JP2008070064A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008070064A JP2008070064A JP2006250314A JP2006250314A JP2008070064A JP 2008070064 A JP2008070064 A JP 2008070064A JP 2006250314 A JP2006250314 A JP 2006250314A JP 2006250314 A JP2006250314 A JP 2006250314A JP 2008070064 A JP2008070064 A JP 2008070064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- frequency
- heating chamber
- body case
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
【解決手段】周壁に開口部6を有するほぼ円筒状の本体ケース5、本体ケース5の開口部6に対応して周壁に開口部21を有し下部に載置台22が設けられて本体ケース5内に設置されたほぼ円筒状の加熱室20、加熱室20内に収容された被加熱物を加熱するための高周波を発振する高周波発振器26、高周波発振器26より発振された高周波を加熱室20に導く導波管27、及び高周波発振器26を制御する制御基板29を備えた本体1と、本体1の開口部を開閉する扉50とを有し、扉50を本体ケース5の外周に沿ってスライド自在に配設した。
【選択図】図3
Description
また、直方体形状の加熱室では、加熱室内の寸法に依存した高周波のモード(電界の強弱分布)が発生し、必ずしも効率のよい加熱が行えない場合もあった。
また、直方体形状の加熱室は扉を機体前方に開放させることから、扉の開状態における作業寸法が必要であるという問題があった。
また、円筒軸に垂直な面に扉を持つ円筒形状の加熱室は扉を機体前方に開放させることから、扉の開状態における作業寸法が必要であるという問題があった。
図1は本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置の斜視図、図2は図1の高周波加熱装置の扉を開いた状態の斜視図、図3は図1の分解状態を示す斜視図、図4は図1のA−A断面図、図5は図1の要部の斜視説明図、図6は図5の本体の底面図、図7は図1の本体の底面斜視図、図8は図1のB−B一部断面図である。
図1〜図4において、高周波加熱装置は、内部にほぼ円筒形の加熱室20を備えたほぼ円筒状の本体ケース5からなる本体1と、この本体1が回動自在に載置されたほぼ円筒状の基台40と、本体1の外周面に沿ってスライドする扉50とによって構成されている。
この場合、各部品はケーブル(図示せず)によって接続されているが、接続するケーブルの長さに余裕を持たせておき、本体1を回動した際に接続不良を起こさないようにしてある。なお、本体1の回転領域を例えば360°以下に限定するため、ストッパー(図示せず)などを設置してもよい。
そして、基台40の上部内周に設けたフランジ42によって、本体ケース5の下部のフランジ30a〜30cに設けたローラ31a〜31cを受けている(以下、受け部という)。このローラ31a〜31cの受け部となる基台40のフランジ42には、レールや溝(図示せず)などを設け、本体1が基台40からはずれないようになっている。
チョーク板金53による高周波漏洩防止効果は、波長のλ/4の長さを構成するチョーク経路を設置することによりもたらされる。扉50の開口部52からチョーク板金53の凸部53aと本体ケース5の隙間を経由し、チョーク箱体53bに至る経路をλ/4に設定することで、高周波漏洩を防止することができる。
扉ケース51の上面には、図4に示すように、本体ケース5の天板7の周縁部近傍に設けた掘り込みレール10aと嵌合する第1の凸部57a(図4の下側に向かう)が設けられ、扉ケース51の下面には、本体ケース5の底面と当接してスライドする第2の凸部57b(図4の左側に向かう)が設けられている。こうして、扉ケース22を本体1の外周にはめ込んで、はずれることなくスライドすることができるようにしてある。
そして、図4及び図7(基台40を外して、斜め下からみた図)に示すように、扉50のスライド用の電動装置である駆動モータ58が、その出力歯車59と扉50下部の第2の凸部57bに設けた内歯歯車(図示せず)と直接又は中間歯車を介してリンクしており、駆動モータ58が回転することで、扉50が回動するようになっている。
まず、扉50を本体ケース5の外周面に沿ってスライドさせて、扉50を開放する。この際、操作パネル9の対応ボタンを押して、図7に示すように、扉スライド用の駆動モータ58を駆動し、この駆動が出力歯車59を介して扉20下部の凸部57bの内歯歯車に伝達され、扉50が図9(a)の閉じた状態から、矢印イ方向に回動して図9(b)の状態を経て、図9(c)の開いた状態になる。扉50を開放後、加熱室20に被加熱物を載置する。ついで、操作パネル9の対応ボタンを押して、扉50を閉じる。なお、扉50の開閉は、手動で行うようにしてもよい。
一方、従来のように、加熱室の形状を直方体形状にした場合の高周波電界集中効果は、図10(b)に示すようになる。すなわち、加熱室20aに高周波(2.45GHz)を励起した場合の電磁界解析の結果は、高周波電界の強い部分X(電界分布のうち色の濃い部分)が加熱室20a内のあらゆる部分に点在することになる。
図11は本発明の実施の形態2に係る高周波加熱装置を示す説明図である。
実施の形態1では開閉する扉が1枚である場合について説明したが、実施の形態2では、2枚の扉を左右開きに設置したものである。
図に示すように、扉は第1の扉50aと第2の扉50bの2枚からなり、この2枚の扉50a、50bが左右両方向にスライドするようになっている。スライド方式は、実施の形態1と同様に、例えば駆動モータ58を駆動し、又は手動により開閉することができる。
2枚の第1、第2の扉50a、50bの合わせ目からの電波漏洩については、合わせ目を金属などの導電性の素材を用いて密着させ、あるいは金属製にしなくても、ドアケース樹脂の肉厚を薄くし、右チョークと左チョークの隙間を極力小さくする(2mm以下)ことによって抑制することができる。
Claims (11)
