなP−CSCFに転送される。
図6は、元のP−CSCFが呼の状態情報(例えば、QoSおよびCDR(Call Detail Record(呼詳細記録)))を伝送し、かつS−CSCFが新たなP−CSCFに鍵情報を伝送するシナリオについての呼の流れを表わす。しかし、この場合において、S−CSCFから生じるコンテキスト伝送のためのコマンドは上述のものと同様である。ここでの唯一の相違は鍵の伝送である。以下、どのように動作するかを表わす。
ハンドオーバ前:
・P−CSCFは、(SUBSCRIBE/NOTIFYによって)S−CSCFに、移動イベント一括の通知を要請し、その逆も同様である。
・P−CSCFは、(SUBSCRIBEによって)MNにも、移動イベント一括の通知を要請する。
・MNは、サブネット変更についての早期の通知を受信する。
・MNは、目標とするP−CSCFの(新たな)アドレスとともに今にも起ころうとしている移動をP−CSCFに通知し、P−CSCFはそれを(NOTIFYによって)S−CSCFに転送する。
・S−CSCFは、新たなP−CSCFのアドレスを(NOTIFYによって)P−CSCFに送信する。
・S−CSCFは、SA鍵を(NOTIFYによって)新たなP−CSCFに送信する。
・新たなP−CSCFは、MNのためのSAを確立し、新たなPDSNにおいてMNのためのゲートをオープンする。
・P−CSCFは、呼の状態情報を新たなP−CSCFに伝送する。
・MNは、ハンドオーバに関する確定した通知を受信し、新たなアクセスリンクに接続する。
ハンドオーバ後:
・全てのステップは図5と同様である。
プロアクティブなハンドオーバシステム(S200)およびハンドオーバの遅延の両方の部分が図6に別々に表わされている。
・S−CSCFおよびP−CSCFは、移動イベント一括をサポートする。
・P−CSCFの間でコンテキスト伝送プロトコル(CXTP)が利用可能である。
・P−CSCFの間、および、S−CSCFとP−CSCFとの間にSAが存在する。
図7は、元のP−CSCFが、S−CSCFからコマンドを受信した後に、MNごとのSA鍵を含む呼の状態情報を新たなP−CSCFに伝送するシナリオについての呼の流れを表わす。以下、どのように動作するかを表わす。
ハンドオーバ前:
・MNは、ハンドオーバに関する通知を受信し、かつ新たなアクセスリンクに接続する。従って、ハンドオーバが発生する。
ハンドオーバ後:
・MNは、インタフェースアドレスが変更されると、MIPバインディング更新を送信する。
・MNは、新たなP−CSCFにSIP登録を元のP−CSCFのアドレスとともに送信し、新たなP−CSCFは(REGISTERによって)それをS−CSCFに転送する。
・S−CSCFは、元のP−CSCFに新たなP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンド(例えば、CXTPのためのコマンド)を送信する。
・元のP−CSCFは、新たなP−CSCFにSA鍵を含むコンテキストを伝送する(プッシュモデル)。
・MNおよび新たなP−CSCFの両方はそれらの間にSAを確立し、メディアのためのゲートをオープンする。
・メディアの流れが再開する。
・また、MNおよびS−CSCFは、通常のAKA手順を介して登録処理を完了する。
・全ての入ってくる呼が新たなP−CSCFに転送される。
図8は、S−CSCFからコマンドを受信した後に、新たなP−CSCFが元のP−CSCFからMNごとのSA鍵を含む呼の状態情報をフェッチするシナリオについての呼の流れを表わす。以下、どのように動作するかを表わす。
ハンドオーバ前:
・上述したのと同様である。
ハンドオーバ後:
・MNは、インタフェースアドレスが変更されると、MIPバインディング更新を送信する。
・MNは、新たなP−CSCFにSIP登録を元のP−CSCFのアドレスとともに送信し、新たなP−CSCFは(REGISTERによって)それをS−CSCFに転送する。
・S−CSCFは、元のP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを新たなP−CSCFに送信する。
・新たなP−CSCFは、元のP−CSCFからSA鍵を含むコンテキストをフェッチする(プルモデル)。
・MNおよび新たなP−CSCFの両方はそれらの間にSAを確立し、メディアのためのゲートをオープンする。
・メディアの流れが再開する。
・また、MNおよびS−CSCFは、通常のAKA手順を介して登録処理を完了する。
・全ての入ってくる呼が新たなP−CSCFに転送される。
リアクティブなハンドオーバシステム(S400)およびハンドオーバの遅延の両方が図8に表わされている。
図9は、元のP−CSCFが呼の状態情報(例えば、QoSおよびCDR)を伝送し、かつS−CSCFが新たなP−CSCFに鍵情報を伝送するシナリオについての呼の流れを表わす。しかし、この場合において、S−CSCFから生じるコンテキスト伝送のためのコマンドは上述のものと同様である。ここでの唯一の相違は鍵の伝送である。以下、どのように動作するかを表わす。
ハンドオーバ前:
・上述したのと同様である。
ハンドオーバ後:
・MNは、インタフェースアドレスが変更されると、MIPバインディング更新を送信する。
・MNは、新たなP−CSCFにSIP登録を元のP−CSCFのアドレスとともに送信し、新たなP−CSCFは(REGISTERによって)それをS−CSCFに転送する。
・S−CSCFは、新たなP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを元のP−CSCFに送信する。
・S−CSCFは、新たなP−CSCFにSA鍵を送信する。
・元のP−CSCFは、新たなP−CSCFにコンテキスト(例えば、QoSおよびCDR)を伝送する(プッシュモデル)。
・新たなP−CSCFはMNのためのSAを確立し、新たなPDSNにおいてMNのためのゲートをオープンする。
・メディアの流れが再開する。
・また、MNおよびS−CSCFは、通常のAKA手順を介して登録処理を完了する。
・全ての入ってくる呼が新たなP−CSCFに転送される。
リアクティブなハンドオーバシステム(S500)およびハンドオーバの遅延の両方が図9に表わされている。
