JP2008072539A - 送信電力増幅装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信信号の周波数の変化に応じて電力増幅器の入力レベルの制限を調節でき、オーバーシュートを防止できる送信電力増幅装置を提供する。
【解決手段】 本発明の送信電力増幅装置100は、送信信号の周波数を周波数情報制御回路20の周波数情報変換回路21が抽出してデジタルナ信号に変換し、その変換した周波数に応じた振幅制限用バイアス電圧がバイアス電圧調整回路24から振幅制限回路14に与えられる。したがって、振幅制限回路14は、送信信号の周波数に対応して適切な電力増幅器15に対する入力レベルの制限を自動的に与えることができ、ひいては、送信電力増幅装置100のオーバーシュートの発生を防止することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の送信電力増幅装置100は、送信信号の周波数を周波数情報制御回路20の周波数情報変換回路21が抽出してデジタルナ信号に変換し、その変換した周波数に応じた振幅制限用バイアス電圧がバイアス電圧調整回路24から振幅制限回路14に与えられる。したがって、振幅制限回路14は、送信信号の周波数に対応して適切な電力増幅器15に対する入力レベルの制限を自動的に与えることができ、ひいては、送信電力増幅装置100のオーバーシュートの発生を防止することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、送信電力増幅装置に関し、特に、電力増幅器への入力レベルを制限することにより電力増幅器に対するオーバーシュートを防止する送信電力増幅装置に関する。
従来、送信電力増幅装置では、立ち上がり時のオーバーシュートを発生させない技術が特開平10−22761号公報に開示されているが、立ち上がり以降の対応が充分とは言えない。他の技術としては、電力増幅器の入力レベルの過入力を抑える技術が考えられる。例えば、図3および図4のブロック図で表されるような送信電力増幅装置である。この送信電力増幅装置200においては、変調器41の出力を電圧制御可変減衰器42、励振増幅器43、振幅制限回路44、電力増幅器45、方向性結合器46を通して送信出力として送出している。他方、方向性結合器46は、送信出力のレベルを抽出し、検波器47で検波し、検波したレベルに対応して自動レベル制御回路48が電圧制御可変減衰器42の減衰量を調節して送信出力を一定にしている。
この場合、自動レベル制御回路48の制御遅れなどによって発生するオーバーシュートなどを原因とする電力増幅器45の過入力を防止するために振幅制限回路44が配置されている。オーバーシュートが発生すると電力増幅器45の破損などが引き起こされるからである。図4に示されるように振幅制限回路44においては、互いに逆向きのダイオードDC,DDが信号ラインとグランドとの間に接続されている。電力増幅器45の入力信号が正極性で過入力であればダイオードDCで制限(順方向電圧VFで制限)され、入力信号が負極性で過入力であればダイオードDDで制限される。したがって、電力増幅器45の入力信号が±VFを超えることはないように考えられる。
上述したように、従来の送信電力増幅装置においては、振幅制限回路を配置することによって、立ち上がり以降の対応も可能になるが、送信信号の周波数の変化に対応して、電力増幅器および励振増幅器の利得が変化することを考慮すると上述の対応の内容では充分でない。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、送信信号の周波数の変化に応じて電力増幅器の入力レベルの制限を調節し、送信信号の周波数の変化によるオーバーシュートを防止できる送信電力増幅装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る送信電力増幅装置は、電力増幅器への入力レベルを制限することにより電力増幅器に対するオーバーシュートを防止する送信電力増幅装置において、与えられる振幅制限用バイアス電圧に応じて電力増幅器への入力レベルの制限を調節できる振幅制限回路と、送信信号の周波数情報をデジタルデータに変換する周波数情報変換回路と、周波数情報変換回路のデジタルデータに対応して、前記入力レベルの制限を生成するための制限電圧設定値を出力する制限電圧記憶回路と、制限電圧記憶回路が出力する制限電圧設定値に基づいて、振幅制限用バイアス電圧を生成して振幅制限回路に与えるバイアス電圧調整回路とを有する。
この発明は上述のように構成されているので、送信信号の周波数情報を周波数情報変換回路がデジタルデータに変換し、そのデジタルデータの周波数に応じた振幅制限用バイアス電圧がバイアス電圧調整部から振幅制限回路に与えられる。他方、振幅制限回路は、振幅制限用バイアス電圧に応じて、送信信号の周波数の変動に伴う利得の違いの影響を受けないように電力増幅器への入力レベルの制限を調節する。
以上に詳述したように本発明によれば、送信信号の周波数情報を周波数情報変換回路がデジタルデータに変換し、そのデジタルデータの周波数に応じた振幅制限用バイアス電圧がバイアス電圧調整部から振幅制限回路に与えられる。他方、振幅制限回路は、振幅制限用バイアス電圧に応じて、送信信号の周波数の変動に伴う利得の違いの影響を受けないように電力増幅器への入力レベルの制限を調節する。したがって、送信信号の周波数に変化があっても利得の違いの影響を受けずに動作は安定しており、オーバーシュートも確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の送信電力増幅装置の実施の形態を示すブロック図、図2は、図1の送信電力増幅装置の振幅制限回路および周波数情報制御回路を詳細に示すブロック図である。図1で示される送信電力増幅装置100において、変調器11からの送信信号は、電圧制御可変減衰器12で適切な減衰量で減衰され、励振増幅器13に引き渡される。励振増幅器13は、引き渡された信号を電力増幅器15での増幅に適するレベルまで増幅する。振幅制限回路14は、周波数情報制御回路20の制御の下で励振増幅器13からの信号に振幅制限(電力増幅器15の入力レベルの制限)を与える。電力増幅器15は、振幅制限回路14からの信号を電力増幅する。