- 周壁に開口部を有するほぼ円筒状の本体ケース、該本体ケースの開口部に対応して周壁に開口部を有し下部に載置台が設けられて前記本体ケース内に設置されたほぼ円筒状の加熱室、該加熱室内に収容された被加熱物を加熱するための高周波を発振する高周波発振器、該高周波発振器より発振された高周波を前記加熱室に導く導波管、及び前記高周波発振器を制御する制御基板を備えた本体と、
該本体の開口部を開閉する扉とを有し、
前記扉を前記本体ケースの外周に沿ってスライド自在に配設したことを特徴とする高周波加熱装置。 - 周壁に開口部を有するほぼ円筒状の本体ケース、該本体ケースの開口部に対応して周壁に開口部を有し下部に載置台が設けられて前記本体ケース内に設置されたほぼ円筒状の加熱室、該加熱室内に収容された被加熱物を加熱するための高周波を発振する高周波発振器、該高周波発振器より発振された高周波を前記加熱室に導く導波管、及び前記高周波発振器を制御する制御基板が前記加熱室の載置台の下部に設けられた本体と、
該本体の開口部を前記本体ケースの外周に沿ってスライド自在に開閉する扉と、
前記加熱室の載置台の下部に設けた高周波発振器、導波管及び制御基盤を収容する電気室を備えた基台とを有し、
前記本体を前記基台上に回動可能に設置したことを特徴とする高周波加熱装置。 - 前記扉を前記本体ケースの外周に沿って左右に開閉可能な2枚扉で構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の高周波加熱装置。
- 前記扉を電動装置によって開閉することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高周波加熱装置。
- 前記扉に高周波漏洩防止装置を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の高周波加熱装置。
- 前記加熱室の壁面にヒータを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の高周波加熱装置。
- 前記加熱室内に被加熱物を回転させるターンテーブルを設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の高周波加熱装置。
- 前記本体ケースの上部開口部に、中央部に前記加熱室を透視する透視窓を有し該透視窓の周縁に操作パネルが設けられた天板を取付けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の高周波加熱装置。
- 前記天板又は透視窓を、微細多開口処理を施した金属製板材で形成したことを特徴とする請求項8に記載の高周波加熱装置。
- 前記天板又は透視窓を、金属酸化膜により導電性を付与したガラスで形成したことを特徴とする請求項8又は9に記載の高周波加熱装置。
- 前記本体ケースの下面に複数のローラを設け、前記基台に該ローラの受け部を設けたことを特徴とする請求項2〜10のいずれかに記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006250314A JP2008070064A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006250314A JP2008070064A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008070064A true JP2008070064A (ja) | 2008-03-27 |
Family
ID=39291797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006250314A Pending JP2008070064A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008070064A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108317554A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-07-24 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
WO2019153563A1 (zh) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
WO2019192052A1 (zh) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50118541U (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-27 | ||
JPS5141155U (ja) * | 1974-09-21 | 1976-03-26 | ||
JPS51149456U (ja) * | 1975-05-23 | 1976-11-30 | ||
JPS5246345U (ja) * | 1975-09-29 | 1977-04-01 | ||
JPS5432851U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-03 | ||
JPS58158208U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | 株式会社東芝 | 加熱調理装置 |
JPS63113230A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-18 | Toshiba Corp | 加熱調理装置 |
JPH02114805U (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-13 | ||
JPH05126342A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-05-21 | Hitachi Home Tec Ltd | 加熱調理器 |
JP2000002428A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置及びその製造方法 |