図10は、新たなP−CSCFが元のP−CSCFから呼の状態情報(例えば、QoSおよびCDR)をフェッチし、かつS−CSCFが新たなP−CSCFに鍵情報を伝送するシナリオについての呼の流れを表わす。しかし、この場合において、S−CSCFから生じるコンテキスト伝送のためのコマンドは上述のものと同様である。ここでの唯一の相違は鍵の伝送である。以下、どのように動作するかを表わす。
ハンドオーバ前:
・上述したのと同様である。
ハンドオーバ後:
・MNは、インタフェースアドレスが変更されると、MIPバインディング更新を送信する。
・MNは、新たなP−CSCFにSIP登録を元のP−CSCFのアドレスとともに送信し、新たなP−CSCFは(REGISTERによって)それをS−CSCFに転送する。
・S−CSCFは、元のP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを新たなP−CSCFに送信する。
・S−CSCFは、新たなP−CSCFにSA鍵を送信する。
・新たなP−CSCFは、元のP−CSCFからコンテキストをフェッチする(プルモデル)。
・新たなP−CSCFはMNのためのSAを確立し、新たなPDSNにおいてMNのためのゲートをオープンする。
・メディアの流れが再開する。
・また、MNおよびS−CSCFは、通常のAKA手順を介して登録処理を完了する。
・全ての入ってくる呼が新たなP−CSCFに転送される。
リアクティブなハンドオーバシステム(S600)およびハンドオーバの遅延の両方が図10に表わされている。
目標となるプロキシにおけるセキュリティアソシエーションは、プロアクティブなAKAの実行によって事前に設定することが可能である。移動局が以前のネットワークに存在する場合でも、プロアクティブなAKAを用いて、移動局は目標となるP−CSCFを介して事前登録することが可能である。あるネットワーク探索メカニズムを用いて、移動局は、近くのネットワークにおける第1ホップのプロキシ(P−CSCF)を決定し、かつホームS−CSCFを用いて登録するが、現在のアウトバウンドプロキシとして新たなP−CSCFを用いる。登録処理によってAKA処理が確立されるので、新たなP−CSCFを用いて新たなセキュリティアソシエーションが確立される。新たなセキュリティアソシエーションが確立されるので、新たなネットワークにおけるPDSNにおいてゲートをオープンするために役立つ。これは、AKA手順およびゲートのオープンに関する遅延を防止する。しかし、他の問題が存在し、例えば、S−CSCFにおけるアウトバウンドのP−CSCFの二重の登録を維持することは調査が必要な問題である。S−CSCFが現在のネットワークのP−CSCFおよび新たなネットワークのP−CSCFの両方のアドレスを用いて少ない時間について同時の登録を維持可能であることが重要である。また、これは、移動局が、同時に移動局に2つの異なるセキュリティアソシエーションを有することを可能とする。P−CSCFごとに別個のセキュリティアソシエーションが存在する。移動局が新たなネットワークに移動するとすぐに、元のセキュリティアソシエーション(以前のネットワークにおける移動局とP−CSCFとの間のセキュリティアソシエーション)が削除されるが、移動局は、移動局と新たなP−CSCFとの間に確立された新たなセキュリティアソシエーションを保持する。
図11は、初期の登録の間のIPSec SAの生成を示す。訪問先ネットワークにおけるブートアップにおいて、移動ノードは、訪問先ネットワーク1のP−CSCFを介してS−CSCFを用いてSIP登録手順を実行する。一連のSIP登録処理の間に、移動局は、P−CSCFを用いてIPSec SAを確立する。シナリオは、IPSec SAの確立が成功していない場合も示す。結果として、登録失敗として表わされているように、SIP登録が失敗する。このシナリオに関するメッセージの流れは、図12に表わされている。
・P−CSCFおよびMNにおいてSA鍵を事前設定し、SIP登録処理を介してIPSec SAの生成を引き起こす。SA生成の失敗は、P−CSCFにおいて意図的に誤って設定される鍵によって示すことができる。
・SIP登録手順の一部としてS−CSCFからP−CSCFに鍵を伝送する。
実装に先立って、我々の作業の第1フェーズの範囲内でこれらの代替の実現可能性を調査し、適切と考えられる1つを決定する。
・TCP/IP上の簡単なコンテキスト伝送プロトコル(CXTP)の実装を用いて元のP−CSCFから新たなP−CSCFに鍵を伝送する。
・S−CSCFからP−CSCFに鍵を伝送する。UEが移動しようとしていることを示す通知を元のP−CSCFからS−CSCFに送信する。
S−CSCFエージェントは、訪問先ネットワークにおけるP−CSCFからのGetKeyおよびMoveNotifyメッセージを聴取する。GetKeyメッセージはパラメータとしてMNのIPアドレスを含み、そのMNのための鍵検索を引き起こす。検索が完了すると、エージェントは、要求しているP−CSCFに、パラメータとして鍵データおよびMNのIPアドレスとともにKeyMsgを送信する。MoveNotifyメッセージは、MNが移動を意図する次のP−CSCFのアドレスとともに、P−CSCFの変更を意図するMNのアドレスを含む。そして、エージェントは、MNのための現在の鍵を検索し、次のP−CSCFに、パラメータとして鍵情報およびMNのIPアドレスを含むKeyMsgを送信する。そして、MNの現在のP−CACFに、MNおよびMNが移動しようとしている次のP−CSCFのIPアドレスとともにコンテキスト伝送実行メッセージを送信する。
Claims (12)
- IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフシステムであって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFと、新たなP−CSCFとを備え、
元のP−CSCFは、モバイルノードに移動イベント一括の通知を要請し、モバイルノードから目標とするP−CSCFのアドレスとともに今にも起ころうとしている移動の通知を受信し、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送し、該S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを受信し、モバイルノードごとのセキュリティアソシエーション鍵を含む呼の状態情報を新たなP−CSCFに伝送し、