方向性結合器16は、電力増幅器15の出力を送信出力として出力するとともに、送信出力に対応するレベルの信号を送信出力から抽出して検波器17に引き渡す。検波器17で検波された出力は、自動レベル制御回路18に引き渡される。自動レベル制御回路18は、受け取った検波レベルに対応して送信出力を一定にするように電圧制御可変減衰器12の減衰量を調節する。さらに、周波数情報制御回路20は、扱う送信信号の周波数に対応して振幅制限回路14の振幅制限量(電力増幅器15の入力レベルの制限量)を調節する。
この場合、図1の送信電力増幅装置100の励振増幅器13と電力増幅器15との間に、電力増幅器15の過入力を防止するために配置されている振幅制限回路14は、信号ラインにアノードが接続されたダイオードDAと、カソードが接続されたダイオードDBと、一端がダイオードDAのカソードに他端がグランドに接続されたコンデンサCAと、一端がダイオードDBのアノードに他端がグランドに接続されたコンデンサCBと、一端がダイオードDAのカソードに接続されたチョークコイルLAと、一端がダイオードDBのアノードに接続されたチョークコイルLBとを有する。コンデンサCA,CBは、雑音を除去して直流バイアスをダイオードDA,DBに与えるために用いられ、また、チョークコイルLA,LBは、信号ラインからバイアス電圧調整回路24への影響(交流信号の影響)を阻止するために用いられている。
さらに、上述の振幅制限回路14の振幅制限(電力増幅器15の入力レベルの制限)を調節する周波数情報制御回路20は、周波数情報変換回路21と、制御電圧記憶回路22と、D/A変換器23と、バイアス電圧調整回路24とから構成されている。周波数情報変換回路21は、変調器11の出力に関する周波数情報を検出しデジタルデータで出力する。制御電圧記憶回路22は、周波数情報変換回路21が出力するデジタルデータに対応して記憶している制限電圧設定値(デジタル値)を出力する。この場合の制限電圧設定値とは、電力増幅器15の入力レベルの制限を行なうための値である。D/A変換器23は、デジタルな制限電圧設定値をアナログデータに変換する。
バイアス電圧調整回路24は、アナログデータに変換された制限電圧設定値に基づいて、チョークコイルLA,LBを介してダイオードDA,DBに直流バイアスを与える。この直流バイアスによって、電力増幅器15の入力レベルには送信信号の周波数に対応した制限が与えられ、過入力が防止される。このように、送信信号の周波数に対応した過入力防止が行なわれることにより、送信電力増幅装置100のいわゆるオーバーシュートの発生が阻止され、送信信号の周波数変化に対してもより強靭な送信電力増幅装置が実現される。
11 変調器、12 電圧制御可変減衰器、13 励振増幅器、14 振幅制限回路、15 電力増幅器、16 方向性結合器、17 検波器、18 自動レベル制御回路、20 周波数情報制御回路、21 周波数情報変換回路、22 制御電圧記憶回路、23 D/A変換器、24 バイアス電圧調整回路、100 送信電力増幅装置、DA,DB ダイオード、CA,CB コンデンサ、LA,LB チョークコイル。
Claims (1)
- 電力増幅器への入力レベルを制限することにより電力増幅器に対するオーバーシュートを防止する送信電力増幅装置において、
与えられる振幅制限用バイアス電圧に応じて電力増幅器への入力レベルの制限を調節できる振幅制限回路と、
送信信号の周波数情報をデジタルデータに変換する周波数情報変換回路と、
周波数情報変換回路のデジタルデータに対応して、前記入力レベルの制限を生成するための制限電圧設定値を出力する制限電圧記憶回路と、
制限電圧記憶回路が出力する制限電圧設定値に基づいて、振幅制限用バイアス電圧を生成して振幅制限回路に与えるバイアス電圧調整回路とを有する送信電力増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006250283A JP2008072539A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | 送信電力増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008072539A true JP2008072539A (ja) | 2008-03-27 |
Family
ID=39293707
Family Applications (1)
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JP2006250283A Withdrawn JP2008072539A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | 送信電力増幅装置 |
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JP (1) | JP2008072539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112929794A (zh) * | 2021-01-26 | 2021-06-08 | 歌尔科技有限公司 | 音效调节方法、装置、设备及存储介质 |
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2006
- 2006-09-15 JP JP2006250283A patent/JP2008072539A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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