JP2001355844A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理装置 |
JP2005026092A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波加熱装置 |
-
2006
- 2006-09-15 JP JP2006250314A patent/JP2008070064A/ja active Pending
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50118541U (ja) * | 1974-03-12 | 1975-09-27 | ||
JPS5141155U (ja) * | 1974-09-21 | 1976-03-26 | ||
JPS51149456U (ja) * | 1975-05-23 | 1976-11-30 | ||
JPS5246345U (ja) * | 1975-09-29 | 1977-04-01 | ||
JPS5432851U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-03 | ||
JPS58158208U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | 株式会社東芝 | 加熱調理装置 |
JPS63113230A (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-18 | Toshiba Corp | 加熱調理装置 |
JPH02114805U (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-13 | ||
JPH05126342A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-05-21 | Hitachi Home Tec Ltd | 加熱調理器 |
JP2000002428A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置及びその製造方法 |
JP2001355844A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理装置 |
JP2005026092A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Mitsubishi Electric Corp | 高周波加熱装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108317554A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-07-24 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
WO2019153563A1 (zh) * | 2018-02-08 | 2019-08-15 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
WO2019192052A1 (zh) * | 2018-04-03 | 2019-10-10 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1708546A2 (en) | Microwave oven | |
US20070204847A1 (en) | Oven and door assembly for oven | |
JP2007139245A (ja) | 高周波加熱調理装置 | |
JP2008070064A (ja) | 高周波加熱装置 | |
JP2006207874A (ja) | 加熱調理器 | |
EP2816290A1 (en) | Heating cooker | |
US20050173422A1 (en) | Cooking device | |
US20070029317A1 (en) | Microwave oven | |
US7342208B2 (en) | Linearly Reciprocating Tray for Microwave oven | |
US8384001B2 (en) | Microwave oven and reciprocating tray apparatus thereof | |
KR20070000260A (ko) | 전자레인지의 전자파 누설 방지 장치 | |
KR20060136230A (ko) | 전자레인지의 전자파 누설 방지 장치 | |
KR101266102B1 (ko) | 전자 레인지 | |
KR20050118517A (ko) | 전자렌지 | |
JP7313312B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5057871B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2002349867A (ja) | 電子レンジ | |
KR200229364Y1 (ko) | 전자레인지의 턴테이블 구동장치 | |
CA2528271C (en) | Microwave oven | |
KR200386429Y1 (ko) | 전자레인지 | |
JPH06338387A (ja) | 高周波加熱装置 | |
KR100786080B1 (ko) | 마이크로파를 이용한 가열 장치 | |
JPH10201609A (ja) | 複合加熱炊飯器 | |
JP2004156861A (ja) | 電子レンジ | |
KR200386427Y1 (ko) | 전자레인지 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090603 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100105 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20100301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100720 |