新たなP−CSCFは、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンする、
ことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフシステム。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフシステムであって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFと、新たなP−CSCFとを備え、
元のP−CSCFは、モバイルノードに移動イベント一括の通知を要請し、モバイルノードから目標とするP−CSCFの新たなアドレスとともに今にも起ころうとしている移動の通知を受信し、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送し、該S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを受信し、
新たなP−CSCFは、S−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を受信し、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンする、
ことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフシステム。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフシステムであって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFと、新たなP−CSCFとを備え、
新たなP−CSCFは、モバイルノードからSIP登録および元のP−CSCFのアドレスを受信し、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送し、
元のP−CSCFは、S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信し、新たなP−CSCFにセキュリティアソシエーション鍵を含むコンテキストを伝送し、
新たなP−CSCFは、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンする、
ことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフシステム。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフシステムであって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFと、新たなP−CSCFとを備え、
新たなP−CSCFは、モバイルノードからSIP登録および元のP−CSCFのアドレスを受信し、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送し、S−CSCFから元のP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信し、元のP−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を含むコンテキストを取得し、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンする、
ことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフシステム。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフシステムであって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFと、新たなP−CSCFとを備え、
新たなP−CSCFは、モバイルノードからSIP登録および元のP−CSCFのアドレスを受信し、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送し、S−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を受信し、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンし、
元のP−CSCFは、S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信し、新たなP−CSCFにコンテキストを伝送する、
ことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフシステム。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフシステムであって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFと、新たなP−CSCFとを備え、
新たなP−CSCFは、モバイルノードからSIP登録および元のP−CSCFのアドレスを受信し、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送し、S−CSCFから元のP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信し、S−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を受信し、元のP−CSCFからコンテキストを取得し、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンする、
ことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフシステム。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフ方法であって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFが、モバイルノードに移動イベント一括の通知を要請するステップと、
モバイルノードが、目標とするP−CSCFのアドレスとともに今にも起ころうとしている移動を元のP−CSCFに通知するステップと、
元のP−CSCFが、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送するステップと、
元のP−CSCFが、該S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを受信するステップと、
元のP−CSCFが、モバイルノードごとのセキュリティアソシエーション鍵を含む呼の状態情報を新たなP−CSCFに伝送するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンするステップと、
を含むことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフ方法。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフ方法であって、
モバイルノードがハンドオーバする前の元のP−CSCFが、モバイルノードに移動イベント一括の通知を要請するステップと、
モバイルノードが、目標とするP−CSCFのアドレスとともに今にも起ころうとしている移動を元のP−CSCFに通知するステップと、
元のP−CSCFが、該モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送するステップと、
元のP−CSCFが、該S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを受信するステップと、
新たなP−CSCFが、S−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を受信するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンするステップと、
を含むことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフ方法。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフ方法であって、
モバイルノードが、SIP登録およびハンドオーバする前の元のP−CSCFのアドレスを、新たなP−CSCFに送信するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送するステップと、
元のP−CSCFが、S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信するステップと、
元のP−CSCFが、新たなP−CSCFにセキュリティアソシエーション鍵を含むコンテキストを伝送するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンするステップと、
を含むことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフ方法。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフ方法であって、
モバイルノードが、SIP登録およびハンドオーバする前の元のP−CSCFのアドレスを、新たなP−CSCFに送信するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送するステップと、
新たなP−CSCFが、S−CSCFから元のP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信するステップと、
新たなP−CSCFが、元のP−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を含むコンテキストを取得するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンするステップと、
を含むことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフ方法。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフ方法であって、
モバイルノードが、SIP登録およびハンドオーバする前の元のP−CSCFのアドレスを、新たなP−CSCFに送信するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送するステップと、
元のP−CSCFが、S−CSCFから新たなP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信するステップと、
新たなP−CSCFが、S−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を受信するステップと、
元のP−CSCFが、新たなP−CSCFにコンテキストを伝送するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンするステップと、
を含むことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフ方法。 - IMS/MMDアーキテクチャのためのP−CSCF高速ハンドオフ方法であって、
モバイルノードが、SIP登録およびハンドオーバする前の元のP−CSCFのアドレスを、新たなP−CSCFに送信するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードから受け取った情報をS−CSCFに転送するステップと、
新たなP−CSCFが、S−CSCFから元のP−CSCFのアドレスを含むCTPコマンドを受信するステップと、
新たなP−CSCFが、S−CSCFからセキュリティアソシエーション鍵を受信するステップと、
新たなP−CSCFが、元のP−CSCFからコンテキストを取得するステップと、
新たなP−CSCFが、モバイルノードのためのセキュリティアソシエーションを確立し、新たなPDSNにおいてモバイルノードのためのゲートをオープンするステップと、
を含むことを特徴とするP−CSCF高速ハンドオフ方法。
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